JP4715246B2 - 情報記録装置及び情報処理システム - Google Patents

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本発明は、電子写真プロセスなどによって記録紙などの画像形成媒体に可視画像を形成する画像形成装置に係り、詳細には、所定の情報画像を不可視画像として形成する情報記録装置及び、該情報記録装置に記録された情報画像に基づいた情報処理を行う情報処理システムに関する。
紙文書などの画像中に各種の付加情報を重畳して埋め込む情報埋め込み技術が提案、実施されている。このような情報埋め込みには、バーコードなどの可視画像として記録するものに加えて、不可視画像として文書内に記録するものがある。また、文書上に付加情報を記録すると共に、この付加情報を用いて情報管理を行う各種の提案がなされている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
例えば、特許文献1では、記録媒体にグリフアドレスカーペットを形成し、任意の位置のグリフを読み取ることにより、対応する領域位置の(X、Y)アドレスを取得し、このアドレスに基づいて、関連する操作を実行するようにしている。
また、特許文献2では、文書上に、コードエリアを設けると共に、コードエリアごとに所定の情報を関連付けしておき、コードエリアに二次元の位置コードを形成して、該位置コードを読み取ることにより、関連している情報を選択するようにしたり、また、位置コードを連続的に検出することにより、検出結果から手書き情報の入力が可能となるようにしている。
このような手書き情報の入力に対しては、カレンダー上などにデジタルペンから座標形式の書込み情報が入力されることにより、カレンダー情報として認識に、該当情報をデジタルカレンダー上に記録するようにした提案がなされている(特許文献3参照。)。
ところで、紙などに画像等を記録して文書などを作成するときには、電子写真プロセスを適用した画像形成装置(プリンタ)が一般的となっている。電子写真プロセスを適用したプリンタでは、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)及びK(ブラック)の各色のトナーをもちい、画像データに応じて、C、M、Y、Kのトナー画像を形成し、これらのトナー画像を記録紙に重畳させながら転写することにより画像データに応じた画像を形成する。
一方、記録紙上に可視画像として各種の情報を記録すると、可視画像の画像品質を損ねてしまうことがある。ここから、紙などの記録媒体上に情報を記録するときに、不可視画像として記録する方法がある。この方法としては、グリフコードやアノトパターンなどとして、実質的に視認困難な形状で記録する方法に加えて、可視光に対して光反射率が高く、赤外光などの非可視光に対して光反射率の低い領域を持つ記録材料を用いる方法がある。
ここから、記録媒体上に手書き入力に用いるドットパターンを形成するときに、記録媒体の地色または透明で所定波長の光に発光するインクを用いるようにした提案がなされている(例えば、特許文献4参照。)。
このような地色または透明なインクは、可視光域の光に対して光反射率が高く、赤外光などの非可視光に対して光反射率の低い領域を持つものであり、これにより、不可視画像となっているが、赤外光を発する光源と、赤外域の光を認識可能な撮像手段を用いることにより、不可視画像として記録している画像を認識することができる。
しかしながら、電子写真プロセスに適用するK色(カーボンブラック)のトナーは、可視光に対する光反射率が低いが、赤外光に対しても光反射率が低い領域を持つ。このために、赤外光に対して光吸収性の低い材料を用いて不可視画像を形成しても、この不可視画像を読み取るときに、K色のトナーによって形成されている画像も読み込まれてしまうという問題がある。
ここから、可視光に対して光反射率が高く、可視光外である赤外光に対して光反射率の低い領域を持つ記録材料を用いて、不可視画像を形成すると共に、可視画像を、非可視光に対して光反射率の高い記録材料を用いる提案がなされている(例えば、特許文献5参照。)。
また、K色のトナーに換えて、Y、M、Cの各色を用いて、黒色(プロセスブラック)の画像を形成するようにした提案もなされている(例えば、特許文献6参照。)。
このように、電子写真プロセスを用いて画像を形成すると、不可視画像を重畳させて記録しても、不可視画像のみを簡単に読み込むことは困難であり、可視画像及び不可視画像の形成や、不可視画像の読取りに大きな制約や複雑な処理が必要となる。
特開2000−99257号公報 特表2003−500777号公報 特表2003−501286号公報 特開2003−256122号公報 特開2001−265181号公報 特開2002−240387号公報
