JP2007164903A - 光ディスク装置のフォーカスサーボ復帰処理方法及び光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置のフォーカスサーボ復帰処理方法及び光ディスク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】CLV方式の光ディスク装置において、記録中にフォーカス落ちが発生してピックアップリターン処理を実行すると、回転待ち時間が増大し、フォーカスサーボ復帰処理時間が増大するという問題がある。
【解決手段】フォーカス外れが発生し、リトライによるフォーカス引き込みができない場合、その半径位置Rでの回転数Aを算出する。次に、現在倍速(CLV6X)における最内周位置での回転数Bを算出する。次に、フォーカスサーボ復帰後に記録を再開する半径位置における回転数Cを算出する。次に、他倍速のピックアップリターン位置における回転数Dを算出する。次に、上記回転数A,B,C,Dの関係から、フォーカス外れからピックアップリターン時、ピックアップリターン後のサーボ復帰、サーボ復帰後のアクセス動作の全ての条件で、回転数差が最も少なくなるようにピックアップリターン時の回転倍速を選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスク装置に係り、特に記録動作中にフォーカス外れあるいはフォーカスサーボ落ちが発生した場合のフォーカスサーボ復帰処理方法に関する。
光ディスク装置、特にDVDにおいては、データの記録時にはディスクが一定の線速度となるように回転するCLV(Constant Linear Velocity)方式が適用され、データの再生時にはディスクの回転数を一定にするCAV(Constant Angular Velocity)方式が適用されている。このような光ディスク装置において、データの記録時にフォーカス外れが発生した場合は、フォーカス外れが発生した半径位置においてフォーカスサーボをかけ直すリトライ処理を実行するが、そのリトライにおいてフォーカスを引き込むことができない場合は、ディスクの最内周位置でフォーカスサーボをかけ直すピックアップリターン処理を実行する。
特許文献1には、CLV方式で記録された光ディスクをCLV方式にて再生する光ディスク再生装置において、再生時のスピンアップ処理の開始から読み取り待機状態になるまでの処理中のスピンドルモータの回転制御をCAV方式で行うことにより、光学ヘッドのフォーカスが外れた場合でもCLVの再引き込みを行う動作が必要なく、ディスクの回転待ち時間が少なくて、内外周へのシーク時間が短縮され、安定した制御ができ、スピンアップ時間の短縮を達成できることが記載されている。
特表2000―42608号公報
特許文献1には、記録時にフォーカス外れが発生した場合の復帰処理についての記載はないが、一般的には、上記のとおり、フォーカス外れが発生した半径位置においてフォーカスサーボをかけ直すリトライ処理を実行し、リトライによっても引き込みができない場合は、フォーカス外れが発生した倍速においてスピンドルモータをスピンアップし、光学ヘッドをディスクの最内周に移動し、フォーカスサーボをかけ直すピックアップリターン処理を実行する。CLV制御の場合、線速度一定の論理からディスクの内周側ほど回転数が大きくなる。例えば、フォーカス外れがディスクの最外周で発生した場合にピックアップリターン処理を実行すると、一旦、内周の回転数に合わせるためにディスクの回転を高速回転にし、再度、最外周にアクセスするために低速回転にするという処理になり、回転待ち時間が増大し、フォーカスサーボ復帰処理時間が増大するという問題がある。
本発明の目的は、光ディスク装置において、記録時のフォーカス外れ起因するフォーカスサーボ復帰処理に要する時間を短縮することである。
上記目的を達成するために、本発明の代表的な光ディスク装置のフォーカスサーボ復帰処理方法においては、
光ディスクに対してCLV方式での記録中にフォーカス外れが発生した場合、その半径位置(R)でフォーカスサーボをかけ直すステップと、
前記ステップでフォーカスサーボをかけ直すことができない場合、前記半径位置(R)での前記光ディスクの回転数(A)を算出するステップと、
ピックアップリターン後にフォーカスサーボをかけ直す位置における回転数(B)を算出するステップと、
フォーカスサーボをかけ直した後に記録を再開する半径位置(S)における回転数(C)を算出するステップと、
前記記録時の倍速と異なる倍速でのピックアップリターン後にフォーカスサーボをかけ直す位置における回転数(D)を算出するステップと、
前記回転数(A),(B),(C),(D)を基に、前記回転数(A)に対して回転数差が少ない倍速を選択するステップと、
前記選択した倍速においてフォーカスサーボのかけ直しを行うステップと、
