JP2002161038A - 眼科用医薬組成物 - Google Patents
眼科用医薬組成物Info
- Publication number
- JP2002161038A JP2002161038A JP2001269266A JP2001269266A JP2002161038A JP 2002161038 A JP2002161038 A JP 2002161038A JP 2001269266 A JP2001269266 A JP 2001269266A JP 2001269266 A JP2001269266 A JP 2001269266A JP 2002161038 A JP2002161038 A JP 2002161038A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trehalose
- eye
- pharmaceutical composition
- ophthalmic pharmaceutical
- ophthalmic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
防効果を発揮するシェーグレン症候群における眼の臨床
症状の治療剤及び/又は予防剤を提供する。 【解決手段】 有効成分としてトレハロースを含有する
眼科用医薬組成物を提供することにより解決する。
Description
関し、より詳細には、シェーグレン症候群における眼の
臨床症状の治療及び/又は予防のための眼科用医薬組成
物に関するものである。
患であり、特に高齢者での発症が多いために、今後、高
齢化社会を迎え、その数は益々増加することが予想され
ている。その特徴は、涙腺、唾腺へのリンパ球の浸潤と
腺細胞の破壊を伴い、眼乾燥と口腔乾燥を主訴するもの
である。その原因は不明であるが、自己免疫疾患とする
説が有力視されており、その診断基準もほぼ確立してい
る。シェーグレン症候群における眼の臨床症状として
は、異物感、灼熱感、掻痒感がある。その治療方法とし
ては、人口涙液の点眼、ゴーグルやドライアイ用保護眼
鏡の装着等の対症療法が主として用いられている。これ
らの治療法で改善が見られない場合には、外科的手術や
ステロイド薬、免疫抑制剤を併用する等の対症療法が主
として用いられているが、何れも入院や医師の指導を必
要としたり、器具が必要なため、治療のために、通常の
社会生活が制約されるとの問題がある。一方、眼科領域
で常用される一般の点眼剤は、手軽に携帯が可能で、用
時に使用できる簡便さがあり、最近では、シェーグレン
症候群における眼の臨床症状の治療用に、ヒアルロン酸
ナトリウム入りの点眼剤なども市販されてはいるもの
の、未だ満足な治療及び/又は予防のための眼科用医薬
組成物は得られていない。
ーグレン症候群における目の臨床症状の治療効果及び/
又は予防効果に優れ、かつ、有用で安全な眼科用医薬組
成物、とりわけ点眼剤、軟膏剤及び眼洗浄剤を提供する
ことにある。
み、本発明者らは、シェーグレン症候群における眼の臨
床症状の治療及び又は予防効果に優れ、かつ、長期の使
用にも安全な物質の検索を行った結果、意外にも飲食品
や化粧品に汎用されているトレハロースが、長期投与に
よる弊害もなく、その臨床症状の顕著な治療効果及び/
又は予防効果を発揮することを見出した。すなわち、本
発明は、有効成分としてトレハロースを含んでなる眼科
用医薬組成物により、上記課題を解決するものである。
還元性基同士で結合した二糖類であり、α,α−トレハ
ロース、α,β−トレハロース及びβ,β−トレハロー
スの3種類の光学異性体が存在する。本発明に於いて
は、特に断わりがない限り、これら3種類のトレハロー
スを単にトレハロースと略称する。トレハロースは、自
然界においては、細菌、植物、動物界に広く分布してい
る。食品分野においては、低甘味に加え、デンプンの老
化防止、蛋白質の冷凍・乾燥時の変性防止などに際だっ
た特性を有することから、その需要が急速に伸びつつあ
る。又、化粧品分野に於いては、トレハロースは、皮膚
に対する保湿性に優れ、その利用が広がっている。更
に、トレハロースの経口投与、皮膚投与の安全性も既に
確認されている。しかしながら、トレハロースの生体に
対する生理機能に関しては、骨粗鬆症の改善、血中脂肪
酸の代謝調節機能が知られているのみであり、殊、眼科
領域に於いては、眼科手術の際に損傷を受けやすい角膜
内皮細胞や角膜上皮細胞を保護する作用を有するとの報
告があるのみである(特開平9−235233号公
報)。
質ではあるけれども、トレハロースがシェーグレン症候
群における眼の異物感、灼熱感、掻痒感等の臨床症状の
治療効果及び/又は予防効果を奏するとの知見は本発明
を持って嚆矢とするものである。
ロースを含んでなる、シェーグレン症候群における眼の
臨床症状の治療及び/又は予防のための眼科用医薬組成
物に関するものである。前記したように、トレハロース
には3種類の光学異性体(α,α−トレハロース、α,
β−トレハロース及びβ,β−トレハロース)が存在
し、その何れもシェーグレン症候群における眼の臨床症
状の治療効果及び/又は予防効果を有することから、本
発明に於いては、これらα,α−トレハロース、α,β
