JP2002165394A - 永久磁石内蔵型同期モータ - Google Patents

永久磁石内蔵型同期モータ

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JP2002165394A JP2001269973A JP2001269973A JP2002165394A JP 2002165394 A JP2002165394 A JP 2002165394A JP 2001269973 A JP2001269973 A JP 2001269973A JP 2001269973 A JP2001269973 A JP 2001269973A JP 2002165394 A JP2002165394 A JP 2002165394A
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悟 小野寺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりもコギングトルクと通電時のトルク
脈動を共に抑制することができる永久磁石内蔵型同期モ
ータを提供する。 【解決手段】 2p個の磁気的な突極部9…及び10…
を、ロータコア7の周方向に1個置きに等間隔に位置す
る第1のグループのp個の磁気的な突極部9…と周方向
に1個置きに等間隔に位置する第2のグループのp個の
磁気的な突極部10…とから構成する。第1のグループ
のp個の磁気的な突極部9…の開角α1を、前記第2の
グループのp個の磁気的な突極部10…の開角α2より
も小さくする。そして開角α1及び開角α2を、α2−
α1≒2β−(2n−1)τsの式を満たすように定め
る。nは自然数であり、βはシャフトの中心から隣接す
る2つの磁気的な突極部の中心を通る2本の突極部仮想
中心線(CL1,CL2)間の角度であり、τsはステ
ータコアのスロットピッチである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータコアに複数
の永久磁石を内蔵し、隣り合う永久磁石の間にそれぞれ
磁気的な突極部を有するロータコアを備えた永久磁石内
蔵型同期モータに関するものであり、特にロータの磁気
的な突極部に起因して発生するリラクタンストルクと永
久磁石によるトルクを利用する永久磁石内蔵型同期モー
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平8−205499公報には、ロー
タコアの外周面上に装着した複数の永久磁石磁極間のコ
アに磁気的な突極部を設け、これら突極部の位置を周方
向にずらすことによりトルク脈動の発生を抑制した同期
モータが開示されている。この同期モータでは、ロータ
の回転方向が一方向に限定されている。
【0003】また特開平8−256455号公報には、
リラクタンス同期モータのロータの磁気的な突極部の磁
極幅を変更したり、一部の対の磁気的な突極部の位置を
周方向にずらすことにより、リラクタンス同期モータの
脈動トルクの発生を抑制する技術が開示されている。
【0004】そして特開平11−18328号公報に開
示された従来の永久磁石内蔵型同期モータでは、永久磁
石磁極間コアの開角をθとし、永久磁石磁極間コアの幅
に対応するティースの各端面のうち最も離れた二つの端
面の先端と、回転軸中心とを結ぶ2本の直線が成す角度
の最小値をθminと永久磁石磁極間コアの幅に対応す
るティースにおけるティースヘッドの各端部のうち最も
離れた二つの端部と、回転軸中心とを結ぶ2本の直線が
成す角度の最大値をθmaxとしたときに、θmin≦
θ≦θmaxとなるように永久磁石磁極間コアの幅を設
定して、コギングトルクの発生を抑制している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の永久磁石内蔵型
同期モータでは、永久磁石磁極間コアの開角θはティー
スの数と型状寸法から決定されるθmin≦θ≦θma
xとしている。しかし、ステータの毎極毎相スロット数
qに応じて、それぞれの永久磁石磁極間におけるトルク
発生のタイミングが異なるため、この従来技術では、コ
ギングトルクやトルク脈動を十分に抑制することができ
ない。
【0006】本発明の目的は、従来よりもコギングトル
クと通電時のトルク脈動を共に抑制することができる永
久磁石内蔵型同期モータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ステータコア
の複数の磁極部に1相以上の巻線を施してなるステータ
と、極対数がp(但しpは1以上の正の整数)で、シャ
フトに固定されたロータコアの内部に周方向に間隔を開
けて2p個の永久磁石が内蔵され、該2p個の永久磁石
により前記ロータコアの外周に2p個の永久磁石磁極部
が形成され且つ前記永久磁石磁極部を間に挟むように2
p個の磁気的な突極部が形成されているロータとを具備
