JP5588920B2 - 内装下地構造の形成方法 - Google Patents
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Description
複数の表装パネルを並設して表装壁を構築する際の下地構造としては、例えば下記の特許文献1のように、躯体壁の上下の天井及び床にその壁面と平行にそれぞれランナーを設けて、各ランナー間に複数の表装パネルを固定し、表装パネルの背面側に設けた縦方向のリブを間隔調整部材を介して躯体壁に固定する構造が従来より知られている。
また、表装パネルの背面にリブを設けるような加工を施す必要があり、通常の平板状の表装パネルをそのまま用いることができないという問題や、表装壁以外の内装下地構造には適用できないという問題があった。
この標準パネル及び繋ぎパネルは、それぞれ横桟及び縦桟を備えているため、形成される内装下地構造は格子状の構造を備えており、縦方向及び横方向に撓みが生じることがない。上記縦桟及び縦フレーム材の表面が面一になるように各部の寸法を設定しておけば、通常の平板状の表装パネルを下地構造に貼り付けることも可能となる。
また、この特許文献2の技術では、床用の内装下地構造を形成する際には、上記の標準パネル及び繋ぎパネルとは異なる構成の、床専用の標準ボードと繋ぎボードを用いる必要があり、資材の調達や配送の高コスト化や、現場における資材管理の煩雑化をもたらしていた。
(1) 躯体床面の表面に複数の支持脚を配置し、各支持脚上に複数の上記フレーム部材を配置することにより、床用内装下地構造を形成する。
(2) 躯体壁面の上部にガイドバーを配置固定すると共に、躯体天井面からガイドバーを吊り下げ、躯体壁面側のガイドバーと躯体天井面から吊り下げたガイドバーとの間に複数の上記フレーム部材を配置し、各フレーム部材と各ガイドバー間を固定することにより、天井用内装下地構造を形成する。
(3) 躯体壁面の上部及び下部にガイドバーを平行に配置固定し、両ガイドバー間に複数の上記フレーム部材を配置し、各フレーム部材と各ガイドバー間を固定することにより、表装壁用内装下地構造を形成する。
(4) 上記天井用内装下地構造の下面及び上記床用内装下地構造の上面にガイドバーを平行に配置固定し、両ガイドバー間に複数の上記フレーム部材を配置し、各フレーム部材と各ガイドバー間を固定することにより、間仕切り壁用内装下地構造を形成する。
(1) 躯体床面の表面に複数の支持脚を配置し、各支持脚上に複数の上記フレーム部材を配置することにより、床用内装下地構造を形成する。
(2) 躯体壁面の上部にガイドバーを配置固定すると共に、躯体天井面からガイドバーを吊り下げ、躯体壁面側のガイドバーと躯体天井面から吊り下げたガイドバーとの間に複数の上記フレーム部材を配置し、各フレーム部材と各ガイドバー間を固定することにより、天井用内装下地構造を形成する。
(3) 躯体壁面の上部及び下部にガイドバーを平行に配置固定し、両ガイドバー間に複数の上記フレーム部材を配置し、各フレーム部材と各ガイドバー間を固定することにより、表装壁用内装下地構造を形成する。
(4) 上記天井用内装下地構造の下面及び上記床用内装下地構造の上面にガイドバーを平行に配置固定し、両ガイドバー間に複数の上記フレーム部材を配置し、各フレーム部材と各ガイドバー間を固定することにより、間仕切り壁用内装下地構造を形成する。
このように、主要資材が1種類のフレーム部材で済むため、フレーム部材自体の製造コストを低減できるのみならず、施工現場への配送コストを抑えることが可能となる。また、同じフレーム部材を表装壁用、天井用、床用、間仕切り壁用として自由に振り分けることができるため、現場における資材管理が極めて容易となる利点が生じる。
この第1のフレーム部材10は、以下の寸法を備えている。
2250mm(長さ)×455mm(幅)×27mm(厚さ)
また、縦桟12は、それぞれ以下の寸法を備えている。
2250mm(長さ)×40mm(幅)×27mm(厚さ)
横桟14aは、以下の寸法を備えている。
