JP2883868B1 - 建築下地用枠状パネルと該パネルを用いた下地工法 - Google Patents
建築下地用枠状パネルと該パネルを用いた下地工法Info
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Abstract
【要約】
【課題】 コンクリート壁の下地施工の能率化。
【解決する手段】 少なくとも2本の縦桟21、21と3本
以上の横桟23とによって矩形の木製枠体2を形成し、該
木製枠体2の表裏両面に各桟に沿って木製の補強帯板
3、33を接着固定して形成され、各桟と補強板によって
溝41が形成されている。隣合う枠状パネルを連結するに
際し、枠状パネルの長さ方向或いは幅方向が大き過ぎる
ことがあれば、パネルの上下又は左右の両端間で、大き
過ぎる方向に対して、大き過ぎる分だけ切り取り、切断
端面を互いに突き合わせ、該突き合わせて端面に跨って
枠状パネルの溝に補強片10を嵌め込み、枠状パネルと補
強片とを接着材、釘打ち等によって固定する。
以上の横桟23とによって矩形の木製枠体2を形成し、該
木製枠体2の表裏両面に各桟に沿って木製の補強帯板
3、33を接着固定して形成され、各桟と補強板によって
溝41が形成されている。隣合う枠状パネルを連結するに
際し、枠状パネルの長さ方向或いは幅方向が大き過ぎる
ことがあれば、パネルの上下又は左右の両端間で、大き
過ぎる方向に対して、大き過ぎる分だけ切り取り、切断
端面を互いに突き合わせ、該突き合わせて端面に跨って
枠状パネルの溝に補強片10を嵌め込み、枠状パネルと補
強片とを接着材、釘打ち等によって固定する。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、主として鉄筋コンクリ
ート集合住宅の壁下地、天井下地、仕切り壁の下地に用
いるための木製枠状パネル及び該パネルを用いた下地工
法に関するものである。
ート集合住宅の壁下地、天井下地、仕切り壁の下地に用
いるための木製枠状パネル及び該パネルを用いた下地工
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄筋コンクリート集合住宅の躯体
の壁下地は、コンクリート面上に、直接に縦横に胴縁と
称される桟木をコンクリート用釘で打ち付け、該桟木の
上から石膏ボード、ベニヤ板等のボードを貼り付けてい
る。天井下地は、野縁と称される縦桟と、さお縁と称さ
れる横桟とを組み合わせたものを釣木、釣木受け等によ
ってつり下げている。又、コンクリート躯体を構成しな
い大工仕事の仕切壁は、柱間に間柱を建て、間柱の間に
横桟を通し、この上にボードを貼っている。
の壁下地は、コンクリート面上に、直接に縦横に胴縁と
称される桟木をコンクリート用釘で打ち付け、該桟木の
上から石膏ボード、ベニヤ板等のボードを貼り付けてい
る。天井下地は、野縁と称される縦桟と、さお縁と称さ
れる横桟とを組み合わせたものを釣木、釣木受け等によ
ってつり下げている。又、コンクリート躯体を構成しな
い大工仕事の仕切壁は、柱間に間柱を建て、間柱の間に
横桟を通し、この上にボードを貼っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記下地工法は、何れ
も現場にて大工が、定尺木材から所定長さの桟木に切断
し、釘打ちして組み合わせており、熟練を要する上に、
手間が掛かり作業能率が悪い。壁下地では、コンクリー
ト面に直接に桟木を打ち付けるため、コンクリート壁の
ゆがみや凹凸が分かり難く、桟木上にボートを貼った時
に、往々にして各ボーが面一に揃わない問題が生じる。
も現場にて大工が、定尺木材から所定長さの桟木に切断
し、釘打ちして組み合わせており、熟練を要する上に、
手間が掛かり作業能率が悪い。壁下地では、コンクリー
ト面に直接に桟木を打ち付けるため、コンクリート壁の
ゆがみや凹凸が分かり難く、桟木上にボートを貼った時
に、往々にして各ボーが面一に揃わない問題が生じる。
