JP2002161120A - ポリウレタン樹脂水分散液の製造方法 - Google Patents

ポリウレタン樹脂水分散液の製造方法

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JP2002161120A
JP2002161120A JP2000358848A JP2000358848A JP2002161120A JP 2002161120 A JP2002161120 A JP 2002161120A JP 2000358848 A JP2000358848 A JP 2000358848A JP 2000358848 A JP2000358848 A JP 2000358848A JP 2002161120 A JP2002161120 A JP 2002161120A
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acid
aqueous dispersion
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JP2000358848A
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Toru Higashimoto
徹 東本
Koichiro Oshima
弘一郎 大島
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Arakawa Chemical Industries Ltd
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Arakawa Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アセトンやメチルエチルケトン等の有機溶剤
を使用せず、しかも容易にポリウレタン樹脂水分散液を
製造する方法を提供すること。 【解決手段】 高分子ポリオールを含むジオール化合物
およびポリイソシアネート化合物を反応させてなるカル
ボキシル基を含有するイソシアネート基末端プレポリマ
ーの製造工程の後、モノアルコール系溶剤を使用した稀
釈工程を設け、次いで水分散工程、中和工程、鎖
伸長工程の各工程を設けるポリウレタン樹脂水分散液
の製造方法であって、中和工程に次いで鎖伸長工程
を設ける。;前記ポリウレタン樹脂水分散液の製造方法
であって、中和工程と鎖伸長工程を同時に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なポリウレタン
樹脂水分散液の製造方法に関するものである。本発明に
よれば、優れた安定性を有するポリウレタン樹脂水分散
液を経済的に、容易に得ることができる。本発明の製造
方法で得られる水分散性ポリウレタン樹脂は、磁性塗料
や印刷インキなどの塗料用各種バインダ−、人工皮革、
プラスチック、ガラス、金属、木、紙、床、コンクリ−
ト、ゴム、織物、不織布等の各種基材用コーティング剤
や接着剤用途に好適に利用できる。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタン樹脂は優れた柔軟性を有
し、各種基材への接着性にも優れることから各種バイン
ダ−、各種コーティング剤または各種接着剤として幅広
く使用されている。従来のポリウレタン樹脂は、アセト
ンやメチルエチルケトン等を使用した溶剤型のものが主
流であったが、近年は省資源、環境保護、有機溶剤規制
強化等の社会の流れに対応すべく、溶剤型のものから水
性型のポリウレタン樹脂水分散液に移行しつつある。
【0003】現在実用化されているポリウレタン樹脂水
分散液は、たとえば、ウレタンプレポリマーをアセトン
やメチルエチルケトン等の有機溶剤に溶解させた後に水
分散工程、鎖伸長等の各工程を施し、次いで減圧等の脱
溶剤工程を設け、該有機溶剤を除去して製造される。か
かる脱溶剤工程は最終製品中の有機溶剤の残留を防ぐ目
的で設けられるが、工程数が増えるため経済的な不利が
ある。また、有機溶剤の排出や、最終製品の収率低減等
の問題がある。
【0004】有機溶剤を全く使用しないポリウレタン樹
脂水分散液の製造方法(特開平4−31439号公報)
も提案されている。しかし、かかる製造方法は、従来の
反応装置とは全く異なる特殊な反応装置を必要とする
上、安定なポリウレタン樹脂水分散液を得るには条件が
かなり制約されるなど、実用上は製造の困難を伴う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アセトンや