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、紙などの各種の画像形成媒体に、可視画像と共に不可視画像を重畳させて形成しながら、不可視画像の確実な読取りと共に、形成している不可視画像に基づいた情報の提供管理を可能とする情報記録装置及び情報処理システムを提案することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の情報記録装置は、可視光領域において光反射率が所定未満の領域が存在し且つ非可視光領域において光反射率が所定以上の画素材を用いて画像形成媒体に可視画像を形成する可視画像形成手段と、可視光領域において光反射率が所定以上で且つ非可視光領域において光反射率が所定未満の領域が存在する画素材を用いて前記画像形成媒体に不可視画像を形成する不可視画像形成手段と、文書内のページ位置を1つのパラメータとし且つ該パラメータと画像形成媒体上の位置座標とで、X軸及びY軸が前記画像形成媒体の面内にあり且つX軸及びY軸と直交するZ軸が前記画像形成媒体の積層方向を向いた三次元の仮想空間を形成して、所定の情報画像を前記画像形成媒体上に前記不可視画像として形成するときの前記仮想空間上の座標位置を設定する座標位置設定手段と、前記文書の各ページの画像データに基づいて前記画像形成媒体に可視画像を形成すると共に、前記座標位置設定手段によって設定された前記仮想空間上の座標位置に基づいて前記情報画像を不可視画像として形成する画像形成制御手段と、前記情報画像及び前記情報画像の前記仮想空間上の座標位置と共に、前記情報画像に関連する情報を出力する情報出力手段と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、画像形成媒体に可視画像を形成すると共に、所定の情報を不可視画像として形成する。不可視画像を、可視光に対して光反射率の高い画素材を用いると共に、可視画像を、非可視光に対して光反射率の高い領域を持つ画素材を用いて形成する。
これにより、不可視画像と可視画像が形成されていても、非可視画像として形成している情報画像を的確に読み取ることができるようにしている。
また、情報画像を形成するときには、画像形成媒体の位置座標を設定し、設定した位置座標に基づいて画像形成を行うと共に、情報画像及び位置座標と共に、情報画像に関連する情報を出力する。
これにより、画像形成媒体に不可視画像として形成している情報画像を用いた各種の処理が可能となるようにしている。
このような本発明では、前記座標位置設定手段が、画像を形成する前記画像形成媒体を特定可能とする情報を含む位置座標を設定することが好ましく、これにより、情報画像に基づいた情報の特定を的確に行うことができる。
また、本発明は、前記不可視画像を形成する前記画素材が、OPフリット、酸化イッテルビウム、ナフタロシアニン又は、クロコニウムの何れかを含むことを特徴とする。
OPフリット、酸化イッテルビウム、ナフタロシアニン又は、クロコニウムは、何れも可視光に対して光反射率が高く、実質的に白色に見えるが、赤外光に対して光反射率が低い領域を持つ。これにより、赤外光によって検出可能な不可視画像の形成が可能となる。
このような本発明は、前記可視画像形成手段又は前記不可視画像形成手段の少なくとも一方が、電子写真プロセスによって画像形成を行うもものであって良く、前記可視画像形成手段及び前記不可視画像形成手段が電子写真プロセスによって前記画像形成媒体に各色の画像を重畳させて画像を形成するときに、前記情報画像を最下層として形成することが好ましい。
これにより、不可視画像と情報画像を形成したときに、可視画像の画像品質を損ねてしまうのを防止することができる。
また、本発明では、前記画像形成媒体に記録される前記情報画像のドットの大きさが、74μm以上であることが好ましく、これにより、情報画像を電子写真プロセスにおいて確実に画像形成可能となり、かつ、的確な読取りが可能となる。
また、本発明の情報処理システムは、文書内のページ位置を1つのパラメータとし且つ該パラメータと画像形成媒体上の位置座標とで、X軸及びY軸が前記画像形成媒体の面内にあり且つX軸及びY軸と直交するZ軸が前記画像形成媒体の積層方向を向いた三次元の仮想空間を形成して、所定の情報画像を前記画像形成媒体上に前記不可視画像として形成するときの前記仮想空間上の座標位置を設定する座標位置設定手段と、可視光領域において光反射率が所定未満の領域が存在し且つ非可視光領域において光反射率が所定以上の画素材を用いて前記画像形成媒体に可視画像を形成する可視画像形成手段と、可視光領域において光反射率が所定以上で且つ非可視光領域において光反射率が所定未満の領域が存在する画素材を用いて前記画像形成媒体に不可視画像を形成する不可視画像形成手段と、前記文書の各ページの画像データに基づいて前記画像形成媒体に可視画像を形成すると共に、前記座標位置設定手段によって設定された前記仮想空間上の座標位置に基づいて前記情報画像を不可視画像として形成する画像形成制御手段と、を含む画像形成装置と、前記情報画像及び前記情報画像の前記仮想空間上の座標位置と共に、前記情報画像に関連する情報を記憶する記憶手段と、前記不可視画像として前記前記画像形成媒体上に記録された前記情報画像を読み取る読取り手段と、前記読取り手段によって読み取った前記情報画像に基づいて、前記記憶手段から読み取った情報に基づいた処理を行う情報処理手段と、を含んで構成することができる。