【0004】又、上記各工法に使用される木材は、施工
後は、外部からは見えないため、雨ざらしのままの、汚
れた材料が使用されている。これは施主に使い古しの廃
材であるかの様な悪い印象を与える。又、湿ったまま使
用された材料が、施工後に乾燥して寸法が変化し、ゆが
みや狂いが生じる。更に、天井下地の施工の場合、多数
の脚立を並べて手間の掛かる作業をせねばならず、作業
上の占有スペースや占有時間から、床貼り作業や、水
道、ガス等の配管作業を同時進行させることが出来ず、
全体の工期が長引く問題がある。
後は、外部からは見えないため、雨ざらしのままの、汚
れた材料が使用されている。これは施主に使い古しの廃
材であるかの様な悪い印象を与える。又、湿ったまま使
用された材料が、施工後に乾燥して寸法が変化し、ゆが
みや狂いが生じる。更に、天井下地の施工の場合、多数
の脚立を並べて手間の掛かる作業をせねばならず、作業
上の占有スペースや占有時間から、床貼り作業や、水
道、ガス等の配管作業を同時進行させることが出来ず、
全体の工期が長引く問題がある。
【0005】本発明は、従来は専ら現場作業のみに頼っ
ていた下地施工を、予め工場生産した枠状パネルを用い
ることにより、現場での作業を少なくし、施工能率が向
上する下地工法及び該枠状パネルを明らかにするもので
ある。
ていた下地施工を、予め工場生産した枠状パネルを用い
ることにより、現場での作業を少なくし、施工能率が向
上する下地工法及び該枠状パネルを明らかにするもので
ある。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明の枠状パネルは、少なく
とも2本の縦桟と3本以上の横桟とによって矩形の木製
枠体を形成し、該木製枠体の表裏両面に各桟に沿って木
製の補強帯板を固定して形成され、各補強帯板の幅は桟
の幅よりも大きく、木製枠体の外周を構成する縦桟上の
補強帯板は縦桟よりも内側に延出して、縦桟と両縦桟の
両面に被さった補強帯板とによって溝が形成され、横桟
と該横桟の両面に被さった補強帯板とによって溝が形成
されている。
とも2本の縦桟と3本以上の横桟とによって矩形の木製
枠体を形成し、該木製枠体の表裏両面に各桟に沿って木
製の補強帯板を固定して形成され、各補強帯板の幅は桟
の幅よりも大きく、木製枠体の外周を構成する縦桟上の
補強帯板は縦桟よりも内側に延出して、縦桟と両縦桟の
両面に被さった補強帯板とによって溝が形成され、横桟
と該横桟の両面に被さった補強帯板とによって溝が形成
されている。
【0007】本発明の枠状パネルを用いた壁下地工法
は、上記枠状パネルを、コンクリート壁面に沿わせて必
要枚数だけ並べ、パネルの外側から見える面に、石膏ボ
ード、ベニヤ板等のボードを貼り付ける。
は、上記枠状パネルを、コンクリート壁面に沿わせて必
要枚数だけ並べ、パネルの外側から見える面に、石膏ボ
ード、ベニヤ板等のボードを貼り付ける。
【0008】
【作用及び効果】木製枠体の両面は、該枠体の横桟、縦
桟よりも幅広の補強帯板に挟まれているため、パネルの
強度は、枠体だけの場合に比べて大幅に向上する。横
桟、縦桟に節があっても汚れていても、補強帯板に隠れ
るため、安物の材料や使い古しの材料を用いるかの様な
印象は与えない。又、桟に節があっても桟の両側に固定
した補強帯板によって、使用目的のための強度は充分過
ぎるくらい保証され、このため、従来であれば廃棄され
る節のある材料や木工家具製造の際に排出される廃材を
用いて枠体を形成できる。
桟よりも幅広の補強帯板に挟まれているため、パネルの
強度は、枠体だけの場合に比べて大幅に向上する。横
桟、縦桟に節があっても汚れていても、補強帯板に隠れ
るため、安物の材料や使い古しの材料を用いるかの様な
印象は与えない。又、桟に節があっても桟の両側に固定
した補強帯板によって、使用目的のための強度は充分過
ぎるくらい保証され、このため、従来であれば廃棄され
る節のある材料や木工家具製造の際に排出される廃材を
用いて枠体を形成できる。