メチルエチルケトン等の有機溶剤を使用せず、しかも容
易にポリウレタン樹脂水分散液を製造する方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記課題を解
決すべく鋭意検討を重ねた結果、特定のウレタンプレポ
リマーの製造後、モノアルコール系溶剤を使用した稀釈
工程を設け、次いで水分散工程、中和工程、鎖伸長工程
の各工程を特定の順序で設置する製造方法を適用するこ
とで前記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成
するに至った。
【0007】すなわち本発明は、高分子ポリオールを含
むジオール化合物およびポリイソシアネート化合物を反
応させてなるカルボキシル基を含有するイソシアネート
基末端プレポリマーの製造工程の後、モノアルコール系
溶剤を使用した稀釈工程を設け、次いで水分散工程
、中和工程、鎖伸長工程の各工程を設けるポリウ
レタン樹脂水分散液の製造方法であって、中和工程に
次いで鎖伸長工程を設けることを特徴とするポリウレ
タン樹脂水分散液の製造方法に関する。さらには、ポリ
ウレタン樹脂水分散液の製造方法であって、中和工程
と鎖伸長工程を同時に設けることを特徴とするポリウ
レタン樹脂水分散液の製造方法に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、詳しく説明する。本発明に
おいては、まず高分子ポリオールを含むジオール化合物
およびポリイソシアネート化合物を反応させてなるカル
ボキシル基を含有するイソシアネート基末端プレポリマ
ー(以下ウレタンプレポリマーという)を製造する。
【0009】前記高分子ポリオールを含むジオール化合
物としては、ポリエーテルポリオール類、ポリエステル
ポリオール類、ポリカーボネートポリオール類、ポリブ
タジエン類等の高分子量ポリオール化合物を使用でき
る。該ポリエーテルポリオール類の具体例としては、エ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド、テトラヒド
ロフラン等を開環重合したポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール、ポリオキシテトラメチレンエ
ーテルグリコール等が挙げられる。また、該ポリエステ
ルポリオール類の具体例としては、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオー
ル、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、ペンタンジオール、3−
メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサン
ジオール、オクタンジオール、1,4−ブチンジオー
ル、ジプロピレングリコール、ビスフェノールA、水添
ビスフェノールA等の各種公知の飽和または不飽和の低
分子量グリコール類とアジピン酸、マレイン酸、フマル
酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、コハ
ク酸、しゅう酸、マロン酸、グルタル酸、ピメリン酸、
アゼライン酸、セバシン酸、スベリン酸等の二塩基酸ま
たはこれらに対応する酸無水物等を脱水縮合して得られ
る化合物等が挙げられる。なお、上記低分子量グリコー
ル類の5モル%以下の範囲まではグリセリン、トリメチ
ロールプロパン、トリメチロールエタン、1,2,6−
ヘキサントリオール、1,2,4−ブタントリオール等
の3価のアルコール、ペンタエリスリトール等の4価の
アルコール、ソルビトール等の6価のアルコールなどの
3価以上の低分子量ポリオール化合物を併用することが
できる。また、該ポリエステルポリオール類としては、
ε−カプロラクトン、β−メチル−δ−バレロラクトン
等のラクトン類を開環重合して得られる化合物を使用す
ることもできる。これらの高分子量ポリオール化合物は
単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
【0010】前記高分子量ポリオール化合物の数平均分
子量は通常500〜10,000程度、好ましくは70
0〜5,000である。当該数値範囲より小さすぎると
得られるポリウレタン樹脂皮膜の柔軟性が劣る傾向にあ
り、また、大きすぎると得られるウレタンプレポリマー
の水への分散性や、ポリウレタン樹脂皮膜の乾燥性が劣
る傾向にある。
【0011】また、高分子ポリオールを含むジオール化
