JP2001265181A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成方法

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JP2001265181A
JP2001265181A JP2000075137A JP2000075137A JP2001265181A JP 2001265181 A JP2001265181 A JP 2001265181A JP 2000075137 A JP2000075137 A JP 2000075137A JP 2000075137 A JP2000075137 A JP 2000075137A JP 2001265181 A JP2001265181 A JP 2001265181A
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JP2000075137A
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Shigehito Andou
滋仁 安東
Masahiro Takagi
正博 高木
Yuichi Ichikawa
裕一 市川
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可視画像の画像品質を損なうことなく、可視
画像の任意の位置に付加情報を埋め込むことができ、さ
らに、後から付加情報を追加したり、新たな付加情報を
埋め込んだりできるようにする。 【解決手段】 像書き込み装置103によって潜像形成
が行われる像担持体201と、不可視光に吸収域を有す
るトナーを収容する現像器104と、転写ロール105
とを備える画像形成装置であって、画像形成時には、記
録用紙と上記トナーとの可視光領域における最大分光反
射率差が10%以内で、かつ、記録用紙上の可視画像と
上記トナーとの不可視光領域における最大分光反射率差
が10%以上となる条件で、現像器104により像担持
体101上の静電潜像を現像し、これによって形成され
た不可視トナー像を転写ロール105によって記録用紙
上に転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録用紙等の記録
媒体上に可視画像と不可視画像を形成する際に用いて好
適な画像形成装置及び画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像中に付加情報を重畳して
埋め込む付加データ埋め込み技術がある。近年、この付
加データ埋め込み技術を静止画像等のデジタル著作物の
著作権保護、不正コピー防止に利用する動きが活発にな
ってきている。
【0003】付加データ埋め込み技術をデジタル著作物
に利用する場合、著作権IDやユーザーID等の付加データ
を、視覚的に目立たないように埋め込んだ画像データを
流通させる。有価証券等の偽造を防止するために、様々
な対策がカラー画像形成装置に盛り込まれている。その
手法の一つとして、コピーやプリントアウトに使用した
画像形成装置を特定するために、画像上に目視で認識し
ずらい画像形成装置固有の記号を一定の変調量で画像情
報に重畳させる技術がある。
【0004】この技術を用いた場合は、仮に、その画像
形成装置を用いて有価証券の偽造が行われても、偽造物
の画像を特定の波長域を抽出可能な読み取り装置で読み
取って上記画像形成装置固有の記号を判読することによ
り、偽造に使われた画像形成装置を特定できるため、偽
造者の追跡に有効な手がかりとなる。
【0005】しかしながら、上記技術においては、画像
形成装置の階調特性によっては、低濃度域で画像形成装
置特有の記号を重畳しても、それが画像濃度に反映され
ずに判読不可になったり、階調が硬調な濃度域では、重
畳した画像形成装置固有の記号が目視で容易に認識され
たりするという問題があった。
【0006】このような事情から、視覚的に目立たない
ように付加情報を埋め込む技術として、例えば、特開平
1−225978号公報、特開平6−113115号公
報、特開平6−171198号公報、特開平6−122
266号公報に記載された技術が知られている。
【0007】特開平1−225978号公報に記載され
た技術は、潜像担持体に画像情報に応じた静電潜像を形
成し、この静電潜像を、該静電潜像と逆極性でかつ透明
度の高い絶縁性トナーで現像して不可視トナー像を形成
