JP2004270889A - シールドチェーン - Google Patents
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Abstract
【課題】屈曲抵抗が少なく、反発性・耐磨耗性の優れたシールドチェーンを提供する。
【解決手段】平行な2枚の内プレート1,1と、平行な2枚の外プレート2,2とを連結ピン3にて連結するとともに、連結ピン3に外挿されたブシュ4の両端を内プレート1,1の外面に突出して内プレート1,1に装着する。ブシュの4の突出部を包囲して内プレート1と外プレート2との間に挟持されるリング状のシールド部材10を備える。該シールド部材10は、一端に突出部嵌着用孔11を有する小径リップ部12と、他端に外プレート2の内面に当接する大径リップ部13と、両リップ部12,13を連設する傘状拡径部14とを具備している。
【選択図】 図1
【解決手段】平行な2枚の内プレート1,1と、平行な2枚の外プレート2,2とを連結ピン3にて連結するとともに、連結ピン3に外挿されたブシュ4の両端を内プレート1,1の外面に突出して内プレート1,1に装着する。ブシュの4の突出部を包囲して内プレート1と外プレート2との間に挟持されるリング状のシールド部材10を備える。該シールド部材10は、一端に突出部嵌着用孔11を有する小径リップ部12と、他端に外プレート2の内面に当接する大径リップ部13と、両リップ部12,13を連設する傘状拡径部14とを具備している。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シールドチェーンに関するもので、より詳細には、伝動用・搬送用ローラチェーンやブシュドチェーン、コンベヤーチェーン等のスチールチェーンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシールドチェーンは、例えば図9に示す如く、複数枚の平行な内プレート1と、複数枚の平行な外プレート2とを連結ピン3にて連結し、該連結ピンに外挿されたブシュ4の両端を内プレート1から突出して内プレート1に装着し、リング状のシールド部材としてのOリング5を該ブシュ4の突出部を包囲して内プレート1と外プレート2との間に挟持されるよう装着して、連結ピン3とブシュ4との間に封入したグリースを保持している。なお、6は、ブシュ4に外嵌したローラ、7は、チェーンを無端状に接続するピンである(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭64−30946号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなOリング5を用いたシールドチェーンは、高価なことと屈曲性が悪く、またスプロケット間の芯だしが悪い場合にはシールド部材が亀裂を起こし、保持していたグリースが飛散し急激にチェーンの摩耗が進行する。また、モータサイクルに限定した場合は、正確にスプロケットが装着されているが、一般機械伝動や高級搬送チェーンへの環境には適さない。
【0005】
一方、シールの密閉性を高めるに、Oリングの潰し代の推薦値は、リング径の8%〜30%としているが、Oリングを使用したシールドチェーンでは、8%〜20%の潰し代を採用している。これはOリングの寸法精度とチェーンの組立精度を加味しグリースを封入保持する為であり、この潰し代で、内・外プレートによりOリングで挟持すると、チェーンが屈曲する時の屈曲抵抗が大きくなり、チェーンの緊張側に対し弛み側でチェーンに対する張力が少ないと、図10に示すように、折れ曲がり状態でチェンが進行しスプロケット8,8に巻きついたりして動力損失にもなる。
【0006】
しかも、内・外プレートに挟まれたOリングは、内・外プレートとの接触摺動面がスリップし、ゴムの耐久性から内・外プレートとの接触摺動面は、一定の応力が与えられているので、次第に接触摺動面は平面になろうとし、グリースを内・外プレートの摺動面に誘導できなくなり、Oリングと内・外プレート間に油膜切れが生じ、Oリングの摩耗や劣化が急激に進行する。また、ブシュにOリングを挿入するときに、Oリングがネジレているとブシュの端面に乗り上げて、外プレートに挟まれ損傷、亀裂を起こすことになる。