【0009】必要枚数の枠状パネルを隣接するに際し、
各枠状パネルの縦長さ、或いは端部のパネルの幅長さが
大き過ぎることがある。この場合、パネルの上下又は左
右の両端間で、大き過ぎる幅長さ或いは高さ分だけ切り
取り、切断端面を突き合わせ、該突き合わせ部に跨って
枠状パネルの溝に補強片を嵌め込み、枠状パネルと補強
片とを接着材、釘打ち等によって固定することにより、
所望の大きさの枠状パネルを簡単に制作できる。従っ
て、必要な部分にパネルを隙間なく並べて連結できる。
各枠状パネルの縦長さ、或いは端部のパネルの幅長さが
大き過ぎることがある。この場合、パネルの上下又は左
右の両端間で、大き過ぎる幅長さ或いは高さ分だけ切り
取り、切断端面を突き合わせ、該突き合わせ部に跨って
枠状パネルの溝に補強片を嵌め込み、枠状パネルと補強
片とを接着材、釘打ち等によって固定することにより、
所望の大きさの枠状パネルを簡単に制作できる。従っ
て、必要な部分にパネルを隙間なく並べて連結できる。
【0010】又、コンクリート壁の下地の施工に際し、
該壁にパネルを当てたとき、壁とパネルとの間に生じる
隙間によって、コンクリート壁の凹凸が分かるため、壁
とパネルとの間に部分的に調整板を挟んで隙間を無く
し、各パネルを面一に揃えて取り付けできる。
該壁にパネルを当てたとき、壁とパネルとの間に生じる
隙間によって、コンクリート壁の凹凸が分かるため、壁
とパネルとの間に部分的に調整板を挟んで隙間を無く
し、各パネルを面一に揃えて取り付けできる。
【0011】枠状パネルの端部に、調整片(11)(12)を突
設しておけば、コンクリート床面にパネルを立てる際、
床面が不陸であっても調整片を削ることにより、パネル
を真っ直ぐに立てることができ、又、調整片の間に配管
を通すことができる。
設しておけば、コンクリート床面にパネルを立てる際、
床面が不陸であっても調整片を削ることにより、パネル
を真っ直ぐに立てることができ、又、調整片の間に配管
を通すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、枠状パネル(1)を示して
おり、高さ約2550mm、幅910mm、厚み23mmであ
る。尚、コンクリート集合住宅のコンクリート床(8)か
らコンクリート天井(9)までの高さは、一般には240
0mm程度であり、枠状パネル(1)高さよりも低い。枠状
パネル(1)は、略矩形の木製枠体(2)の両面に、木製枠
体(2)の桟(21)(31)(32)(34)を覆う様に木製補強帯板
(3)(31)(32)(33)(34)を貼り付けて構成される。
おり、高さ約2550mm、幅910mm、厚み23mmであ
る。尚、コンクリート集合住宅のコンクリート床(8)か
らコンクリート天井(9)までの高さは、一般には240
0mm程度であり、枠状パネル(1)高さよりも低い。枠状
パネル(1)は、略矩形の木製枠体(2)の両面に、木製枠
体(2)の桟(21)(31)(32)(34)を覆う様に木製補強帯板
(3)(31)(32)(33)(34)を貼り付けて構成される。
【0013】木製枠体(2)は、3本の縦桟(21)(21)(22)
と隣合う端部縦桟(21)(22)、(21)(22)間を夫々7本の横
桟(23)(24)(25)にて連結して略矩形に形成されている。
各桟の桟木は、厚み15mm、幅30mmである。各縦桟(2
1)(21)(22)の両端は、端部横桟(23)(23)よりも約100
mm外側へ突出している。
と隣合う端部縦桟(21)(22)、(21)(22)間を夫々7本の横
桟(23)(24)(25)にて連結して略矩形に形成されている。
各桟の桟木は、厚み15mm、幅30mmである。各縦桟(2
1)(21)(22)の両端は、端部横桟(23)(23)よりも約100
mm外側へ突出している。
【0014】図1に於いて、下から2番目の横桟(25)は
幅木用横桟であって、該幅木用横桟(25)と最下端の横桟
(23)との間は100mmであり、他の横桟同士の間隔は略
等しい。各横桟(23)(24)(25)の端部と縦桟(21)(21)(22)