する永久磁石内蔵型同期モータを改良の対象とする。な
おここで1個の永久磁石とは、物理的に1個の永久磁石
の場合だけでなく、複数の永久磁石によって構成されて
磁気的に1個の永久磁石とみなすことができる場合を含
むものである。
【0008】本発明では、2p個の永久磁石磁極部を、
周方向に1個置きに等間隔に位置する第1のグループの
p個の永久磁石磁極部と周方向に1個置きに等間隔に位
置する第2のグループのp個の永久磁石磁極部とから構
成する。また2p個の磁気的な突極部も、周方向に1個
置きに等間隔に位置する第1のグループのp個の磁気的
な突極部と周方向に1個置きに等間隔に位置する第2の
グループのp個の磁気的な突極部とから構成する。そし
て第1のグループのp個の磁気的な突極部の開角α1
を、第2のグループのp個の磁気的な突極部の開角α2
よりも小さくする。その上で開角α1及び開角α2を、下
記の式を満たすように定める。
【0009】α2−α1≒2β−(2n−1)τs ここにnは自然数であり、βはシャフトの中心から隣接
する2つの磁気的な突極部の中心を通る2本の突極部仮
想中心線(CL1,CL2)間の角度であり、τsはス
テータコアのスロットピッチ[単位はrad]である。
なおロータコアの永久磁石磁極部の外周面部分の輪郭形
状は、円弧または楕円の円弧により構成してもよい。
【0010】上記のように第1のグループのp個の磁気
的な突極部の開角α1と第2のグループのp個の磁気的
な突極部の開角α2の寸法を定めると、第1及び第2の
グループの2p個の磁気的な突極部の開角を一定にした
従来の同期モータと比べて、トルク脈動を抑制して、ト
ルクリップルを大幅に小さくできる。
【0011】この場合において、第1のグループのp個
の磁気的な突極部の磁極面の曲率半径R1を、第2のグ
ループのp個の磁気的な突極部の磁極面の曲率半径R2
よりも小さくすると、曲率半径R1とR2とを同じにし
た場合と比べて、トルクリップルを小さくすることがで
きる。なおトルクを大きくするためには、曲率半径R1
及びR2は、それぞれ隣接する永久磁石磁極部の磁極面
の端部の曲率半径よりも大きく、しかもR1<R2とな
る値を選定するのが望ましい。但しトルクの大きさを犠
牲にして、トルクリップルをより小さくするためには、
曲率半径R1及びR2をそれぞれ隣接する永久磁石磁極
部の磁極面の端部の曲率半径よりも小さくしてもよいの
は勿論である。
【0012】この場合において、隣接する2つの永久磁
石磁極部と隣接する2つの永久磁石磁極部間に位置する
磁気的な突極部によって形成されるロータコアの外周面
部分形状が、シャフトの中心から隣接する2つの永久磁
石磁極部の間に位置する磁気的な突極部の中心を通る突
極部仮想中心線(CL1,CL2)を中心にして線対称
になり、且つロータコアの外周面形状を周方向に360
°/pの角度範囲の外周面部分形状がすべて等しくなる
p等配形状になるように、2p個の永久磁石磁極部及び
2p個の磁気的な突極部の形状を定めるのが好ましい。
このようにすると、磁気的な突極部の開角を異ならせた
場合でも、周方向の磁気的なバランスは釣り合いがとれ
ているため、各相の電圧不平衡やロータ偏心力は生じな
い。
【0013】そして永久磁石磁極部の磁極面を円弧面ま
たは楕円の円弧面によって形成する場合には、永久磁石
磁極部の磁極面とステータコアの複数の磁極部の磁極面
との間に形成されるギャップの寸法δdを、下記の式を
満たすまたはほぼ満たすように定められるのが好まし
い。
【0014】 δd=δd0/cos[p(θm−θdm)] ここに、δd0はギャップの寸法の最小値であり、θm
はシャフトの中心から隣接する2つの永久磁石磁極部の
間に位置する磁気的な突極部の中心を通る2つの突極部
仮想中心線(CL1,CL2)の中心を通る仮想中心線
CL3から開角α1を有する磁気的な突極部側への角度
である。そしてθdmはギャップの寸法が最小値になる
仮想線PL3から仮想中心線CL3までの角度である。
【0015】上記式において、θdm=0°とした場合
のギャップは、いわゆる一般的なcosecギャップを
形成するものであり、このようなギャップ構成を採用す
ると、モータの回転方向を問わず、ギャップ中の永久磁
石からの磁束密度分布を正弦波に近づけることができ、
コギングトルクを抑制することができる。
【0016】ここでコギングトルクを最小にするための
θdmは後述する角度ψ1及びψ2を用いるとθdm≒
(ψ2−ψ1)/2の式によって定まる。しかしギャッ
プ中の永久磁石からの磁束密度分布が正弦波から大きく
崩れている場合には、(1/6)×x×τs≦θdm≦
(1/2)×x×τsの範囲で、コギングトルクが最小
となる値が存在する。ここでxはθdm≒(ψ2−ψ
1)/2≒(1/4)×x×τsと近似したときに、θ
dmが(ψ2−ψ1)/2の値に最も近くなる自然数で
ある。
【0017】更に上記の条件を満たした上で、仮想中心
線(CL3)とシャフトの中心から永久磁石磁極部の磁