フォーカスサーボをかけ直した後、前記半径位置(S)における前記光ディスクの回転数を前記回転数(C)に制御するステップと、を含むことを特徴とする。
前記光ディスク装置のフォーカスサーボ復帰処理方法において、前記各倍速におけるフォーカスサーボをかけ直す位置は、前記光ディスクの内周位置であり、望ましくは最内周位置である。
前記光ディスク装置のフォーカスサーボ復帰処理方法において、前記回転数(A)に対して回転数差が少ない倍速を選択するステップでは、((B)−(A))+((B)−(C))>((D)−(A))+((D)−(C))が成立する倍速を選択する。
上記目的を達成するために、本発明の光ディスク装置においては、
挿入された光ディスクを回転させるスピンドルモータと、
前記スピンドルモータの回転数を制御するスピンドルモータ制御部と、
前記光ディスクにレーザビームを照射してデータを記録し、該光ディスクからの反射光を検出して再生信号を出力するピックアップと、
前記ピックアップからの再生信号を入力して当該ピックアップのフォーカス誤差信号を出力する信号処理回路と、
前記信号処理回路からのフォーカス誤差信号に基いて前記ピックアップのフォーカスを制御するフォーカス制御回路と、
前記スピンドルモータ制御回路を制御する制御部とを有し、
前記光ディスクに対してCLV方式での記録中にフォーカス外れが発生した場合、前記フォーカス制御回路はその半径位置(R)でフォーカスサーボをかけ直す処理を実行し、
前記処理においてフォーカスサーボをかけ直すことができない場合、前記制御部は前記半径位置(R)での前記光ディスクの回転数(A)を算出し、ピックアップリターン後にフォーカスサーボをかけ直す位置における回転数(B)を算出し、フォーカサーボをかけ直した後に記録を再開する半径位置(S)における回転数(C)を算出し、前記記録時の倍速と異なる倍速でのピックアップリターン後にフォーカスサーボをかけ直す位置における回転数(D)を算出し、前記回転数(A),(B),(C),(D)を基に、前記回転数(A)に対して回転数差が少ない倍速を選択し、
前記フォーカス制御回路は前記選択された倍速においてフォーカスサーボのかけ直しを行い、フォーカスサーボをかけ直した後、前記光ディスクの回転数を前記回転数(C)に制御し、前記半径位置(S)から記録を再開することを特徴とする。
本発明によれば、光ディスク装置において、記録時のフォーカス外れに起因するフォーカスサーボ復帰処理に要する時間を短縮することができる。
図5に本発明が適用される光ディスク装置(例えばDVD)のブロック構成図を示す。光ディスク装置100はCLV方式を用いてデータの記録および再生を行う。光ディスク102はターンテーブル104に載置され、スピンドルモータ106によりCLV方式にて回転制御される。スピンドルモータ106の回転はスピンドルモータ制御部108により制御され、スピンドルモータ制御部108は制御部(以下、マイクロプロセッサという)110により制御される。光学ヘッドであるピックアップ112はスレッドモータ114のシャフト116に保持され、スレッドモータ114によりディスク102の半径方向に移動される。スレッドモータ114はスレッドモータドライバ118に駆動され、スレッドモータドライバ118はスレッドモータ制御部120により制御される。スレッドモータ制御部120はマイクロプロセッサ110の指示を受けスレッドモータドライバ118を制御する。メモリ111には、マイクロプロセッサ110がスピンドルモータ制御部108およびスレッドモータ制御部120を制御するために必要な命令や制御データが格納されている。
ピックアップ112の内部には、レーザダイオード、レーザダイオードからのレーザビームを光ディスクに照射しフォーカスさせる対物レンズ、光ディスクからの反射光を検出するためのフォトディテクタ等が搭載されている。ピックアップ112で検出されたディスクからの反射光は電気信号に変換され、再生信号としてアナログ信号処理回路(以下、信号処理回路と略す)122に出力される。信号処理回路122では、ピックアップ112からの再生信号(アナログ信号)をデジタル化し、再生データとして復調する。また、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号を生成する。再生データは上位装置に送信され、フォーカスエラー信号はフォーカス制御回路124に出力され、トラッキングエラー信号はトラッキング制御回路126に出力される。
フォーカス制御回路124でフォーカスエラー信号に基いてフォーカス制御量が生成され、トラッキング制御回路126でトラッキングエラー信号に基いてトラッキング制御量が生成される。これらの制御量はアクチュエータドライバ128に出力され、アクチェータドライバ128の制御により、ピックアップ112のフォーカシングとトラッキングが制御される。