の接続は、接着剤と釘打ちを併用している。
幅木用横桟であって、該幅木用横桟(25)と最下端の横桟
(23)との間は100mmであり、他の横桟同士の間隔は略
等しい。各横桟(23)(24)(25)の端部と縦桟(21)(21)(22)
の接続は、接着剤と釘打ちを併用している。
【0015】上記枠状パネル(1)の両面に貼り付けられ
る補強帯板(3)(31)(32)(33)(34)は、厚み4mmのベニヤ
板であって接着剤と釘打ちによって、各補強板の突き合
わせ部が隙間なく、且つ面凹凸なく面一に揃う様に貼り
付けられる。端部縦桟(21)(21)に被さった端部縦補強帯
板(3)(3)の幅は60mmであって、図2に示す如く、端
部縦桟(21)(21)から内側に30mm延出している。従っ
て、端部縦桟(21)と該縦桟(21)の両面に被さった端部縦
補強帯板(3)(3)との間に、枠状パネル(1)の内側に開
口した深さ30mmの溝(4)が形成される。
る補強帯板(3)(31)(32)(33)(34)は、厚み4mmのベニヤ
板であって接着剤と釘打ちによって、各補強板の突き合
わせ部が隙間なく、且つ面凹凸なく面一に揃う様に貼り
付けられる。端部縦桟(21)(21)に被さった端部縦補強帯
板(3)(3)の幅は60mmであって、図2に示す如く、端
部縦桟(21)(21)から内側に30mm延出している。従っ
て、端部縦桟(21)と該縦桟(21)の両面に被さった端部縦
補強帯板(3)(3)との間に、枠状パネル(1)の内側に開
口した深さ30mmの溝(4)が形成される。
【0016】中間縦補強帯板(31)の幅は100mmであっ
て、幅中心が中間縦桟(22)の幅中心に一致している。従
って、中間縦桟(22)と該縦桟に被さった中間縦補強帯板
(31)(31)とによって、中間縦桟(22)の両側に深さ35mm
の溝(4)(4)が形成される。
て、幅中心が中間縦桟(22)の幅中心に一致している。従
って、中間縦桟(22)と該縦桟に被さった中間縦補強帯板
(31)(31)とによって、中間縦桟(22)の両側に深さ35mm
の溝(4)(4)が形成される。
【0017】各横桟(23)(24)(25)に被さった横補強帯板
(32)(33)(34)は幅60mmであり、横桟から下方に30mm
延出している。従って、各横桟(23)(24)(25)と、該横桟
の両面に被さった補強帯板とによって、下向き開口の深
さ30mmの溝(41)が形成される。
(32)(33)(34)は幅60mmであり、横桟から下方に30mm
延出している。従って、各横桟(23)(24)(25)と、該横桟
の両面に被さった補強帯板とによって、下向き開口の深
さ30mmの溝(41)が形成される。
【0018】次に、上記枠状パネル(1)を用いたコンク
リート壁の下地工法について説明する。図3、図4、図
5に示す如く、コンクリート壁(7)に枠状パネル(1)を
隙間なく並べ、コンクリート釘でコンクリート壁(7)に
固定する。図5に示す如く、予め各枠状パネル(1)の両
端の縦桟(21)(21)の外面の全長に亘って溝(101)を開設
しておき、接着剤を塗布した帯状のジョイント板(100)
を、隣合う枠状パネル(1)(1)の縦桟(21)(21)の溝(10
1)(101)に跨って嵌合すれば、隣合う枠状パネルの連結
が一層強になる。勿論この溝(101)は枠状パネル(1)を
工場生産する際に加工しておく。枠状パネル(1)の高さ
は、コンクリート床(8)からコンクリート天井(9)まで
の高さよりも大であるから、枠状パネル(1)の上下の調
整片(11)(12)を、必要長さ残して切断する。
リート壁の下地工法について説明する。図3、図4、図
5に示す如く、コンクリート壁(7)に枠状パネル(1)を
隙間なく並べ、コンクリート釘でコンクリート壁(7)に
固定する。図5に示す如く、予め各枠状パネル(1)の両
端の縦桟(21)(21)の外面の全長に亘って溝(101)を開設
しておき、接着剤を塗布した帯状のジョイント板(100)
