JP2002165085A - 画像処理装置、画像処理方法、画像情報印刷システム、記憶媒体、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像情報印刷システム、記憶媒体、及びプログラム

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JP2002165085A JP2001244072A JP2001244072A JP2002165085A JP 2002165085 A JP2002165085 A JP 2002165085A JP 2001244072 A JP2001244072 A JP 2001244072A JP 2001244072 A JP2001244072 A JP 2001244072A JP 2002165085 A JP2002165085 A JP 2002165085A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像と共に記録された付帯情報を当該画像の
印刷時に同時に印刷する従来の印刷システムでは、付帯
情報の印刷位置と画像の配置方法の組み合わせによって
は、用途に適さない印刷結果が得られる場合がある。 【解決手段】 複数の画像と当該複数の画像の付帯情報
を記録媒体上に配置する装置或いはシステムは、複数の
画像の配置方法を切り替える手段による画像配置の切替
に応じて(S346)、付属情報の配置位置を画像内と
するか否かを判別する(S347、S348)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、静止画を
記録するスチルカメラやビデオカメラ等により撮像して
得られた電子情報(画像及びその付帯情報)を、熱転写
式プリンタやインクジェットプリンタ等のプリンタでプ
リント出力するための装置或いはシステムに用いられ
る、画像処理装置、画像処理方法、画像情報印刷システ
ム、それを実施するためのプログラムを記憶したコンピ
ュータ読出可能な記憶媒体、及び当該プログラムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、画像入力装置から入力
した複数の画像を一枚の用紙に配置して印刷する印刷シ
ステムでは、次に説明するような画像配置方法(1)及
び(2)が一般的に用いられている。
【0003】画像配置方法(1):当該方法は、利用者
が一枚の用紙に印刷する画像の数を指定すると、印刷シ
ステムが画像を適当な大きさに自動的に配置する方法で
ある。当該方法は、多数の画像を一覧するために用紙上
に印刷する場合や、印刷後に用紙を切り離して同じサイ
ズに印刷する場合に利用されることが多い。当該方法を
用いる印刷システムででは、用紙として、例えば、16
分割シール用紙が一般的に用いられている。この16分
割シール用紙は、用紙が縦4ブロック、横4ブロックの
合計16ブロックに分割されており、それぞれをシール
として利用できるものである。また、印刷後に所望する
ブロックを切り取ることができるように、予めミシン目
が用意されているものもある。このような用紙に画像を
同時に複数印刷することで、用紙や印刷時間の無駄を省
くことができる。当該方法を用いた印刷システムでは、
自動的に画像の方向を回転したり、或いはトリミングす
ることで、全ての画像が同じサイズで印刷可能領域全体
に印刷されるように配置するように構成されているのが
一般的である。
【0004】画像配置方法(2):当該方法は、利用者
が全ての画像に対して印刷位置、サイズ 及び方向を指
定し、この指定に従って配置する方法である。当該方法
では、全画像に対して配置を指定する作業が必要である
が、利用者の好みに応じて自由に配置を変更できる。当
該方法を用いた印刷システムにより、例えば、印刷した
スナップ写真を後からアルバム用紙に貼り付けたのと同
様の印刷結果が得られる。したがって、同じレイアウト
のアルバムを2部以上印刷する場合等の労力を大幅に減
らすことができる。
【0005】また、画像と共に記録された付帯情報を、
当該画像を印刷するときに一緒に印刷する印刷システム
もある。例えば、付帯情報を撮影日時情報とした場合、
カメラで撮影した画像を、当該画像の撮影日時と共に印
刷できるため、当該画像が撮影された日時を印刷結果を
見るだけで容易に把握できる。このような印刷システム
としては、画像周囲の余白の決まった部分に付帯情報を
印字する印刷システムや、画像上の画像に重なる位置に
付帯情報を印字する印刷システム等がある。また、実際
に用紙に画像及びその付帯情報を印刷する前に、当該付
帯情報の印字位置を調整できるものもある。
【0006】印刷システムで用いられるプリンタとして
は、熱転写方式のプリンタや、インクジェットプリンタ
等が挙げられる。例えば、インクジェットプリンタとし
ては、液滴の小ドット化等の技術が進み、より高画質な
ものが登場している。また、熱転写方式のプリンタとし
ては、従来から印画用紙として感熱型の用紙を用い、主
走査方向に配列された複数個の発熱体を選択的に駆動し
て当該用紙を副走査方向に搬送することで、当該用紙に
ドットライン状に印画を行うライン熱転写方式のプリン
タがある。
【0007】熱転写方式のプリンタは、近年、画像入力
側としてのディジタルカメラやディジタルビデオカメ
ラ、或いはスキャナ等の画像を扱う入力機器の進歩に伴
い、プリント手段として注目されている。この主なる理
由としては、次のようなことが挙げられる。まず、イン
クジェットプリンタは、液滴を飛ばすか飛ばさないか、
という2値の選択しかないために、小さな液滴を用紙へ
着弾させて、誤差拡散等の手法により、見かけの解像度
及び階調性を得るように構成されている。これに対し
て、熱転写方式のプリンタは、1つの画素に対して、制
御可能な熱の値を容易に変更できるため、1つの画素に
対する階調性が多く取ることが可能となるため、インク
ジェットプリンタと比較して、滑らかで高画質な画像を
得ることができる。また、サーマルヘッドの性能や用紙
材料の性能も向上していることにより、熱転写方式のプ
リンタは、仕上がり品位で銀塩写真にも見劣りしない画
像プリントを得ることが可能であり、近年のディジタル
カメラ等の進歩に歩調を合わせるように、特に自然画像
用のプリンタとして注目されている。
【0008】したがって、印刷システム(プリントシス
テム)では、上述のようなプリンタと、ディジタルカメ
ラやディジタルビデオカメラ等の画像入力機器とを直接
的に接続する、或いはまたは一体的に構成し、画像入力
機器から入力される画像情報を、コンピューター等の画
像情報を処理する機器を介すことなく、プリンタでプリ
ントが可能となる。これにより、ディジタルカメラやデ
ィジタルビデオ等で得られた画像情報を、簡単に写真的
にプリントアウトを行うことが可能となり、大変便利で
ある。
【0009】印刷システムの具体例としては、例えば、
特開平10−243327号公報等に記載された画像入
出力システムがある。当該画像入出力システムは、画像
出力装置と画像入力装置を接続してなるシステムであ
る。画像出力装置は、画像入力装置からの画像信号を受
信して出力すると共に、画像入力装置に対して電力を供
給する電源部を有する。画像入力装置は、画像出力装置
に対して画像データを送信し、且つ画像出力装置から電
源電力の供給を受けるための接続ケーブルにより、画像
出力装置と接続されている。また、画像入力装置は、画
像出力装置から電力供給を受けることの可否を判定する
判定手段、及び電源部を備え、判定手段により、画像出
力装置から電力供給を受けられると判定された場合には
画像出力装置からの電力を用い、電力供給を受けられな
いと判定された場合には電源部からの電力を用いるよう
に構成されている。当該画像入出力システムによれば、
画像出力装置から電力の供給が受けられるため、ディジ
タルカメラ等の画像入力装置の電源の残量を気にするこ
となく、プリント出力できるため、非常に効果的であ
る。
【0010】また、例えば、特開平9−65182号公
報等に記載された複合カメラがある。当該復号カメラ
は、特に、プリント時の電力省電に特徴がある。当該復
号カメラは、電子ビューファインダを有し、且つ映像情
報を記録媒体へ記録する撮影手段、及び映像情報を記録
紙へプリント出力するプリンタ手段を一体化したカメラ
であり、さらに、プリンタ手段が記録紙へ映像情報をプ
リント出力している間は、上記電子ビューファインダへ
電力を供給するのを停止するよう制御する制御手段を備
えている。当該復号カメラによれば、プリント中は電子
ビューファインダへの電力供給をしないので、節電に役
立ち、非常に効果的である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の印刷システムでは、特に、画像と共に記
録された付帯情報を当該画像の印刷時に同時に印刷する
ように構成された従来の印刷システムでは、付帯情報の
印刷位置と画像の配置方法の組み合わせによっては、用
途に適さない印刷結果が得られる場合がある。
【0012】具体的には例えば、画像を適当な大きさに
自動的に配置して印刷する方法を使い、且つ画像の付帯
情報を余白に印刷するようになされた印刷システムにお
いて、印刷後に、用紙を切り離してそれぞれの印刷画像
を配布する用途に使用する場合、配布される切離用紙上
に画像と共に付帯情報が印刷された状態とするために、
全ての画像の付帯情報の印刷位置を手で変更する、或い
は画像を印刷するサイズを印刷可能領域より小さくする
必要がある。また、例えば、利用者の好みに応じて各画
像の印刷位置やサイズを指定して印刷する方法を使い、
且つ画像の付帯情報を画像に重なる位置に印刷するよう
になされた印刷システムでは、付帯情報によって画像の
一部が隠れてしまわないような印刷結果を得るために、
全ての画像の付帯情報の印刷位置を手で変更する必要が
ある。
【0013】また、上述したような従来の印刷システム
において、例えば、図17に示すように、画像910,
920,930,940をできるだけ余白を設けないで
大きく印刷し、且つ撮影日付等の付帯情報911,92
1,931,941をも同時に印刷したい場合、付帯情
報911,921,931,941を印刷するための余
白を設ける必要があるため、その分、画像が小さくなっ
てしまう。これとは逆に、例えば、図18に示すよう
に、画像950,960,970,980のそれぞれは
小さくてもよいが、縦方向で撮影された画像については
