JPH10265539A - 水性ウレタン樹脂分散体 - Google Patents
水性ウレタン樹脂分散体Info
- Publication number
- JPH10265539A JPH10265539A JP9070980A JP7098097A JPH10265539A JP H10265539 A JPH10265539 A JP H10265539A JP 9070980 A JP9070980 A JP 9070980A JP 7098097 A JP7098097 A JP 7098097A JP H10265539 A JPH10265539 A JP H10265539A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solvent
- parts
- prepolymer
- urethane resin
- molecular weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】塗料,インキ,接着剤,コーテイング剤に有用
であり,かつ通常のウレタン合成溶剤であるケトン系,
芳香族系有機溶剤をプレポリマー化反応に使用せず,脱
溶剤工程を省略することも可能で,さらにトリエチルア
ミン等を使用しないため安全性,衛生性に優れた水性ウ
レタン樹脂分散体を提供すること。 【解決手段】平均分子量100〜4,000のポリオ−
ル化合物と分子中に少なくとも1個のカルボキシル基を
有するポリオール化合物と有機ポリイソシアネートとの
付加反応により得られる末端位にイソシアネート基を有
するプレポリマーを無溶剤で合成した後,さらに無溶剤
あるいは水酸基を有する溶剤下で鎖延長剤により鎖延長
反応を行い,次いでアルカリで中和したことを特徴とす
る水性ウレタン樹脂分散体である。
であり,かつ通常のウレタン合成溶剤であるケトン系,
芳香族系有機溶剤をプレポリマー化反応に使用せず,脱
溶剤工程を省略することも可能で,さらにトリエチルア
ミン等を使用しないため安全性,衛生性に優れた水性ウ
レタン樹脂分散体を提供すること。 【解決手段】平均分子量100〜4,000のポリオ−
ル化合物と分子中に少なくとも1個のカルボキシル基を
有するポリオール化合物と有機ポリイソシアネートとの
付加反応により得られる末端位にイソシアネート基を有
するプレポリマーを無溶剤で合成した後,さらに無溶剤
あるいは水酸基を有する溶剤下で鎖延長剤により鎖延長
反応を行い,次いでアルカリで中和したことを特徴とす
る水性ウレタン樹脂分散体である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,水性ウレタン樹脂
分散体に関するものであり,本発明で得られる水性ウレ
タン樹脂分散体は,経済性,密着性に優れた塗膜を与
え,塗料,インキ,接着剤,コーテイング剤の分野に於
いて有用であり,幅広く使用することが可能である。
分散体に関するものであり,本発明で得られる水性ウレ
タン樹脂分散体は,経済性,密着性に優れた塗膜を与
え,塗料,インキ,接着剤,コーテイング剤の分野に於
いて有用であり,幅広く使用することが可能である。
【0002】
【従来の技術】水性ウレタン樹脂は,基材への密着性,
耐摩耗性,耐衝撃性,耐溶剤性に優れていることから塗
料,インキ,接着剤,各種コーテイング剤として紙,プ
ラスチックス,フィルム,金属,繊維製品等に幅広く使
用され,その製造方法についても種々検討されてきた。
たとえば,アセトン,メチルエチルケトン,n−メチル
ピロリドン,芳香族系有機溶剤等を単独,若しくは混合
溶剤中でウレタン樹脂を製造後に水溶化および脱溶剤過
程を経てエマルジョン,コロイダルデスパージョン,水
溶解型等の水性ウレタン樹脂が開発(Progress
in Organic Coatings,9,28
1,1981)されてきた。
耐摩耗性,耐衝撃性,耐溶剤性に優れていることから塗
料,インキ,接着剤,各種コーテイング剤として紙,プ
ラスチックス,フィルム,金属,繊維製品等に幅広く使
用され,その製造方法についても種々検討されてきた。
たとえば,アセトン,メチルエチルケトン,n−メチル
ピロリドン,芳香族系有機溶剤等を単独,若しくは混合
溶剤中でウレタン樹脂を製造後に水溶化および脱溶剤過
程を経てエマルジョン,コロイダルデスパージョン,水
溶解型等の水性ウレタン樹脂が開発(Progress
in Organic Coatings,9,28
1,1981)されてきた。
【0003】しかしこれら有機溶剤を使用する製造方法
では,脱溶剤工程に要する時間,コスト,有機溶剤の再
利用,焼却廃棄等の問題が生じ,経済的に問題がある。
また経済性を重視して脱溶剤を十分に行わないと成膜
性,塗膜物性を損ねるおそれがある。
では,脱溶剤工程に要する時間,コスト,有機溶剤の再
利用,焼却廃棄等の問題が生じ,経済的に問題がある。
また経済性を重視して脱溶剤を十分に行わないと成膜
性,塗膜物性を損ねるおそれがある。
【0004】有機溶剤を使わない水性ウレタン樹脂の製
造方法としてプレポリマーミキシング法があり,この方
法ではプレポリマーを水分散する際にトリメチルアミン
やトリエチルアミン等の3級アミンを使用する。しかし
これらの3級アミンを用いて合成したウレタン樹脂およ
びこれを用いた塗料,インキの場合,乾燥塗膜中に残っ
た3級アミンによる臭気が問題となる。臭気の点からは
アンモニアが優れているが,前記の方法でアンモニアを
使用するとプレポリマーとアンモニアが反応してしまい
ポリマー化が不十分となる。
造方法としてプレポリマーミキシング法があり,この方
法ではプレポリマーを水分散する際にトリメチルアミン
やトリエチルアミン等の3級アミンを使用する。しかし
これらの3級アミンを用いて合成したウレタン樹脂およ
びこれを用いた塗料,インキの場合,乾燥塗膜中に残っ
た3級アミンによる臭気が問題となる。臭気の点からは
アンモニアが優れているが,前記の方法でアンモニアを
使用するとプレポリマーとアンモニアが反応してしまい
ポリマー化が不十分となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように,ケトン
系,ピロリドン系,芳香族系等の有機溶剤を使用する水
性ウレタン樹脂の製造方法においては脱溶剤工程が必須
であった。そのため有機溶剤使用による脱溶剤工程に要
する時間,コスト等が大きな問題であった。また有機溶
剤を使用しないプレポリマーミキシング法ではトリメチ
ルアミンやトリエチルアミン等の3級アミンを使うため
臭気に問題があった。このような現状から製造過程にお
いて成膜性,塗膜物性を損ねたり等の問題のある従来の
ウレタン合成溶剤を使用することなく,良好な水性ウレ
タン樹脂分散体が,塗料,インキ,接着剤が係わる分野
において,強く要望されてる。
系,ピロリドン系,芳香族系等の有機溶剤を使用する水
性ウレタン樹脂の製造方法においては脱溶剤工程が必須
であった。そのため有機溶剤使用による脱溶剤工程に要
する時間,コスト等が大きな問題であった。また有機溶
剤を使用しないプレポリマーミキシング法ではトリメチ
ルアミンやトリエチルアミン等の3級アミンを使うため
臭気に問題があった。このような現状から製造過程にお
いて成膜性,塗膜物性を損ねたり等の問題のある従来の