以上説明したように本発明によれば、紙などの各種の画像形成媒体に、可視画像と共に不可視画像を重畳させて形成しながら、非可視画像の確実な読取りと共に、形成している非可視画像に基づいた情報の提供管理が可能となるという優れた効果が得られる。
以下に、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に適用した情報管理システム10の概略構成を示している。この情報管理システム10は、画像形成媒体に画像と共に所定の情報を記録可能とする情報記録装置12及び、情報記録装置12によって画像形成媒体に記録している情報に関連した情報を記憶すると共に、画像形成媒体に記録している該当情報に基づいた情報処理を行う情報管理装置14を含んで構成されている。
本実施の形態では、画像形成媒体の一例として記録用紙(以下、用紙16とする)を用いており、情報記録装置12には、用紙16に画像を形成する画像形成装置とするプリンタ18と、このプリンタ18を用いた印刷処理を制御するプリントサーバ20と、プリンタ18によって用紙16に記録する画像データなどを出力する情報処理端末22を備えている。
情報処理端末22は、各種のアプリケーションによって作成、加工、編集したドキュメントなどの文書やページレイアウトなどの画像データを、印刷ジョブとしてプリントサーバ20へ出力する。プリントサーバ20では、この印刷ジョブに基づいた印刷処理を実行して、プリンタ18から、印刷ジョブに基づいた印刷物(以下、一例として文書24とする)を出力する。このような情報処理端末22としては、パーソナルコンピュータやワークステーションなどの一般的構成を適用することができる。
プリントサーバ20は、情報処理端末22から供給される画像データに対して処理の画像処理を施すと共にRIP処理を施し、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)及びK(ブラック)の各色のラスタデータを生成する。また、プリントサーバ20は、生成したラスタデータをプリンタ18へ出力する。
図2には、画像形成装置として適用しているプリンタ18の概略構成を示している。このプリンタ18は、用紙18を積層して収容する給紙トレイ26を備えた給紙部28、給紙部28から取出した用紙16に画像を形成するプリントエンジン30及び、プリンタ18の作動を制御するコントローラ32を含んで構成されている。
プリントエンジン30には、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)及びK(ブラック)の各色の現像ユニット34Y、34M、34C、34K(以下、総称するときには、現像ユニット34とする)が設けられている。現像ユニット34のそれぞれには、感光体ドラム36Y、36M、36C、36K(総称するときには、感光体ドラム36とする)が設けられ、感光体ドラム36のそれぞれには、帯電器38が対向されていると共に、現像器40Y、40M、40C、40K(以下、総称するときには、現像器40とする)が配置されている。
帯電器38は、感光体ドラム36の周面を均一に帯電し、現像器40は、感光体ドラム36の周面に、各色の帯電したトナー粒子を供給し、感光体ドラム36の周面にトナー画像を形成可能としている。
また、プリンタ18には、ROS(Raster Optical Scanner)42及びROS42を制御するROS制御部44が設けられている。ROS42は、光ビームを、各感光体ドラム36へ照射可能となっており、ROS制御部44は、各感光体ドラム36への光ビームの照射を制御する。
コントローラ32には、プリントサーバ20から各色のラスタデータが入力されるようになっており、コントローラ32は、入力されるラスタデータを所定のタイミングでROS制御部44へ出力する。
ROS制御部44は、入力されるラスタデータに基づいて、各感光体ドラム36に走査しながら照射する光ビームを制御する。これにより、感光体ドラム36のそれぞれにラスタデータに応じた静電潜像が形成され、静電潜像が形成された感光体ドラム36に、現像器40から各色のトナーが供給されることにより、感光体ドラム36にトナー像が形成される。