し、該不可視トナー像を転写材に転写・定着させて不可
視画像を形成するものである。このようにして得られた
不可視画像の顕像化は、転写材上の絶縁性トナー部のみ
を帯電させ、有色トナーにより現像することで行われ
る。
【0008】特開平6−113115号公報に記載され
た技術は、画像形成方式の異なるパターン形成装置を別
個に備え、450nm以下、650nm以上の波長領域で、
分光反射特性のピークを持つ記録材料を用いて、所定の
パターンを記録するものである。
【0009】特開平6−171198号公報及び特開平
6−122266号公報に記載された技術は、電子写真
方式、静電記録方式又はインクジェット記録方式によ
り、基体上に赤外線吸収性色素からなる着色領域と赤外
線反射色素からなる着色領域とを並列又は重ねて形成
し、着色領域の少なくとも一方が文字、数字、記号、模
様などの画像であり、かつ上記2種の着色領域が肉眼で
実質的に判別不能又は判別困難となるよう画像を記録す
るものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載された従来技術においては、次のような問題が
あった。
【0011】すなわち、特開平1−225978号公報
に記載の技術では、不可視画像である付加情報を読み取
るにあたって、画像の不可視トナー部のみに有色のトナ
ーを現像して顕像化するため、一旦、顕像化してしまう
と文書が変質してしまう。そのため、顕像化した以降
は、不可視である付加情報を埋め込んだ文書として利用
できなくなるという欠点を有している。
【0012】また、特開平6−113115号公報に記
載の技術では、記録材料の可視光領域での吸収性につい
て何ら規定しておらず、よって付加情報を埋め込む領域
の上層に、情報を視覚的に隠蔽する遮蔽層を設ける必要
がある。すなわち、付加情報を埋め込む領域や画像が限
定されるという問題がある。通常、その目的から情報を
視覚的に隠蔽するための遮蔽層は、可視光領域の波長を
すべて吸収、あるいはすべて反射する必要があり、吸収
する場合は黒色に、反射する場合は白色を有する層とな
る。そのため、可視画像のどこにでも、付加情報を埋め
込むことができないという問題が生じる。さらに、白色
を有する遮蔽層で付加情報を視覚的に隠蔽する場合は、
可視画像の最下層に付加情報を埋め込む必要があり、前
記遮蔽層を形成した後、新たに付加情報を追加したりす
ることができないという問題が生じる。
【0013】一方、特開平6−171198号公報及び
特開平6−122266号公報に記載の技術では、赤外
線に対する吸収性及び反射性を有する色素の可視光領域
での吸収性について何ら規定しておらず、よって上記特
開平6−113115号公報に記載の技術と同様に、付
加情報を埋め込む領域や画像が限定される、新たに付加
情報を追加したりすることができないという問題が生じ
る。
【0014】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、可視画像の画像
品質を損なうことなく、可視画像の任意の位置に付加情
報を埋め込むことができ、さらに、後から付加情報を追
加したり、新たな付加情報を埋め込んだりすることがで
きる画像形成装置及び画像形成方法を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、不可視光に吸収域を有す
る記録材料を用いて記録媒体上に不可視画像を形成する
画像形成手段を備える画像形成装置であって、画像形成
手段は、記録媒体と記録材料との可視光領域における最
大分光反射率差が10%以内で、かつ、記録媒体上の可
視画像と記録材料との不可視光領域における最大分光反
射率差が10%以上となる条件で、記録媒体上に不可視
画像を形成するものである。
【0016】この画像形成装置によれば、画像形成手段
による画像形成時の条件として、不可視光に吸収域を有
する記録材料と記録媒体との可視光領域における最大分
光反射率差を10%以内とすることにより、可視画像の
画像品質を損なうことなく、可視画像の任意の位置に付
加情報を埋め込むことが可能となり、さらに、すでに付
加情報を埋め込まれた画像に新たな付加情報を埋め込む
ことが可能になる。また、記録媒体上の可視画像と記録
材料との不可視領域における最大分光反射率差を10%
以上とすることにより、不可視画像による付加情報の埋
め込みを容易に行うことが可能になるとともに、記録媒
体上において肉眼では読み取り不可能でかつ特定の手段
