JP2002156776A - 静電荷像現像用オレンジトナー - Google Patents

静電荷像現像用オレンジトナー

Info

Publication number
JP2002156776A
JP2002156776A JP2000354157A JP2000354157A JP2002156776A JP 2002156776 A JP2002156776 A JP 2002156776A JP 2000354157 A JP2000354157 A JP 2000354157A JP 2000354157 A JP2000354157 A JP 2000354157A JP 2002156776 A JP2002156776 A JP 2002156776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
orange
wax
colorant
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000354157A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Oba
克則 大場
Toshiro Furukawara
俊郎 古川原
Shinji Ametani
信二 雨谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP2000354157A priority Critical patent/JP2002156776A/ja
Publication of JP2002156776A publication Critical patent/JP2002156776A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オフセットが生じ難く、画像カブリが少な
く、しかも高彩度な橙色が得られる、優れたオレンジト
ナーの提供。 【解決手段】 本発明は、結着樹脂、着色剤およびワッ
クスを必須の成分として含む静電荷像現像用トナーにお
いて、前記結着樹脂がポリエステル樹脂であり、前記着
色剤が橙色系着色剤であるか、または黄色系着色剤と赤
色系着色剤との混合物であり、前記ワックスが高級脂肪
酸エステル化合物および/または脂肪族アルコール化合
物を主成分とするワックスであることを特徴とする静電
荷像現像用オレンジトナーを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機、プリンター、ファックス等に好適に用いられ、さ
らにはトナージェット式方式のプリンター等にも用いら
れる、静電荷像現像用トナーに関し、特に着色剤として
橙色着色剤を、或いは黄色着色剤と赤色着色剤との混合
物を用いたオレンジトナーに関する。
【0002】
【従来の技術】オレンジトナーに関しては、特開昭61
−118759号公報に記載されたオレンジ静電像現像
用トナーが知られている。上記公報記載の発明は、非常
に彩色性に優れたオレンジ色調を有し、また電子写真複
写機に供したときに誤検知が発生せず、信頼性が高いオ
レンジ静電像現像用トナーの提供を目的としている。上
記公報には、(イ)530〜580nmの波長の光にお
ける分光比反射率が40%以下、(ロ)640nm以上
の波長の光における分光比反射率が75%以上、(ハ)
530nm未満の波長の光における分光比反射率が10
%未満の条件を満足するオレンジトナーが記載されてい
る。
【0003】この従来のオレンジトナーは、バインダー
樹脂(結着樹脂)中に着色剤を分散した構成とされ、上
記公報の実施例中に記載された「トナー1」〜「トナー
3」、および「比較トナー1」および「比較トナー2」
は、全てがポリエステル樹脂(商品名:「ダイアレック
MB/SC」)と1または2種の着色剤との二成分混合
物である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
61−118759号公報に記載された従来のオレンジ
トナーは、実際の使用に際し、オフセットバンドが狭い
ために、オフセットが発生し易く、また画像カブリが多
い問題があった。なお、ここでの用語「オフセットバン
ド」とは、低温側オフセット開始温度と、高温側オフセ
ット開始温度の間の温度域、すなわちオフセットが発生
しない温度範囲を言う。低温側オフセットは、低温でト
ナーの結着樹脂の溶融(軟化)が十分でないうちに定着
ローラーに付着し、一方高温側オフセットは、温度が高
くなりすぎ、溶融して粘度が低くなりすぎたトナーが定
着ローラーに付着し、その両方の場合とも、トナー付着
したローラーが1回転して再び紙に接触したとき紙上に
転写され、画像欠陥となる。
【0005】さらに、従来のオレンジトナーは、結着樹
脂中に着色剤を均一に分散させることが困難であった。
その結果、従来のオレンジトナーは、色のくすみを生
じ、高い彩度の橙色が得られない問題があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、従来のオレンジトナーに比べ、オフセットが生じ難
く、画像カブリが少なく、しかも高彩度な橙色が得られ
る、優れたオレンジトナーの提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、結着樹脂、着
色剤およびワックスを必須の成分として含む静電荷像現
像用トナーにおいて、前記結着樹脂がポリエステル樹脂
であり、前記着色剤が橙色系着色剤であるか、または黄
色系着色剤と赤色系着色剤との混合物であり、前記ワッ
クスが高級脂肪酸エステル化合物および/または脂肪族
アルコール化合物を主成分とするワックスであることを
特徴とする静電荷像現像用オレンジトナーを提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の静電荷像現像用オレンジ
トナーは、結着樹脂、ワックスおよび橙色系着色剤を必
須成分としてなり、それ以外に帯電制御剤および各種の
外添剤を含めて構成し得る。これらの各材料について、
以下に詳述する。
【0009】1.樹脂 本発明において、結着樹脂として用いられるポリエステ
ル樹脂は、例えばジカルボン酸とジオールを通常の方法
で脱水縮合して得られる。ジカルボン酸としては、例え
ば無水フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、オルト
フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、アジピン酸、マレ
イン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シト
ラコン酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、テトラヒドロ無
水フタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、
マロン酸、グルタル酸、アゼライン酸、セバシン酸等の
ジカルボン酸またはその誘導体が挙げられる。
【0010】また、ジオールとしては、例えばエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコ
ール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジ
オール、シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノール
A、ポリオキシエチレン−(2.0)−2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパンおよびその誘導
体、ポリオキシプロピレン−(2.0)−2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロ
ピレン−(2.2)−ポリオキシエチレン−(2.0)
−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、
ポリオキシプロピレン−(6)−2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン−
(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、ポリオキシプロピレン−(2.4)−2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキ
シプロピレン−(3.3)−2.2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパンおよびその誘導体などが挙げら
れる。
【0011】さらに、例えばポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、エチレンオキサイド−プロ
ピレンオキサイドランダム共重合体ジオール、エチレン
オキサイド−プロピレンオキサイドブロック共重合体ジ
オール、エチレンオキサイド−テトラハイドロフラン共
重合体ジオール、ポリカプロラクトンジオールのような
ジオールを用いることもできる。
【0012】また、必要に応じ、例えばトリメリット
酸、無水トリメリット酸、ピロメリット酸、無水ピロメ
リット酸などの三官能以上の芳香族カルボン酸またはそ
の誘導体を、あるいはソルビトール、1,2,3,6−
ヘキサンテトラオール、1,4−ソルビタン、ペンタエ
リトリトール、1,2,4−ブタントリオール、1,
2,5−ペンタントリオール、グリセリン、2−メチル
プロパントリオール、2−メチル−1,2,4−ブタン
トリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプ
ロパン、1,3,5−トリメチロールベンゼンのような
三官能以上のアルコールを、あるいは、エチレングリコ
ールジグリシジルエーテル、ハイドロキノンジグリシジ
ルエーテル、N,N−ジグリシジルアニリン、グリセリ
ントリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパント
リグリシジルエーテル、トリメチロールエタントリグリ
シジルエーテル、ペンタエリトリトールテトラグリシジ
ルエーテル、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフ
ェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキ
シ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェノ
ールノボラック型エポキシ樹脂、エポキシ基を有するビ
ニル化合物の重合体、あるいは共重合体、エポキシ化レ
ゾルシノール−アセトン縮合物、部分エポキシ化ポリブ
タジエン、半乾性もしくは乾性脂肪酸エステルエポキシ
化合物のような三官能以上の多価エポキシ化合物を併用
することもできる。
【0013】上記の化合物の中からジカルボン酸とジオ
ールを選択して反応させることにより、直鎖状のポリエ
ステル樹脂が製造される。また、ジカルボン酸とジオー
ルに加えて三官能以上の多価カルボン酸、あるいは多価
アルコールを選択して反応させると分岐状のポリエステ
ル樹脂が得られる。直鎖状のポリエステル樹脂を本発明
の結着樹脂として用いる場合における当該樹脂の重量平
均分子量は、2×103〜1×105であることが好まし
く、より好ましくは4×103〜3×104である。直鎖
状ポリエステルは、定着時の溶融特性が良好であり、透
明性に優れているので、色重ね時の発色性に優れ、OH
Pシートの投影画像が鮮明になる。
【0014】また、三価以上の多価カルボン酸あるいは
多価アルコールを併用して分岐あるいは架橋ポリエステ
ル樹脂とすると高温での耐オフセット性が向上し、オイ
ルレスヒートロール定着方式に適している。
【0015】さらに、直鎖状ポリエステル樹脂を分岐あ
るいは架橋ポリエステル樹脂と組み合わせて用いると、
低温定着性および高温での耐オフセット性がさらに優れ
たトナーが得られる。直鎖状ポリエステルと分岐または
架橋ポリエステルとの混合割合は、10/90〜90/
10が好ましく、30/70〜70/30がより好まし
い。
【0016】本発明に用いるポリエステル樹脂は、触媒
の存在下、上記の原料成分を用いて脱水縮合反応あるい
はエステル交換反応を行うことにより得ることができ
る。この際の反応温度および反応時間は、特に限定され
るものではないが、通常150〜300℃で2〜24時
間である。
【0017】上記反応を行う際の触媒としては、例えば
テトラブチルチタネート、酸化亜鉛、酸化第一錫、ジブ
チル錫オキサイド、ジブチル錫ジラウレート等を適宜使
用することができる。
【0018】また、ポリエステル樹脂としては、トナー
として適正なガラス転移点、溶融粘度特性を有していれ
ば良く、その粘度が1×105ポイズとなる温度が95
℃以上のものが定着性が良好で好ましいが、中でも、そ
の粘度が1×105ポイズとなる温度が95〜170℃
のものが低温における定着性、およびオフセット性が良
好なのでより好ましい。更に、その粘度が1×105
イズとなる温度が95〜160℃のものが、特に好まし
い。
【0019】また、ガラス転移温度(Tg)は40℃以
上のものが好ましく、中でも、Tgが45〜85℃のも
のが特に好ましい。
【0020】さらに、酸価としては、1〜30mgKO
H/gであり、より好ましくは1〜20mgKOH/g
である。また、水酸基価としては10〜100mgKO
H/gであり、より好ましくは10〜60mgKOH/
gであることが、トナーの耐湿性が良好となる点で好ま
しい。
【0021】2.ワックス 本発明で用いる離型剤は、高級脂肪酸エステル化合物お
よび/または脂肪族アルコール化合物を主成分とするワ
ックスである。このような離型剤は本発明のポリエステ
ル樹脂中における分散性が良く、また、離型性、摺動性
が良好であり好ましい。これらのワックスをトナー中に
添加する場合、同量のポリプロピレンワックス、ポリエ
チレンワックスのようなポリオレフィン系ワックスと比
較して、より良好な耐ホットオフセット性、定着強度が
得られる。
【0022】また、更に高級脂肪酸エステル化合物およ
び/または脂肪族アルコール化合物を主成分とするワッ
クスは、ヒートロール定着時におけるオフセット現象を
防止する離型剤として作用する他に、多数枚、長時間の
印刷においても、例えば二成分現像剤用トナーとして用
いた場合、キャリア表面に付着することなく、トナーに
安定した帯電を与え、飛散トナーの発生等が無く、また
逆帯電成分が少なくなり、カブリが少なくなることか
ら、高品位かつ高精細な画像の印刷が可能となる。さら
に、本発明における着色剤とともに用いてオレンジトナ