を、隣合う枠状パネル(1)(1)の縦桟(21)(21)の溝(10
1)(101)に跨って嵌合すれば、隣合う枠状パネルの連結
が一層強になる。勿論この溝(101)は枠状パネル(1)を
工場生産する際に加工しておく。枠状パネル(1)の高さ
は、コンクリート床(8)からコンクリート天井(9)まで
の高さよりも大であるから、枠状パネル(1)の上下の調
整片(11)(12)を、必要長さ残して切断する。
【0019】調整片(11)(11)、(12)(12)の間に、水道、
電気等の各種配管(82)を通すことができ、配管(82)のた
めに枠状パネル(1)をカットする必要はない。又、コン
クリート床(8)の不陸に合わせて、該下方の調整片(12)
(12)の切断長さを調整すれば、各枠状パネル(1)の下方
両端の調整片(12)(12)をコンクリート床(8)に接地させ
て、真っ直ぐに立てることができる。
電気等の各種配管(82)を通すことができ、配管(82)のた
めに枠状パネル(1)をカットする必要はない。又、コン
クリート床(8)の不陸に合わせて、該下方の調整片(12)
(12)の切断長さを調整すれば、各枠状パネル(1)の下方
両端の調整片(12)(12)をコンクリート床(8)に接地させ
て、真っ直ぐに立てることができる。
【0020】コンクリート壁(7)と枠状パネル(1)との
間に部分的に隙間が生じる様であれば、図5に示す様
に、枠状パネル(1)とコンクリート壁(7)との間に調整
板(5)(51)(52)を挟む。調整板(5)(51)(52)は、厚みの
異なるものを複数種類準備しておき、隙間の大きさに合
わせて、適宜組み合わせて使用すればよい。
間に部分的に隙間が生じる様であれば、図5に示す様
に、枠状パネル(1)とコンクリート壁(7)との間に調整
板(5)(51)(52)を挟む。調整板(5)(51)(52)は、厚みの
異なるものを複数種類準備しておき、隙間の大きさに合
わせて、適宜組み合わせて使用すればよい。
【0021】図3に示す如く、枠状パネル(1)を順に並
べていくと、端部の枠状パネル(1a)は、上記規格の大
きさでは合わない。そこで、規格の大きさの枠状パネル
(1)の幅を切り取って縮める。これは、中間縦桟(22)と
一方の或いは両方の端部縦桟(21)(21)との間を、大き過
ぎる分だけ切り取り、横桟の切断端面を突き合わせて、
該突き合わせ部に跨る様に、接着剤を塗布した木製補強
片(10)を溝(41)に緊密に嵌め込み、該補強片(10)を横桟
に釘打ち固定する。これによって、規格大きさでの枠状
パネル(1)では、大き過ぎる部分にも、幅を縮めた枠状
パネルを嵌め込むことができる。
べていくと、端部の枠状パネル(1a)は、上記規格の大
きさでは合わない。そこで、規格の大きさの枠状パネル
(1)の幅を切り取って縮める。これは、中間縦桟(22)と
一方の或いは両方の端部縦桟(21)(21)との間を、大き過
ぎる分だけ切り取り、横桟の切断端面を突き合わせて、
該突き合わせ部に跨る様に、接着剤を塗布した木製補強
片(10)を溝(41)に緊密に嵌め込み、該補強片(10)を横桟
に釘打ち固定する。これによって、規格大きさでの枠状
パネル(1)では、大き過ぎる部分にも、幅を縮めた枠状
パネルを嵌め込むことができる。
【0022】枠状パネル(1)の全面を覆う様に、石膏ボ
ード、ベニヤ板等のボード(6)を貼り付ける。
ード、ベニヤ板等のボード(6)を貼り付ける。
【0023】上記の如く、枠状パネル(1)の木製枠体
(2)の両面は、該枠体の縦桟(21)(22)、横桟(23)(24)(2
5)よりも幅広の補強帯板(3)(31)(32)(33)(34)に挟まれ
ているため、パネルの強度は、枠体(2)だけの場合に比
べて大幅に向上する。実施例では各補強帯板は、ベニヤ
板で形成されているため、伸縮が小さく、又、特定の方
向に反り難いというベニヤ板特有の効果が、枠状パネル
(1)に付加され、木製枠体(2)単独では到底得ることの
できない剛性を得ることができる。