−トレハロース及びβ,β−トレハロースから選ばれる
1種又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができ
る。本発明の眼科用医薬組成物に於いては、前記3種類
のトレハロースをそれぞれ単独又は2種以上を併用で
き、有効含量のトレハロースを含んでいさえすればよ
く、その組合わせや調製方法は問わない。
の目的を損なわない限り、その製造方法や起源について
は制限されない。α,α−トレハロースについては、例
えば、特開平7−143876号公報、特開平7−21
3283号公報、特開平7−322883号公報、特開
平7−298880号公報、特開平8−66187号公
報、特開平8−66188号公報、特開平8−3363
88号公報及び特開平8−84586号公報に開示され
た非還元性糖質生成酵素及びトレハロース遊離酵素を澱
粉部分加水分解物に作用させる方法が好適である。斯か
るトレハロースは、経済性の点で優れているだけでな
く、合成法等に比して、毒性のある夾雑物などの混入の
可能性が低く、好適に用いられる。前記酵素法により調
製された市販品としては、食品級トレハロース(固形分
重量当りのトレハロース含量98%以上、商品名『トレ
ハ(登録商標)』、株式会社林原商事販売)及び試薬級
トレハロース(固形分重量当りのトレハロース含量99
%以上、株式会社林原生物化学研究所販売)がある。本
発明で用いるトレハロースとしては、本発明の目的を損
なわない限り、これら市販のトレハロースに限定される
ことなく使用できる。又、α,β−トレハロースは、例
えば、特開平4−179490号公報に記載された方法
により、澱粉加水分解物と乳糖の混合物に、酵素を作用
させて調製すればよい。更に、β,β−トレハロースは
化学合成により容易に得ることができる。又、本発明で
用いるトレハロースは純品である必要はなく、本発明の
目的であるシェーグレン症候群における眼の臨床症状の
療効果及び/又は予防効果をそこなわないものであれ
ば、トレハロースとその製造時に副生するトレハロース
以外の糖質との混合物であってもよい。尚、点眼薬は目
の粘膜に直接接触することから、パイロジェン等の夾雑
物は、活性炭、イオン交換クロマトグラフィー、ゲル濾
過クロマトグラフィー、膜濾過等を含む精製方法により
除去しておくのが望ましい。
成物を、シェーグレン症候群における目の異物感、灼熱
感、掻痒感等の臨床症状を呈する患者に投与すると、そ
の臨床症状が改善されるばかりでなく、不定期に症状の
発生と回復を繰り返す患者にあっては、症状のない時期
に投与することにより、症状の発生を予防することも可
能である。本発明の医薬組成物は、眼洗浄剤、点眼剤或
いは眼軟膏剤として使用される。
応じて慣用の基剤を用いることができ、これに有効量の
トレハロースを混合することにより調製することができ
る。点眼剤及び眼洗浄剤の基剤は、通常の点眼剤及び眼
洗浄剤に使用されるものであればいずれでもよく、通常
は精製水が使用される。該医薬組成物は、予め液状の形
態にしておいてもよく、或いは凍結乾燥などの方法によ
り固形剤とし、用時に溶解して使用してもよい。固形剤
の場合は、精製水や生理食塩水などに溶解して使用すれ
ばよい。固形剤としては、錠剤、顆粒剤、散剤等が挙げ
られる。又、軟膏剤の場合には、眼科用のワセリン、プ
ラペトなどが使用される。これらの製剤は、公知の方法
に準じて調製することができ、何れの場合も、メンブラ
ンフィルターやオートクレーブ等を利用する公知の手段
によって滅菌しておくことが望ましい。
ス含量は、最終濃度として、通常、重量当たり0.01
%以上、若しくは約0.01%乃至30%の範囲で使用
されるが、眼粘膜への影響及びシェーグレン症候群にお
ける眼の臨床症状の治療効果及び/又は予防効果を考慮
とすると、0.5乃至20%が望ましく、2%乃至10
%が特に望ましい。なお、前記トレハロース濃度は、液
状の眼洗浄剤及び点眼剤の場合には重量/容積(w/
v)パーセントを意味し、固状の眼軟膏剤の場合には重
量/重量(w/w)パーセントを意味する。又、本発明
の眼科用医薬組成物は、眼粘膜に直接接触するので、安
全性の点からpHは中性付近が望ましく、pH6.5乃
至7.5が特に望ましい。浸透圧は、0.5乃至4.0
圧比程度に調整するのが望ましく、1.0乃至1.5圧
比がより望ましい。pHや浸透圧の調節には公知の方法
が利用される。
安定な性質を有し、アミノ基を有するようなビタミンや
ペプチド、蛋白質等と共存しても、アミノカルボニル反
応を起こし難い上、それらの成分を安定化させる性質を
有する。したがって、本発明の眼科用医薬組成物は、必
要に応じて、トレハロース以外の糖質、電解質、アミノ
酸、ビタミン、脂質、医薬品添加物及び医薬品等から選
ばれる1種又は2種以上の成分を適宜添加して調製する
ことができる。本発明の眼科用医薬組成物に使用される
トレハロース以外の成分を具体的に述べると、例えば、
グルコース、マルトース等の糖類、各種オリゴ糖、マン
ニトール、ソルビトール等の糖アルコール類、塩化ナト
リウム、リン酸水素ナトリウム、塩化カリウム、硫酸マ
グネシウム、塩化カルシウム等の電解質、グリシン、ア
ラニンをはじめとする各種アミノ酸、塩酸チアミン、リ