ウレタン合成溶剤を使用することなく,良好な水性ウレ
タン樹脂分散体が,塗料,インキ,接着剤が係わる分野
において,強く要望されてる。
【0006】本発明は,従来のウレタン樹脂分散体の問
題である通常のケトン系,ピロリドン系,芳香族系等の
有機溶剤を使用することなく,経済性に優れた水性ウレ
タン樹脂分散体を提供するものである。
題である通常のケトン系,ピロリドン系,芳香族系等の
有機溶剤を使用することなく,経済性に優れた水性ウレ
タン樹脂分散体を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第一の発明は,平均分子
量100〜4,000のポリオ−ル化合物と分子中に少
なくとも1個のカルボキシル基を有するポリオール化合
物と有機ポリイソシアネートとの付加反応により得られ
る末端位にイソシアネート基を有するプレポリマーを無
溶剤で合成した後,さらに無溶剤あるいは水酸基を有す
る溶剤下で鎖延長剤により鎖延長反応を行い,次いでア
ルカリで中和したことを特徴とする水性ウレタン樹脂分
散体である。第二の発明は,プレポリマー末端のイソシ
アネート基に対し、モル比で0.5〜1.0の鎖延長剤
を用いて鎖延長反応を行うことを特徴とする第一発明の
水性ウレタン樹脂分散体である。
量100〜4,000のポリオ−ル化合物と分子中に少
なくとも1個のカルボキシル基を有するポリオール化合
物と有機ポリイソシアネートとの付加反応により得られ
る末端位にイソシアネート基を有するプレポリマーを無
溶剤で合成した後,さらに無溶剤あるいは水酸基を有す
る溶剤下で鎖延長剤により鎖延長反応を行い,次いでア
ルカリで中和したことを特徴とする水性ウレタン樹脂分
散体である。第二の発明は,プレポリマー末端のイソシ
アネート基に対し、モル比で0.5〜1.0の鎖延長剤
を用いて鎖延長反応を行うことを特徴とする第一発明の
水性ウレタン樹脂分散体である。
【0008】第三の発明は,樹脂100gあたり5〜9
0ミリ当量のカルボキシル基を有し、5,000〜20
0,000の平均分子量を有することを特徴とする第一
発明ないし第二発明いずれか記載の水性ウレタン樹脂分
散体である。
0ミリ当量のカルボキシル基を有し、5,000〜20
0,000の平均分子量を有することを特徴とする第一
発明ないし第二発明いずれか記載の水性ウレタン樹脂分
散体である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳しく説明する。ま
ずウレタンプレポリマーを合成するために用いられるポ
リオールとしては,平均分子量100〜4,000のポ
リオール化合物が望ましい。例えば,平均分子量100
〜4,000のポリオール化合物のうち低分子量ポリオ
ールとしては,ジエチレングリコール,トリエチレング
リコール,ヘキサメチレングリコール,ネオペンチルグ
リコール等の2価のアルコール,トリメチロールエタ
ン,トリメチロールプロパン,グリセリン,ペンタエリ
スリトール,ソリビトール等の3価のアルコールが挙げ
られる。
ずウレタンプレポリマーを合成するために用いられるポ
リオールとしては,平均分子量100〜4,000のポ
リオール化合物が望ましい。例えば,平均分子量100
〜4,000のポリオール化合物のうち低分子量ポリオ
ールとしては,ジエチレングリコール,トリエチレング
リコール,ヘキサメチレングリコール,ネオペンチルグ
リコール等の2価のアルコール,トリメチロールエタ
ン,トリメチロールプロパン,グリセリン,ペンタエリ
スリトール,ソリビトール等の3価のアルコールが挙げ
られる。
【0010】より高分子量のポリオールとしては,ポリ
エーテルポリオール,ポリエステルポリオール,アクリ
ルポリオール,エポキシポリオール等がある。ポリエー
テルポリオールとしてはポリエチレングリコール,ポリ
オキシプロピレングリコール,ポリ(エチレン/プロピ
レン)グリコール,ポリテトラメチレングリコール,ポ
リエステルポリオールとしては,ジオール,二塩基酸の
重縮合物からなるポリエステル,ジオールとしては,前
記のエチレングリコール,ジエチレングリコールの他,
ジプロピレングリコール,1,4−ブタンジオール,
1,6−ヘキサンジオール,ネオペンチルグリコール,
二塩基酸としてはアジピン酸,アゼライン酸,セバチン
酸,イソフタル酸,テレフタル酸が挙げられる。その
他,ポリカプロラクトン,ポリβ−メチル−δ−バレロ
ラクトン等のラクトン系開環重合体ポリオール,ポリカ
ーボネイトジオール等がある。アクリルポリオールとし
ては,水酸基を有するモノマーの共重合体が挙げられ
る。水酸基含有モノマーとしては,ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート,ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート,ヒドロキシブチルアクリレート,ジヒドロ
キシアクリレート等,エポキシポリオールとしては,ア
ミン変性エポキシ樹脂等がある。
エーテルポリオール,ポリエステルポリオール,アクリ
ルポリオール,エポキシポリオール等がある。ポリエー
テルポリオールとしてはポリエチレングリコール,ポリ
オキシプロピレングリコール,ポリ(エチレン/プロピ
レン)グリコール,ポリテトラメチレングリコール,ポ
リエステルポリオールとしては,ジオール,二塩基酸の
重縮合物からなるポリエステル,ジオールとしては,前
記のエチレングリコール,ジエチレングリコールの他,
ジプロピレングリコール,1,4−ブタンジオール,
1,6−ヘキサンジオール,ネオペンチルグリコール,
二塩基酸としてはアジピン酸,アゼライン酸,セバチン
酸,イソフタル酸,テレフタル酸が挙げられる。その
他,ポリカプロラクトン,ポリβ−メチル−δ−バレロ
ラクトン等のラクトン系開環重合体ポリオール,ポリカ
ーボネイトジオール等がある。アクリルポリオールとし
ては,水酸基を有するモノマーの共重合体が挙げられ
る。水酸基含有モノマーとしては,ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート,ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート,ヒドロキシブチルアクリレート,ジヒドロ
キシアクリレート等,エポキシポリオールとしては,ア
ミン変性エポキシ樹脂等がある。
【0011】その他,ポリブタジエンジオール,ひまし
油等が挙げられる。
油等が挙げられる。
【0012】これらポリオール類は単独,あるいは併用
で使用することができる。被塗装物への密着性,塗装
性,あるいは塗膜物性等のバランスを取るためには,一
般に化学構造の異なる2種類以上を併用したり,それら
の分子量を適宜選択する必要がある。分子量が100以
下のポリオールを用いて樹脂を合成すると,樹脂中に大
量に存在するウレタン結合から生じる水素結合のため高
粘度となり撹拌が困難になる。また分子量が4,000
以上のポリオールを用いると,溶解に高温を要しれる。
で使用することができる。被塗装物への密着性,塗装
性,あるいは塗膜物性等のバランスを取るためには,一
般に化学構造の異なる2種類以上を併用したり,それら
の分子量を適宜選択する必要がある。分子量が100以