90度回転させる等して多くの画像を一覧できるように
したい場合、その分の余白が多く生じる上に、日付情報
により、ただでさえ小さな画像が更に小さくなり見づら
くなってしまう。
【0014】また、特開平10−243327号公報等
に記載された従来の画像入出力システムや、特開平9−
65182号公報等に記載された従来の複合カメラによ
り、印刷システムを構成した場合であっても、利用者
(ユーザ)に十分な満足を与えることができなかった。
具体的には、撮影日付等の付帯情報を画像と共に印刷し
ようとした場合、銀塩写真の場合と同様に、付帯情報を
画像の一部に重ねて印刷出力するのが一般的であった。
この場合、付帯情報(撮影日付を示す文字列等)の出力
位置及び向きは、画像によらず一定であり、余白部分が
十分にある場合であっても、付帯情報が画像に重なり合
って印刷出力されてしまうため、画像が非常に見づらく
なってしまう、或いは画像の向きと付帯情報の向きが異
なるため不自然さがある、などと言う不具合があった。
このように、従来では、利用者にとって使い勝手の良い
印刷システムを提供することができていなかった。
【0015】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、画像及びその付帯情報を印刷す
る際に、当該付帯情報を適切な位置及び方向で印刷する
構成により、利用者が効率良く印刷作業を行え、所望す
る印刷物を容易に且つ確実に取得できる、画像処理装
置、画像処理方法、画像情報印刷システム、それを実施
するためのプログラムを記憶したコンピュータ読出可能
な記憶媒体、及び当該プログラムを提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、複数の画像と当該複数の画像の付帯情報
を記録媒体上に配置する画像処理装置であって、上記複
数の画像の配置方法を切り替える切替手段と、上記切替
手段による配置の切替に応じて、上記付帯情報の配置位
置を画像内とするか否かを制御する配置制御手段とを有
することを特徴とする。
【0017】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記切替手段による切替によって画像を回転させて配置
させる場合に、当該画像の付帯情報の配置も回転させる
ことを特徴とする。
【0018】第3の発明は、上記第1乃至2の何れかの
発明において、更に、上記画像と上記付帯情報が配置さ
れたページをプリントするプリント手段を有することを
特徴とする。
【0019】第4の発明は、対象画像及び当該対象画像
の付帯情報を記録媒体上に配置する画像処理装置であっ
て、対象画像の形状に基づいて、対象画像の付帯情報を
対象画像と共に配置する配置制御手段を備えることを特
徴とする。
【0020】第5の発明は、上記第4の発明において、
上記配置制御手段は、対象画像が縦長画像の場合、対象
画像を縦長の状態に配置すると共に、対象画像の付帯情
報を認識可能なように配置し、対象画像が横長画像の場
合、対象画像を横長の状態に配置すると共に、対象画像
の付帯情報を認識可能なように配置することを特徴とす
る。
【0021】第6の発明は、上記第4の発明において、
上記配置制御手段は、対象画像の付帯情報を、上記記録
媒体に対象画像を配置した結果存在する余白部分に配置
することを特徴とする。
【0022】第7の発明は、上記第4の発明において、
上記配置制御手段による配置結果に基いて、対象画像及
び当該対象画像の付帯情報を記録媒体上に印刷出力する
出力手段を備えることを特徴とする。
【0023】第8の発明は、上記第7の発明において、
上記出力手段は、印刷出力機能を有する外部装置或いは
システムと通信することで、上記印刷出力を実施するこ
とを特徴とする。
【0024】第9の発明は、上記第7の発明において、
上記出力手段は、熱転写式プリンタ機能及びインクジェ
ット式プリンタ機能の少なくとも何れかの機能により、
上記印刷出力を実施することを特徴とする。
【0025】第10の発明は、複数の画像と画像の付帯
情報を用紙上に配置して印刷する画像情報印刷システム
であって、利用者が画像の配置方法を切り替えると、画
像の付帯情報を印刷する位置を自動的に切り替えて印刷
することを特徴とする。
【0026】第11の発明は、上記第10の発明におい
て、利用者が全ての画像に対して印刷位置やサイズ、方
向を指定して配置する方法で印刷する場合に、画像の付
帯情報の印字位置を自動的に画像と重ならない余白に設
定して印刷することを特徴とする。
【0027】第12の発明は、上記第10の発明におい
て、画像を適当な大きさに自動的に配置して印刷する場
合に、画像の付帯情報の印字位置を自動的に画像に重ね
て印刷することを特徴とする。
【0028】第13の発明は、上記第12の発明におい
て、画像を自動的に配置する際に回転する場合には、画
像の付帯情報も自動的に回転して印字することを特徴と
する。
【0029】第14の発明は、複数の機器が互いに通信
可能に接続されてなる画像情報印刷システムであって、
上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
1〜9の何れかに記載の画像処理装置の機能を有するこ
とを特徴とする。
【0030】第15の発明は、被写体の撮像画像を取得
する撮像手段を有するカメラと、当該カメラにより得ら
れた撮像画像を記録媒体上に視認可能に印刷出力するプ
リンタとを含む画像情報印刷システムであって、上記プ
リンタは、上記記録媒体の任意の位置及び方向で上記撮
像画像の付帯情報を印刷出力する際に、上記撮像画像の
形状及び上記記録媒体上の位置の少なくとも何れかに基
いて、上記撮像画像が縦長画像の場合は、上記撮像画像
を縦長の状態で上記記録媒体上に配置したときに上記付
帯情報が視認可能となるように印刷出力し、上記撮像画
像が横長画像の場合は、上記撮像画像を横長の状態で上
記記録媒体上に配置したときに上記付帯情報が視認可能
となるように印刷出力することを特徴とする。
【0031】第16の発明は、上記第15の発明におい
て、上記プリンタは、上記撮像画像のサイズが上記記録
媒体のサイズよりも小さい場合、これにより発生する余
白部分に上記付帯情報を印刷出力することを特徴とす
る。
【0032】第17の発明は、上記第15の発明におい
て、上記カメラと上記プリンタを一体化したことを特徴
とする。
【0033】第18の発明は、上記第15の発明におい
て、上記プリンタは、複数の加熱素子がライン状に並ん
だ加熱手段と、上記加熱手段による加熱で記録紙に転写
されるインクを塗布した色インク層を、上記加熱手段に
よる加熱で記録媒体上に印画する熱転写式プリンタ手段
とを備えることを特徴とする。
【0034】第19の発明は、上記第15の発明におい
て、上記プリンタは、記録媒体上に記録液体のドットに
より文字又は画像を記録するために当該記録液体を吐出
するインクジェット式プリンタ手段を備えることを特徴
とする。
【0035】第20の発明は、複数の画像と当該複数の
画像の付帯情報を記録媒体上に配置するための画像処理
方法であって、上記複数の画像の配置方法を切り替える
切替工程と、上記切替工程による配置の切替に応じて、
上記付帯情報の配置位置を画像内とするか否かを制御す
る配置制御工程とを含むことを特徴とする。
【0036】第21の発明は、上記第20の発明におい
て、上記切替工程による切替によって画像を回転させて
配置させる場合に、当該画像の付帯情報の配置も回転さ
せる工程を含むことを特徴とする。
【0037】第22の発明は、上記第20乃至21の何
れかの発明において、更に、上記画像と上記付帯情報が
配置されたページをプリントするプリント工程を含むこ
とを特徴とする。
【0038】第23の発明は、上記第20乃至22の何
れかの発明において、請求項20乃至22の何れかに記
載の画像処理方法の工程をコンピュータに実行させるた
めのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記憶
媒体であることを特徴とする。
【0039】第24の発明は、対象画像及び当該対象画
像の付帯情報を記録媒体上に配置するための画像処理方
法であって、対象画像の形状に基づいて、対象画像の付
帯情報を対象画像と共に配置する配置ステップを含むこ
とを特徴とする。
【0040】第25の発明は、上記第24の発明におい
て、上記配置ステップは、対象画像が縦長画像の場合、
対象画像を縦長の状態に配置すると共に、対象画像の付
帯情報を認識可能なように配置し、対象画像が横長画像
の場合、対象画像を横長の状態に配置すると共に、対象
画像の付帯情報を認識可能なように配置するステップを
含むことを特徴とする。
【0041】第26の発明は、上記第24の発明におい
て、上記配置ステップは、対象画像の付帯情報を、上記
記録媒体に対象画像を配置した結果存在する余白部分に
配置するステップを含むことを特徴とする。
【0042】第27の発明は、上記第24の発明におい
て、上記配置ステップによる配置結果に基いて、対象画
像及び当該対象画像の付帯情報を記録媒体上に印刷出力
する印刷ステップを含むことを特徴とする。
【0043】第28の発明は、上記第27の発明におい
て、上記印刷ステップは、外部装置或いはシステムと通
信することで、上記印刷出力を実施するステップを含む
ことを特徴とする。
【0044】第29の発明は、上記第27の発明におい
て、上記印刷ステップは、熱転写式プリンタ及びインク
ジェット式プリンタの少なくとも何れかのプリンタによ
り、上記印刷出力を実施するステップを含むことを特徴
とする。
【0045】第30の発明は、請求項1〜9の何れかに
記載の画像処理装置の機能、又は請求項10〜19の何
れかに記載の画像情報印刷システムの機能をコンピュー
タに実現させるためのプログラムをコンピュータ読出可
能な記憶媒体に記録したことを特徴とする。
【0046】第31の発明は、請求項20〜22、24
〜29の何れかに記載の画像処理方法の処理ステップ
(工程)をコンピュータに実行させるためのプログラム
をコンピュータ読出可能な記憶媒体に記録したことを特
徴とする。
【0047】第32の発明は、請求項1〜9の何れかに
記載の画像処理装置の機能、又は請求項10〜19の何
れかに記載の画像情報印刷システムの機能をコンピュー
タに実現させるためのプログラムであることを特徴とす
る。
【0048】第33の発明は、請求項20〜22、24
〜29の何れかに記載の画像処理方法の処理ステップ
(工程)をコンピュータに実行させるためのプログラム