一方、プリントエンジン30には、中間転写体として転写ベルト46が設けられている。この転写ベルト46は、転写ローラ48とローラ50の間に巻き掛けられ、ローラ50側から転写ローラ48側へ移動するときに、各現像ユニット34の感光体ドラム36に接触するようになっている。また、プリントエンジン30には、転写ベルト46に接触する感光体ドラム36に対向して転写器52が設けられ、感光体ドラム36上のトナー像を転写ベルト46に転写する。このとき、プリントエンジン30では、転写ベルト46上に各色のトナー像を重畳させながら転写するようになっている。
また、プリントエンジン30には、転写ローラ48に対向してローラ54が設けられており、プリンタ18では、給紙トレイ26から取出した用紙16を、転写ベルト46に転写されたトナー像の移動に同期して転写ローラ48とローラ54の間へ送り込み、用紙16とトナー像を重ねて挟持、用紙16にトナー像を転写する。
トナー像が転写された用紙16は、プリンタ18内を排出トレイ56へ向けて搬送される。このときに、プリンタ18では、用紙16に転写されたとトナー像を溶融定着する。これにより、印刷ジョブに応じた画像が形成された用紙16が排出トレイ56上に排出される。
ところで、情報管理システム10では、用紙16上に、可視画像と共に不可視画像を形成可能となっている。
図2に示すように、プリンタ18には、Y、M、C、Kの各プロセスカラーの現像ユニット34Y、34M、34C、34Kに加えて、現像ユニット34Iが設けられている。この現像ユニット34Iに設けている現像器40Iは、可視光域で光反射率が高く、非可視光域で光反射率の低い領域を持つトナーを感光体ドラム36Iの周面へ供給する。
これにより、ROS42によって感光体ドラム36Iを走査露光して静電潜像を形成し、この静電潜像に対してトナー現像を施すことにより、可視光を吸収しないトナー像が形成されるようにしている。
本実施の形態に適用したプリンタ18では、非可視光として赤外線(赤外光)を適用し、この赤外光に対して光吸収性の低い画像形成材料によって形成したトナー(以下、非可視性トナーとする)を用いている。なお、本実施の形態では、非可視光として赤外線を適用するが、これに限らず、紫外線を適用しても良い。
可視光に対して光反射率が高く、赤外線に対して光反射率の低い赤外光吸収材料には、OPフリット(Cu−P含有ガラス(SiO2))、酸化イッテリビウム(Yb23)、ナフタロシアニン(バナジルナフタロシアニン(BuOナフタロシアニン))、クロコニウム(CR44(OH)2 ST173)などがある。
図3には、赤外光吸収材料としてクロコニウムとナフタロシアニンの光波長に対する光吸収率特性の概略を示している。なお、ここでは、クロコニウム、ナフタロシアニンを例示しているが、OPフリットや酸化イッテリビウムも略同等の特性を備えている。
図3に示すように、クロコニウム及びナフタロシアニンは、700nm以下の波長の可視光に対しては、光反射率が高くなっており、これにより、トナーとして用いたときの視認性が極めて低くなっている。
また、クロコニウムやナフタロシアニンは、波長が約850nmをピークとして800nm〜900nmの光(赤外光)に対して、反射率が低く、該当波長の光を吸収し易くなっている。
このような赤外光吸収材を用いてトナーを形成することにより、非可視性が高く、赤外光を用いることにより読込みが可能となる画像を形成することができる。すなわち、肉眼での視認は困難であるが、赤外光を用いた画像読取り手段によって検出が可能となる不可視画像を形成することができる。
赤外光吸収材を用いて非可視性トナーを形成するときには、顔料に換えて上記赤外光吸収材料の何れかを用いて、該赤外光吸収材料と基材(バインダー)を混合して形成した粒子を、トナー粒子の帯電特性や剥離性等を制御する一般的な外添剤によって被覆する。なお、基材と赤外光吸収材料の混合は、乳化凝縮プロセスなどの一般的手法を適用することができる。
プリンタ18では、現像ユニット34Iの現像器40Iに、この非可視性トナーを装填し、装填している非可視性トナーを用いたトナー像の形成が可能となっている。
一方、プロセスカラーのうち、C、M、Yの各色のトナーは、赤外光に対し吸収性が高いことが知られており、C、M、Yの各色を用いることにより、K色(プロセスブラック)の画像形成が可能となっている。また、一般的なK色(カーボンブラック)のトナーは、可視光のみならず赤外光に対しも光反射率が低いことが知られており、K色のトナーを用いて画像を形成すると、赤外光による読取りも可能となってしまう。
ここから、プリントサーバ20では、非可視性トナーを用いて画像を形成するときには、K色の画像を、C、M、Yの各色のトナーを用いたプロセスブラックによって形成するようにしている。なお、本実施の形態では、K色の可視画像を形成するときにプロセスブラックを用いるようにするが、可視光の略全域で光反射率が低く、また、非可視光域での光反射率の高い領域をもつ材料を用いるものであっても良い。
