JP2002156001A - シールチェーン - Google Patents

シールチェーン

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JP2002156001A
JP2002156001A JP2000353285A JP2000353285A JP2002156001A JP 2002156001 A JP2002156001 A JP 2002156001A JP 2000353285 A JP2000353285 A JP 2000353285A JP 2000353285 A JP2000353285 A JP 2000353285A JP 2002156001 A JP2002156001 A JP 2002156001A
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誠 金平
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智之 佐治
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Tsubakimoto Chain Co
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G13/00Chains
    • F16G13/02Driving-chains
    • F16G13/06Driving-chains with links connected by parallel driving-pins with or without rollers so called open links

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 Oリングに代表されるような比較的厚みのあ
るシール部材を使用しても、チェーン幅が増大すること
がなく、破断強度の低下がなく、重量の増加がなく、標
準チェーンとの互換性があり、且つ屈曲抵抗の増加がな
く、シール部材の寿命の低下がないシールチェーンを提
供する。 【解決手段】 ブシュ圧入孔12aにブシュ11の両端
部が圧入固定された内リンクプレート12と、ブシュ1
1内に遊嵌されたピン13の両端部が固定された外リン
クプレート14とを有し、Oリング16(弾性体からな
るシール部材)がピン13の外周面を囲み且つ少なくと
も外リンクプレート14の内側面14bとブシュ11の
端面11bの間に位置するように装着されるシールチェ
ーンにおいて、ブシュ圧入孔12a内に空隙S1が形成
され、Oリング16(弾性体からなるシール部材)の一
部が空隙S1内に装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝動用及び搬送用
チェーンであって、チェーンのピンの外周面とピンを挿
通したブシュの内周面との間に封入した潤滑剤の漏失防
止及びピンの外周面とブシュの内周面との間に異物が侵
入することを防止するシールチェーンに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、シールチェーンとして、実開昭5
4−45864号公報に開示されたものが提案されてい
る。図8は実開昭54−45864号公報に開示された
シールチェーンの要部断面図である。図8に示すよう
に、このシールチェーンは、両端部が外リンクプレート
4に圧嵌されたピン3と、ピン3の外周面上に略同心的
に配置され両端部が内リンクプレート2に圧嵌されたブ
シュ1と、ブシュ1の外周面に回転自在に嵌合されたロ
ーラ5と、内リンクプレート2の外側面より突出したブ
シュ1の突出部分1aの外周面上に装着され外リンクプ
レート4と内リンクプレート2との互いに対向する側面
間の隙間に弾性的に挟圧挿入された弾性材製の環状シー
ルリング6とを有し、この環状シールリング6はブシュ
1の外径と略等しい内径を有する断面略円形の環状主体
部6aとこの環状主体部6aの外周面から径方向外方に
向って伸びている断面略Y字形状の環状フランジ部6b
とより成るものである。
【0003】また、別のシールチェーンとして、実開昭