次に上記した光ディスク装置100で実行される本発明の実施例1におけるピックアップリターン処理(フォーカスサーボ復帰処理)を図1および図2を参照して説明する。なお、以下の処理はマイクロプロセッサ110の制御の基に各制御部で実行されるものである。図1に示すようにCLV方式のDVDにおいて、6倍速(CLV6X)にて記録しているときに(ステップ200)、ディスクの半径位置35mm近辺(R)でフォーカス外れが発生し(ステップ202)、ピックアップリターン処理を実行する必要が生じた場合ついて説明する。まず、CLV制御時のピックアップリターン処理の制限事項として次の2つの制限事項がある。1つは、ピックアップリターン後にフォーカスサーボをかけ直した後、IDを読むことにより現在半径位置を確認する必要がある。2つ目は、IDを読むために、当該倍速で光ディスクの半径位置に応じた線速度を一定に保つ回転速度になるまで、光ディスクの回転数を整定する必要がある。
フォーカス外れが発生した場合(ステップ202)、フォーカス外れが発生した半径位置(R)でリトライによるフォーカスサーボのかけ直しを行い、フォーカス引き込みができた場合は当該倍速にて記録動作を再開する。フォーカス引き込みができない場合(ステップ204)、ピックアップリターン実施前にその半径位置(R)での現在回転数(A)をメモリ111に格納する(ステップ206)。現在回転数(A)は、スピンドルモータ106から出力されるエンコーダパルス幅を測定する方法や、ピックアップ112の現在半径位置(R)と現在制御中の回転倍速(CLV6X)から算出することができる。次に、現在倍速(CLV6X)におけるフォーカスサーボのかけ直し位置(内周、望ましくは最内周)での回転数(B)を算出し、メモリ111に格納する(ステップ208)。回転数(B)は、ピックアップリターン動作時のピックアップの位置は固定であるため、現在制御中の倍速から算出することができる。次に、フォーカスサーボ復帰後に記録動作を再開する目標半径位置(S)における回転数Cを算出し、メモリ111に格納する(ステップ210)。記録再開時の回転数Cは、多くの場合、フォーカス外れが発生したときの回転数(A)と同じものになる。次に、本光ディスク装置100が備える他倍速のピックアップリターン位置における回転数(D)を算出し、メモリ111に格納する(ステップ212)。本光ディスク装置100においてはCLV制御における記録倍速を複数有しており、回転数(D)は各CLV倍速における最内周位置での回転数から算出することができる。
次にステップ214において、上記回転数(A),(B),(C),(D)の関係から、フォーカス外れからピックアップリターン時、ピックアップリターン後のサーボ復帰、サーボ復帰後のアクセス動作の全ての条件で、回転数差が最も少なくなるようにピックアップリターン時の回転倍速を制御する。具体的には、回転数差X((B)−(A))+((B)−(C))>回転数差Z((D)−(A))+((D)−(C))を判定し、回転数差が最も小さくなる回転数(D)となる倍速を選択する。図1の例では、上記条件を満足するので、最内周位置での回転数(D)がフォーカスサーボ落ちの回転数(A)に最も近い、すなわち4倍速(CLV4X)の回転数を選択する。次に、スピンドルモータ106の回転数を4倍速の最内周位置の回転数(D)になるように制御し(ステップ216)、ピックアップ112をディスク102の最内周半径位置に移動させ(ステップ218)、フォーカス制御回路124の制御によりフォーカスサーボをかけ直す。その後、4倍速CLV状態で、最内周にてIDを読み取り、半径位置の確認を行う(ステップ222)。半径位置の確認ができたら、スピンドルモータ106を再度6倍速(CLV6X)の回転数になるように制御し、ピックアップ112を半径位置(S)に移動させ、記録動作を再開する(ステップ224)。
上記制御方法によれば、フォーカス外れから、ピックアップリターン、サーボ復帰、記録再開までの一連の動作において、スピンドルモータの回転数制御の際の回転数差が少なく、回転数整定までの時間を短くすることができる。したがって、フォーカスサーボ復帰処理の時間を短縮することができる。
なお、フォーカ外れが図1のディスク半径位置55mm近傍で発生した場合は、フォーカスサーボ復帰処理のために制御するスピンドルモータの回転数差が最も少ない倍速は、2倍速(CLV2X)であることがわかる。また、図2のステップ214において、回転数差X((B)−(A))+((B)−(C))>回転数差Z((D)−(A))+((D)−(C))の条件を満たさない場合は、ステップ300〜ステップ308に示すように、当該倍速(CLV6X)においてフォーカスサーボ復帰処理を行う。すなわち、スピンドルモータ106の回転数が回転数(B)になるように制御し(ステップ300)、ピックアップ112をディスクの最内周半径位置に移動し(ステップ302)、その位置でフォーカスサーボのかけ直しを行い(ステップ304)、スピンドルモータ106の回転数が整定しフォーカスサーボがかかったらIDを読み出して現在半径位置を確認し(ステップ306)、その後、スピンドルモータ106を制御して元の半径位置における目標回転数(C)に制御し、ピックアップ112を元の半径位置に移動し、記録の再開を行う。
