JP3334433B2 - 配管床装置 - Google Patents

配管床装置

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JP3334433B2
JP3334433B2 JP15011595A JP15011595A JP3334433B2 JP 3334433 B2 JP3334433 B2 JP 3334433B2 JP 15011595 A JP15011595 A JP 15011595A JP 15011595 A JP15011595 A JP 15011595A JP 3334433 B2 JP3334433 B2 JP 3334433B2
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哲司 棒田
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/14Hangers in the form of bands or chains

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の脚体で支持され
る上床体の下側に、浴室排水、台所排水、洗面所排水等
の排水管を配管施工する配管床装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から図10、図11に示す如く、複数の
脚体(イ)で支持される上床体(ロ)の下側に、浴室排
水、台所排水、洗面所排水等の排水管(ハ)を配管施工
することは行われている。この場合、上床体(ロ)の下
側のスペースが配管スペースとして有効に利用されるも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、排水管(ハ)が上床体(ロ)の脚
体(イ)に当たらないよう整然と配管施工されるよう
に、床下地面(ニ)に配管経路が墨出しされ、該配管経
路を示す墨出し線に沿って複数のブロック(ホ)が配置
され、該各ブロック(ホ)上に木片(ヘ)を介して取着
具(ト)が取り付けられ、その際、排水管(ハ)に水勾
配を設けるために各ブロック(ホ)において厚さの異な
る木片(ヘ)が介在され、同取着具(ト)に排水管
(ハ)が保持固定されて排水管(ハ)は配管施工されて
いたが、該配管施工には手間を要し、又、床下地面
(ニ)に配管施工された排水管(ハ)やブロック
(ホ)、木片(ヘ)等が上床体(ロ)の設置作業等他の
作業の際に足元で邪魔になり、しかも、上床体(ロ)が
設置施工された後の排水管(ハ)の水勾配や配管経路の
変更が困難なものであった。
【0004】本発明は、上記従来の技術における問題を
解決するために発明されたもので、すなわちその課題
は、上床体の下側に簡単に排水管を配管施工することが
でき、該排水管が他の施工作業の邪魔になることもな
く、同排水管の水勾配や配管経路の変更も容易に行うこ
とができる配管床装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
配管床装置は、複数の脚体で支持される上床体の下側に
レール材を設け、該レール材に吊下具をスライド自在に
取り付け、該吊下具に排水管保持具を高さ調整自在に吊
下垂設してなり、この構成によって上記課題が解決され
た。
【0006】本発明の請求項1記載の配管床装置におい
て、脚体が高さ調整自在であることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項1記載の配管床装置は、下
方に開口したC型チャンネル材にてレール材を形成し、
該レール材の両開口縁部に吊下具を挟着して取り付けた
ことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項1記載の配管床装置は、上
床体を枠組体として形成し、該枠組体の枠材をC型チャ
ンネル材にて形成して該枠材をレール材としたことを特
徴とする。
【0009】本発明の請求項1記載の配管床装置は、排
水管保持具を水平方向回動自在に吊下垂設したことを特
徴とする。
【0010】本発明の請求項2記載の配管床装置は、上
請求項1記載の配管床装置において、上床体の周縁部
分を建物構築材となるH型梁材に結合固定したことを特
徴とする。
【0011】
【作用】本発明の請求項1記載の配管床装置において
は、複数の脚体で支持される上床体の下側にレール材が