であることを特徴とする。
【0049】具体的には例えば、本発明を適用した画像
印刷システムでは、画像を適当な大きさに自動的に配置
して印刷する場合、自動的に画像の付帯情報(付属情
報)を画像に重ねて印刷する。また、本発明を適用した
画像印刷システムでは、利用者の好みに応じて各画像の
印刷位置やサイズを指定して印刷する場合、自動的に画
像の付帯情報を画像周囲の余白に印刷する。また、本発
明を適用した、複数の画像と当該複数の画像の付帯情報
を記録媒体上に配置する画像処理装置は、上記複数の画
像の配置方法を切り替える切替手段と、当該切替手段に
よる配置の切替に応じて上記付帯情報の配置位置を画像
内とするか否かを制御する配置制御手段とを備える。
【0050】また、本発明を適用したプリントシステム
は、撮像対象の被写体の光学像を電子像信号に変換する
撮像手段を有するカメラと、当該カメラにより撮像して
得られた被写体の電子像信号を画像(対象画像)として
記録媒体上に視認可能にプリント出力するプリンタとを
含み、特に、プリンタにおいて、記録媒体の任意の位置
及び方向で対象画像の付帯情報(撮影日付等の文字列)
を印刷する際に、対象画像の形状や、記録媒体上の位置
等を考慮して、最も見やすい位置及び方向で付帯情報を
印刷出力する。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0052】[第1の実施の形態]本発明は、例えば、図
1に示すような印刷システム100に適用される。本実
施の形態の印刷システム100は、上記図1に示すよう
に、制御装置110、読取装置120、及びプリンタ1
30を含んでいる。
【0053】制御装置110は、利用者からの入力を受
け付けると共に、利用者に対する出力、及び自装置に接
続されている機器或いはシステムの制御等を行う。読取
装置120は、画像等の情報が記録された記録媒体10
4から当該情報を読み出す。プリンタ130は、画像等
を用紙に印刷する。読取装置120及びプリンタ130
はそれぞれ、例えば、USBインターフェイスを介して
制御装置110に接続されている。
【0054】図2は、制御装置110の内部構成を示し
たものである。制御装置110は、上記図2に示すよう
に、コンピュータ装置111、USBインターフェイス
112、ハードディスク113、マウス114、モニタ
115、及びキーボード116を含んでいる。
【0055】コンピュータ装置111は、複数のUSB
機器が接続可能なUSBインターフェイス112、及び
ハードディスク113を内蔵している。また、コンピュ
ータ装置111には、モニタ115が接続されていると
共に、USBインターフェイス経由でマウス114及び
キーボード116が接続されている。印刷システム10
0の利用者は、マウス114やキーボード116を使用
して制御装置101の動作指示(動作変更指示等)を行
うことができる。
【0056】ハードディスク113には、例えば、上記
図1に示した記録媒体140から読み取られた画像がJ
PEG形式のファイルとして保存されると共に、当該保
存画像のそれぞれの配置情報がテーブル形式で保存され
る。具体的には例えば、上記図1において、読取装置1
20に対して記録媒体140がセットされると、読取装
置120は、記録媒体140に記録されている画像及び
その付帯情報等を読み取る。制御装置110(主にコン
ピュータ装置111)は、読取装置120による読取情
報をハードディスク113に保存すると共に、当該読取
情報に基づきハードディスク113内のテーブル情報
(配置情報)を全て更新する。
【0057】図6は、ハードディスク113に保存され
る、画像の配置情報のテーブル200の一例を示したも
のである。テーブル200には、画像番号(201)、
画像ファイル名(202)、画像のあるページ番号(2
03)、画像のトリミング領域左端座標(204)、画
像のトリミング領域上端座標(205)、画像のトリミ
ング領域右端座標(206)、画像のトリミング領域下
端座標(207)、画像の中心の横方向位置(20
8)、画像の中心の縦方向位置(209)、画像の表示
倍率(210)、画像の回転角(211)、及び付帯情
報の文字列(212)を配置情報として記録される。
【0058】上述のような制御装置110は、画像を適
当な大きさに自動的に配置して印刷する固定レイアウト
モードと、利用者の好みに応じて各画像の印刷位置やサ
イズを指定して印刷する自由レイアウトモードとの2つ
の画像配置モードを有し、利用者からの画像配置モード
の切り替えに基づき一部異なる動作を行う。
【0059】図4は、本実施の形態における印刷システ
ム100の制御装置110の動作として、画像配置モー
ドによらない共通な基本的な動作を示したものである。
【0060】ステップS301:制御装置110におい
て、先ず、コンピュータ装置111は、読取装置120
に対して記録媒体140がセットされているか否かを確
認し、記録媒体140がセットされている場合に、読取
装置120により、記録媒体140に記録されている全
ての画像データを読み取ってハードードディスク113
にコピーする。その後、コンピュータ装置111は、ハ
ードードディスク113内のテーブル200(上記図3
参照)において、画像番号(201)及び画像ファイル
名(202)の記録を行うと共に、読取画像に対して撮
影日時等の付帯情報が記録されているものについては、
これを文字列として付帯情報の文字列(212)に記録
する。
【0061】ステップS302:コンピュータ装置11
1は、画像の配置情報を初期化し、この結果をハードデ
ィスク113のテーブル200に記録する。画像の配置
情報の初期値としては、詳細は後述するが、画像配置モ
ードに応じた2通りの初期値が用いられる。 ステップS303:コンピュータ装置111は、ハード
ディスク113のテーブルに記録された画像の配置情報
を変更するための配置情報更新画面をモニタ115に表
示する。 ステップS304:コンピュータ装置111は、配置情
報更新画面のモニタ115への表示が終了すると、マウ
ス114又はキーボード116による利用者からの操作
入力を待ち、当該入力があった場合に、次のステップS
305に進む。
【0062】ステップS305:コンピュータ装置11
1は、ステップS304における入力が、画像の配置情
報の変更であるか否かを判別し、この判別の結果、画像
の配置情報の変更である場合にはステップS306に進
み、そうでない場合にはステップS307に進む。
【0063】ステップS306:ステップS305の判
別の結果、画像の配置情報の変更入力があった場合、コ
ンピュータ装置111は、当該変更入力に基づいた情報
をハードディスク113のテーブル200に記録し、再
びステップS303に戻り、以降の処理ステップを繰り
返し実行する。
【0064】ステップS307:ステップS305の判
別の結果、画像の配置情報の変更入力でない場合、コン
ピュータ装置111は、利用者の入力が、画像配置モー
ドの切替指示入力であるか否かを判別し、この判別の結
果、画像配置モードの切替指示入力である場合には再び
ステップS302(配置情報の初期化)に戻り以降の処
理ステップを繰り返し実行し、そうでない場合にはステ
ップS308に進む。
【0065】ステップS308:ステップS307の判
別の結果、画像配置モードの切替指示入力でない場合、
コンピュータ装置111は、利用者の入力が、印刷指示
入力であるか否かを判別し、この判別の結果、印刷指示
入力でない場合には再びステップS304に戻り以降の
処理ステップを繰り返し実行し、印刷指示入力である場
合にはステップS309に進む。
【0066】ステップS309:ステップS308の判
別の結果、印刷指示入力である場合、コンピュータ装置
111は、プリンタ130に対して、ハードディスク1
13に記録された画像及びその配置情報を用いた印刷を
指示する。その後、本処理終了となる。
【0067】ここで、上記図4に示したステップS30
2では、画像の配置情報の初期値として、その時点での
画像配置モードに応じた異なる値が設定される。図5
は、当該ステップS302における画像の配置情報初期
化の詳細な手順を示したものである。
【0068】ステップS321:画像の位置の初期化を
行う。例えば、用紙の左上、右上、左下、及び右下のそ
れぞれに4つの画像が配置されるように、画像のあるペ
ージ番号(203)、画像の中心の横方向位置(20
8)、及び画像の中心の縦方向位置(209)の3つの
初期値を設定する。
【0069】ステップS322:画像の回転角の初期化
を行う。例えば、自由レイアウトモードでは、初期値と
しては回転を行わないため、画像の回転角(211)に
対して“0”を設定する。一方、固定レイアウトモード
では、画像の長辺方向と用紙の印刷範囲の長辺方向が一
致するように、0度又は90度の回転を行うため、縦長
の印刷領域に印刷する場合、縦長の画像の回転角(21
1)に“0”を設定し、横長の画像の回転角(211)
に“90”を設定する。
【0070】ステップS323:画像のトリミング領域
の初期化を行う。例えば、自由レイアウトモードでは、
初期値としてトリミングを行わないため、画像のトリミ
ング領域左端座標(204)、及び画像のトリミング領
域上端座標(205)に対してそれぞれ“0”を設定
し、画像のトリミング領域右端座標(206)、及び画
像のトリミング領域下端座標(207)に対して画像フ
ァイルの幅と高さを設定する。一方、固定レイアウトモ
ードでは、必ず印刷領域と同じ縦横比となるようにトリ
ミングを行うので、初期値として、上下端或いは左右端
の何れかのみを等分にトリミングし、切り捨てられる領
域が最小となるような値を、画像のトリミング領域左端
座標(204)、画像のトリミング領域上端座標(20
5)、画像のトリミング領域右端座標(206)、及び
画像のトリミング領域下端座標(207)に設定する。
【0071】ステップS324:画像の表示倍率の初期
化を行う。例えば、自由レイアウトモードでは、画像が
用紙全体の印刷可能領域の4分の1(幅2分の1、高さ
2分の1)の領域よりさらに10%小さくなるような値
を、画像の表示倍率(210)に設定する。一方、固定
レイアウトモードでは、画像が用紙全体の印刷可能領域
の4分の1(幅2分の1、高さ2分の1)の領域全体に
印刷されるような値を、画像の表示倍率(210)に設
定する。
【0072】図6は、上記図4に示したステップS30
3においてモニタ115で表示される配置情報更新画面
220の一例を示したものである。