また、本実施の形態に適用したプリントエンジン30では、Y、M、C、Kの各色をこの順序で転写ベルト46に転写した後に、非可視性トナーによって形成したトナー像を転写ベルト46に転写する。これにより、用紙16には、K色のトナーが最上層となって、K、C、M、Yの順でトナー像が重ねられた後、最下層に非可視性トナー像が形成される。
ここで、例えば、可視性のトナーの上に非可視性トナーを重ねると、非可視性のトナーが可視光を反射してしまい、非可視性トナーの下層側のトナーによる可視光の吸収が抑えられ、用紙16に形成した可視画像に像欠けなどが生じて、画像品質が損なわれてしまう。
これに対して、プリンタ18では、非可視性トナーを用いた画像を最下層に形成するので、可視画像が損ねられてしまうことがない。
一方、写真画像などを形成するときには、高い解像度であることが好ましいが、線や文字等を形成するときには、600dpi程度であることが好ましく、また、OCR機能を用いて文字を読み込みときには、細線の再現が困難となる。
図4では、一マスを1/600inchとして細線を形成した状態を示しており、縦横斜めの何れに対しても連続した線を形成するためには、2マス以上用いる必要がある。このために、縦横に形成した線では、線幅w1が74μmとなり、斜めに形成した線では、線幅w2が78μmとなる。なお、図4では、画像部分の画素に対応するマスを塗つぶして示している。
ここから、本実施の形態では、非可視性トナーを用いて画像を形成するときの線幅wが74μm以上となるようにしており、これにより、スキャナなどの画像読取り装置で非可視性トナーを用いて形成している画像を読み込んだときに、読み込んだ画像の的確な認識が可能となるようにしている。
一方、図1に示すように、情報管理システム10では、情報画像形成部60が設けられ、この情報画像形成部60がプリントサーバ20に接続している。なお、情報画像形成部60は、情報処理端末22の何れかに設けても良く、プリントサーバ20に形成されていても、プリンタ18に形成されていても良い。また、情報画像形成部60は、専用のサーバに形成されていても良く、ファイルサーバなどの中間サーバに形成されていても良く、さらに、情報管理装置14に設けられていても良い。
プリントサーバ20では、情報処理端末22から入力された印刷ジョブに基づいた画像と共に、非可視性トナーを用いて所定の情報を示す画像(以下、識別子とする)を形成した文書24を出力するときに、識別子ごとの用紙16での位置設定を要求する。
情報画像形成部60では、文書を特定する情報及び該当文書内の用紙位置(ページ位置)を一つのパラメータとし、このパラメータに加えて用紙16上の位置(位置座標)を割付けて、該当識別子の印刷位置を三次元的に示すことにより、識別子ごとの位置座標を割付ける。
例えば、図5に示すように、文書24として多数ページのドキュメント62を印刷出力するときに、識別子64を形成する文書(ドキュメント)及びページと共に、該当ページ上での識別子64の位置座標を割付ける。なお、この識別子64は、形成する情報に応じて設定されるものを用いる。
このような仮想空間を形成して、仮想空間上の位置座標を設定することより、識別子64の形成時の情報、識別子64が設けられている文書、識別子64ごとの文書上の位置などを明確に把握でき、的確な管理が可能となるようにしている。
プリントサーバ20では、情報画像形成部60で割付けられた座標位置に基づいて、識別子64の印刷位置(座標位置)を設定し、設定した用紙16上の印刷位置に該当識別子64を形成するように、非可視性トナーに対するラスタデータを生成している。
一方、情報管理装置14は、情報記憶部70及び管理制御部72を含んで形成されている。情報記憶部70には、文書データ、文書又は文書内の特定の画像やデータ、文字(文字列、単語など)やシンボル等に関連する情報などを記憶されるようになっている。
プリントサーバ20では、情報画像形成部60から取得した識別子64の位置情報と共に、識別子64に関する情報及び識別子64に関連する情報を、情報管理装置14へ出力する。情報管理装置14に設けている管理制御部72は、入力された情報を識別子64に関する情報に基づいて情報記憶部70に格納し、識別子64に関する情報から、記憶している情報の特定が可能となるようにしている。
このような識別子64としては、所定の情報を予め設定しているコードに変換したものであっても良く、文字やシンボルマーク、URLなどの文字列であっても良い。また、識別子64としては、グリフコードやアノードパターンなど、所定の情報をコード化したものを適用することができ、さらに、用紙16上の位置座標を特定可能とするドットパターンなどを用いることができる。