【0007】
さらに、ローラチェンは、−10℃〜170℃の温度範囲で用いられが、ニトリルゴム(NBR)製のOリングは、−10℃〜80℃の温度制限があり、それ以上の高温域での使用には向かない。80℃〜170℃の高温域で使用する場合は、フッ素(FR)製のOリングが対応可能であるが、フッ素(FR)製のOリングを使用したシールドチェーンは極めて高価なチェーンとなる。また、シールド部材は、各種断面形状のものが開発されているが、いずれも屈曲抵抗の低減や内・外プレートの摺動面のグリース溜めの確保ができず、シールドチェーンの新たなシールド部材の開発の要望が大きい。
【0008】
本発明は、このような課題を解決することにより、屈曲抵抗が少なく、反発性・耐磨耗性の優れたシールドチェーンを提供することを目的としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1は、チェーン構成部品として、少なくとも複数枚の平行な内プレートと、複数枚の平行な外プレートと、これら内プレートと外プレートとを連結する連結ピンと、該連結ピンに外挿され、かつ両端を内プレートから突出して内プレートに装着されるブシュと、該ブシュの突出部を包囲して内プレートと外プレートとの間に挟持されるリング状のシールド部材とを備えたシールドチェーンにおいて、前記シールド部材は、一端に前記突出部嵌着用孔を有する小径リップ部と、他端に前記外プレートの内面に当接する大径リップ部と、両リップ部を連設する傘状拡径部とを具備していることを特徴としている。また、第2は、チェーン構成部品として、少なくとも複数枚の平行な内プレートと、複数枚の平行な外プレートと、これら内プレートと外プレートとを連結する連結ピンと、該連結ピンに外挿されて内プレートに装着されるブシュと、前記外プレートの内面の連結ピン挿通孔の周囲に形成されたボス部と、該ボス部を包囲して外プレートと内プレートとの間に挟持されるリング状のシールド部材とを備えたシールドチェーンにおいて、前記シールド部材は、一端に前記ボス部嵌着用孔を有する小径リップ部と、前記内プレートの外面に当接する大径リップ部と、両リップ部を連設する傘状拡径部とを具備していることを特徴特徴としている。さらに、第3に、前記シールド部材は、ウレタン製であることを特徴とし、また、第3の前記シールド部材は、前記大径リップ部の厚さが前記傘状拡径部及び小径リップ部の厚さより厚めであるか、又は小径リップ部及び大径リップ部の厚さが前記傘状拡径部の厚さより厚めであることを特徴としている。第5に、前記シールド部材は、スチール製又はステンレススチール製であることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態例を図に基づいて説明する。図1は、第1形態例を示すシールドチェーンの一部の断面図、図2は、第1形態例のシールドチェーンのシールド部材の断面図、図3は、第2形態例を示すシールドチェーンの一部の断面図、図4は、第2形態例のシールドチェーンのシールド部材の断面図、図5は、第3形態例を示すシールドチェーンの一部の断面図、図6は、第3形態例のシールドチェーンのシールド部材の断面図、図7は、第4形態例を示すシールドチェーンの一部の断面図、図8は、Oリングを用いたシールドチェーン、第 形態例のウレタン製のシールド部材を用いたシールドチェーン及び第3形態例のスチール製のシールド部材を用いたシールドチェーンのブシュの摩耗によるチェーンの伸び率を比較した図である。なお、図9に示す従来例のシールドチェーンと共通する構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略又は簡略にする。
【0011】
まず、図1,2に示す第1形態例について説明する。この形態例に示すシールドチェーンは、平行な2枚の内プレート1,1と、平行な2枚の外プレート2,2とを連結ピン3にて連結する。該連結ピン3には、ブシュ4が外挿され、その両端を内プレート1,1の外面側に突出して、ブシュ4を内プレート1,1に装着する。ブシュの4の両突出部には、該突出部を包囲してリング状のシールド部材10,10が、それぞれ内プレート1の外面と外プレート2の内面との間に挟持されて備えられている。
【0012】