ーとした場合、ポリプロピレンワックスのような炭化水
素系のワックスと比較して透明性に優れ、高彩度のカラ
ートナーが得られる。このような特性を有するオレンジ
トナーは、透明性があり、紙への印刷ばかりでなく、鮮
やかな投影画像が求められるOHPシートへの印刷にも
適している。
【0023】高級脂肪酸エステル化合物および/または
脂肪族アルコール化合物を主成分とするワックスとして
は、カルナウバワックス、モンタン系エステルワック
ス、ライスワックス、カイガラムシワックス、ラノリン
ワックスまたは下記一般式1乃至5で表される化合物が
ある。
【0024】<一般式1>
【化6】 (式中、R1およびR2は、炭素数1〜40の炭化水素
基であり、少なくともどちらか一方は炭素数が12以上
の鎖式炭化水素基を示す)
【0025】<一般式2>
【化7】 (式中、R1,R2およびR3は、炭素数1〜40の炭
化水素基であり、少なくともいずれか1つが炭素数が1
2以上の鎖式炭化水素基を示す)
【0026】<一般式3>
【化8】 (式中、R1,R2およびR3は、炭素数1〜40の炭
化水素基であり、少なくともいずれか1つが炭素数が1
2以上の鎖式炭化水素基を示す)
【0027】<一般式4>
【化9】 (式中、R1は炭素数12〜40の炭化水素基であり、
R2は炭素数1〜40の炭化水素基である;a+b=4
であり、aは1〜4の整数を表し、bは0〜3の整数を
表す)
【0028】<一般式5>
【化10】 (式中、R1,R2およびR3は、炭素数1〜40の炭
化水素基であり、少なくともいずれか1つが炭素数12
以上の鎖式炭化水素基である;aおよびcは0〜2の整
数であり、a+c=2である;bは1〜4の整数であ
る;dは1または2であり、e=d−1である)。
【0029】上記一般式で表されるワックスの具体的な
例としては、以下の化合物がある。
【0030】<ワックス1>;一般式1の具体的な例
【化11】
【0031】<ワックス2>;一般式2の具体的な例
【化12】
【0032】<ワックス3>;一般式3の具体的な例
【化13】
【0033】<ワックス4>;一般式4の具体的な例
【化14】
【0034】<ワックス5>;一般式5の具体的な例
【化15】
【0035】<ワックス6>;一般式5の具体的な例
【化16】
【0036】また、カルナウバワックスとしては、精製
により遊離脂肪酸を除去した脱遊離脂肪酸型カルナウバ
ワックスを用いることが好ましい。脱遊離脂肪酸型カル
ナウバワックスの酸価は、8以下が好ましく、より好ま
しくは酸価5以下である。脱遊離脂肪酸型カルナウバワ
ックスは、従来のカルナウバワックスより微結晶とな
り、ポリエステル樹脂中での分散性が向上する。モンタ
ン系エステルワックスは鉱物より精製されたものであ
り、精製によりカルナウバワックスと同様に微結晶とな
り、ポリエステル樹脂中での分散性が向上する。
【0037】モンタン系エステルワックスにおける酸価
は、30以下であることが好ましい。また、ライスワッ
クスは、米ぬかロウを精製したものであり、酸価が13
以下であることが好ましい。
【0038】カイガラムシワックスは、カイガラムシ
(別名イボタロウムシ)の幼虫が分泌する蝋状成分を、
例えば、熱湯に溶かし、上層を分離後冷却固化して、あ
るいはそれを繰り返すことにより得ることができる。こ
のような手段により精製されたカイガラムシワックス
は、固体状態において白色であり、極めてシャープな融
点を示すことから、本発明におけるトナー用ワックスと
して適している。精製により酸価は10以下となり、ト
ナー用として好ましいのは5以下である。
【0039】ラノリンワックスは、羊の毛に付着するロ
ウ様物質を精製し脱水したもので、酸価としては8以下
のものを使用するのが好ましく、より好ましくは酸価5
以下である。
【0040】脂肪族アルコール化合物を主成分とする離
型剤は、パラフィン、オレフィン等の酸化反応により得
られる高級アルコールを主成分とするものが挙げられ
る。脂肪族アルコールを主成分とする離型剤は、例え
ば、「ユニリン 425」、「ユニリン 550」(以
上、ペトロライト(株))、「NPS−9210」、
「パラコール5070」(以上、日本精蝋(株))等が
挙げられる。
【0041】以上の具体例の中でも、特に酸価8以下の
カルナウバワックス、カイガラムシワックスおよびペン
タエリトリトールのテトラベヘニン酸エステルである<
ワックス4>が本発明において使用できる最も好ましい
ワックスである。
【0042】本発明におけるワックスでは、融点が65
℃〜130℃の範囲にあるものが、耐オフセット性への
寄与が大きく、特に好ましい。
【0043】ワックスは、単独で用いても、二種以上を
組み合わせて用いても良く、結着樹脂に対して0.3〜
15重量部、好ましくは1〜5重量部含有させることに
よって良好な定着オフセット性能が得られる。0.3重
量部より少ないと耐オフセット性が損なわれ、15重量
部より多いとトナーの流動性が悪くなり、また二成分現
像剤の場合、キャリア表面に付着することによりスペン
トキャリアが発生し、トナーの帯電特性に悪影響を与え
ることになる。
【0044】なお、ポリアミドワックス、グラフト重合
ワックス、変性ポリオレフィンワックス、ポリプロピレ
ンワックス、ポリエチレンワックス等の合成ワックスも
本発明におけるワックスと併用して用いることができ
る。
【0045】3.着色剤 本発明における静電荷像現像用オレンジトナーに配合さ
れる着色剤は、橙色系着色剤、あるいは黄色系着色剤と
赤色系着色剤との橙色混合着色物である。
【0046】橙色系着色剤は、当該分野で周知の橙色系
有機顔料の中から適宜選択して用いることができ、具体
的には、C.I.Pigment Orange 1,
2,5,13,15,16,17,18,19,31,
34,36,38,40,42,43,51,60およ
び62からなる群から選択される少なくとも1種を用い
ることができる。これらの橙色系着色剤の中でも、トナ
ー用着色剤として使用する場合の分散性、着色度合、安
定性、620nmの波長の光での低いPCS値の実現性
などのファクターに照らして、好ましくはC.I.Pi
gment Orange 13(一般名ジスアゾオレ
ンジ),16(ジアニシジンオレンジ),36(ベンズ
イミダゾロンオレンジ HL),38(ナフトールオレ
ンジ38)および43(ペリノンオレンジ)が挙げら
れ、最も好ましくはC.I.Pigment Oran
ge 16,43が挙げられる。
【0047】また、黄色系着色剤は、当該分野で周知の
黄色系有機顔料の中から適宜選択して用いることがで
き、具体的には、C.I.Pigment Yello
w 1,3,4,5,6,12,13,14,15,1
6,17,18,24,55,65,73,74,8
1,83,87,93,94,95,97,98,10
0,101,104,108,109,110,11
3,116,117,120,123,128,12
9,133,138,139,147,151,15
3,154,155,156,168,169,17
0,171,172,173および180からなる群か
ら選択される少なくとも1種を用いることができる。こ
れらの黄色系着色剤の中でも、分散性、着色度合、安定
性、赤色系着色剤との混合適性(混合橙色着色剤とした
場合の620nmの波長の光での低いPCS値の実現性
を含む)などのファクターに照らして、好ましくはC.