でのみ読み取りが可能な不可視画像を得ることが可能と
なる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施
形態においては、画像形成装置の一例として、電子写真
方式のカラー画像形成装置を例に挙げて説明するが、本
発明はこれに限らず、インクジェット記録方式、銀塩写
真方式、熱転写方式、昇華型方式等の画像形成装置にも
同様に適用可能である。
【0018】図1は本発明の第1実施形態に係る画像形
成装置の概略図である。図示した画像形成装置は、像担
持体101、帯電器102、像書き込み装置103、現
像器104、転写ロール105、クリーニングブレード
106等からなる画像形成手段を備えている。
【0019】像担持体101は、全体としてドラム状に
形成されたもので、その外周面(ドラム表面)に感光層
を有している。この像担持体101は図の矢印方向に回
転可能に設けられている。帯電器102は、像担持体1
01を一様に帯電するものである。像書き込み装置10
3は、帯電器102によって一様に帯電された像担持体
101に像光を照射することにより、静電潜像を形成す
るものである。
【0020】現像器104は、近赤外光に吸収域を有す
る材料を用いた現像剤を収容し、この現像剤を像担持体
101と対向する領域に供給し、現像を行い、像担持体
101上にトナー像を形成する。転写ロール105は、
図示しない用紙搬送手段によって矢印方向に搬送される
記録用紙(記録媒体)を像担持体101との間で挟持し
つつ、像担持体101上に形成されたトナー像を記録用
紙に転写するものである。クリーニングブレード106
は、転写後に像担持体101上に残ったトナーをクリー
ニング(除去)するものである。
【0021】ここで、本実施形態で用いられる現像剤
は、非磁性トナーと磁性キャリアとを混合した二成分現
像剤である。トナーとしては、重量平均粒径が9μm
で、負帯電性のポリエステル系トナーが使用されてい
る。また、キャリアとしては、結着樹脂中に磁性粉を分
散させた、いわゆる磁性粉分散型樹脂キャリア又は球形
フェライト粒子に樹脂皮膜を施した、いわゆるフェライ
トキャリアが使用されているが、他の材料からなるトナ
ー又はキャリアを用いることもできる。
【0022】さらに詳述すると、例えば、トナーとし
て、ポリエステル樹脂60wt%、無色の赤外吸収顔料
40wt%を混練粉砕し、平均粒径が9μmのベースト
ナーとした後、このベーストナーに対し、疎水化処理を
施した平均粒径40nmのTiO2微粉末をトナー表面
に外添したものを用いることにより、近赤外光に吸収域
を有する記録材料を得た。
【0023】また、キャリアとしては、平均粒径50μ
mのフェライト粒子100重量部及び分子量95,00
0のメタクリレート樹脂1重量部を、トルエン500重
量部とともに加圧式ニーダーに入れ、常温で15分混合
した後、減圧混合しながら70℃に上昇し溶剤を留去し
た後冷却し、105μmのふるいで篩分して評価用キャ
リアとした。
【0024】上記トナーとキャリアとを混合した現像剤
としては、例えば、トナー濃度(TC:Toner Concent
ration)を8wt%、現像剤中のトナーの帯電量を20
μC/gとしたものを用いることができる。ここでトナ
ー濃度(TC)は、次式で表わされる。TC(wt%)
=現像剤に含まれるトナー重量(g)/現像剤の総重量
(g)
【0025】上記トナーとキャリアとを混合して現像剤
としたときのトナーの電荷量は、高すぎるとトナーのキ
ャリアに対する付着力が強くなりすぎて、トナーが現像
されないといった現象が発生する。一方、電荷量が低す
ぎるとトナーのキャリアに対する付着力が弱くなり遊離
トナーによるトナークラウドが発生し、プリントにおけ
るカブリが問題となる。トナーを転移して良好な現像を
行うという観点からは、現像剤中のトナーの電荷量が絶
対値で5〜80μC/g、好ましくは、10〜60μC
/gの範囲にあることが望ましい。
【0026】続いて、本第1実施形態に係る画像形成装
置の動作について説明する。先ず、像担持体101が回
転駆動され、帯電器102によって像担持体101の表
面が一様に帯電された後、像担持体101に像書き込み
装置103による像光が照射されて静電潜像が形成され
る。その後、現像器104によって像担持体101上に
トナー像が形成された後、このトナー像が転写ロール1
05によって記録用紙上に転写される。このとき記録用
紙に転写されずに像担持体101に残ったトナーは、ク