このシールド部材10は、ウレタンゴム製で、一端に突出部嵌着用孔11を有する小径リップ部12と、他端に外プレート2の内面に当接する大径リップ部13と、両リップ部12,13を連設する傘状拡径部14とを具備している。前記大径リップ部13の厚さが小径リップ部12及び傘状拡径部14の厚さより厚めに形成されている。これにより、大径リップ部13の外プレート2の内面への当接力を高め、シール性を向上する。
【0013】
このシールドチェーンを組み立てるには、ローラ5を外嵌したブシュ4の両端を内プレート1,1に突き刺して、両端を内プレート1,1の外面に等しく突出し、突出部をシールド部材10の突出部嵌着用孔11に圧入して傘状拡径部14を広げて、大径リップ部13を外プレート2の内面に向けて組み立て、1本の連結ピン3あて2個のシールド部材10を取り付けて軸受部のグリースを封入する構造とする。この組み付け時には、外プレート2,2を連結ピン3に完全に押し込まず、シールド部材10の大径リップ部13と外プレート2との内面との間に隙間を付けておき、グリースを100℃程度に加熱して軟らかな液状状態でチェーンを浸漬し、気泡が上がらなくなる迄(約15分〜20分程度)浸漬続けて引き上げ、浸漬浴の上方に吊し、チェーンに付いた過剰な潤滑油を浸漬浴に滴下し、その後外プレート2を所定の寸法位置まで押し込む。その後、必要に応じて60℃〜80℃の熱風で余分な油を吹き飛ばし、ピン頭をカシメて組み立てを完了する。なお、以下の実施態様もほぼ同様の手順で組み立てられる。
【0014】
次に、図3,4に示す第2形態例について説明する。この形態例に示すシールドチェーンは、第1形態例に示すチェーン構成において、シールド部材の構造が若干相違するものである。第2形態例に用いられるシールド部材20も、ウレタンゴム製で、一端にブシュ4への突出部嵌着用孔21を有する小径リップ部22と、他端に外プレート2の内面に当接する大径リップ部23と、両リップ部22,23を連設する傘状拡径部24とを具備している。該シールド部材20は、小径リップ部22及び大径リップ部23の厚さが傘状拡径部24の厚さより厚めに形成されている。これにより、小径リップ部22のブシュ4の突出部及び内プレート1の外面への当接力、並びに大径リップ部13の外プレート2の内面への当接力を高め、シール性をより一層向上する。
【0015】
図5,6に示す第3形態例のシールドチェーンは、第1,2形態例に示すチェーン構成において、シールド部材の材質及び構造がこれらと相違するものである。第3形態例に用いられるシールド部材30は、スチール製(又はステンレススチール製)で、一端にブシュ4への突出部嵌着用孔31を有する小径リップ部32と、他端に外プレート2の内面に当接する大径リップ部33と、両リップ部32,33を連設する傘状拡径部34とを具備している。このシール部材30の厚みは略同一である。
【0016】
図7に示す第4形態例のシールドチェーンは、第1,2,3形態例に示すチェーン構成と相違するものである。このシールドチェーンは、平行な2枚の内プレート1,1と、平行な2枚の外プレート2,2とを連結ピン3にて連結する。該連結ピン3には、ブシュ4が外挿され、その両端を内プレート1,1の外面側に突出することなく、ブシュ4を内プレート1,1に装着する。外プレート2の内面の連結ピン挿通孔の周囲にはボス部9が形成され、該ボス部9を包囲してリング状のシールド部材40,40が、外プレート2と内プレート1との間に挟持されて備えられている。
【0017】
前記シールド部材40は、第2実施形態例のシールド部材20と形状は同一であるが、シールドチェーンへの取付向きが反転している。すなわち、前記シールド部材は、一端にボス部嵌着用孔41を有する小径リップ部42と、内プレート1の外面に当接する大径リップ部43と、両リップ部1,2を連設する傘状拡径部44とを具備し、ボス部9をボス部嵌着用孔41に圧入して傘状拡径部44を広げて、小径リップ部42を内プレート1の外面に向けて組みつけるもので、上記各実施形態例と同様の作用効果を奏することができる。なお、シールド部材としては、第1,3実施形態例に使用しているものも、取付向きを反転して利用できる。
【0018】
前記シールド部材のうち、ウレタンゴム製は常温対応品として、スチール又はステンレススチール製は高温対応品として使用することができる。