下のポリオールを用いて樹脂を合成すると,樹脂中に大
量に存在するウレタン結合から生じる水素結合のため高
粘度となり撹拌が困難になる。また分子量が4,000
以上のポリオールを用いると,溶解に高温を要しれる。
【0013】また,分子中に少なくとも1個のカルボキ
シル基を有するポリオール化合物としては,ジメチロー
ルプロピオン酸,2,2−ジメチロール酢酸,2,2−
ジメチロール酪酸,2,2−ジメチロールペンタン酸,
ジヒドロキシプロピオン酸等のジメチロールアルカン
酸,ジヒドロキシコハク酸,ジヒドロキシ安息香酸等を
用いる.特に,反応性,溶解性点からはジメチロールプ
ロピオン酸,2,2−ジメチロール酪酸が好ましい。こ
れらのポリオール化合物の使用量は安定な水性ウレタン
樹脂を得る上で重要であり,樹脂100gあたり5〜9
0ミリ当量のカルボキシル基をもつことが必要である。
5ミリ当量以下では安定な水性分散体が得られず,また
90ミリ当量以上では上記と同様にウレタン結合の増大
により樹脂中の水素結合が増大して高粘度となり,撹拌
が困難となる。
シル基を有するポリオール化合物としては,ジメチロー
ルプロピオン酸,2,2−ジメチロール酢酸,2,2−
ジメチロール酪酸,2,2−ジメチロールペンタン酸,
ジヒドロキシプロピオン酸等のジメチロールアルカン
酸,ジヒドロキシコハク酸,ジヒドロキシ安息香酸等を
用いる.特に,反応性,溶解性点からはジメチロールプ
ロピオン酸,2,2−ジメチロール酪酸が好ましい。こ
れらのポリオール化合物の使用量は安定な水性ウレタン
樹脂を得る上で重要であり,樹脂100gあたり5〜9
0ミリ当量のカルボキシル基をもつことが必要である。
5ミリ当量以下では安定な水性分散体が得られず,また
90ミリ当量以上では上記と同様にウレタン結合の増大
により樹脂中の水素結合が増大して高粘度となり,撹拌
が困難となる。
【0014】有機ポリイソシアネートとしては,芳香
族,脂肪族,脂環式のジイソシアネートがある.例え
ば,2,4−トリレンジイソシアネート,2,6−トリ
レンジイソシアネート,m−フェニレンジイソシアネー
ト,p−フェニレンジイソシアネート,4,4’−ジフ
ェニルメタンジイソシアネート,テトラメチレンジイソ
シアネート,ヘキサメチレンジイソシアネート,キシリ
レンジイソシアネート,リジンジイソシアネート,イソ
ホロンジイソシアネート,トリメチルヘキサメチレンジ
イソシアネート,1,4−シクロヘキシレンジイソシア
ネート,4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシア
ネート,3,3’−ジメチル−4,4’−ビフェニレン
ジイソシアネート,3,3’−ジメトキシ−4,4’−
ブフェニレンジイソシアネート,3,3’−ジクロロ−
4,4’−ビフェニレンジイソシアネート,1,5−ナ
フタレンジイソシアネート,1,5−テトラヒドロナフ
タレンジイソシアネート等を単独,または混合で使用で
きる。
族,脂肪族,脂環式のジイソシアネートがある.例え
ば,2,4−トリレンジイソシアネート,2,6−トリ
レンジイソシアネート,m−フェニレンジイソシアネー
ト,p−フェニレンジイソシアネート,4,4’−ジフ
ェニルメタンジイソシアネート,テトラメチレンジイソ
シアネート,ヘキサメチレンジイソシアネート,キシリ
レンジイソシアネート,リジンジイソシアネート,イソ
ホロンジイソシアネート,トリメチルヘキサメチレンジ
イソシアネート,1,4−シクロヘキシレンジイソシア
ネート,4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシア
ネート,3,3’−ジメチル−4,4’−ビフェニレン
ジイソシアネート,3,3’−ジメトキシ−4,4’−
ブフェニレンジイソシアネート,3,3’−ジクロロ−
4,4’−ビフェニレンジイソシアネート,1,5−ナ
フタレンジイソシアネート,1,5−テトラヒドロナフ
タレンジイソシアネート等を単独,または混合で使用で
きる。
【0015】イソシアネートと水酸基の反応に用いられ
る触媒としては,ジブチルすずジラウレート,オクトエ
酸すず,ジブチルすずジ(2−エチルヘキソエート),
2−エチルヘキソエート鉛,チタン酸2−エチルヘキシ
ル,2−エチルヘキソエート鉄,2−エチルヘキソエー
トコバルト,ナフテン酸亜鉛,ナフテン酸コバルト,テ
トラ−n−ブチルすず,塩化第一すず,塩化第二すず,
塩化鉄が挙げられる。
る触媒としては,ジブチルすずジラウレート,オクトエ
酸すず,ジブチルすずジ(2−エチルヘキソエート),
2−エチルヘキソエート鉛,チタン酸2−エチルヘキシ
ル,2−エチルヘキソエート鉄,2−エチルヘキソエー
トコバルト,ナフテン酸亜鉛,ナフテン酸コバルト,テ
トラ−n−ブチルすず,塩化第一すず,塩化第二すず,
塩化鉄が挙げられる。
【0016】NCO末端ウレタンプレポリマーの鎖延長
剤としては低分子量ポリオールまたは,低分子量のポリ
アミンがある。ポリアミンを用いると樹脂中にウレア結
合が導入されポリウレタン−ウレア樹脂が得られる。3
官能以上のポリオール,ポリアミンは架橋剤としても働
く。ポリアミンを用いる鎖延長反応は,アミンとイソシ
アネートの反応性が高いことから50℃以下が好まし
い。
剤としては低分子量ポリオールまたは,低分子量のポリ
アミンがある。ポリアミンを用いると樹脂中にウレア結
合が導入されポリウレタン−ウレア樹脂が得られる。3
官能以上のポリオール,ポリアミンは架橋剤としても働
く。ポリアミンを用いる鎖延長反応は,アミンとイソシ
アネートの反応性が高いことから50℃以下が好まし
い。
【0017】鎖延長用のポリオールとしては,エチレン
グリコール,ジエチレングリコール,1,3−ブタンジ
オール,1,4−ブタンジオール,ハイドロキノンジエ
チロールエーテル,が挙げられる。ポリアミンとして
は,エチレンジアミン,プロピレンジアミン,ヘキサメ
チレンジアミン,トリエチレンテトラミン,イソホロン
ジアミン,ピペラジン,ジフェニルジアミン等の脂肪
族,脂環式,芳香族系ジアミン,トリアミンがある。こ
れらの使用に際して,単官能のモノアミン,またはモノ
オールを併用すれば鎖延長反応の停止による分子量の調
整も可能である。これらの鎖延長剤の使用により,先に
合成した末端イソシアネート基のプレポリマーを鎖延長
してポリウレタン樹脂を得る。このときプレポリマー末
端のイソシアネート基に対してモル比で0.5〜1.0
未満の鎖延長剤を用いる。0.5以下では実質的な鎖延
長が望めず,1.0以上では鎖延長時の増粘により撹拌
が困難となる。
グリコール,ジエチレングリコール,1,3−ブタンジ
オール,1,4−ブタンジオール,ハイドロキノンジエ
チロールエーテル,が挙げられる。ポリアミンとして
は,エチレンジアミン,プロピレンジアミン,ヘキサメ
チレンジアミン,トリエチレンテトラミン,イソホロン
ジアミン,ピペラジン,ジフェニルジアミン等の脂肪
族,脂環式,芳香族系ジアミン,トリアミンがある。こ
れらの使用に際して,単官能のモノアミン,またはモノ
オールを併用すれば鎖延長反応の停止による分子量の調
整も可能である。これらの鎖延長剤の使用により,先に
合成した末端イソシアネート基のプレポリマーを鎖延長
してポリウレタン樹脂を得る。このときプレポリマー末