リーニングブレード106によりクリーニングされる。
こうして記録用紙上には、視覚的に隠蔽したい付加情報
などを表わす不可視画像が形成される。
【0027】なお、上記画像形成装置によって不可視画
像を形成する前の記録用紙上には、文字、数字、記号、
模様などの可視画像と、隠蔽したい付加情報などを表わ
す不可視画像のいずれか一方、あるいは両方が記録され
ていてもよい。また、上記画像形成装置によって不可視
画像を形成した後に、その記録用紙上に文字、数字、記
号、模様などの可視画像を記録してもよい。
【0028】次に、上記画像形成装置において、実際に
記録用紙上に不可視画像を形成し、その分光特性を調査
した結果について述べる。この調査にあたっては、先
ず、本第1実施形態の画像形成装置を用いて、記録用紙
上に不可視用トナーによる不可視ベタ画像を形成した。
次に、別のカラー画像形成装置を用いて、先に不可視ベ
タ画像を形成した記録紙上に、イエロー、マゼンタ、シ
アンのトナー像が重ね合わされた可視ベタ画像を形成し
た。その後、画像形成に用いた記録用紙と該記録用紙上
の各画像の分光反射率を分光反射率測定装置により測定
した。その測定結果を図2に示す。なお、図2における
不可視画像の分光反射率は、その画像形成に用いたトナ
ー(記録材料)の分光反射率に相当するものとなる。
【0029】図2において、波長400nmから波長7
00nmまでの範囲は、肉眼で見ることのできる可視光
領域である。この可視光領域において、不可視ベタ画像
(図2における不可視画像)の分光反射率は可視ベタ画
像(図2における可視画像)の分光反射率よりも高くな
っている。よって、不可視ベタ画像と可視ベタ画像とが
重なる部分では、肉眼による不可視ベタ画像の観察が不
可となる。また、不可視ベタ画像の分光反射率は記録用
紙の分光反射率よりも低くなっている。両者(不可視ベ
タ画像と記録用紙)の分光反射率差が大きくなると、不
可視ベタ画像のみが記録された部分では、肉眼による不
可視画像の観察が可能となる。
【0030】一方、波長700nm以上の領域は、肉眼
で見ることのできない不可視光領域(近赤外光領域)で
ある。この不可視光領域においては、波長800nmま
での間に可視ベタ画像の分光反射率が急激に高くなる一
方、不可視ベタ画像の分光反射率が大幅に低下し、これ
によって不可視ベタ画像の分光反射率が可視ベタ画像の
分光反射率よりも低くなっている。両者(不可視ベタ画
像と可視ベタ画像)の分光反射率差が大きくなると、特
定の手段によって不可視画像の読み取りが可能となる。
具体的な読み取り手段としては、例えば、赤外光成分を
有する照明を記録用紙に照射しつつ、赤外光に感度を有
するイメージセンサで記録用紙上の画像を読み取るもの
が考えられる。
【0031】次に、不可視画像の読み取りと肉眼におけ
る視認性と画像の分光特性を調査した結果について述べ
る。この調査にあたっては、先ず、本第1実施形態の画
像形成装置を用いて、記録用紙上に不可視ベタ画像と不
可視ラダー画像(1ドット分のラインを1ドットおきに
並べた画像)を形成した。このとき、記録用紙上での不
可視用トナーの量を変えることにより、可視光領域及び
不可視光領域における分光反射率を変化させた。各評価
画像における不可視用トナーの量を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】次に、別のカラー画像形成装置を用いて、
先に不可視画像(不可視ベタ画像、不可視ラダー画像)
を形成した記録用紙上に、イエロー、マゼンタ、シアン
のトナー像を重ね合わせた可視ベタ画像を形成した。こ
うして形成した画像の分光特性の評価は、可視ベタ画像
と不可視ベタ画像の分光反射率測定を行い、波長が40
0nmから700nmまでの範囲(可視光領域)におけ
る不可視ベタ画像と記録用紙の分光反射率差の最大値
と、波長が700nmから1000nmまでの範囲(不
可視光領域)における不可視ベタ画像と可視ベタ画像の
分光反射率差の最大値を調べた。
【0034】また、不可視画像の読み取りの評価は、可
視ベタ画像と不可視ラダー画像が重なる部分に赤外光成
分を有する照明(例えば、ハロゲンランプ)を照射し、
赤外光に感度を有するイメージセンサにより画像の読み
取りを行った。読み取った不可視ラダー画像の評価指標
は、1ドット分のラインが1ドットおきにきちんと並ん
でいるかどうかといった、いわゆるラダーの解像性を目
視で確認し、確認できたものを○、確認できなかったも
のを×とした。