設けられ、該レール材に吊下具がスライド自在に取り付
けられ、該吊下具に排水管保持具が高さ調整自在に吊下
垂設されているため、床下地面に墨出しを行うことな
く、排水管保持具に排水管を保持させ取り付けることに
よって、該排水管を上床体の下側に簡単に施工すること
ができる。又、同排水管は上床体の下側に支持されて床
下地面上には障害物がなく、上床体の設置作業等他の作
業にも支障を来すことがない。しかも、上床体が設置施
工された後にあっても、排水管を保持する排水管保持具
の高さ調整を行って、容易に該排水管の水勾配を変更し
たり、或いは、同排水管保持具が吊下垂設される吊下具
をレール材に沿ってスライド移動させて、同排水管の配
管経路を容易に変更したりすることができる。
【0012】本発明の請求項1記載の配管床装置におい
ては、特に、脚体が高さ調整自在であるため、上床体の
高さ位置を現場に応じて変更施工することができ、この
場合にあっても、同上床体の下側の定位置に排水管が支
持される。
【0013】本発明の請求項1記載の配管床装置におい
ては、特に、下方に開口したC型チャンネル材にてレー
ル材が形成され、該レール材の両開口縁部に吊下具が挟
着して取り付けられるため、汎用されるC型チャンネル
材をレール材として使用して簡単に製作することがで
き、又、該レール材の両開口縁部を利用して吊下具を容
易且つ確実に挟着して取り付けることができる。
【0014】本発明の請求項1記載の配管床装置におい
ては、特に、上床体が枠組体として形成され、該枠組体
の枠材がC型チャンネル材にて形成されて該枠材が上記
レール材となるため、上床体の構成部材となるC型チャ
ンネル材をレール材として有効に兼用することができ
る。
【0015】本発明の請求項1記載の配管床装置におい
ては、特に、排水管保持具が水平方向回動自在に吊下垂
設されるため、該排水管保持具を回動させこれに保持さ
れる排水管の方向をも変えて、該排水管の配管経路を更
に容易に変更することができる。
【0016】本発明の請求項2記載の配管床装置におい
ては、特に、上床体の周縁部分が建物構築材となるH型
梁材に結合固定されるため、上床体が所定位置に確実に
固定される。
【0017】
【実施例】図1、図2に示す配管床装置は、本発明の一
実施例で、複数の脚体1で支持される上床体2の下側に
レール材3を設け、該レール材3に吊下具4をスライド
自在に取り付け、該吊下具4に排水管保持具5を高さ調
整自在に吊下垂設してなるものである。
【0018】該配管床装置においては、脚体1が高さ調
整自在となっており、又、下方に開口したC型チャンネ
ル材にてレール材3が形成され、該レール材3の両開口
縁部51に吊下具4が挟着して取り付けられており、又、
上床体2が枠組体として形成され、該枠組体の枠材がC
型チャンネル材にて形成されて該枠材をレール材3とな
っており、又、排水管保持具5が水平方向回動自在に吊
下垂設されている。
【0019】又、該配管床装置においては、金属製の角
筒状型材が矩形状に枠組み結合されると共に、該矩形枠
の中程下側に下方に開口した金属製のC型チャンネル材
が架設結合されて、枠組体となる上床体2が形成されて
いる。又、同上床体2の矩形状の対向辺に位置する両枠
材の両端付近の内側にナット体6が結合固定され、下端
に当接座体8を有する螺子体7が同ナット体6に螺合垂
下されて脚体1が形成されている。該脚体1は、螺子体
7をナット体6に対して上下螺合操作することによっ
て、高さ調整自在となっている。
【0020】又、該配管床装置においては、上記レール
材3に一つの吊下具4及び排水管保持具5が取り付けら
れているが、複数取り付けられても良い。該吊下具4
は、螺子棒10と、該螺子棒10の上端部分に螺合されるナ
ット板11と、同螺子棒10の該ナット板11の下方位置に遊
嵌される支持板12と、同螺子棒10の該支持板12の下方位
置に螺合される止めナット13とで形成されている。この
場合、止めナット13を締めつけることによって、ナット
板11及び支持板12の両側部分がレール材3の湾曲した両
開口縁部51に強固に挟着固定される。又、同止めナット
13を緩めることによって、同吊下具4をその下方に吊下
垂設される排水管保持具5と共に、レール材3に沿って
スライド移動させることができる。又、ナット板11及び
支持板12の螺子棒10に対する上下位置を変更することに
よって、排水管保持具5の高さ位置を若干調整すること
