JP2001250311A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2001250311A
JP2001250311A JP2000063806A JP2000063806A JP2001250311A JP 2001250311 A JP2001250311 A JP 2001250311A JP 2000063806 A JP2000063806 A JP 2000063806A JP 2000063806 A JP2000063806 A JP 2000063806A JP 2001250311 A JP2001250311 A JP 2001250311A
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Japan
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chucking
eccentricity
disk
turntable
recording medium
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JP2000063806A
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English (en)
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Atsushi Osada
淳 長田
Masazumi Shiozawa
正純 塩澤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により、偏心量が所定の閾値以下
となるように再チャッキングを自動的に行うことが可能
な光ディスク装置を提供する。 【解決手段】 システムコントローラ10により、ター
ンテーブル7に装着されたディスク20の偏心量xが演
算され、偏心量xが閾値Aに達しているとフォーカスサ
ーボがOFFにされ、スピンドルモータ6が停止されチ
ャッキングが解除された第1モードか、スピンドルモー
タ6が低速に設定され緩チャッキング状態に設定された
第2モードが設定され、第1モード又は第2モードか
ら、再チャッキングが、偏心量xが閾値A以下になるま
で自動的に繰り返され、簡単な構成で、特に高速回転時
の書込・再生動作のチャッキング時に、偏心によりトラ
ッキングサーボの追従不能でのエラー発生でエラー処理
のリトライが頻繁に行われず、再生・書込動作の効率低
下が防止され、高精度の記録・再生動作が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置では、CD−ROMなど
の記録媒体ディスク(以下「ディスク」という)が装着
されたターンテーブルを所定の回転速度で回転し、光学
ピックアップによって、情報記録面に記録されている各
種の情報が読み出される。この場合、ディスクは、20
0rpm〜500rpm程度の標準速度で回転される
が、読出効率を向上させるために、ディスクを標準速度
の4倍速、6倍速、8倍速などの高速度で回転可能な光
ディスク装置が提案されている。このような倍速回転を
行って、ディスクが高速度で回転する場合には、ディス
クの偏芯、偏重心、軸偏心などが問題になってくる。
【0003】ここで偏芯とは、ディスクのセンタホール
中心がディスクの重心位置と一致しているが、センタホ
ール中心がトラックの中心と一致していない場合であ
り、偏重心とは、ディスクのセンタホール中心がトラッ
クの中心と一致しているが、センタホールの中心位置が
ディスクの重心位置と一致していない場合である。また
軸偏心とは、図7に示すように、ディスク20の回転重
心Dcと、センタホールの中心が一致しているが、実際
に回転が行われるターンテーブル7の回転重心Tcとデ
ィスク20の回転重心Dcとの間に偏差yがある場合で
ある。本明細書では、前述の偏軸、偏重心及び軸偏心を
含めて偏心と総称することにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような偏心は、プ
レス加工で行われるディスクの製造精度や、ディスクの
ターンテーブルへの装着時のチャッキング誤差によって
生じる。光ディスク装置の作動時に偏心が存在すると、
振動が発生して外部に騒音が発生することがあり、ま
た、偏心が大きいとトラッキングサーボが追従できなく
なることがあり、読出エラーが発生してエラー処理のリ
トライが頻繁に行われ、本来行われるべき、再生動作や
書込動作の効率が低下してしまう。
【0005】この種の偏心を補正するために、特開平1
1−66717号公報には、チャッキング動作後にター
ンテーブルの重心を移動させることにより、ディスクの
偏心を補償する方式が開示されている。また、特開平1
0−257710号公報には、ターンテーブル内に複数
の球状バランサを設け、ターンテーブルの回転に応じ
て、球状バランサが遠心力により安定位置に移動して、
自動的にバランスを取る方式が開示されている。さら
に、特開平10−257710号公報には、偏心量に応