【0035】さらに、肉眼における視認性の評価は、背
景部に不可視ラダー画像と不可視ベタ画像を記録した部
分を目視で観察し、目視で不可視画像を確認できたもの
を○、確認できなかったものを×とした。上記のような
方法で評価を行った結果を表2に示す。
【0036】
【表2】
【0037】この表2に示される結果より、画像形成時
の条件として、可視光領域における記録用紙と不可視画
像との最大分光反射率差が10%以内で、かつ、不可視
光領域(本形態では近赤外光領域)における不可視画像
と可視画像との最大分光反射率差が10%以上とするこ
とにより、可視光領域では肉眼で確認することができ
ず、特定の方法でのみ読み取ることのできる不可視画像
を形成することができる。また、可視画像の画像品質を
損なうことなく、可視画像の任意の位置に付加情報を埋
め込むことができ、さらに、すでに付加情報を埋め込ま
れた画像に新たな付加情報を埋め込むことができる。
【0038】なお、上記画像形成時の条件は、インクジ
ェット記録方式、銀塩写真方式、熱転写方式、昇華型方
式等の画像形成方式においても適用可能であるが、記録
材料にトナーを用いる電子写真方式等の場合は、記録用
紙上の不可視トナーの量を変更することで、不可視画像
の分光反射率を容易に変えられるという利点がある。
【0039】図3は本発明の第2実施形態に係る画像形
成装置の概略図である。図示した画像形成装置は、像担
持体201、帯電器202、像書き込み装置203、ロ
ータリー現像装置204、一次転写ロール205、クリ
ーニングブレード206、中間転写体207、複数(図
では3つ)の支持ロール208,209,210、二次
転写ロール211等を備えて構成されている。
【0040】像担持体201は、全体としてドラム状に
形成されたもので、その外周面(ドラム表面)に感光層
を有している。この像担持体201は図の矢印方向に回
転可能に設けられている。帯電器202は、像担持体2
01を一様に帯電するものである。像書き込み装置20
3は、帯電器202によって一様に帯電された像担持体
201に像光を照射することにより、静電潜像を形成す
るものである。
【0041】ロータリー現像装置204は、それぞれイ
エロー用、マゼンタ用、シアン用、ブラック用、不可視
用の現像剤を収容する5つ現像器204Y,204M,
204C,204K,204Fの有するものである。本
装置では、画像形成のための現像剤にトナーを用いるこ
とから、現像器204Yにはイエロー用トナー、現像器
204Mにはマゼンタ用トナー、現像器204Cにはシ
アン用トナー、現像器4Kにはブラック用トナー、現像
器204Fには不可視用トナーがそれぞれ収容されるこ
とになる。このロータリー現像装置204は、上記5つ
の現像器204Y,204M,204C,204K,2
04Fが順に像担持体201と近接・対向するように回
転駆動することにより、それぞれに対応する静電潜像に
トナーを転移して可視トナー像及び不可視トナー像を形
成するものである。
【0042】一次転写ロール205は、像担持体201
との間で中間転写体207を挟持しつつ、像担持体20
1上に形成されたトナー像(可視トナー像又は不可視ト
ナー像)を中間転写体207上に転写(一次転写)する
ものである。クリーニングブレード206は、転写後に
像担持体201上に残ったトナーをクリーニング(除
去)するものである。中間転写体207は、無端ベルト
状に形成されたもので、複数の支持ロール208,20
9,210によって周回可能に支持されている。二次転
写ロール211は、図示しない用紙搬送手段によって矢
印方向に搬送される記録用紙(記録媒体)を支持ロール
210との間で挟持しつつ、中間転写体207上に転写
されたトナー像を記録用紙に転写(二次転写)するもの
である。
【0043】このうち、本発明に係る第1の画像形成手
段は、ロータリー現像装置204における不可視用の現
像器204Fを除く機能部(201〜203、205〜
211等)によって構成され、本発明に係る第2の画像
形成手段は、ロータリー現像装置204における4色
(フルカラー)用の現像器204Y,204M,204
C,204Kを除く機能部によって構成されている。つ
まり、第1,第2の画像形成手段は、ロータリー現像装
置204以外の機能部を共通のものとして構成されてい
る。
【0044】この第2実施形態に係る画像形成装置は、
順次、像担持体201上にトナー像を形成して中間転写
体207に重ねて転写するものであり、次のように動作