次に図3および図4を参照して本発明の実施例2について説明する。上記実施例1は、フォーカス外れが発生した場合のスピンドルモータの回転制御方法であるが、この制御方法はCAV方式からCLV方式への切替え時、あるいはCLV方式からCAV方式への切替え時にも適用することができる。DVD+RWの場合、Finalizeをしないで記録を終了することができる規格になっており、この方式で記録した光ディスク102はCAV方式で再生を開始するが、外周未記録領域に突入する前に、CLV方式に切替える処理を実施している。CAV方式ではトラッキング検出方式に位相差法(DPD)を使用しており、記録済みの領域からしか誤差信号を得ることができない。これに対してCLV方式では、プッシュプル法(DPP)を使用するために未記録部でもトラッキングサーボをかけることができる。したがって、外周に未記録部が存在することが予めわかっている場合には、未記録部突入保護のために、CAV方式からCLV方式に切替える処理を行う。ここで、サーボのモード切替えに伴い、CAV方式でのフォーカスサーボを落としてCLV方式でのフォーカスサーボのかけ直しを実施する。このような場合にもピックアップリターン処理が実行されるので、回転数を把握し、適切な倍速制御を行うことで、回転数差を減らすことができ、切替え処理時間を短縮することが可能となる。
図4を参照して実施例2の具体的な処理を説明する。12倍速(CAV12X)のCAV方式で回転制御されている光ディスク102に対してピックアップ112により内周から外周に向けて記録を実行しているとき、ディスクの半径位置(R′)57mm近辺でCAV方式からCLV方式への切替えが発生した場合、そのときのスピンドルモータ106の回転数(A′)をスピンドルモータ106から出力されるエンコーダパルス幅を測定することにより算出し、メモリ111に格納する。次にフォーカスサーボ復帰後のCLV方式(6倍速)での目標回転数(C′)と、その倍速(CLV6X)におけるフォーカスサーボかけ直し位置(最内周)での回転数(B′)を算出し、メモリ111に格納する。次に、目標の倍速(CLV6X)よりも低倍速(CLV4X)のピックアップリターン位置における回転数(D′)を算出し、メモリ111に格納する。
マイクロプロセッサ110はメモリ111に格納された上記回転数を基に、回転数差X′((B′)−(A′))+((B′)−(C′))>回転数差Z′((D′)−(A′))+((D′)−(C′))を判定し、上記条件を満たす場合は、スピンドルモータ106の回転数を回転数(D′)に制御し、ピックアップ112をディスクの最内周位置に移動し、フォーカスサーボをかけ直す。その後、IDを読んで現在半径位置を確認し、IDが確認できたら、スピンドルモータ106の回転数を目標の倍速(CLV6X)に復帰し、ピックアップ112を元の半径位置(R′)57mm近傍に移動し、記録動作を再開する。
上記実施例2においても、制御する回転数差を少なくすることができるため、回転方式の切替え時におけるフォーカスサーボ復帰処理時間を短縮することができる。
本発明の実施例1におけるスピンドルモータの回転制御方式を説明するための図である。 実施例1におけるフォーカスサーボ復帰処理手順を示すフローチャートである。 実施例2における回転制御方式の切替え時点を示す図である。 実施例2におけるスピンドルモータの回転制御方式を説明するための図である。 実施例1及び2のスピンドルモータの回転制御方式が適用される光ディスク装置のブロック構成図である。
符号の説明
100…光ディスク装置、
102…光ディスク、
104…ターンテーブル、
106…スピンドルモータ、
108…スピンドルモータ制御部、
110…マイクロプロセッサ(制御部)、
111…メモリ、
112…ピックアップ、
114…スレッドモータ、
116…シャフト、
118…スレッドモータドライバ、
120…スレッドモータ制御部、
122…アナログ信号処理回路、
124…フォーカス制御回路、
126…トラッキング制御回路、
128…アクチュエータドライバ。

Claims (7)

  1. 光ディスクに対してCLV方式での記録中にフォーカス外れが発生した場合、その半径位置(R)でフォーカスサーボをかけ直すステップと、
    前記ステップでフォーカスサーボをかけ直すことができない場合、前記半径位置(R)での前記光ディスクの回転数(A)を算出するステップと、
    ピックアップリターン後にフォーカスサーボをかけ直す位置における回転数(B)を算出するステップと、