55−26194号公報に開示されたものが提案されて
いる。図9は、実開昭55−26194号公報に開示さ
れたシールチェーンの要部断面図である。図9に示すよ
うに、このシールチェーンは、両端部が外リンクプレー
ト4に圧嵌されたピン3と、ピン3の外周面上に略同心
的に配置され両端部が内リンクプレート2に圧嵌された
ブシュ1と、ブシュ1の外周面に回転自在に嵌合された
ローラ5と、ピン3の外周面上に装着され外リンクプレ
ート4と内リンクプレート2との互いに対向する側面間
の隙間に弾性的に挟圧挿入された弾性材製の環状シール
リング7とを有し、この環状シールリング7は内径側に
体積の大きい膨大部7aを形成し且つ外径側に内外両リ
ンクプレート2,4と弾性接触するシール部7bを設け
たものである。
【0004】また、さらに別のシールチェーンとして、
図示はしないが、登録実用新案第3008114号公報
に開示されたものが提案されている。この登録実用新案
第3008114号公報に開示されたシールチェーン
は、両端部が外リンクプレートに圧嵌されたピンと、ピ
ンの外周面上に略同心的に配置され両端部が内リンクプ
レートに圧嵌されたブシュと、ブシュの外周面に回転自
在に嵌合されたローラとを有し、ピンの両端部に圧嵌さ
れた外リンクプレートとブシュの両端部に圧嵌された内
リンクプレート間を小間隙とすると共に、ブシュの両端
部の端面を内リンクプレートの外側面より突出させるか
またはブシュの両端部の端面を内リンクプレートの外側
面と面一とし、ブシュの両端部の端面を含む小間隙に扁
平リング状の極薄シール部材がピンを囲むように装着さ
れたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8に示す
シールチェーンは、次のような問題点がある。すなわ
ち、図8に示すシールチェーンは、弾性材製の環状シー
ルリング6が内リンクプレート2の外側面より突出した
ブシュ1の突出部分1aの外周面上で外リンクプレート
4と内リンクプレート2との互いに対向する側面間の隙
間に装着されるから、環状シールリング6の装着スペー
スを確保するため外リンクプレート4をピン3の長さ方
向に移動させる必要があり、このシールチェーンの幅寸
法がJIS,ANSI,ISO,BS等の規格に規定さ
れている標準チェーン(以下、単に標準チェーンとい
う。)の幅寸法より幅広になる。その結果、破断強度が
低下する、重量が増加する、標準チェーンとの互換性が
なくなる、等の問題点が発生する。また、図8に示すシ
ールチェーンは、環状シールリング6が、内リンクプレ
ート2の外側面より突出したブシュ1の突出部分1aの
外周面上に装着されるから、このチェーンの屈曲時のモ
ーメントの作用点が回転中心であるピン3よりも遠くな
り、屈曲時のモーメントが大きくなる。その結果、屈曲
抵抗が大きくなる、環状シールリング6の寿命が短い、
等の問題点が発生する。
【0006】図9に示すシールチェーンは、次のような
問題点がある。すなわち、図9に示すシールチェーン
は、環状シールリング7が、ピン3の外周面上で外リン
クプレート4と内リンクプレート2との互いに対向する
側面間の隙間に装着されるから、環状シールリング7の
装着スペースを確保するため外リンクプレート4をピン
3の長さ方向に移動させる必要があり、このシールチェ
ーンの幅寸法が標準チェーンの幅寸法より幅広になる。
その結果、破断強度が低下する、重量が増加する、標準
チェーンとの互換性がなくなる、等の問題点が発生す
る。
【0007】前述した登録実用新案第3008114号
公報に開示されたシールチェーンは、次のような問題点
がある。すなわち、登録実用新案第3008114号公
報に開示されたシールチェーンは、シール部材として扁
平リング状の極薄シール部材を使用する必要があり、O
リングに代表されるような比較的厚みのあるシール部材
を使用できない。その結果、コストダウンの点で不利と
なる可能性があるという問題点が発生する。また、扁平
リング状の極薄シール部材は比較的厚みのあるOリング
に比べて、シール性能や耐久性も劣る。
【0008】そこで、本発明は、上記従来の問題点を解
消し、Oリングに代表されるような比較的厚みのあるシ
ール部材を使用しても、チェーン幅が増大することがな