する。すなわち、先ず、像担持体201が回転駆動さ
れ、帯電器202によって像担持体201の表面が一様
に帯電された後、その像担持体201に像書き込み装置
203による像光が照射されて静電潜像が形成される。
この静電潜像はイエロー用の現像器204Yによって現
像された後、そのトナー像が一次転写ロール205によ
って中間転写体207上に転写される。このとき記録用
紙に転写されずに像担持体201に残ったトナーは、ク
リーニングブレード206によりクリーニングされる。
以降、マゼンタ、シアン、ブラックの各色についても、
上記同様に帯電器202による帯電、像書き込み装置2
03による像光の照射、各現像器204M,204C,
204Kによるトナー像の形成、中間転写体207への
トナー像の転写が順次、繰り返される。
【0045】こうして中間転写体207に対する4色の
トナー像の転写が終了すると、これに続いて再び、像担
持体201の表面が帯電器202によって一様に帯電さ
れた後、像書き込み装置203からの像光の照射されて
静電潜像が形成される。この静電潜像は、不可視用の現
像器204Fによって現像された後、そのトナー像が一
次転写ロール205によって中間転写体207上に転写
される。これにより、中間転写体207上には、4色の
トナー像が重ね合わされたフルカラー像(可視トナー
像)と不可視トナー像の両方が形成される。このフルカ
ラーの可視トナー像と不可視トナー像は二次転写ロール
211により一括して記録用紙に転写される。これによ
り、フルカラーの可視画像と不可視画像とが混在した記
録画像が得られる。
【0046】この第2実施形態に係る画像形成装置によ
れば、上記第1実施形態と同様の効果に加えて、記録用
紙に対し可視画像によるフルカラー画像の形成と不可視
画像による付加情報の埋め込みを同時に行うことができ
るという効果が得られる。
【0047】また、記録用紙上において、フルカラー画
像による可視画像の下層に不可視画像を形成することに
より、上層のフルカラー画像が不可視画像を保護する保
護層として働くようになる。これにより、例えば記録用
紙上での擦れによる不可視画像の欠落を防止できるな
ど、より耐久性のある不可視画像を付加情報として埋め
込むことが可能となる。
【0048】さらに、画像形成時における不可視画像の
解像度と可視画像の解像度を異なるものとすることによ
り、例えば、不可視画像の読み取り後のデータ処理とし
て、可視画像の解像度に対応する周波数成分をカットす
るフィルター処理を行うことにより、不可視画像と可視
画像を効率良く分離して、不可視画像の判読を容易にす
ることができる。ちなみに、画像形成時の解像度は、像
書き込み装置203による静電潜像の書き込み周波数を
制御することにより調整することができる。
【0049】またさらに、画像形成時における可視画像
の解像度を600dpiとする場合は不可視画像の解像
度を400dpiとし、可視画像の解像度を400dp
iとする場合は不可視画像の解像度を200dpiとす
るなど、不可視画像の解像度を可視画像の解像度よりも
低くすることにより、記録用紙上の画像を読み取る場合
に、可視画像用のイメージセンサを併用して不可視画像
の読み取りを行うことが可能となる。
【0050】なお、上記第1,第2実施形態において
は、像担持体として感光体を使用しているが、本発明は
これに限らず、例えば、像担持体として誘電体を使用
し、静電プリンターに使用されている放電記録ヘッド
や、特開昭59−190854号公報に開示されている
イオン流制御ヘッドなどにより像担持体上に静電潜像を
形成するものであってもよい。
【0051】また、上記第1,第2実施形態では、近赤
外光に吸収域を有する記録材料(トナー等)を用いて、
記録媒体上の可視画像と記録材料との近赤外光領域にお
ける最大分光反射率差を10%以上と規定したが、これ
以外にも、近紫外光に吸収域を有する記録材料(トナー
等)を用いて、記録媒体上の可視画像と記録材料との近
紫外光領域における最大分光反射率差を10%以上と規
定しても同様の効果が得られる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、不
可視光に吸収域を有する記録材料と記録媒体との可視光
領域における最大分光反射率差が10%以内で、かつ、
記録媒体上の可視画像と記録材料との不可視光領域にお
ける最大分光反射率差が10%以上となる条件で、記録
媒体上に不可視画像を形成することにより、可視画像の
画像品質を損なうことなく、可視画像の任意の位置に付