【0019】
【実施例】
シール無しチェーンA、Oリングを用いた従来のシールドチェーンB、第1形態例のウレタン製のシールド部材を用いたシールドチェーンD及び第3形態例のスチール製のシールド部材を用いたシールドチェーンCのブシュの摩耗によるチェーンの伸び率について実験した。
【0020】
使用したチェーンは、JIS規格100番のものである。Oリングの寸法は、内周径14mm、外周径18mmである。第1形態例のウレタン製のシールド部材の寸法は、第2図に例示した。第3形態例のスチール製のシールド部材の寸法は、第6図に例示した。
【0021】
2つのスプロケットの軸間距離は793.75mm、チェーンの張力は450kg、スプロケットの回転速度は133m/minである。
【0022】
この実験例によれば、Oリングを用いた従来のシールドチェーンAの伸び率にに対して、第3形態例のスチール製のシールド部材を用いたシールドチェーンCは約1.44倍(4.33/3)、第1形態例のウレタン製のシールド部材を用いたシールドチェーンDは約2,11倍(6.33/3)の耐久度がある。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、シールド部材の一端をブシュの突出部又は外プレートの内面のボス部に嵌着し、傘状に拡径している他端を外プレートの内面又は内プレートの外面に当接した構成で、ブシュ又はボス部の突出長さに比較しブシュ端又はボス部端と外プレート又は内プレートとの隙間は僅かであり、その間に存在するシール材は残り僅かな隙間相当分の歪を吸収するのみで、完全に圧縮されることがないので、潰されることがなく、連結ピンとブシュ間でグリースを完全に安定して長期間封入保持でき、常時給油し難い個所でもチェーンの使用が可能となる。また、傘状拡径部による空間部にグリース溜めができ、接触部に常に油が誘導され、屈曲抵抗の大幅な軽減と耐久性(長寿命)が得られる。しかも、常温使用ではウレタンゴム製の対応で柔軟なシールの機能を発揮し、高温対応はスチール又はステンレススチール製で対応し、安価に供給出来る。
【0024】
2列使用時の左右使用にて伸びで支障が起きる装置へも安定使用が出来る。(意味不明ですので、具体的にご教示下さい。)
シールド部材が形状的に弾力性があるため、チェーンがフレキシブルにスプロケットの芯違いに対応出来る。
【0025】
屈曲抵抗も少なく滑らかな動きができ、初期給油が飛散せず、外部からの土砂・塵埃が軸受部に入り難く、メンテナンスフリーとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1形態例を示すシールドチェーンの一部の断面図
【図2】第1形態例のシールドチェーンのシールド部材の断面図
【図3】第2形態例を示すシールドチェーンの一部の断面図
【図4】第2形態例のシールドチェーンのシールド部材の断面図
【図5】第3形態例を示すシールドチェーンの一部の断面図
【図6】第3形態例のシールドチェーンのシールド部材の断面図
【図7】第4形態例を示すシールドチェーンの一部の断面図
【図8】Oリングを用いたシールドチェーン、第 形態例のウレタン製のシールド部材を用いたシールドチェーン及び第3形態例のスチール製のシールド部材を用いたシールドチェーンのブシュの摩耗によるチェーンの伸び率を比較した図
【図9】従来のOリングを用いたシールドチェーンの一部断面平面図
【図10】チェーンの弛み側が折れ曲がり状態となったことを例示した従来のOリングを用いたシールドチェーンの側面図
【符号の説明】
1…内プレート、2…外プレート、3…連結ピン、4…ブシュ、9…ボス部、10,20,30,40…シールド部材、11,21,31突出部嵌着用孔、12,22,32小径リップ部、13,23,33…大径リップ部、14,24,34…傘状拡径部、41…ボス部嵌着用孔、42…小径リップ部、43…大径リップ部、44…傘状拡径部
【発明の属する技術分野】