く、破断強度の低下がなく、重量の増加がなく、標準チ
ェーンとの互換性があり、且つ屈曲抵抗の増加がなく、
シール部材の寿命の低下がないシールチェーンを提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブシュ圧入孔
にブシュの両端部が圧入固定された内リンクプレート
と、前記ブシュ内に遊嵌されたピンの両端部が固定され
た外リンクプレートとを有し、弾性体からなるシール部
材が少なくとも前記外リンクプレートの内側面と前記ブ
シュの端面の間に位置するように装着されるシールチェ
ーンにおいて、前記ブシュ圧入孔内に空隙が形成され、
前記弾性体からなるシール部材の一部が前記空隙内に装
着されるものである。
【0010】
【作用】ブシュ圧入孔内に空隙が形成され、弾性体から
なるシール部材(以下、単にシール部材という。)の一
部が空隙内に装着されることにより、Oリングに代表さ
れるような比較的厚みのあるシール部材を使用しても、
チェーン幅が増大することがない。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図7
を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態1に係
るシールチェーンの上半分の要部断面図であって、
(A)はシール部材が取り外された状態を示す要部断面
図であり、(B)はシール部材が装着された状態を示す
要部断面図である。図1に示す本発明の実施の形態1に
係るシールチェーンは、ブシュ11の両端部(一端部の
み図示)がブシュ圧入孔12aに圧入固定された内リン
クプレート12と、ブシュ11内に遊嵌されたピン13
の両端部(一端部のみ図示)がカシメ固定された外リン
クプレート14とを有している。また、ブシュ11の外
周面上にローラ15が回転自在に遊嵌されている。
【0012】さらに、ブシュ11の両端部(一端部のみ
図示)が内リンクプレート12のブシュ圧入孔12aに
圧入固定された状態を、詳細に説明すると、図1(A)
に示すように、ブシュ11の端面11bが内リンクプレ
ート12の外側面b(すなわち外リンクプレート14の
内側面14bと対向する側の側面)より没入した状態に
なるようにブシュ11を内リンクプレート12のブシュ
圧入孔12aに圧入固定する。これにより、内リンクプ
レート12のブシュ圧入孔12a内に空隙S1が形成さ
れる。
【0013】また、図1(B)に示すように、シール部
材としての比較的肉厚のあるOリング16(ニトリルゴ
ム製)が、ピン13の外周面を囲み且つ外リンクプレー
ト14の内側面14bとブシュ11の端面11bの間に
位置するように装着される。すなわち、Oリング16
は、その一部が空隙S1内に位置している。
【0014】したがって、図1に示す本発明の実施の形
態1に係るシールチェーンは、従来のように、ブシュ1
1の端面11bが内リンクプレート12の外側面12b
と面一あるいは内リンクプレート12の外側面12bよ
り突出していないため、Oリング16を収容スペースを
確保するために外リンクプレート14の位置を外方に移
動させる必要がなく、シールチェーンの幅が増大するこ
とがない。
【0015】図1に示す本発明の実施の形態1に係るシ
ールチェーンは、以上のように構成されているから、以
下のような効果を奏する。 (1)1列または多列のシールチェーンにおいてシール
チェーンの幅が標準チェーンの幅と一致するので、標準
チェーンとの互換性がある。 (2)標準チェーンと同等の破壊強度が得られる。 (3)シールチェーンの軽量化が図れる。 (4)シールチェーンの幅寸法が標準チェーンと同じで
あるため、多列にしても他との干渉がなく、そのまま流
用できる。 (5)シール部材として安価なOリングを使用すること
ができるので、シールチェーンのコストダウンが可能で
ある。 (6)Oリング16がピン13と接触する位置にある場
合は特にモーメントが小さくなり、リンクの屈曲抵抗が
減少し、Oリング16の寿命が伸びる。
【0016】図2は本発明の実施の形態2に係るシール
チェーンの上半分の要部断面図である。図2に示す本発
明の実施の形態2に係るシールチェーンは、図1に示す
本発明の実施の形態1に係るシールチェーンにおけるO