じた速度でスピンドルモータの回転数を変化させて、偏
心による振動を最小限に抑制する方式が開示されてい
る。しかし、上記の開示に係る方式は、何れも装置の構
成が複雑で部品点数が多くなり、製造コスト上でも問題
が生じる。
【0006】本発明は、前述したような光ディスク装置
での偏心発生の現状に鑑みてなされたものであり、その
目的は、簡単な構成により、偏心量が所定の閾値以下と
なるように再チャッキングを自動的に行うことが可能な
光ディスク装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、記録媒体ディスクをターン
テーブルに保持するチャッキング手段と、該チャッキン
グ手段の保持動作を制御するチャッキング制御手段と、
前記チャッキング手段によって前記ターンテーブルに保
持される前記記録媒体ディスクの保持の偏心量を検出す
る偏心量検出手段と、前記ターンテーブルに保持される
前記記録媒体ディスクの保持の偏心量が、予め設定した
閾値を越えないように、前記ターンテーブルの回転と前
記チャッキング制御手段の動作とを制御することによ
り、前記記録媒体ディスクに対して再チャッキングを行
う再チャッキング制御手段とを有することを特徴とする
ものである。
【0008】このような手段によると、チャッキング手
段によりターンテーブルに保持される記録媒体ディスク
の保持の偏心量が検出され、検出される偏心量が所定値
を越えていると、再チャッキング制御手段によって、タ
ーンテーブルの回転とチャッキング手段の保持動作を制
御するチャッキング制御手段の動作とが制御され、ター
ンテーブルに保持される記録媒体ディスクの保持の偏心
量が、予め設定した閾値を越えないように、自動的に再
チャッキングが行われ、記録媒体ディスクは、偏心量が
所定の閾値を越えないようにターンテーブルに保持さ
れ、この保持状態で記録媒体ディスクに対する再生・記
録動作が行われ、特に高速回転時の書込・再生動作に際
して、偏心に基づくトラッキングサーボの追従不能によ
る読出エラーの発生でエラー処理のリトライが頻繁に行
われることがなく、再生動作や書込動作の効率の低下が
防止され、高精度の書込・再生動作が行われる。
【0009】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記再
チャッキング制御手段が、前記ターンテーブルの回転を
停止させ、前記チャッキング手段の保持力を解除させる
ように制御を行うことにより、前記記録媒体ディスクの
再チャッキング動作を制御することを特徴とするもので
ある。
【0010】このような手段によると、再チャッキング
制御手段が、ターンテーブルの回転を停止させ、チャッ
キング手段の保持力を解除させるように制御を行って、
記録媒体ディスクの再チャッキング動作を制御すること
により、請求項1記載の発明での作用が実行される。
【0011】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、前記再チャッキング制御手段が、前記
ターンテーブルの回転速度を低下させ、前記チャッキン
グ手段の保持力を低下させるように制御を行うことによ
り、前記記録媒体ディスクの再チャッキング動作を制御
することを特徴とするものである。
【0012】このような手段によると、再チャッキング
制御手段が、ターンテーブルの回転速度を低下させ、チ
ャッキング手段の保持力を低下させるように制御を行っ
て、記録媒体ディスクの再チャッキング動作を制御する
ことによって、請求項1記載の発明での作用が実行され
る。
【0013】同様に前記目的を達成するために、請求項
4記載の発明は、前記記録媒体ディスクの履歴偏心量デ
ータに基づき、前記再チャッキング実行の基準となる閾
値を補正する閾値補正手段が設けられていることを特徴
とするものである。
【0014】このような手段によると、請求項1記載の
発明での作用に加えて、閾値補正手段によって、記録媒
体ディスクの履歴偏心量データに基づいて、再チャッキ
ング実行の基準となる閾値が補正され、記録媒体ディス
クの所定の偏心量以内での再チャッキング動作が適確且
つ迅速に行われる。
【0015】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]本発明の第
1の実施の形態を、図1ないし図4を参照して説明す
る。図1は本実施の形態の構成を示すブロック図であ
り、図2は図1のチャッキング機構部分の構成を示す説
明図であり、図3は本実施の形態の第1モードの動作を
示すフローチャートであり、図4は本実施の形態の第2
モードの動作を示すフローチャートである。
【0016】本実施の形態に係る光ディスク装置には、
スピンドルモータ6によって軸芯を中心に回転駆動され
るターンテーブル7が設けられ、このターンテーブル7
にCD−ROM、オーディオCDなどのディスク20が
装着自在になっており、ターンテーブル7に対して、デ
ィスク20の装着及び装着解除を行うチャッキング機構
7aが設けられている。このチャッキング機構7aに
は、チャッキング機構7aを作動させるアクチュエータ
22が取り付けられ、アクチュエータ22には、アクチ