(2)の両面は、該枠体の縦桟(21)(22)、横桟(23)(24)(2
5)よりも幅広の補強帯板(3)(31)(32)(33)(34)に挟まれ
ているため、パネルの強度は、枠体(2)だけの場合に比
べて大幅に向上する。実施例では各補強帯板は、ベニヤ
板で形成されているため、伸縮が小さく、又、特定の方
向に反り難いというベニヤ板特有の効果が、枠状パネル
(1)に付加され、木製枠体(2)単独では到底得ることの
できない剛性を得ることができる。
【0024】縦桟(21)(22)、横桟(23)(24)(25)に節があ
っても、又、汚れていても補強帯板に隠れるため、安物
の材料や使い古しの材料を用いるかの様な印象を与えな
い。又、桟に節があっても無くても補強帯板の存在によ
って、使用目的のための強度は充分過ぎるくらい保証さ
れ、このため、従来であれば廃棄される様な節のある材
料や木工家具製造の際に排出される廃材を用いて枠体
(2)を形成できる。
っても、又、汚れていても補強帯板に隠れるため、安物
の材料や使い古しの材料を用いるかの様な印象を与えな
い。又、桟に節があっても無くても補強帯板の存在によ
って、使用目的のための強度は充分過ぎるくらい保証さ
れ、このため、従来であれば廃棄される様な節のある材
料や木工家具製造の際に排出される廃材を用いて枠体
(2)を形成できる。
【0025】必要枚数の枠状パネル(1)を隣接して連結
するに際し、殆どの場合、最後に填め込む端部のパネル
の幅長さが大き過ぎる。この場合、パネルの端部縦桟(2
1)(21)の両端間で、大き過ぎる幅長さ分だけ切り取り、
切断端面を突き合わせ、該突き合わせて部に跨って枠状
パネルの溝(41)に補強片(10)を嵌め込み、枠状パネルと
補強片とを接着材、釘打ち等によって固定することによ
り、所望の大きさの枠状パネルを簡単に制作できる。従
って、必要な部分にパネルを隙間なく並べて連結でき
る。
するに際し、殆どの場合、最後に填め込む端部のパネル
の幅長さが大き過ぎる。この場合、パネルの端部縦桟(2
1)(21)の両端間で、大き過ぎる幅長さ分だけ切り取り、
切断端面を突き合わせ、該突き合わせて部に跨って枠状
パネルの溝(41)に補強片(10)を嵌め込み、枠状パネルと
補強片とを接着材、釘打ち等によって固定することによ
り、所望の大きさの枠状パネルを簡単に制作できる。従
って、必要な部分にパネルを隙間なく並べて連結でき
る。
【0026】コンクリート床(8)からコンクリート天井
(9)までの高さが、枠状パネル(1)の長さよりも大であ
る場合、枠状パネル(1)を上下の横桟(24)(24)間で切断
し上記同様の方法で接続端面を突き合わせて接続し、規
格寸法の枠状パネル(1)と短くした枠状パネル(1)を高
さ方向に並べてコンクリート壁(7)に固定すればよい。
(9)までの高さが、枠状パネル(1)の長さよりも大であ
る場合、枠状パネル(1)を上下の横桟(24)(24)間で切断
し上記同様の方法で接続端面を突き合わせて接続し、規
格寸法の枠状パネル(1)と短くした枠状パネル(1)を高
さ方向に並べてコンクリート壁(7)に固定すればよい。
【0027】又、コンクリート壁(7)の下地の施工に際
し、該壁(7)にパネルを当てたとき、壁とパネルとの間
に生じる隙間によって、コンクリート壁の凹凸が分かる
ため、壁とパネルとの間に部分的に調整板(5)(51)(52)
を挟んで隙間を無くし、各パネルの面を揃えて取り付け
できる。
し、該壁(7)にパネルを当てたとき、壁とパネルとの間
に生じる隙間によって、コンクリート壁の凹凸が分かる
ため、壁とパネルとの間に部分的に調整板(5)(51)(52)
を挟んで隙間を無くし、各パネルの面を揃えて取り付け
できる。
【0028】枠状パネル(1)の横桟上の溝(4)の開口を
下向きにして該パネルをコンクリート壁(7)に固定すれ
ば、枠状パネル(1)或いは該枠状パネルに貼ったボード
(6)にドリル孔を開設して場合、木くずが溝(4)に溜ま
ることを防止できる。
下向きにして該パネルをコンクリート壁(7)に固定すれ