極面の周方向の両端を通る2本の仮想線(PL1,PL
2)のうち開角α2を有する磁気的な突極部側に位置す
る仮想線(PL1)との間の角度ψ1と、仮想中心線
(CL3)とシャフトの中心から永久磁石磁極部の磁極
面の周方向の両端を通る2本の仮想線(PL1,PL
2)のうち開角α1を有する磁気的な突極部側に位置す
る仮想線(PL2)との間の角度ψ2とが、下記の条件
式を満たすようにする。
【0018】 ψ2>ψ1 ψ2−ψ1≒0.5(2m−1)τs−(180°/p) ψ2+ψ1≒u・τs α1+α2≦(360°/p)−2(ψ2+ψ1) ここに、m及びuは任意の自然数である。この条件を満
たすようにすると、コギングトルクを最小の値に近づけ
ることができる上、トルクリップルも抑制することがで
きる。
【0019】なお前述のギャップの寸法δdが、いわゆ
るcosecギャップを形成しないモータにおいても、
上記の角度ψ2,ψ1と開角α1,α2との関係を成立
させるようにすると、コギングトルク及びトルクリップ
ルを小さくすることができる。
【0020】そして更にα1及びα2並びにψ2及びψ
1を、下記の式を満たすようにすると、コギングトルク
を最小の値に近づけることができて、しかもトルクリッ
プルも最小の値に近づけることができる。
【0021】 (180°/2p)+(α1/2)−ψ2≒(1/4)(2v1−1)τs (180°/2p)+(α2/2)−ψ1≒(1/4)(2v2−1)τs ここにv1及びv2は任意の自然数である。
【0022】なおロータコアに永久磁石の周方向の両側
に空隙により第1及び第2の非磁性部を形成する場合に
おいて、第1の非磁性部は開角がα1の磁気的な突極部
側に位置し、第2の非磁性部は開角がα2の磁気的な突
極部側に位置するものとしたときに、第1及び第2の非
磁性部の形状は、横断面積が同じかまたは第2の非磁性
部の横断面形状が第1の非磁性部の横断面形状よりも大
きくなるようにするのが好ましい。このような非磁性部
を設けると、永久磁石からの磁束の漏れ(短絡)を抑制
できることと、永久磁石の減磁を防止できる。しかしな
がら本発明では開角α1及びα2を異ならせているた
め、永久磁石の磁束の漏れ易さや永久磁石減磁のし易さ
は、永久磁石の周方向の両端で異なってくる。すなわち
α1<α2の場合には、α2側の永久磁石の端部からの
磁束の漏れがα1側の永久磁石の端部からの磁束の漏れ
より大きくなる。そのため、α2側の永久磁石の端部に
おける減磁量がα1側の永久磁石の端部における減磁量
よりも大きくなる。このような観点から、α2側の永久
磁石の端部からの磁束の漏れとその部分における減磁を
積極的に抑制するために、第2の非磁性部の横断面積を
第1の非磁性部の横断面積よりも大きくしている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の永久
磁石内蔵型同期モータの一実施の形態のステータとロー
タの構成を示す図である。図1において、符号1で示し
た部材は、珪素鋼板を積層して構成された環状のヨーク
2と、この環状のヨークの内周側に周方向に所定の間隔
を開けて配置された磁極部を構成する複数のティース3
と、隣接する2つのティース3の間に形成されたスロッ
ト4と、これらのティース3に3相の巻線が順次巻装さ
れて形成された図示しない巻線部とを備えてなるステー
タである。ヨーク2とティース3とによりステータコア
が構成されている。
【0024】この例のステータ1は、スロット数Nsが
48で、極対数pが4で、相数が3であるため、毎極毎
相スロット数qは、q=48/(2×4×3)=2とな
る。そしてスロットピッチτsがτs=7.5°であ
る。
【0025】また符号5で示した部材は、ロータであ
る。このロータ5は、シャフト6に固定されたロータコ
ア7の内部に周方向に間隔を開けて配置された8つの永
久磁石8…を内蔵しており、しかも隣り合う2つの永久
磁石8の間にそれぞれ磁気的な突極部9…及び10…を
有している。ロータコア7の外周部には、磁気的な突極
部9…及び10…を明確に形成するために、径方向と軸
線方向に延びる複数の溝が11…が形成されている。永
久磁石8の径方向外側に位置するロータコア7の外周面
部分が8つの永久磁石磁極部12を構成している。なお
ロータコア7も、ステータコアと同様に珪素鋼板を積層
して構成されており、永久磁石8…が内蔵される部分に
永久磁石を挿入する貫通孔を有している。永久磁石8
は、横断面形状が矩形状をなすものである。
【0026】この例では、8個の永久磁石磁極部12…
及び8個の磁気的な突極部9…及び10…の形状は、隣
接する2つの永久磁石磁極部と隣接する2つの永久磁石
磁極部間に位置する磁気的な突極部によって形成される
ロータコア7の外周面部分形状が、シャフト6の中心か
ら隣接する2つの永久磁石磁極部の間に位置する磁気的
な突極部の中心を通る突極部仮想中心線CL1,CL2