375mm(長さ)×80mm(幅)×27mm(厚さ)
横桟14b〜14eは、それぞれ以下の寸法を備えている。
375mm(長さ)×40mm(幅)×27mm(厚さ)
ただし、これらの寸法は一例であり、これらに限定する趣旨ではない(以下も同様)。
Lバー16は、平板16aの一方の端辺に沿って角材16bを接合した形状を備えており、平板16a及び角材16bはそれぞれ以下の寸法を備えている。
平板16aの寸法:2250mm(長さ)×74mm(幅)×9mm(厚さ)
角材16bの寸法:2250mm(長さ)×36mm(高さ)×27mm(厚さ)
平板18aの寸法:2250mm(長さ)×100mm(幅)×9mm(厚さ)
角材18bの寸法:2250mm(長さ)×36mm(高さ)×27mm(厚さ)
まず、建物のコンクリート躯体の内面全域に、グラスウール等の断熱材を配置させる。
具体的には、図3に示すように、躯体20の壁面22、天井面24、床面26、梁28の表面に、グラスウール30を隙間なく配置させ、接着剤等を介して固定する。
図5に示すように、グラスウール30は所定の横幅を備えた帯状のユニットを壁面22に複数接合させることで配置されているため、各ユニット間を掻き分けて躯体表面を露出させた後、駒材32を接着させる。図示の通り、駒材32は、所定の間隔をおいて複数配置される。
また、隣接する第1のフレーム部材10同士も、一方の第1のフレーム部材10の縦桟12と他方の第1のフレーム部材10の縦桟12をビス留めすることにより、固定される。
図示は省略したが、この表装壁用内装下地構造34を構成する第1のフレーム部材10の表面に石膏ボードをビス留めし、その表面にクロスを貼ることにより、表装壁が完成する。
例えば、図6の例では、窓枠38の下の部分の寸法に合わせて、短く切除した第1のフレーム部材10が用いられている。
図8に示すように、この支持脚40は、円盤状の固定部40aと、軸部40bと、円柱状の押圧部40cとを備えている(ただし、固定部40aの形状は円形に限定されない)。
固定部40aの中心に形成された穴40dの内部にはネジ頭が配置されており、これをドライバーで左右に必要量回転させることにより、押圧部40cと固定部40aとの間の距離が微調整される構造を、支持脚40は備えている。
押圧部40cは、シリコンゴム等の弾性材によって構成されている。
そして、各第1のフレーム部材10をLバー16間に固定した後、支持脚40の穴40dの内部に設けられたネジ頭をドライバーで回し、押圧部40cと固定部40aとの距離を調整することにより、壁面22の凹凸を吸収することが可能となる。また、上記のように押圧部40cが弾性材よりなるため、消音効果も期待できる。
まず、図9に示すように、梁28の表面に駒材32を接着剤を介して接合させ、Lバー16を駒材32に対してビス留めする。このLバー16は、躯体内面上部の四囲に取り付けられる(天井面24側から天井用内装下地構造42を観察した図10においては、躯体内面上部の2辺にLバー16が装着された様子が示されている)。
つぎに、第1のフレーム部材10の一端をLバー16に載せてビス留めすると共に、他端側の上面をTバー18の平板18aに下から当接させ、ビス留めする。
また、天井の反対側からも複数の第1のフレーム部材10が横方向に一列に配置され、隣接する第1のフレーム部材10同士がビス留めされる。
そして、第1の列の第1のフレーム部材10の下端部と、第2の列の第1のフレーム部材10の上端部は、それぞれ他のTバー18の平板18aに載置され、ビス留めされる。
以上のようにして、第1のフレーム部材10をマトリクス状に多数配置させることにより、天井用の内装下地構造42が形成される。
まず、梁28の側面下部に複数の駒材32を所定の間隔をおいて接着した後、Lバー16を梁28の側面と下面とが交わる稜線に沿って配置させ、Lバー16の角材16bと駒材32間をビス留めする。
最後に、壁面22側のLバー16との間にも、厚さ9mmの石膏ボード52を当てがい、各Lバー16の平板16aにビス留めする。