リング16に替えて、シール部材としての弾性材製のシ
ールリング17を用いたものである。
【0017】図2に示す本発明の実施の形態2に係るシ
ールチェーンは、図1に示す本発明の実施の形態1に係
るシールチェーンにおけるOリング16に替えて、シー
ル部材としての弾性材製のシールリング17を用いた以
外は、図1に示す本発明の実施の形態1に係るシールチ
ェーンと同一の構成であるので、詳細な説明は省略す
る。
【0018】図2に示す本発明の実施の形態2に係るシ
ールチェーンは、図2に示すように、弾性材製のシール
リング17がピン13の外周面を囲み且つ外リンクプレ
ート14の内側面14bとブシュ11の端面11bの間
及び外リンクプレート14の内側面14bと内リンクプ
レート12の外側面12bとの間に位置するように装着
される。すなわち、弾性材製のシールリング17は、そ
の一部が空隙S1内に位置している。
【0019】したがって、図2に示す本発明の実施の形
態2に係るシールチェーンは、従来のように、ブシュ1
1の端面11bが内リンクプレート12の外側面12b
と面一あるいは内リンクプレート12の外側面12bよ
り突出していないため、弾性材製のシールリング17を
収容スペースを確保するために外リンクプレート14の
位置を外方に移動させる必要がなく、シールチェーンの
幅が増大することがない。
【0020】図2に示す本発明の実施の形態2に係るシ
ールチェーンは、図1に示す本発明の実施の形態1に係
るシールチェーンと同様な効果を奏するが、それ以外
に、次のような効果を奏する。
【0021】弾性材製のシールリング17について、外
リンクプレート14の内側面14bとブシュ11の端面
11bの間で圧縮される部分の弾性変形率をr2とし、
外リンクプレート14の内側面14bと内リンクプレー
ト12の外側面12bとの間で圧縮される部分の弾性変
形率をr1とすると、これらの弾性変形率r1とr2の
比率がr1/r2>1となるように組立寸法または弾性
材製のシールリング17の形状を設定する。このように
設定すると、シールチェーンにスラスト荷重が加えられ
た時に、弾性変形率の高いr1の部分で荷重を主に受
け、弾性変形率がr2の部分はその影響が少ない。そし
て、弾性変形率の高いr1の部分が優先的に摩耗あるい
は劣化させることで、弾性変形率が低いr2の部分がピ
ン13とブシュ11間の潤滑剤の漏失や異物の侵入を防
止するから、長期間シール効果が維持できる。
【0022】図3は本発明の実施の形態3に係るシール
チェーンの上半分の要部断面図である。図3に示す本発
明の実施の形態3に係るシールチェーンは、図1に示す
本発明の実施の形態1に係るシールチェーンにおいて、
内リンクプレート12の外側面12bと外リンクプレー
ト14の内側面14bの対向面間でOリング16の外方
に同心状にシール部材としての弾性材製の断面略X字形
状のシールリング18を配置したものである。
【0023】図3に示す本発明の実施の形態3に係るシ
ールチェーンは、図1に示す本発明の実施の形態1に係
るシールチェーンにおいて、内リンクプレート12の外
側面12bと外リンクプレート14の内側面14bの対
向面間でOリング16の外方に同心状にシール部材とし
ての弾性材製の断面略X字形状のシールリング18を配
置した以外は、図1に示す本発明の実施の形態1に係る
シールチェーンと同一の構成であるので、詳細な説明は
省略する。
【0024】図3に示す本発明の実施の形態3に係るシ
ールチェーンは、図3に示すように、シール部材として
の比較的肉厚のあるOリング16(ニトリルゴム製)
が、ピン13の外周面を囲み且つ外リンクプレート14
の内側面とブシュ11の端面11bの間に位置するよう
に装着される。すなわち、Oリング16は、その一部が
空隙S1内に位置している。
【0025】したがって、図3に示す本発明の実施の形
態3に係るシールチェーンは、従来のように、ブシュ1
1の端面11bが内リンクプレート12の外側面12b
と面一あるいは内リンクプレート12の外側面12bよ
り突出していないため、Oリング16を収容スペースを
確保するために外リンクプレート14の位置を外方に移
動させる必要がなく、シールチェーンの幅が増大するこ
とがない。
【0026】図3に示す本発明の実施の形態2に係るシ