合物として、分子内にカルボキシル基を含有するジオー
ル化合物を使用する。具体的にはα,α´−ジメチロー
ルアルカン酸(グリセリン酸、ジメチロールプロピオン
酸、ジメチロールブタン酸、2,2−ジメチロールペン
タン酸等)、ジオキシマレイン酸、ジオキシフマル酸、
酒石酸、2,6−ジオキシ安息香酸、4,4−ビス(ヒ
ドロキシフェニル)吉草酸、4,4−ビス(ヒドロキシ
フェニル)酪酸等が挙げられる。また、これらのカルボ
キシル基を含有するジオール化合物を開始剤としてε−
カプロラクトン、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラク
トン等のラクトン類を開環重合して得られる化合物、ま
たラクトン類を開環重合して得られる高分子量化合物類
を使用することもできる。
【0012】ポリイソシアネート化合物としては、各種
公知の芳香族、脂肪族または脂環族類のポリイソシアネ
ート化合物を使用することができる。具体的には、1,
5−ナフチレンジイソシアネート、4,4´−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、4,4´−ジフェニルジメ
チルメタンジイソシアネート、4,4´−ジベンジルイ
ソシアネート、ジアルキルジフェニルメタンジイソシア
ネート、テトラアルキルジフェニルメタンジイソシアネ
ート、1,3−フェニレンジイソシアネート、1,4−
フェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネー
ト、ブタン−1,4−ジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、イソプロピレンジイソシアネー
ト、メチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチ
ルヘキサメチレンジイソシアネート、2,4,4−トリ
メチルヘキサメチレンジイソシアネート、シクロヘキサ
ン−1,4−ジイソシアネート、キシリレンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネート、リジンジイソシ
アネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4´−ジイソ
シアネート、1,3−ビス(イソシアネートメチル)シ
クロヘキサン、メチルシクロヘキサンジイソシアネー
ト、m−テトラメチルキシリレンジイソシアネートや、
ダイマー酸のカルボキシル基をイソシアネート基に転化
したダイマージイソシアネート等を例示できる。
【0013】ウレタンプレポリマーは、無溶剤下におい
て前記高分子ポリオールを含むジオール化合物とポリイ
ソシアネート化合物を、該高分子ポリオールを含むジオ
ール化合物に含有される水酸基の合計当量に対し該ポリ
イソシアネート化合物のイソシアネート基当量が過剰に
なるよう反応させて得られる。また、製造時の反応温
度、反応時間、ウレタン化触媒は反応性に応じて適宜決
定すればよい。なおウレタンプレポリマー中のカルボキ
シル基の量は特に制限されないが、安定性に優れたウレ
タン樹脂水分散液を得るにはポリウレタン樹脂の酸価を
5〜100mgKOH/g程度の範囲とするのが好まし
い。当該数値範囲より小さい場合は得られるポリウレタ
ン樹脂水分散液の安定性が劣る傾向にあり、大きい場合
はポリウレタン樹脂皮膜の耐水性が劣る傾向にある。な
お、酸価とはポリウレタン樹脂固形分1g中のカルボキ
シル基を中和するのに必要な水酸化カリウム(KOH)
のミリグラム量をいう。
【0014】本発明は前記ウレタンプレポリマーの製造
後、モノアルコール系溶剤を使用した稀釈工程を設け
ることを特徴とする。かかる稀釈工程を設けること
で、無溶剤で高粘度のウレタンプレポリマーを稀釈して
流動性を向上させ、後の中和工程、鎖伸長工程にお
いて中和剤、鎖伸長剤とウレタンプレポリマーを均一に
混合させることができる。また、後の中和工程におい
て、アンモニアやアルカノールアミン等の、イソシアネ
ート基との反応性が高い活性水素を分子内に有するため
中和剤としての使用が困難であった塩基性化合物を使用
できるようになる。さらに、稀釈溶剤としてアセトンや
メチルエチルケトンのような有機溶剤を必要としないの
で、脱溶剤工程を省略でき、経済的な利点がある。な
お、稀釈工程の前または同時に水分散工程、中和工
程、鎖伸長工程の各工程を設けた場合、種々の不利
益が生ずる。たとえば、稀釈工程より前、あるいは同
時に水分散工程を設けた場合、水とウレタンプレポリ