【0073】上記図6において、“221”は、ハード
ディスク113に記録されている画像の配置情報のテー
ブル200(上記図3)に対応したテーブル一覧情報が
表示されるテーブル領域である。利用者は、例えば、マ
ウス114により、テーブル領域221において更新し
たい項目を選択し、キーボード116により、当該項目
内の値を更新可能である。
【0074】“222”は、スクロールバーであり、テ
ーブル領域221でテーブル200の全ての情報を一度
に表示しきれない場合に有効となる。この場合、利用者
は、スクロールバー222を操作することで、テーブル
領域221をスクロールさせて、所望する情報を参照及
び変更することができる。
【0075】“223”は、切替ボタンであり、印刷シ
ステム100の画像配置モードを固定レイアウトモード
又は自由レイアウトモードに変更できるようになされて
いる。“224”は、印刷ボタンであり、印刷ボタン2
24の操作のタイミングで、テーブル200の配置情報
に基づき該当するデータが印刷装置130に対して送信
される。
【0076】利用者によるテーブル領域221における
情報変更について、利用者からの入力値が有効な値でな
い場合、例えば、画像の中心の縦方向位置(209)に
対して用紙の印刷範囲外の値が入力された、或いは画像
の回転角(211)に対して“90”の倍数以外の値が
入力された場合、その入力は無視される。また、1つの
項目の値が変更されると、同じ画像の他の項目を同時に
変更する必要がある場合、例えば、固定レイアウトモー
ドで画像の表示倍率(210)が大きく変更された場
合、画像を印刷領域外に印刷することのないように、自
動的に、画像のトリミング領域左端座標(204)、画
像のトリミング領域上端座標(205)、画像のトリミ
ング領域右端座標(206)、及び画像のトリミング領
域下端座標(207)がそれぞれ調整変更される。
【0077】尚、本実施の形態では、配置情報更新画面
220のテーブル領域221において、変更値を直接入
力するように構成しているが、これに限られることはな
く、例えば、用紙に実際に印刷される画像の配置をグラ
フィカルに表示し、マウス114のドラッグ操作等によ
り、当該画像の配置情報を変更可能なインターフェイス
を用いることも可能である。
【0078】図7は、上記図4に示したステップS30
9における印刷処理の詳細な手順を示したものである。
【0079】ステップS341:ハードディスク113
に対して、プリンタ130に送信する印刷データを一時
的に保存するためのデータ領域を準備する。
【0080】ステップS342〜ステップS350の処
理は、ハードディスク113内のテーブル200に記録
されている全ての配置情報について順に実行される。
【0081】ステップS342:ハードディスク113
内のテーブル200から、対象となる画像の配置情報か
ら順に読み出す。ステップS343:ステップS342
で読み出した配置情報の画像ファイル名(202)で指
定された画像データをハードディスク113から読み出
す。
【0082】ステップS344:ステップS342で読
み出した画像データに対して、ステップS342で読み
出した配置情報の、画像のトリミング領域左端座標(2
04)、画像のトリミング領域上端座標(205)、画
像のトリミング領域右端座標(206)、及び画像のト
リミング領域下端座標(207)に基づいてトリミング
を行い、さらに、当該トリミング後の画像データに対し
て、上記配置情報の画像の表示倍率(210)に従って
拡大処理を施し、さらにまた、当該処理後の画像データ
に対して、上記配置情報の回転角(211)で指定され
た角度回転を施す。そして、このような加工後の画像デ
ータを印刷データとして、上記配置情報の画像のあるペ
ージ番号(203)で指定されたページの、上記配置情
報の画像の中心の横方向位置(208)及び画像の中心
の縦方向位置(209)で指定された位置に配置するよ
うに、ステップS341で準備したハードディスク11
3のデータ領域に記録する。
【0083】ステップS345:上記配置情報の付帯情
報の文字列(212)に情報が記録されているか否かを
判別し、この判別の結果、情報記録されている場合には
ステップS346に進み、そうでない場合にはステップ
S349に進む。
【0084】ステップS346:ステップS345の判
別の結果、付帯情報の文字列(212)に情報が記録さ
れている場合、現在の画像配置モードを調べ、自由レイ
アウトモードの場合にはステップS348に進み、固定
レイアウトモードの場合はステップS347に進む。
【0085】ステップS347:ステップS346のチ
ェックの結果、現在の画像配置モードが固定レイアウト
モードである場合、ステップS344でハードディスク
113のデータ領域に記録した印刷データに対して、画
像の付帯情報を画像に重ねて印刷するように変更をかけ
る。このとき、付帯情報の文字列の印刷位置及び方向
を、上記配置情報の画像の回転角(211)に応じて変
更する。これにより、例えば、回転角が0度の場合、画
像の左下から右下に向かって文字列は回転されずに印刷
される。回転角が90度の場合、画像の左上から左下に
向かって、文字列が90度回転して印刷される。回転角
が180度の場合、画像の右上から左上に向かって、文
字列が180度回転して印刷される。回転角が270度
の場合、画像の右下から右上に向かって、文字列が27
0度回転して印刷される。
【0086】ステップS348:ステップS346のチ
ェックの結果、現在の画像配置モードが自由レイアウト
モードである場合、ステップS344でハードディスク
113のデータ領域に記録した印刷データに対して、画
像の付帯情報を画像の外に印刷するように変更をかけ
る。このとき、付帯情報の文字列の印刷位置を画像のす
ぐ下とし、文字列を回転しないようにする。
【0087】ステップS349:ステップS347又は
ステップS348の処理後、ハードディスク113のテ
ーブル200において、現在処理対象としている画像の
配置情報、及びこれに対応する画像データファイルを削
除する。ステップS350:ハードディスク113のテ
ーブル200において、処理すべき画像の配置情報が未
だ残っているか否かを判別する。すなわち、テーブル2
00の配置情報が全て削除されて空になったか否かを判
別する。この判別の結果、未だ配置情報が存在する場合
には、再びステップS342戻り、当該配置情報につい
ての処理を繰り返し実行する。一方、全ての配置情報を
処理終了した場合には、ハードディスク113に記録さ
れた印刷データをプリンタ130に送信し、その後、本
処理終了とする。
【0088】以下に、上述したような印刷システム10
0による効果の一例を挙げる。
【0089】例えば、上記図17に示したように、画像
910,920,930,940をできるだけ余白を設
けないで大きく印刷し、且つ撮影日付等の付帯情報91
1,921,931,941をも同時に印刷したい場合
で、固定レイアウトモードにより当該印刷を行った場
合、画像910,920,930,940のそれぞれ
は、テーブル200に画像の配置情報に従って、用紙上
に印刷される。ここでの印刷対象の用紙としては、横1
200画素×縦1600画素が印刷可能な用紙を用いて
いる。
【0090】画像910は、横800画素×縦600画
素の画像である。画像910を、上記図5に示したよう
な手順で用紙上の左上に配置した場合、画像910の中
心位置(300,400)、回転角90度、トリミング
領域(0,0)−(800,600)、表示倍率100
%となる。また、画像910の付帯情報911は、画像
910の左上から左下に、90度回転されて印刷され
る。
【0091】画像920は、横1200画素×縦600
画素の画像である。画像920を、上記図5に示したよ
うな手順で用紙上の右上に配置した場合、画像920の
中心位置(900,400)、回転角90度、トリミン
グ領域(200,0)−(1000,600)、表示倍
率100%となる。また、画像920の付帯情報921
は、画像920の左上から左下に90度回転されて印刷
される。
【0092】画像930は、横400画素×縦400画
素の画像である。画像930を、上記図5に示したよう
な手順で用紙上の左下に配置した場合、画像930の中
心位置(300,1200)、回転角0度、トリミング
領域(50,0)−(350,400)、表示倍率20
0%となる。また、画像930の付帯情報931は、画
像930の左下から右下に回転されずに印刷される。
【0093】画像940は、横2400画素×縦320
0画素の画像である。画像940を、上記図5に示した
ような手順で用紙上の右下に配置した場合、画像940
の中心位置(900,1200)、回転角0度、トリミ
ング領域(0,0)−(2400,3200)、表示倍
率25%となる。また、画像940の付帯情報941
は、画像940の左下から右下に回転されずに印刷され
る。
【0094】上記図17に示されるような印刷結果を、
はさみ等で4つの部分に切り離すことで、撮影日時等の
付帯情報が画像と共に印刷された、4つの画像を配布す
るための画像が得られる。
【0095】また、例えば、上記図18に示したよう
に、画像950,960,970,980のそれぞれは
小さくてもよいが、縦方向で撮影された画像については
90度回転させる等して多くの画像を一覧できるように
したい場合で、自由レイアウトモードにより当該印刷を
行った場合、画像950,960,970,980のそ
れぞれは、テーブル200に画像の配置情報に従って、
用紙上に印刷される。ここでの印刷対象の用紙として
は、横1200画素×縦1600画素が印刷可能な用紙
を用いている。
【0096】画像950は、横800画素×縦600画
素の画像である。画像950を、上記図5に示したよう
な手順で用紙上の左上に配置した場合、画像950の中
心位置(300,400)、回転角0度、トリミング領
域(0,0)−(800,600)、表示倍率67.5
%となる。また、画像950の付帯情報951は、画像
950の下に回転されずに印刷される。
【0097】画像960は、横1200画素×縦600
画素の画像である。画像960を、上記図5に示したよ
うな手順で用紙上の右上に配置した場合、画像960の
中心位置(900,400)、回転角0度、トリミング
領域(0,0)−(1200,600)、表示倍率45
%となる。また、画像960の付帯情報961は、画像
960の下に回転されずに印刷される。