ュエータ22を駆動するアクチュエータドライバ23が
接続されている。
【0017】また、ディスク20に近接対向して、ディ
スク20に入射光を照射し、ディスク20からの反射光
を受光する光学ピックアップ1が配設されており、この
光学ピックアップ1には、レーザ光を放射するレーザダ
イオード4、ビームスプリッタと二軸機構3に保持され
た対物レンズ2を備えた光学系、及び反射光を受光する
ホトデテクタ5が設けられており、対物レンズ2は二軸
機構3によって、トラッキング方向及びフォーカス方向
に移動自在に保持されている。
【0018】前記ホトデテクタ5には、ホトデテクタ5
からの情報信号が入力されるRFアンプ9が接続され、
RFアンプ9の出力端子には、サーボ動作を制御するサ
ーボプロセッサ14、対物レンズ2からのレーザ光のト
ラックの横切りを検出するトラバースカウンタ19、及
び信号を2値化する2値化回路11が互いに並列に接続
されている。また、2値化回路11の出力端子は復号化
動作を行うデコーダ12と、サーボプロセッサ14とに
接続され、デコーダ12の出力端子は、インタフェース
13とサーボプロセッサ14とに接続され、インタフェ
ース13には、例えばホストコンピュータなどの外部装
置が接続されている。
【0019】一方、本実施の形態には、全体の動作を制
御するシステムコントローラ10が設けられ、このシス
テムコントローラ10には、サーボプロセッサ14、デ
コーダ12、及びインタフェース13が、信号の授受が
可能に接続されており、また、システムコントローラ1
0には、トランスバースカウンタ19の出力信号と、ス
ピンドルモータ6の回転情報信号とが入力され、さら
に、システムコントローラ10にはアクチュエータドラ
イバ23が接続されている。
【0020】そして、本実施の形態には、フォーカスコ
イルドライバ16aとトラッキングコイルドライバ16
bとを備え、二軸機構3を駆動する二軸ドライバ16が
設けられ、二軸ドライバ16の出力端子は、二軸機構3
に接続されており、サーボプロセッサ14の出力端子
が、フォーカスコイルドライバ16aとトラッキングコ
イルドライバ16bとにそれぞれ接続されている。さら
に、サーボプロセッサ14の出力端子は、光学ピックア
ップ1をディスク20の半径方向に移動させるスレッド
8を駆動するスレッドドライバ15、レーザダイオード
4を駆動するレーザドライバ18、及びスピンドルモー
タ6を回転駆動するスピンドルモータドライバ17に接
続され、スレッド機構8には光学ピックアップ1が取り
付けられ、レーザドライバ18はレーザダイオード4に
接続され、スピンドルモータドライバ17はスピンドル
モータ6に接続されている。
【0021】このような構成の本実施の形態の動作を、
ディスク20がCD−ROMの場合について説明する。
先ず、本実施の形態の全般的な動作について説明する。
ディスク20が図示せぬローディング機構によって、デ
ィスクドライブ装置に挿入されると、ディスク20はタ
ーンテーブル7に載せられ、センターホールがチャッキ
ング機構7aによりチャッキングされた状態で、ターン
テーブル7に装填される。そして、システムコントロー
ラ10の指令によって、サーボプロセッサ14から出力
される制御信号で作動するスピンドルモータドライバ1
7からの駆動信号により回転駆動するスピンドルモータ
6により、ディスク20はCLV(Constant
Linear Velocity:一定線速度)で回転
駆動され、光学ピックアップ1によって、ディスク20
の信号記録面に記録されているデータが再生される。
【0022】この記録動作に際しては、システムコント
ローラ10の指令によって、サーボプロセッサ14から
出力される制御信号によって、レーザドライバ18がレ
ーザダイオード4を駆動して、レーザダイオード4から
のレーザ光がディスク20に照射され、信号記録面から
の反射光がフォトデテクタ5で受光される。さらに、光
電変換された受光信号がRFアンプ9に入力され、RF
アンプ9からは、再生データとなる再生信号RFと、サ
ーボ制御信号となるプッシュプル信号PP、フォーカス
エラー信号FE、トラッキングエラー信号TE、及びプ
ルイン信号(和信号)PIが出力される。そして、再生
信号RFは2値化回路11に入力されて2値化され、得
られるEFM信号(8−16変調信号)が、デコーダ1
2に入力され、PLLによる帰還制御によりEFM復調
とエラー訂正が行われて、EFM信号はデコードされ、
インタフェース13を介して、インタフェース13に接
続される外部装置、例えばホストコンピュータに供給さ
れる。
【0023】一方、RFアンプ9からのフォーカスエラ
ー信号FE、トラッキングエラー信号TE、プッシュプ
ル信号PP、プルイン信号PIは、サーボプロセッサ1
4に入力され、システムコントローラ10の指令によっ
て、サーボプロセッサ14では、フォーカス、トラッキ
ング、スレッド、スピンドルのサーボドライブ信号が作
成される。この場合、フォーカスエラー信号FE、トラ
ッキングエラー信号TEに基づいて、フォーカスドライ
ブ信号FDR、トラッキングドライブ信号TDRが作成
され、二軸ドライバ16のフォーカスコイルドライバ1