本発明は、シールドチェーンに関するもので、より詳細には、伝動用・搬送用ローラチェーンやブシュドチェーン、コンベヤーチェーン等のスチールチェーンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシールドチェーンは、例えば図9に示す如く、複数枚の平行な内プレート1と、複数枚の平行な外プレート2とを連結ピン3にて連結し、該連結ピンに外挿されたブシュ4の両端を内プレート1から突出して内プレート1に装着し、リング状のシールド部材としてのOリング5を該ブシュ4の突出部を包囲して内プレート1と外プレート2との間に挟持されるよう装着して、連結ピン3とブシュ4との間に封入したグリースを保持している。なお、6は、ブシュ4に外嵌したローラ、7は、チェーンを無端状に接続するピンである(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭64−30946号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなOリング5を用いたシールドチェーンは、高価なことと屈曲性が悪く、またスプロケット間の芯だしが悪い場合にはシールド部材が亀裂を起こし、保持していたグリースが飛散し急激にチェーンの摩耗が進行する。また、モータサイクルに限定した場合は、正確にスプロケットが装着されているが、一般機械伝動や高級搬送チェーンへの環境には適さない。
【0005】
一方、シールの密閉性を高めるに、Oリングの潰し代の推薦値は、リング径の8%〜30%としているが、Oリングを使用したシールドチェーンでは、8%〜20%の潰し代を採用している。これはOリングの寸法精度とチェーンの組立精度を加味しグリースを封入保持する為であり、この潰し代で、内・外プレートによりOリングで挟持すると、チェーンが屈曲する時の屈曲抵抗が大きくなり、チェーンの緊張側に対し弛み側でチェーンに対する張力が少ないと、図10に示すように、折れ曲がり状態でチェンが進行しスプロケット8,8に巻きついたりして動力損失にもなる。
【0006】
しかも、内・外プレートに挟まれたOリングは、内・外プレートとの接触摺動面がスリップし、ゴムの耐久性から内・外プレートとの接触摺動面は、一定の応力が与えられているので、次第に接触摺動面は平面になろうとし、グリースを内・外プレートの摺動面に誘導できなくなり、Oリングと内・外プレート間に油膜切れが生じ、Oリングの摩耗や劣化が急激に進行する。また、ブシュにOリングを挿入するときに、Oリングがネジレているとブシュの端面に乗り上げて、外プレートに挟まれ損傷、亀裂を起こすことになる。
【0007】
さらに、ローラチェンは、−10℃〜170℃の温度範囲で用いられが、ニトリルゴム(NBR)製のOリングは、−10℃〜80℃の温度制限があり、それ以上の高温域での使用には向かない。80℃〜170℃の高温域で使用する場合は、フッ素(FR)製のOリングが対応可能であるが、フッ素(FR)製のOリングを使用したシールドチェーンは極めて高価なチェーンとなる。また、シールド部材は、各種断面形状のものが開発されているが、いずれも屈曲抵抗の低減や内・外プレートの摺動面のグリース溜めの確保ができず、シールドチェーンの新たなシールド部材の開発の要望が大きい。
【0008】
本発明は、このような課題を解決することにより、屈曲抵抗が少なく、反発性・耐磨耗性の優れたシールドチェーンを提供することを目的としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1は、チェーン構成部品として、少なくとも複数枚の平行な内プレートと、複数枚の平行な外プレートと、これら内プレートと外プレートとを連結する連結ピンと、該連結ピンに外挿され、かつ両端を内プレートから突出して内プレートに装着されるブシュと、該ブシュの突出部を包囲して内プレートと外プレートとの間に挟持されるリング状のシールド部材とを備えたシールドチェーンにおいて、前記シールド部材は、一端に前記突出部嵌着用孔を有する小径リップ部と、他端に前記外プレートの内面に当接する大径リップ部と、両リップ部を連設する傘状拡径部とを具備していることを特徴としている。また、第2は、チェーン構成部品として、少なくとも複数枚の平行な内プレートと、複数枚の平行な外プレートと、これら内プレートと外プレートとを連結する連結ピンと、該連結ピンに外挿されて内プレートに装着されるブシュと、前記外プレートの内面の連結ピン挿通孔の周囲に形成されたボス部と、該ボス部を包囲して外プレートと内プレートとの間に挟持されるリング状のシールド部材とを備えたシールドチェーンにおいて、前記シールド部材は、一端に前記ボス部嵌着用孔を有する小径リップ部と、前記内プレートの外面に当接する大径リップ部と、両リップ部を連設する傘状拡径部とを具備していることを特徴特徴としている。