を中心にして線対称になり、しかもロータコア7の外周
面形状が周方向に90°の角度範囲の外周面部分形状が
すべて等しくなる4等配形状になるように定められてい
る。
【0027】8個の磁気的な突極部は、周方向に1個置
きに等間隔に位置する第1のグループの4個の磁気的な
突極部9…と周方向に1個置きに等間隔に位置する第2
のグループの4個の磁気的な突極部10…とから構成さ
れている。そして第1のグループの4個の磁気的な突極
部9…の開角α1は、第2のグループの4個の磁気的な
突極部10…の開角α2よりも小さい。この例では、ス
テータコア7のスロットピッチが7.5°であり、スロ
ットオープニングが2.1°であるから、開角α2は1
5°であり、開角α1は7.5°である。なおこの場合
の開角α2の好ましい範囲は、12.9°≦α2≦1
7.1°の値であり、開角α1の好ましい範囲は5.4
°≦α1≦9.6°の値である。
【0028】なお開角α1及び開角α2の関係を一般的に
式で表せば、両者は下記の式(1)を満たすように定め
ればよい。
【0029】 α2−α1≒(2β)−(2n−1)τs ・・・(1) ここに、nは自然数であり、βはシャフトの中心から隣
接する2つの磁気的な突極部の中心を通る2本の突極部
仮想中心線(CL1,CL2)間の角度であり、τsは
前記ステータコアのスロットピッチである。本実施の形
態では、n=6である。この式を満たせば、トルクリッ
プルを従来よりも大幅に低減できる。
【0030】図2は、本発明の第2の実施の形態の永久
磁石内蔵型同期モータで用いるロータの構成を示す図で
ある。この実施の形態が、図1の実施の形態と異なるの
は、ロータコア7に永久磁石8…の周方向の両側に形成
した空隙によって一対の非磁性部13を設けた点であ
る。4つの磁気的な突極部9・・・および4つの磁気的
な突極部10・・・のそれぞれの開角α1及びα2は、
図1の実施の形態と同様にして定められている。溝11
の開角は、角度βd−α1で求めることができ、この例
では1.875°である。なお角度βdは、βd≒(1
/2)(2n−1)τsにより定まる。ここでもnは任
意の自然数である。
【0031】図3は、請求項9の発明に対応する第3の
実施の形態の永久磁石内蔵型同期モータのロータの構成
を示す図である。この実施の形態が、図2の実施の形態
と異なるのは、溝11…の開角(周方向の開口寸法)を
図2の実施の形態の溝11の開角よりも大きくして、永
久磁石磁極12の周方向の長さ寸法を小さくした点であ
る。その他の構造は図2の実施の形態と同じである。こ
の実施の形態では、溝11の開角(βf−α1)を3.
75°にしている。ここでβfは、βf≒(1/4)
(2n−1)τsにより定まる。ここでもnは任意の自
然数である。
【0032】図4は、図1乃至図3の実施の形態につい
て、トルクリップル含有率を測定したデータである。図
4において、Aは8つの磁気的な突極部の開角を一定の
値(8.75°)にした従来の永久磁石内蔵型同期モー
タのトルクリップル含有率である。そして図4のB,C
及びDが、図1乃至図3の永久磁石内蔵型同期モータの
トルクリップル含有率を示している。この図から、本発
明の実施の形態によれば、トルクリップルを大幅に低減
できることが分かる。
【0033】図5は本発明の永久磁石内蔵型同期モータ
の第4の実施の形態のロータの構成を示す図である。ス
テータコア側の構成は図1の実施の形態と同じである。
図4においては、図1に示した実施の形態と同様の部分
に図1に付した符号と同じ符号を付してある。この実施
の形態では、8個(2p個)の永久磁石磁極部12a…
及び12b…を、周方向に1個置きに等間隔に位置する
第1のグループの4個(p個)の永久磁石磁極部12a
…と周方向に1個置きに等間隔に位置する第2のグルー
プの4個(p個)の永久磁石磁極部12b…とから構成
されている。また8個(2p個)の磁気的な突極部9…
及び10…も、周方向に1個置きに等間隔に位置する第
1のグループの4個(p個)の磁気的な突極部9…と周
方向に1個置きに等間隔に位置する第2のグループの4
個(p個)の磁気的な突極部10…とから構成されてい
る。そして第1のグループの4個の磁気的な突極部9…
の開角α1を、第2のグループの4個の磁気的な突極部
10…の開角α2よりも小さくしている。この実施の形
態でも、開角α1及び開角α2は、上記(1)式を満た
している。
【0034】具体的には、ステータコアのスロットピッ
チが、7.5°であり、スロットオープニングが2.1
°であるから、開角α2は12.9°≦α2≦17.1
°の値が好ましく、また開角α1は5.4°≦α1≦
9.6°の値で好ましい。この例では、α2を16°と
し、α1を6.5°にしている。
【0035】またこの例では、隣接する2つの永久磁石
磁極部12a及び12bと隣接する2つの永久磁石磁極
部12a及び12b間に位置する磁気的な突極部9又は
10によって形成されるロータコア7の外周面部分形状