I.Pigment Yellow 12(一般名ジス
アゾイエロー AAA),13(ジスアゾイエロー AA
MX),17(ジスアゾイエロー AAOA),97
(ファストイエロー FGL),110(イソインドリ
ノンイエロー 3RLT),155(サンドリンイエロ
ー 4G)および180(ベンズイミダゾロン系イエロ
ー)が挙げられ、最も好ましくはC.I.Pigmen
t Yellow 17,155および180が挙げら
れる。
【0048】さらに、赤色系着色剤は、当該分野で周知
の赤色系有機顔料の中から適宜選択して用いることがで
き、具体的には、C.I.Pigment Red
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,12,1
4,15,17,18,22,23,31,37,3
8,41,42,48:1,48:2,48:3,4
8:4,49:1,49:2,50:1,52:1,5
2:2,53:1,54,57:1,58:4,60:
1,63:1,63:2,64:1,65,66,6
7,68,81,83,88,90,90:1,11
2,114,115,122,123,133,14
4,146,147,149,150,151,16
6,168,170,171,172,174,17
5,176,177,178,179,185,18
7,188,189,190,193,194,20
2,208,209,214,216,220,22
1,224,242,243,243:1,245,2
46および247からなる群から選択される少なくとも
1種を用いることができる。これらの赤色系着色剤の中
でも、分散性、着色度合、安定性、黄色系着色剤との混
合適性(混合橙色着色剤とした場合の620nmの波長
の光での低いPCS値の実現性を含む)などのファクタ
ーに照らして、好ましくはC.I.Pigment R
ed 48:1(一般名バリウムレッド),48:2
(カルシウムレッド),48:3(ストロンチウムレッ
ド),48:4(マンガンレッド),53:1(レーキ
レッド),57:1(ブリリアントカーミン6B),1
22(キナクリドンマゼンタ 122)および209
(ジクロロキナクリドンレッド)が挙げられ、最も好ま
しくはC.I.Pigment Red 57:1,1
22および209が挙げられる。
【0049】上記橙色系着色剤は、1種を単独で用いる
ことができ、あるいは2種以上を混合して用いることも
できる。また、上記黄色系着色系と赤色系着色剤とは、
混合物が橙色を持つような混合比率で混合される。これ
らの混合比率は、得られる橙色混合着色料がオレンジト
ナー用着色剤として実用可能であれば特に限定されな
い。黄色系着色系と赤色系着色剤とは、それぞれ1種、
あるいは2種以上を用いることができる。
【0050】橙色系着色剤、あるいは黄色系着色剤と赤
色系着色剤とからなる混合橙色着色剤は、結着樹脂10
0重量部当たり1〜50重量部の範囲が好ましく、3〜
15重量部の範囲が特に好ましい。
【0051】4.帯電制御剤 帯電制御剤としては、従来公知の帯電制御剤を用いるこ
とができる。例えば正帯電制御剤として、ニグロシン系
染料、トリフェニルメタン系染料、4級アンモニウム
塩、4級アンモニウム基および/またはアミノ基を含有
する樹脂等が、また負帯電制御剤として、トリメチルエ
タン系染料、サリチル酸の金属錯塩、ベンジル酸の金属
錯塩、銅フタロシアニン、ペリレン、キナクリドン、ア
ゾ系顔料、金属錯塩アゾ系染料、アゾクロムコンプレッ
クス等の重金属含有酸性染料、カリックスアレン型のフ
ェノール系縮合物、環状ポリサッカライド、カルボキシ
ル基および/またはスルホニル基を含有する樹脂、等が
必要に応じて用いられる。
【0052】特に、本発明のトナーをカラートナーとし
て用いる場合、色重ねしてもくすみのない綺麗な色に仕
上げるために、帯電制御剤としては無色の化合物を使用
するのが望ましい。無色の負帯電制御剤としては、例え
ばサリチル酸の金属(Zn)錯化合物であるオリエント
化学社製「ボントロンE−84」が、ベンジル酸の金属
錯化合物である日本カーリット社製「LR−147」、
「LR−297」等がある。また、無色の正帯電制御剤
としては4級アンモニウム塩構造のTP−302、TP
−415、TP−610(保土谷化学社製);ボントロ
ンP−51(オリエント化学社製);コピーチャージP
SY(クラリアントジャパン社製)等がある。
【0053】5.その他 本発明では、トナーの流動性向上、帯電特性改良などト
ナーの表面改質のために種々の添加剤(外添剤と呼ぶ)
を用いることができる。本発明で用いることのできる外
添剤としては、例えば二酸化珪素、酸化チタン、酸化ア
ルミニウム、酸化セリウム、酸化亜鉛、酸化錫、酸化ジ
ルコニウム等の無機微粉体およびそれらをシリコーンオ
イル、シランカップリング剤などの疎水化処理剤で表面
処理したもの、ポリスチレン、アクリル、スチレンアク
リル、ポリエステル、ポリオレフィン、セルロース、ポ
リウレタン、ベンゾグアナミン、メラミン、ナイロン、
シリコーン、フェノール、ポリフッ化ビニリデン、テフ
ロン(登録商標)等の樹脂微粉体等が用いられる。
【0054】これらの中でも各種のポリオルガノシロキ
サンやシランカップリング剤等で表面を疎水化処理した
二酸化珪素(シリカ)を特に好適に用いることができ
る。そのようなものとして、例えば、次のような商品名
で市販されているものがある。
【0055】 AEROSIL R972,R974,R202,R805,R812, RX200,RY200,R809,RX50, RA200HS,RA200H (日本アエロジル(株)) WACKER HDK H2000,H2050EP HDK H3050EP,HVK2150 (ワッカーケミカルズイーストアジア(株)) Nipsil SS−10,SS−15,SS−20,SS−50, SS−60,SS−100,SS−50B,SS−50F, SS−10F,SS−40,SS−70,SS−72F (日本シリカ工業(株)) CABOSIL TG820F (キャボット・スペシャルティー・ケミカルズ・インク)
【0056】外添剤の粒子径はトナーの直径の1/3以
下であることが望ましく、特に好適には1/10以下で
ある。また、これらの外添剤は、異なる平均粒子径の2
種以上を併用してもよい。外添剤の使用割合は、トナー
100重量部に対して、0.05〜5重量%、好ましく
は0.1〜3重量%である。
【0057】本発明におけるトナーは、これまで記載し
てきた材料以外の添加剤をトナー粒子内部に含めること
もできる。一例として、例えば金属石鹸、ステアリン酸
亜鉛などの滑剤、酸化セリウム、炭化珪素のような研磨
剤などが使用できる。
【0058】本発明のトナー組成物は、特定の製造方法
によらず、極めて一般的な製造方法に依って得ることが
できるが、例えば樹脂と着色剤と帯電制御剤とを、樹脂
の融点(軟化点)以上で溶融混練した後、粉砕し、分級
することにより得ることができる。具体的には例えば、
上記の樹脂と着色剤を2本ロール、3本ロール、加圧ニ
ーダー、または2軸押し出し機等の混練手段により混合
する。この際、樹脂中に、着色剤等が均一に分散すれば
よく、その溶融混練の条件は特に限定されるものではな
いが、通常80〜180℃で30秒〜2時間である。着
色剤は、樹脂中に均一に分散するようにあらかじめフラ
ッシング処理、あるいは樹脂と高濃度で溶融混練したマ
スターバッチを用いても良い。次いで、それを冷却後、
ジェットミル等の粉砕器で微粉砕し、風力分級機等によ
り分級するという方法が挙げられる。
【0059】トナーを構成する粒子の平均粒径は、特に
制限されないが、通常5〜15μmとなるように調整さ
れる。通常、このようにして得られたトナー母体に対し
ては、トナー母体よりも小さい粒径の微粒子(以下、外