さらに、第3に、前記シールド部材は、ウレタン製であることを特徴とし、また、第3の前記シールド部材は、前記大径リップ部の厚さが前記傘状拡径部及び小径リップ部の厚さより厚めであるか、又は小径リップ部及び大径リップ部の厚さが前記傘状拡径部の厚さより厚めであることを特徴としている。第5に、前記シールド部材は、スチール製又はステンレススチール製であることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態例を図に基づいて説明する。図1は、第1形態例を示すシールドチェーンの一部の断面図、図2は、第1形態例のシールドチェーンのシールド部材の断面図、図3は、第2形態例を示すシールドチェーンの一部の断面図、図4は、第2形態例のシールドチェーンのシールド部材の断面図、図5は、第3形態例を示すシールドチェーンの一部の断面図、図6は、第3形態例のシールドチェーンのシールド部材の断面図、図7は、第4形態例を示すシールドチェーンの一部の断面図、図8は、Oリングを用いたシールドチェーン、第 形態例のウレタン製のシールド部材を用いたシールドチェーン及び第3形態例のスチール製のシールド部材を用いたシールドチェーンのブシュの摩耗によるチェーンの伸び率を比較した図である。なお、図9に示す従来例のシールドチェーンと共通する構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略又は簡略にする。
【0011】
まず、図1,2に示す第1形態例について説明する。この形態例に示すシールドチェーンは、平行な2枚の内プレート1,1と、平行な2枚の外プレート2,2とを連結ピン3にて連結する。該連結ピン3には、ブシュ4が外挿され、その両端を内プレート1,1の外面側に突出して、ブシュ4を内プレート1,1に装着する。ブシュの4の両突出部には、該突出部を包囲してリング状のシールド部材10,10が、それぞれ内プレート1の外面と外プレート2の内面との間に挟持されて備えられている。
【0012】
このシールド部材10は、ウレタンゴム製で、一端に突出部嵌着用孔11を有する小径リップ部12と、他端に外プレート2の内面に当接する大径リップ部13と、両リップ部12,13を連設する傘状拡径部14とを具備している。前記大径リップ部13の厚さが小径リップ部12及び傘状拡径部14の厚さより厚めに形成されている。これにより、大径リップ部13の外プレート2の内面への当接力を高め、シール性を向上する。
【0013】
このシールドチェーンを組み立てるには、ローラ5を外嵌したブシュ4の両端を内プレート1,1に突き刺して、両端を内プレート1,1の外面に等しく突出し、突出部をシールド部材10の突出部嵌着用孔11に圧入して傘状拡径部14を広げて、大径リップ部13を外プレート2の内面に向けて組み立て、1本の連結ピン3あて2個のシールド部材10を取り付けて軸受部のグリースを封入する構造とする。この組み付け時には、外プレート2,2を連結ピン3に完全に押し込まず、シールド部材10の大径リップ部13と外プレート2との内面との間に隙間を付けておき、グリースを100℃程度に加熱して軟らかな液状状態でチェーンを浸漬し、気泡が上がらなくなる迄(約15分〜20分程度)浸漬続けて引き上げ、浸漬浴の上方に吊し、チェーンに付いた過剰な潤滑油を浸漬浴に滴下し、その後外プレート2を所定の寸法位置まで押し込む。その後、必要に応じて60℃〜80℃の熱風で余分な油を吹き飛ばし、ピン頭をカシメて組み立てを完了する。なお、以下の実施態様もほぼ同様の手順で組み立てられる。
【0014】
次に、図3,4に示す第2形態例について説明する。この形態例に示すシールドチェーンは、第1形態例に示すチェーン構成において、シールド部材の構造が若干相違するものである。第2形態例に用いられるシールド部材20も、ウレタンゴム製で、一端にブシュ4への突出部嵌着用孔21を有する小径リップ部22と、他端に外プレート2の内面に当接する大径リップ部23と、両リップ部22,23を連設する傘状拡径部24とを具備している。該シールド部材20は、小径リップ部22及び大径リップ部23の厚さが傘状拡径部24の厚さより厚めに形成されている。これにより、小径リップ部22のブシュ4の突出部及び内プレート1の外面への当接力、並びに大径リップ部13の外プレート2の内面への当接力を高め、シール性をより一層向上する。