マー中のイソシアネート基との副反応が問題となる。ま
た、ウレタンプレポリマーの製造直後に中和工程を設
けた場合は、ウレタンプレポリマーと中和剤が均一に混
合せず、特にアンモニアやアルカノールアミン等の塩基
性化合物を中和剤として使用した場合はウレタンプレポ
リマー中のイソシアネート基と該中和剤の副反応が生
じ、鎖伸長工程におけるポリウレタン樹脂の所望の分子
設計が困難となったり、安定なポリウレタン樹脂水分散
液を得がたくなる傾向にある。また、ウレタンプレポリ
マーの製造直後に鎖伸長工程を施した場合はウレタン
プレポリマーと鎖伸長剤が均一に混合せず、局所的な鎖
伸長反応が生ずるのでポリウレタン樹脂の所望の分子設
計が困難となったり、安定なポリウレタン樹脂水分散液
を得がたくなる傾向にある。
【0015】また、本発明はモノアルコール系溶剤を使
用した稀釈工程の後に水分散工程、中和工程、鎖
伸長工程を設けるが、前記中和工程に次いで鎖伸長
工程を設けること、また、前記中和工程と鎖伸長工
程を同時に設けることを特長とする。水分散工程は
前記中和工程と鎖伸長工程の関係が保たれる限り任
意にその工程位置を決定できるが、稀釈工程の直後に
水分散工程を設けるとウレタンプレポリマーが水へ速
やかに分散し、該ウレタンプレポリマーと中和剤や鎖伸
長剤との局所的な反応をより低減できる点で好ましい。
たとえば、稀釈工程の後に水分散工程、中和工程
、鎖伸長工程を同時に設ける方法や、稀釈工程の
後に水分散工程と中和工程を同時に設け、次いで鎖
伸長工程を設ける方法などが挙げられる。なお、鎖伸
長工程の後に中和工程を設けると安定なポリウレタ
ン樹脂水分散液が得がたくなる傾向にある。その理由は
定かではないが、おそらく、ウレタンプレポリマーを中
和し、水へ容易に分散させうる状態で鎖伸長反応を行わ
なければ、該ウレタンプレポリマーと鎖伸長剤の局所的
な鎖伸長反応が生じやすくなるためと思われる。
【0016】稀釈工程で用いるモノアルコール系溶剤
としては各種公知のものが使用でき、具体的にはメチル
アルコール、エチルアルコール、ブチルアルコール等の
1級のモノアルコール、またイソプロピルアルコール、
イソブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、t
ert−ブチルアルコール、sec−アミルアルコー
ル、ジアセトンアルコール等の2級または3級のモノア
ルコールが挙げられ、これらは単独で、または2種以上
を併用して使用することができる。ウレタンプレポリマ
ー中のイソシアネート基と該モノアルコール系溶剤との
副反応を低減し、ポリウレタン樹脂の所望の分子設計を
容易にするには2級または3級のモノアルコールが好ま
しい。
【0017】また、前記モノアルコール系溶剤の使用量
は特に制限されないが、通常ウレタンプレポリマーに対
して3〜30重量%程度、好ましくは10〜25重量%
とするのがよい。使用量が3重量%以下の場合はウレタ
ンプレポリマーを水へ速やかに分散させがたくなる傾向
にある。また、ウレタンプレポリマー中のイソシアネー
ト基とモノアルコール系溶剤との副反応を低減させるに
は、使用量が30%以上であることが好ましい。また、
希釈工程の温度は、特に制限されないが、通常、常温
以上である。
【0018】水分散工程としては各種公知の方法を適
用できるが、通常攪拌による方法が好ましい。
【0019】中和工程で使用する中和剤としては、ア
ンモニア、水酸化カリウムや水酸化ナトリウム等のアル
カリ金属類、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ト
リイソプロピルアミン、トリブチルアミン等の3級アミ
ン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミ
ン、N−アルキルジエタノールアミン、N,N’−ジア
ルキルモノエタノールアミン、N−アルキルジイソプロ
パノールアミン、N,N’−ジアルキルモノイソプロパ
ノールアミン等のアルカノールアミン等の塩基性化合物
が挙げられれ、単独または2種類以上を併用することが
できる。特に、ポリウレタン樹脂の乾燥皮膜の臭気を考
慮すると、皮膜に残存しないアンモニアか、アルカリ金
属類やアルカノールアミン類が好ましい。また、ポリウ
レタン樹脂皮膜の耐水性を考慮すると、アンモニアかア
ルカノールアミン類が好ましい。上記中和剤は、通常、
ウレタンプレポリマー中のカルボキシル基1当量に対し
て0.5〜2.0当量程度使用するのが好ましい。当該
数値範囲より低いと得られるポリウレタン樹脂水分散液