ールチェーンは、図1に示す本発明の実施の形態1に係
るシールチェーンとほぼ同様な効果を奏するが、それ以
外に、次のような効果を奏する。
【0027】図3に示す本発明の実施の形態3に係るシ
ールチェーンにおいても、Oリング16の弾性変形率を
r2とし、弾性材製の断面略X字形状のシールリング1
8の弾性変形率をr1とし、これらの比率がr1/r2
>1となるように組立寸法またはOリング16及び弾性
材製の断面略X字形状のシールリング18の大きさ、材
質、特性等を設定すると、図2に示す本発明の実施の形
態2に係るシールチェーンに関して前述したとほぼ同様
の効果を有する。
【0028】また、図3に示す本発明の実施の形態3に
係るシールチェーンにおいては、Oリング16は、弾性
材製の断面略X字形状のシールリング18より耐摩耗性
の高い材料(例えばニトリルゴム)を使用することが好
ましい。また、弾性材製の断面略X字形状のシールリン
グ18については、侵入する水分が多い環境で使用する
場合は耐水性の高い材料を使用することが好ましく、有
機溶剤や薬品等の雰囲気中で使用する場合は耐蝕性、耐
環境性を有する材料、例えばブチルゴム等を使用するこ
とが好ましく、高温雰囲気中で使用する場合は耐熱性の
高い材料、例えばフッ素もしくは熱伝動率の高い材料、
例えばシリコーンゴム等を使用することが好ましく、低
温雰囲気中で使用する場合は耐寒性にすぐれた材料、例
えばウレタンゴム等を使用することが好ましく、光が当
たるところでは耐光性にすぐれた材料、例えばアクリル
ゴム等を使用することが好ましい。
【0029】図4は本発明の実施の形態4に係るシール
チェーンの上半分の要部断面図であって、(A)はシー
ル部材が取り外された状態を示す要部断面図であり、
(B)はシール部材が装着された状態を示す要部断面図
である。図4に示す本発明の実施の形態4に係るシール
チェーンは、図1に示す本発明の実施の形態1に係るシ
ールチェーンのように、ブシュ11の端面11bが内リ
ンクプレート12の外側面b(すなわち外リンクプレー
ト14の内側面14bと対向する側の側面)より没入し
た状態になっていない。
【0030】図4に示す本発明の実施の形態4に係るシ
ールチェーンにおいて、ブシュ11の両端部(一端部の
み図示)が内リンクプレート12のブシュ圧入孔12a
に圧入固定された状態について、以下に説明する。ブシ
ュ11の端面11bの内径側エッジ部と外径側エッジ部
とにそれぞれアール(R)を付けることにより面取りを
施し、図4(A)に示すように、この面取りをしたブシ
ュ11をその端面11bが内リンクプレート12の外側
面b(すなわち外リンクプレート14の内側面14bと
対向する側の側面)と面一になるように内リンクプレー
ト12のブシュ圧入孔12aに圧入固定する。これによ
り、内リンクプレート12のブシュ圧入孔12a内に2
個の空隙S2,S2が形成される。なお、図4に示すブ
シュ11の場合は面取りを施すアール(R)の大きさを
ブシュ11の厚さtに対して1/4としているが、面取
りを施すアール(R)とブシュ11の厚みtとの関係
は、t/10≦Rであることが好ましい。
【0031】そして、図4(B)に示すように、シール
部材として一側面の内径及び外径側それぞれ1個のリッ
プ部19aを突設した弾性材製のシールリング19を使
用し、それぞれのリップ部19aが空隙S2,S2に弾
性的に嵌合するように弾性材製のシールリング19がブ
シュ11の端面11bと外リンクプレート14の内側面
14b間に装着されている。すなわち、弾性材製のシー
ルリング19は、その一部が空隙S2内に位置してい
る。
【0032】したがって、図4に示す本発明の実施の形
態4に係るシールチェーンは、リップ部19aを突設し
た弾性材製のシールリング19を収容スペースを確保す
るために外リンクプレート14の位置を外方に移動させ
る必要がなく、シールチェーンの幅が増大することがな
い。
【0033】図4に示す本発明の実施の形態4に係るシ
ールチェーンは、図1に示す本発明の実施の形態1に係
るシールチェーンとほぼ同様な効果を奏する。
【0034】なお、図4に示すシールチェーンは、ブシ
ュ11の端面11bの内径側エッジ部と外径側エッジ部