情報管理システム10では、情報管理装置14に携帯端末74が接続されるようになっている。図6に示すように、この携帯端末74は、プリンタ18によって画像が形成された用紙16上に不可視画像として記録される識別子64の読込みが可能となる画像読取り部76を含んでいる。
画像読取り部76は、非可視性トナーに応じた波長(例えば、850nm)の光を発する光源78と、該当波長の光を受光する受光素子によって形成された撮像部80を含んでいる。
これにより、携帯端末74は、文書24に形成している識別子64に応じた画像データの読込みが可能となっている。
また、携帯端末74には、コード変換部82が設けられており、読み込んだ識別子64を元のコードに変換する。すなわち、識別子64に応じて設定されている情報を抽出する。
図1に示すように、携帯端末74では、読み込んだ情報を情報管理装置14へ出力する。情報管理装置14の管理制御部72は、携帯端末74から入力された情報に基づいた処理を実行する。
このときに、管理制御部72は、例えば、情報記憶部70に記憶されている情報を特定する識別子64ないし識別子64に応じたコードが読み込まれると、読み込まれた情報から特定される情報を情報記憶部70から読み出す。
また、図6に示すように、携帯端末74には、LCDなどの表示デバイス84と表示デバイス84の表示を制御する表示制御部86を含むことができる。これにより、識別子64によって特定される情報が文書データや画像データであるときには、管理制御部72が情報記憶部70から読み出した該当情報(例えば画像データや文書データ)を取得して、表示デバイス84に表示可能とすることができる。
このような携帯端末74としては、例えば、画像読取り部76のみを備えたものとして、電子ペンやハンディスキャナを適用することができ、また、表示デバイス84を含むものとしては、携帯電話、デジタルカメラ、PDA(Personal Digital Assistant)などの各種の携帯型情報処理端末を適用することができる。
このように構成されている情報管理システム10では、情報処理端末22で作成されたドキュメントなどを印刷処理するときに、該当ドキュメントの文書データを印刷ジョブとしてプリントサーバ20へ出力する。プリントサーバ20は、印刷ジョブが入力されると、印刷ジョブ内の各ページの文書データ(画像データ)に対して所定の画像処理を施すと共に、RIP処理(ラスタ処理)を施し、C、M、Y、Kの各色成分のラスタデータを生成し、生成したラスタデータをプリンタ18へ出力する。なお、プリントサーバ20としては、所定の画像処理を施し、プリンタ18でRIP処理を行うものであってもよく、また、プリンタ18がプリントサーバ22の機能を備えたものであっても良い。
プリンタ18は、C、M、Y、Kの各色成分のラスタデータが入力されることにより、ラスタデータに応じて現像ユニット34の感光体ドラム36を帯電露光した後、トナー現像を施すことによりY、M、C、Kの各色のトナー像を形成し、形成したトナー像を転写ベルト46に重畳させながら転写する。
また、プリンタ18では、転写ベルト46に転写したトナー像を、給紙トレイ26から取出した用紙16に転写し、さらに、定着処理を施して、排出トレイ56へ排出する。
これにより、印刷ジョブとして入力されるドキュメントの文書が得られる。なお、このような印刷処理は、一般的構成を適用できる。
ところで、情報管理システム10に設けているプリンタ18には、非可視性トナーによるトナー像を形成可能な現像ユニット34Iが設けられており、プリンタ18では、プロセスカラーのトナーを用いた可視画像に加えて、非可視性トナーを用いた不可視画像の形成が可能となっている。
ここで、識別子64を埋め込んだ文書34の作成及び、作成した文書24上の識別子64を用いた処理を説明する。
図7には、画像形成処理(印刷処理)の概略を示している。このフローチャートは、プリントサーバ22に印刷ジョブが入力されると実行され、最初のステップ100では、識別子64を付加して所定の情報を埋め込むか否かを確認する。
ここで、情報埋め込みを行わないときには、ステップ100で否定判定してステップ102へ移行し、通常の印刷処理を実行する。これに対して、情報埋め込みを行うときには、ステップ100で肯定判定してステップ104へ移行する。このステップ104では、埋め込み情報及び埋め込み情報に対応する識別子64を取得する。
この後、ステップ106では、情報画像形成部60に対して、取得した識別子64の割付け要求を行う。このとき、複数の識別子64を埋め込むときには、それぞれの識別子64に対する割付け要求を行う。また、埋め込み情報としてドットパターンを形成するときには、個々のドットに対する割付け要求を行う。
情報画像形成部60は、この割付け要求に対して、情報画像上での位置座標を設定し、設定した位置座標をプリントサーバ22へ伝達する。
