JP2002155670A - 点検扉 - Google Patents

点検扉

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JP2002155670A
JP2002155670A JP2000353443A JP2000353443A JP2002155670A JP 2002155670 A JP2002155670 A JP 2002155670A JP 2000353443 A JP2000353443 A JP 2000353443A JP 2000353443 A JP2000353443 A JP 2000353443A JP 2002155670 A JP2002155670 A JP 2002155670A
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JP
Japan
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frame
base frame
inspection door
door
lower base
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Pending
Application number
JP2000353443A
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English (en)
Inventor
Nin Oyama
認 大山
Kazutaka Nio
一隆 仁王
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Inaba Seisakusho Co Ltd
Tostem Corp
Original Assignee
Inaba Seisakusho Co Ltd
Tostem Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンクリート建造物の廊下の側部に設置される
配管類をカバーする点検扉において、施工に熟練を要せ
ず、施工精度および意匠性が向上し、施工能率が向上し
施工が容易となるものを提供する。 【解決手段】建造物の廊下の天井と床にそれぞれ上基枠
7と下基枠8を固定し、別個に四方枠組みされた枠体1
2を、上基枠7と下基枠8に上下を固定して取付ける。
枠体12に、扉本体9を通路側に開閉自在に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高層マンション等
のコンクリート建造物の廊下の側部に設置する上下水
道、ガス、電気、電話線等の配管類をカバーする点検扉
に関する。
【0002】
【従来の技術】高層マンションにおいては、建物の各階
層の中央部に廊下を配設し、廊下の側部に上下に貫通す
る上下水道、ガス、電気、電話線等の配管類を設置し、
これらの通路側に前記配管類をカバーする点検扉を設置
する。従来の点検扉は、建築現場で作業者がビームの溶
接により点検扉の枠を組み、その枠に鉄板を加工して作
成した点検扉を開閉自在に取付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の点検扉は、上述
のように、現場において溶接により枠組みを行い、点検
扉の本体を取付けており、溶接作業を要するために施工
に熟練を要する上、施工精度が悪いために仕上がりにば
らつきがあり、このことが意匠性を劣化させ、かつ作業
に時間と手間がかかるという問題点がある。
【0004】本願発明は、上記問題点に鑑み、施工に熟
練を要せず、施工精度および意匠性が向上し、施工能率
が向上しかつ施工が容易となる点検扉を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の点検扉は、コ
ンクリート建造物の廊下の側部に設置される配管類をカ
バーする点検扉であって、前記建造物の廊下の天井と床
にそれぞれ上基枠と下基枠を固定し、前記上基枠と下基
枠と別個に四方枠組みされた枠体を、前記上基枠と下基
枠に上下を固定して取付け、前記枠体に、扉本体を通路
側に開閉自在に取付けたことを特徴とする点検扉。
【0006】請求項2の点検扉は、請求項1の点検扉に
おいて、前記下基枠に上下位置調整自在に枠受台を固定
し、該枠受台に前記枠受台を載置したことを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明による点検扉の一実
施の形態を示す平面図、図2はその正面図である。図1
において、1は廊下であり、2は高層マンションの廊下
側の壁、3は高層マンションの縦の骨組みを構成する鉄
骨、4は区分けされた各戸の玄関ドアである。5は廊下
1の壁よりの部分に縦方向に貫通して設置される上下水
道、ガス、電気、電話線等の配管類の収容部である。6
は配管類をカバーする点検扉である。図1、図2におい
て、7は上基枠、8は下基枠、9は扉本体、10は上部
パネルである。扉本体9は、1つの配管類収容部5につ
いて、1枚以上のものが設置される。本例では観音開き
式に複数対の扉本体9を設置した例を示す。
【0008】図3は前記点検扉6の扉本体9の1対分に
ついて示す分解斜視図である。図3において、11は後
述の機構により、下基枠8に上下位置調整自在に取付け
られる枠受台である。12は工場において予め枠組みさ
れた枠体である。本例の枠体12は、上枠12aと、下
枠12bと、左右の縦枠12cと、無目12dとからな
るものについて示している。
【0009】図4に示すように、前記上基枠7は逆U字
形の断面形状をなし、天井13にアンカーボルト14に
よって固定される。下基枠8は図5に示すようにU字形
の断面形状を有し、アンカーボルト15によって床16
に固定される。下基枠8には枠受台11が内嵌めして上
位置調整自在に装着される。具体的には、1本の枠受台
11について調整ボルト17が複数本設けられ、該各調
整ボルト17はそれぞれ下基枠8内に設置する足金具1
7aに回動自在に取付けられており、該調整ボルト17
を、枠受台11に固定した雌ねじ部18にねじ込み、調