もできる。
【0021】又、吊下具4には、上記螺子棒10を介して
排水管保持具5が吊下垂設されている。該排水管保持具
5は、排水管9が挿通保持されて取り付けられる合成樹
脂でなるリング状の保持部14と、該保持部14の上部に軸
支部16を介し水平方向回動自在に結合される金属製のナ
ット杆部15とで形成される。この場合、ナット杆部15を
上記螺子棒10に対して螺合回動させることによって、保
持部14の高さ調整が行われる。又、同保持部14をナット
杆部15に対して回動させることによって、同保持部14の
保持方向を変更することができる。
【0022】したがって、該実施例の配管床装置におい
ては、床下地面に墨出しを行うことなく、排水管保持具
5に排水管9を挿通保持させ取り付けて、該排水管9を
上床体2の下側に簡単に施工することができる。この場
合、排水管9は、浴室、台所、洗面所等の排水をその水
勾配に沿って流すものである。又、同排水管9は上床体
2の下側に支持されて床下地面上には障害物がなく、上
床体2の設置作業等他の作業にも支障を来すことがな
い。しかも、上床体2が設置施工された後にあっても、
排水管9を保持する排水管保持具5の高さ調整を行っ
て、容易に該排水管9の水勾配を変更したり、或いは、
同排水管保持具5が吊下垂設される吊下具4をレール材
に沿ってスライド移動させて、同排水管9の配管経路
を容易に変更したりすることができる。
【0023】又、該実施例の配管床装置においては、特
に、脚体1が高さ調整自在であるため、上床体2の高さ
位置を現場に応じて変更施工することができ、この場合
にあっても、同上床体2の下側の所定位置に排水管9が
吊下支持される。又、下方に開口したC型チャンネル材
にてレール材3が形成され、該レール材3の両開口縁部
51に吊下具4が挟着して取り付けられているため、汎用
されるC型チャンネル材をレール材3として使用して簡
単に製作することができ、又、該レール材3の両開口縁
部51を利用して吊下具4を容易且つ確実に挟着して取り
付けることができる。又、上床体2が枠組体として形成
され、該枠組体の中程の枠材がC型チャンネル材にて形
成されて該枠材が上記レール材3となっているため、上
床体2の構成部材となるC型チャンネル材をレール材3
として有効に兼用することができる。又、排水管保持具
5が水平方向回動自在に吊下垂設されるため、該排水管
保持具5を回動させこれに保持される排水管9の方向を
も変えて、該排水管9の配管経路を更に容易に変更する
ことができる。
【0024】図3、図4に示す配管床装置は、本発明の
別の実施例で、該実施例の配管床装置においては、下方
に開口したC型チャンネル材が矩形状に枠組み結合され
て上床体2が形成され、該上床体2の全周の枠材がレー
ル材3として形成されている。この場合、上床体2の矩
形状の枠組体の選択される辺のみがC型チャンネル材に
てレール材3として形成されても良い。又、上床体2の
矩形状の枠組体の長辺となる両レール材3の両端付近の
内側にナット体6が結合固定され、螺子体7が同ナット
体6に螺合垂下されて脚体1が形成されている。又、同
上床体2の矩形状の枠組体の両長辺となるレール材3
に、各々一つの吊下具4及び排水管保持具5が取り付け
られている。
【0025】又、該実施例の配管床装置においては、吊
下具4が、螺子棒10と、該螺子棒10の上端部分に螺合さ
れるナット板11と、同螺子棒10の該ナット板11の下方位
置に遊嵌される支持板12と、同螺子棒10の該支持板12の
下方位置に螺合される止めナット13とで形成されている
が、この場合、ナット板11の下面両側にレール材3の両
開口縁部51先端が摺動自在に係合する溝部17が形成され
ると共に、支持板12の両側端部分にレール材3の両側下
角部に沿って湾曲して該両側下角部の外面に摺接する湾
曲片部18が形成され、同支持板12の端縁部分にレール材
3の両開口縁部51間に摺動自在に係合する屈曲突出片19
が形成されている。したがって、同吊下具4をレール材
3に沿ってスライド移動させる際に、同ナット板11の両
溝部17及び支持板12の両湾曲片部18、屈曲突出片部19に
ガイドされてスムーズにスライド移動される。なお、そ
れ以外は、上記実施例と同様に構成されており、該実施
例の配管床装置においても、上記実施例と同様の作用効
果が奏される。
【0026】図5、図6に示す配管床装置は、本発明の