端のイソシアネート基に対してモル比で0.5〜1.0
未満の鎖延長剤を用いる。0.5以下では実質的な鎖延
長が望めず,1.0以上では鎖延長時の増粘により撹拌
が困難となる。
【0018】これらのポリオール化合物,有機ポリイソ
シアネート,鎖延長剤を用いると無溶剤でウレタン樹脂
を合成することが出来る。またこれらのポリオール化合
物,有機ジイソシアネート,鎖延長剤を用いると粘度が
高くなり撹拌が困難になる場合があるが,この場合は以
下に示す溶剤を少量用いることで鎖延長反応における粘
度の増加を抑えることができる。またこれらの有機溶剤
を用いることにより次行程における水分散性を容易にす
る。使用する溶剤としては,例えば,メチルアルコー
ル,エチルアルコール,n−プロピルアルコール,イソ
プロピルアルコール,エチレングリコール,エチレング
リコールモノメチルエーテル,エチレングリコールモノ
エチルエーテル,エチレングリコールモノイソプロピル
エーテル,エチレングリコールモノ−nーブチルエーテ
ル,エチレングリコールモノイソブチルエーテル,エチ
レングリコールモノーn−ヘキシルエーテル,ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル,ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテル,ジエチレングリコールモノブチ
ルエーテル,ジエチレングリコールモノイソブチルエー
テル,ジエチレングリコールモノ−n−ヘキシルエーテ
ル,2,2,4−トリメチルペンタンジオール−1,
3,−モノイソブチレート等を単独,或いは混合で用い
る。これら有機溶剤から目的とする塗料,インキ,接着
剤,コーテイング等に適した成膜,塗工助剤として適宜
選択することにより,水分散化に伴う脱溶剤過程を省略
する事が可能である。
シアネート,鎖延長剤を用いると無溶剤でウレタン樹脂
を合成することが出来る。またこれらのポリオール化合
物,有機ジイソシアネート,鎖延長剤を用いると粘度が
高くなり撹拌が困難になる場合があるが,この場合は以
下に示す溶剤を少量用いることで鎖延長反応における粘
度の増加を抑えることができる。またこれらの有機溶剤
を用いることにより次行程における水分散性を容易にす
る。使用する溶剤としては,例えば,メチルアルコー
ル,エチルアルコール,n−プロピルアルコール,イソ
プロピルアルコール,エチレングリコール,エチレング
リコールモノメチルエーテル,エチレングリコールモノ
エチルエーテル,エチレングリコールモノイソプロピル
エーテル,エチレングリコールモノ−nーブチルエーテ
ル,エチレングリコールモノイソブチルエーテル,エチ
レングリコールモノーn−ヘキシルエーテル,ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル,ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテル,ジエチレングリコールモノブチ
ルエーテル,ジエチレングリコールモノイソブチルエー
テル,ジエチレングリコールモノ−n−ヘキシルエーテ
ル,2,2,4−トリメチルペンタンジオール−1,
3,−モノイソブチレート等を単独,或いは混合で用い
る。これら有機溶剤から目的とする塗料,インキ,接着
剤,コーテイング等に適した成膜,塗工助剤として適宜
選択することにより,水分散化に伴う脱溶剤過程を省略
する事が可能である。
【0019】これら有機溶剤の中では増粘,副反応の抑
制,あるいは成膜,塗工助剤としての機能からはイソプ
ロピルアルコールを含有する有機溶剤が望ましい。これ
らの有機溶剤をウレタンプレポリマー溶液に添加する方
法は,イソシアネートと水酸基の反応を極力抑えるた
め,60℃以下,好ましくは50℃以下にて行うのが良
い。添加時期は,鎖延長前,あるいは鎖延長中が好まし
い。前者においては,直ちに鎖延長を行う必要がある。
制,あるいは成膜,塗工助剤としての機能からはイソプ
ロピルアルコールを含有する有機溶剤が望ましい。これ
らの有機溶剤をウレタンプレポリマー溶液に添加する方
法は,イソシアネートと水酸基の反応を極力抑えるた
め,60℃以下,好ましくは50℃以下にて行うのが良
い。添加時期は,鎖延長前,あるいは鎖延長中が好まし
い。前者においては,直ちに鎖延長を行う必要がある。
【0020】上記の鎖延長反応によって得られたポリウ
レタンの水性化にはアンモニア水を用いる。本願発明の
水性ウレタン樹脂分散体を食品関連の用途に得る場合,
アンモニアを中和剤として用いることは臭気や衛生性の
点から優れている。添加するアンモニアは,ポリマー中
のカルボキシル基を中和してウレタン樹脂を水分散化す
るために必要な量,および鎖延長後に残存するポリマー
末端のイソシアネート基に対して当量を用いる。これに
よってウレタン樹脂の水分散化と同時にポリマー末端の
イソシアネート基の反応を停止させる。ウレタンの樹脂
固形分は70重量%以下の範囲内が好ましい。70重量
%よりも大きいと高粘度のため撹拌が困難となる。
レタンの水性化にはアンモニア水を用いる。本願発明の
水性ウレタン樹脂分散体を食品関連の用途に得る場合,
アンモニアを中和剤として用いることは臭気や衛生性の
点から優れている。添加するアンモニアは,ポリマー中
のカルボキシル基を中和してウレタン樹脂を水分散化す
るために必要な量,および鎖延長後に残存するポリマー
末端のイソシアネート基に対して当量を用いる。これに
よってウレタン樹脂の水分散化と同時にポリマー末端の
イソシアネート基の反応を停止させる。ウレタンの樹脂
固形分は70重量%以下の範囲内が好ましい。70重量
%よりも大きいと高粘度のため撹拌が困難となる。
【0021】ウレタン樹脂を水分散化する方法として
は,通常の撹拌機による水分散化も可能であるが,より
安定に水分散化するためにはホモミキサー,ホモジナイ
ザー,マイクロフルイタイザー(みずほ工業社製)によ
る高剪断力下による強制分散が好ましい。
は,通常の撹拌機による水分散化も可能であるが,より
安定に水分散化するためにはホモミキサー,ホモジナイ
ザー,マイクロフルイタイザー(みずほ工業社製)によ
る高剪断力下による強制分散が好ましい。
【0022】上記の方法で得られた本発明である水性ウ
レタン樹脂分散体は,水性の塗料,インキ,接着剤,コ
ーテイング剤のビヒクル,バインダー樹脂とし適用がで
きる。
レタン樹脂分散体は,水性の塗料,インキ,接着剤,コ
ーテイング剤のビヒクル,バインダー樹脂とし適用がで
きる。
【0023】
【実施例】以下に実施例をもって本発明を詳細に説明す
るが,本発明はこれに限定されるものではない。なお,
以下の実施例において,特に断らない限り「部」は重量
部を意味する。
るが,本発明はこれに限定されるものではない。なお,
以下の実施例において,特に断らない限り「部」は重量
部を意味する。
【0024】実施例1 還流冷却管,滴下漏斗,ガス導入管,撹拌装置,温度計
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し数平均分子量約2,000(水酸基価56)のポリ
テトラメチレングリコール186.4部,ジメチロール
プロピオン酸17.9部を仕込み,60℃まで昇温し
た。撹拌下,ジフェニルメタンジイソシアネート85.