が、シャフト6の中心から隣接する2つの永久磁石磁極
部12a及び12bの間に位置する磁気的な突極部9又
は10の中心を通る突極部仮想中心線CL1,CL2を
中心にして線対称になり、且つロータコア7の外周面形
状を周方向に90°(360°/p)の角度範囲の外周
面部分形状がすべて等しくなる4等配形状(p等配形
状)になるように、8個の永久磁石磁極部12a…及び
12b…及び8個の磁気的な突極部9…及び10…の形
状を定めている。このようにすると、磁気的な突極部9
…及び10…の開角α1及びα2を異ならせた場合でも、
周方向の磁気的なバランスは釣り合いがとれているた
め、各相の電圧不平衡やロータ偏心力は生じない。
【0036】またこの例では、永久磁石磁極部12a…
及び12b…の磁極面とステータコアの複数の磁極部の
磁極面との間に形成されるギャップの寸法δdが、下記
(2)の式を満たしていわゆるcosecギャップにな
るようにように定められている。
【0037】 δd=δd0/cos[p(θm−θdm)] ・・・(2) ここに、δd0はギャップの寸法の最小値であり、θm
はシャフトの中心から隣接する2つの永久磁石磁極部の
間に位置する磁気的な突極部の中心を通る2つの突極部
仮想中心線(CL1,CL2)の中心を通る仮想中心線
CL3から開角α1を有する磁気的な突極部側への角度
であり、θdmはギャップの寸法が最小値になる仮想線
PL3から仮想中心線CL3までの角度である。
【0038】ここでコギングトルクを最小にするための
θdmは後述する角度ψ1及びψ2を用いるとθdm≒
(ψ2−ψ1)/2の式によって定まる。しかしギャッ
プ中の永久磁石からの磁束密度分布が正弦波から大きく
崩れている場合には、(1/6)×x×τs≦θdm≦
(1/2)×x×τsの範囲で、コギングトルクが最小
となる値が存在する。ここでxはθdm≒(ψ2−ψ
1)/2≒(1/4)×x×τsと近似したときに、θ
dmが(ψ2−ψ1)/2の値に最も近くなる自然数で
ある。
【0039】永久磁石磁極部12a及び12bの磁極面
の形状は、上記式により定まる値に近い値になるように
円弧または楕円の弧により定められている。
【0040】またこの例では、開角α1の磁気的な突極
部9の曲率半径R1を、開角α2の磁気的な突極部の曲
率半径R2よりも小さくしている。第1のグループのp
個の磁気的な突極部の磁極面の曲率半径R1を、第2の
グループのp個の磁気的な突極部の磁極面の曲率半径R
2よりも小さくすると、曲率半径R1とR2とを同じに
した場合と比べて、トルクリップルを小さくすることが
できる。なおトルクを大きくするためには、曲率半径R
1及びR2は、それぞれ隣接する永久磁石磁極部の磁極
面の端部の曲率半径よりも大きく、しかもR1<R2と
なる値を選定するのが望ましい。図6は、この曲率半径
を変えた場合における効果を確認するために、Mode
l1からModel3を図示の条件で作ってトルクリッ
プル含有率を測定した結果を示している。この測定結果
から判るように、R1<R2にしたModel3の場合
において、トルクリップル含有率が最も小さくなること
が判る。
【0041】上記式において、θdm=0°とした場合
のギャップは、いわゆる一般的なcosecギャップを
形成するものであり、このようなギャップ構成を採用す
ると、モータの回転方向を問わず、ギャップ中の永久磁
石からの磁束密度分布を正弦波に近づけることができ、
コギングトルクを抑制することができる。更にθdmを
1/6スロットピッチ〜1/2スロットピッチの範囲の
値とした場合には、ギャップ中の永久磁石からの正弦波
磁束分布を正弦波状に維持した状態で、飛躍的にコギン
グトルクを抑制することができる。ちなみに図5の実施
例では、θmを2°に設定している。
【0042】またこの実施の形態では、仮想中心線CL
3とシャフト6の中心から永久磁石磁極部12aまたは
12bの磁極面の周方向の両端を通る2本の仮想線PL
1及びPL2のうち開角α2を有する磁気的な突極部1
0側に位置する仮想線PL1との間の角度ψ1と、仮想
中心線CL3とシャフト6の中心から永久磁石磁極部1
2aまたは12bの磁極面の周方向の両端を通る2本の
仮想線PL1及びPL2のうち開角α1を有する磁気的
な突極部9側に位置する仮想線PL2との間の角度ψ2
とが、下記の条件式(3)乃至(6)を満たすようにな
っている。
【0043】 ψ2>ψ1 ・・・(3) ψ2−ψ1≒0.5(2m−1)τs−(180°/p) ・・・(4) ψ2+ψ1≒u・τs ・・・(5) α1+α2≦(360°/p)−2(ψ2+ψ1) ・・・(6) ここに、pは極対数、m及びuは任意の自然数である。
この条件を満たすようにすると、コギングトルクを最小
の値に近づけることができる。
【0044】具体的には、この例において、角度ψ1は
11.025°≦ψ1≦15.225°の範囲の値が好
ましく、また角度ψ2は14.775°≦ψ2≦18.