更に別の実施例で、該実施例の配管床装置においては、
木質板、金属板等でなる平単板にて形成される上床体2
の四隅部分に一定高さの脚体1が垂設され、同上床体2
の下面中程にH型材が取り付け固定されてレール材3が
設けられ、該レール材3のH型材の下辺部20に吊下具4
がスライド自在に取り付けられている。該吊下具4は一
つのレール材3に複数取り付けられており、レール材3
のH型材の下辺部20に摺動自在に嵌着される取り付け体
21と、該取り付け体21に一体に垂設されるナット杆部15
とでなり、該ナット杆部15に排水管保持具5が吊下垂設
されている。該排水管保持具5は、排水管9が保持され
て取り付けられる保持部14と、該保持部14の上部に突設
されて前記ナット杆部15に螺合垂設される螺子棒10とで
形成されている。この場合、保持部14の側方開口部22か
ら排水管9が嵌合保持され、又、該保持部14を螺子棒10
と共に回動させることによって、同保持部14の高さ調整
を行ったり保持方向を変更したりすることができる。
【0027】したがって、該実施例の配管床装置におい
ては、排水管保持具5に排水管9を側方より嵌合保持さ
せて、該排水管9を上床体2の下側に簡単に施工するこ
とができる。又、同排水管9は上床体2の下側に支持さ
れて床下地面上には障害物がなく、上床体2の設置作業
等他の作業にも支障を来すことがない。しかも、上床体
2が設置施工された後にあっても、排水管9を保持する
排水管保持具5の高さ調整を行って、容易に該排水管9
の水勾配を変更したり、或いは、同排水管保持具5が吊
下垂設される吊下具4をレール材3に沿ってスライド移
動させて、同排水管9の配管経路を容易に変更したりす
ることができる。又、排水管保持具5を回動させこれに
保持される排水管9の方向をも変えて、該排水管9の配
管経路を更に容易に変更することができる。
【0028】図7、図8、図9に示す配管床装置は、本
発明の更に別の実施例で、該実施例の配管床装置におい
ては、特に、上床体2の周縁部分が建物構築材となるH
型梁材23に結合固定されるため、上床体2が所定位置に
確実に固定される。H型梁材23は建物の階上、階下の間
の部屋の周辺部分に配設される構築材で、同実施例の配
管床装置は階上に設けられる浴室、洗面所、トイレ等の
水回り部位となる部屋の床装置として施工されるもので
ある。又、H型梁材23の上横辺部24の上面に第一L型金
具25が固着され、上床体2の周囲枠材26の下面に第二L
型金具27が固着され、該第一L型金具25と第二L型金具
27とがボルト28、ナット29にて結合されることによっ
て、上床体2の周縁部分がH型梁材23に同第一L型金具
25、第二L型金具27を介して結合固定されている。この
場合、第一L型金具25はH型梁材23の上横辺部24にボル
ト28、ナット29にて結合固着され、第二L型金具27は周
囲枠材26の下面にタッピングビス30にて結合固着されて
いる。又、第一L型金具25の縦辺部には水平方向の横長
孔31が穿設され、第二L型金具27の縦辺部には上下方向
の縦長孔32が穿設されており、該横長孔31、縦長孔32に
ボルト28が挿通されて結合されることによって、上床体
2の水平方向の位置調整、上下方向の高さ調整を行うこ
とができる。
【0029】又、該実施例の配管床装置においては、H
型梁材23の下横辺部33上に床下地となる下地パネル34が
架設支持されており、該下地パネル34は階下の天井下地
にもなるもので、上床体2上には階上の床仕上げ材35が
設置されている。又、上記H型梁材23に結合固定される
周囲枠材26に脚体1が垂設されており、該脚体1は上記
図1、図2に示した実施例と同様に高さ調整自在で、該
脚体1によっても上床体2の高さ調整を行うことができ
る。この場合、一般にはH型梁材23を基準にして上述の
如く、上床体2の周縁部分を該H型梁材23に結合固定し
て該上床体2の高さを決定すれば良いものであるが、同
H型梁材23のレベルが正確に出ていない場合には、前記
脚体1によって高さ調整を行った後に、上床体2の周縁
部分をH型梁材23に固定すれば良い。このようにして、
上床体2は所定位置、高さに確実に固定支持される。
又、上床体2の中程には下方に開口したC型チャンネル
材でなるレール材3が設けられており、該レール材3に
は上記図1、図2に示した実施例と同様に吊下具4、排
水管保持具5等が取り付けられる。したがって、該実施
例の配管床装置においても、上記図1、図2に示した実