の分散安定性が低下する傾向にあり、また高いとウレタ
ンプレポリマーを水へ分散する際に系の粘度が上昇する
傾向にある。なお、中和工程の温度は特に限定されな
いが、通常は20〜70℃程度である。
【0020】鎖伸長工程において使用する鎖伸長剤と
しては、たとえば、エチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、1,2−プロパン
ジオール、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタン
ジオール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリ
コール、ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペン
タンジオール、1,6−ヘキサンジオール、オクタンジ
オール、1,4−ブチンジオール、ジプロピレングリコ
ール、ビスフェノールA、水添ビスフェノールA等の飽
和または不飽和の各種公知の低分子グリコール類;エチ
レンンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレン
ジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
ミン、イソホロンジアミン、ジシクロヘキシルメタン−
4,4´−ジアミン等の脂肪族ジアミン;2−ヒドロキ
シエチルエチレンジアミン、2−ヒドロキシエチルプロ
ピレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシエチルエチレンジ
アミン、ジ−2−ヒドロキシエチルプロピレンジアミ
ン、2−ヒドロキシプロピルエチレンジアミン、ジ−2
−ヒドロキシプロピルエチレンジアミンなどの分子内に
水酸基を有するジアミン類;メチレンジヒドラジン、エ
チレンジヒドラジン、プロピレンジヒドラジン等のアル
キレンジヒドラジン類や、アジピン酸ジヒドラジド、シ
ュウ酸ジヒドラジド、マロン酸ジヒドラジド、コハク酸
ジヒドラジド、フタル酸ジヒドラジド、イタコン酸ジヒ
ドラジド等の飽和または不飽和ジヒドラジン類;ダイマ
ー酸のカルボキシル基をアミノ基に転化したダイマージ
アミン等を例示できる。これら鎖伸長剤はウレタンプレ
ポリマー中のイソシアネート基に対して過剰に使用する
ことで鎖長停止剤とすることもできる。また、必要に応
じて以下に挙げる鎖長停止剤を使用することもできる。
例えば、モノブチルアミン、ジブチルアミン等のモノア
ミン類;モノエタノ−ルアミン、ジエタノールアミン等
の水酸基を有するモノアミン類;エタノール、n−ブタ
ノール等の1級のアルコール性水酸基を有するモノアル
コ−ル類等があげられる。
【0021】かくして得られるポリウレタン樹脂水分散
液の平均分子量は用途に応じて適宜に決定できるが、ポ
リウレタン樹脂の皮膜強度が要求される分野に使用する
場合には重量平均分子量を5000以上とするのが好ま
しい。
【0022】本発明のポリウレタン樹脂水分散液の固形
分濃度および粘度は特には制限されず、使用時の作業性
等を考慮して適宜決定すればよい。通常、固形分濃度は
15〜60重量%、粘度は10〜100000cps/
25℃の範囲とするのが実用上好適である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、非効率的な脱溶剤工程
を経ずに、しかも容易にポリウレタン樹脂水分散液を製
造できる。また、各工程において特定の条件を設定する
ことにより、ポリウレタン樹脂の高分子量化等の所望な
分子設計が可能であり、再現性に優れた製造方法であ
る。また、安定性に優れたポリウレタン樹脂水分散液を
容易に得ることができる。さらに、中和剤としてアンモ
ニアやアルカノールアミンを使用できるので、残存臭気
がほとんどなく、耐水性や柔軟性に優れるポリウレタン
樹脂皮膜を得ることができる。
【0024】
【実施例】以下に実施例および比較例をあげて本発明を
具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定され
るものではない。なお、部および%はいずれも重量基準
である。
【0025】実施例1 攪拌機、温度計、冷却管および窒素ガス導入管を備えた
反応容器に、ジメチロールブタン酸25.3部、数平均
分子量2000のポリテトラメチレンエーテルグリコー
ル334.5部を仕込み、窒素気流下100℃にて1時
間かけてジメチロールブタン酸を完全に溶解させた。つ
いで85℃まで冷却した後、イソホロンジイソシアネー