ン酸リボフラビンナトリウム、塩酸ピリドキシン、ニコ
チン酸アミド、葉酸、ビオチン、ビタミンA、L−アス
コルビン酸、α−グリコシルアスコルビン酸等のビタミ
ン類及びそれらの誘導体が挙げられ、必要に応じてこれ
らは適宜組合せて配合することができる。殊に、本発明
の眼科用医薬組成物が点眼剤である場合、有効成分とし
てのトレハロースと共に他の糖質、とりわけ、D−グル
コース、フラクトースなどの単糖類、マルトースなどの
2糖類、マトルトトリオース以上のオリゴ糖から選ばれ
る1種又2種以上の糖質を併用するときには、トレハロ
ースによるシェーグレン症候群における眼の臨床症状の
療効果及び/又は予防効果がより安定に奏される傾向に
ある。この際、トレハロースに対するトレハロース以外
の糖質の配合量は、通常、無水物換算で、トレハロース
重量に対して、0.001乃至10倍量、好ましくは、
0.05乃至5倍量、より好ましくは、0.05乃至2
倍量の範囲とする。更に、本発明の目的をそこなわない
限り、通常の眼科用の製剤に使用される添加剤、例え
ば、パラオキシ安息香酸メチル、デヒドロ酢酸ナトリウ
ム、塩化ベンザルコニウム等の保存剤、硼砂、硼酸、炭
酸水素ナトリウム等の緩衝剤、メチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、コンドロイチン硫酸、ポリビ
ニルアルコール、プルラン等の増粘剤、ポリソルべート
80等の溶解補助剤、エデト酸ナトリウム、亜硫酸水素
ナトリウム等の安定化剤等の1種又は2種以上を適宜組
み合わせて配合することができる。しかしながら、パラ
オキシ安息香酸メチル、デヒドロ酢酸ナトリウム、塩化
ベンザルコニウム等の保存剤の使用は、患者によっては
アレルギーを惹起する場合があることから、本発明に於
いては避けるのが望ましい。
る場合、慣用の軟膏基剤を使用でき、具体的には、眼科
用白色ワセリン、プラスチベース等を例示できる。添加
剤としては、流動パラフィン等を使用する。又、本発明
の眼科用医薬組成物は、必要に応じて、シェーグレン症
候群における眼の臨床症状の治療及び/又は予防に有効
な、例えば、メチルプレドニゾロン等のステロイドホル
モンやテトラサイクリン等の抗炎症剤、ペニシリンG等
の抗生剤、サイクロスポリン等の免疫抑制剤、免疫調節
剤、鎮痛剤、自己血清、ヒアルロン酸等の医薬品と適宜
組み合わせて使用することも可能である。
は、患者の症状により適宜調整することができる。点眼
剤の場合には、通常、1回1滴乃至4滴(約0.025
ml乃至約0.1ml)程度を、1日1回乃至10回程
度使用する。眼洗浄剤の場合には、通常、眼の周囲のフ
ェイスライン密着可能な専用の容器に、5ml程度の洗
浄剤をいれて眼に押しあて、頭を後ろにそらして上を向
き、洗浄剤内で眼を数回瞬きさせて、1日1回乃至6回
程度使用するか、洗瓶などを使用して、1日1回乃至5
回、1回1ml乃至5ml程度を用いて眼を洗浄する。
又、眼軟膏剤の場合には、通常、1日1回乃至3回適量
を結膜嚢内に塗布して使用する。以下、実施例を挙げて
本発明を使用するが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
して点眼剤とする。pHは7.3とする。
して点眼剤とする。pHは7.2とする。
して点眼剤とする。pHは7.3とする。
して点眼剤とする。pHは7.0とする。
して眼洗浄剤とする。pHは7.2とする。
して眼軟膏剤とする。
の臨床症状のトレハロースによる治療効果を確認するた
めに、シェーグレン症候群と診断され、かつ、両眼に異
物感、灼熱感、掻痒感の臨床症状を発症している、年齢
22歳乃至65歳(平均年齢45歳)の男女各10人の
患者による治療試験を実施した。試験には、試薬級α,
α−トレハロース(純度99%以上、株式会社林原生物
化学研究所販売)を、最終濃度が、3.5%(w/v)
及び7.5(w/v)%となるように生理食塩水に溶解
して、孔径0.22μmのメンブランフィルターにより
除菌した後、常法によりパイロジェンを除去したものを
使用した。対照として、α,α−トレハロースを溶解し
ないこと以外は同様に調製したものを使用した。男女各
5人の患者の一眼に、3.5(w/v)%のα,α−ト
レハロース溶液を、もう一方の眼に対照として生理食塩
水を、1日に、起床時、昼、夕方、就寝前の4回、1回
2滴乃至3滴(約0.05ml乃至約0.075ml)
を4週間毎日点眼し、試験開始前及び試験終了時に、各
々の眼の異物感、灼熱感、掻痒感の程度を問診して調べ
た。同様の試験を、7.5(w/v)%のα,α−トレ
ハロース溶液を使用して、残りの患者男女各5人に対し
て行った。
眼した眼では、顕著な自覚症状の治療効果が認められ、
何れのα,α−トレハロース濃度においても、10人中
9人で眼の異物感、灼熱感、掻痒感の全てが改善又は消
失した。この治療効果は試験終了後も数日間持続した。
一方、他覚的所見として、10人中全員において、フル
オレセインおよびローズベンガルで染色される角結膜び
らんの軽減が認められたと共に、10人中9人におい
て、涙腺層破壊時間にも改善が認められた。これに対し
て、対照の場合、点眼直後は一時的にその臨床症状が軽