とにそれぞれアール(R)を付けることにより面取りを
施しているが、ブシュ11の端面11bの内径側エッジ
部と外径側エッジ部のいずれか一方にのみに面取りを施
したものでもよく、その場合には、使用する弾性材製の
シールリングも一側面の内径または外径側のいずれか一
方にリップ部を設けたものでよい。
【0035】図5は本発明の実施の形態5に係るシール
チェーンの上半分の要部断面図であって、(A)はシー
ル部材が取り外された状態を示す要部断面図であり、
(B)はシール部材が装着された状態を示す要部断面図
である。図5に示す本発明の実施の形態5に係るシール
チェーンは、図4に示す本発明の実施の形態4に係るシ
ールチェーンとほぼ同じであるので、相違するところの
みを説明すると、シール部材としての弾性材製のシール
リング20とブシュ11の端面11bとの間に隙間sが
設けられている点である。隙間sが設けられていること
により、この隙間sが潤滑剤の貯留部となり、弾性材製
のシールリング20の耐摩耗性が向上する。その他の点
は、図4に示す本発明の実施の形態4に係るシールチェ
ーンとほぼ同じであり、ほぼ同様の効果を奏する。
【0036】図6は本発明の実施の形態6に係るシール
チェーンの上半分の要部断面図であって、(A)はシー
ル部材が取り外された状態を示す要部断面図であり、
(B)はシール部材が装着された状態を示す要部断面図
である。図6に示す本発明の実施の形態6に係るシール
チェーンは、図1に示す本発明の実施の形態1に係るシ
ールチェーンのようにブシュ11の端面11bが内リン
クプレート12の外側面b(すなわち外リンクプレート
14の内側面14bと対向する側の側面)より没入した
状態になっていない。
【0037】図6に示す本発明の実施の形態6に係るシ
ールチェーンにおいて、ブシュ11の両端部(一端部の
み図示)が内リンクプレート12のブシュ圧入孔12a
に圧入固定された状態について、以下に説明する。ブシ
ュ11の端面11bの外径側エッジ部にチャンファCに
より面取りを施し、図6(A)に示すように、この面取
りを施したブシュ11をその端面11bが内リンクプレ
ート12の外側面b(すなわち外リンクプレート14の
内側面14bと対向する側の側面)と面一になるように
内リンクプレート12のブシュ圧入孔12aに圧入固定
する。これにより、内リンクプレート12のブシュ圧入
孔12a内に1個の空隙S3が形成される。なお、図6
に示すブシュ11の場合は面取りを施すチャンファCの
大きさをブシュ11の厚さtに対して1/4としている
が、面取りを施すチャンファCとブシュ11の厚みtと
の関係は、C≦t/2であることが好ましい。
【0038】そして、図6(B)に示すように、シール
部材として一側面の外径側に1個のリップ部21aを突
設した弾性材製のシールリング21を使用し、リップ部
21aが空隙S3に弾性的に嵌合するように弾性材製の
シールリング21がブシュ11の端面11bと外リンク
プレート14の内側面14b間に装着される。すなわ
ち、弾性材製のシールリング21は、その一部が空隙S
3内に位置している。
【0039】したがって、図6に示す本発明の実施の形
態6に係るシールチェーンは、リップ部21aを突設し
た弾性材製のシールリング21を収容スペースを確保す
るために外リンクプレート14の位置を外方に移動させ
る必要がなく、シールチェーンの幅が増大することがな
い。
【0040】図6に示す本発明の実施の形態6に係るシ
ールチェーンは、図1に示す本発明の実施の形態1に係
るシールチェーンとほぼ同様な効果を奏する。
【0041】なお、図6に示すシールチェーンは、ブシ
ュ11の端面11bの外径側エッジ部にチャンファCに
より面取りを施しているが、ブシュ11の端面11bの
内径側エッジ部と外径側エッジ部のいずれか一方のみに
または両方に面取りを施したものでもよく、その場合に
は、チャンファCにより面取りを施した部分に対応する
リップ部を設けた弾性材製のシールリングを用いること
はいうまでもない。
【0042】図7は本発明の実施の形態7に係るシール
チェーンの上半分の要部断面図であって、(A)はシー
ル部材が取り外された状態を示す要部断面図であり、
(B)はシール部材が装着された状態を示す要部断面図
である。図7に示す本発明の実施の形態7に係るシール