6a、トラッキングコイルドライバ16bにそれぞれ入
力される。そして、二軸ドライバ16によって二軸機構
3が駆動され、対物レンズ3が二軸機構3によってトラ
ッキング方向とフォーカス方向とに移動制御される。
【0024】また、サーボプロセッサ14では、トラッ
キングエラー信号TEの低域波長成分から得られるスレ
ッドエラー信号と、システムコントローラ10からのア
クセス実行制御信号とに基づいて、スレッドドライブ信
号が作成され、このスレッドドライブ信号がスレッドド
ライバ15に入力され、スレッドドライバ15によっ
て、光学ピックアップ1がディスク20の半径方向に移
動される。さらに、サーボプロセッサ14は、システム
コントローラ10からの指令に基づいて、再生時にはレ
ーザドライブ信号をレーザドライバ18に入力し、レー
ザドライバ18の駆動によってレーザダイオード4がレ
ーザ光を発光する。
【0025】ところで、トラバースカウンタ19は、入
力されるトラッキングエラー信号TEを、0レベルを基
準にコンパレートし、コンパレートパルスを出力するコ
ンパレータと、コンパレートパルス数をカウントして、
トラック横断数を検出するトラバースパルスカウンタと
を備えている。そして、本実施の形態では、システムコ
ントローラ10に、偏心量検出手段と再チャック動作の
モード設定手段とが設けられ、偏心量の検出時には、偏
心量検出手段によって、ディスク20が回転駆動状態に
設定され、フォーカスサーボループはONとされ、トラ
ッキングサーボループはOFFとされ、対物レンズ2の
移動がトラッキング方向では固定状態に設定される。こ
の状態では、ディスク20が1回転すると、偏心の度合
いに応じて、対物レンズ2からのレーザ光は、所定の本
数のトラックを横切ることになる。従って、このような
状態で、ディスク20の1回転周期ごとにトラバースカ
ウンタ19のカウント値を検出することにより、ディス
ク20の偏心量算出データが取得され、得られた偏心量
算出データは、システムコントローラ10のRAMに格
納され、この偏心量算出データに基づいて、後述するよ
うに偏心量が演算される。
【0026】本実施の形態の以上に説明した再生動作時
における第1のモードでのチャッキングの制御動作を、
図3のフローチャートに基づいて説明する。図3のフロ
ーチャートのステップS1で、システムコントローラ1
0によって、ディスク20が図示せぬローディング機構
によって、ディスクドライブ装置に挿入されたか否かの
判定が行われ、ディスク20が挿入されたと判定される
とステップS2に進む。ステップS2では、システムコ
ントローラ10からの指令信号により、アクチェータド
ライバ23から駆動信号が出力され、この駆動信号によ
り作動するアクチュエータ22によってチャッキング機
構7aが駆動され、チャッキング機構7aによってディ
スク20のセンタホール部分がチャックされることによ
り、ディスク20がターンテーブル7上に装着される。
【0027】次いで、ステップS3に進んで、システム
コントローラ10の指令によって、サーボプロセッサ1
4から出力される制御信号によって、スピンドルモータ
ドライバ17から駆動信号が出力され、この駆動信号に
よってスピンドルモータ6が回転駆動される。そして、
ステップS4に進んで、システムコントローラ10の指
令によって、サーボプロセッサ14は、RFアンプ9か
ら取込まれるフォーカスエラー信号FEに基づいて、フ
ォーカスドライブ信号FDRを作成し、作成したフォー
カスドライブ信号が、二軸ドライバ16のフォーカスコ
イルドライバ16aに入力され、二軸機構3がフォーカ
ス方向に駆動制御されることにより、フォーカスサーボ
制御が行われ、レーザダイオード4からのレーザ光が、
ディスク20の信号記録面に合焦するように制御され
る。
【0028】ステップS5では、トラバースカウンタ1
9が、入力されるトラッキングエラー信号を0レベルを
基準としてコンパレートした状態で、スピンドルモータ
6からの回転情報により、ディスク20の1回転周期に
対応するコンパレートパルス数をカウントすることによ
り、トラック横断数の情報がシステムコントローラ10
に入力され、ステップS6に進んで、システムコントロ
ーラ10によって、トラバースパルスのカウント数を
N、トラックピッチをTpとして、偏心量xが、x=N
・Tp/4として演算される。
【0029】次いで、ステップS7に進んで、システム
コントローラ10によって、演算された偏心量xが、予
め設定した閾値Aのレベル以下であるか否かの判定が行
われ、偏心量xが閾値A以下であると判定されると、ス
テップS8に進んで、サーボプロセッサ14からのトラ
ッキングドライブ信号TDRによって、二軸ドライバ1
6のトラッキングコイルドライバ16bが駆動され、二
軸機構3がトラック方向に駆動制御される。そして、ス
テップS9に進んで、サーボプロセッサ14からの制御
信号によってスレッドドライバ15が作動状態となり、
スレッドドライバ15により駆動されるスレッド8によ
って、光学ピックアップ1がディスク20の半径方向に
移動制御され、ステップS10に進んで、ディスク20
に対して、記録信号の再生動作が行われる。