975°の範囲の値で、しかも角度ψ1及び角度ψ2
は、1.65°≦ψ2−ψ1≦5.85°及び27.9
°≦ψ2+ψ1≦32.1°の関係を満たすものが好ま
しい。
【0045】この例では、角度ψ1を13.125°と
し、角度ψ2を16.875°としている。この角度
は、τs=7.5°、p=4、m=7、u=4として、
上記(4)式及び(5)式にこれらの値を代入すると、 ψ2−ψ1≒0.5(2m−1)τs−(180°/p) ・・・(4) ψ2+ψ1≒u・τs ・・・(5) ψ2−ψ1=0.5(2m−1)τs−(180°/p)=0.5×(2×7 −1)×7.5−(180/4)=3.75° ψ2+ψ1=u・τs=4×7.5=30° となり、この二つの式からψ1=13.125°とψ2
=16.875°が求まる。
【0046】またこの角度ψ1及びψ2の値に基づい
て、コギングトルクを最小にするためのθdm及びθd
mの最適値範囲を求めると、θdm=(ψ2−ψ1)/
2=(16.875−13.125)/2=1.875
°となる。よってθdm=1.875°でコギングトル
クを最小にすることができる。ここで前述のθdm≒
(ψ2−ψ1)/2≒(1/4)×x×τsの式を満た
すxを求めると、(1/4)×x×τs=1.875を
満たすxは1となる。
【0047】したがってθdmの範囲を求める前述の
(1/6)×x×τs≦θdm≦(1/2)×x×τs
の式に、x=1とτs=7.5°とを入れると、1.2
5°≦θdm≦3.75°が、θdmの最適値範囲とし
て定まる。
【0048】また図7に示すように、溝11a及び11
bの周方向の幅(開度)を2.25°と1.5°に設定
している。またこの例では、図7に示すように、ロータ
コア7に形成する1つの永久磁石に対する第1及び第2
の非磁性部13a及び13bの形状を異ならせている。
【0049】この実施の形態において、α1及びα2並
びにψ2及びψ1を、下記の式(7)式及び(8)式を
満たすようにすると、トルクリップルを最小の値に近づ
けることができる。
【0050】 (180°/2p)+(α1/2)−ψ2=(1/4)(2v1−1)τs …(8) (180°/2p)+(α2/2)−ψ1=(1/4)(2v2−1)τs …(9) ここにv1及びv2は任意の自然数である。
【0051】この例では上記(8)及び(9)の条件を
満たすように各部の角度を設定している。
【0052】トルクリップルを最小にする各部の角度の
条件は、上記(3)式、(4)式、(5)式及び(6)
式の連立方程式を解くことにより得られる。図8は、8
極48スロットで分布巻の同期モータにおいて、コギン
グトルクを最小にするψ2とψ1とmとの関係を示す図
である。縦軸はψ2であり、横軸はψ1である。図8に
おいては、丸印の点が選択したmとuとの値によって定
まるトルクリップルが最小になる条件点である。
【0053】図9は、上記(1),(8)及び(9)式
から得たα1とα2とnとの関係を示している。本発明
を実施する場合には、この関係を満たすようにα1とα
2の関係を定めれば、トルクリップルを最小にすること
ができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、コギングトルクが抑制
できて、しかもトルク脈動を抑制できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の永久磁石内蔵型同期モータの第1の
実施の形態の構成を概念的に示す図である。
【図2】 本発明の永久磁石内蔵型同期モータの第2の
実施の形態の永久磁石内蔵型同期モータで用いるロータ
の構成を示す図である。
【図3】 本発明の永久磁石内蔵型同期モータの第3の
実施の形態の永久磁石内蔵型同期モータで用いるロータ
の構成を示す図である。
【図4】 図1乃至図3の実施の形態について、トルク
リップル含有率を測定したデータである。
【図5】 本発明の永久磁石内蔵型同期モータの第4の
実施の形態の構成を概念的に示す図である。
【図6】 曲率半径R1とR2とを変えた場合における
トルクリップルの低減効果を示す図である。
【図7】 図5の実施の形態の部分拡大図である。
【図8】 8極48スロットで分布巻の同期モータにお
いて、コギングトルクを最小にするψ2とψ1とχの関
係を示す図である。
【図9】 (1),(8)及び(9)式から得たトルク
リップルを最小にするα1とα2の関係を示している。
【符号の説明】
1 ステータ 2 ヨーク 3 ティース(磁極部) 4 スロット 5 ロータ 6 シャフト 7 ロータコア 8 永久磁石 9,10 磁気的な突極部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松下 学 東京都豊島区北大塚一丁目15番1号 山洋 電気株式会社内 Fターム(参考) 5H002 AA01 AB07 AE07 AE08 5H621 AA02 BB07 HH01 HH04 JK02 JK03 5H622 AA02 CA02 CA07 CA14 CB01 CB05 PP03 PP10 PP19