チェーンは、図7(A)に示すように、ブシュ11の端
面11bの内径側エッジ部と外径側エッジ部とにそれぞ
れアール(R)を付けることにより面取りを施し、この
面取りをしたブシュ11がその端面11bが内リンクプ
レート12の外側面b(すなわち外リンクプレート14
の内側面14bと対向する側の側面)より没入した状態
に内リンクプレート12のブシュ圧入孔12aに圧入固
定されている。これにより、内リンクプレート12のブ
シュ圧入孔12a内に空隙S4が形成される。
【0043】そして、図7(B)に示すように、シール
部材として一側面の内径及び外径側それぞれ1個のリッ
プ部22aを突設した弾性材製のシールリング22を使
用し、それぞれのリップ部22aが面取り部に弾性的に
嵌合するように弾性材製のシールリング22がブシュ1
1の端面11bと外リンクプレート14の内側面14b
間に装着されている。すなわち、弾性材製のシールリン
グ22は、その一部が空隙S4内に位置している。
【0044】したがって、図7に示す本発明の実施の形
態7に係るシールチェーンは、リップ部22aを突設し
た弾性材製のシールリング22を収容スペースを確保す
るために外リンクプレート14の位置を外方に移動させ
る必要がなく、シールチェーンの幅が増大することがな
い。
【0045】図7に示す本発明の実施の形態7に係るシ
ールチェーンは、図1に示す本発明の実施の形態1に係
るシールチェーンとほぼ同様な効果を奏する。
【0046】上記本発明の実施の形態1〜7はいずれも
ローラチェーンに適用したものであるが、本発明はロー
ラチェーンに限られるものではなくローラのないブシュ
チェーンあるいはサイレントチェーンにも適用できるも
のである。
【0047】また、上記本発明の実施の形態1〜7はい
ずれも1列のチェーンに適用したものであるが、本発明
は1列のチェーンに限られるものではなく多列のチェー
ンにも適用できるものである。
【0048】さらに、本発明に使用する弾性体からなる
シール部材は、シールチェーンの使用条件あるいは用途
に応じて1本のシールチェーンにおいて1種類もしくは
数種類の弾性体からなるシール部材を使用することがで
き、また、その形状、特性、色等を変えることもでき
る。すなわち、1本のシールチェーンの中に種々の弾性
体からなるシール部材を混在させることができる。
【0049】さらに、本発明は、一般産業用から搬送
用、さらにモータサイクル用まですべてのシールチェー
ンに適用できるものである。
【0050】
【発明の効果】本発明に係るシールチェーンは、次の効
果を奏する。
【0051】ブシュ圧入孔内に空隙が形成され、シール
部材の一部がこの空隙内に装着されることにより、Oリ
ングに代表されるような比較的厚みのあるシール部材を
使用しても、チェーン幅が増大することがなく、シール
チェーンの幅を広げる必要がなくなり、その結果、1列
または多列のシールチェーンにおいてシールチェーンの
幅が標準チェーンの幅と一致するので、標準チェーンと
の互換性がある。
【0052】ブシュ圧入孔内に空隙が形成され、シール
部材の一部がこの空隙内に装着されることにより、Oリ
ングに代表されるような比較的厚みのあるシール部材を
使用しても、チェーン幅が増大することがなく、シール
チェーンの幅を広げる必要がなくなり、その結果、1列
または多列のシールチェーンにおいてシールチェーンの
幅が標準チェーンの幅と一致するので、標準チェーンと
同等の破壊強度が得られる。
【0053】ブシュ圧入孔内に空隙が形成され、シール
部材の一部がこの空隙内に装着されることにより、Oリ
ングに代表されるような比較的厚みのあるシール部材を
使用しても、チェーン幅が増大することがなく、シール
チェーンの幅を広げる必要がなくなり、その結果、シー
ルチェーンの軽量化が図れる。
【0054】ブシュ圧入孔内に空隙が形成され、シール
部材の一部がこの空隙内に装着されることにより、シー
ル部材が半径方向に外れにくく、シール部材の保持性が
向上する。
【0055】シールチェーンの幅寸法が標準チェーンと
同じであるため、多列にしても他との干渉がなく、その
まま流用できる。
【0056】シール部材としてOリング等の安価なもの
を使用することができるので、シールチェーンのコスト