1部,ジブチル錫ジラウレート0.01部を加え80℃
まで昇温し,6時間反応させウレタンプレポリマーを得
た。実測NCO%=3.25%、数平均分子量9,20
0であった。
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し数平均分子量約2,000(水酸基価56)のポリ
テトラメチレングリコール186.4部,ジメチロール
プロピオン酸17.9部を仕込み,60℃まで昇温し
た。撹拌下,ジフェニルメタンジイソシアネート85.
1部,ジブチル錫ジラウレート0.01部を加え80℃
まで昇温し,6時間反応させウレタンプレポリマーを得
た。実測NCO%=3.25%、数平均分子量9,20
0であった。
【0025】該ウレタンプレポリマーを40℃まで冷却
し,撹拌下,ヘキサメチレンジアミン10.5部と蒸留
水200部からなる溶液を30分かけて滴下し,その後
1時間反応を続行した。こうして得られたウレタン樹脂
は、分子量約26,000であった。この組成物に25
%アンモニア水10.3部,蒸留水489.7部を加
え,水性ウレタン樹脂分散体を得た。
し,撹拌下,ヘキサメチレンジアミン10.5部と蒸留
水200部からなる溶液を30分かけて滴下し,その後
1時間反応を続行した。こうして得られたウレタン樹脂
は、分子量約26,000であった。この組成物に25
%アンモニア水10.3部,蒸留水489.7部を加
え,水性ウレタン樹脂分散体を得た。
【0026】実施例2 還流冷却管,滴下漏斗,ガス導入管,撹拌装置,温度計
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し,数平均分子量約1,000(水酸基価110)の
ポリプロピレングリコール143.6部,ジメチロール
プロピオン酸21.5部を仕込み,60℃まで昇温し
た。撹拌下,ジフェニルメタンジイソシアネート11
3.1部,ジブチル錫ジラウレート0.01部を加え8
0℃まで昇温し,6時間反応させウレタンプレポリマー
を得た。実測NCO%=4.35%、数平均分子量4,
400であった。
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し,数平均分子量約1,000(水酸基価110)の
ポリプロピレングリコール143.6部,ジメチロール
プロピオン酸21.5部を仕込み,60℃まで昇温し
た。撹拌下,ジフェニルメタンジイソシアネート11
3.1部,ジブチル錫ジラウレート0.01部を加え8
0℃まで昇温し,6時間反応させウレタンプレポリマー
を得た。実測NCO%=4.35%、数平均分子量4,
400であった。
【0027】該ウレタンプレポリマーを40℃まで冷却
し,撹拌下,イソホロンジアミン21.8部と蒸留水2
00部からなる溶液を30分かけて滴下し,その後1時
間反応を続行した。こうして得られたウレタン樹脂は分
子量約28,000であった。この組成物に25%アン
モニア水12.2部,蒸留水487.8部を加え,水性
ウレタン樹脂分散体を得た。
し,撹拌下,イソホロンジアミン21.8部と蒸留水2
00部からなる溶液を30分かけて滴下し,その後1時
間反応を続行した。こうして得られたウレタン樹脂は分
子量約28,000であった。この組成物に25%アン
モニア水12.2部,蒸留水487.8部を加え,水性
ウレタン樹脂分散体を得た。
【0028】実施例3 還流冷却管,滴下漏斗,ガス導入管,撹拌装置,温度計
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し数平均分子量約4,000(水酸基価28)のポリ
プロピレングリコール163.4部,ジメチロールプロ
ピオン酸20.8部を仕込み,60℃まで昇温した。撹
拌下,ジフェニルメタンジイソシアネート98.0部,
ジブチル錫ジラウレート0.01部を加え80℃まで昇
温し,4時間反応させウレタンプレポリマーを得た。実
測NCO%=5.78%、数平均分子量10000であ
った。
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し数平均分子量約4,000(水酸基価28)のポリ
プロピレングリコール163.4部,ジメチロールプロ
ピオン酸20.8部を仕込み,60℃まで昇温した。撹
拌下,ジフェニルメタンジイソシアネート98.0部,
ジブチル錫ジラウレート0.01部を加え80℃まで昇
温し,4時間反応させウレタンプレポリマーを得た。実
測NCO%=5.78%、数平均分子量10000であ
った。
【0029】該ウレタンプレポリマーを50℃まで冷却
し,イソプロピルアルコール100部を加えた。撹拌
下,ヘキサメチレンジアミン14.8部と蒸留水100
部からなる溶液を30分かけて滴下し,その後1時間反
応を続行した。こうして得られたウレタン樹脂は分子量
約42,000であった。この組成物に25%アンモニ
ア水13.6部,蒸留水486.4部を加え,水性ウレ
タン樹脂分散体を得た。
し,イソプロピルアルコール100部を加えた。撹拌
下,ヘキサメチレンジアミン14.8部と蒸留水100
部からなる溶液を30分かけて滴下し,その後1時間反
応を続行した。こうして得られたウレタン樹脂は分子量
約42,000であった。この組成物に25%アンモニ
ア水13.6部,蒸留水486.4部を加え,水性ウレ
タン樹脂分散体を得た。
【0030】実施例4 還流冷却管,滴下漏斗,ガス導入管,撹拌装置,温度計
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し数平均分子量約2,000(水酸基価56)のポリ
エチレングリコール160.0部,ジメチロールプロピ
オン酸17.9部を仕込み,60℃まで昇温した。撹拌
下,イソホロンジイソシアネート94.8部,ジブチル
錫ジラウレート0.05部を加え80℃まで昇温し,6
時間反応させウレタンプレポリマーを得た。実測NCO
%=3.42%、数平均分子量5,100であった。
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し数平均分子量約2,000(水酸基価56)のポリ
エチレングリコール160.0部,ジメチロールプロピ
オン酸17.9部を仕込み,60℃まで昇温した。撹拌
下,イソホロンジイソシアネート94.8部,ジブチル
錫ジラウレート0.05部を加え80℃まで昇温し,6
時間反応させウレタンプレポリマーを得た。実測NCO
%=3.42%、数平均分子量5,100であった。
【0031】該ウレタンプレポリマーを40℃まで冷却
した後に,イソプロピルアルコール100部を加えた
後,イソホロンジアミン25.4部,蒸留水100部か
らなる溶液を30分かけて滴下し,その後1時間反応を
続行した。こうして得られたウレタン樹脂は分子量約3
0,000であった。この組成物に25%アンモニア水
11.5部,蒸留水488.5部を加え,水性ウレタン
樹脂分散体を得た。
した後に,イソプロピルアルコール100部を加えた