【0098】画像970は、横400画素×縦400画
素の画像である。画像970を、上記図5に示したよう
な手順で用紙上の左下に配置した場合、画像970の中
心位置(300,1200)、回転角0度、トリミング
領域(0,0)−(400,400)、表示倍率135
%となる。また、画像970の付帯情報971は、画像
970の下に回転されずに印刷される。
【0099】画像980は、横2400画素×縦320
0画素の画像である。画像980を、上記図5に示した
ような手順で用紙上の右下に配置した場合、画像980
の中心位置(900,1200)、回転角0度、トリミ
ング領域(0,0)−(2400,3200)、表示倍
率22.5%となる。また、画像980の付帯情報98
1は、画像980の下に回転されずに印刷される。
【0100】上述のように、本実施の形態によれば、利
用者の好みに応じて、それぞれの画像の印刷位置やサイ
ズを指定して印刷する場合に、画像の付帯情報が自動的
に画像に重ならないように印刷できる。
【0101】尚、本発明は、本実施の形態のような、固
定レイアウトモード及び自由レイアウトモードを選択可
能な印刷システム100に限られるものではない。ま
た、例えば、固定レイアウトモードであっても、縮小率
を選択できるように構成し、自動的に又は利用者の選択
指示に応じて、縮小により確保できた余白部分に付帯情
報を印刷するか、或いは外の余白部分に付帯情報を印刷
するか等を決定するようにしてもよい。また、縦横で異
なる変倍を行う場合、変倍率の違いに応じて、付帯情報
を長辺側又は短辺側の何れかに配置するか、更に、画像
の内側に配置するか外側に配置するか等を選択できるよ
うに構成してもよい。また、回転角度としては、90度
に限るものでもなく、例えば、長方形の画像を略3030
度、時計回りに回転させることで、左下部に余白部分を
確保し、その余白に収まるように付帯情報を配置するよ
うにしてもよい。或いは、その余白部を主に利用しなが
ら、付帯情報を画像に多少重複するように配置してもよ
い。また、付帯情報自体の印刷サイズについても、余白
の大きさや、画像の大きさに合わせて変倍するようにし
てもよい。この場合、画像の大きさと比較して、付帯情
報が不釣合いに大きくなることを防止することもでき
る。
【0102】[第2の実施の形態]本発明は、例えば、図
8に示すような記録装置400を備える印刷システム
(プリントシステム)に適用される。記録装置400
は、当該印刷システムに対して、プリンタ手段として設
けられ、昇華型の熱転写記録方式を採用した装置であ
り、電子的な画像の情報を任意なプリント枚数分プリン
トアウトすることが可能なように構成されている。
【0103】まず、記録装置400の全体構成及び動作
について説明すると、先ず、装置本体401に対して、
記録紙Pを積載した用紙カセット402から給紙ローラ
403により1枚ずつ記録紙Pを分離給送する。このと
き、記録紙Pは、バネ419によって付勢された押上げ
板420により給紙ローラ403に当接した状態にあ
る。給紙ローラ403により搬送された記録紙Pは、ピ
ンチローラ442及びグリップローラ441で構成され
た搬送ローラ対により挟持搬送されることで、記録部を
往復可能となる。
【0104】記録部では、記録紙搬送経路を挟んでプラ
テンローラ405と、記録情報に応じて発熱するサーマ
ルヘッド406とが対向しており、インクカセット40
7に収納される、熱溶融性又は熱昇華性インクを塗布し
たインク層及び印画面を保護するために印画面上にオー
バーコートされるオーバーコート層を有するインクシー
ト408を、サーマルヘッド406により記録紙Pに押
圧すると共に選択的に加熱することで、記録紙Pに対し
て所定画像を転写記録し、保護層をオーバーコートす
る。
【0105】インクシート408は、記録紙Pの印画領
域を覆ってそのサイズと略等しいサイズでイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、及びシアン(C)の各インク層とオ
ーバーコート(OP)層が並べて設けられたものである。
インクシート408を記録紙P上に各層ずつ熱転写する
度に、記録紙Pを記録開始位置P1に戻す。これによ
り、記録紙P上に各層の色が順次重ねて転写される。記
録紙Pは、搬送ローラ対404により、各色インク及び
オーバーコート層の数だけ往復される。
【0106】各インク層が転写された後(印画後)の記
録紙Pは、装置本体401前方で反転され、用紙カセッ
ト前方部及び下部のガイド部を介して、装置本体401
の後方へ導紙される。このように、記録紙Pは装置本体
401前方で反転されるため、印画途中に記録紙Pが装
置本体401外部に出ることによるスペースの無駄や、
意図せずに記録紙Pを触ってしまったという様なことが
無く、記録装置400の設置場所の省スペース化等を可
能にしている。さらに、用紙カセット402の下部を紙
ガイドとして直接利用していることで、装置本体401
の厚さを薄くすることが可能であり、記録紙Pをインク
カセット407と用紙カセット402にはさまれた空間
を通すことで、装置本体401の全高を最小限にとどめ
ることが可能である。これにより、記録装置400の小
型化を図れる。
【0107】用紙カセット402の用紙搬送ガイド部4
25は、装置本体401前方から反転されてきた記録紙
Pを装置本体401後方に反転させる。このような用紙
カセット402に具備することは、装置本体401全体
の小型化に大きく寄与している。また、排紙トレイ部4
26は、用紙カセット402の上面に印画されて排紙さ
れた記録紙Pのトレイ部分を兼用しており、このような
構成も、装置本体401の小型化に寄与している。
【0108】各インク層の印画終了後に記録紙Pは、排
紙ローラ(1)491及び排出ローラ(2)492へ案
内され、装置本体401後方から前方に向かって排出さ
れる。これにより、記録紙Pへの記録動作が終了する。
【0109】排出ローラ(1)491は、記録紙Pの排
出動作時のみ圧接し、印画中にはストレスがかからない
ように構成されている。尚、装置本体401には、記録
紙Pのガイド部415が設けられており、このガイド部
415により、記録紙Pを導紙している。
【0110】搬送路切り替えシート416は、記録紙P
が給紙された後に、記録紙Pを排出側の経路に導紙す
る。印画用のサーマルヘッド406は、ヘッドアーム4
22に対して一体的に具備されており、インクカセット
407を交換する場合に、インクカセット407の抜き
差しに支障ない位置まで退避される。この退避動作は、
インクカセット407の交換時に用紙カセット402を
引き抜くことで可能となる。また、インクカセット40
7は、用紙カセット402の着脱動作に連動してヘッド
アーム422がカム部により押さえられている状態か
ら、用紙カセット402のカム部が退避していくこと
で、上下するように構成されている。
【0111】ここで、通常の熱転写の記録装置では、
Y,M,Cの3色を3回面順次で記録するため、それぞ
れの色の記録先端を正確に合致させる制御が必要とな
る。このため、記録装置400では、上述した搬送ロー
ラ対により記録紙Pを離さずに、しっかり挟持して搬送
を行う必要がある。また、記録紙Pの送り方向の端部に
は、記録不可能な余白部が必要となる。
【0112】そこで、記録紙Pにおいて、最終的に、容
易に、縁のない印画物を得るために、例えば、図9に示
すように、記録紙Pには、記録開始時に上記搬送ローラ
対でしっかり挟持され記録できない余白部分を後で容易
に手で切取り可能なようにミシン目501a,501b
が設けられる。本実施の形態は、ミシン目501a,5
01bを有する記録紙P、及び記録装置400を用いた
形態である。
【0113】上記図9の記録紙Pは、印画面保護のため
にオーバーコートされるが、ミシン目501a,501
bの領域についても、オーバーコートされるものとす
る。また、オーバーコート部分は、略印画される領域で
あり、且つ印画される領域よりもやや大きく印画される
領域を含むように制御される。印画領域503(斜線部
分)は、印画の領域である。印画領域503には、ミシ
ン目501a,501bを含んで、印画されるように制
御される。
【0114】上述のような記録紙Pに対する印画動作に
ついて、さらに具体的に説明すると、上記図8に示した
記録装置400において、まず、搬送ローラ対は、ピン
チローラ442及びグリップローラ441から構成され
る。グリップローラ441は、図示しないステッピング
モータの出力軸と減速機構を介して直結され、当該ステ
ッピングモータの回転制御により、正逆自在に駆動され
る。記録紙Pは、搬送ローラ対によって、しっかりと挟
持されて、往復搬送されるもであるため、記録紙Pもま
た、当該ステッピングモータの回転制御により、正確に
位置制御され、搬送駆動される。
【0115】ここでは一例として、サーマルヘッド40
6による1ライン分の記録ピッチを85μmとし、記録
紙Pを1ライン分搬送するためのステッピングモータの
ステップ数を4ステップとする。この場合、記録紙P
は、ステッピングモータの4ステップの回転制御によ
り、1ライン、すなわち85μm搬送される。上記図9
に示した記録紙Pの印画領域503を、搬送方向に14
4mmであるとした場合、印画領域503には1694ラ
イン印画可能となり、記録紙Pを、この分搬送するため
には、ステッピングモータを6776ステップ分回転さ
せればよい。
【0116】また、上記図8に示した記録装置400に
おいて、給紙ローラ403から給紙ローラ対を見ると、
給紙ローラ対の近傍の位置に、記録紙Pの先端検出セン
サー410が設けられる。この先端検出センサー410
により、記録紙Pの先端を検出し、当該検出後に、搬送
ローラ対で挟持できる範囲で所定ラインを送り停止させ
る。このときの位置が、上述した記録開始時の位置とな
る。
【0117】記録紙Pにおいて、上記の記録開始時の位
置から、先ず最初のYイエローから順にサーマルヘッド
を記録情報に応じて発熱駆動することで、各色インクの
所定画像を記録する、又はオーバーコート層を転写す
る。1色のインクの記録終了の度に、記録紙Pを排紙ロ
ーラ409のある方向に戻して搬送し、再び所定のライ
ン数を戻し送る。このような動作を、Y,M,Cの各色
の記録、及びオーバーコート層の転写の度に繰返す。す
なわち、4回繰り返す。
【0118】記録紙Pの先端検出センサー410と、プ
ラテンローラ405とサーマルヘッド406により記録
紙Pを押圧する位置との距離は、装置本体401内部品