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコアの複数の磁極部に1相以上
    の巻線を施してなるステータと、 極対数がp(但しpは1以上の正の整数)で、シャフト
    に固定されたロータコアの内部に周方向に間隔を開けて
    2p個の永久磁石が内蔵され、該2p個の永久磁石によ
    り前記ロータコアの外周に2p個の永久磁石磁極部が形
    成され且つ前記永久磁石磁極部を間に挟むように2p個
    の磁気的な突極部が形成されているロータとを具備する
    永久磁石内蔵型同期モータであって、 前記2p個の磁気的な突極部は、前記周方向に1個置き
    に等間隔に位置する第1のグループのp個の磁気的な突
    極部と前記周方向に1個置きに等間隔に位置する第2の
    グループのp個の磁気的な突極部とから構成され、 前記第1のグループのp個の磁気的な突極部の開角α1
    は、前記第2のグループのp個の磁気的な突極部の開角
    α2よりも小さく、 前記開角α1及び開角α2は、下記の式を満たすように
    定められていることを特徴とし、 α2−α1≒2β−(2n−1)τs ここにnは自然数であり、βは前記シャフトの中心から
    隣接する2つの前記磁気的な突極部の中心を通る2本の
    突極部仮想中心線(CL1,CL2)間の角度であり、
    τsは前記ステータコアのスロットピッチであることを
    特徴とする永久磁石内蔵型同期モータ。
  2. 【請求項2】 前記第1のグループのp個の磁気的な突
    極部の磁極面の曲率半径R1が、前記第2のグループの
    p個の磁気的な突極部の磁極面の曲率半径R2よりも小
    さいことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石内蔵型
    同期モータ。
  3. 【請求項3】 前記2p個の永久磁石磁極部及び前記2
    p個の磁気的な突極部の形状は、 隣接する2つの永久磁石磁極部と前記隣接する2つの永
    久磁石磁極部間に位置する前記磁気的な突極部とによっ
    て形成される前記ロータコアの外周面部分形状が、前記
    シャフトの中心から前記隣接する2つの永久磁石磁極部
    の間に位置する前記磁気的な突極部の中心を通る前記突
    極部仮想中心線(CL1,CL2)を中心にして線対称
    になり、 且つ前記ロータコアの外周面形状が周方向に360°/
    pの角度範囲の外周面部分形状がすべて等しくなるp等
    配形状になるように定められている請求項1または2に
    記載の永久磁石内蔵型同期モータ。
  4. 【請求項4】 前記永久磁石磁極部の磁極面は、円弧面
    または楕円の円弧面によって形成されており、 前記永久磁石磁極部の前記磁極面と前記ステータコアの
    前記複数の磁極部の磁極面との間に形成されるギャップ
    の寸法δdが、下記の式を満たすまたはほぼ満たすよう
    に定められることを特徴とし、 δd=δd0/cos[p(θm−θdm)] ここに、δd0は前記ギャップの寸法の最小値であり、
    前記θmは前記シャフトの中心から前記隣接する2つの
    永久磁石磁極部の間に位置する前記磁気的な突極部の中
    心を通る2つの前記突極部仮想中心線(CL1,CL
    2)の中心を通る仮想中心線(CL3)から前記開角α
    1を有する前記磁気的な突極部側への角度であり、前記
    θdmは前記ギャップの寸法が最小値になる仮想線(P
    L3)から前記仮想中心線(CL3)までの角度である
    請求項2に記載の永久磁石内蔵型同期モータ。
  5. 【請求項5】 仮想中心線(CL3)と前記シャフトの
    中心から前記永久磁石磁極部の磁極面の周方向の両端を
    通る前記2本の仮想線(PL1,PL2)のうち前記開
    角α2を有する前記磁気的な突極部側に位置する仮想線
    (PL1)との間の角度ψ1と、仮想中心線(CL3)
    と前記シャフトの中心から前記永久磁石磁極部の磁極面
    の周方向の両端を通る前記2本の仮想線(PL1,PL
    2)のうち前記開角α1を有する前記磁気的な突極部側
    に位置する仮想線(PL2)との間の角度ψ2とが、下
    記の条件式を満たし、 ψ2>ψ1 ψ2−ψ1≒0.5(2m−1)τs−(180°/
    p) ψ2+ψ1≒u・τs α1+α2≦(360°/p)−2(ψ2+ψ1) ここに、m及びuは任意の自然数である請求項2,3ま
    たは4に記載の永久磁石内蔵型同期モータ。
  6. 【請求項6】 前記α1及びα2並びに前記ψ2及びψ
    1が、更に下記の式を満たし、 (180°/2p)+(α1/2)−ψ2≒(1/4)(2v1−1)τs (180°/2p)+(α2/2)−ψ1≒(1/4)(2v2−1)τs ここにv1及びv2は任意の自然数である請求項5に記
    載の永久磁石内蔵型同期モータ。