後,イソホロンジアミン25.4部,蒸留水100部か
らなる溶液を30分かけて滴下し,その後1時間反応を
続行した。こうして得られたウレタン樹脂は分子量約3
0,000であった。この組成物に25%アンモニア水
11.5部,蒸留水488.5部を加え,水性ウレタン
樹脂分散体を得た。
【0032】実施例5 還流冷却管,滴下漏斗,ガス導入管,撹拌装置,温度計
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し,数平均分子量約2,000(水酸基価56)のポ
リプロピレングリコール150.1部,ジメチロールプ
ロピオン酸19.4部を仕込み,60℃まで昇温した。
撹拌下,ジフェニルメタンジイソシアネート110.1
部,ジブチル錫ジラウレート0.01部を加え80℃ま
で昇温し,6時間反応させウレタンプレポリマーを得
た。実測NCO%=6.50%、数平均分子量4,60
0であった。
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し,数平均分子量約2,000(水酸基価56)のポ
リプロピレングリコール150.1部,ジメチロールプ
ロピオン酸19.4部を仕込み,60℃まで昇温した。
撹拌下,ジフェニルメタンジイソシアネート110.1
部,ジブチル錫ジラウレート0.01部を加え80℃ま
で昇温し,6時間反応させウレタンプレポリマーを得
た。実測NCO%=6.50%、数平均分子量4,60
0であった。
【0033】該ウレタンプレポリマーを40℃まで冷却
し,撹拌下,ヘキサメチレンジアミン16.8部とイソ
プロピルアルコール100部,蒸留水100部からなる
溶液を30分かけて滴下し,その後1時間反応を続行し
た。こうして得られたウレタン樹脂は分子量約29,0
00であった。この組成物に25%アンモニア水12.
3部,蒸留水487.7部を加え,水性ウレタン樹脂分
散体を得た。
し,撹拌下,ヘキサメチレンジアミン16.8部とイソ
プロピルアルコール100部,蒸留水100部からなる
溶液を30分かけて滴下し,その後1時間反応を続行し
た。こうして得られたウレタン樹脂は分子量約29,0
00であった。この組成物に25%アンモニア水12.
3部,蒸留水487.7部を加え,水性ウレタン樹脂分
散体を得た。
【0034】比較例1 還流冷却管,滴下漏斗,ガス導入管,撹拌装置,温度計
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し,数平均分子量約2,000(水酸基価56)のポ
リテトラメチレングリコール184.0,ジメチロール
プロピオン酸20.0部を仕込み,60℃まで昇温し
た。撹拌下,イソホロンジイソシアネート80.5部,
ジブチル錫ジラウレート0.05部を加え80℃まで昇
温し,6時間反応させウレタンプレポリマー溶液を得
た。実測NCO%=3.50%、数平均分子量9,60
0であった。
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し,数平均分子量約2,000(水酸基価56)のポ
リテトラメチレングリコール184.0,ジメチロール
プロピオン酸20.0部を仕込み,60℃まで昇温し
た。撹拌下,イソホロンジイソシアネート80.5部,
ジブチル錫ジラウレート0.05部を加え80℃まで昇
温し,6時間反応させウレタンプレポリマー溶液を得
た。実測NCO%=3.50%、数平均分子量9,60
0であった。
【0035】該ウレタンプレポリマー溶液を40℃まで
冷却し,ヘキサメチレンジアミン15.4部と蒸留水2
00部からなる溶液を30分かけて滴下し,その後1時
間反応を続行した。こうして得られたポリウレタンは分
子量約32,000であった。この組成物に25%アン
モニア水20.6部,蒸留水479.4部を加え水分ウ
レタン樹脂散体を得た。
冷却し,ヘキサメチレンジアミン15.4部と蒸留水2
00部からなる溶液を30分かけて滴下し,その後1時
間反応を続行した。こうして得られたポリウレタンは分
子量約32,000であった。この組成物に25%アン
モニア水20.6部,蒸留水479.4部を加え水分ウ
レタン樹脂散体を得た。
【0036】比較例2 還流冷却管,滴下漏斗,ガス導入管,撹拌装置,温度計
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し,Nーメチルピロリドン100部,数平均分子量約
6,000(水酸基価18)のポリテトラメチレングリ
コール209.0部,ジメチロールプロピオン酸17.
9部を仕込み,60℃まで昇温した。撹拌下,ジフェニ
ルメタンジイソシアネート63.0部,ジブチル錫ジラ
ウレート0.05部を加え80℃まで昇温し,6時間反
応させウレタンプレポリマーを得た。実測NCO%=
1.80%、数平均分子量は約19,000であった。
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し,Nーメチルピロリドン100部,数平均分子量約
6,000(水酸基価18)のポリテトラメチレングリ
コール209.0部,ジメチロールプロピオン酸17.
9部を仕込み,60℃まで昇温した。撹拌下,ジフェニ
ルメタンジイソシアネート63.0部,ジブチル錫ジラ
ウレート0.05部を加え80℃まで昇温し,6時間反
応させウレタンプレポリマーを得た。実測NCO%=
1.80%、数平均分子量は約19,000であった。
【0037】該ウレタンプレポリマーを50℃まで冷却
し,イソホロンジアミン100部と蒸留水100部から
なる溶液を30分かけて滴下し,その後1時間反応を続
行した。この組成物に25%アンモニア水12.8部,
蒸留水487.2部を加え水性ウレタン樹脂分散体を得
た。
し,イソホロンジアミン100部と蒸留水100部から
なる溶液を30分かけて滴下し,その後1時間反応を続
行した。この組成物に25%アンモニア水12.8部,
蒸留水487.2部を加え水性ウレタン樹脂分散体を得
た。
【0038】比較例3 還流冷却管,滴下漏斗,ガス導入管,撹拌装置,温度計
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し,メチルエチルケトン300部,数平均分子量約
2,000(水酸基価56)のポリテトラメチレングリ
コール185.2部,ジメチロールプロピオン酸18.
0部を仕込み,60℃まで昇温した。撹拌下,イソホロ
ンジイソシアネート75.5部,ジブチル錫ジラウレー
ト0.1部を加え80℃まで昇温し,4時間反応させウ
レタンプレポリマー溶液を得た。実測NCO%=1.6
2%、数平均分子量10,000であった。
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し,メチルエチルケトン300部,数平均分子量約
2,000(水酸基価56)のポリテトラメチレングリ
コール185.2部,ジメチロールプロピオン酸18.