【0030】一方、ステップS7で、偏心量xが閾値以
下でないと判定されると、ステップS11に進んで、シ
ステムコントローラ10の指令によって、サーボプロセ
ッサ14からのフォーカスドライブ信号FDRの出力が
停止され、フォーカスサーボがOFFに設定され、ステ
ップS12に進んで、サーボプロセッサ14からスピン
ドルモータドライバ17への制御信号の入力が停止さ
れ、スピンドルモータ6が停止される。そして、ステッ
プS13に進んで、システムコントローラ10からの制
御信号によって、アクチュエータドライバ23はリリー
ス信号を出力し、このリリース信号によって、アクチュ
エータ22はチャッキング機構7aをリリースし、図2
(a)に示すチャッキング状態から、同図(b)に示す
ように、チャッキング機構7aが矢印Y1方向に移動し
て、ディスク20は、ターンテーブル7上でチャッキン
グが解除された状態となる。
【0031】ステップS13からステップS2に戻っ
て、すでに説明した手順が繰り返される。この手順にお
いて、ステップS13からステップS2に戻って行われ
る再チャッキングの動作においては、前回のチャッキン
グが解除されて、新しいチャッキングが異なる偏心状態
で行われるので、何度かこの再チャッキングを繰り返す
ことにより、ステップS7で偏心量xが閾値以下と判定
されることになり、ステップS8以下の手順に入ってデ
ィスク20に対して、記録信号の再生動作が行われる。
【0032】次に、本実施の形態の第2のモードでのチ
ャッキングの制御動作を、図4のフローチャートに基づ
いて説明する。図4のフローチャートにおけるステップ
S21ないしS30の手順は、すでに説明した図3のフ
ローチャートにおけるステップS1ないしステップS1
0の手順とそれぞれ同一の内容なので、重複する説明は
行わない。本モードでは、ステップS27において、偏
心量xが予め設定した閾値以下でないと判定されると、
ステップS31に進んで、システムコントローラ10の
指令によって、サーボプロセッサ14からのフォーカス
ドライブ信号FDRの出力が停止され、フォーカスサー
ボがOFFに設定され、ステップS32に進んで、サー
ボプロセッサ14からスピンドルモータドライバ17へ
入力される制御信号が変化され、スピンドルモータ6が
低速回転状態に設定される。次いで、ステップS33に
進んで、システムコントローラ10からの制御信号によ
って、アクチュエータドライバ23は緩チャッキング信
号を出力し、この緩チャッキング信号によって、アクチ
ュエータ22はチャッキング機構7aを緩チャッキング
状態とし、ディスク20は、ターンテーブル7に緩やか
にチャッキングされた状態となる。
【0033】そして、ステップS33からステップS2
22に戻って、すでに図3のフローチャートで説明した
ステップS2ないしステップS10と同一の手順が繰り
返される。この手順において、ステップS33からステ
ップS22に戻って行われる再チャッキングの動作にお
いては、チャッキング状態が緩いチャッキング状態に移
行された後に、新しいチャッキングが異なった偏心状態
で行われるので、何度かこの再チャッキングを繰り返す
ことにより、ステップS27で偏心量xが閾値以下と判
定されることになり、ステップS28以下の手順に入っ
てディスク20に対して、記録信号の再生動作が行われ
る。
【0034】このように、本実施の形態によると、シス
テムコントローラ10によって、ターンテーブル7に装
着されたディスク20の装着状態の偏心量xが演算さ
れ、演算された偏心量xが予め設定された閾値A以下で
あるか否かが判定され、偏心量xが閾値A以下でないと
判定されると、フォーカスサーボがOFFに設定され、
第1モードでは、スピンドルモータ6が停止され、且つ
チャッキング機構7aのチャッキングが解除され、第2
モードでは、スピンドルモータ6が低速回転状態に設定
され、且つチャッキング機構7aのチャッキングが緩チ
ャッキング状態に設定される。そして、スピンドルモー
タ6が停止され、且つチャッキング機構7aによるチャ
ッキング解除された状態、或いは、スピンドルモータ6
が低速回転状態に設定され、且つチャッキング機構7a
により緩チャッキングが設定された状態から、異なる偏
心状態での再チャッキングが、偏心量xが閾値A以下に
なるまで繰り返される。このために、本実施の形態によ
ると、簡単な構成により、特に高速回転時の書込・再生
動作に際して、チャッキング時の偏心に基づくトラッキ
ングサーボの追従不能による読出エラーの発生で、エラ
ー処理のリトライが頻繁に行われることがなく、再生動
作の効率が低下を防止して、高精度の再生動作を行うこ
とが可能になり、外部への偏心に起因する騒音の発生の
ない動作も可能になる。
【0035】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態を、図5及び図6を参照して説明する。図5は本
実施の形態の第1モードの動作を示すフローチャートで
あり、図6は本実施の形態の第2モードの動作を示すフ
ローチャートである。
【0036】本実施の形態は、すでに図1を参照して説
明した第1の実施の形態に対して、システムコントロー