プリントサーバ22では、割付け要求を行うとステップ108へ移行して、情報画像形成部60で位置座標が設定されたか否かを確認し、位置座標が設定されて伝達されてくると、ステップ108で工程判定してステップ110へ移行し、設定された位置座標を取得する。
この後、ステップ112では、割付けられた位置座標に基づいて識別子64を形成可能とするように印刷ジョブに対する画像処理及びRIP処理を行う。このとき、黒色の画像成分に対しては、C、M、Yの各色成分を用いて形成する。また、識別子64に対しては、プロセスカラーと別にラスタデータを生成する。
これにより、Y、M、C及び非可視性トナーのラスタデータを生成するとステップ114へ移行し、生成したラスタデータに基づいて印刷処理を実行する。
これにより、識別子64が不可視画像として埋め込まれた文書24が作成される。
これと共に、ステップ116では、識別子64の情報を情報管理装置14へ出力する。これにより、情報管理装置14では、識別子64に対応する情報を情報記憶部70へ格納して保持する。
ここで、文書24の印刷処理に用いるプリンタ18では、転写ベルト46の移動方向(図1の矢印A方向)に沿ってY、M、C、Kの各色の現像ユニット34Y、34M、34C、34Kが配置され、移動方向の最下流に非可視性トナーを用いる現像ユニット34Iが設けられ、これにより、非可視性トナーを用いた識別子64が最下層となるようにしている。
これにより、プリンタ18から印刷出力する文書34では、可視画像に不可視画像(識別子64)が重なっていても、可視画像の仕上がり品質に低下が生じてしまうことがなく、高品質の可視画像を形成することができる。
また、プリントサーバ22では、用紙16に識別子64を形成するときに、例えば、Y、M、Cの各色のラスタデータに黒色の画素を含むようにして、不可視画像を読み取るときに、可視画像の黒色成分(黒色の画素)が、合わせて読み取られてしまうのを防止するようにしている。
これにより、プリンタ18から出力される文書24から識別子64を適正に読み取ることができるようにしている。
図8には、文書24に形成している識別子64を用いるときの操作及び操作に基づいた処理の概略を示している。
このフローチャートでは、最初のステップ120で携帯端末74を用いて、例えば、文書24(用紙16)上をスキャンして識別子64の読込みを行う。これにより、識別子64が検出されると、ステップ122では、検出した識別子64の画像データを読込み、次のステップ124では、読み込んだ画像から識別子64の情報をコード化する。
例えば、識別子64が文字列であるときには、OCR機能を用いて文字抽出を行う、抽出した文字に対するコードを生成する。
携帯端末74で識別子64を読み込んで生成されたコードは、情報管理装置14へ出力される(ステップ126)。
情報管理装置14では、携帯端末74から識別子64に応じたコードなどが入力されると、該当コードに基づいて、読み込んだ識別子64に対する情報を情報記憶部70から読み出し(ステップ128)、読み出した情報に対する処理を実行する(ステップ130)。
これにより、例えば、識別子64が、情報記憶部70に記録している情報(データ)にリンクしたり、さらに、該当情報が所定のリンク先を示すものであれば、識別子64によって特定されるデータを、携帯端末74の表示デバイス84に表示したり、携帯端末74で取得することができる。
さらに、識別子64が用紙16上の座標位置を示すものであり、携帯端末74が電子ペンなどであれば、携帯端末74によって用紙16上をトレースすることにより、携帯端末74の移動軌跡を、情報管理装置14が取得することができ、これにより、手書きの文字入力などが可能となり、また、携帯端末74にマウスなどの入力デバイス機能を持たせることができる。
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、非可視性の画像形成材料として赤外光に対して光反射率の低いナフタロシアニン、クロコニウム、酸化イッテリビウム、OPフリット等を例示したが、これに限らず、可視光に対して光反射率が高くかつ赤外光に対して光反射率の低い任意の素材を適用することができる。
また、赤外光ではなく、紫外光に対して光反射率の低い領域を持つ素材を用いることができ、このときには、検出用の光源として紫外光を発するものを適用すればよい。
また、本実施の形態では、可視画像と不可視画像を合わせて形成するときに、可視画像の栗色としてプロセスブラックを適用したが、これに限らず、K色として、赤外光に対して光吸収率の高い色材を用いるようにしても良い。
また、本実施の形態では、画像形成装置としてプリンタ18を例示したが、本発明の画像形成装置は、これに限らず、プロセスカラーを用いた可視画像の形成と、非可視性トナーなどを用いた不可視画像の形成が可能であれば任意の構成を適用することができる。