ダウンが可能である。
【0057】シールチェーンにスラスト荷重が加わった
場合、内外リンクプレート間のシール部材あるいはこの
シール部材の部分が先に摩耗あるいは劣化し、外リンク
プレートとブシュの端面間のシール部材あるいはこのシ
ール部材の部分は摩耗あるいは劣化しにくいため、シー
ル部材の寿命が向上する。
【0058】シール部材が前記ピンの外周面を囲み且つ
少なくとも前記外リンクプレートの内側面と前記ブシュ
の端面の間に位置するように装着されることにより、シ
ール部材の接触位置がピンに近いためモーメントが小さ
くなり、リンクの屈曲抵抗が減少する。
【0059】シール部材の寿命の向上及びリンクの屈曲
抵抗の減少により、シールチェーン自体の耐摩耗性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るシールチェーン
の上半分の要部断面図であって、(A)はシール部材が
取り外された状態を示す要部断面図であり、(B)はシ
ール部材が装着された状態を示す要部断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態2に係るシールチェーン
の上半分の要部断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態3に係るシールチェーン
の上半分の要部断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態4に係るシールチェーン
の上半分の要部断面図であって、(A)はシール部材が
取り外された状態を示す要部断面図であり、(B)はシ
ール部材が装着された状態を示す要部断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態5に係るシールチェーン
の上半分の要部断面図であって、(A)はシール部材が
取り外された状態を示す要部断面図であり、(B)はシ
ール部材が装着された状態を示す要部断面図である。
【図6】 図6は本発明の実施の形態6に係るシールチ
ェーンの上半分の要部断面図であって、(A)はシール
部材が取り外された状態を示す要部断面図であり、
(B)はシール部材が装着された状態を示す要部断面図
である。
【図7】 図7は本発明の実施の形態7に係るシールチ
ェーンの上半分の要部断面図であって、(A)はシール
部材が取り外された状態を示す要部断面図であり、
(B)はシール部材が装着された状態を示す要部断面図
である。
【図8】 従来のシールチェーンの要部断面図である。
【図9】 別の従来のシールチェーンの要部断面図であ
る。
【符号の説明】
11・・・ブシュ 11b・・端面 12・・・内リンクプレート 12a・・ブシュ圧入孔 12b・・外側面 13・・・ピン 14・・・外リンクプレート 14b・・内側面 15・・・ローラ 16・・・Oリング(シール部材) 17・・・弾性材製のシールリング(シール部材) 18・・・弾性材製の断面略X字形状のシールリング
(シール部材) 19・・・弾性材製のシールリング(シール部材) 19a・・・リップ部 20・・・弾性材製のシールリング(シール部材) 20a・・リップ部 s・・・・隙間 21・・・弾性材製のシールリング(シール部材) 21a・・リップ部 22・・・弾性材製のシールリング(シール部材) 22a・・リップ部 S1・・・空隙 S2・・・空隙 S3・・・空隙 S4・・・空隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブシュ圧入孔にブシュの両端部が圧入固
    定された内リンクプレートと、前記ブシュ内に遊嵌され
    たピンの両端部が固定された外リンクプレートとを有
    し、弾性体からなるシール部材が少なくとも前記外リン
    クプレートの内側面と前記ブシュの端面の間に位置する
    ように装着されるシールチェーンにおいて、前記ブシュ
    圧入孔内に空隙が形成され、前記弾性体からなるシール
    部材の一部が前記空隙内に装着されることを特徴とする
    シールチェーン。
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