減する傾向にあったものの、次の点眼までの間に既に症
状が再度現れ、症状の改善は全く認められず、試験終了
後は、試験開始前の症状と同じ症状のままであった。
又、他覚的所見の改善は全く見られなかった。今回の試
験中及び試験終了後においても、20人の患者全員で、
α,α−トレハロース溶液を点眼した眼の臨床症状の増
悪やその他の副作用と思われる症状は認められなかっ
た。
レン症候群における眼の臨床症状の改善に著効を示すの
で、その治療及び/又は予防に有利に用いることができ
る。加えて、トレハロース自体は安全、かつ、安定な糖
質なので、副作用の問題もなく、安心して長期間連続使
用可能な糖質である。
Claims (8)
- 【請求項1】 有効成分としてトレハロースを含んでな
るシェーグレン症候群における眼の臨床症状の治療及び
/又は予防のための眼科用医薬組成物。 - 【請求項2】 シェーグレン症候群における眼の臨床症
状が、眼の臨床症状としての異物感、灼熱感及び掻痒感
から選ばれる少なくとも1種又は2種以上であることを
特徴とする請求項1記載の眼科用医薬組成物。 - 【請求項3】 点眼剤であることを特徴とする請求項1
又は請求項2記載の眼科用医薬組成物。 - 【請求項4】 眼軟膏剤であることを特徴とする請求項
1又は請求項2記載の眼科用医薬組成物。 - 【請求項5】 眼洗浄剤であることを特徴とする請求項
1又は請求項2記載の眼科用医薬組成物。 - 【請求項6】 トレハロースと共に、1種又は2種以上
の医薬許容性の成分を含んでなる請求項1乃至5の何れ
かに記載の眼科用医薬組成物。 - 【請求項7】 医薬許容性の成分が、トレハロース以外
の糖質、電解質、アミノ酸、ビタミン、脂質、医薬品添
加物及び医薬品から選ばれる1種又は2種以上の成分で
ある請求項6記載の眼科用医薬組成物。 - 【請求項8】 トレハロースを少なくとも、組成物重量
当たり0.01%以上含有することを特徴とする請求項
1乃至7の何れかに記載の眼科用医薬組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001269266A JP4982643B2 (ja) | 2000-09-14 | 2001-09-05 | 眼科用医薬組成物 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000280023 | 2000-09-14 | ||
JP2000-280023 | 2000-09-14 | ||
JP2000280023 | 2000-09-14 | ||
JP2001269266A JP4982643B2 (ja) | 2000-09-14 | 2001-09-05 | 眼科用医薬組成物 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002161038A true JP2002161038A (ja) | 2002-06-04 |
JP2002161038A5 JP2002161038A5 (ja) | 2008-10-09 |
JP4982643B2 JP4982643B2 (ja) | 2012-07-25 |
Family
ID=26600000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001269266A Expired - Lifetime JP4982643B2 (ja) | 2000-09-14 | 2001-09-05 | 眼科用医薬組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4982643B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016060532A1 (ko) * | 2014-10-17 | 2016-04-21 | 주식회사 휴온스 | 사이클로스포린 및 트레할로스를 포함하는 안과용 조성물 |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07143876A (ja) * | 1992-12-28 | 1995-06-06 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 非還元性糖質生成酵素とその製造方法並びに用途 |
JPH07213283A (ja) * | 1993-06-03 | 1995-08-15 | Hayashibara Biochem Lab Inc | トレハロース遊離酵素とその製造方法並びに用途 |
JPH07298880A (ja) * | 1994-03-07 | 1995-11-14 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 組換え型酵素とその製造方法並びに用途 |
JPH0866187A (ja) * | 1994-06-25 | 1996-03-12 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 耐熱性トレハロース遊離酵素とその製造方法並びに用途 |