添剤と呼ぶ)が、例えばヘンシェルミキサー等の混合機
を用いて混合される。
【0060】本発明におけるトナーは、磁性キャリアと
混合することにより二成分現像剤として用いることがで
きる。この場合、磁性キャリアの表面は、樹脂により被
覆されたものであることが望ましい。表面を樹脂で被覆
することにより現像剤の帯電状態が安定する。
【0061】本発明のトナーを用いて二成分現像剤を作
製するキャリアとしては、通常の二成分現像方式に用い
られる鉄粉キャリア、マグネタイトキャリア、フェライ
トキャリアが使用できるが、中でも真比重が低く、高抵
抗であり、環境安定性に優れ、球形にし易いため、流動
性が良好なフェライト、またはマグネタイトキャリアが
好適に用いられる。キャリアの形状は、球形、不定形等
とすることができ、いずれも支障なく使用できる。キャ
リアの平均粒径は、一般的に10〜500μmであり、
特に高解像度画像を印刷するためには30〜100μm
が好ましい。
【0062】また、これらのキャリアを樹脂で被覆した
コーティングキャリアも好適に使用できる。その被覆樹
脂としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアセテ
ート、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、
ポリ塩化ビニル、ポリビニルカルバゾール、ポリビニル
エーテルポリビニルケトン、塩化ビニル/酢酸ビニル共
重合体、スチレン/アクリル共重合体、オルガノシロキ
サン結合からなるストレートシリコーン樹脂あるいはそ
の変性品、フッ素樹脂、(メタ)アクリル樹脂、ポリエ
ステル、ポリウレタン、ポリカーボネート、フェノール
樹脂、アミノ樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹
脂、ユリア樹脂、アミド樹脂、エポキシ樹脂等が使用で
きる。これらの中でも、特にシリコーン樹脂、フッ素樹
脂、(メタ)アクリル樹脂が帯電安定性、被覆強度に優
れ、より好適に使用し得る。つまり本発明では、磁性キ
ャリアが、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、(メタ)アク
リル樹脂から選ばれる1種以上の樹脂で被覆された樹脂
被覆磁性キャリアであることが望ましい。
【0063】キャリア芯材表面での樹脂の被覆方法は、
特に手段を限定する必要はないが、好ましい被覆方法と
しては、被覆樹脂の溶液中に芯材を浸漬する浸漬法、被
覆樹脂溶液をキャリア芯材表面へ噴霧するスプレー法、
あるいはキャリアを流動エアーにより浮遊させた状態で
噴霧する流動床法、ニーダーコーター中でキャリア芯材
と被覆樹脂溶液を混合し、溶剤を除去するニーダーコー
ター法などが挙げられる。被覆樹脂溶液中に使用される
溶剤は、被覆樹脂を溶解するものであれば特に限定され
るものではないが、例えば、トルエン、キシレン、アセ
トン、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン等が使用できる。キャリア表面への被覆層の厚さ
は、通常0.1〜3.0μmである。
【0064】本発明のトナーと、磁性キャリアとの重量
割合は、特に制限されるものではないが、通常キャリア
100重量部当たり、トナー0.5〜10重量部であ
る。
【0065】こうして得られた本発明の静電荷像現像用
オレンジトナーおよびそれを用いた現像剤は、公知慣用
の方法で被印刷媒体上に現像され定着されるが、定着方
式としては、ヒートロール定着方式を採用するのが好ま
しい。ヒートロールとしては、トナーを溶融定着し得る
温度に加熱できる円筒体の表面を、例えばシリコーン樹
脂やフッ素樹脂等の離型性と耐熱性を兼備するコーティ
ング樹脂で被覆したものが用いられる。ヒートロール定
着方式では、上記したようなヒートロールを少なくとも
一つ有する適当な圧力にて押圧された二つのロール間を
被印刷媒体が通過することによりトナーの定着が行われ
る。本発明の静電荷像現像用トナーの格別顕著な技術的
効果は、より高速で現像され、ヒートロール定着が行わ
れる現像定着装置において発揮される。
【0066】本発明における被記録媒体としては、公知
慣用のものがいずれも使用できるが、例えば、普通紙、
樹脂コート紙等の紙類、PETフィルム、OHPシート
等の合成樹脂フィルムやシート等が挙げられる。
【0067】本発明の静電荷像現像用オレンジトナー
は、電子写真方式の複写機、プリンター、ファックス、
さらにトナージェット式方式のプリンター等の各種印刷
機器において、該オレンジトナー単独で、あるいは従来
の黒色トナーおよび赤色、黄色青色等のカラートナーと
の組み合わせにおいて、フルカラー画像の形成用トナー
の一つとして使用することができる。
【0068】さらに該オレンジトナー特有の用途とし
て、本発明者らは、郵便番号や銀行の振込用紙等のOC
R(Optical Character Reader)に書き込まれた鉛筆や
ボールペンの文字、あるいは国勢調査票や試験の問題解
決用紙等のOMR(Optical Mark Reader)に記された
マークを光学的読み取り装置で読み取り、コンピュータ
へ情報を入力する際に使用する、肉眼では識別できても
光学的読み取り装置では感知できないドロップアウトカ
ラーからなる画像を被印刷媒体上に印刷してなる光学読
み取り用印刷物の作製において、本発明による高彩度の
オレンジ色のカラートナーを極めて効果的に使用できる
ことを見出している。すなわち、本発明のオレンジトナ
ーは、結着樹脂、橙色着色剤およびワックスを必須の成
分として含む構成としたことによって、ワックスを含む
樹脂中に橙色着色剤が充分均一に分散し、従来のオレン
ジトナー、あるいはカラートナーの組み合わせにより得
られた橙色画像と比べ、明らかに高い彩度の橙色画像が
得られる。この橙色画像は、パネルテストの結果、見や
すさ、目に対する刺激の低さなどの点で特に好ましい使
用感が得られることが判った。さらに本発明のオレンジ
トナーを用いた橙色画像は、一般に広く使用されている
読み取り装置における主な読み取り波長である620n
m付近の波長の光を該印刷物に照射した際のドロップア
ウト用印刷部と非印刷部の反射率、即ち波長620nm
でのPCS(Print Contrast Signal)値がゼロに近
い、極めて良好なドロップアウト条件が得られることも
判った。従って、本発明のオレンジトナーは、肉眼では
識別できても光学的読み取り装置では感知できないドロ
ップアウトカラーからなる画像を被印刷媒体上に印刷し
てなる光学読み取り用印刷物の作製において、特有の利
用価値を有している。
【0069】本発明によれば、高い彩度の橙色画像が得
られ、オフセットを生じ難く、画像カブリが少ない、優
れたオレンジトナーを提供することができる。以下の実
施例により本発明の効果を具体的に示す。
【0070】
【実施例】<樹脂合成例> (樹脂(1);直鎖状ポリエステルの合成) ・テレフタル酸:664重量部 ・ポリオキシプロピレン−(2.2)−2.2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン:688重量部 ・エチレングリコール:150重量部
【0071】上記材料を撹拌器、コンデンサー、温度計
をセットした2リットル四つ口フラスコに入れ、窒素ガ
ス気流下、4重量部のテトラブチルチタネートを添加
し、脱水縮合により生成した水を除去しながら、240
℃にて15時間常圧で反応させた。その後順次減圧し5
mmHgで反応を続行した。反応はASTM E28−
517に準じる軟化点により追跡し、軟化点が85℃に
達した時反応を終了した。得られたポリエステルは、軟
化点:95℃、酸価:9.8、DSC測定法におけるT
g:59℃であった。