配置を考慮して、記録紙P上の距離で20mmに設定して
いる。しかしながら、これに限られるものではない。
【0119】図10は、記録装置400において、上記
図9に示したような記録紙Pに対して、各色インクを転
写記録し、また、オーバーコート層を転写する際の動作
をフローチャートにより示したものである。
【0120】ステップS601:ユーザは、例えば、端
末装置のプリント指示ボタン、若しくはディジタルカメ
ラやディジタルビデオカメラからの印画指示等により、
プリント動作を指示する。 ステップS602:記録装置400の装置本体401に
おいて、処理回路418は、ユーザがプリント動作指示
を実行した機器或いはシステムとの通信を開始し、当該
機器或いはシステムから、プリントに必要な諸条件の確
認や情報受信を行い、また、必要に応じて、当該情報受
信により得られた画像情報(印画情報)に対する画像処
理を実行する。また、処理回路418は、プリンタ全体
の制御を行って、各種ローラの駆動やヘッドの移動など
に関する制御を司る。
【0121】ステップS603:印画準備が整うと、処
理回路418は、給紙ローラ403に連結されたモータ
を駆動して、記録紙Pの給紙動作を開始する。 ステップS604:記録紙Pの先端検出センサー410
は、記録紙Pの先端を検出する。これに応じて、上述し
たステッピングモータを所定ステップ分回転させ、記録
紙Pへの印画を開始する。このとき、記録紙Pの印画開
始位置を、記録紙Pの先端を基準として、例えば、1
2.475mmとしている。
【0122】ステップS605:引き続き、上記ステッ
ピングモータを4ステップ分回転しながら、サーマルヘ
ッドを発熱駆動し、記録紙Pに対して1ライン分の印画
を行う。そして、記録紙Pに対して、6776ステップ
分(1694ライン分)の全ての回転動作を行う。これ
により、記録紙Pに対する印画が終了する。このときの
印画終了位置は、記録紙Pの先端を基準として、例え
ば、156.455mmとなる。
【0123】ステップS606:停止にいたるまでの減
速のため、上記ステッピングモータを10ライン分(4
0ステップ分)程回転させ、その後、停止させる。 ステップS607:このときの状態から、上記ステッピ
ングモータを逆転駆動することで、記録紙Pを印画時と
逆方向に搬送し、所定のステップ数(6776ステップ
減速分)だけ戻す。更に減速のため、上記ステッピング
モータを所定のライン数の10ライン分(40ステップ
分)程回転させ、その後、停止させる。
【0124】ステップS608:ステップS604〜ス
テップS607による動作を、Y,M,Cの3色分、3
回程繰返すことで、目的とする印画像を記録紙Pに転写
記録する。 ステップS609:更に、記録紙Pに対して、一回印画
面保護のためオーバーコート層を転写する。 ステップS610:上記ステッピングモータを逆転駆動
することで、記録紙Pをそのまま排出ローラー(2)4
92へ導き、排出ローラー(2)492の駆動により排
出する。これにより、記録紙Pに対する一連の記録動作
が終了する。
【0125】尚、上述した記録動作において、処理回路
418は、記録紙Pの給紙時に、最初に記録紙Pの先端
検出センサ410により検知した記録紙Pの先端検出信
号により、上記ステッピングモータのステップ数及び記
録紙Pの搬送時における位置関係に基づいて、上記ステ
ッピングモータの回転駆動のステップ数を管理すること
で、記録紙Pの記録位置の管理を行うように構成してい
るが、これに限られることはなく、例えば、Y,M,C
の各色及びオーバーコート層の転写記録時に、記録紙P
の先端部に設けた検出センサーにより記録紙Pの先端の
検出を行い、その検出信号を基準として、上記ステッピ
ングモータの回転駆動のステップ数を管理することで、
記録紙Pの記録位置の管理を行うように構成してもよ
い。また、オーバーコート層の転写については、サーマ
ルヘッドの発熱駆動のON/OFFのみで行うようにし
てもよいが、オーバーコート層の転写開始時では、徐々
にサーマルヘッドの発熱量を増加させ、オーバーコート
層の転写終了時では、徐々にサーマルヘッドの発熱量を
減少させるような制御を加えることも可能である。
【0126】図11は、上述したような記録装置400
を備える当該印刷システム700の構成例を示したもの
である。印刷システム700は、記録装置400と、デ
ィジタルカメラ(DC)720とが接続された構成とし
ている。したがって、上記図10に示した記録装置40
0の動作において、ステップ602で、記録装置400
は、ディジタルカメラ(DC)720と通信することに
なる。
【0127】尚、上記図11では、記録装置400に対
してプリント動作指示を行う機器或いはシステムとし
て、ディジタルカメラ(DC)720を用いているが、
これに限られることはない。
【0128】上記図11の印刷システム700におい
て、ディジタルカメラ720は、撮影後に、その内部メ
モリに撮影画像情報を保持する。当該メモリは、任意の
メモリを適用可能であるが、例えば、コンパクトフラッ
シュ(登録商標)カードやスマートメデイア等の着脱自
由なものが好適である。また、ディジタルカメラ720
は、ユーザから設定された動作モードに基づいて、任意
の撮影画像を再生可能である。具体的には例えば、ディ
ジタルカメラ720は、上記のメモリから該当する撮影
画像情報を読み出し、これを液晶表示で表示する。これ
により、ユーザは、撮影画像を随時確認することがで
き、また、所望する撮影画像を任意に呼び出すこともで
きる。
【0129】ディジタルカメラ720と記録装置400
は、ケーブル710を介して接続されているが、ケーブ
ル710に限られず、無線接続としてもよい。したがっ
て、ディジタルカメラ720において、ユーザが、ディ
ジタルカメラ720に設けられたプリント実行ボタンに
より、プリント動作指示を行うと、ディジタルカメラ7
20から記録装置400に対して、ケーブル710を介
して、必要な情報が送信される。この結果、記録装置4
00において、ユーザが所望するプリント出力が得られ
る。
【0130】ディジタルカメラ720から記録装置40
0に対して送信される情報としては、例えば、ディジタ
ルカメラ720とのネゴシエーションの情報や、ディジ
タルカメラ720で得られた撮影画像情報、或いは当該
撮影画像情報の記録時又は記録後から付加された情報
(付帯情報)等が挙げられる。
【0131】図12は、ディジタルカメラ720の内部
構成を示したものである。ディジタルカメラ720は、
上記図12に示すように、日付印刷用のフォントデータ
の記憶用のメモリ721と、制御用のCPU722と、
ワークメモリ723と、JPEG方式に対応した伸張用
ハードウエア724と、USBのインターフェース72
5と、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の画像記録
用メディア726とを備えており、インターフェース7
25を介して記録装置400と接続される。
【0132】ディジタルカメラ720で得られた撮影画
像を記録装置400で印刷出力する場合の、ディジタル
カメラ720の動作について説明する。ここでは、印刷
対象となる画像情報は、予め画像記録用メディア726
に対して、JPEG方式に対応した画像情報(以下、
「JPEG画像」とも言う)として保持されているもの
とする。
【0133】先ず、CPU722は、画像記録用メディ
ア726から、目的とするJPEG画像を読み出し、こ
れをワークメモリ723上に展開する。このときのワー
クメモリ723のメモリマップを、図13に示す。当該
図13において、“伸張前JPEGデータ”が、ここで
の読出画像情報に対応する。次に、CPU722は、ワ
ークメモリ723に展開したJPEG画像(伸張前JP
EGデータ)について、そのアドレスS#ADR0及び
サイズ、当該画像の伸張後のデータの置き場所であるア
ドレスS#ADR1等の情報を、伸張用ハードウエア7
24に対して供給すると共に、伸張開始を指示する。
【0134】伸張用ハードウエア724は、CPU72
2からの情報及び指示に基づいて、ワークメモリ723
のJPEG画像を伸張し、その伸張完了をCPU722
に対して通知する。この通知を受けたCPU722は、
伸張後の画像データの縦及び横のサイズに関する情報を
伸張用ハードウエア724から取得し、これをワークメ
モリ723上に保存する。
【0135】次に、CPU722は、ワークメモリ72
3に保存したサイズ情報により、対象画像の縦サイズ及
び横サイズを比較し、対象画像の向きを判定し、この判
定結果に基づいて、付帯情報の印刷位置を決定する。
【0136】具体的には例えば、まず、図14及び図1
5は、対象画像を実際に記録紙(記録紙P)に印刷出力
した場合のイメージを示したものである。上記図14
は、画像の周りに余白がない“ふちなし”で印刷出力し
た場合の記録紙Pを示したものであり、これとは逆に上
記図15は、画像の周りに余白をつける“ふちあり”で
印刷出力した場合の記録紙Pを示したものである。これ
らの“ふちなし”及び“ふちあり”の何れかのモード指
定は、例えば、ディジタルカメラ720のUI機能等に
より実施される。尚、上記図14及び図15では、記録
紙Pの左上すみを原点とし、右方向にX軸、下方向にY
軸としている。
【0137】上記図14に示す“ふちなし”モード指定
の場合、 画像縦サイズ > 画像横サイズ なる関係ならば、対象画像は縦長画像と見なせる。した
がって、上記図14の(a)に示すように、対象画像
を、縦方向を記録紙Pの長辺に対応して印刷出力するこ
とになるため、付帯情報としての、例えば、日付文字列
を、(X1,Y1)を起点としてX軸方向に出力するよ
うに決定する。このときの日付文字列、すなわち縦向き
の文字は、日付用フォントデータ用のメモリ721から
取得する。一方、 画像縦サイズ ≦ 画像横サイズ なる関係ならば、対象画像は横長画像と見なせる。した
がって、上記図14の(b)に示すように、対象画像
を、横方向を記録紙Pの長辺に対応して印刷出力するこ
とになるため、付帯情報としての日付文字列を、(X
2,Y2)を起点としてY軸方向に出力するように決定
する。このときの日付文字列、すなわち横向きの文字
は、日付用フォントデータ用のメモリ721から取得す
る。
【0138】上記図15に示す“ふちあり”モード指定
の場合、付帯情報としての日付文字を余白部分に出力す
ることができる。この場合、 画像縦サイズ > 画像横サイズ なる関係ならば、対象画像は縦長画像と見なせる。した