なお、梁背が高い場合には、厚さ9mmの補助板を天井面24側のLバー16との間にあてがい、各Lバー16の角材16bにビス留めするようにしてもよい。
まず、図12に示すように、躯体床面26の上に複数の支持脚58を所定の間隔で配置させる。この際、躯体床面26に配置されたグラスウール30を掻き分けて躯体の表面を露出させ、支持脚58の設置スペースを確保する。
受け板58aの中心に形成された穴58dの内部にはネジ頭が配置されており、これをドライバーで左右に必要量回転させることにより、接地部58cと受け板58aとの間の距離が微調整される構造を、支持脚58は備えている。
接地部58cは、シリコンゴム等の弾性材によって構成されている。
なお、躯体床面26に凹凸が存在している場合には、第1のフレーム部材10を受け板58aに接着する前または後に、支持脚58の穴58dの内部に設けられたネジ頭をドライバーで回し、接地部58cと受け板58aとの距離を加減し、レベル調整を行う。
まず、図15に示すように、平板60の裏側に複数の把持具62を取り付けた吊り下げ板64を複数用意する。
把持具62は、可撓性を備えた樹脂製の円筒体に切れ目62aを入れた構成を備えており、この切れ目62aが下側に向くように平板60に取り付けられている。
このため、樹脂製の配管をこの切れ目62aに押し付けることにより、切れ目62aが開かれて配管が把持具60の内部に入り込み、しっかりと保持される。
このように、床用の内装下地構造56が梯子状の第1のフレーム部材10を連結することによって形成されているため、配管の状態を上から容易に観察することが可能となる。
また、把持具62の数も2つに限定されるものではなく、配管の数に応じて任意の数の把持具62を設けることができる。
まず、天井用の内装下地構造42を構成する第1のフレーム部材10の表面にTバー18をビス留めすると共に、床用の内装下地構造56を構成する第1のフレーム部材10の表面にもTバー18をビス留めする。
天井用の内装下地構造42側に配設したTバー18と、床用の内装下地構造56側に配設したTバー18とは、両者が平行するように位置決めされている。
図示は省略したが、この間仕切り壁用内装下地構造70の両側に石膏ボードをビス留めし、その表面にクロスを貼ることにより、間仕切り壁が完成する。
高い防音性を確保する必要がある場合には、両面に配置された第1のフレーム部材10, 10間にグラスウールを挟み込めばよい。
この場合、天井用の内装下地構造42を構成する第1のフレーム部材10の表面にLバー16をビス留めすると共に、床用の内装下地構造56を構成する第1のフレーム部材10の表面にもLバー16をビス留めする。
天井用内装下地構造42側に配設したLバー16と、床用内装下地構造56側に配設したLバー16とは、両者が平行するように位置決めされている。
この間仕切り壁用内装下地構造74の両側に複数の石膏ボード52をビス留めし、その表面にクロスを貼ることによって間仕切り壁が完成するのであるが、その際、石膏ボード52の繋ぎ目となる部分には、厚さ9mmの平板76が各第1のフレーム部材10に帯状に固定される。この結果、強度の確保や建具枠寸法との整合性が図られる。
図18は、フレーム部材の他の構成例を示すものであり、この第2のフレーム部材80は、3本の縦桟を所定の間隔をおいて平行に配置させ、第1の縦桟81と第2の縦桟82との間に3本の横桟(第1の横桟85、第2の横桟86、第3の横桟87)を配置させると共に、第2の縦桟82と第3の縦桟83との間にも3本の横桟(第4の横桟88、第5の横桟89、第6の横桟90)を配置させた形状を備えている。
各縦桟の長さは、エレベーターの高さに合わせ、2055mm〜2255mmの間で段階的に設定されている。また、第2のフレーム部材80の横幅は、636mmに設定されている。
各縦桟の上端から第3の横桟87及び第6の横桟90の中央までの距離Xは、1820mmに設定されている。また、第2の横桟86は、第1の横桟85と第3の横桟87から等距離の位置に配置されており、第5の横桟89は、第4の横桟88と第6の横桟90から等距離の位置に配置されている。