JPH0866188A (ja) * | 1994-06-24 | 1996-03-12 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 耐熱性非還元性糖質生成酵素とその製造方法並びに用途 |
JPH0884586A (ja) * | 1994-07-21 | 1996-04-02 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 還元性澱粉糖から末端にトレハロース構造を有する非還元性糖質を生成する組換え型耐熱性酵素 |
JPH08336388A (ja) * | 1994-07-21 | 1996-12-24 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 非還元性糖質からトレハロースを遊離する組換え型耐熱性酵素 |
JPH09136832A (ja) * | 1995-11-15 | 1997-05-27 | Tanabe Seiyaku Co Ltd | ドライアイおよびドライアイを原因とする疾患の予防・治療剤 |
JPH09235233A (ja) * | 1995-12-27 | 1997-09-09 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | トレハロースを含有する眼科用医薬組成物 |
JP2000007570A (ja) * | 1998-06-24 | 2000-01-11 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 抗内分泌障害剤 |
WO2000007634A1 (en) * | 1998-08-06 | 2000-02-17 | Ndt, Inc. | Contact lens and ophthalmic solutions |
JP2000095703A (ja) * | 1998-07-24 | 2000-04-04 | Hayashibara Biochem Lab Inc | Htlv―1関連疾患用経口治療剤及び/又は予防剤 |
-
2001
- 2001-09-05 JP JP2001269266A patent/JP4982643B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07143876A (ja) * | 1992-12-28 | 1995-06-06 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 非還元性糖質生成酵素とその製造方法並びに用途 |
JPH07213283A (ja) * | 1993-06-03 | 1995-08-15 | Hayashibara Biochem Lab Inc | トレハロース遊離酵素とその製造方法並びに用途 |
JPH07298880A (ja) * | 1994-03-07 | 1995-11-14 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 組換え型酵素とその製造方法並びに用途 |
JPH0866188A (ja) * | 1994-06-24 | 1996-03-12 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 耐熱性非還元性糖質生成酵素とその製造方法並びに用途 |
JPH0866187A (ja) * | 1994-06-25 | 1996-03-12 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 耐熱性トレハロース遊離酵素とその製造方法並びに用途 |
JPH0884586A (ja) * | 1994-07-21 | 1996-04-02 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 還元性澱粉糖から末端にトレハロース構造を有する非還元性糖質を生成する組換え型耐熱性酵素 |
JPH08336388A (ja) * | 1994-07-21 | 1996-12-24 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 非還元性糖質からトレハロースを遊離する組換え型耐熱性酵素 |
JPH09136832A (ja) * | 1995-11-15 | 1997-05-27 | Tanabe Seiyaku Co Ltd | ドライアイおよびドライアイを原因とする疾患の予防・治療剤 |
JPH09235233A (ja) * | 1995-12-27 | 1997-09-09 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | トレハロースを含有する眼科用医薬組成物 |
JP2000007570A (ja) * | 1998-06-24 | 2000-01-11 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 抗内分泌障害剤 |