がって、上記図15の(a)に示すように、対象画像
を、縦方向を記録紙Pの長辺に対応して印刷出力するこ
とになるため、付帯情報としての日付文字列を、(X
3,Y3)を起点としてX軸方向に出力するように決定
する。このときの日付文字列、すなわち縦向きの文字
は、日付用フォントデータ用のメモリ721から取得す
る。一方、 画像縦サイズ ≦ 画像横サイズ なる関係ならば、対象画像は横長画像と見なせる。した
がって、上記図15の(b)に示すように、対象画像
を、横方向を記録紙Pの長辺に対応して印刷出力するこ
とになるため、付帯情報としての日付文字列を、(X
4,Y4)を起点としてY軸方向に出力するように決定
する。このときの日付文字列、すなわち横向きの文字
は、日付用フォントデータ用のメモリ721から取得す
る。
【0139】尚、本実施例の文字列印刷位置の設定は、
画像の縦サイズと横サイズとの関係から定まるリストと
して、メモリに格納させておく。このようなリストは、
第一実施例のプリンタシステムに適用させても良く、こ
のリストをプリンタやpcに保持させておくのが良い。
【0140】また、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータや、インタフェース機器、リーダ、或
いはプリンタ等)から構成されるシステムに適用して
も、又は1つの機器(例えば、複写機やファクシミリ装
置)からなる装置に適用してもよい。
【0141】また、本発明の目的は、第1及び第2の実
施の形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェ
アのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム
或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピ
ュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読みだして実行することによって
も、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶
媒体から読み出されたプログラムコード自体が第1及び
第2の実施の形態の機能を実現することとなり、そのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体及び当該プログラム
コードは本発明を構成することとなる。プログラムコー
ドを供給するための記憶媒体としては、ROM、フレキ
シブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気
ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮
発性のメモリカード等を用いることができる。また、コ
ンピュータが読みだしたプログラムコードを実行するこ
とにより、第1及び第2の実施の形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一
部又は全部を行い、その処理によって第1及び第2の実
施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言う
までもない。さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、
その処理によって第1及び第2の実施の形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0142】図16は、上記コンピュータの機能800
を示したものである。コンピュータ機能800は、上記
図16に示すように、CPU801と、ROM802
と、RAM803と、キーボード(KB)809のキー
ボードコントローラ(KBC)805と、表示部として
のCRTディスプレイ(CRT)810のCRTコント
ローラ(CRTC)806と、ハードディスク(HD)
811及びフレキシブルディスク(FD)812のディ
スクコントローラ(DKC)807と、ネットワーク8
20との接続のためのネットワークインターフェースコ
ントローラ(NIC)808とが、システムバス804
を介して互いに通信可能に接続された構成としている。
【0143】CPU801は、ROM802或いはHD
811に記憶されたソフトウェア、或いはFD812よ
り供給されるソフトウェアを実行することで、システム
バス804に接続された各構成部を総括的に制御する。
すなわち、CPU801は、所定の処理シーケンスに従
った処理プログラムを、ROM802、或いはHD81
1、或いはFD812から読み出して実行することで、
第1及び第2の実施の形態での動作を実現するための制
御を行う。
【0144】RAM803は、CPU801の主メモリ
或いはワークエリア等として機能する。KBC805
は、KB809や図示していないポインティングデバイ
ス等からの指示入力を制御する。CRTC806は、C
RT810の表示を制御する。DKC807は、ブート
プログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、
ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び第
1及び第2の実施の形態における所定の処理プログラム
等を記憶するHD811及びFD812とのアクセスを
制御する。NIC808は、ネットワーク820上の装
置或いはシステムと双方向にデータをやりとりする。
【0145】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像を適当な大きさに自動的に配置して印刷する場合に
は、自動的に画像の付帯情報を画像に重ねて印刷し、ま
た、利用者の好みに応じて各画像の印刷位置やサイズを
指定して印刷する場合には、自動的に画像の付帯情報を
画像周囲の余白に印刷することで、利用者の用途に応じ
た印刷結果を得ることができる。また、複数の画像の配
置を変更するときに、日付などの付帯情報を画像の中に
配置するか否かを制御するので、複数画像の配置によっ
て、付帯情報の配置を適切に行うことが出来る。
【0146】具体的には例えば、図17に示すように、
できるだけ余白を設けずに、できるだけ画像を大きく印
刷したい場合には、付帯情報を画像に重ねても、画像の
確認に邪魔になることはないため、付帯情報を画像内に
配置させることが可能になる。また、図18に示すよう
に、縦方向の画像をも正立させて一覧できる画像配置で
印刷したい場合には、余白が発生して画像のサイズが小
さくなりやすいが、この余白スペースを使って、付帯情
報を配置させてやることが可能になり、付帯情報で画像
の邪魔をしてしまうことも無くなる。さらに、縦撮影や
横撮影にあわせて、付帯情報の配置位置も回転させてや
ることで、見やすい一覧画像を提供することができる。
【0147】また、対象画像(カメラで得られた撮影画
像等)を、その付帯情報と共に記録媒体上に配置する際
に、少なくとも対象画像の対象画像の形状に基いて、記
録媒体上への配置を行うように構成した場合、ユーザに
とって、見やすく自然な付帯情報(撮影日付等の情報)
付きの画像の印刷結果を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した
印刷システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記印刷システムの制御装置の内部構成を示す
ブロック図である。
【図3】上記制御装置のハードディスクに記録される画
像の配置情報のテーブルを説明するための図である。
【図4】上記制御装置の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図5】上記制御装置の動作において、初期化処理を説
明するためのフローチャートである。
【図6】上記制御装置で表示される配置情報更新画面を
説明するための図である。
【図7】上記制御装置の動作において、印刷処理を説明
するためのフローチャートである。
【図8】第2の実施の形態において、本発明を適用した
印刷システムの記録装置の構成を説明するための図であ
る。
【図9】上記記録装置で使用する記録紙を説明するため
の図である。
【図10】上記記録装置の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図11】上記印刷システムの構成を示すブロック図で
ある。
【図12】上記印刷システムのディジタルカメラの内部
構成を示すブロック図である。
【図13】上記ディジタルカメラのメモリのメモリマッ
プを説明するための図である。
【図14】上記記録装置で印刷出力される記録紙の一例
(余白なし)を示した図である。
【図15】上記記録装置で印刷出力される記録紙の一例
(余白あり)を示した図である。
【図16】第1及び第2の実施の形態の機能をコンピュ
ータに実現させるためのプログラムをコンピュータ読出
可能な記憶媒体から読み出して実行する当該コンピュー
タの構成を示すブロック図である。
【図17】固定レイアウトモードでの印刷結果の一例を
説明するための図である。
【図18】自由レイアウトモードでの印刷結果の一例を
説明するための図である。
【符号の説明】
100 印刷システム 110 制御装置 120 読取装置 130 プリンタ 140 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/76 H04N 5/76 E 5C076 Fターム(参考) 2C061 AQ04 AQ05 JJ02 JJ12 JJ13 JJ14 2C087 AA13 AC05 AC07 BD01 BD24 CA03 CA04 CB03 CB13 5B021 AA01 LB01 LL01 5B050 AA09 BA06 BA15 BA20 CA07 EA03 EA12 EA19 EA20 FA02 FA03 FA08 5C052 AA11 CC11 DD02 DD10 5C076 AA02 AA13 AA14 AA19 AA21 AA22 AA24 BA06 CA02 CB02

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像と当該複数の画像の付帯情報
    を記録媒体上に配置する画像処理装置であって、 上記複数の画像の配置方法を切り替える切替手段と、 上記切替手段による配置の切替に応じて、上記付帯情報