【0015】
図5,6に示す第3形態例のシールドチェーンは、第1,2形態例に示すチェーン構成において、シールド部材の材質及び構造がこれらと相違するものである。第3形態例に用いられるシールド部材30は、スチール製(又はステンレススチール製)で、一端にブシュ4への突出部嵌着用孔31を有する小径リップ部32と、他端に外プレート2の内面に当接する大径リップ部33と、両リップ部32,33を連設する傘状拡径部34とを具備している。このシール部材30の厚みは略同一である。
【0016】
図7に示す第4形態例のシールドチェーンは、第1,2,3形態例に示すチェーン構成と相違するものである。このシールドチェーンは、平行な2枚の内プレート1,1と、平行な2枚の外プレート2,2とを連結ピン3にて連結する。該連結ピン3には、ブシュ4が外挿され、その両端を内プレート1,1の外面側に突出することなく、ブシュ4を内プレート1,1に装着する。外プレート2の内面の連結ピン挿通孔の周囲にはボス部9が形成され、該ボス部9を包囲してリング状のシールド部材40,40が、外プレート2と内プレート1との間に挟持されて備えられている。
【0017】
前記シールド部材40は、第2実施形態例のシールド部材20と形状は同一であるが、シールドチェーンへの取付向きが反転している。すなわち、前記シールド部材は、一端にボス部嵌着用孔41を有する小径リップ部42と、内プレート1の外面に当接する大径リップ部43と、両リップ部1,2を連設する傘状拡径部44とを具備し、ボス部9をボス部嵌着用孔41に圧入して傘状拡径部44を広げて、小径リップ部42を内プレート1の外面に向けて組みつけるもので、上記各実施形態例と同様の作用効果を奏することができる。なお、シールド部材としては、第1,3実施形態例に使用しているものも、取付向きを反転して利用できる。
【0018】
前記シールド部材のうち、ウレタンゴム製は常温対応品として、スチール又はステンレススチール製は高温対応品として使用することができる。
【0019】
【実施例】
シール無しチェーンA、Oリングを用いた従来のシールドチェーンB、第1形態例のウレタン製のシールド部材を用いたシールドチェーンD及び第3形態例のスチール製のシールド部材を用いたシールドチェーンCのブシュの摩耗によるチェーンの伸び率について実験した。
【0020】
使用したチェーンは、JIS規格100番のものである。Oリングの寸法は、内周径14mm、外周径18mmである。第1形態例のウレタン製のシールド部材の寸法は、第2図に例示した。第3形態例のスチール製のシールド部材の寸法は、第6図に例示した。
【0021】
2つのスプロケットの軸間距離は793.75mm、チェーンの張力は450kg、スプロケットの回転速度は133m/minである。
【0022】
この実験例によれば、Oリングを用いた従来のシールドチェーンAの伸び率にに対して、第3形態例のスチール製のシールド部材を用いたシールドチェーンCは約1.44倍(4.33/3)、第1形態例のウレタン製のシールド部材を用いたシールドチェーンDは約2,11倍(6.33/3)の耐久度がある。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、シールド部材の一端をブシュの突出部又は外プレートの内面のボス部に嵌着し、傘状に拡径している他端を外プレートの内面又は内プレートの外面に当接した構成で、ブシュ又はボス部の突出長さに比較しブシュ端又はボス部端と外プレート又は内プレートとの隙間は僅かであり、その間に存在するシール材は残り僅かな隙間相当分の歪を吸収するのみで、完全に圧縮されることがないので、潰されることがなく、連結ピンとブシュ間でグリースを完全に安定して長期間封入保持でき、常時給油し難い個所でもチェーンの使用が可能となる。また、傘状拡径部による空間部にグリース溜めができ、接触部に常に油が誘導され、屈曲抵抗の大幅な軽減と耐久性(長寿命)が得られる。しかも、常温使用ではウレタンゴム製の対応で柔軟なシールの機能を発揮し、高温対応はスチール又はステンレススチール製で対応し、安価に供給出来る。