  7. 【請求項7】 前記ロータコアには前記永久磁石の前記
    周方向の両側に空隙により第1及び第2の非磁性部が形
    成されており、 前記第1の非磁性部は前記開角がα1の前記磁気的な突
    極部側に位置し、前記第2の非磁性部は前記開角がα2
    の前記磁気的な突極部側に位置し、 前記第1及び第2の非磁性部の形状は、横断面積が同じ
    かまたは前記第2の非磁性部の横断面形状が前記第1の
    非磁性部の横断面形状よりも大きくなるように異なって
    いることを特徴とする請求項1,2,3,4,5または
    6に記載の永久磁石内蔵型同期モータ。
  8. 【請求項8】 ステータコアの複数の磁極部に3相の巻
    線を施してなるステータと、 極対数が4で、シャフトに固定されたロータコアの内部
    に周方向に間隔を開けて8個の永久磁石が内蔵され、該
    8個の永久磁石により前記ロータコアの外周に8個の永
    久磁石磁極部が形成され且つ前記永久磁石磁極部を間に
    挟むように8個の磁気的な突極部が形成されているロー
    タとを具備する永久磁石内蔵型同期モータであって、 前記8個の永久磁石磁極部は、前記周方向に1個置きに
    等間隔に位置する第1のグループの4個の永久磁石磁極
    部と前記周方向に1個置きに等間隔に位置する第2のグ
    ループの4個の永久磁石磁極部とから構成され、 前記8個の磁気的な突極部は、前記周方向に1個置きに
    等間隔に位置する第1のグループの4個の磁気的な突極
    部と前記周方向に1個置きに等間隔に位置する第2のグ
    ループの4個の磁気的な突極部とから構成され、 前記第1のグループの4個の磁気的な突極部の開角α1
    は、前記第2のグループの4個の磁気的な突極部の開角
    α2よりも小さく、 前記ステータコアのスロットピッチが、7.5°でスロ
    ットオープニングが2.1°のときに、前記開角α2は
    12.9°≦α2≦17.1°の値であり、前記開角α
    1は5.4°≦α1≦9.6°の値であることを特徴と
    する永久磁石内蔵型同期モータ。
  9. 【請求項9】 前記8個の永久磁石磁極部及び前記8個
    の磁気的な突極部の形状は、 隣接する2つの永久磁石磁極部と前記隣接する2つの永
    久磁石磁極部間に位置する前記磁気的な突極部によって
    形成される前記ロータコアの外周面部分形状が、前記シ
    ャフトの中心から前記隣接する2つの永久磁石磁極部の
    間に位置する前記磁気的な突極部の中心を通る突極部仮
    想中心線(CL1,CL2)を中心にして線対称にな
    り、 且つ前記ロータコアの外周面形状が周方向に90°の角
    度範囲の外周面部分形状がすべて等しくなる4等配形状
    になるように定められている請求項8に記載の永久磁石
    内蔵型同期モータ。
  10. 【請求項10】 前記シャフトの中心から隣接する2つ
    の前記突極部仮想中心線の中心を通る仮想中心線(CL
    3)と前記シャフトの中心から前記永久磁石磁極部の磁
    極面の周方向の両端を通る前記2本の仮想線(PL1,
    PL2)のうち前記開角α2を有する前記磁気的な突極
    部側に位置する仮想線(PL1)との間の角度ψ1が1
    1.025°≦ψ1≦15.225°の範囲の値であ
    り、 前記仮想中心線(CL3)と前記シャフトの中心から前
    記永久磁石磁極部の磁極面の周方向の両端を通る前記2
    本の仮想線(PL1,PL2)のうち前記開角α1を有
    する前記磁気的な突極部側に位置する仮想線(PL2)
    との間の角度ψ2が、14.775°≦ψ2≦18.9
    75の範囲の値であり、 しかも前記角度ψ1及び前記角度ψ2は、1.65°≦
    ψ2−ψ1≦5.85°及び27.9°≦ψ2+ψ1≦
    32.1°の関係を満たすものである請求項9に記載の
    永久磁石内蔵型同期モータ。
  11. 【請求項11】 前記永久磁石磁極部の磁極面は、円弧
    面または楕円の円弧面によって形成されており、 前記永久磁石磁極部の前記磁極面と前記ステータコアの
    前記複数の磁極部の磁極面との間に形成されるギャップ
    の寸法δdが、下記の式を満たすまたはほぼ満たすよう
    に定められることを特徴とし、 δd=δd0/cos[p(θm−θdm)] ここに、δd0は前記ギャップの寸法の最小値であり、
    前記θmは前記シャフトの中心から前記隣接する2つの
    永久磁石磁極部の間に位置する前記磁気的な突極部の中
    心を通る2つの前記突極部仮想中心線(CL1,CL
    2)の中心を通る仮想中心線(CL3)から前記開角α
    1を有する前記磁気的な突極部側への角度であり、前記
    θdmが1.25°≦θdm≦3.75°の範囲の値で
    ある請求項10に記載の永久磁石内蔵型同期モータ。
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