ラ10に、ディスク20の履歴偏心量データに基づい
て、再チャッキング実行の基準となる閾値を補正する閾
値補正手段が新に設けられている。本実施の形態のその
他の部分の構成は、すでに説明した第1の実施の形態と
同一なので重複する説明は行わない。
【0037】本実施の形態の第1のモードでのチャッキ
ングの制御動作を、図5のフローチャートに基づいて説
明する。図5のフローチャートのステップS41で、シ
ステムコントローラ10によって、ディスク20が図示
せぬローディング機構によって、ディスクドライブ装置
に挿入されたか否かの判定が行われ、ディスク20が挿
入されたと判定されるとステップS42に進む。そし
て、システムコントローラ10からの指令信号により、
アクチェータドライバ23から出力される駆動信号によ
ってアクチュエータ22が作動し、チャッキング機構7
aが駆動され、チャッキング機構7aによりディスク2
0のセンタホール部分がチャックされることにより、デ
ィスク20がターンテーブル7上に装着される。
【0038】次いで、ステップS43に進んで、システ
ムコントローラ10の指令によって、サーボプロセッサ
14から出力される制御信号によって、スピンドルモー
タドライバ17から低速駆動信号が出力され、この低速
駆動信号によってスピンドルモータ6が低速回転駆動さ
れる。ステップS44では、各サーボ制御がON設定さ
れ、ステップS45に進んで、ディスク20のTOC
(Table of Contents)領域にTOC
情報が書込まれていると、このTOC情報が読み出され
てディスク20の種類が検出される。そして、TOC情
報に対応する履歴情報の最小偏心量データxminが格
納されている場合には、システムコントローラ10のメ
モリから対応する最小偏心量データxminが検索さ
れ、検索データがシステムコントローラ10のRAMに
格納される。
【0039】このようにして、TOC情報の読出処理が
終了すると、ステップS46に進んで、ディスク20の
ターンテーブル7上へのチャッキングが確認され、ステ
ップS47に進んで、システムコントローラ10の指令
によって、サーボプロセッサ14から出力される制御信
号によって、スピンドルモータドライバ17から標準速
度駆動信号が出力され、この標準速度駆動信号によって
スピンドルモータ6が標準速度で回転駆動される。そし
て、ステップS48に進んで、システムコントローラ1
0の指令によって、サーボプロセッサ14は、RFアン
プ9から取込まれるフォーカスエラー信号FEに基づき
フォーカスドライブ信号FDRを作成し、このフォーカ
スドライブ信号FDRが、二軸ドライバ16のフォーカ
スコイルドライバ16aに入力され、二軸機構3がフォ
ーカス方向に駆動制御されて、フォーカスサーボ制御が
行われ、レーザダイオード4からのレーザ光が、ディス
ク20の信号記録面に合焦するように制御される。
【0040】次いで、ステップS49では、トラバース
カウンタ19が、入力されるトラッキングエラー信号を
0レベルを基準としてコンパレートした状態で、スピン
ドルモータ6からの回転情報により、ディスク20の1
回転周期に対応するコンパレートパルス数をカウントす
ることにより、トラック横断数の情報がシステムコント
ローラ10に入力され、ステップS50に進んで、シス
テムコントローラ10によって、トラバースパルスのカ
ウント数をN、トラックピッチをTpとして、偏心量x
が、x=N・Tp/4として演算される。
【0041】そして、ステップS51に進んで、システ
ムコントローラ10によって、演算された偏心量xが、
予め設定した閾値Aのレベル以下であるか否かの判定が
行われ、偏心量xが閾値A以下であると判定されると、
ステップS52に進んで、サーボプロセッサ14からの
トラッキングドライブ信号TDRによって、二軸ドライ
バ16のトラッキングコイルドライバ16bが駆動さ
れ、二軸機構3がトラック方向に駆動制御される。次い
で、ステップS53に進んで、サーボプロセッサ14か
らの制御信号によってスレッドドライバ15が作動状態
となり、スレッドドライバ15により駆動されるスレッ
ド8によって、光学ピックアップ1がディスク20の半
径方向に移動制御され、ステップS54に進んで、ディ
スク20に対して、記録信号の再生動作が行われる。
【0042】一方、ステップS51で、偏心量xが閾値
に達していると判定されると、ステップS55に進ん
で、ステップS45の処理で使用中のディスク20から
TOC情報が読み出され、該TOC情報に対応する履歴
データである最小偏心量xminが検索されたか否かが
判定され、ステップS55の判定がYESであると、ス
テップS56に進んで、検索された最小偏心量データx
minに所定の定数が加算された値が閾値に補正設定さ
れ、演算された偏心量xについて、x<xmin+αの
判定が行われる。そして、ステップS56の判定がYE
Sであると、ステップS57に進んで、条件を満足した
偏心量データが、閾値判定データとしてシステムコント
ローラ10のメモリに格納され、ステップS52に進ん
で、以下はすでに説明した手順が実行される。
【0043】また、ステップS55の判定がNOである