整ボルト17の上端の角孔にドライバを嵌合して回すこ
とにより、枠受台11の高さを調整し、ねじ等の固定具
19によって下基枠8に固定する。
【0010】前記枠体12は、図4に示すように、上枠
12aを上基枠7に嵌め、下枠を図5に示すように下基
枠8に載せてけんどん式に設置し、ねじ等の固定具21
によって枠受台に固定する。また、図4に示すように、
上枠12aをねじ等の固定具23によって上基枠7に固
定する。図4に示すように、上部パネル10は前記上基
枠7と無目12dにねじ等の固定具(図示せず)により
固定される。
【0011】図5、平面図である図6および正面図であ
る図7に示すように、下枠12bおよび縦枠12の前面
側にはスリット12eが設けられ、扉本体9の下部を回
動自在に支持するピボット25を有する金具26が該ス
リット12eから挿入され、後面側に設けられたプラス
チック製受具27に嵌合され、ボルト28により抜け止
めされ固定される。扉本体9の上部にも同様の金具26
を有し、該金具26を、無目12cと縦枠12bとの接
合部に取付ける。なお、前記上基枠7、下基枠8、枠体
12、枠受台11、扉本体9は鉄製としたが、これらの
一部または全部をアルミ合金製としてもよい。
【0012】この点検扉は、アンカーボルト14、15
によりそれぞれ上基枠7、下基枠8を天井13と床16
に固定しておき、枠受台11の高さを調整ボルト17に
よって調整して固定具19により下基枠8に固定する。
【0013】次に上部パネル10を上基枠7と無目12
cおよび縦枠12bに固定する。また、扉本体9に取付
けたピボット25を有する金具26を下枠12bや縦枠
12c、および無目12dと縦枠12cに設けたスリッ
ト12eに嵌めてボルト28により固定して扉本体9が
枠体12に開閉自在に取付けられる。
【0014】このように、天井13および床16に固定
される上基枠7、下基枠8に、予め工場において製造さ
れた枠体12を取付け、その枠体12に扉本体9を取付
ける構造としたので、現場において溶接による組み付け
を行う必要がなくなり、点検扉の施工に熟練を要するこ
とがなくなり、施工精度が向上し、仕上がりにばらつき
がなくなる。このことから、意匠性が向上し、かつ施工
作業に時間や手間をとらず、能率よく容易に施工するこ
とができる。
【0015】また、枠体12は高さ調整可能な枠受台1
1上に設置したので、天井や床の施工面に水平度が悪い
場合でも水平度や高さの調整が容易となり、施工精度の
向上した点検扉が提供できる。上部パネル10は必ずし
も無くてもよいが、天井の高さに応じて上部パネル10
の上下幅と枠体12に上下幅を種々に変更することによ
り、扉本体9に共通のサイズのものを用いることができ
る。
【0016】本発明を実施する場合、上記実施の形態に
限らず、上基枠7、下基枠8、扉本体9、枠体12、枠
受台11等について種々の変更、付加が可能である。
【0017】
【発明の効果】請求項1によれば、施工に熟練を要せ
ず、施工精度が高く、容易に能率良く施工でき、意匠性
も向上させた点検扉を提供することができる。
【0018】請求項2によれば、天井や床の施工面の水
平度が悪い場合でも水平度や高さの調整が容易となり、
施工精度の向上した点検扉が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による点検扉の一実施の形態を示す平面
図である。
【図2】本実施の形態の点検扉の正面図である。
【図3】本実施の形態の点検扉の分解斜視図である。
【図4】本実施の形態の枠体の上基枠への取付け構造を
示す側面断面図である。
【図5】本実施の形態の枠体の下基枠への取付け構造を
示す側面断面図である。
【図6】本実施の形態の点検扉の枠体の下部構造を示す
平面図である。
【図7】本実施の形態の点検扉の枠体の下部構造を示す
正面図である。
【符号の説明】
1:廊下、2:壁、3:鉄骨、4:ドア、5:配管類の
収容部、6:点検扉、7:上基枠、8:下基枠、9:扉
本体、10:上部パネル、11:枠受台、12:枠体、
13:天井、14、15:アンカーボルト、16:床、
17:調整ボルト、18:雌ねじ部、19:固定具、2
1、23:固定具、25:ピボット、26:金具、2
7:受具、28:ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仁王 一隆 東京都大田区矢口2丁目5番25号 株式会 社稲葉製作所内 Fターム(参考) 2E011 JA03 KA02 KB02 KB03 KC01 KD14 KE02 KE06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート建造物の廊下の側部に設置さ
    れる配管類をカバーする点検扉であって、 前記建造物の廊下の天井と床にそれぞれ上基枠と下基枠
    を固定し、 前記上基枠と下基枠と別個に四方枠組みされた枠体を、
    前記上基枠と下基枠に上下を固定して取付け、 前記枠体に、扉本体を通路側に開閉自在に取付けたこと
    を特徴とする点検扉。
  2. 【請求項2】請求項1の点検扉において、 前記下基枠に上下位置調整自在に枠受台を固定し、該枠
    受台に前記枠受台を載置したことを特徴とする点検扉。
JP2000353443A 2000-11-20 2000-11-20 点検扉 Pending JP2002155670A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006241736A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Bunka Shutter Co Ltd 窓シャッターの取付枠体構造
JP2011074743A (ja) * 2009-10-02 2011-04-14 Toyo Shutter Co Ltd 点検扉の施工方法
JP7509421B2 (ja) 2020-11-18 2024-07-02 平野金属株式会社 構築物の壁面に固定される扉

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