【0024】
2列使用時の左右使用にて伸びで支障が起きる装置へも安定使用が出来る。(意味不明ですので、具体的にご教示下さい。)
シールド部材が形状的に弾力性があるため、チェーンがフレキシブルにスプロケットの芯違いに対応出来る。
【0025】
屈曲抵抗も少なく滑らかな動きができ、初期給油が飛散せず、外部からの土砂・塵埃が軸受部に入り難く、メンテナンスフリーとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1形態例を示すシールドチェーンの一部の断面図
【図2】第1形態例のシールドチェーンのシールド部材の断面図
【図3】第2形態例を示すシールドチェーンの一部の断面図
【図4】第2形態例のシールドチェーンのシールド部材の断面図
【図5】第3形態例を示すシールドチェーンの一部の断面図
【図6】第3形態例のシールドチェーンのシールド部材の断面図
【図7】第4形態例を示すシールドチェーンの一部の断面図
【図8】Oリングを用いたシールドチェーン、第 形態例のウレタン製のシールド部材を用いたシールドチェーン及び第3形態例のスチール製のシールド部材を用いたシールドチェーンのブシュの摩耗によるチェーンの伸び率を比較した図
【図9】従来のOリングを用いたシールドチェーンの一部断面平面図
【図10】チェーンの弛み側が折れ曲がり状態となったことを例示した従来のOリングを用いたシールドチェーンの側面図
【符号の説明】
1…内プレート、2…外プレート、3…連結ピン、4…ブシュ、9…ボス部、10,20,30,40…シールド部材、11,21,31突出部嵌着用孔、12,22,32小径リップ部、13,23,33…大径リップ部、14,24,34…傘状拡径部、41…ボス部嵌着用孔、42…小径リップ部、43…大径リップ部、44…傘状拡径部
Claims (5)
- チェーン構成部品として、少なくとも複数枚の平行な内プレートと、複数枚の平行な外プレートと、これら内プレートと外プレートとを連結する連結ピンと、該連結ピンに外挿され、かつ両端を内プレートから突出して内プレートに装着されるブシュと、該ブシュの突出部を包囲して内プレートと外プレートとの間に挟持されるリング状のシールド部材とを備えたシールドチェーンにおいて、前記シールド部材は、一端に前記突出部嵌着用孔を有する小径リップ部と、他端に前記外プレートの内面に当接する大径リップ部と、両リップ部を連設する傘状拡径部とを具備していることを特徴とするシールドチェーン。
- チェーン構成部品として、少なくとも複数枚の平行な内プレートと、複数枚の平行な外プレートと、これら内プレートと外プレートとを連結する連結ピンと、該連結ピンに外挿されて内プレートに装着されるブシュと、前記外プレートの内面の連結ピン挿通孔の周囲に形成されたボス部と、該ボス部を包囲して外プレートと内プレートとの間に挟持されるリング状のシールド部材とを備えたシールドチェーンにおいて、前記シールド部材は、一端に前記ボス部嵌着用孔を有する小径リップ部と、前記内プレートの外面に当接する大径リップ部と、両リップ部を連設する傘状拡径部とを具備していることを特徴とするシールドチェーン。
- 前記シールド部材は、ウレタン製であることを特徴とする請求項1又は2記載のシールドチェーン。
- 前記シールド部材は、前記大径リップ部の厚さが前記傘状拡径部及び小径リップ部の厚さより厚めであるか、又は小径リップ部及び大径リップ部の厚さが前記傘状拡径部の厚さより厚めであることを特徴とする請求項3記載のシールドチェーン。
- 前記シールド部材は、スチール製又はステンレススチール製であることを特徴とする請求項1又は2記載のシールドチェーン。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2003
- 2003-03-11 JP JP2003065673A patent/JP2004270889A/ja active Pending
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