ト120.2部を仕込み、85℃にて5時間反応を行
い、ウレタンプレポリマー480部を得た。このウレタ
ンプレポリマーを50℃まで冷却し、イソプロピルアル
コール84.7部を添加してウレタンプレポリマーのイ
ソプロピルアルコール溶液を得た。次いで水1070
部、25%アンモニア水11.6部、イソホロンジアミ
ン23.2部を攪拌下に加え、40℃にて3時間反応を行
い、ポリウレタン樹脂水分散液を得た。こうして得られ
たポリウレタンは樹脂固形分濃度30%、粘度50mP
a・s/25℃、pH7.2であり、樹脂乾燥皮膜の酸
価は20であった。
【0026】実施例2 実施例1と同様の反応容器に、プラクセル205BA
(ジメチロールブタン酸のε−カプロラクトン付加物:
数平均分子量500;ダイセル化学工業(株)製)12
8.3部、数平均分子量2000のポリプロピレングリ
コール221.2部、イソホロンジイソシアネート13
0.5部を仕込み、窒素気流下で85℃にて5時間反応
を行い、ウレタンプレポリマー480部を得た。このウ
レタンプレポリマーを50℃まで冷却し、イソプロピル
アルコール120.0部を添加してウレタンプレポリマ
ーのイソプロピルアルコール溶液を得た。ついで水79
6部、25%アンモニア水17.5部を攪拌下に加え
た。後にイソホロンジアミン18.5部、ジエチレント
リアミン1.9部とを混合したものを攪拌下に加えて3
5℃にて3時間反応を行い、ポリウレタン樹脂水分散液
を得た。こうして得られたポリウレタンは樹脂固形分濃
度35%、粘度500mPa・s/25℃、pH7.3
であり、樹脂乾燥皮膜の酸価は29であった。
【0027】実施例3 実施例1と同様の反応容器に、ジメチロールブタン酸3
8.0部、数平均分子量3000のポリプロピレングリ
コール149.1部、数平均分子量2000のポリブチ
レンアジペート149.1部を仕込み、窒素気流下10
0℃にて1時間かけジメチロールブタン酸を完全に溶解
させた。ついで85℃まで冷却した後、イソホロンジイ
ソシアネート143.8部を仕込み、窒素気流下で85
℃にて5時間反応を行い、ウレタンプレポリマー480
部を得た。このウレタンプレポリマーを50℃まで冷却
し、tert−ブチルアルコール53.3部を添加し
て、ウレタンプレポリマーのtert−ブチルアルコー
ル溶液を得た。ついで25%アンモニア水17.5部、
およびイソホロンジアミン21.1部、ジエチレントリ
アミン3.6部を攪拌下に加え、45℃にて3時間反応
させた。後に水1093部を攪拌下に加えて、ポリウレ
タン樹脂水分散液を得た。こうして得られたポリウレタ
ンは樹脂固形分濃度30%、粘度110mPa・s/2
5℃、pH7.0であり、樹脂乾燥皮膜の酸価は29で
あった。
【0028】実施例4 実施例1において、25%アンモニア水11.6部をト
リイソプロパノールアミン32.7部に変更したほかは
同様の方法でポリウレタン樹脂水分散液を得た。こうし
て得られたポリウレタンは樹脂固形分濃度32%、粘度
30mPa・s/25℃、pH7.6であり、樹脂乾燥
皮膜の酸価は20であった。
【0029】実施例5 実施例1において、イソプロピルアルコール84.7部
をエチルアルコール64.9部に変更したほかは同様の
方法でポリウレタン樹脂水分散液を得た。こうして得ら
れたポリウレタンは樹脂固形分濃度32%、粘度60m
Pa・s/25℃、pH7.0であり、樹脂乾燥皮膜の
酸価は20であった。
【0030】比較例1 実施例1と同様の反応容器に、ジメチロールブタン酸2
5.3部、数平均分子量2000のポリテトラメチレン
エーテルグリコール334.5部を仕込み、窒素気流下
100℃にて1時間かけてジメチロールブタン酸を完全
に溶解させた。ついで85℃まで冷却した後、イソホロ
ンジイソシアネート120.2部を仕込み、85℃にて
5時間反応を行い、ウレタンプレポリマー480部を得
た。このウレタンプレポリマーを50℃まで冷却し、イ
ソプロピルアルコール84.7部を添加してウレタンプ
レポリマーのイソプロピルアルコール溶液を得た。次い
で水1070部、イソホロンジアミン23.2部を攪拌
下に加え、40℃にて3時間反応を行った。後に25%
アンモニア水11.6部を攪拌下に加えてポリウレタン
樹脂水分散液を得たが、静置後分離した。
【0031】比較例2 実施例1と同様の反応容器に、ジメチロールブタン酸2
5.3部、数平均分子量2000のポリテトラメチレン
エーテルグリコール334.5部を仕込み、窒素気流下
100℃にて1時間かけてジメチロールブタン酸を完全
