JP2002157764A - 光記録再生機器用のエラー信号検出装置 - Google Patents

光記録再生機器用のエラー信号検出装置

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JP2002157764A JP2001303992A JP2001303992A JP2002157764A JP 2002157764 A JP2002157764 A JP 2002157764A JP 2001303992 A JP2001303992 A JP 2001303992A JP 2001303992 A JP2001303992 A JP 2001303992A JP 2002157764 A JP2002157764 A JP 2002157764A
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Heiin Ba
炳寅 馬
In-Sik Park
仁植 朴
Chong-Sam Chung
鐘三 鄭
Jin-Hoon Jeon
鎮勲 全
Daiyo To
台鎔 都
Byoung-Ho Choi
炳浩 崔
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/13Optical detectors therefor
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    • GPHYSICS
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
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    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/095Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble
    • G11B7/0956Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble to compensate for tilt, skew, warp or inclination of the disc, i.e. maintain the optical axis at right angles to the disc

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光記録再生機器用のエラー信号検出装置を提
供する。 【解決手段】 記録媒体から反射/回折された光ビーム
の領域別位相特質を十分に考慮し、ラジアルチルト、デ
フォーカス及びデトラックからほとんど影響を受けない
正確なタンゼンシャルチルトエラー信号、タンゼンシャ
ルチルト、デフォーカス及びデトラックからほとんど影
響を受けない正確なラジアルチルトエラー信号及び/ま
たはタンゼンシャル及びラジアルチルト、デトラックか
らほとんど影響を受けない正確なデフォーカスエラー信
号を検出しうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光記録再生機器用の
エラー信号検出装置に係り、特に記録媒体の情報信号記
録/再生のためのメイン光を使用して対物レンズと記録
媒体との相対的なタンゼンシャルチルト、ラジアルチル
ト及び/またはデフォーカスエラー信号を検出可能にな
った光記録再生機器用のエラー信号検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に光ピックアップはターンテーブル
に搭載されて回転しているディスク型記録媒体のラジア
ル方向に移動しつつ情報信号を記録/再生するが、記録
媒体自体の撓みまたは記録媒体の装着エラー等により回
転する記録媒体が傾いた場合にこのような記録/再生信
号に劣化が生じる。
【0003】特に、記録密度を増加させるためにさらに
短波長の光を出射する光源及びさらに大きな開口数を有
する対物レンズを採用した光ピックアップの場合、光学
的な収差はλ/(NA)3に比例するために、ディスクのチル
トによりカンマ収差が多く生じて記録/再生信号の劣化
がさらに激しくなる。
【0004】したがって、次世代DVD(HD-DVD(High def
inition-Digital Versatile Disk))系列の記録媒体の
ように青色波長帯域の短波長光源及び0.6以上の高開
口数を有する対物レンズを使用する高密度記録媒体用の
光記録再生機器では記録媒体と対物レンズとの相対的な
チルトによって記録/再生信号を補正しうるチルトエラ
ー検出装置を必要とする。
【0005】この際、正確なラジアルチルトエラー信号
の検出のために、光記録再生機器用のエラー信号検出装
置は、タンゼンシャルチルト、デフォーカス、デトラッ
クによる影響をほとんど受けずラジアルチルトエラー信
号を検出できなければならない。また、正確なタンゼン
シャルチルトエラー信号の検出のために、光記録再生機
器用のエラー検出装置はラジアルチルト、デフォーカ
ス、デトラックによる影響をほとんど受けずタンゼンシ
ャルチルトエラー信号を検出できなければならない。
【0006】一方、図1を参照すれば、記録媒体10に
光スポットとして集束された後、反射される光ビーム
は、例えば、記録媒体10に形成されたピットPにより
0次及び±1次に回折される。したがって、記録媒体1
0から反射/回折されて対物レンズ7を経た光ビーム
は、例えば、0次回折光ビームと+1次回折光ビーム、
0次回折光ビームと-1次回折光ビームとが重畳され、
±1次回折光ビームが相互重畳されない形に光ピックア
ップの情報信号検出用の光検出器9に受光される。この
際、0次回折光ビームと+1次回折光ビームとが重畳さ
れた部分及び0次回折光ビームと-1次回折光ビームと
が重畳された部分の検出信号と0次回折光ビームのみの
検出信号は相異なる位相特質を示す。すなわち、記録媒
体10から反射/回折された光ビームはその領域によっ
て相異なる位相特質を示す。そして、検出信号の位相特
質はタンゼンシャルチルト及び/またはラジアルチルト
量によって変化される。
【0007】ところが、タンゼンシャルチルトまたはラ
ジアルチルトを検出する従来のエラー信号検出装置は、
記録媒体10から反射された光ビームを4分割構造の情
報信号検出用光検出器9に分割受光して各々独立して光
電変換し、その検出信号を合算及び減算してタンゼンシ
ャルまたはラジアルチルトエラー信号を検出するため
に、記録媒体10から反射/回折される光ビームの領域
による位相の特質を十分に生かせないために正確なタン
ゼンシャルまたはラジアルチルトエラー信号を検出しに
くい。
【0008】一方、光記録媒体のうち高密度記録が要求
される次世代DVD系列の記録媒体はデフォーカスされて
記録される時、既存の赤色レーザーを使用する記録媒体
よりデフォーカスによる影響をさらに大きく受けるため
にこれを補償する方法が必要となっている。
【0009】すなわち、高密度記録要求によって青色波
長領域(例えば、420nm以下)の短波長光源及び0.6
より大きな開口数を有する対物レンズを使用する場合、
入射光ビームのフォーカスが浅くてデフォーカスマージ
ンが小さくなるので、少量のデフォーカスが生じても記
録側面で問題となる。
【0010】本技術分野で周知の如く、650nm波長の
光を使用し、開口数0.6の対物レンズでDVD(digital v
ersatile disk)系列の記録媒体を記録する時には、23
0nm程度のデフォーカス制御が必要であるが、青色光を
使用し、例えば開口数0.85の対物レンズで次世代DVD
(HD-DVD)系列の記録媒体を記録する時には数十nm以内
にデフォーカスを制御する必要がある。
【0011】したがって、次世代DVD系列の記録媒体の
記録時い数十nm以内にデフォーカスを精度よく制御しよ
うとすれば、記録媒体の対物レンズに対する相対的なタ
ンゼンシャル及びラジアルチルト、デトラックに対して
影響を受けないデフォーカスエラー信号を検出しなけれ
ばならない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点を
解決するために案出されたものであって、記録媒体の情
報列から反射/回折された光ビームの領域別位相特質を
十分に考慮し、ラジアルチルト、デフォーカス及びデト
ラック等にほとんど影響を受けない正確なタンゼンシャ
ルチルトエラー信号を検出可能になった光記録再生機器
用のエラー信号検出装置を提供することを第1の目的と
する。
【0013】また、本発明は記録媒体の情報列から反射
/回折された光の領域別位相特質を十分に考慮し、タン
ゼンシャルチルト、デフォーカス及びデトラック等にほ
とんど影響を受けない正確なラジアルチルトエラー信号
を検出可能になった光記録再生機器用のエラー信号検出
装置を提供することを第2の目的とする。
【0014】また、本発明は記録媒体の情報列から反射
/回折された光の領域別位相特質を十分に考慮し、タン
ゼンシャル及びラジアルチルト、デトラック等にほとん
ど影響を受けない正確なデフォーカスエラー信号を検出
可能になった光記録再生機器用のエラー信号検出装置を
提供することを第3の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るための本発明に係る光記録再生機器用のエラー信号検
出装置は、記録媒体の情報列から反射/回折されて対物
レンズを経た光ビームの少なくとも一部領域を複数の光
領域に分割して検出する光検出ユニットと、前記複数の
光領域の検出信号間の位相差を検出してタンゼンシャル
チルトエラー信号を検出する回路部とを含むことを特徴
とする。
【0016】本発明の一特徴によれば、前記光検出ユニ
ットは、前記光ビームを前記記録媒体のラジアル方向に
対応する方向に第1ないし第4光領域に分割検出して第
1、第2、第4及び第3検出信号を出力するように備え
られ、前記回路部は、前記第1及び第2検出信号間の位
相差と第3及び第4検出信号間の位相差とを合算した信
号を出力し、タンゼンシャルチルトエラー信号を検出す
ることが望ましい。
【0017】本発明の他の特徴によれば、前記光検出ユ
ニットは、前記光ビームの記録媒体のタンゼンシャル方
向に対応する方向と平行した光軸を横切る軸に対して一
側部を、前記記録媒体のラジアル方向及びタンゼンシャ
ル方向に対応する方向と平行した境界線により、行及び
列が前記ラジアル方向及びタンゼンシャル方向に対応す
る方向と平行した2×2行列配置をなし、逆時計回り方
向に配列された第1ないし第4光領域に分割/検出して
おり、前記回路部は、前記第1及び第3光領域に対する
第1及び第2検出信号間の位相差と第2及び第4光領域
に対する第3及び第4検出信号間の位相差とを合算した
信号を出力し、タンゼンシャルチルトエラー信号を検出
することが望ましい。
【0018】前記第2目的を達成するための本発明に係
る光記録再生機器用のエラー信号検出装置は、記録媒体
の情報列から反射/回折され、対物レンズを経た光ビー
ムの少なくとも一部領域を複数の光領域に分割して検出
する光検出ユニットと、前記複数の光領域の検出信号間
の位相差を検出してラジアルチルトエラー信号を検出す
る回路部とを含むことを特徴とする。
【0019】ここで、前記光検出ユニットは、前記光ビ
ームを前記記録媒体のラジアル方向及びタンゼンシャル
方向に対応する方向と平行した境界に対して逆時計回り
方向に配列された第1ないし第4内側光領域及びそのタ
ンゼンシャル方向に対応する方向に沿う外側に各々位置
した第1ないし第4外側光領域に分割/検出するように
備えられ、前記光領域はその行及び列が前記記録媒体の
ラジアル方向及びタンゼンシャル方向に対応する方向と
平行した4×2行列配置をなし、その第1内外側光領域
及び第4内外側光領域が相異なる列に位置しており、前
記回路部は、前記第1外側光領域及び第4内側光領域の
検出信号の和を第1検出信号、第4外側光領域及び第1
内側光領域の検出信号の和を第2検出信号、第2内側光
領域及び第3外側光領域の検出信号の和を第3検出信
号、第3内側光領域及び第2外側光領域の検出信号の和
を第4検出信号とすれば、前記第1及び第2検出信号間
の位相差と第3及び第4検出信号間の位相差とを合算し
た信号を出力し、ラジアルチルトエラー信号を検出する
ことが望ましい。
【0020】前記第3の目的を達成するための本発明に
係る光記録再生機器用のエラー信号検出装置は、記録媒
体の情報列から反射/回折され、対物レンズを経た光ビ
ームの少なくとも一部領域を複数の光領域に分割して検
出する光検出ユニットと、前記複数の光領域の検出信号
間の位相差を検出してデフォーカスエラー信号を検出す
る回路部とを含むことを特徴とする。
【0021】本発明の一特徴によれば、前記光検出ユニ
ットは前記光ビームの第1ないし第4光領域を検出して
第1、第2、第4及び第3検出信号を出力するように備
えられ、前記第1ないし第4光領域は逆時計回り方向に
配列され、行及び列が前記記録媒体のラジアル方向及び
タンゼンシャル方向に対応する方向と平行した2×2行
列配置をなすようになっており、前記回路部は、一列に
位置した第1光領域の第1検出信号及び第2光領域の第
2検出信号間の位相差と、他の列に位置された第4光領
域の第3検出信号及び第3光領域の第4検出信号間の位
相差とを合算した信号を出力し、デフォーカスエラー信
号を検出することが望ましい。
【0022】ここで、前記光検出ユニットは、前記光ビ
ームを前記ラジアル方向に対応する方向に沿って、第1
外側部分、中心部分、第2外側部分に区分すれば、前記
光ビームの第1及び第2外側部分を第1ないし第4光領
域に分割して検出するように備えられる。
【0023】ここで、前記光検出ユニットは、前記光ビ
ームを前記ラジアル方向に対応する方向に沿って、第1
外側部分、中心部分、第2外側部分に区分すれば、前記
光ビームの中心部分を第1ないし第4光領域に分割して
検出するように備えられる。
【0024】ここで、前記光検出ユニットは、前記光ビ
ーム全体を第1ないし第4光領域に分割検出するように
備えられる。
【0025】本発明の他の特徴によれば、前記光検出ユ
ニットは、前記光ビームを前記記録媒体のタンゼンシャ
ル方向に対応する方向に沿って、第1外側部分、中心部
分、第2外側部分に区分すれば、前記第1及び第2外側
部分を前記記録媒体のタンゼンシャル方向に対応する方
向と平行した境界に対して逆時計回り方向に配列された
第1ないし第4外側光領域に分割検出及び/または前記
中心部分を前記記録媒体のラジアル方向及びタンゼンシ
ャル方向と平行した境界に対して逆時計回り方向に配列
された第1ないし第4内側光領域に分割検出するように
備えられ、前記回路部は、前記第1外側光領域及び/ま
たは第2内側光領域の検出信号に対する第1検出信号と
第2外側光領域及び/または第1内側光領域の検出信号
に対する第2検出信号との位相差と、前記第3内側光領
域及び/または第4外側光領域の検出信号に対する第3
検出信号と第3外側光領域及び/または第4内側光領域
の検出信号に対する第4検出信号との位相差とを合算し
た信号を出力し、デフォーカスエラー信号を検出するこ
とが望ましい。
【0026】ここで、前記光検出ユニットは、前記光ビ
ームの第1及び第2外側部分を第1ないし第4外側光領
域に分割検出し、前記第1ないし第4外側光領域はその
行及び列が前記記録媒体のラジアル方向及びタンゼンシ
ャル方向に対応する方向と平行した2×2行列をなし、
前記第1及び第4外側光領域は相異なる列に位置するよ
うに備えられ、前記回路部は、前記第1ないし第4外側
光領域から出力される第1、第2、第4及び第3検出信
号を入力されて演算することになる。
【0027】ここで、前記光検出ユニットは、前記光ビ
ームの中心部分を第1ないし第4内側光領域に分割検出
し、前記第1ないし第4内側光領域はその行及び列が前
記記録媒体のラジアル方向及びタンゼンシャル方向に対
応する方向と平行した2×2行列をなし、前記第1及び
第4内側光領域は相異なる列に位置するように備えら
れ、前記回路部は前記第1ないし第4内側光領域から出
力される第2、第1、第3及び第4検出信号を入力され
て演算することになる。
【0028】ここで、前記光検出ユニットは、前記光ビ
ームの第1及び第2外側部分を前記記録媒体のタンゼン
シャル方向に対応する方向と平行した境界に対して逆時
計回り方向に配列された第1ないし第4外側光領域に分
割検出し、前記中心部分を前記記録媒体のラジアル方向
及びタンゼンシャル方向と平行した境界に対して逆時計
回り方向に配列された第1ないし第4内側光領域に分割
検出し、前記光領域はその行及び列が前記記録媒体のラ
ジアル方向及びタンゼンシャル方向に対応する方向と平
行した4×2行列配置をなし、その第1外側光領域及び
第4外側光領域が相異なる列に位置しており、前記回路
部は、前記第1外側光領域及び第2内側光領域の検出信
号を合せた第1検出信号と第2外側光領域及び第1内側
光領域の検出信号を合せた第2検出信号との位相差と、
前記第3内側光領域及び第4外側光領域の検出信号を合
せた第3検出信号と第3外側光領域及び第4内側光領域
の検出信号を合せた第4検出信号との位相差とを合算し
た信号を出力するように備えられる。
【0029】本発明のさらに他の特徴によれば、前記光
検出ユニットは、前記光ビーム全体を前記記録媒体のタ
ンゼンシャル方向に対応する方向に第1ないし第4光領
域に分割検出して前記第1ないし第4光領域に対する第
1、第2、第4及び第3検出信号を出力し、前記回路部
は、前記第1及び第2検出信号間の位相差と第3及び第
4検出信号間の位相差とを合算した信号を出力し、デフ
ォーカスエラー信号を検出することが望ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明を詳しく説明する。図2を参照すれば、本発明に係る
光記録再生機器用のエラー信号検出装置は、記録媒体1
0の情報列から反射/回折され、対物レンズ17及び光
路変換手段15を経た光ビームLBを検出し、それよりタ
ンゼンシャルチルト、ラジアルチルト及び/またはデフ
ォーカスエラー信号を検出する。ここで、部材番号1
1、13は各々光源及び視準レンズを示す。
【0031】本発明に係る光記録再生機器用のエラー信
号検出装置は、記録媒体の情報列から反射/回折され、
対物レンズを経た光ビームLBの少なくとも一部領域を複
数の光領域に分割して検出する光検出ユニットと、前記
複数の光領域の検出信号間の位相差を検出してタンゼン
シャルチルト、ラジアルチルト及び/またはデフォーカ
スエラー信号を検出する回路部を含んで構成される。
【0032】図3及び図4を参照すれば、本発明の第1
実施形態に係る光記録再生機器用のエラー信号検出装置
は、記録媒体10の情報列から反射/回折され、対物レ
ンズ17を経た光ビームLBを記録媒体10のラジアル方
向に対応する方向(以下、R方向)に第1ないし第4光領
域A、B、C、Dに分割/検出して第1、第2、第4及び第
3検出信号S11、S12、S14、S13を出力する光検出ユニッ
トと、前記第1及び第2検出信号S11、S12間の位相差と
第3及び第4検出信号S13、S14間の位相差とを合算して
出力する回路部50を含んで構成され、タンゼンシャル
チルトにエラー信号を生成する。
【0033】本発明の第1実施形態に係る光検出ユニッ
トとしては、例えば、図4に示されたように、前記光ビ
ームLBを第1ないし第4光領域A、B、C、Dに分割して各
々独立して光電変換可能にR方向に分割された第1ない
し第4受光領域A、B、C、Dを具備する光検出器30を具
備しうる。ここで、本実施形態及び後述する実施形態で
は光ビームLBの光領域及びその光領域を検出する光検出
器の受光領域を便宜上同一な符号で表する。
【0034】前記第1ないし第4受光領域A、B、C、Dは
R方向に狭幅で、記録媒体10のタンゼンシャル方向に
対応する方向(以下、T方向)に広幅であり、記録媒体1
0から反射/回折されて入射される前記光ビームLBの第
1ないし第4光領域A、B、C、Dを各々独立して光電変換
して第1、第2、第4及び第3検出信号S11、S12
S14、S13を出力する。
【0035】前記光検出器30は第1ないし第4受光領
域A、B、C、Dが図4に示された点線に沿ってT方向に2
分割された8分割構造よりなることが望ましい。
【0036】ここで、本実施形態及び後述する実施形態
において、光検出ユニットに入射される光ビームLBは記
録媒体10に情報を記録したり、記録された情報の再生
に用いられるメイン光ビームである。したがって、本実
施形態及び後述する実施形態で光検出ユニットとして採
用される光検出器は記録媒体10に記録された情報信号
検出用として兼用されうるように、少なくとも2×4ま
たは4×2行列配置の8分割構造または2×2行列配置
の4分割構造よりなっている。
【0037】前記回路部50は、例えば、第1及び第2
検出信号S11、S12が入力されて位相比較される第1位相
比較器51と、第3及び第4検出信号S13、S14が入力さ
れて位相比較される第2位相比較器53と、前記第1及
び第2位相比較器53側から入力された信号を演算して
出力するマトリックス回路55で構成されうる。
【0038】前記第1位相比較器51は第1検出信号S
11の位相が第2検出信号S12の位相より先立つ時は第1
位相比較信号P11、第2検出信号S12の位相が第1検出信
号S11の位相より先立つ時は第2位相比較信号P12を出力
する。同様に、第2位相比較器53は第3検出信号S13
の位相が第4検出信号S14の位相より先立つ時は第3位
相比較信号P13、第4検出信号S14の位相が第3検出信号
S13の位相より先立つ時は第4位相比較信号P14を出力す
る。そして、前記マトリックス回路55は前記第1ない
し第4位相比較信号P11、P12、P13、P14を入力され、前
記第1及び第3位相比較信号P11、P13の和信号と第2及
び第4位相比較信号P12、P14の和信号とを差動した信号
(Ttilt=P11+P13-P12-P14)、すなわち、タンゼンシャル
チルトエラー信号を出力する。
【0039】図5Aないし図5Dは前述したような本発
明の第1実施形態に係るエラー信号検出装置から出力さ
れる信号Ttiltを示すグラフである。ここで、図5Aな
いし図5D及び後述する本発明の他の実施形態に係るエ
ラー信号検出装置の出力特性を説明するためのグラフは
波長λが400nmの光、開口数0.65の対物レンズ及
びトラックピッチ0.37μmの次世代DVD-ROMディスク
を使用した場合を例としたものである。
【0040】図5Aないし図5Dは各々、ラジアルチル
ト、タンゼンシャルチルト、デフォーカス、デトラック
が生じた時、本発明の第1実施形態に係るエラー信号検
出装置から出力される信号Ttiltを示すグラフである。
図5Dにおいて横軸のデトラック値はトラックピッチに
対するデトラックの程度を百分率(%)で示したものであ
る。
【0041】本発明の第1実施形態に係るエラー信号検
出装置において検出される信号Ttil tは、図5A、図5
C及び図5Dからわかるように、ラジアルチルト、デフ
ォーカス及びデトラックに対してはほとんど影響を受け
ず、図5Bに示されたように、タンゼンシャルチルトに
対してのみ敏感に変わる。
【0042】したがって、本発明の第1実施形態に係る
エラー信号検出装置を用いると、ラジアルチルト、デフ
ォーカス及びデトラックに影響を受けず、タンゼンシャ
ルチルトエラー信号を正確に検出しうる。
【0043】図6及び図7を参照すれば、本発明の第2
実施形態に係るエラー信号検出装置は、記録媒体10の
情報列から反射/回折されて対物レンズ17を経た光ビ
ームLBの光軸cを横切るT方向に平行した軸に対して一側
部分(前記光ビームLBの略半分で、光ビームLBが円状で
ある場合は半円部分)をT方向及びR方向と平行した境界
線により第1ないし第4光領域A'、B'、C'、D'に分割/
検出して第1、第3、第2及び第4検出信号S21、S23
S22、S24を出力する光検出ユニットと、前記第1及び第
2検出信号S21、S22間の位相差と第3及び第4検出信号
S23、S24間の位相差とを合算した信号を出力する回路部
150を含んで構成される。
【0044】前記第1ないし第4光領域A'、B'、C'、D'
は、逆時計回り方向に配列され、行及び列がR方向及びT
方向と平行した2×2行列配置をなす。そして、前記第
1光領域は第1行第1列に位置したことが望ましく、第
2行第2列に位置することもできる。
【0045】図7は本発明の第2実施形態に係る光検出
ユニットとしてその行方向及び列方向がR方向及びT方向
と平行した2×4行列配置よりなる8分割構造の光検出
器130を備え、前記第1ないし第4光領域A'、B'、
C'、D'を各々受光する第1ないし第4受光領域A'、B'、
C'、D'の検出信号を使用してエラー信号を検出する例を
示す。
【0046】前記回路部150は第1及び第2検出信号
S21、S22が入力される第1位相比較器151と、第3及
び第4検出信号S23、S24が入力される第2位相比較器1
53と、マトリックス回路155で構成される。ここ
で、本実施形態及び後述する第3ないし第11実施形態
において第1ないし第4検出信号を演算するための第1
及び第2位相比較器、マトリックス回路の実質的な構成
は本発明の第1実施形態の場合と同一であるために、本
実施形態及び後述する実施形態では第1及び第2位相比
較器における信号演算過程の説明は略す。
【0047】したがって、前記マトリックス回路155
は第1位相比較器151から出力される第1及び第2位
相比較信号P21、P22と第2位相比較器153から出力さ
れる第3及び第4位相比較信号P23、P24を入力され、第
1及び第3位相比較信号P21、P23の和と第2及び第4位
相比較信号P22、P24の和とを差動した信号(Ttilt=P2 1+P
23-P22-P24)、すなわち、タンゼンシャルチルトエラー
信号を出力する。
【0048】図8Aないし図8Dは各々、ラジアルチル
ト、タンゼンシャルチルト、デフォーカス、デトラック
が生じた時、本発明の第2実施形態に係るエラー信号検
出装置から出力される信号Ttiltを示したグラフであ
る。
【0049】本発明の第2実施形態に係るエラー信号検
出装置で検出される信号Ttiltは、本発明の第1実施形
態による装置と同様に、図8A、図8C及び図8Dから
分かるように、ラジアルチルト、デフォーカス及びデト
ラックに対してはほとんど影響を受けず、図8Bに示さ
れたように、タンゼンシャルチルトに対してのみ敏感に
変わる。
【0050】したがって、前述したような本発明の第1
及び第2実施形態に係るエラー信号検出装置を用いる
と、ラジアルチルト、デフォーカス及びデトラックに影
響を受けず、タンゼンシャルチルトエラー信号を正確に
検出しうる。
【0051】図9及び図10を参照すれば、本発明の第
3実施形態に係るエラー信号検出装置は、記録媒体10
の情報列から反射/回折されて対物レンズ17を経た光
ビームLBを前記R方向及びT方向と平行に逆時計回り方向
に配列された第1ないし第4内側光領域A2、B2、C2、D2
及びそのT方向に沿う外側に各々位置した第1ないし第
4外側光領域A1、B1、C1、D1に分割/検出する光検出ユ
ニットと、第1及び第2検出信号S31、S32間の位相差と
第3及び第4検出信号S33、S34間の位相差とを合算した
信号を出力する回路部250を含んで構成され、ラジア
ルチルトエラー信号を検出する。
【0052】ここで、前記第1ないし第4内側光領域
A2、B2、C2、D2及び第1ないし第4外側光領域A1、B1
C1、D1はその行及び列がR方向及びT方向と平行した4×
2行列配置をなす。そして、前記第1外側光領域A1は第
1行第1列に位置したことが望ましく、第4行第2列に
位置してもよい。
【0053】図10は本発明の第3実施形態に係る光検
出ユニットであって、その行方向及び列方向がR方向及
びT方向と平行した4×2行列に配置された8分割構造
の光検出器230を備えた例を示す。前記光検出器23
0の第1ないし第4内側受光領域A2、B2、C2、D2は前記
第1ないし第4内側光領域A2、B2、C2、D2を検出する。
前記光検出器230の第1ないし第4外側光領域A1
B1、C1、D1は前記第1ないし第4外側光領域A1、B1
C1、D1を検出する。
【0054】前記第1検出信号S31は第1外側光領域A1
及び第4内側光領域D2の検出信号の和である。前記第2
検出信号S32は第4外側光領域D1及び第1内側光領域A2
の検出信号の和である。第3検出信号S33は第2内側光
領域B2及び第3外側光領域C1の検出信号の和である。前
記第4検出信号S34は第3内側光領域C2及び第2外側光
領域B1の検出信号の和である。
【0055】前記回路部250は前記第1及び第2検出
信号S31、S32が入力される第1位相比較器251
と、第3及び第4検出信号S33、S34が入力される第
2位相比較器253と、マトリックス回路255とで構
成される。
【0056】したがって、前記マトリックス回路255
は第1位相比較器251から出力される第1及び第2位
相比較信号P31、P32と第2位相比較器253から出力さ
れる第3及び第4位相比較信号P33、P34を入力され、第
1及び第3位相比較信号P31、P33の和と第2及び第4位
相比較信号P32、P34の和を差動した信号(Rtilt=P31+P33
-P32-P34、すなわち、ラジアルチルトエラー信号を出力
する。
【0057】図11Aないし図11Dは各々、ラジアル
チルト、タンゼンシャルチルト、デフォーカス、デトラ
ックが発生した時、本発明の第3実施形態に係るエラー
信号検出装置から出力される信号Rtiltを示すグラフで
ある。
【0058】本発明の第3実施形態に係るエラー信号検
出装置から検出される信号Rtiltは、図11B、図11
C及び図11Dで分かるように、タンゼンシャルチル
ト、デフォーカス及びデトラックに対してはほとんど影
響を受けず、図11Aに示されたように、ラジアルチル
トに対してのみ敏感に変わる。
【0059】したがって、前述したような本発明の第3
実施形態に係るエラー信号検出装置を用いると、タンゼ
ンシャルチルト、デフォーカス及びデトラックに影響を
受けず、ラジアルチルトエラー信号を正確に検出しう
る。
【0060】図12及び図13を参照すれば、本発明の
第4実施形態に係るエラー信号検出装置は、記録媒体1
0の情報列から反射/回折されて対物レンズ17を経た
光ビームLBのうち一部領域の第1ないし第4光領域
A1'、B1'、C1'、D1'を検出して第1、第2、第4及び第
3検出信号S41、S42、S44、S43を出力する光検出ユニッ
トと、前記第1及び第2検出信号S41、S42間の位相差と
第3及び第4検出信号S43、S44間の位相差とを合算した
信号を出力する回路部350を含んで構成され、デフォ
ーカスエラー信号を検出する。
【0061】前記第1ないし第4光領域A1'、B1'、
C1'、D1'は、逆時計回り方向に配列され、行及び列がR
方向及びT方向と平行した2×2行列をなし、前記第1
及び第2光領域A1'、B1'は一列に位置され、第3及び第
4光領域C1'、D1'は他の列に位置する。
【0062】本実施形態において、前記第1及び第4光
領域A1'、D1'はR方向に所定間隔に離隔されており、同
様に第2及び第3光領域B1'、C1'はR方向に所定間隔に
離隔されている。すなわち、本実施形態に係る光検出ユ
ニットは、前記光ビームLBを前記R方向に沿って第1外
側部分、中心部分、第2外側部分に区分すれば、前記光
ビームLBの第1及び第2外側部分を第1ないし第4光領
域A1'、B1'、C1'、D1'に分割検出するように備えられ
る。
【0063】図13は本発明の第4実施形態に係る光検
出ユニットであって、その行方向及び列方向がR方向及
びT方向と平行した2×4行列配置よりなる8分割構造
の光検出器330を具備し、前記第1ないし第4光領域
A1'、B1'、C1'、D1'を各々受光する第1ないし第4外側
受光領域A1'、B1'、C1'、D1'の検出信号を使用してデフ
ォーカスエラー信号検出するように備えられた例を示
す。
【0064】前記回路部350は前記第1及び第2光領
域A1'、B1'に対する第1及び第2検出信号S41、S42が入
力される第1位相比較器351と、前記第4及び第3光
領域D1'、C1'に対する第3及び第4検出信号S43、S44
入力される第2位相比較器353と、マトリックス回路
355で構成される。
【0065】したがって、前記マトリックス回路355
は第1位相比較器351から出力される第1及び第2位
相比較信号P41、P42と前記第2位相比較器353から出
力される第3及び第4位相比較信号P43、P44を入力さ
れ、第1及び第3位相比較信号P41、P43の和と第2及び
第4位相比較信号P42、P44の和とを差動した信号(dFE=P
41+P43-P42-P44)、すなわち、デフォーカスエラー信号
を出力する。
【0066】図14Aないし図14Dは、各々ラジアル
チルト、タンゼンシャルチルト、デフォーカス、デトラ
ックが生じた時、本発明の第4実施形態に係るエラー信
号検出装置から出力される信号dFEを示すグラフであ
る。
【0067】本発明の第4実施形態に係るエラー信号検
出装置で検出される信号dFEは、図14A、図14B及
び図14Dから分かるように、ラジアルチルト、タンゼ
ンシャルチルト及びデトラックに対してはほとんど影響
を受けず、図14Cに示されたように、デフォーカスに
対してのみ敏感に変わる。
【0068】したがって、前述したような本発明の第4
実施形態に係るエラー信号検出装置を用いると、ラジア
ルチルト、タンゼンシャルチルト及びデトラックから影
響を受けず、デフォーカスエラー信号を正確に検出しう
る。
【0069】本発明の第5実施形態に係るエラー信号検
出装置は、光ビームLBの第1及び第2外側部分を分割検
出し、これよりデフォーカスエラー信号を検出する代わ
りに、図15に示されたように、光ビームLBの中心部を
第1ないし第4光領域A2'、B 2'、C2'、D2'に分割検出
し、これよりデフォーカスエラー信号を検出するように
備えられる。この際、光ビームLBの中心部に対する第1
ないし第4光領域A2'、B 2'、C2'、D2'は光ビームLBの第
1及び第2外側部分に対する第1ないし第4光領域
A1'、B1'、C1'、D1'のR方向に沿う内側領域である。し
たがって、光検出ユニットとして図13のような8分割
構造の光検出器330を備える場合、光ビームLBの中心
部に対する前記第1ないし第4光領域A2'、B2'、C2'、D
2'は各々図16に示されたように、図13の第1ないし
第4外側受光領域A1'、B1'、C1'、D1'のR方向に沿う内
側に各々位置した第1ないし第4内側受光領域A2'、
B2'、C2'、D2'で検出される。そして、前記第1ないし
第4内側受光領域A2'、B2'、C2'、D2'で検出された第
1、第2、第4及び第3検出信号S41、S42、S44、S43
回路部450において図13と同一な過程を経て演算さ
れ、この回路部450ではデフォーカスエラー信号dFE
が出力される。
【0070】ここで、前記回路部450の構造は第1な
いし第4外側受光領域A1'、B1'、C1'、D1'の検出信号の
代りに第1ないし第4内側受光領域A2'、B2'、C2'、D2'
の検出信号が入力される差を除けば、図13の回路部3
50と同一なので、前記第1ないし第4内側受光領域
A2'、B2'、C2'、D2'で検出された第1、第2、第4及び
第3検出信号S41、S42、S44、S43を第1ないし第4外側
受光領域A1'、B1'、C1'、D1'で検出された第1、第2、
第4及び第3検出信号S41、S42、S44、S43と同一な符号
で表し、その説明は略す。
【0071】図17及び図18を参照すれば、本発明の
第6実施形態に係るエラー信号検出装置は、光ビームLB
の全体をR方向に平行した境界線及びT方向に平行した境
界線により第1ないし第4光領域A''、B''、C''、D''に分
割検出し、それより第1、第2、第4及び第3検出信号
S51、S52、S54、S53を生成し、前記第1及び第2検出信
号S51、S52の位相差と第3及び第4検出信号S53、S54
位相差とを合算してデフォーカスエラー信号を検出する
ように備えられもする。
【0072】この際、前記第1ないし第4光領域A''、
B''、C''、D''は逆時計回り方向に配列され、行及び列が
前記記録媒体のR方向及びT方向と平行した2×2行列配
置をなす。そして、前記第1及び第2光領域A''、B''は一
列に位置し、前記第3及び第4光領域C''、D''は他の列に位
置する。
【0073】前述したような本発明の第6実施形態の光
検出ユニットとしては図18に示されたように、第1な
いし第4光領域A''、B''、C''、D''を各々受光するように
第1ないし第4受光領域A''、B''、C''、D''を具備する
4分割構造の光検出器530を具備しうる。
【0074】前記第1及び第2受光領域A''、B''から出
力された第1及び第2検出信号S51、S52は回路部550
の第1位相比較器551に入力され、第1位相比較器5
51では第1検出信号S51の位相が第2検出信号S52の位
相より先立つ時は第1位相比較信号P51が、第2検出信
号S52の位相が第1検出信号S51の位相より先立つ時は第
2位相比較信号P52が出力される。前記第3及び第4検
出信号S53、S54は回路部550の第2位相比較器553
に入力され、第2位相比較器553では第3検出信号S
53の位相が第4検出信号S54の位相より先立つ時は第3
位相比較信号P5 3が、第4検出信号S54の位相が第3検出
信号S53の位相より先立つ時は第4位相比較信号P54が出
力される。そして、マトリックス回路555は第1ない
し第4位相比較信号P51、P52、P53、P54を入力され、第
1及び第3位相比較信号P51、P 53の和と第2及び第4位
相比較信号P52、P54の和とを差動した信号(dFE=P51+P53
-P52-P54)、すなわち、デフォーカスエラー信号を出力
する。
【0075】前述したような本発明の第5及び第6実施
形態に係るエラー信号検出装置も本発明の第4実施形態
と同様に、ラジアルチルト、タンゼンシャルチルト及び
デトラックから影響を受けず、デフォーカスエラー信号
を検出しうる。
【0076】図9及び図19を参照すれば、本発明の第
7実施形態に係るエラー信号検出装置の光検出ユニット
は、後述する本発明の第8及び第9実施形態における光
領域分割構造を全て含む構造であって、光ビームLBを前
記T方向に沿って第1外側部分、中心部分、第2外側部
分に区分すれば、前記光ビームLBの第1及び第2外側部
分を第1ないし第4外側光領域A1、B1、C1、D1に分割検
出し、前記光ビームLBの中心部分を第1ないし第4内側
光領域A2、B2、C2、D2に分割検出するように備えられ
る。このような光検出ユニットの光領域分割構造は図9
と同一である。
【0077】したがって、本実施形態に係る光検出ユニ
ットとして図10のような光検出器230を具備しう
る。この際、前記第1外側光領域A1は前記光ビームLBの
2×4行列配置への分割構造において第1行、第1列に
該当することが望ましく、前記第1外側光領域A1が第4
行第2列に該当しても良い。
【0078】本実施形態において、回路部650は第1
及び第2検出信号S61、S62間の位相差と第3及び第4検
出信号S63、S64間の位相差とを合算した信号を出力し、
デフォーカスエラー信号dFEを検出するように、前記第
1及び第2検出信号S61、S62が入力される第1位相比較
器651と、第3及び第4検出信号S63、S64が入力され
る第2位相比較器653と、マトリックス回路655で
構成される。この際、前記第1検出信号S61は第1外側
光領域A1及び第2内側光領域B2の検出信号の和である。
前記第2検出信号S62は第2外側光領域B1及び第1内側
光領域A2の検出信号の和である。第3検出信号S63は第
4外側光領域D1及び第3内側光領域C2の検出信号の和で
ある。前記第4検出信号S64は第4内側光領域D2及び第
3外側光領域C1の検出信号の和である。
【0079】前記マトリックス回路655は第1位相比
較器651から出力される第1及び第2位相比較信号P
61、P62と第2位相比較器653から出力される第3及
び第4位相比較信号P63、P64を入力され、第1及び第3
位相比較信号P61、P63の和と第2及び第4位相比較信号
P62、P64の和とを差動した信号(dFE=P61+P63-P62-P64
すなわち、デフォーカスエラー信号を出力する。
【0080】図20Aないし図20Dは各々ラジアルチ
ルト、タンゼンシャルチルト、デフォーカス、デトラッ
クが生じた時、本発明の第7実施形態に係るエラー信号
検出装置から出力される信号dFEを示すグラフである。
【0081】本発明の第7実施形態に係るエラー信号検
出装置で検出される信号dFEは、図20A、図20B及
び図20Dから分かるように、ラジアルチルト、タンゼ
ンシャルチルト、及びデトラックに対してはほとんど影
響を受けず、図20Cに示されたように、デフォーカス
に対してのみ敏感に変わる。
【0082】したがって、前述したような本発明の第7
実施形態に係るエラー信号検出装置を用いると、ラジア
ルチルト、タンゼンシャルチルト及びデトラックから影
響を受けず、デフォーカスエラー信号を正確に検出しう
る。
【0083】図21及び図22を参照すれば、本発明の
第8実施形態に係るエラー信号検出装置は、記録媒体1
0の情報列から反射/回折され、対物レンズ17を経た
光ビームLBの外側部分の第1ないし第4光領域A1、B1
C1、D1を検出して第1、第2、第4及び第3検出信号S
71、S72、S74、S73を出力する光検出ユニットと、前記
第1及び第2検出信号S71、S72間の位相差と第3及び第
4検出信号S73、S74間の位相差とを合算した信号を出力
する回路部750を含んで構成され、デフォーカスエラ
ー信号を検出する。
【0084】前記第1ないし第4光領域A1、B1、C1、D1
は、逆時計回り方向に配列され、行及び列がR方向及びT
方向と平行した2×2行列をなし、前記第1及び第2光
領域A1、B1は一列に位置し、第3及び第4光領域C1、D1
は他の列に位置する。
【0085】本実施形態において、前記第1及び第2光
領域A1、B1はT方向に所定間隔に離隔されており、同様
に第3及び第4光領域C1、D1はT方向に所定間隔に離隔
されている。すなわち、本実施形態による光検出ユニッ
トは、前記光ビームLBを前記T方向に沿って第1外側部
分、中心部分、第2外側部分に区分すれば、前記光ビー
ムLBの第1及び第2外側部分を第1ないし第4光領域
A1、B1、C1、D1に分割検出するように備えられる。
【0086】ここで、前記第1ないし第4光領域A1
B1、C1、D1は本発明の第7実施形態における第1ないし
第4外側光領域A1、B1、C1、D1に該当する。したがっ
て、本発明の第8実施形態に係る光検出ユニットとして
図22に示されたように、その行方向及び列方向がR方
向及びT方向と平行した2×4行列配置よりなる8分割
構造の光検出器730を具備しうる。この際、前記第1
ないし第4光領域A1、B1、C1、D1は各々前記光検出器7
30の第1ないし第4外側受光領域A1、B1、C1、D1で検
出される。
【0087】前記回路部750は前記第1及び第2光領
域A1、B1の第1及び第2検出信号S7 1、S72が入力される
第1位相比較器751と、前記第4及び第3光領域D1
C1の第3及び第4検出信号S73、S74が入力される第2位
相比較器753と、マトリックス回路755で構成され
る。
【0088】したがって、前記マトリックス回路755
は第1位相比較器751から出力される第1及び第2位
相比較信号P71、P72と第2位相比較器753から出力さ
れる第3及び第4位相比較信号P73、P74を入力され、第
1及び第3位相比較信号P71、P73の和と第2及び第4位
相比較信号P72、P74の和とを差動した信号(dFE=P71+P73
-P72-P74、すなわち、デフォーカスエラー信号を出力す
る。
【0089】本発明の第9実施形態に係るエラー信号検
出装置は、光ビームLBの第1及び第2外側部分を分割検
出し、これよりデフォーカスエラー信号を検出する代わ
りに、図23に示されたように、光ビームLBの中心部分
を第1ないし第4光領域A2、B2、C2、D2に分割検出し、
これよりデフォーカスエラー信号を検出するように備え
られている。この際、光ビームLBの中心部分に対する第
1ないし第4光領域A2、B2、C2、D2は光ビームLBの第1
及び第2外側部分に対する第1ないし第4光領域A1
B1、C1、D1のT方向に沿った内側領域である。この第1
ないし第4光領域A 2、B2、C2、D2は本発明の第7実施形
態での第1ないし第4内側光領域A2、B2、C 2、D2に該当
する。
【0090】したがって、光検出ユニットとして図22
のような8分割構造の光検出器730を具備する場合、
光ビームLBの中心部分に対する前記第1ないし第4光領
域A2、B2、C2、D2は各々図24に示されたように、図2
2の第1ないし第4外側受光領域A1、B1、C1、D1のT方
向に沿った内側に各々位置した第1ないし第4内側受光
領域A2、B2、C2、D2で検出される。そして、前記第1な
いし第4内側受光領域A2、B2、C2、D2で検出された第
2、第1、第3及び第4検出信号S72、S71、S73、S74
回路部850で図22に基づいて説明したような過程を
経て演算され、この回路部850ではデフォーカスエラ
ー信号dFEが出力される。
【0091】ここで、前記回路部850の構造は第1な
いし第4内側受光領域A2、B2、C2、D2の検出信号が第
2、第1、第3及び第4検出信号S72、S71、S73、S74
して入力される点を除けば、図22の回路部750と同
一なので、同一な符号で表し、その説明は略す。
【0092】前述したような本発明の第8及び第9実施
形態に係るエラー信号検出装置も本発明の第7実施形態
の場合と同様に、ラジアルチルト、タンゼンシャルチル
ト及びデトラックから影響を受けず、デフォーカスエラ
ー信号を検出しうる。
【0093】図25及び図26を参照すれば、本発明の
第10実施形態に係る光記録再生機器用のエラー信号検
出装置は、記録媒体10の情報列から反射/回折され、
対物レンズ17を経た光ビームLBをT方向に第1ないし
第4光領域A'''、B'''、C'''、D'''に分割/検出して第
1、第2、第4及び第3検出信号S81、S82、S84、S83
出力する光検出ユニットと、前記第1及び第2検出信号
S81、S82間の位相差と第3及び第4検出信号S83、S84
の位相差とを合算した信号を出力する回路部950を含
んで構成され、デフォーカスエラー信号を検出する。
【0094】本発明の第10実施形態に係る光検出ユニ
ットとしては、例えば、図26に示されたように、前記
光ビームLBを第1ないし第4光領域A'''、B'''、C'''、
D'''に分けて各々独立して光電変換可能にT方向に分割
された第1ないし第4受光領域A'''、B'''、C'''、D'''
を具備する光検出器930を具備しうる。前記第1ない
し第4受光領域A'''、B'''、C'''、D'''はT方向に狭幅
で、R方向に広幅であり、記録媒体10から反射/回折さ
れて入射される前記光ビームLBの第1ないし第4光領域
A'''、B'''、C'''、D'''を各々独立して光電変換して第
1、第2、第4及び第3検出信号S81、S82、S84、S83
出力する。
【0095】ここで、前記光ビームLBは記録媒体10に
情報を記録したり、記録された情報の再生に使われるメ
イン光ビームであり、前記光検出器930は記録媒体1
0に記録された情報信号検出用として使われる。したが
って、前記光検出器930は第1ないし第4受光領域
A'''、B'''、C'''、D'''が図26の点線に沿ってT方向
に2分割されてなった8分割構造よりなることが望まし
い。
【0096】前記回路部950は前記第1及び第2検出
信号S81、S82が入力される第1位相比較器951と、第
3及び第4検出信号S83、S84が入力される第2位相比較
器953と、マトリックス回路955で構成される。
【0097】前記マトリックス回路955は第1位相比
較器951から出力される第1及び第2位相比較信号P
81、P82と第2位相比較器953から出力される第3及
び第4位相比較信号P83、P84を入力され、第1及び第3
位相比較信号P81、P83の和と第2及び第4位相比較信号
P82、P84の和とを差動した信号(dFE=P81+P83-P82-P84
すなわち、デフォーカスエラー信号を出力する。
【0098】図27Aないし図27Dは各々ラジアルチ
ルト、タンゼンシャルチルト、デフォーカス、デトラッ
クが生じた時、本発明の第10実施形態に係るエラー信
号検出装置から出力される信号dFEを示すグラフであ
る。
【0099】本発明の第10実施形態に係るエラー信号
検出装置で検出される信号dFEは、図27A、図27B
及び図27Dから分かるように、ラジアルチルト、タン
ゼンシャルチルト及びデトラックに対してはほとんど影
響を受けず、図27Cに示されたように、デフォーカス
に対してのみ敏感に変わる。
【0100】したがって、前述したような本発明の第1
0実施形態に係るエラー信号検出装置を用いると、ラジ
アルチルト、タンゼンシャルチルト及びデトラックから
影響を受けず、デフォーカスエラー信号を正確に検出し
うる。
【0101】ここで、前述したような本発明の第4及び
第5、第7ないし第10実施形態に係るエラー信号検出
装置で検出されたデフォーカスエラー信号dFEに含まれ
たオフセットは光検出ユニットの光領域分割比を調整し
たり、回路的にDCオフセットを消去させることによって
除去しうる。
【0102】前述したようなデフォーカスエラー信号を
検出するための本発明に係るエラー信号検出装置は、記
録媒体10の情報列から反射/回折され、対物レンズ1
7を経た光ビームLBを用いる。
【0103】一方、図12ないし図29に基づいて説明
した本発明に係るデフォーカスエラー信号検出装置で光
記録再生機器に存在するデフォーカス成分の検出は、デ
フォーカスが生じていない状態で本発明に係るデフォー
カスエラー信号検出のための回路部350、450、5
50、650、750、850、950、1050で検
出されたデフォーカスエラー信号値が一定値以下になる
ように備えられた記録媒体を用いる。
【0104】この際、デフォーカスが生じていない状態
で前記記録媒体は、記録媒体に記録された情報信号のチ
ャンネルクロック間隔をT、前記回路部350、45
0、550、650、750、850、950、105
0の位相比較器に入力される検出信号の平均時間差を△
tとすれば、△t/Tが光記録再生機器に使われる光ビーム
LBの焦点深さの範囲に対して0.5ないし1.0のデフォ
ーカスエラー信号値を示すことが望ましい。
【0105】ここで、平均時間差△tは光ビームLBで記
録媒体の情報列(例えば、3T〜14Tの間の長さよりな
るマークまたはピット列)をスキャンして検出され、位
相比較器の両入力端に入力される信号の時間差の平均で
ある。そして、焦点深さの範囲は、一般に使用光源の波
長をλ、対物レンズの開口数をNAとする時、λ/NA2によ
り決まる。
【0106】前述したような本発明の第4ないし第10
実施形態に係るエラー信号検出装置は位相検出方式によ
りデフォーカスエラー信号を検出するので、記録媒体で
の反射光量の強度とは関係なく良好な検出感度が得られ
る。
【0107】検出されたデフォーカスエラー信号は光記
録再生機器の初期化でデフォーカス除去のための信号と
して使用でき、偏向成分の大きな記録媒体でフォーカス
エラー信号であるS-カーブとして検出されにくい成分を
補償しうる。
【0108】本発明の第4ないし第10実施形態に係る
エラー信号検出装置は、例えば、ピットPにおける光ビ
ームLBの回折を用いて位相検出によりデフォーカスエラ
ー信号を検出するので、記録媒体の種類や記録媒体の層
(すなわち、複数層構造の記録媒体における何れの層)に
関係なくデフォーカス成分を検出しうる。
【0109】一方、前述したような本発明の第1ないし
第9実施形態に係るエラー信号検出装置は第1ないし第
4検出信号Sn1、Sn2、Sn3、Sn4、ここで、n=1、2、
…、8であって前述した本発明の第1ないし第9実施形
態に係るエラー信号検出装置において位相比較器に入力
される信号である)が回路部50、150、250、3
50、450、550、650、750、850または
950で演算されるように備えられたものと説明及び図
示したが、図28に示されたように、第1及び第3検出
信号Sn1、Sn3の和信号Sn1+Sn3と第2及び第4検出信号S
n2、Sn4の和信号S n2+Sn4が回路部1050で演算される
構造も可能である。この際、前記回路部1050は前記
和信号Sn1+Sn3、Sn2+Sn4を入力され、和信号Sn1+Sn3
位相が先立つ時は位相比較信号Pn5、和信号Sn2+Sn4の位
相が先立つ時は位相比較信号Pn6を出力する1つの位相
比較器1051と、前記位相比較信号Pn5、Pn6を差動し
て出力するマトリックス回路1055を具備しうる。
【0110】以上、本発明に係るエラー信号検出装置が
1種のエラー信号、すなわちタンゼンシャルチルト、ラ
ジアルチルトまたはデフォーカスエラー信号を検出する
ように備えられたものと説明したが、本発明に係るエラ
ー信号検出装置は前述した第1ないし第10実施形態の
装置が複合された構造よりなって2種または3種のエラ
ー信号を複合的に検出する構造よりなっても良い。
【0111】例えば、本発明に係るエラー信号検出装置
が記録媒体で反射/回折された光ビームLBを2×4行列
配置の8個の光領域に分割/検出する光検出ユニットを
具備し、本発明の第1及び4実施形態または本発明の第
2及び第4実施形態が複合された構造を有すれば、タン
ゼンシャルチルト及びデフォーカスエラー信号を検出し
うる。
【0112】また、本発明に係るエラー信号検出装置が
記録媒体で反射/回折された光ビームLBを4×2行列配
置の8個の光領域に分割/検出する光検出ユニットを具
備し、本発明の第3及び7実施形態または本発明の第3
及び第9実施形態が複合された構造を有すれば、ラジア
ルチルト及びデフォーカスエラー信号を検出しうる。
【0113】また、本発明に係るエラー信号検出装置が
記録媒体から反射/回折された光ビームLBを4×4行列
配置の16個の光領域に分割/検出する光検出ユニット
(例えば、図29に示されたように、16分割構造の光
検出器1030)を具備し、本発明の実施形態が複合さ
れた構造よりなると、タンゼンシャルチルト、ラジアル
チルト及びデフォーカスエラー信号を検出しうる。
【0114】以上の実施形態では光検出ユニットとして
所定の分割構造を有する光検出器を採用する場合を例と
して説明したが、前記光検出ユニットは光分離素子(図
示せず)及びこれに対応するように備えられた光検出器
(図示せず)で構成されもする。
【0115】この際、前記光分離素子としては記録媒体
10から反射/回折された光ビームLBを図3、図6、図
9、図12、図15、図17、図21、図23及び/ま
たは図25に示された光領域分割構造またはその複合さ
れた分割構造として分割可能に多数の回折領域を有する
回折素子、例えば、ホログラム素子を具備しうる。この
際、各回折領域はその領域で入射される光を+1次また
は-1次に回折透過させて光ビームLBを前述したような
多数の光領域に分割することになるが、その回折パター
ン方向及びピッチ間隔などは光検出器の構造と関連付け
て設計される。
【0116】前述した本発明の実施形態に係るエラー信
号検出装置は光検出ユニットが対物レンズ17の射出ひ
とみと光検出ユニットとの間に記録媒体10から反射/
回折された光度分布に影響を与えるいかなる光学素子も
排除した場合に適した構造である。
【0117】したがって、対物レンズ17と光検出ユニ
ットとの間に記録媒体10から反射/回折された光度分
布に影響を与えるレンズ及び/またはホログラム素子な
どの光学素子が挿入されると、本発明に係るエラー信号
検出装置において光検出ユニット及び回路部は光度分布
に影響を与える光学素子による光度分布変化に対応する
ように変更されうる。このように、対物レンズ17と光
検出ユニットとの間に光度分布に影響を与える所定の光
学素子が挿入された場合にも、変更された構造の回路部
で検出されるエラー信号は結果的に前述した実施形態と
同一である。
【0118】
【発明の効果】前述したような本発明に係るエラー信号
検出装置によれば、ラジアルチルト、デフォーカス及び
デトラックからほとんど影響を受けない正確なタンゼン
シャルチルトエラー信号、タンゼンシャルチルト、デフ
ォーカス及びデトラックからほとんど影響を受けない正
確なラジアルチルトエラー信号及び/またはタンゼンシ
ャル及びラジアルチルト、デトラックからほとんど影響
を受けない正確なデフォーカスエラー信号を検出しう
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 記録媒体から反射/回折される光を示す斜視
図である。
【図2】 本発明に係る光記録再生機器用のエラー信号
検出装置を採用した光ピックアップの一実施形態を示す
図面である。
【図3】 本発明の第1実施形態に係る光記録再生機器
用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面である。
【図4】 本発明の第1実施形態に係る光記録再生機器
用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面である。
【図5A】 ラジアルチルトが生じた時、図4の装置か
ら出力されるタンゼンシャルチルトエラー信号Ttilt
示すグラフである。
【図5B】 タンゼンシャルチルトが生じた時、図4の
装置から出力されるタンゼンシャルチルトエラー信号T
tiltを示すグラフである。
【図5C】 デフォーカスが生じた時、図4の装置から
出力されるタンゼンシャルチルトエラー信号Ttiltを示
すグラフである。
【図5D】 デトラックが生じた時、図4の装置から出
力されるタンゼンシャルチルトエラー信号Ttiltを示す
グラフである。
【図6】 本発明の第2実施形態に係る光記録再生機器
用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面である。
【図7】 本発明の第2実施形態に係る光記録再生機器
用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面である。
【図8A】 ラジアルチルトが生じた時、図7の装置か
ら出力されるタンゼンシャルチルトエラー信号Ttilt
示すグラフである。
【図8B】 タンゼンシャルチルトが生じた時、図7の
装置から出力されるタンゼンシャルチルトエラー信号T
tiltを示すグラフである。
【図8C】 デフォーカスが生じた時、図7の装置から
出力されるタンゼンシャルチルトエラー信号Ttiltを示
すグラフである。
【図8D】 デトラックが生じた時、図7の装置から出
力されるタンゼンシャルチルトエラー信号Ttiltを示す
グラフである。
【図9】 本発明の第3実施形態に係る光記録再生機器
用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面である。
【図10】 本発明の第3実施形態に係る光記録再生機
器用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面である。
【図11A】 ラジアルチルトが生じた時、図10の装
置から出力されるラジアルチルトエラー信号Ttiltを示
すグラフである。
【図11B】 タンゼンシャルチルトが生じた時、図1
0の装置から出力されるラジアルチルトエラー信号T
tiltを示すグラフである。
【図11C】 デフォーカスが生じた時、図10の装置
から出力されるラジアルチルトエラー信号Ttiltを示す
グラフである。
【図11D】 デトラックが生じた時、図10の装置か
ら出力されるラジアルチルトエラー信号Ttiltを示すグ
ラフである。
【図12】 本発明の第4実施形態に係る光記録再生機
器用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面である。
【図13】 本発明の第4実施形態に係る光記録再生機
器用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面である。
【図14A】 ラジアルチルトが生じた時、図13の装
置から出力されるデフォーカスエラー信号dFEを示すグ
ラフである。
【図14B】 タンゼンシャルチルトが生じた時、図1
3の装置から出力されるデフォーカスエラー信号dFEを
示すグラフである。
【図14C】 デフォーカスが生じた時、図13の装置
から出力されるデフォーカスエラー信号dFEを示すグラ
フである。
【図14D】 デトラックが生じた時、図13の装置か
ら出力されるデフォーカスエラー信号dFEを示すグラフ
である。
【図15】 本発明の第5実施形態に係る光記録再生機
器用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面である。
【図16】 本発明の第5実施形態に係る光記録再生機
器用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面である。
【図17】 本発明の第6実施形態に係る光記録再生機
器用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面である。
【図18】 本発明の第6実施形態に係る光記録再生機
器用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面である。
【図19】 本発明の第7実施形態に係る光記録再生機
器用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面である。
【図20A】 ラジアルチルトが生じた時、図19の装
置から出力されるデフォーカスエラー信号dFEを示すグ
ラフである。
【図20B】 タンゼンシャルチルトが生じた時、図1
9の装置から出力されるデフォーカスエラー信号dFEを
示すグラフである。
【図20C】 デフォーカスが生じた時、図19の装置
から出力されるデフォーカスエラー信号dFEを示すグラ
フである。
【図20D】 デトラックが生じた時、図19の装置か
ら出力されるデフォーカスエラー信号dFEを示すグラフ
である。
【図21】 本発明の第8実施形態に係る光記録再生機
器用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面である。
【図22】 本発明の第8実施形態に係る光記録再生機
器用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面である。
【図23】 本発明の第9実施形態に係る光記録再生機
器用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面である。
【図24】 本発明の第9実施形態に係る光記録再生機
器用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面である。
【図25】 本発明の第10実施形態に係る光記録再生
機器用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面であ
る。
【図26】 本発明の第10実施形態に係る光記録再生
機器用のエラー信号検出装置を概略的に示す図面であ
る。
【図27A】 ラジアルチルトが生じた時、図26の装
置から出力されるデフォーカスエラー信号dFEを示すグ
ラフである。
【図27B】 タンゼンシャルチルトが生じた時、図2
6の装置から出力されるデフォーカスエラー信号dFEを
示すグラフである。
【図27C】 デフォーカスが生じた時、図26の装置
から出力されるデフォーカスエラー信号dFEを示すグラ
フである。
【図27D】 デトラックが生じた時、図26の装置か
ら出力されるデフォーカスエラー信号dFEを示すグラフ
である。
【図28】 図4、図7、図10、図13、図16、図
18、図19、図22、図23及び/または図24に適
用しうる回路部の他の実施形態を概略的に示す図面であ
る。
【図29】 図4、図7、図10、図13、図16、図
18、図19、図22、図23、図24及び/または図
26に適用しうる光検出ユニットの他の実施形態を概略
的に示す図面である。
【符号の説明】
10 記録媒体 17 対物レンズ A、B、C、D 第1ないし第4光領域 S11、S12、S13、S14 第1乃至第4検出信号 50 回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鄭 鐘三 大韓民国京畿道水原市八達区靈通2洞988 −2番地サルグゴル東亜アパート718棟 1904号 (72)発明者 全 鎮勲 大韓民国京畿道水原市長安区練武洞197− 21番地盛原アパート101棟607号 (72)発明者 都 台鎔 大韓民国京畿道水原市八達区靈通1洞955 −1番地凰谷住公1団地アパート144棟 1204号 (72)発明者 崔 炳浩 大韓民国京畿道水原市八達区梅灘洞176番 地住公1団地アパート43棟502号 Fターム(参考) 5D118 AA16 BA01 CA05 CA11 CA24 CD02 CD04 CF05 CF06 CF12 CF14

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の情報列から反射/回折され、
    対物レンズを経た光ビームの少なくとも一部領域を複数
    の光領域に分割して検出する光検出ユニットと、 前記複数の光領域の検出信号間の位相差を検出してタン
    ゼンシャルチルトエラー信号を検出する回路部とを含む
    ことを特徴とする光記録再生機器用のエラー信号検出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記光検出ユニットは、前記光ビームを
    前記記録媒体のラジアル方向に対応する方向に第1ない
    し第4光領域に分割検出して第1、第2、第4及び第3
    検出信号を出力するように備えられ、 前記回路部は、前記第1及び第2検出信号間の位相差と
    第3及び第4検出信号間の位相差とを合算した信号を出
    力し、タンゼンシャルチルトエラー信号を検出すること
    を特徴とする請求項1に記載の光記録再生機器用のエラ
    ー信号検出装置。
  3. 【請求項3】 前記光検出ユニットは、前記光ビームの
    記録媒体のタンゼンシャル方向に対応する方向と平行し
    た光軸を横切る軸に対して一側部分を、前記記録媒体の
    ラジアル方向及びタンゼンシャル方向に対応する方向
    に、行及び列が前記ラジアル方向及びタンゼンシャル方
    向に対応する方向と平行した2×2行列配置をなしつつ
    逆時計または時計回り方向に配列された第1ないし第4
    光領域に分割/検出し、 前記回路部は、前記第1及び第3光領域に対して第1及
    び第2検出信号間の位相差と第2及び第4光領域に対す
    る第3及び第4検出信号間の位相差とを合算した信号を
    出力し、タンゼンシャルチルトエラー信号を検出するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光記録再生機器用のエ
    ラー信号検出装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体の情報列から反射/回折され、
    対物レンズを経た光ビームの少なくとも一部領域を複数
    の光領域に分割して検出する光検出ユニットと、 前記複数の光領域の検出信号間の位相差を検出してデフ
    ォーカスエラー信号を検出する回路部とを含むことを特
    徴とする光記録再生機器用のエラー信号検出装置。
  5. 【請求項5】 前記光検出ユニットは前記光ビームの第
    1ないし第4光領域を検出して第1、第2、第4及び第
    3検出信号を出力するように備えられ、前記第1ないし
    第4光領域は逆時計または時計回り方向に配列され、行
    及び列が前記記録媒体のラジアル方向及びタンゼンシャ
    ル方向に対応する方向と平行した2×2行列配置をなす
    ようになっており、 前記回路部は、一列に位置した第1光領域の第1検出信
    号及び第2光領域の第2検出信号間の位相差と、他の列
    に位置された第4光領域の第3検出信号及び第3光領域
    の第4検出信号間の位相差とを合算した信号を出力し、
    デフォーカスエラー信号を検出することを特徴とする請
    求項4に記載の光記録再生機器用のエラー信号検出装
    置。
  6. 【請求項6】 前記光検出ユニットは、前記光ビームを
    前記ラジアル方向に対応する方向に沿って、第1外側部
    分、中心部分、第2外側部分に区分すれば、前記光ビー
    ムの第1及び第2外側部分を第1ないし第4光領域に分
    割検出するように備えられたことを特徴とする請求項5
    に記載の光記録再生機器用のエラー信号検出装置。
  7. 【請求項7】 前記光検出ユニットは、前記光ビームを
    前記ラジアル方向に対応する方向に沿って、第1外側部
    分、中心部分、第2外側部分に区分すれば、前記光ビー
    ムの中心部分を第1ないし第4光領域に分割して検出す
    るように備えられたことを特徴とする請求項5に記載の
    光記録再生機器用のエラー信号検出装置。
  8. 【請求項8】 前記光検出ユニットは、2×4行列配置
    に分割されて各々独立して光電変換する8個の受光領域
    を具備する光検出器を含むことを特徴とする請求項1乃
    至7のうち何れか1項に記載の光記録再生機器用のエラ
    ー信号検出装置。
  9. 【請求項9】 前記光検出ユニットは、前記光ビームを
    第1ないし第4光領域に分割検出するように備えられた
    ことを特徴とする請求項5に記載の光記録再生機器用の
    エラー信号検出装置。
  10. 【請求項10】 前記光検出ユニットは、前記第1ない
    し第4光領域を各々受光する第1ないし第4受光領域を
    具備する光検出器を含むことを特徴とする請求項9に記
    載の光記録再生機器用のエラー信号検出装置。
  11. 【請求項11】 前記光検出ユニットは、前記光ビーム
    を前記記録媒体のタンゼンシャル方向に対応する方向に
    沿って、第1外側部分、中心部分、第2外側部分に区分
    すれば、前記第1及び第2外側部分を前記記録媒体のタ
    ンゼンシャル方向に対応する方向と平行に逆時計または
    時計回り方向に配列された第1ないし第4外側光領域に
    分割検出及び/または前記中心部分を前記記録媒体のラ
    ジアル方向及びタンゼンシャル方向と平行に、逆時計ま
    たは時計回り方向に配列された第1ないし第4内側光領
    域に分割検出するように備えられ、 前記回路部は、 前記第1外側光領域及び/または第2内側光領域に対す
    る第1検出信号と第2外側光領域及び/または第1内側
    光領域に対する第2検出信号との位相差と、前記第3内
    側光領域及び/または第4外側光領域に対する第3検出
    信号と第3外側光領域及び/または第4内側光領域に対
    する第4検出信号との位相差とを合算した信号を出力
    し、デフォーカスエラー信号を検出することを特徴とす
    る請求項4に記載の光記録再生機器用のエラー信号検出
    装置。
  12. 【請求項12】 前記光検出ユニットは、前記光ビーム
    の第1及び第2外側部分を第1ないし第4外側光領域に
    分割検出し、前記第1ないし第4外側光領域はその行及
    び列が前記記録媒体のラジアル方向及びタンゼンシャル
    方向に対応する方向と平行した2×2行列をなし、前記
    第1及び第4外側光領域は相異なる列に位置するように
    備えられ、 前記回路部は、前記第1ないし第4外側光領域から出力
    される第1、第2、第4及び第3検出信号を入力されて
    演算することを特徴とする請求項11に記載の光記録再
    生機器用のエラー信号検出装置。
  13. 【請求項13】 前記光検出ユニットは、前記光ビーム
    の中心部分を第1ないし第4内側光領域に分割検出し、
    前記第1ないし第4内側光領域はその行及び列が前記記
    録媒体のラジアル方向及びタンゼンシャル方向に対応す
    る方向と平行した2×2行列をなし、前記第1及び第4
    内側光領域は相異なる列に位置するように備えられ、 前記回路部は、前記第1ないし第4内側光領域から出力
    される第2、第1、第3及び第4検出信号を入力されて
    演算することを特徴とする請求項11に記載の光記録再
    生機器用のエラー信号検出装置。
  14. 【請求項14】 前記光検出ユニットは、前記光ビーム
    の第1及び第2外側部分を前記記録媒体のタンゼンシャ
    ル方向に対応する方向と平行に、逆時計または時計回り
    方向に配列された第1ないし第4外側光領域に分割検出
    し、前記中心部分を前記記録媒体のラジアル方向及びタ
    ンゼンシャル方向と平行に、逆時計または時計回り方向
    に配列された第1ないし第4内側光領域に分割検出し、 前記光領域はその行及び列が前記記録媒体のラジアル方
    向及びタンゼンシャル方向に対応する方向と平行した4
    ×2行列配置をなし、その第1外側光領域及び第4外側
    光領域が相異なる列に位置しており、 前記回路部は、前記第1外側光領域及び第2内側光領域
    の検出信号を合せた第1検出信号と第2外側光領域及び
    第1内側光領域の検出信号を合せた第2検出信号との位
    相差と、前記第3内側光領域及び第4外側光領域の検出
    信号を合せた第3検出信号と第3外側光領域及び第4内
    側光領域の検出信号を合せた第4検出信号との位相差と
    を合算した信号を出力することを特徴とする請求項11
    に記載の光記録再生機器用のエラー信号検出装置。
  15. 【請求項15】 前記光検出ユニットは、前記光ビーム
    全体を前記記録媒体のタンゼンシャル方向に対応する方
    向に第1ないし第4光領域に分割検出して前記第1ない
    し第4光領域に対する第1、第2、第4及び第3検出信
    号を出力しており、 前記回路部は、前記第1及び第2検出信号間の位相差と
    第3及び第4検出信号間の位相差とを合算した信号を出
    力し、デフォーカスエラー信号を検出することを特徴と
    する請求項4に記載の光記録再生機器用のエラー信号検
    出装置。
  16. 【請求項16】 デフォーカスが生じていない状態で前
    記回路部で検出されたデフォーカスエラー信号が一定値
    以下になるように備えられた記録媒体を用いて、光記録
    再生機器に存在するデフォーカス成分を検出可能になっ
    たことを特徴とする請求項3、7、9乃至15のうち何
    れか1項に記載の光記録再生機器用のエラー信号検出装
    置。
  17. 【請求項17】 デフォーカスが生じていない状態で前
    記記録媒体は、記録媒体に記録された情報信号のチャン
    ネルクロック間隔をT、前記回路部の位相比較器に入力
    される検出信号の平均時間差を△tとすれば、△t/Tが光
    記録再生機器に使われる光ビームの焦点深さの範囲に対
    して0.5ないし1.0のデフォーカスエラー信号値を示
    すようになったことを特徴とする請求項16に記載の光
    記録再生機器用のエラー信号検出装置。
  18. 【請求項18】 記録媒体の情報列から反射/回折さ
    れ、対物レンズを経た光ビームの少なくとも一部領域を
    複数の光領域に分割して検出する光検出ユニットと、 前記複数の光領域の検出信号間の位相差を検出してラジ
    アルチルトエラー信号を検出する回路部とを含むことを
    特徴とする光記録再生機器用のエラー信号検出装置。
  19. 【請求項19】 前記光検出ユニットは、前記光ビーム
    を前記記録媒体のラジアル方向及びタンゼンシャル方向
    に対応する方向と平行に、逆時計または時計回り方向に
    配列された第1ないし第4内側光領域及びそのタンゼン
    シャル方向に対応する方向に沿って外側に各々位置した
    第1ないし第4外側光領域に分割/検出するように備え
    られ、 前記光領域はその行及び列が前記記録媒体のラジアル方
    向及びタンゼンシャル方向に対応する方向と平行した4
    ×2行列配置をなし、その第1内外側光領域及び第4内
    外側光領域が相異なる列に位置しており、 前記回路部は、 前記第1外側光領域及び第4内側光領域の検出信号の和
    を第1検出信号、第4外側光領域及び第1内側光領域の
    検出信号の和を第2検出信号、第2内側光領域及び第3
    外側光領域の検出信号の和を第3検出信号、第3内側光
    領域及び第2外側光領域の検出信号の和を第4検出信号
    とすれば、 前記第1及び第2検出信号間の位相差と第3及び第4検
    出信号間の位相差とを合算した信号を出力し、ラジアル
    チルトエラー信号を検出することを特徴とする請求項1
    8に記載の光記録再生機器用のエラー信号検出装置。
  20. 【請求項20】 前記第1外側光領域は前記光ビームの
    4×2行列配置への分割構造で第1行、第1列に位置す
    ることを特徴とする請求項19に記載の光記録再生機器
    用のエラー信号検出装置。
  21. 【請求項21】 前記光検出ユニットは、行及び列が前
    記記録媒体のラジアル方向及びタンゼンシャル方向に対
    応する方向と平行した4×2行列配置に分割されて各々
    独立して光電変換する8個の受光領域を備える光検出器
    を含むことを特徴とする請求項11乃至15、18乃至
    20のうち何れか1項に記載の光記録再生機器用のエラ
    ー信号検出装置。
  22. 【請求項22】 前記光検出ユニットは行及び列が前記
    記録媒体のラジアル方向及びタンゼンシャル方向に対応
    する方向と平行した4×4行列配置に分割されて各々独
    立して光電変換する16個の受光領域を備える光検出器
    であることを特徴とする請求項1乃至7、9乃至15、
    18乃至20のうち何れか1項に記載の光記録再生機器
    用のエラー信号検出装置。
  23. 【請求項23】 前記回路部は、 第1及び第2検出信号を位相比較し、第1検出信号の位
    相が第2検出信号の位相より先立つ時は第1位相比較信
    号を、第2検出信号の位相が第1検出信号の位相より先
    立つ時は第2位相比較信号を出力する第1位相比較器
    と、 第3及び第4検出信号を位相比較し、第3検出信号の位
    相が第4検出信号の位相より先立つ時は第3位相比較信
    号を、第4検出信号の位相が第3検出信号の位相より先
    立つ時は第4位相比較信号を出力する第2位相比較器
    と、 前記第1ないし第4位相比較信号を入力され、前記第1
    及び第3位相比較信号の和信号と第2及び第4位相比較
    信号の和信号とを差動した信号を出力するマトリックス
    回路とを含むことを特徴とする請求項1乃至7、9乃至
    15、18乃至20のうち何れか1項に記載の光記録再
    生機器用のエラー信号検出装置。
  24. 【請求項24】 前記回路部は、前記第1検出信号及び
    第3検出信号を合算した第5検出信号と第2及び第4検
    出信号を合算した第6検出信号との位相差を検出するよ
    うに備えられたことを特徴とする請求項1乃至7、9乃
    至15、18乃至20のうち何れか1項に記載の光記録
    再生機器用のエラー信号検出装置。
  25. 【請求項25】 前記回路部は、 第5及び第6検出信号を位相比較し、第5検出信号の位
    相が第6検出信号の位相より先立つ時は第5位相比較信
    号を、第6検出信号の位相が第5検出信号の位相より先
    立つ時は第6位相比較信号を出力する位相比較器と、 前記第5ないし第6位相比較信号を入力され、前記第5
    及び第6位相比較信号を差動した信号を出力するマトリ
    ックス回路とを含むことを特徴とする請求項24に記載
    の光記録再生機器用のエラー信号検出装置。
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