施例と同様の作用効果が奏される。
【0030】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の配
管床装置においては、床下地面に墨出しを行うことな
く、排水管保持具に排水管を保持させ取り付けて、該排
水管を上床体の下側に簡単に施工することができ、又、
同排水管は上床体の下側に支持されて床下地面上には障
害物がなく、上床体の設置作業等他の作業にも支障を来
すことがなく、しかも、上床体が設置施工された後にあ
っても、排水管を保持する排水管保持具の高さ調整を行
って、容易に該排水管の水勾配を変更したり、或いは、
同排水管保持具が吊下垂設される吊下具をレール材に沿
ってスライド移動させて、同排水管の配管経路を容易に
変更したりすることができる。
【0031】又、本発明の請求項1記載の配管床装置に
おいては、特に、脚体が高さ調整自在であるため、上床
体の高さ位置を現場に応じて変更施工することができ、
この場合にあっても、同上床体の下側の定位置に排水管
が支持される。
【0032】又、本発明の請求項1記載の配管床装置に
おいては、特に、下方に開口したC型チャンネル材にて
レール材が形成され、該レール材の両開口縁部に吊下具
が挟着して取り付けられるため、汎用されるC型チャン
ネル材をレール材として使用して簡単に製作することが
でき、又、該レール材の両開口縁部を利用して吊下具を
容易且つ確実に挟着して取り付けることができる。
【0033】又、本発明の請求項1記載の配管床装置に
おいては、特に、上床体が枠組体として形成され、該枠
組体の枠材がC型チャンネル材にて形成されて該枠材が
上記レール材となるため、上床体の構成部材となるC型
チャンネル材をレール材として有効に兼用することがで
きる。
【0034】又、本発明の請求項1記載の配管床装置に
おいては、特に、排水管保持具が水平方向回動自在に吊
下垂設されるため、該排水管保持具を回動させこれに保
持される排水管の方向をも変えて、該排水管の配管経路
を更に容易に変更することができる。
【0035】又、本発明の請求項1記載の配管床装置に
おいては、特に、上床体の周縁部分が建物構築材となる
H型梁材に結合固定されるため、上床体が所定位置に確
実に固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である配管床装置を示す斜視
図。
【図2】同実施例である配管床装置の要部断面図。
【図3】別の実施例である配管床装置を示す斜視図。
【図4】同実施例である配管床装置の要部断面図。
【図5】更に別の実施例である配管床装置を示す斜視
図。
【図6】同実施例である配管床装置の要部断面図。
【図7】更に別の実施例である配管床装置を示す要部斜
視図。
【図8】同実施例である配管床装置の要部分解斜視図。
【図9】同実施例である配管床装置の要部側面図。
【図10】従来例である排水管の配管施工状態を示す斜視
図。
【図11】同従来例である排水管の配管施工状態の要部断
面図。
【符号の説明】
1 脚体 2 上床体 3 レール材 4 吊下具 5 排水管保持具 23 H型梁材 51 開口縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 善隆 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 審査官 川島 陵司 (56)参考文献 実開 昭60−112533(JP,U) 実開 昭58−104473(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03C 1/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の高さ調整自在の脚体で支持される
    枠組体としての上床体の下側に下方に開口したC型チャ
    ンネル材にてレール材を設け、該レール材の両開口縁部
    吊下具をスライド自在に取り付け、該吊下具に排水管
    保持具を水平方向回動自在に吊下垂設するとともに高さ
    調整自在に吊下垂設してなる配管床装置。
  2. 【請求項2】 上床体の周縁部分を建物構築材となるH
    型梁材に結合固定したことを特徴とする請求項1記載の
    配管床装置。
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