    フォーカスサーボをかけ直した後に記録を再開する半径位置(S)における回転数(C)を算出するステップと、
    前記記録時の倍速と異なる倍速でのピックアップリターン後にフォーカスサーボをかけ直す位置における回転数(D)を算出するステップと、
    前記回転数(A),(B),(C),(D)を基に、前記回転数(A)に対して回転数差が少ない倍速を選択するステップと、
    前記選択した倍速においてフォーカスサーボのかけ直しを行うステップと、
    フォーカスサーボをかけ直した後、前記半径位置(S)における前記光ディスクの回転数を前記回転数(C)に制御するステップと、
    を含むことを特徴とする光ディスク装置のフォーカスサーボ復帰処理方法。
  2. 前記各倍速におけるフォーカスサーボをかけ直す位置は、前記光ディスクの内周位置であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置のフォーカスサーボ復帰処理方法。
  3. 前記回転数(A)に対して回転数差が少ない倍速を選択するステップでは、((B)−(A))+((B)−(C))>((D)−(A))+((D)−(C))が成立する倍速を選択することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置のフォーカスサーボ復帰処理方法。
  4. 光ディスクに対してCAV方式で内周から外周に向けて記録を実行しているときにCLV方式への切替えが発生した場合、その半径位置(R′)での前記光ディスクの回転数(A′)を算出するステップと、
    CLV方式でのフォーカスサーボかけ直し後の目標回転数(C′)と、その倍速におけるフォーカスサーボかけ直し位置での回転数(B′)を算出するステップと、
    目標の倍速よりも低倍速でのフォーカスサーボかけ直し位置における回転数(D′)を算出するステップと、
    前記回転数(A′),(B′),(C′),(D′)を基に、前記回転数(A′)に対して回転数差が少ない倍速を選択するステップと、
    前記選択した倍速においてフォーカスサーボのかけ直しを行うステップと、
    フォーカスサーボをかけ直した後、前記半径位置(R′)における前記光ディスクの回転数を前記回転数(C′)に制御するステップと、
    を含むことを特徴とする光ディスク装置のフォーカスサーボ復帰処理方法。
  5. 前記回転数(A′)に対して回転数差が少ない倍速を選択するステップでは、((B′)−(A′))+((B′)−(C′))>((D′)−(A′))+((D′)−(C′))が成立する倍速を選択することを特徴とする請求項4記載の光ディスク装置のフォーカスサーボ復帰処理方法。
  6. 挿入された光ディスクを回転させるスピンドルモータと、
    前記スピンドルモータの回転数を制御するスピンドルモータ制御部と、
    前記光ディスクにレーザビームを照射してデータを記録し、該光ディスクからの反射光を検出して再生信号を出力するピックアップと、
    前記ピックアップからの再生信号を入力して当該ピックアップのフォーカス誤差信号を出力する信号処理回路と、
    前記信号処理回路からのフォーカス誤差信号に基いて前記ピックアップのフォーカスを制御するフォーカス制御回路と、
    前記スピンドルモータ制御回路を制御する制御部とを有し、
    前記光ディスクに対してCLV方式での記録中にフォーカス外れが発生した場合、前記フォーカス制御回路はその半径位置(R)でフォーカスサーボをかけ直す処理を実行し、
    前記処理においてフォーカスサーボをかけ直すことができない場合、前記制御部は前記半径位置(R)での前記光ディスクの回転数(A)を算出し、ピックアップリターン後にフォーカスサーボをかけ直す位置における回転数(B)を算出し、フォーカサーボをかけ直した後に記録を再開する半径位置(S)における回転数(C)を算出し、前記記録時の倍速と異なる倍速でのピックアップリターン後にフォーカスサーボをかけ直す位置における回転数(D)を算出し、前記回転数(A),(B),(C),(D)を基に、前記回転数(A)に対して回転数差が少ない倍速を選択し、
    前記フォーカス制御回路は前記選択された倍速においてフォーカスサーボのかけ直しを行い、フォーカスサーボをかけ直した後、前記光ディスクの回転数を前記回転数(C)に制御し、前記半径位置(S)から記録を再開することを特徴とする光ディスク装置。
  7. 前記回転数(A)に対して回転数差が少ない倍速を選択するステップでは、((B)−(A))+((B)−(C))>((D)−(A))+((D)−(C))が成立する倍速を選択することを特徴とする請求項6記載の光ディスク装置。

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