加情報を埋め込むことができ、さらに、後から付加情報
を追加したり、新たな付加情報を埋め込んだりすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の
概略図である。
【図2】 分光反射率の測定結果を示す図である。
【図3】 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の
概略図である。
【符号の説明】
101,201…像担持体、102,202…帯電器、
103,203…像書き込み装置、104,204Y,
204M,204C,204K,204F…現像器、1
05…転写ロール、106,206…クリーニングブレ
ード、204…ロータリー現像装置、205…一次転写
ロール、207…中間転写体、208,209,210
…支持ロール、211…二次転写ロール
フロントページの続き (72)発明者 市川 裕一 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2C061 AQ06 CL01 CL10 2H005 AA08 AA25 AA29 CA21 CB07 DA10 2H034 FA01 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CC01 CE08 5C076 AA14 AA22 BA02 BA06 CB01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不可視光に吸収域を有する記録材料を用
    いて記録媒体上に不可視画像を形成する画像形成手段を
    備える画像形成装置であって、 前記画像形成手段は、前記記録媒体と前記記録材料との
    可視光領域における最大分光反射率差が10%以内で、
    かつ、前記記録媒体上の可視画像と前記記録材料との不
    可視光領域における最大分光反射率差が10%以上とな
    る条件で、前記記録媒体上に前記不可視画像を形成する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体上に可視画像を形成する第1の
    画像形成手段と、不可視光に吸収域を有する記録材料を
    用いて前記記録媒体上に不可視画像を形成する第2の画
    像形成手段とを備える画像形成装置であって、 前記第2の画像形成手段は、前記記録媒体と前記記録材
    料との可視光領域における最大分光反射率差が10%以
    内で、かつ、前記記録媒体上に形成される可視画像と前
    記記録材料との不可視光領域における最大分光反射率差
    が10%以上となる条件で、前記記録媒体上に前記不可
    視画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 不可視光に吸収域を有する記録材料にト
    ナーを用いてなることを特徴とする請求項1又は2記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の画像形成手段は、前記記録媒
    体上において前記第1の画像形成手段により形成される
    前記可視画像の下層に前記不可視画像を形成することを
    特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の画像形成手段は、前記第1の
    画像形成手段とは異なる解像度で前記不可視画像を形成
    することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の画像形成手段は、前記第1の
    画像形成手段よりも低い解像度で前記不可視画像を形成
    することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 不可視光に吸収域を有する記録材料を用
    いて記録媒体上に不可視画像を形成する画像形成方法で
    あって、 前記記録媒体と前記記録材料との可視光領域における最
    大分光反射率差が10%以内で、かつ、前記記録媒体上
    の可視画像と前記記録材料との不可視光領域における最
    大分光反射率差が10%以上となる条件で、前記記録媒
    体上に前記不可視画像を形成することを特徴とする画像
    形成方法。
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