【0072】(樹脂(2);分岐ポリエステルの合成) ・テレフタル酸:664重量部 ・エチレングリコール:150重量部 ・ネオペンチルグリコール:166重量部 ・トリメチロールプロパン:80重量部
【0073】上記材料を撹拌器、コンデンサー、温度計
をセットした2リットル四つ口フラスコに入れ、窒素ガ
ス気流下、4重量部のテトラブチルチタネートを添加
し、脱水縮合により生成した水を除去しながら、240
℃にて10時間常圧で反応させた。その後順次減圧し5
mmHgで反応を続行した。反応はASTM E28−
517に準じる軟化点により追跡し、軟化点が145℃
に達した時反応を終了した。得られた分岐ポリエステル
は、軟化点:141℃、酸価:3.3、DSC測定法に
おけるTg:61℃であった。
【0074】 [実施例1] ・トナーAの作製 以下、%は、他に記載のない限り重量%とする。 樹脂(1) 40% 樹脂(2) 60% Symuler Fast Orange V(大日本インキ化学工業(株)製:Pigment orange 16) 3% 帯電制御剤TP−415(保土谷化学製) 1% 精製カルナウバワックスNo.1 3% (酸価5,セラリカNODA(株)製のカルナウバワックス)
【0075】上記の各材料をヘンシェルミキサーで予備
混合し、池貝製二軸混練機PCM30で溶融混練をした
後、通常の方法で粉砕、分級し、平均粒径10.0μm
(コールターカウンターにて測定)のトナー粒子を得
た。
【0076】上記トナー粒子100重量部に対し、アエ
ロジル社製RA200HSシリカを0.3重量部加え、
ヘンシェルミキサーで混合し、トナーAを得た。
【0077】[実施例2] ・トナーBの作製 実施例1での精製カルナウバワックスNo.1に代え
て、ワックス4を用いた以外は、実施例1と同様に製造
し、トナーBを得た。
【0078】[実施例3] ・トナーCの作製 実施例1の樹脂を、樹脂(2)のみに変えた以外は、実
施例1と同様に製造し、トナーCを得た。 [実施例4] ・トナーDの作製 実施例1の顔料を、Hostaperm Orange GR(クラリアン
トジャパン製:Pigmentorange 43)に変えた以外は、実
施例1と同様に製造し、トナーDを得た。
【0079】[比較例1] ・トナーEの作製 実施例1の精製カルナウバワックスNo.1に変えて、
ポリプロピレンワックス550Pを用いた以外は、実施
例1と同じように製造し、トナーEを得た。
【0080】(評価1)上記実施例1、2、3、4およ
び比較例1の各トナーについて、日本電色社製の色差計
SE−2000を用いてトナー粉体の彩度C*を測定し
た。 (測定条件) 光源:C2 測定波長領域:380〜780nm トナーを、直径30mmの専用セルに厚さ約5mm分入
れて上記光源にて測定する。 (結果)彩度C*は以下の通りであった。 実施例1:98.2 実施例2:98.9 実施例3:98.5 実施例4:99.1 比較例1:92.9 このように実施例1、2、3、4のトナーは、比較例1
のトナーよりも彩度が大きく、即ち色鮮やかであること
が示された。
【0081】・現像剤の作製 実施例1、2、3、4および比較例1の各トナーを下記
の処方でキャリアと混合し、現像剤を作製した。 (配合) トナー(実施例1、2、3、4または比較例1) 7% シリコーンコートフェライトキャリア 93% (混合方法)上記各トナー、キャリアを直径5cm、高
さ6cmのポリプロピレン製ビンに入れ、285rpm
にて10分間混合した。トナーAを用いて現像剤Aを、
トナーBを用いて現像剤Bを、トナーCを用いて現像剤
Cを、トナーDを用いて現像剤Dを、トナーEを用いて
現像剤Eをそれぞれ作製した。
【0082】[評価2;帯電性能の測定]ホソカワミク
ロン社製E−SPARTアナライザーを用いて、上記現
像剤の帯電量と逆帯電成分の割合を測定した。 (測定条件) 測定エアー圧:0.4MPa 測定トナー個数:1000個 (結果) 帯電量(μC/g)/逆帯電成分の割合(mass%) 現像剤A(実施例1): 4.5/4.5 現像剤B(実施例2): 8.4/2.6 現像剤C(実施例3): 5.2/4.8 現像剤D(実施例4): 8.4/2.4 現像剤E(比較例1): 4.3/12.3 このように実施例1、2、3、4のトナーを用いた現像
剤A、B、C、Dでは、逆帯電成分が少なく、トナーが
きちんと帯電しているが、比較例1のトナーを用いた現
像剤Eの場合は逆帯電成分が多いことが分かる。
【0083】[評価3;印字評価]上記各現像剤につい
て、ゼロックス社製コピー機XC−810を用いて印刷
評価を実施した。 (結果) 現像剤A(実施例1): かぶり少ない 現像剤B(実施例2): かぶり少ない 現像剤C(実施例3): かぶり少ない 現像剤D(実施例4): かぶり少ない 現像剤E(比較例1): かぶり多い このように、実施例1、2、3、4のトナーを用いた現
像剤A、B、C、Dでは印刷時の白地部よごれである、
カブリの発生が少なく、良好な印字状態が得られたのに
対し、比較例1のトナーを用いた現像剤Eは、かぶりが
多いために、印字状態は悪かった。
【0084】[評価4;オフセット評価]上記評価3に
おいて、定着用の熱ヒートロールを通す前の未定着印刷
画像を準備した。その画像を、紙送り速度9cm/秒の
定着用ヒートロール(市販の装置を改造した)に通し、
その際のオフセットの有無(ヒートロールがトナーで汚
れ、ロールに付着したトナーが再び紙に付く現象)を、
ヒートロールの温度を変えながら、現像剤A、B、C、
DおよびEのそれぞれのトナーを用いて評価した。 (結果)オフセットを生じない温度領域(オフセットバ
ンド)は以下の通りであった。 現像剤A(実施例1): 108〜200℃ 現像剤B(実施例2): 108〜210℃ 現像剤C(実施例3): 120〜210℃ 現像剤D(実施例4): 108〜200℃ 現像剤E(比較例1): 120〜165℃ このように、実施例1、2、3、4のトナーを用いた現
像剤A、B、C、Dでは、比較例1のトナーを用いた現
像剤Eに比べ、広い温度範囲でオフセットの発生を防止
できた。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、ポリエステル樹脂とエ
ステル系ワックスとを組み合わせたことによって、着色
剤の分散性が改善され、高い彩度の橙色画像が得られる
オレンジトナーを提供することができる。この本発明の
高い彩度を有するオレンジトナーは、フルカラー画像の
形成用トナーの一つとして、例えば黒色、赤色、黄色お
よび青色のカラートナーと組み合わせて使用した際に、
画像中の橙色印刷部分の彩度を向上させて、より美しい
カラー画像を提供することができる。また、本発明のオ
レンジトナーを、肉眼では識別できても光学的読み取り
装置では感知できないドロップアウトカラーからなる画
像を作製するための専用トナーとして用いた場合、肉眼
で識別し易く、かつ光学的読み取り装置では感知されな
い、優れたドロップアウト特性を有する印刷物を作製す
ることができる。また、本発明のオレンジトナーは、ポ
リエステル樹脂とエステル系ワックスとを組み合わせた
ことによって、従来品と比べてオフセットが生じ難くな
る、逆帯電成分が少なくなり、画像カブリを少なくする
ことができる、などの顕著な効果が得られる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結着樹脂、着色剤およびワックスを必須
    の成分として含む静電荷像現像用トナーにおいて、前記
    結着樹脂がポリエステル樹脂であり、前記着色剤が橙色
    系着色剤であるか、または黄色系着色剤と赤色系着色剤
    との混合物であり、前記ワックスが高級脂肪酸エステル
    化合物および/または脂肪族アルコール化合物を主成分