そして、第1の縦桟81の縦溝84と第2の縦桟82の一方の縦溝84との間に第1の横桟85、第2の横桟86、第3の横桟87が装着・固定されると共に、第2の縦桟82の他方の縦溝84と第3の縦桟83の縦溝84との間に第4の横桟88、第5の横桟89、第6の横桟90が装着・固定されている。
このように、第2のフレーム部材80は第1のフレーム部材10に比べて各縦桟の厚みが増している結果、フレーム部材としての強度が3.47倍程度向上している。
さらに、この隙間91にグラスウールよりなる断熱材を各種内装下地構造形成後に装填することも可能となる。
また、第2のフレーム部材80が長すぎる場合には、適当な位置で各縦桟を切除し、長さの調整を行うことができる。
[Lバー16の寸法]
平板16aの寸法:2255mm(長さ)×60mm(幅)×12mm(厚さ)
角材16bの寸法:2255mm(長さ)×45mm(高さ)×30mm(厚さ)
[Tバー18の寸法]
平板18aの寸法:2255mm(長さ)×120mm(幅)×12mm(厚さ)
角材18bの寸法:2255mm(長さ)×45mm(高さ)×30mm(厚さ)
12 縦桟
14a 横桟
14b 横桟
14c 横桟
14d 横桟
14e 横桟
16 Lバー
16a Lバーの平板
16b Lバーの角材
18 Tバー
18a Tバーの平板
18b Tバーの角材
20 躯体
22 躯体壁面
24 躯体天井面
26 躯体床面
28 梁
30 グラスウール
32 駒材
34 表装壁用内装下地構造
36 接合用木片
38 窓枠
40 支持脚
42 天井用内装下地構造
44 羽子板ボルト
50 梁用内装下地構造
52 石膏ボード
56 床用内装下地構造
58 支持脚
62 把持具
64 吊り下げ板
66 配管
68 配管
70 間仕切り壁用内装下地構造
74 間仕切り壁用内装下地構造
76 平板
80 第2のフレーム部材
81 第1の縦桟
82 第2の縦桟
83 第3の縦桟
84 縦溝
85 第1の横桟
86 第2の横桟
87 第3の横桟
88 第4の横桟
89 第5の横桟
90 第6の横桟
91 隙間
92 平板
93 延長用角材
94 接合用木片
Claims (10)
- 平行に配置された一対の縦桟の内側面間に、複数の横桟を相互に所定の間隔をおいて配置固定させた梯子状のフレーム部材を複数準備し、
躯体壁面の上部及び下部にガイドバーを平行に配置固定し、両ガイドバー間に複数の上記フレーム部材を配置し、各フレーム部材と各ガイドバー間を固定することにより、表装壁用内装下地構造を形成し、
躯体壁面の上部にガイドバーを配置固定すると共に、躯体天井面からガイドバーを吊り下げ、躯体壁面側のガイドバーと躯体天井面から吊り下げたガイドバーとの間に複数の上記フレーム部材を配置し、各フレーム部材と各ガイドバー間を固定することにより、天井用内装下地構造を形成し、
躯体床面の表面に複数の支持脚を配置し、各支持脚上に複数の上記フレーム部材を配置することにより、床用内装下地構造を形成し、
上記天井用内装下地構造の下面及び上記床用内装下地構造の上面にガイドバーを平行に配置固定し、両ガイドバー間に複数の上記フレーム部材を配置し、各フレーム部材と各ガイドバー間を固定することにより、間仕切り壁用内装下地構造を形成することを特徴とする内装下地構造の形成方法。 - 平行に配置された一対の縦桟の内側面間に、複数の横桟を相互に所定の間隔をおいて配置固定させた梯子状のフレーム部材を複数準備し、
以下の(1)〜(4)の工程を順不同に実行することを特徴とする内装下地構造の形成方法。
(1) 躯体床面の表面に複数の支持脚を配置し、各支持脚上に複数の上記フレーム部材を配置することにより、床用内装下地構造を形成する。
(2) 躯体壁面の上部にガイドバーを配置固定すると共に、躯体天井面からガイドバーを吊り下げ、躯体壁面側のガイドバーと躯体天井面から吊り下げたガイドバーとの間に複数の上記フレーム部材を配置し、各フレーム部材と各ガイドバー間を固定することにより、天井用内装下地構造を形成する。