と、ステップS58に進んで、チャッキングのリトライ
回数Cが、予め設定した基準回数nを越えたか否かが判
定され、ステップS58の判定がYESであると、ステ
ップS56に進んで、n回の再チャッキングで得られた
偏心量データ中の最小値xminに所定の定数を加算し
た値が閾値に補正設定され、演算された偏心量xについ
て、x<xmin+αの判定が行われる。そして、ステ
ップS56の判定がYESであると、ステップS57に
進んで、条件を満足した偏心量データが、履歴閾値判定
データとしてシステムコントローラ10のメモリに格納
され、ステップS52に進んで、以下はすでに説明した
手順が実行される。
【0044】一方、ステップS58の判定がNOである
と、ステップS59に進んで、x<xminの判定が行
われ、この判定がYESであると、ステップS60に進
んで、偏心量データxがxminとされてシステムコン
トローラ10のRAMに書込まれる。ステップS60で
の処理が終了した場合、或いはステップS59の判定が
NOであった場合、或いはステップS56の判定がNO
であった場合には、ステップS81に進んで、システム
コントローラ10の指令によって、サーボプロセッサ1
4からのフォーカスドライブ信号FDRの出力が停止さ
れ、フォーカスサーボがOFFに設定され、ステップS
82に進んで、サーボプロセッサ14からスピンドルモ
ータドライバ17への制御信号の入力が遮断されスピン
ドルモータ6が停止される。次いで、ステップS83に
進んで、システムコントローラ10からの制御信号によ
って、アクチュエータドライバ23はリリース信号を出
力し、このリリース信号によって、アクチュエータ22
はチャッキング機構7aをリリースし、ディスク20
は、ターンテーブル7でチャッキングが解除された状態
となる。そして、ステップS83からステップS2に戻
って、すでに説明した手順が繰り返される。
【0045】次に、本実施の形態の第2のモードでのチ
ャッキングの制御動作を、図6のフローチャートに基づ
いて説明する。
【0046】図6のフローチャートにおけるステップS
71ないしS84の手順は、すでに説明した図5のフロ
ーチャートにおけるステップS41ないしステップS5
4の手順とそれぞれ同一の内容であり、図6のフローチ
ャートにおけるステップS85ないしステップS91の
手順は、すでに説明した図5のフローチャートのステッ
プS55ないしステップS61の手順とそれぞれ同一の
内容なので、これらについては重複する説明は行わな
い。
【0047】本モードでは、ステップS91において、
システムコントローラ10の指令によって、サーボプロ
セッサ14からのフォーカスドライブ信号FDRの出力
が停止され、フォーカスサーボがOFFに設定される
と、ステップS92に進んで、サーボプロセッサ14か
らスピンドルモータドライバ17へ入力される制御信号
が変化され、スピンドルモータ6が低速回転状態に設定
される。さらに、ステップS93に進んで、システムコ
ントローラ10からの制御信号によって、アクチュエー
タドライバ23は緩チャッキング信号を出力し、この緩
チャッキング信号によって、アクチュエータ22はチャ
ッキング機構7aを緩チャッキング状態とし、ディスク
20は、ターンテーブル7に緩やかにチャッキングされ
た状態となる。そして、ステップS93からステップS
76に戻って、すでに図5のフローチャートで説明した
ステップS46ないしステップS54、判定条件によっ
ては、さらにステップS55ないしステップS60と同
一の手順が、ステップS76ないしステップS84、判
定条件によっては、ステップS85ないしステップS9
0において繰り返される。
【0048】このように、本実施の形態によると、第1
の実施の形態で得られる効果に加えて、システムコント
ローラ10に設けられた閾値補正手段によって、TOC
情報に対応する履歴最小偏心量データ、或いは、所定回
数の再チャッキングが行われたディスク20の最小偏心
量データを履歴偏心量データとして、この履歴偏心量デ
ータに基づいて、再チャッキング実行の基準となる閾値
が補正されるので、ディスク20の所定の偏心量以下の
条件での再チャッキング動作を適確且つ迅速に行うこと
が可能になる。
【0049】なお、以上の実施の形態では、ディスク2
0としてCD−ROMを使用し、CD−ROMの記録信
号の再生動作時のチャッキング制御動作を行う場合につ
いて説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定さ
れるものではなく、CD−R(Compact Dis
k−Recordable)、CD−RW(Compa
ct Disk−Rewritable)などをディス
ク20として使用し、ディスク20への信号の書込動作
時のチャッキング制御動作を行うことも可能である。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、偏心量検
出手段によって、チャッキング手段によりターンテーブ
ルに保持される記録媒体ディスクの保持の偏心量が検出
され、検出される偏心量が所定値を越えていると、再チ
ャッキング制御手段によって、ターンテーブルの回転と