0部を仕込み,60℃まで昇温した。撹拌下,イソホロ
ンジイソシアネート75.5部,ジブチル錫ジラウレー
ト0.1部を加え80℃まで昇温し,4時間反応させウ
レタンプレポリマー溶液を得た。実測NCO%=1.6
2%、数平均分子量10,000であった。
【0039】該ウレタンプレポリマー溶液を40℃まで
冷却し,イソホロンジイソシアネート21.5部アセト
ン200部からなる溶液を30分かけて滴下し,その後
1時間反応を続行した。こうして得られたポリウレタン
は分子量約26,000であった。この組成物に25%
アンモニア水18.4部,蒸留水700部を加えた後,
脱溶剤を行いポリウレタンの水分散体を得た。
冷却し,イソホロンジイソシアネート21.5部アセト
ン200部からなる溶液を30分かけて滴下し,その後
1時間反応を続行した。こうして得られたポリウレタン
は分子量約26,000であった。この組成物に25%
アンモニア水18.4部,蒸留水700部を加えた後,
脱溶剤を行いポリウレタンの水分散体を得た。
【0040】比較例4 還流冷却管,滴下漏斗,ガス導入管,撹拌装置,温度計
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し,数平均分子量約2,000(水酸基価56)のポ
リプロピレングリコール179.3部,ジメチロールプ
ロピオン酸17.4部を仕込み,60℃まで昇温した.
撹拌下,ジフェニルメタンジイソシアネート82.2
部,ジブチル錫ジラウレート0.05部を加え80℃ま
で昇温し,6時間反応させウレタンプレポリマーを得
た。実測NCO%=3.20%、数平均分子量8,00
0であった。
を備えた4ツ口の1000mlフラスコを乾燥窒素で置
換し,数平均分子量約2,000(水酸基価56)のポ
リプロピレングリコール179.3部,ジメチロールプ
ロピオン酸17.4部を仕込み,60℃まで昇温した.
撹拌下,ジフェニルメタンジイソシアネート82.2
部,ジブチル錫ジラウレート0.05部を加え80℃ま
で昇温し,6時間反応させウレタンプレポリマーを得
た。実測NCO%=3.20%、数平均分子量8,00
0であった。
【0041】プレポリマーを60℃まで冷却し,トリエ
チルアミン13.1部と蒸留水300部からなる溶液を
添加して中和・水溶化した。この後アジピン酸ジヒドラ
ジド21.2部,蒸留水386.9部からなる溶液を3
0分かけて滴下した。更に,鎖延長反応を1時間続行し
ポリウレタンの水分散体を得た。こうして得られたポリ
ウレタンは分子量約33,000であった。
チルアミン13.1部と蒸留水300部からなる溶液を
添加して中和・水溶化した。この後アジピン酸ジヒドラ
ジド21.2部,蒸留水386.9部からなる溶液を3
0分かけて滴下した。更に,鎖延長反応を1時間続行し
ポリウレタンの水分散体を得た。こうして得られたポリ
ウレタンは分子量約33,000であった。
【0042】実施例1〜5及び比較例1〜2で得た水性
ウレタン樹脂分散体,及び従来の方法で合成した水性ウ
レタン樹脂(比較例3〜4)の評価方法を以下に示す。
結果は表1に示す。 a)脱溶剤工程 ○ 脱溶剤工程がない × 脱溶剤工程がある b)水分散性 ◎ 水分散性が非常に良い ○ 水分散性が良い △ 水分散性が少し悪い × 水分散性が悪い
ウレタン樹脂分散体,及び従来の方法で合成した水性ウ
レタン樹脂(比較例3〜4)の評価方法を以下に示す。
結果は表1に示す。 a)脱溶剤工程 ○ 脱溶剤工程がない × 脱溶剤工程がある b)水分散性 ◎ 水分散性が非常に良い ○ 水分散性が良い △ 水分散性が少し悪い × 水分散性が悪い
【0043】c)PETへの密着性 PETフイルム上に該水性ウレタン樹脂及び従来の方法
で合成した水性ウレタン樹脂を2.5MILのアプリケ
ーターにて塗工した.60℃にて成膜後,室温に戻しテ
ープ剥離試験によりその密着性を調べた。 ◎ 全く剥離しない ○ 殆ど剥離しない △ 少し剥離する × かなり剥離する
で合成した水性ウレタン樹脂を2.5MILのアプリケ
ーターにて塗工した.60℃にて成膜後,室温に戻しテ
ープ剥離試験によりその密着性を調べた。 ◎ 全く剥離しない ○ 殆ど剥離しない △ 少し剥離する × かなり剥離する
【0044】d)官能臭気試験 PETフイルム上に該水性ウレタン樹脂及び従来の方法
で合成した水性ウレタン樹脂分散体を2.5MILのア
プリケーターにて塗工し,それぞれの一定量(0・2m
2 )を細かく裁断して臭気瓶に入れて密栓し,40℃の
乾燥機中で30分間加温し,臭気の有無を判定した。 ◎ 臭気が無い ○ 臭気が少しある △ 臭気がある × 臭気がかなりある
で合成した水性ウレタン樹脂分散体を2.5MILのア
プリケーターにて塗工し,それぞれの一定量(0・2m
2 )を細かく裁断して臭気瓶に入れて密栓し,40℃の
乾燥機中で30分間加温し,臭気の有無を判定した。 ◎ 臭気が無い ○ 臭気が少しある △ 臭気がある × 臭気がかなりある
【0045】e)顔料分散性 該水性ウレタン樹脂及び従来の方法で合成した水性ウレ
タン樹脂を用いて,下記の組成で定法により水性印刷イ
ンキを作成した。 水性ウレタン樹脂分散体 フタロシアニン系青色顔料 18 部 (東洋インキ製造(株)製 リオノールブルーKLH) 水 6.9部 イソプロピルアルコール 5 部 シリコーン系消泡剤 0.1部 (トーレ・シリコーン(株) トーレシリコーンSC5
540) ◎ 顔料分散性が非常に良い ○ 顔料分散性が良い △ 顔料分散性が悪い × 顔料分散性が非常に悪い
タン樹脂を用いて,下記の組成で定法により水性印刷イ
ンキを作成した。 水性ウレタン樹脂分散体 フタロシアニン系青色顔料 18 部 (東洋インキ製造(株)製 リオノールブルーKLH) 水 6.9部 イソプロピルアルコール 5 部 シリコーン系消泡剤 0.1部 (トーレ・シリコーン(株) トーレシリコーンSC5
540) ◎ 顔料分散性が非常に良い ○ 顔料分散性が良い △ 顔料分散性が悪い × 顔料分散性が非常に悪い
【0046】
【表1】
【0047】
【発明の効果】通常のウレタン合成溶媒をプレポリマー
化反応に使用することなく,また必要に応じて脱溶剤工
程を省くことも可能なことから,コスト的に優れたもの
である。また、この様にして得た水性ウレタン樹脂分散
体は、トリエチルアミン等による臭気,衛生性による問
題もないため食品関連の樹脂,塗料,インキ等に用いる
のに最適であり,本発明により実用性の極めて高い水性
ウレタン樹脂分散体を提供することが可能となった。
化反応に使用することなく,また必要に応じて脱溶剤工
程を省くことも可能なことから,コスト的に優れたもの
である。また、この様にして得た水性ウレタン樹脂分散
体は、トリエチルアミン等による臭気,衛生性による問
題もないため食品関連の樹脂,塗料,インキ等に用いる
のに最適であり,本発明により実用性の極めて高い水性
ウレタン樹脂分散体を提供することが可能となった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大槻 司 東京都中央区京橋二丁目3番13号東洋イン キ製造株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】平均分子量100〜4,000のポリオ−
ル化合物と分子中に少なくとも1個のカルボキシル基を
有するポリオール化合物と有機ポリイソシアネートとの
付加反応により得られる末端位にイソシアネート基を有
するプレポリマーを無溶剤で合成した後,さらに無溶剤
あるいは水酸基を有する溶剤下で鎖延長剤により鎖延長
反応を行い,次いでアルカリで中和したことを特徴とす
る水性ウレタン樹脂分散体。 - 【請求項2】プレポリマー末端のイソシアネート基に対
し、モル比で0.5〜1.0の鎖延長剤を用いて鎖延長
反応を行うことを特徴とする請求項1記載の水性ウレタ
ン樹脂分散体。 - 【請求項3】樹脂100gあたり5〜90ミリ当量のカ
ルボキシル基を有し、5,000〜200,000の平
均分子量を有することを特徴とする請求項1ないし2い