    とするワックスであることを特徴とする静電荷像現像用
    オレンジトナー。
  2. 【請求項2】 前記橙色系着色剤が、C.I.Pigm
    ent Orange 1,2,5,13,15,1
    6,17,18,19,31,34,36,38,4
    0,42,43,51,60および62からなる群から
    選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求
    項1記載の静電荷像現像用オレンジトナー。
  3. 【請求項3】 前記黄色系着色剤が、C.I.Pigm
    ent Yellow 1,3,4,5,6,12,1
    3,14,15,16,17,18,24,55,6
    5,73,74,81,83,87,93,94,9
    5,97,98,100,101,104,108,1
    09,110,113,116,117,120,12
    3,128,129,133,138,139,14
    7,151,153,154,155,156,16
    8,169,170,171,172,173および1
    80からなる群から選択される少なくとも1種の顔料で
    あり、前記赤色系着色剤が、C.I.Pigment
    Red 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,
    12,14,15,17,18,22,23,31,3
    7,38,41,42,48:1,48:2,48:
    3,48:4,49:1,49:2,50:1,52:
    1,52:2,53:1,54,57:1,58:4,
    60:1,63:1,63:2,64:1,65,6
    6,67,68,81,83,88,90,90:1,
    112,114,115,122,123,133,1
    44,146,147,149,150,151,16
    6,168,170,171,172,174,17
    5,176,177,178,179,185,18
    7,188,189,190,193,194,20
    2,208,209,214,216,220,22
    1,224,242,243,243:1,245,2
    46および247からなる群から選択される少なくとも
    1種の顔料であることを特徴とする請求項1記載の静電
    荷像現像用オレンジトナー。
  4. 【請求項4】 前記ワックスがカルナウバワックス、モ
    ンタン系エステルワックス、ライスワックス、カイガラ
    ムシワックスおよび下記一般式1〜一般式5で表される
    化合物からなる群から選択される少なくとも1種である
    ことを特徴とする請求項1,2または3記載の静電荷像
    現像用オレンジトナー。 <一般式1> 【化1】 (式中、R1およびR2は、炭素数1〜40の炭化水素
    基であり、少なくともどちらか一方は炭素数が12以上
    の鎖式炭化水素基を示す) <一般式2> 【化2】 (式中、R1,R2およびR3は、炭素数1〜40の炭
    化水素基であり、少なくともいずれか1つが炭素数が1
    2以上の鎖式炭化水素基を示す) <一般式3> 【化3】 (式中、R1,R2およびR3は、炭素数1〜40の炭
    化水素基であり、少なくともいずれか1つが炭素数が1
    2以上の鎖式炭化水素基を示す) <一般式4> 【化4】 (式中、R1は炭素数12〜40の炭化水素基であり、
    R2は炭素数1〜40の炭化水素基である;a+b=4
    であり、aは1〜4の整数を表し、bは0〜3の整数を
    表す) <一般式5> 【化5】 (式中、R1,R2およびR3は、炭素数1〜40の炭
    化水素基であり、少なくともいずれか1つが炭素数12
    以上の鎖式炭化水素基である;aおよびcは0〜2の整
    数であり、a+c=2である;bは1〜4の整数であ
    る;dは1または2であり、e=d−1である)。
JP2000354157A 2000-11-21 2000-11-21 静電荷像現像用オレンジトナー Withdrawn JP2002156776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000354157A JP2002156776A (ja) 2000-11-21 2000-11-21 静電荷像現像用オレンジトナー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000354157A JP2002156776A (ja) 2000-11-21 2000-11-21 静電荷像現像用オレンジトナー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002156776A true JP2002156776A (ja) 2002-05-31

Family

ID=18826806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000354157A Withdrawn JP2002156776A (ja) 2000-11-21 2000-11-21 静電荷像現像用オレンジトナー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002156776A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007304401A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Ricoh Printing Systems Ltd 電子写真用オレンジトナー及びそれを用いる画像形成装置
JP2009229989A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Konica Minolta Business Technologies Inc フルカラートナーキット、画像形成方法
JP2011081131A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 電子写真用トナーとその製造方法および電子写真用トナーセット
EP2434347A1 (en) 2010-09-27 2012-03-28 Fuji Xerox Co., Ltd. Orange toner and toner cartridge for storing the same, orange developer and process cartridge for storing the same, color toner set, and image forming apparatus
JP2012212132A (ja) * 2011-03-22 2012-11-01 Mitsubishi Chemicals Corp 静電荷像現像用トナー
JP2014092791A (ja) * 2012-11-02 2014-05-19 Xerox Corp 赤色トナー
CN104155859A (zh) * 2013-05-13 2014-11-19 富士施乐株式会社 静电图像显影用调色剂、静电图像显影剂、调色剂盒、处理盒、成像装置和成像方法
CN104155858A (zh) * 2013-05-13 2014-11-19 富士施乐株式会社 静电图像显影用调色剂、静电图像显影剂、调色剂盒、处理盒、成像装置和成像方法
CN104155860A (zh) * 2013-05-13 2014-11-19 富士施乐株式会社 静电图像显影用调色剂、静电图像显影剂、调色剂盒、处理盒、成像装置和成像方法