    の配置位置を画像内とするか否かを制御する配置制御手
    段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記切替手段による切替によって画像を
    回転させて配置させる場合に、当該画像の付帯情報の配
    置も回転させることを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 更に、上記画像と上記付帯情報が配置さ
    れたページをプリントするプリント手段を有することを
    特徴とする請求項1乃至2の何れかに記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 対象画像及び当該対象画像の付帯情報を
    記録媒体上に配置する画像処理装置であって、 対象画像の形状に基づいて、対象画像の付帯情報を対象
    画像と共に配置する配置制御手段を備えることを特徴と
    する画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記配置制御手段は、対象画像が縦長画
    像の場合、対象画像を縦長の状態に配置すると共に、対
    象画像の付帯情報を認識可能なように配置し、対象画像
    が横長画像の場合、対象画像を横長の状態に配置すると
    共に、対象画像の付帯情報を認識可能なように配置する
    ことを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 上記配置制御手段は、対象画像の付帯情
    報を、上記記録媒体に対象画像を配置した結果存在する
    余白部分に配置することを特徴とする請求項4記載の画
    像処理装置。
  7. 【請求項7】 上記配置制御手段による配置結果に基い
    て、対象画像及び当該対象画像の付帯情報を記録媒体上
    に印刷出力する出力手段を備えることを特徴とする請求
    項4記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 上記出力手段は、印刷出力機能を有する
    外部装置或いはシステムと通信することで、上記印刷出
    力を実施することを特徴とする請求項7記載の画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 上記出力手段は、熱転写式プリンタ機能
    及びインクジェット式プリンタ機能の少なくとも何れか
    の機能により、上記印刷出力を実施することを特徴とす
    る請求項7記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 複数の画像と画像の付帯情報を用紙上
    に配置して印刷する画像情報印刷システムであって、 利用者が画像の配置方法を切り替えると、画像の付帯情
    報を印刷する位置を自動的に切り替えて印刷することを
    特徴とする画像情報印刷システム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の画像情報印刷システ
    ムで、利用者が全ての画像に対して印刷位置やサイズ、
    方向を指定して配置する方法で印刷する場合に、画像の
    付帯情報の印字位置を自動的に画像と重ならない余白に
    設定して印刷することを特徴とする画像情報印刷システ
    ム。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の画像情報印刷システ
    ムで、画像を適当な大きさに自動的に配置して印刷する
    場合に、画像の付帯情報の印字位置を自動的に画像に重
    ねて印刷することを特徴とする画像情報印刷システム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の画像情報印刷システ
    ムで、画像を自動的に配置する際に回転する場合には、
    画像の付帯情報も自動的に回転して印字することを特徴
    とする画像情報印刷システム。
  14. 【請求項14】 複数の機器が互いに通信可能に接続さ
    れてなる画像情報印刷システムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜9の何れかに記載の画像処理装置の機能を有するこ
    とを特徴とする画像情報印刷システム。
  15. 【請求項15】 被写体の撮像画像を取得する撮像手段
    を有するカメラと、当該カメラにより得られた撮像画像
    を記録媒体上に視認可能に印刷出力するプリンタとを含
    む画像情報印刷システムであって、 上記プリンタは、上記記録媒体の任意の位置及び方向で
    上記撮像画像の付帯情報を印刷出力する際に、上記撮像
    画像の形状及び上記記録媒体上の位置の少なくとも何れ
    かに基いて、上記撮像画像が縦長画像の場合は、上記撮
    像画像を縦長の状態で上記記録媒体上に配置したときに
    上記付帯情報が視認可能となるように印刷出力し、上記
    撮像画像が横長画像の場合は、上記撮像画像を横長の状
    態で上記記録媒体上に配置したときに上記付帯情報が視
    認可能となるように印刷出力することを特徴とする画像
    情報印刷システム。
  16. 【請求項16】 上記プリンタは、上記撮像画像のサイ
    ズが上記記録媒体のサイズよりも小さい場合、これによ
    り発生する余白部分に上記付帯情報を印刷出力すること
    を特徴とする請求項15記載の画像情報印刷システム。
  17. 【請求項17】 上記カメラと上記プリンタを一体化し
    たことを特徴とする請求項15記載の画像情報印刷シス
    テム。
  18. 【請求項18】 上記プリンタは、 複数の加熱素子がライン状に並んだ加熱手段と、 上記加熱手段による加熱で記録紙に転写されるインクを
    塗布した色インク層を、上記加熱手段による加熱で記録
    媒体上に印画する熱転写式プリンタ手段とを備えること
    を特徴とする請求項15記載の画像情報印刷システム。
  19. 【請求項19】 上記プリンタは、 記録媒体上に記録液体のドットにより文字又は画像を記
    録するために当該記録液体を吐出するインクジェット式
    プリンタ手段を備えることを特徴とする請求項15記載
    の画像情報印刷システム。
  20. 【請求項20】 複数の画像と当該複数の画像の付帯情
    報を記録媒体上に配置するための画像処理方法であっ
    て、 上記複数の画像の配置方法を切り替える切替工程と、 上記切替工程による配置の切替に応じて、上記付帯情報
    の配置位置を画像内とするか否かを制御する配置制御工
    程とを含むことを特徴とする画像処理方法。
  21. 【請求項21】 上記切替工程による切替によって画像
    を回転させて配置させる場合に、当該画像の付帯情報の
    配置も回転させる工程を含むことを特徴とする請求項2
    0記載の画像処理方法。
  22. 【請求項22】 更に、上記画像と上記付帯情報が配置
    されたページをプリントするプリント工程を含むことを
    特徴とする請求項20乃至21の何れかに記載の画像処
    理方法。
  23. 【請求項23】 請求項20乃至22の何れかに記載の
    画像処理方法の工程をコンピュータに実行させるための
    プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記憶媒
    体。
  24. 【請求項24】 対象画像及び当該対象画像の付帯情報
    を記録媒体上に配置するための画像処理方法であって、 対象画像の形状に基づいて、対象画像の付帯情報を対象
    画像と共に配置する配置ステップを含むことを特徴とす
    る画像処理方法。
  25. 【請求項25】 上記配置ステップは、対象画像が縦長
    画像の場合、対象画像を縦長の状態に配置すると共に、
    対象画像の付帯情報を認識可能なように配置し、対象画
    像が横長画像の場合、対象画像を横長の状態に配置する
    と共に、対象画像の付帯情報を認識可能なように配置す
    るステップを含むことを特徴とする請求項24記載の画
    像処理方法。
  26. 【請求項26】 上記配置ステップは、対象画像の付帯
    情報を、上記記録媒体に対象画像を配置した結果存在す
    る余白部分に配置するステップを含むことを特徴とする
    請求項24記載の画像処理方法。
  27. 【請求項27】 上記配置ステップによる配置結果に基
    いて、対象画像及び当該対象画像の付帯情報を記録媒体
    上に印刷出力する印刷ステップを含むことを特徴とする
    請求項24記載の画像処理方法。
  28. 【請求項28】 上記印刷ステップは、外部装置或いは
    システムと通信することで、上記印刷出力を実施するス
    テップを含むことを特徴とする請求項27記載の画像処
    理方法。
  29. 【請求項29】 上記印刷ステップは、熱転写式プリン
    タ及びインクジェット式プリンタの少なくとも何れかの
    プリンタにより、上記印刷出力を実施するステップを含
    むことを特徴とする請求項27記載の画像処理方法。
  30. 【請求項30】 請求項1〜9の何れかに記載の画像処
    理装置の機能、又は請求項10〜19の何れかに記載の
    画像情報印刷システムの機能をコンピュータに実現させ
    るためのプログラムを記録したコンピュータ読出可能な
    記憶媒体。
  31. 【請求項31】 請求項20〜22、24〜29の何れ
    かに記載の画像処理方法の処理ステップをコンピュータ
    に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読取可能な記憶媒体。
  32. 【請求項32】 請求項1〜9の何れかに記載の画像処
    理装置の機能、又は請求項10〜19の何れかに記載の
    画像情報印刷システムの機能をコンピュータに実現させ
    るためのプログラム。
  33. 【請求項33】 請求項20〜22、24〜29の何れ
    かに記載の画像処理方法の処理ステップをコンピュータ
    に実行させるためのプログラム。
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