(3) 躯体壁面の上部及び下部にガイドバーを平行に配置固定し、両ガイドバー間に複数の上記フレーム部材を配置し、各フレーム部材と各ガイドバー間を固定することにより、表装壁用内装下地構造を形成する。
(4) 上記天井用内装下地構造の下面及び上記床用内装下地構造の上面にガイドバーを平行に配置固定し、両ガイドバー間に複数の上記フレーム部材を配置し、各フレーム部材と各ガイドバー間を固定することにより、間仕切り壁用内装下地構造を形成する。 - 相互に所定の間隔をおいて平行に配置させた3本の縦桟の対向面間に、複数の横桟を相互に所定の間隔をおいて配置させ、各縦桟の対向面に形成された縦溝に各横桟の端面を接合させたフレーム部材を複数準備し、
以下の(1)〜(4)の工程を順不同に実行することを特徴とする内装下地構造の形成方法。
(1) 躯体床面の表面に複数の支持脚を配置し、各支持脚上に複数の上記フレーム部材を配置することにより、床用内装下地構造を形成する。
(2) 躯体壁面の上部にガイドバーを配置固定すると共に、躯体天井面からガイドバーを吊り下げ、躯体壁面側のガイドバーと躯体天井面から吊り下げたガイドバーとの間に複数の上記フレーム部材を配置し、各フレーム部材と各ガイドバー間を固定することにより、天井用内装下地構造を形成する。
(3) 躯体壁面の上部及び下部にガイドバーを平行に配置固定し、両ガイドバー間に複数の上記フレーム部材を配置し、各フレーム部材と各ガイドバー間を固定することにより、表装壁用内装下地構造を形成する。
(4) 上記天井用内装下地構造の下面及び上記床用内装下地構造の上面にガイドバーを平行に配置固定し、両ガイドバー間に複数の上記フレーム部材を配置し、各フレーム部材と各ガイドバー間を固定することにより、間仕切り壁用内装下地構造を形成する。 - 上記の躯体壁面に複数の駒板を所定の間隔をおいて接着しておき、各駒板にガイドバーを接着またはビス留めすることにより、各ガイドバーの固定がなされることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の内装下地構造の形成方法。
- 事前に躯体の壁面、天井面及び床面に断熱材が配置固定されることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の内装下地構造の形成方法。
- 上記の各内装下地構造を形成した後に、各フレーム部材の横桟と躯体表面との間に形成される狭小空間に断熱材を挿入配置させることを特徴とする請求項3または4に記載の内装下地構造の形成方法。
- 上記間仕切り壁用内装下地構造の形成に際し、上記ガイドバーとして平板の中央に角材を固定した断面T字形状のTバーを用い、
各Tバーの角材の両側にそれぞれ上記のフレーム部材を配置固定させることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の内装下地構造の形成方法。 - 上記床用内装下地構造の形成に際し、上記支持脚として脚部の突出量可変のものを用い、各支持脚の突出量を調整することにより、躯体床面のレベル調整を行うことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の内装下地構造の形成方法。
- 上記表装壁用内装下地構造の形成に際し、上記フレーム部材と躯体壁面との間に、脚部の突出量が可変の支持脚を複数配置させ、各支持脚の突出量を調整することによって躯体壁面のレベル調整を行うことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の内装下地構造の形成方法。
- 1または複数の配管把持手段を備えた吊り下げ板を、上記床用内装下地構造を構成するフレーム部材に複数取り付け、各吊り下げ板の配管把持手段に配管を装着することを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の内装下地構造の形成方法。
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