ずれか記載の水性ウレタン樹脂分散体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9070980A JPH10265539A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 水性ウレタン樹脂分散体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9070980A JPH10265539A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 水性ウレタン樹脂分散体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10265539A true JPH10265539A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13447195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9070980A Pending JPH10265539A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 水性ウレタン樹脂分散体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10265539A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002161120A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-04 | Arakawa Chem Ind Co Ltd | ポリウレタン樹脂水分散液の製造方法 |
JP2006022132A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | 水性ポリウレタンエマルジョン、その製造方法及びそれを用いた水性印刷インキ |
US7193010B2 (en) | 2001-01-31 | 2007-03-20 | Kuraray Co., Ltd. | Aqueous resin composition, and method of manufacturing a separable fastener using this composition |
WO2008120688A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-09 | Nicca Chemical Co., Ltd. | 水性ポリウレタン樹脂組成物、それを用いた一液型接着剤及び積層体、並びに水性ポリウレタン樹脂組成物の製造方法 |
JP2011012250A (ja) * | 2009-06-04 | 2011-01-20 | Sanyo Chem Ind Ltd | 印刷インキ用バインダー樹脂 |
CN112646162A (zh) * | 2020-12-14 | 2021-04-13 | 山东一诺威新材料有限公司 | 水性聚氨酯用聚醚扩链剂的制备方法 |
JP2021070799A (ja) * | 2019-11-01 | 2021-05-06 | 三洋化成工業株式会社 | ポリウレタン樹脂水性分散体及びポリウレタン樹脂水性分散体の製造方法 |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP9070980A patent/JPH10265539A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002161120A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-04 | Arakawa Chem Ind Co Ltd | ポリウレタン樹脂水分散液の製造方法 |
US7193010B2 (en) | 2001-01-31 | 2007-03-20 | Kuraray Co., Ltd. | Aqueous resin composition, and method of manufacturing a separable fastener using this composition |
JP2006022132A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | 水性ポリウレタンエマルジョン、その製造方法及びそれを用いた水性印刷インキ |
WO2008120688A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-09 | Nicca Chemical Co., Ltd. | 水性ポリウレタン樹脂組成物、それを用いた一液型接着剤及び積層体、並びに水性ポリウレタン樹脂組成物の製造方法 |
US7902291B2 (en) | 2007-03-30 | 2011-03-08 | Nicca Chemical Co., Ltd. | Aqueous polyurethane resin composition and one-component adhesive agent and laminated body that use the same, and method for manufacturing aqueous polyurethane resin composition |
JP2011012250A (ja) * | 2009-06-04 | 2011-01-20 | Sanyo Chem Ind Ltd | 印刷インキ用バインダー樹脂 |
JP2021070799A (ja) * | 2019-11-01 | 2021-05-06 | 三洋化成工業株式会社 | ポリウレタン樹脂水性分散体及びポリウレタン樹脂水性分散体の製造方法 |
CN112646162A (zh) * | 2020-12-14 | 2021-04-13 | 山东一诺威新材料有限公司 | 水性聚氨酯用聚醚扩链剂的制备方法 |
CN112646162B (zh) * | 2020-12-14 | 2022-10-04 | 山东一诺威新材料有限公司 | 水性聚氨酯用聚醚扩链剂的制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3885531B2 (ja) | 水性ポリウレタン系エマルジョン、並びにこれを用いた水性接着剤及び水性塗料 | |
JP5566276B2 (ja) | 自己架橋性水性ポリウレタン分散液 | |
WO2003046095A1 (en) | Radiation-curable polyurethane dispersion | |
CA2099086A1 (en) | Polyurethane dispersions | |
US6254937B1 (en) | Water-dilutable binder for “soft feel” lacquers | |
JP5035742B2 (ja) | 水性ポリウレタンエマルジョン組成物 | |
JP2001002911A (ja) | ヒドロキシル基含有水性ポリウレタン樹脂組成物、二液型水性ポリウレタン組成物、該組成物を含有してなる接着剤及び塗工剤 | |
JP3970955B2 (ja) | ポリウレタン水性組成物 | |
WO2015033939A1 (ja) | 水性ポリウレタン樹脂分散体及びその使用 | |
JPH11293191A (ja) | 水性印刷インキ用ポリウレタン系エマルジョン及びそれを用いた水性印刷インキ | |
JP4186386B2 (ja) | ポリウレタンの製造方法、及び該製造方法によって得られるポリウレタンの利用 | |
JPH10265539A (ja) | 水性ウレタン樹脂分散体 | |
JPH11228655A (ja) | 水性印刷インキ用ポリウレタン系エマルジョン及びそれを用いた水性印刷インキ | |
WO2004022627A1 (ja) | 液状カルボン酸基含有ポリエステルオリゴマー及び水性ポリウレタン樹脂及びその製造方法 | |
JP3700166B2 (ja) | ポリウレタン系印刷インキ用バインダー及びこれを用いた印刷インキ組成物 | |
JP3598623B2 (ja) | 水性ウレタン化合物の製造方法 | |
JP6943082B2 (ja) | 水性ポリウレタン樹脂分散体及びその使用 | |
JPH10338732A (ja) | 水性ウレタン複合樹脂の製造方法 | |
JPH08311144A (ja) | 架橋ポリウレタン樹脂粒子の水性分散液 | |
JP2002284836A (ja) | ポリウレタン樹脂の製造法 | |
JP2001226444A (ja) | 水性ポリウレタン樹脂の製造方法 | |
JPH10237138A (ja) | 水性ウレタン複合樹脂の製造方法 | |
JPH10292024A (ja) | 水性ウレタン複合樹脂の製造方法 | |
JPH09143211A (ja) | 水性ウレタン化合物の製造方法 | |
JP2007269832A (ja) | ポリウレタン樹脂水分散液の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051025 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051101 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060307 |