さらに、本実施の形態では、画像形成媒体として記録紙などの用紙16を例に説明した、画像形成媒体としては、これに限らず、電子写真プロセスによって画像形成が可能であれば、任意の画像形成媒体を適用することができる。
さらに、本発明は、画像形成媒体として、R、G、Bの各色の光を発して可視画像を形成する所謂電子ペーパ等を用いることができる。このときには、不可視画像の画素を、赤外線などを発する素材を用いて形成するようにすれば良い。また、電子ペーパを適用するときには、画像形成装置として電子ペーパーへの画像書込みに用いる書込み装置を適用すればよい。
本実施の形態に適用した情報管理システムの概略構成図である。 プリンタの一例を示す概略構成図である。 本発明に適用可能な赤外光収材料の光波長に対する光反射率特性の一例を示す線図である。 用紙に形成するドットパターンを例示する概略図である。 文書の一例とするドキュメントとドキュメント上に形成する識別子の位置の一例を示す概略図である。 画像読取り手段として用いる形態端末の一例を示す概略構成図である。 画像形成処理の概略を示す流れ図である。 文書に形成した識別子を用いた情報処理の一例を示す流れ図である。
符号の説明
10 情報管理システム(情報処理システム)
12 情報記録装置
14 情報管理装置
16 用紙(画像形成媒体)
18 プリンタ(情報記録装置、可視画像形成手段、不可視画像形成手段)
20 プリントサーバ(情報記録装置、画像形成制御手段)
22 情報処理端末
24 文書
30 プリントエンジン(可視画像形成手段、不可視画像形成手段)
34Y、34M、34C 現像ユニット(可視画像形成手段)
34I 現像ユニット(不可視画像形成手段)
60 情報画像形成部(文書識別コード及び座標位置設定手段)
64 識別子(情報画像、不可視画像)
70 情報記録部(記憶手段)
72 管理制御部(情報処理手段)
74 形態端末(読取り手段)
76 画像読取り部(読取り手段)
78 光源
80 撮像部

Claims (2)

  1. 可視光領域において光反射率が所定未満の領域が存在し且つ非可視光領域において光反射率が所定以上の画素材を用いて画像形成媒体に可視画像を形成する可視画像形成手段と、
    可視光領域において光反射率が所定以上で且つ非可視光領域において光反射率が所定未満の領域が存在する画素材を用いて前記画像形成媒体に不可視画像を形成する不可視画像形成手段と、
    文書内のページ位置を1つのパラメータとし且つ該パラメータと画像形成媒体上の位置座標とで、X軸及びY軸が前記画像形成媒体の面内にあり且つX軸及びY軸と直交するZ軸が前記画像形成媒体の積層方向を向いた三次元の仮想空間を形成して、所定の情報画像を前記画像形成媒体上に前記不可視画像として形成するときの前記仮想空間上の座標位置を設定する座標位置設定手段と、
    前記文書の各ページの画像データに基づいて前記画像形成媒体に可視画像を形成すると共に、前記座標位置設定手段によって設定された前記仮想空間上の座標位置に基づいて前記情報画像を不可視画像として形成する画像形成制御手段と、
    前記情報画像及び前記情報画像の前記仮想空間上の座標位置と共に、前記情報画像に関連する情報を出力する情報出力手段と、
    を含むことを特徴とする情報記録装置。
  2. 文書内のページ位置を1つのパラメータとし且つ該パラメータと画像形成媒体上の位置座標とで、X軸及びY軸が前記画像形成媒体の面内にあり且つX軸及びY軸と直交するZ軸が前記画像形成媒体の積層方向を向いた三次元の仮想空間を形成して、所定の情報画像を前記画像形成媒体上に前記不可視画像として形成するときの前記仮想空間上の座標位置を設定する座標位置設定手段と、
    可視光領域において光反射率が所定未満の領域が存在し且つ非可視光領域において光反射率が所定以上の画素材を用いて前記画像形成媒体に可視画像を形成する可視画像形成手段と、可視光領域において光反射率が所定以上で且つ非可視光領域において光反射率が所定未満の領域が存在する画素材を用いて前記画像形成媒体に不可視画像を形成する不可視画像形成手段と、前記文書の各ページの画像データに基づいて前記画像形成媒体に可視画像を形成すると共に、前記座標位置設定手段によって設定された前記仮想空間上の座標位置に基づいて前記情報画像を不可視画像として形成する画像形成制御手段と、を含む画像形成装置と、
    前記情報画像及び前記情報画像の前記仮想空間上の座標位置と共に、前記情報画像に関連する情報を記憶する記憶手段と、
    前記不可視画像として前記前記画像形成媒体上に記録された前記情報画像を読み取る読取り手段と、
    前記読取り手段によって読み取った前記情報画像に基づいて、前記記憶手段から読み取った情報に基づいた処理を行う情報処理手段と、
    を含むことを特徴とする情報処理システム。
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