に溶解させた。ついで85℃まで冷却した後、イソホロ
ンジイソシアネート120.2部を仕込み、85℃にて
5時間反応を行い、ウレタンプレポリマー480部を得
た。このウレタンプレポリマーを50℃まで冷却し、イ
ソプロピルアルコール84.7部、水1070部、25
%アンモニア水11.6部を攪拌下に添加た。後にイソ
ホロンジアミン23.2部を攪拌下に加えて40℃にて
3時間反応を行いポリウレタン樹脂水分散液を得たが、
静置後分離した。
【0032】比較例3 実施例1と同様の反応容器に、ジメチロールブタン酸2
5.3部、数平均分子量2000のポリテトラメチレン
エーテルグリコール334.5部を仕込み、窒素気流下
100℃にて1時間かけてジメチロールブタン酸を完全
に溶解させた。次いで85℃まで冷却した後、イソホロ
ンジイソシアネート120.2部を仕込み、85℃にて
5時間反応を行い、ウレタンプレポリマー480部を得
た。このウレタンプレポリマーを50℃まで冷却し、水
1155部、25%アンモニア水11.6部、イソホロ
ンジアミン23.2部を攪拌下に加え、40℃にて3時間
反応を行いポリウレタン樹脂の水分散液を得たが、静置
後組成物が分離した。
【0033】比較例4 実施例1と同様の反応容器に、ジメチロールブタン酸2
5.3部、数平均分子量2000のポリテトラメチレン
エーテルグリコール334.5部を仕込み、窒素気流下
100℃にて1時間かけてジメチロールブタン酸を完全
に溶解させた。次いで85℃まで冷却した後、イソホロ
ンジイソシアネート120.2部を仕込み、85℃にて
5時間反応を行い、ウレタンプレポリマー480部を得
た。このウレタンプレポリマーを50℃まで冷却し、次
いで水1070部を攪拌下に添加した。後にイソプロピ
ルアルコール84.7部、25%アンモニア水11.6
部、イソホロンジアミン23.2部を攪拌下に加え、40
℃にて3時間反応を行いポリウレタン樹脂水分散液を得
たが、静置後分離した。
【0034】実施例1〜5及び比較例1〜4で得た各ポ
リウレタン樹脂水分散液について、以下の項目について
評価を行った。結果を表1に示す。
【0035】安定性:各ポリウレタン樹脂水分散液を4
0℃において50日間静置し、状態の変化を異化の基準
で評価した。 ◎:変化無し。 ○:30日から40日後、分離または沈殿を生じた。 ×:5日以内で分離または沈殿を生じた。
【0036】
【表1】
フロントページの続き Fターム(参考) 4J034 BA08 CA02 CA04 CA13 CA14 CA15 CB03 CB07 CB08 CC03 CC08 CC12 CC23 CC26 CC45 CC52 CC61 CC62 CC65 CC67 CD04 CE03 DA01 DA05 DB03 DB07 DB08 DF01 DF14 DG03 DG04 DG06 HA01 HA07 HC03 HC09 HC12 HC13 HC17 HC22 HC46 HC52 HC61 HC64 HC67 HC71 HC73 JA13 JA30 JA41 RA07 RA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高分子ポリオールを含むジオール化合物
    およびポリイソシアネート化合物を反応させてなるカル
    ボキシル基を含有するイソシアネート基末端プレポリマ
    ーの製造工程の後、モノアルコール系溶剤を使用した稀
    釈工程を設け、次いで水分散工程、中和工程、鎖
    伸長工程の各工程を設けるポリウレタン樹脂水分散液
    の製造方法であって、中和工程に次いで鎖伸長工程
    を設けることを特徴とするポリウレタン樹脂水分散液の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ポリウレタン樹脂水分散液の製造方
    法であって、中和工程と鎖伸長工程を同時に設ける
    ことを特徴とするポリウレタン樹脂水分散液の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 モノアルコール系溶剤が2級または3級
    アルコールである請求項1または2記載のポリウレタン
    樹脂水分散液の製造方法。
  4. 【請求項4】 モノアルコール系溶剤の使用量が、カル
    ボキシル基を含有するイソシアネート基末端プレポリマ
    ーに対して3〜30重量%である請求項1、2または3
    記載のポリウレタン樹脂水分散液の製造方法。
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