チャッキング手段の保持動作を制御するチャッキング制
御手段の動作とが制御され、ターンテーブルに保持され
る記録媒体ディスクの保持の偏心量が、予め設定した閾
値を越えないように、自動的に再チャッキングが行われ
るので、記録媒体ディスクは、偏心量が所定の閾値を越
えないようにターンテーブルに保持され、この保持状態
で記録媒体ディスクに対する再生・記録動作が行われる
ので、特に高速回転時の書込・再生動作に際して、偏心
に基づくトラッキングサーボの追従不能による読出エラ
ーの発生でエラー処理のリトライが頻繁に行われること
がなく、再生動作や書込動作の効率の低下を防止し、高
精度での書込・再生動作を行うことが可能になり、外部
への偏心に起因する騒音の発生のない動作も可能にな
る。
【0051】請求項2記載の発明によると、再チャッキ
ング制御手段が、ターンテーブルの回転を停止させ、チ
ャッキング手段の保持力を解除させるように制御を行っ
て、記録媒体ディスクの再チャッキング動作を制御する
ことによって、請求項1記載の発明で得られる効果を実
現することが可能になる。
【0052】請求項3記載の発明によると、再チャッキ
ング制御手段が、ターンテーブルの回転速度を低下さ
せ、チャッキング手段の保持力を低下させるように制御
を行って、記録媒体ディスクの再チャッキング動作を制
御することによって、請求項1記載の発明で得られる効
果を実現することが可能になる。
【0053】請求項4記載の発明によると、閾値補正手
段によって、記録媒体ディスクの履歴偏心量データに基
づいて、再チャッキング実行の基準となる閾値が補正さ
れるので、請求項1記載の発明で得られる効果に加え
て、記録媒体ディスクの所定の偏心量以内での再チャッ
キング動作を適確且つ迅速に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1のチャッキング機構部分の構成を示す説明
図である。
【図3】同実施の形態の第1モードの動作を示すフロー
チャートである。
【図4】同実施の形態の第2モードの動作を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態の第1モードの動作
を示すフローチャートである。
【図6】同実施の形態の第2モードの動作を示すフロー
チャートである。
【図7】ディスク装置における記録媒体ディスクの偏心
装着状態の説明図である。
【符号の説明】
1・・光学ピックアップ、2・・対物レンズ、3・・二
軸機構3、4・・レーザダイオード、5・・ホトデテク
タ、6・・スピンドルモータ、7・・タートテーブル、
7a・・チャッキング機構、10・・システムコントロ
ーラ、14・・サーボプロセッサ、19・・トランバー
スカウンタ、20・・ディスク。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体ディスクをターンテーブルに保
    持するチャッキング手段と、 該チャッキング手段の保持動作を制御するチャッキング
    制御手段と、 前記チャッキング手段によって前記ターンテーブルに保
    持される前記記録媒体ディスクの保持の偏心量を検出す
    る偏心量検出手段と、 前記ターンテーブルに保持される前記記録媒体ディスク
    の保持の偏心量が、予め設定した閾値を越えないよう
    に、前記ターンテーブルの回転と前記チャッキング制御
    手段の動作とを制御することにより、前記記録媒体ディ
    スクに対して再チャッキングを行う再チャッキング制御
    手段とを有することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記再チャッキング制御手段が、前記タ
    ーンテーブルの回転を停止させ、前記チャッキング手段
    の保持力を解除させるように制御を行うことにより、前
    記記録媒体ディスクの再チャッキング動作を制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記再チャッキング制御手段が、前記タ
    ーンテーブルの回転速度を低下させ、前記チャッキング
    手段の保持力を低下させるように制御を行うことによ
    り、前記記録媒体ディスクの再チャッキング動作を制御
    することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体ディスクの履歴偏心量デー
    タに基づき、前記再チャッキング実行の基準となる閾値
    を補正する閾値補正手段が設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の光ディスク装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100594264B1 (ko) * 2004-03-12 2006-06-30 삼성전자주식회사 데이터 저장 시스템에서의 리트라이 제어 방법 및 이를이용한 디스크 드라이브

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