JP2000095703A (ja) * | 1998-07-24 | 2000-04-04 | Hayashibara Biochem Lab Inc | Htlv―1関連疾患用経口治療剤及び/又は予防剤 |
WO2000007634A1 (en) * | 1998-08-06 | 2000-02-17 | Ndt, Inc. | Contact lens and ophthalmic solutions |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016060532A1 (ko) * | 2014-10-17 | 2016-04-21 | 주식회사 휴온스 | 사이클로스포린 및 트레할로스를 포함하는 안과용 조성물 |
US10039803B2 (en) | 2014-10-17 | 2018-08-07 | Huons Co., Ltd. | Ophthalmic composition comprising cyclosporine and trehalose |
RU2700927C2 (ru) * | 2014-10-17 | 2019-09-24 | Хуонс Ко., Лтд. | Офтальмологическая композиция, содержащая циклоспорин и трегалозу |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4982643B2 (ja) | 2012-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100776124B1 (ko) | 안과용 의약 조성물 | |
JP5118633B2 (ja) | 医療用デバイスおよび医薬製剤において有用な粘膜付着性キシログルカン含有製剤 | |
US5853753A (en) | Liposomes, method of preparing the same and use thereof in the preparation of drugs | |
KR100889170B1 (ko) | 안구 건조의 치료에 있어서 리멕솔론의 용도 | |
JP2769253B2 (ja) | 水性液剤 | |
JP2016053073A (ja) | 点眼剤 | |
JP4766653B2 (ja) | 眼科用医薬組成物 | |
JPH08208488A (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP2011037891A (ja) | 薬剤組成物の製造のための水性眼科用組成物の使用、及び水性眼科用組成物 | |
JPS60184013A (ja) | 点眼剤 | |
US20100266709A1 (en) | Compositions and Methods for Treating Burns | |
NZ546344A (en) | Compositions and methods for treating burns | |
US6051244A (en) | Fructose diphosphate topical compositions | |
JP2003206241A (ja) | 眼科用剤 | |
KR101623375B1 (ko) | 키토산 및 디카르복실산을 포함하는 주사 질환의 치료용 조성물 | |
JP2787131B2 (ja) | 水性懸濁液剤 | |
JP4982643B2 (ja) | 眼科用医薬組成物 | |
WO1993023032A1 (en) | Remedy for cataract and production thereof | |
JP4695315B2 (ja) | 点眼剤 | |
JP3903475B2 (ja) | 乾性角膜症治療剤 | |
KR20040054180A (ko) | 동물의 담즙을 이용한 새로운 안과용 조성물 | |
JPH06227988A (ja) | 眼科用外用剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080821 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080821 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111011 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20111118 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120214 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20120214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120314 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4982643 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |