JPH08194948A - 光ディスクプレーヤ - Google Patents
光ディスクプレーヤInfo
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- JPH08194948A JPH08194948A JP7005268A JP526895A JPH08194948A JP H08194948 A JPH08194948 A JP H08194948A JP 7005268 A JP7005268 A JP 7005268A JP 526895 A JP526895 A JP 526895A JP H08194948 A JPH08194948 A JP H08194948A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 24
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/20—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor for correction of skew for multitrack recording
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10009—Improvement or modification of read or write signals
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/004—Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B7/005—Reproducing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/095—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble
- G11B7/0953—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble to compensate for eccentricity of the disc or disc tracks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ディスクのトラック接線方向の傾きにより
生ずる読取信号の波形歪を補償する光ディスクプレーヤ
を提供する。 【構成】 ピックアップ手段から光ディスクの記録面に
照射された光ビームに対する光ディスクの記録面の照射
部分の傾き量を検出し、ピックアップ手段から出力され
た読取信号の伝送特性を検出した傾き量に応じて制御す
る 【効果】 光ディスクのトラック接線方向に存在する撓
みや歪みによる読取信号の波形歪を補償することがで
き、記録データを正確に再生することができる。
生ずる読取信号の波形歪を補償する光ディスクプレーヤ
を提供する。 【構成】 ピックアップ手段から光ディスクの記録面に
照射された光ビームに対する光ディスクの記録面の照射
部分の傾き量を検出し、ピックアップ手段から出力され
た読取信号の伝送特性を検出した傾き量に応じて制御す
る 【効果】 光ディスクのトラック接線方向に存在する撓
みや歪みによる読取信号の波形歪を補償することがで
き、記録データを正確に再生することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクからのデー
タ読取の際の読取面に対するスキューによる読取信号の
波形歪を補償する光ディスクプレーヤに関する。
タ読取の際の読取面に対するスキューによる読取信号の
波形歪を補償する光ディスクプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータがピット列として記録
された円盤状の光ディスクから記録データを正しく読み
取るためにはディスク上に照射される読取用の光ビーム
をピット上に正しく集光する必要がある。このため、フ
ォーカスサーボ、トラッキングサーボ及びチルトサーボ
等の各種のサーボ制御が光ディスクプレーヤには備えら
れている。すなわち、フォーカスサーボによりビームが
ピット面上に合焦し、トラッキングサーボによりピット
列が形成されたトラック上にビームスポットが位置し、
チルトサーボによりディスク面に対してビームが垂直に
入射して反射するようにしている。
された円盤状の光ディスクから記録データを正しく読み
取るためにはディスク上に照射される読取用の光ビーム
をピット上に正しく集光する必要がある。このため、フ
ォーカスサーボ、トラッキングサーボ及びチルトサーボ
等の各種のサーボ制御が光ディスクプレーヤには備えら
れている。すなわち、フォーカスサーボによりビームが
ピット面上に合焦し、トラッキングサーボによりピット
列が形成されたトラック上にビームスポットが位置し、
チルトサーボによりディスク面に対してビームが垂直に
入射して反射するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】チルトサーボはディス
ク半径方向の傾きには有効であるが、ディスクのトラッ
ク接線方向の傾きに対しては効果がない。また、チルト
サーボはサーボの応答速度が遅いためディスクの内周か
ら外周にかけてのゆっくりした傾き角の変化に対しては
有効であるが、ディスクの1回転内の高速な傾き角の変
化に対しては効果がない。
ク半径方向の傾きには有効であるが、ディスクのトラッ
ク接線方向の傾きに対しては効果がない。また、チルト
サーボはサーボの応答速度が遅いためディスクの内周か
ら外周にかけてのゆっくりした傾き角の変化に対しては
有効であるが、ディスクの1回転内の高速な傾き角の変
化に対しては効果がない。
【0004】ディスク面に対して傾き(スキュー)を持
ってビームが照射されると、特にコマ収差を主成分とす
る波面収差が増大し、読取信号の波形に歪が生ずる。デ
ィジタルデータを記録した光ディスクプレーヤにおいて
は、その波形歪によりデータ読取の誤り率が増大してし
まい、高密度な記録、高信頼の再生を阻害する要因とな
っていた。
ってビームが照射されると、特にコマ収差を主成分とす
る波面収差が増大し、読取信号の波形に歪が生ずる。デ
ィジタルデータを記録した光ディスクプレーヤにおいて
は、その波形歪によりデータ読取の誤り率が増大してし
まい、高密度な記録、高信頼の再生を阻害する要因とな
っていた。
【0005】そこで、本発明の目的は、光ディスクのト
ラック接線方向の傾きにより生ずる読取信号の波形歪を
補償する光ディスクプレーヤを提供することである。
ラック接線方向の傾きにより生ずる読取信号の波形歪を
補償する光ディスクプレーヤを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスクプレ
ーヤは、光ディスクに記録されたデータを読み取って再
生する光ディスクプレーヤであって、光ディスクの記録
面に光ビームを照射してその反射光を受光して受光量に
応じた読取信号を生成するピックアップ手段と、光ビー
ムに対する光ディスクの記録面の照射部分の傾き量を検
出するスキュー検出手段と、スキュー検出手段により検
出された傾き量に応じて読取信号の伝送特性を制御する
等化手段とを備えたことを特徴としている。
ーヤは、光ディスクに記録されたデータを読み取って再
生する光ディスクプレーヤであって、光ディスクの記録
面に光ビームを照射してその反射光を受光して受光量に
応じた読取信号を生成するピックアップ手段と、光ビー
ムに対する光ディスクの記録面の照射部分の傾き量を検
出するスキュー検出手段と、スキュー検出手段により検
出された傾き量に応じて読取信号の伝送特性を制御する
等化手段とを備えたことを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、ピックアップ手段から光ディ
スクの記録面に照射された光ビームに対する光ディスク
の記録面の照射部分の傾き量を検出し、ピックアップ手
段から出力された読取信号の伝送特性を検出した傾き量
に応じて制御することが行なわれる。
スクの記録面に照射された光ビームに対する光ディスク
の記録面の照射部分の傾き量を検出し、ピックアップ手
段から出力された読取信号の伝送特性を検出した傾き量
に応じて制御することが行なわれる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。図1は本発明の一実施例である光ディス
クプレーヤを示している。この光ディスクプレーヤにセ
ットされた円盤状の光ディスク1にはディジタルデータ
がピット列として螺旋状又は同心円のトラックに沿って
記録されている。光ディスク1はスピンドルモータ2に
よって回転駆動され、光ディスク1に記録されたディジ
タルデータはピックアップ3によって光学的に読み出さ
れる。ピックアップ3から出力されるRF信号である読
取信号は、ピックアップ3において放射した光ビームに
よる光ディスク1からの反射光の受光量を示すアナログ
信号であり、RFアンプ4で増幅された後、A/D変換
器5によってディジタル化される。ディジタル化された
読取信号は等化器6に供給される。等化器6は読取信号
の位相及び振幅を調整して復調器7に出力する。等化器
6が有する位相特性及び振幅特性はスキュー検出器8の
出力信号に応じて制御されるようになっている。
細に説明する。図1は本発明の一実施例である光ディス
クプレーヤを示している。この光ディスクプレーヤにセ
ットされた円盤状の光ディスク1にはディジタルデータ
がピット列として螺旋状又は同心円のトラックに沿って
記録されている。光ディスク1はスピンドルモータ2に
よって回転駆動され、光ディスク1に記録されたディジ
タルデータはピックアップ3によって光学的に読み出さ
れる。ピックアップ3から出力されるRF信号である読
取信号は、ピックアップ3において放射した光ビームに
よる光ディスク1からの反射光の受光量を示すアナログ
信号であり、RFアンプ4で増幅された後、A/D変換
器5によってディジタル化される。ディジタル化された
読取信号は等化器6に供給される。等化器6は読取信号
の位相及び振幅を調整して復調器7に出力する。等化器
6が有する位相特性及び振幅特性はスキュー検出器8の
出力信号に応じて制御されるようになっている。
【0009】なお、スピンドルモータ2の回転は図示し
ないサーボ回路において読取信号中に含まれるサーボ信
号に応じてフィードバック制御される。ピックアップ3
の受光器10は図2に示すように円形の受光面を形成す
る4つの受光素子10a〜10dからなる。受光素子1
0a〜10dの受光面は4等分に分割されている。その
分割方向はディスク半径方向及びトラック接線方向に対
応する。受光素子面10a〜10dのうちの受光素子1
0a,10bの各受光面が読取前方に位置し、受光素子
10c,10dの各受光面が読取後方に位置する。すな
わち、光ディスク1の回転によりトラック上の各ピット
の読取が受光素子10a,10b側から受光素子10
c,10d側へ通過していくように配置される。
ないサーボ回路において読取信号中に含まれるサーボ信
号に応じてフィードバック制御される。ピックアップ3
の受光器10は図2に示すように円形の受光面を形成す
る4つの受光素子10a〜10dからなる。受光素子1
0a〜10dの受光面は4等分に分割されている。その
分割方向はディスク半径方向及びトラック接線方向に対
応する。受光素子面10a〜10dのうちの受光素子1
0a,10bの各受光面が読取前方に位置し、受光素子
10c,10dの各受光面が読取後方に位置する。すな
わち、光ディスク1の回転によりトラック上の各ピット
の読取が受光素子10a,10b側から受光素子10
c,10d側へ通過していくように配置される。
【0010】受光素子10a,10bの出力には加算器
12が接続され、また受光素子10c,10dの出力に
は加算器13が接続されている。加算器12は受光素子
10aの出力信号と受光素子10bの出力信号とを加算
し、加算器13は受光素子10cの出力信号と受光素子
10dの出力信号とを加算する。この加算器12の出力
信号から加算器13の出力信号が減算器14によって差
し引かれる。減算器14の出力信号がタンジェンシャル
スキュー信号である。また、加算器12,13の各出力
信号が加算器11によって加算された後、上記したよう
に読取信号としてRFアンプ4に供給される。
12が接続され、また受光素子10c,10dの出力に
は加算器13が接続されている。加算器12は受光素子
10aの出力信号と受光素子10bの出力信号とを加算
し、加算器13は受光素子10cの出力信号と受光素子
10dの出力信号とを加算する。この加算器12の出力
信号から加算器13の出力信号が減算器14によって差
し引かれる。減算器14の出力信号がタンジェンシャル
スキュー信号である。また、加算器12,13の各出力
信号が加算器11によって加算された後、上記したよう
に読取信号としてRFアンプ4に供給される。
【0011】なお、図示しないが、受光素子10a,1
0cの各出力信号の和信号から受光素子10b,10d
の各出力信号の和信号を差し引いて得られる信号がフォ
ーカスエラー信号であり、受光素子10b,10cの各
出力信号の和信号から受光素子10a,10dの各出力
信号の和信号を差し引いて得られる信号がトラッキング
エラー信号である。更に、タンジェンシャルスキュー信
号を得るだけならば、受光面はディスク半径方向に2分
割で良いことは明らかである。
0cの各出力信号の和信号から受光素子10b,10d
の各出力信号の和信号を差し引いて得られる信号がフォ
ーカスエラー信号であり、受光素子10b,10cの各
出力信号の和信号から受光素子10a,10dの各出力
信号の和信号を差し引いて得られる信号がトラッキング
エラー信号である。更に、タンジェンシャルスキュー信
号を得るだけならば、受光面はディスク半径方向に2分
割で良いことは明らかである。
【0012】等化器6は全域通過フィルタからなり、具
体的には例えば、図3に示すにように、IIR型のディ
ジタルフィルタからなる。すなわち、このディジタルフ
ィルタにおいては、読取信号が供給される入力端には係
数乗算器31及び遅延素子32が接続されている。遅延
素子32の出力には係数乗算器33及び遅延素子34が
接続されている。係数乗算器31,33の各出力及び遅
延素子34の出力は加算器36に接続されている。加算
器36の出力には遅延素子37が接続されている。遅延
素子37の出力には係数乗算器38及び遅延素子39が
接続されている。遅延素子39の出力には更に係数乗算
器40が接続されている。係数乗算器38,40の各出
力も加算器36に接続されている。
体的には例えば、図3に示すにように、IIR型のディ
ジタルフィルタからなる。すなわち、このディジタルフ
ィルタにおいては、読取信号が供給される入力端には係
数乗算器31及び遅延素子32が接続されている。遅延
素子32の出力には係数乗算器33及び遅延素子34が
接続されている。係数乗算器31,33の各出力及び遅
延素子34の出力は加算器36に接続されている。加算
器36の出力には遅延素子37が接続されている。遅延
素子37の出力には係数乗算器38及び遅延素子39が
接続されている。遅延素子39の出力には更に係数乗算
器40が接続されている。係数乗算器38,40の各出
力も加算器36に接続されている。
【0013】遅延素子32,34,37,39の各遅延
時間は1サンプリング周期(1T)に相当する。よっ
て、乗算器33に供給されるデータは乗算器31に供給
されるデータより1サンプル前のデータであり、遅延素
子34を経て加算器36に供給されるデータは乗算器3
1に供給されるデータより2サンプル前のデータであ
る。乗算器38,40についても同様である。乗算器3
3の乗算係数はa1、乗算器31の乗算係数はa2、乗算
器38の乗算係数は−a1、乗算器40の乗算係数は−
a2である。
時間は1サンプリング周期(1T)に相当する。よっ
て、乗算器33に供給されるデータは乗算器31に供給
されるデータより1サンプル前のデータであり、遅延素
子34を経て加算器36に供給されるデータは乗算器3
1に供給されるデータより2サンプル前のデータであ
る。乗算器38,40についても同様である。乗算器3
3の乗算係数はa1、乗算器31の乗算係数はa2、乗算
器38の乗算係数は−a1、乗算器40の乗算係数は−
a2である。
【0014】かかるディジタルフィルタは2次フィルタ
であるが、図4に示すように更に乗算器81,82及び
遅延素子83,84を加えて3次のディジタルフィルタ
として構成しても良い。N次のディジタルフィルタの伝
達関数H(z)は、単位遅延演算子z-1を用いて示す
と、
であるが、図4に示すように更に乗算器81,82及び
遅延素子83,84を加えて3次のディジタルフィルタ
として構成しても良い。N次のディジタルフィルタの伝
達関数H(z)は、単位遅延演算子z-1を用いて示す
と、
【0015】
【数1】
【0016】で与えられる。乗算器31,33,38,
40の各係数a1,a2をタンジェンシャルスキュー信号
に応じて設定する。この係数設定のために係数設定回路
15が設けられている。この係数設定回路15は例え
ば、マイクロコンピュータからなり、検出され得るタン
ジェンシャルスキュー信号各々に対応する係数a1,a2
を予め記憶したROM等のメモリを有し、実際に供給さ
れるタンジェンシャルスキュー信号に対応する係数
a1,a2を検索して等化器6の乗算器31,33,3
8,40に割り当てるのである。
40の各係数a1,a2をタンジェンシャルスキュー信号
に応じて設定する。この係数設定のために係数設定回路
15が設けられている。この係数設定回路15は例え
ば、マイクロコンピュータからなり、検出され得るタン
ジェンシャルスキュー信号各々に対応する係数a1,a2
を予め記憶したROM等のメモリを有し、実際に供給さ
れるタンジェンシャルスキュー信号に対応する係数
a1,a2を検索して等化器6の乗算器31,33,3
8,40に割り当てるのである。
【0017】なお、等化器6においては、図3に示した
ようなディジタルフィルタを2つ直列に接続し、一方の
ディジタルフィルタを振幅特性調整用、他方のディジタ
ルフィルタを位相特性調整用とすることができる。ま
た、DSP(ディジタルシグナルプロセッサ)を用いて
ディジタル信号処理により上記のようなディジタルフィ
ルタを構成しても良い。
ようなディジタルフィルタを2つ直列に接続し、一方の
ディジタルフィルタを振幅特性調整用、他方のディジタ
ルフィルタを位相特性調整用とすることができる。ま
た、DSP(ディジタルシグナルプロセッサ)を用いて
ディジタル信号処理により上記のようなディジタルフィ
ルタを構成しても良い。
【0018】光ディスク1にそのディスク半径方向にス
キューがある場合にはピックアップから出力された読取
信号の振幅特性は変化するが、トラック接線方向にスキ
ューがある場合にはその読取信号の振幅特性と共に位相
特性が変化する。図5はスキューがない場合の読取信号
の振幅特性を示しており、図6は−(マイナス)方向に
スキューがある場合の読取信号の振幅特性を示してい
る。+(プラス)方向にスキューがある場合の特性は−
方向にスキューがある場合の特性と同一である。このよ
うにスキューがある場合にはスキューの方向に関係なく
読取信号の振幅レベルが低下する。なお、+方向のスキ
ュー及び−方向のスキューとは図7に示すような状態を
いう。すなわち、光ディスク1に対してピックアップ3
内の対物レンズ3aがXで示すように傾いているときに
+方向のスキューが生じており、ピックアップ3内の対
物レンズ3aがYで示すように傾いているときに−方向
のスキューが生じていることになる。
キューがある場合にはピックアップから出力された読取
信号の振幅特性は変化するが、トラック接線方向にスキ
ューがある場合にはその読取信号の振幅特性と共に位相
特性が変化する。図5はスキューがない場合の読取信号
の振幅特性を示しており、図6は−(マイナス)方向に
スキューがある場合の読取信号の振幅特性を示してい
る。+(プラス)方向にスキューがある場合の特性は−
方向にスキューがある場合の特性と同一である。このよ
うにスキューがある場合にはスキューの方向に関係なく
読取信号の振幅レベルが低下する。なお、+方向のスキ
ュー及び−方向のスキューとは図7に示すような状態を
いう。すなわち、光ディスク1に対してピックアップ3
内の対物レンズ3aがXで示すように傾いているときに
+方向のスキューが生じており、ピックアップ3内の対
物レンズ3aがYで示すように傾いているときに−方向
のスキューが生じていることになる。
【0019】一方、図8はスキューがない場合の読取信
号の位相特性を示しており、図9は−方向にスキューが
ある場合の読取信号の位相特性を示しており、図10は
+方向にスキューがある場合の読取信号の位相特性を示
している。このように位相特性はスキューの傾き方向に
応じて互いに逆特性となる。光ディスク1のトラック接
線方向にスキューがある場合には、スキュー検出器の減
算器14から得られるタンジェンシャルスキュー信号は
傾きの大きさと共に方向を示しているので、そのタンジ
ェンシャルスキュー信号に応じて係数設定回路15は読
取信号の伝送特性としての振幅特性及び位相特性の変化
分を修正するように係数a1,a2を設定する。よって、
等化器6の振幅補正特性及び位相補正特性が係数設定回
路15の係数設定によって定まるので等化器6において
読取信号の振幅及び位相が補償される。
号の位相特性を示しており、図9は−方向にスキューが
ある場合の読取信号の位相特性を示しており、図10は
+方向にスキューがある場合の読取信号の位相特性を示
している。このように位相特性はスキューの傾き方向に
応じて互いに逆特性となる。光ディスク1のトラック接
線方向にスキューがある場合には、スキュー検出器の減
算器14から得られるタンジェンシャルスキュー信号は
傾きの大きさと共に方向を示しているので、そのタンジ
ェンシャルスキュー信号に応じて係数設定回路15は読
取信号の伝送特性としての振幅特性及び位相特性の変化
分を修正するように係数a1,a2を設定する。よって、
等化器6の振幅補正特性及び位相補正特性が係数設定回
路15の係数設定によって定まるので等化器6において
読取信号の振幅及び位相が補償される。
【0020】図11は本発明の他の実施例を示してい
る。この実施例においては、タンジェンシャルスキュー
信号はローパスフィルタ(LPF)又はバンドパスフィ
ルタ(BPF)からなる帯域制限器21を介してウイン
ドコンパレータ22に供給される。ウインドコンパレー
タ22は2つの比較器23,24と、直列に接続された
3つの抵抗25〜27からなる基準電圧発生回路とから
構成されている。直列に接続された抵抗25〜27の両
端のうちの抵抗25側の一端には電圧Veeが印加され、
抵抗27側の一端には電圧Vccが印加され、抵抗25,
26の接続点から第1の基準電圧VTH1が得られ、抵抗
26,27の接続点から第2の基準電圧VT H2が得られ
る。第1の基準電圧VTH1は第2の基準電圧VTH2より低
い。比較器23は帯域制限器21を介したタンジェンシ
ャルスキュー信号が第2の基準電圧V TH2より大である
とき高レベル信号を発生し、第2の基準電圧VTH2以下
であるとき低レベル信号を発生する。また、比較器24
は帯域制限器21を介したタンジェンシャルスキュー信
号が第1の基準電圧VTH1より大であるとき高レベル信
号を発生し、第1の基準電圧VTH1以下であるとき低レ
ベル信号を発生する。比較器23の出力はインバータ2
8を介してAND回路29の一方の入力に接続されてい
る。比較器24の出力はAND回路29の他方の入力と
共にインバータ30に接続されている。比較器23の出
力信号VH、AND回路29の出力信号VM及びインバー
タ30の出力信号VLがウインドコンパレータ22の出
力信号となっている。
る。この実施例においては、タンジェンシャルスキュー
信号はローパスフィルタ(LPF)又はバンドパスフィ
ルタ(BPF)からなる帯域制限器21を介してウイン
ドコンパレータ22に供給される。ウインドコンパレー
タ22は2つの比較器23,24と、直列に接続された
3つの抵抗25〜27からなる基準電圧発生回路とから
構成されている。直列に接続された抵抗25〜27の両
端のうちの抵抗25側の一端には電圧Veeが印加され、
抵抗27側の一端には電圧Vccが印加され、抵抗25,
26の接続点から第1の基準電圧VTH1が得られ、抵抗
26,27の接続点から第2の基準電圧VT H2が得られ
る。第1の基準電圧VTH1は第2の基準電圧VTH2より低
い。比較器23は帯域制限器21を介したタンジェンシ
ャルスキュー信号が第2の基準電圧V TH2より大である
とき高レベル信号を発生し、第2の基準電圧VTH2以下
であるとき低レベル信号を発生する。また、比較器24
は帯域制限器21を介したタンジェンシャルスキュー信
号が第1の基準電圧VTH1より大であるとき高レベル信
号を発生し、第1の基準電圧VTH1以下であるとき低レ
ベル信号を発生する。比較器23の出力はインバータ2
8を介してAND回路29の一方の入力に接続されてい
る。比較器24の出力はAND回路29の他方の入力と
共にインバータ30に接続されている。比較器23の出
力信号VH、AND回路29の出力信号VM及びインバー
タ30の出力信号VLがウインドコンパレータ22の出
力信号となっている。
【0021】ウインドコンパレータ22の出力信号は等
化器41に供給される。この等化器41にはピックアッ
プからの読取信号がRFアンプを介して供給される。等
化器41においては、読取信号が供給されるようにされ
た2つの位相補正器42,43と、3つのスイッチ44
〜46とが設けられている。位相補正器42,43は互
いに異なる位相補正特性を有している。例えば、位相補
正器42は図9に示した−方向にスキューがある場合の
読取信号を位相補正する特性を有し、位相補正器43は
図10に示した+方向にスキューがある場合の読取信号
を位相補正する特性を有している。スイッチ44は位相
補正器42の出力に接続されており、インバータ30の
出力信号VLに応じてオンとなり、オン時には位相補正
器42によって位相補正された読取信号を復調器47に
中継する。スイッチ45はこの等化器41の入力に直接
接続されており、AND回路29の出力信号VMに応じ
てオンとなり、オン時にはRFアンプから供給された読
取信号を復調器47にそのまま中継する。スイッチ46
は位相補正器43の出力に接続されており、比較器23
の出力信号VHに応じてオンとなり、オン時には位相補
正器43によって位相補正された読取信号を復調器47
に中継する。
化器41に供給される。この等化器41にはピックアッ
プからの読取信号がRFアンプを介して供給される。等
化器41においては、読取信号が供給されるようにされ
た2つの位相補正器42,43と、3つのスイッチ44
〜46とが設けられている。位相補正器42,43は互
いに異なる位相補正特性を有している。例えば、位相補
正器42は図9に示した−方向にスキューがある場合の
読取信号を位相補正する特性を有し、位相補正器43は
図10に示した+方向にスキューがある場合の読取信号
を位相補正する特性を有している。スイッチ44は位相
補正器42の出力に接続されており、インバータ30の
出力信号VLに応じてオンとなり、オン時には位相補正
器42によって位相補正された読取信号を復調器47に
中継する。スイッチ45はこの等化器41の入力に直接
接続されており、AND回路29の出力信号VMに応じ
てオンとなり、オン時にはRFアンプから供給された読
取信号を復調器47にそのまま中継する。スイッチ46
は位相補正器43の出力に接続されており、比較器23
の出力信号VHに応じてオンとなり、オン時には位相補
正器43によって位相補正された読取信号を復調器47
に中継する。
【0022】かかる構成においては、帯域制限器21に
供給されるタンジェンシャルスキュー信号は図2に示し
た構成において得られたものである。帯域制限器21を
介したタンジェンシャルスキュー信号のレベルをViと
すると、そのViが 、Vi<VTH1であるとき比較器2
3,24共に低レベル出力となり、インバータ30の出
力信号VLが高レベルとなる。出力信号VH及びVMは共
に低レベルとなる。この出力信号VLの高レベルによっ
てスイッチ44がオンとなる。よって、位相補正器42
によって位相補正された読取信号が復調器47に供給さ
れることになる。次に、タンジェンシャルスキュー信号
のレベルViが、 VTH1<Vi<VTH 2であるとき比較
器23は低レベル出力となり、比較器24は高レベル出
力となるので、AND回路29の出力信号VMが高レベ
ルとなる。出力信号VH及びVLは共に低レベルとなる。
出力信号VMの高レベルによってスイッチ45がオンと
なる。よって、等化器41に供給された読取信号が位相
補正されることなくそのまま復調器47に供給されるこ
とになる。また、タンジェンシャルスキュー信号のレベ
ルViが、VTH2<Viであるとき比較器23,24共
に高レベル出力となり、出力信号VHが高レベルとして
スイッチ46に供給される。このとき出力信号VM及び
VLは共に低レベルとなる。この出力信号VHの高レベル
によってスイッチ46がオンとなる。よって、位相補正
器43によって位相補正された読取信号が復調器47に
供給され、再生信号として復調されることになる。
供給されるタンジェンシャルスキュー信号は図2に示し
た構成において得られたものである。帯域制限器21を
介したタンジェンシャルスキュー信号のレベルをViと
すると、そのViが 、Vi<VTH1であるとき比較器2
3,24共に低レベル出力となり、インバータ30の出
力信号VLが高レベルとなる。出力信号VH及びVMは共
に低レベルとなる。この出力信号VLの高レベルによっ
てスイッチ44がオンとなる。よって、位相補正器42
によって位相補正された読取信号が復調器47に供給さ
れることになる。次に、タンジェンシャルスキュー信号
のレベルViが、 VTH1<Vi<VTH 2であるとき比較
器23は低レベル出力となり、比較器24は高レベル出
力となるので、AND回路29の出力信号VMが高レベ
ルとなる。出力信号VH及びVLは共に低レベルとなる。
出力信号VMの高レベルによってスイッチ45がオンと
なる。よって、等化器41に供給された読取信号が位相
補正されることなくそのまま復調器47に供給されるこ
とになる。また、タンジェンシャルスキュー信号のレベ
ルViが、VTH2<Viであるとき比較器23,24共
に高レベル出力となり、出力信号VHが高レベルとして
スイッチ46に供給される。このとき出力信号VM及び
VLは共に低レベルとなる。この出力信号VHの高レベル
によってスイッチ46がオンとなる。よって、位相補正
器43によって位相補正された読取信号が復調器47に
供給され、再生信号として復調されることになる。
【0023】なお、図11の構成においては等化器41
では読取信号の位相補正だけをするようにしているが、
振幅補正器を含むようにしても良い。図12は本発明の
他の実施例としてスキュー検出器を示している。このス
キュー検出器においては、ピックアップからの読取信号
がRFアンプを介して供給されるようになっている。こ
の読取信号は+方向用等化器51、−方向用等化器52
及びPLL回路53に供給される。+方向用等化器51
は図10に示した+方向にスキューがある場合の読取信
号を位相補正する特性を有し、−方向用等化器52は図
9に示した−方向にスキューがある場合の読取信号を位
相補正する特性を有している。PLL回路53は読取信
号中から1T(単位ピット間隔)を周期とするクロック
信号を検出する。+方向用等化器51の出力には比較器
54が接続されている。比較器54は+方向用等化器5
1を経た読取信号を2値化するためにその読取信号レベ
ルが閾値以上であるとき高レベル出力を発生し、その読
取信号レベルが閾値より小であるとき低レベル出力を発
生する。比較器54の出力にはD型のフリップフロップ
からなるラッチ回路55が接続され、ラッチ回路55は
PLL回路53からのクロック信号に応じて比較器54
の出力信号を保持出力する。ラッチ回路55により保持
された信号は1T検出回路56に出力される。1T検出
回路56はPLL回路53からのクロック信号に応じた
単位ピット間隔で“010”又は“101”を示す符号
列の信号がラッチ回路55から供給されたとき1Tを示
す信号が出力されたと判別して1T検出パルスを発生す
る。
では読取信号の位相補正だけをするようにしているが、
振幅補正器を含むようにしても良い。図12は本発明の
他の実施例としてスキュー検出器を示している。このス
キュー検出器においては、ピックアップからの読取信号
がRFアンプを介して供給されるようになっている。こ
の読取信号は+方向用等化器51、−方向用等化器52
及びPLL回路53に供給される。+方向用等化器51
は図10に示した+方向にスキューがある場合の読取信
号を位相補正する特性を有し、−方向用等化器52は図
9に示した−方向にスキューがある場合の読取信号を位
相補正する特性を有している。PLL回路53は読取信
号中から1T(単位ピット間隔)を周期とするクロック
信号を検出する。+方向用等化器51の出力には比較器
54が接続されている。比較器54は+方向用等化器5
1を経た読取信号を2値化するためにその読取信号レベ
ルが閾値以上であるとき高レベル出力を発生し、その読
取信号レベルが閾値より小であるとき低レベル出力を発
生する。比較器54の出力にはD型のフリップフロップ
からなるラッチ回路55が接続され、ラッチ回路55は
PLL回路53からのクロック信号に応じて比較器54
の出力信号を保持出力する。ラッチ回路55により保持
された信号は1T検出回路56に出力される。1T検出
回路56はPLL回路53からのクロック信号に応じた
単位ピット間隔で“010”又は“101”を示す符号
列の信号がラッチ回路55から供給されたとき1Tを示
す信号が出力されたと判別して1T検出パルスを発生す
る。
【0024】1T検出回路56の簡単な構成としては、
クロック信号に応じてラッチ回路55の出力信号を保持
する3ビットのシフトレジスタと、そのシフトレジスタ
の保持出力と上記の符号列の信号とを比較する比較器と
からなるものがある。1T検出回路56の出力にはカウ
ンタ57が接続されている。カウンタ57は1T検出回
路56から出力された1T検出パルスを計数する。
クロック信号に応じてラッチ回路55の出力信号を保持
する3ビットのシフトレジスタと、そのシフトレジスタ
の保持出力と上記の符号列の信号とを比較する比較器と
からなるものがある。1T検出回路56の出力にはカウ
ンタ57が接続されている。カウンタ57は1T検出回
路56から出力された1T検出パルスを計数する。
【0025】+方向用等化器51と同様に、−方向用等
化器52の出力にも比較器59、ラッチ回路60、1T
検出回路61及びカウンタ62からなる構成が接続され
ている。なお、カウンタ57,62は所定の周期でリセ
ットされる。カウンタ57,62の出力には比較器63
が接続されており、カウンタ57,62の計数値の大小
が判別される。比較器63の出力信号がスキュー方向を
示す信号である。
化器52の出力にも比較器59、ラッチ回路60、1T
検出回路61及びカウンタ62からなる構成が接続され
ている。なお、カウンタ57,62は所定の周期でリセ
ットされる。カウンタ57,62の出力には比較器63
が接続されており、カウンタ57,62の計数値の大小
が判別される。比較器63の出力信号がスキュー方向を
示す信号である。
【0026】光ディスク1に記録されたディジタルデー
タが例えば、(1,7)RLL符号であれば、ピット及
びランドの最小反転間隔は2Tであり、最大反転間隔は
8Tとなっている。よって、光ディスク1には2T〜8
Tの7種類のピット及びランドを用いてディジタルデー
タが記録されている。このように記録されたディジタル
データを読み取る際に、ディスク1とピックアップ3と
の間にスキューが生じると、読取信号の高域成分が悪化
する。すなわち、(1,7)RLL符号である場合に、
最も高い周波数は1/2Tであるが、図9、図10に示
したように高周波成分の位相は大きくずれるため、誤っ
て読み取られることが多い。これにより、最小反転間隔
2Tの部分が存在し得ないはずの1Tとして読み取られ
ることになるのである。 かかる構成のスキュー検出器
はこの1Tを検出することによりスキューの方向を検出
するのである。
タが例えば、(1,7)RLL符号であれば、ピット及
びランドの最小反転間隔は2Tであり、最大反転間隔は
8Tとなっている。よって、光ディスク1には2T〜8
Tの7種類のピット及びランドを用いてディジタルデー
タが記録されている。このように記録されたディジタル
データを読み取る際に、ディスク1とピックアップ3と
の間にスキューが生じると、読取信号の高域成分が悪化
する。すなわち、(1,7)RLL符号である場合に、
最も高い周波数は1/2Tであるが、図9、図10に示
したように高周波成分の位相は大きくずれるため、誤っ
て読み取られることが多い。これにより、最小反転間隔
2Tの部分が存在し得ないはずの1Tとして読み取られ
ることになるのである。 かかる構成のスキュー検出器
はこの1Tを検出することによりスキューの方向を検出
するのである。
【0027】スキュー検出器においては、ピックアップ
3からの読取信号が+方向用等化器51によって位相補
正された後、比較器54において閾値と比較される。+
方向用等化器51は、+方向のスキューによって生じた
位相歪を補償するが、−方向のスキューによって生じた
位相歪を補償せず、むしろ強調させる。比較器54の出
力信号はラッチ回路55によってクロック信号に応じて
保持され、その保持出力が1T検出回路56に供給され
る。この保持出力から1T検出回路56によって1つの
1Tが検出されると、カウンタ57が1を計数する。こ
の+方向用等化器51、比較器54、ラッチ回路55、
1T検出回路56及びカウンタ57からなる部分では、
+方向のスキューによって生じた位相歪は+方向用等化
器51によって補償されるので、所定の周期内における
−方向のスキューによる1Tの発生回数が計数され、同
様に−方向用等化器52、比較器59、ラッチ回路6
0、1T検出回路61及びカウンタ62からなる部分で
は、−方向のスキューによって生じた位相歪は−方向用
等化器52によって補償されるので、所定の周期内の+
方向のスキューによる1Tの発生回数が計数される。カ
ウンタ57,62の計数値が比較器63において比較さ
れ、カウンタ57の計数値がカウンタ62の計数値より
大であれば、比較器63の出力信号は−方向のスキュー
の発生を示す信号となり、一方、カウンタ57の計数値
がカウンタ62の計数値より小であれば、比較器63の
出力信号は+方向のスキューの発生を示す信号となる。
3からの読取信号が+方向用等化器51によって位相補
正された後、比較器54において閾値と比較される。+
方向用等化器51は、+方向のスキューによって生じた
位相歪を補償するが、−方向のスキューによって生じた
位相歪を補償せず、むしろ強調させる。比較器54の出
力信号はラッチ回路55によってクロック信号に応じて
保持され、その保持出力が1T検出回路56に供給され
る。この保持出力から1T検出回路56によって1つの
1Tが検出されると、カウンタ57が1を計数する。こ
の+方向用等化器51、比較器54、ラッチ回路55、
1T検出回路56及びカウンタ57からなる部分では、
+方向のスキューによって生じた位相歪は+方向用等化
器51によって補償されるので、所定の周期内における
−方向のスキューによる1Tの発生回数が計数され、同
様に−方向用等化器52、比較器59、ラッチ回路6
0、1T検出回路61及びカウンタ62からなる部分で
は、−方向のスキューによって生じた位相歪は−方向用
等化器52によって補償されるので、所定の周期内の+
方向のスキューによる1Tの発生回数が計数される。カ
ウンタ57,62の計数値が比較器63において比較さ
れ、カウンタ57の計数値がカウンタ62の計数値より
大であれば、比較器63の出力信号は−方向のスキュー
の発生を示す信号となり、一方、カウンタ57の計数値
がカウンタ62の計数値より小であれば、比較器63の
出力信号は+方向のスキューの発生を示す信号となる。
【0028】図13は図12のスキュー検出器を改良し
た実施例を示しており、同一部分は同一符号を用いてい
る。このスキュー検出器においては、ピックアップから
の読取信号はRFアンプを介して+方向用等化器51、
−方向用等化器52及びPLL回路53と共にフラット
等化器65に供給される。フラット等化器65はフラッ
トな位相特性を有している。このフラット等化器65の
出力には+方向用等化器51,−方向用等化器52と同
様に、比較器66、ラッチ回路67、1T検出回路68
及びカウンタ69からなる構成が接続されている。カウ
ンタ69はカウンタ57,62と共に所定の周期でリセ
ットされる。カウンタ57,62,69の計数値は比較
器70で比較される。
た実施例を示しており、同一部分は同一符号を用いてい
る。このスキュー検出器においては、ピックアップから
の読取信号はRFアンプを介して+方向用等化器51、
−方向用等化器52及びPLL回路53と共にフラット
等化器65に供給される。フラット等化器65はフラッ
トな位相特性を有している。このフラット等化器65の
出力には+方向用等化器51,−方向用等化器52と同
様に、比較器66、ラッチ回路67、1T検出回路68
及びカウンタ69からなる構成が接続されている。カウ
ンタ69はカウンタ57,62と共に所定の周期でリセ
ットされる。カウンタ57,62,69の計数値は比較
器70で比較される。
【0029】比較器70はカウンタ57,62の計数値
の大小に応じてスキュー方向を示す信号を発生すると共
にカウンタ57の計数値とカウンタ69の計数値との差
又はカウンタ62の計数値とカウンタ69の計数値との
差からスキューの大きさを示す信号を出力する。この比
較器70から出力される2つの信号はタンジェンシャル
スキュー信号として上記した係数設定回路15に供給さ
れる。係数設定回路15は比較器70の出力信号に応じ
て読取信号の位相特性の変化分を修正するように係数a
1,a2を設定し、これにより等化器6の位相特性が係数
設定回路15の係数設定によって定まるので等化器6に
おいて読取信号の位相が補償される。
の大小に応じてスキュー方向を示す信号を発生すると共
にカウンタ57の計数値とカウンタ69の計数値との差
又はカウンタ62の計数値とカウンタ69の計数値との
差からスキューの大きさを示す信号を出力する。この比
較器70から出力される2つの信号はタンジェンシャル
スキュー信号として上記した係数設定回路15に供給さ
れる。係数設定回路15は比較器70の出力信号に応じ
て読取信号の位相特性の変化分を修正するように係数a
1,a2を設定し、これにより等化器6の位相特性が係数
設定回路15の係数設定によって定まるので等化器6に
おいて読取信号の位相が補償される。
【0030】図14は更に、本発明の他の実施例を示し
ている。この実施例においては、+方向用等化器51、
比較器54、ラッチ回路55、1T検出回路56及びカ
ウンタ57からなる部分で所定の周期内の+方向のスキ
ューによる1Tの発生回数が計数され、−方向用等化器
52、比較器59、ラッチ回路60、1T検出回路61
及びカウンタ62からなる部分で所定の周期内の−方向
のスキューによる1Tの発生回数が計数され、フラット
等化器65、比較器66、ラッチ回路67、1T検出回
路68及びカウンタ69からなる部分で所定の周期内に
おけるピックアップ3からの読取信号そのままの1Tの
発生回数が計数される。カウンタ57,62,69には
比較器71が接続されている。比較器71はカウンタ5
7,62,69の各計数値のうちで最小値のものを検出
し、その検出結果を示すコントロール信号を発生する。
このコントロール信号はセレクタ72に供給される。セ
レクタ72はラッチ回路55,60,67のいずれか1
の出力信号を中継出力する。すなわち、カウンタ57の
計数値が最小値であれば、ラッチ回路55の出力信号が
後段の復調器(図示せず)に供給され、カウンタ62の
計数値が最小値であれば、ラッチ回路60の出力信号が
復調器に供給され、カウンタ69の計数値が最小値であ
れば、ラッチ回路67の出力信号が復調器に供給され
る。
ている。この実施例においては、+方向用等化器51、
比較器54、ラッチ回路55、1T検出回路56及びカ
ウンタ57からなる部分で所定の周期内の+方向のスキ
ューによる1Tの発生回数が計数され、−方向用等化器
52、比較器59、ラッチ回路60、1T検出回路61
及びカウンタ62からなる部分で所定の周期内の−方向
のスキューによる1Tの発生回数が計数され、フラット
等化器65、比較器66、ラッチ回路67、1T検出回
路68及びカウンタ69からなる部分で所定の周期内に
おけるピックアップ3からの読取信号そのままの1Tの
発生回数が計数される。カウンタ57,62,69には
比較器71が接続されている。比較器71はカウンタ5
7,62,69の各計数値のうちで最小値のものを検出
し、その検出結果を示すコントロール信号を発生する。
このコントロール信号はセレクタ72に供給される。セ
レクタ72はラッチ回路55,60,67のいずれか1
の出力信号を中継出力する。すなわち、カウンタ57の
計数値が最小値であれば、ラッチ回路55の出力信号が
後段の復調器(図示せず)に供給され、カウンタ62の
計数値が最小値であれば、ラッチ回路60の出力信号が
復調器に供給され、カウンタ69の計数値が最小値であ
れば、ラッチ回路67の出力信号が復調器に供給され
る。
【0031】なお、等化器としてはピックアップからの
アナログ信号のままで処理するものでも良いし、ディジ
タル信号に変換してディジタル処理するものでも良い。
アナログ信号のままで処理するものでも良いし、ディジ
タル信号に変換してディジタル処理するものでも良い。
【0032】
【発明の効果】本発明の光ディスクプレーヤにおいて
は、ピックアップ手段から光ディスクの記録面に照射さ
れた光ビームに対する光ディスクの記録面の照射部分の
傾き量を検出し、ピックアップ手段から出力された読取
信号の伝送特性を検出した傾き量に応じて制御するの
で、光ディスクのトラック接線方向に存在する撓みや歪
みによる読取信号の波形歪を補償することができ、記録
データを正確に再生することができる。
は、ピックアップ手段から光ディスクの記録面に照射さ
れた光ビームに対する光ディスクの記録面の照射部分の
傾き量を検出し、ピックアップ手段から出力された読取
信号の伝送特性を検出した傾き量に応じて制御するの
で、光ディスクのトラック接線方向に存在する撓みや歪
みによる読取信号の波形歪を補償することができ、記録
データを正確に再生することができる。
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】スキュー検出器の具体的構成を示す図である。
【図3】等化器の具体的構成として2次のディジタルフ
ィルタを示す図である。
ィルタを示す図である。
【図4】等化器の具体的構成として3次のディジタルフ
ィルタを示す図である。
ィルタを示す図である。
【図5】スキューがない場合の読取信号の振幅特性を示
す図である。
す図である。
【図6】−方向にスキューがある場合の読取信号の振幅
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図7】+方向のスキュー及び−方向のスキューをディ
スクとピックアップの対物レンズとの関係で示す図であ
る。
スクとピックアップの対物レンズとの関係で示す図であ
る。
【図8】スキューがない場合の読取信号の位相特性を示
す図である。
す図である。
【図9】−方向にスキューがある場合の読取信号の位相
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図10】+方向にスキューがある場合の読取信号の位
相特性を示す図である。
相特性を示す図である。
【図11】本発明の他の実施例を示す図である。
【図12】スキュー検出器の他の構成を示すブロック図
である。
である。
【図13】スキュー検出器の他の構成を示すブロック図
である。
である。
【図14】本発明の他の実施例を示す図である。
1 光ディスク 2 スピンドルモータ 3 ピックアップ 8 スキュー検出器 6,41 等化器 10 受光器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅澤 勝 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号パイ オニア株式会社総合研究所内
Claims (8)
- 【請求項1】 光ディスクに記録されたデータを読み取
って再生する光ディスクプレーヤであって、 前記光ディスクの記録面に光ビームを照射してその反射
光を受光して受光量に応じた読取信号を生成するピック
アップ手段と、 前記光ビームに対する前記光ディスクの記録面の照射部
分の傾き量を検出するスキュー検出手段と、 前記スキュー検出手段により検出された前記傾き量に応
じて前記読取信号の伝送特性を制御する等化手段とを備
えたことを特徴とする光ディスクプレーヤ。 - 【請求項2】 前記スキュー検出手段は前記傾き量とし
て前記光ディスクのトラック接線方向のものを検出する
ことを特徴とする請求項1記載の光ディスクプレーヤ。 - 【請求項3】 前記等化手段は、位相特性及び振幅特性
のうちの少なくとも1の特性を可変にされていることを
特徴とする請求項1記載の光ディスクプレーヤ。 - 【請求項4】 前記スキュー検出手段は、前記光ディス
クのトラック接線方向に直角な方向に2分割された受光
面を有し各分割面毎に受光量に応じた出力信号を発生す
る受光器と、前記受光面の2つの分割面による出力信号
の差を前記傾き量を示すスキュー信号として算出して前
記等化手段に出力する手段とからなることを特徴とする
請求項1記載の光ディスクプレーヤ。 - 【請求項5】 前記等化手段は、前記スキュー信号が第
1基準値以下のとき第1補正信号を発生し、前記スキュ
ー信号が前記第1基準値より大でかつ前記第1基準値よ
り大なる第2の基準値以下であるとき補正停止信号を発
生し、前記スキュー信号が前記第2の基準値より大であ
るとき第2補正信号を発生する比較手段と、前記第1補
正信号に応じて前記読取信号の位相を補正する第1位相
補正器と、前記第2補正信号に応じて前記読取信号の位
相を前記第1位相補正器の位相補正とは逆特性で補正す
る第2位相補正器と、前記補正停止信号に応じて前記読
取信号をそのまま中継出力する手段とを有することを特
徴とする請求項4記載の光ディスクプレーヤ。 - 【請求項6】 前記スキュー検出手段は、前記読取信号
を入力し所定の位相補正特性を有する第1等化器と、前
記読取信号から得られるクロック信号に応じて単位ビッ
ト間隔で前記第1等化器の出力信号を所定の閾値で2値
化する第1の2値化手段と、前記第1の2値化手段の出
力信号の符号列から最小反転間隔より小なる反転間隔を
検出したとき第1検出パルスを発生する手段と、第1検
出パルスの発生数を計数する第1カウンタと、前記読取
信号を入力し前記所定の位相補正特性とは逆の位相補正
特性を有する第2等化器と、前記読取信号から得られる
クロック信号に応じて単位ビット間隔で前記第2等化器
の出力信号を所定の閾値で2値化する第2の2値化手段
と、前記第2の2値化手段の出力信号の符号列から最小
反転間隔より小なる反転間隔を検出したとき第2検出パ
ルスを発生する手段と、第2検出パルスの発生数を計数
する第2カウンタと、前記第1及び第2カウンタの計数
値の大小を比較してその比較結果を傾き方向を示す信号
として出力する比較手段とを有することを特徴とする請
求項1記載の光ディスクプレーヤ。 - 【請求項7】 前記スキュー検出手段は、更に、前記読
取信号を入力しフラットな位相特性を有する第3等化器
と、前記読取信号から得られるクロック信号に応じて単
位ビット間隔で前記第3等化器の出力信号を所定の閾値
で2値化する第3の2値化手段と、前記第3の2値化手
段の出力信号の符号列から最小反転間隔より小なる反転
間隔を検出したとき第3検出パルスを発生する手段と、
第3検出パルスの発生数を計数する第3カウンタとを有
し、前記比較手段は、前記第1、第2及び第3カウンタ
の各計数値の大小を比較してその比較結果を傾き方向及
び傾きの大きさを示す信号として出力することを特徴と
する請求項6記載の光ディスクプレーヤ。 - 【請求項8】 前記等化手段は、ディジタルフィルタか
ら構成され、前記スキュー検出手段により検出された前
記傾き量に応じて前記ディジタルフィルタの乗算器の乗
算係数を変化させることにより前記ディジタルフィルタ
の位相特性を変化させることを特徴とする請求項1記載
の光ディスクプレーヤ。
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JP7005268A JPH08194948A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 光ディスクプレーヤ |
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JP7005268A JPH08194948A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 光ディスクプレーヤ |
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- 1995-01-17 JP JP7005268A patent/JPH08194948A/ja active Pending
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