JP2014222287A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
US20180187016A1 (en) * 2015-06-25 2018-07-05 Clariant Plastics & Coatings Ltd Naphthol as-pigment-mixtures

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007304401A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Ricoh Printing Systems Ltd 電子写真用オレンジトナー及びそれを用いる画像形成装置
JP4733563B2 (ja) * 2006-05-12 2011-07-27 株式会社リコー 電子写真用オレンジトナー及びそれを用いる画像形成装置
JP2009229989A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Konica Minolta Business Technologies Inc フルカラートナーキット、画像形成方法
JP2011081131A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 電子写真用トナーとその製造方法および電子写真用トナーセット
EP2434347A1 (en) 2010-09-27 2012-03-28 Fuji Xerox Co., Ltd. Orange toner and toner cartridge for storing the same, orange developer and process cartridge for storing the same, color toner set, and image forming apparatus
JP2012068581A (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 Fuji Xerox Co Ltd オレンジトナー及びそれを収容するトナー収容容器、オレンジ現像剤及びそれを収容するプロセスカートリッジ、カラートナーセット、並びに、画像形成装置
CN102419521A (zh) * 2010-09-27 2012-04-18 富士施乐株式会社 橙色调色剂和调色剂盒、橙色显影剂和处理盒、彩色调色剂组及成像装置
US8592112B2 (en) 2010-09-27 2013-11-26 Fuji Xerox Co., Ltd. Orange toner and toner cartridge for storing the same, orange developer and process cartridge for storing the same, color toner set, and image forming apparatus
JP2012212132A (ja) * 2011-03-22 2012-11-01 Mitsubishi Chemicals Corp 静電荷像現像用トナー
JP2014092791A (ja) * 2012-11-02 2014-05-19 Xerox Corp 赤色トナー
CN104155859A (zh) * 2013-05-13 2014-11-19 富士施乐株式会社 静电图像显影用调色剂、静电图像显影剂、调色剂盒、处理盒、成像装置和成像方法
CN104155858A (zh) * 2013-05-13 2014-11-19 富士施乐株式会社 静电图像显影用调色剂、静电图像显影剂、调色剂盒、处理盒、成像装置和成像方法
CN104155860A (zh) * 2013-05-13 2014-11-19 富士施乐株式会社 静电图像显影用调色剂、静电图像显影剂、调色剂盒、处理盒、成像装置和成像方法
JP2014222286A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
JP2014222287A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
JP2014222285A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
JP2014222288A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
CN104155859B (zh) * 2013-05-13 2019-10-08 富士施乐株式会社 静电图像显影用调色剂、静电图像显影剂、调色剂盒、处理盒、成像装置和成像方法
CN104155860B (zh) * 2013-05-13 2019-10-22 富士施乐株式会社 静电图像显影用调色剂、静电图像显影剂、调色剂盒、处理盒、成像装置和成像方法
CN104155858B (zh) * 2013-05-13 2019-11-01 富士施乐株式会社 静电图像显影用调色剂、静电图像显影剂、调色剂盒、处理盒、成像装置和成像方法
US20180187016A1 (en) * 2015-06-25 2018-07-05 Clariant Plastics & Coatings Ltd Naphthol as-pigment-mixtures
US10787572B2 (en) * 2015-06-25 2020-09-29 Clariant Plastics & Coatings Ltd Naphthol AS—pigment-mixtures

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5132913B2 (ja) トナー用バインダー樹脂、その製造方法、およびトナー
JP2002156776A (ja) 静電荷像現像用オレンジトナー
JP2009069222A (ja) 画像形成装置、それに用いられるトナー、キャリア、現像剤
JP4475213B2 (ja) 電子写真用マゼンタトナー
JP2000242041A (ja) 静電荷像現像剤
JP3915542B2 (ja) 静電荷像現像用トナー
JP2001272817A (ja) 静電荷像現像用トナー組成物
JP2002156794A (ja) 光学式読み取り装置用印刷物
JP2003149865A (ja) 現像用トナー
JP2004151315A (ja) 静電荷像現像用トナー
US20220404728A1 (en) Toner, toner cartridge, and image forming apparatus
JP2003066652A (ja) 静電荷像現像用トナー
JP2001215755A (ja) 非磁性一成分現像用トナー
JP3963673B2 (ja) 電子写真用トナー
JP2004117649A (ja) 赤色トナー
JP2005037863A (ja) 静電荷現像用トナー
JP3979163B2 (ja) 静電荷像現像用乾式カラートナー及びその製造方法
JPH11295932A (ja) イエロートナー
JP2002006555A (ja) 非磁性一成分現像用トナー
JP2002072548A (ja) 静電荷像現像用トナー
JP2001005221A (ja) シアントナー
JP2002278160A (ja) 電子写真用トナー、現像剤及び画像形成方法
JP2002148844A (ja) 静電荷像現像用トナー
JP2003215848A (ja) 静電荷像現像用カラートナー及びその製造方法
JP2003066653A (ja) 静電荷像現像用トナー

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080205