ば、枠状パネル(1)或いは該枠状パネルに貼ったボード
(6)にドリル孔を開設して場合、木くずが溝(4)に溜ま
ることを防止できる。
【0029】尚、コンクリート集合住宅では、間取りが
共通することが多いので、規格寸法の枠状パネル(1)の
必要枚数と、規格外の枠状パネル(1)の必要枚数を設計
図面上で計算して、両方のパネルを工場生産しておく。
又、規格寸法のパネルと規格外のパネルに識別可能に色
マークでを施し、設計図面にもパネルの配置と使用すべ
きパネルを色分しておけば、現場では、使用するパネル
が一目で判り、又、正しいパネルが使用されているか否
かも一目瞭然である。
共通することが多いので、規格寸法の枠状パネル(1)の
必要枚数と、規格外の枠状パネル(1)の必要枚数を設計
図面上で計算して、両方のパネルを工場生産しておく。
又、規格寸法のパネルと規格外のパネルに識別可能に色
マークでを施し、設計図面にもパネルの配置と使用すべ
きパネルを色分しておけば、現場では、使用するパネル
が一目で判り、又、正しいパネルが使用されているか否
かも一目瞭然である。
【0030】図4は、上記コンクリート壁(7)に枠状パ
ネル(1)を取り付けた後、コンクリート床(8)に、ネジ
ジャッキ(図示せず)等により該床(8)から浮かせて床板
(81)を貼った状態を示している。床板(81)の端部を枠状
パネル(1)から少し離して施工しても、後工程で枠状パ
ネル(1)に貼るボード(6)や幅木(61)によって該隙間S
が隠れるため、床板(81)の寸法精度が緩やかになり、熟
練を要せずとも施工ができる。
ネル(1)を取り付けた後、コンクリート床(8)に、ネジ
ジャッキ(図示せず)等により該床(8)から浮かせて床板
(81)を貼った状態を示している。床板(81)の端部を枠状
パネル(1)から少し離して施工しても、後工程で枠状パ
ネル(1)に貼るボード(6)や幅木(61)によって該隙間S
が隠れるため、床板(81)の寸法精度が緩やかになり、熟
練を要せずとも施工ができる。
【0031】又、幅木(61)の位置に対応して、枠状パネ
ル(1)には幅木用横桟(25)が設けられているため、幅木
(61)の取付部は強固であり、釘打ちに耐えることができ
る。
ル(1)には幅木用横桟(25)が設けられているため、幅木
(61)の取付部は強固であり、釘打ちに耐えることができ
る。
【0032】図6は、枠状パネル(1)を使用したコンク
リート天井(9)の下地工法を示しており、コンクリート
天井(9)に埋設された釣金具(91)に長尺の釣木(92)をコ
ンクリート天井(9)に沿って配設し、該釣木(92)に枠状
パネル(1)を釘打ち固定する。予め準備した枠状パネル
(1)を、釣木(92)に固定するだけであるから、従来の様
に、脚立を並べて、複数の作業者が、縦桟と横桟を組み
合わせていく手間のかかる作業は不要となり、又、作業
上の占有スペースも少なくて済むため、床貼り作業や、
水道、ガス等の配管作業を同時進行させることが出来、
全体の工期を早めることができる。
リート天井(9)の下地工法を示しており、コンクリート
天井(9)に埋設された釣金具(91)に長尺の釣木(92)をコ
ンクリート天井(9)に沿って配設し、該釣木(92)に枠状
パネル(1)を釘打ち固定する。予め準備した枠状パネル
(1)を、釣木(92)に固定するだけであるから、従来の様
に、脚立を並べて、複数の作業者が、縦桟と横桟を組み
合わせていく手間のかかる作業は不要となり、又、作業
上の占有スペースも少なくて済むため、床貼り作業や、
水道、ガス等の配管作業を同時進行させることが出来、
全体の工期を早めることができる。
【0033】コンクリート躯体を形成せず、専ら大工仕
事によって形成する仕切壁に本発明の枠状パネル(1)を
芯材として用いることができる。この場合、枠状パネル
(1)は木製枠体(2)の各桟木を厚みを大きくして、パネ
ル(1)の厚みを45mmとする。厚手の枠状パネルを仕切
部に立設し、両面にボード(6)を貼ればよい。
事によって形成する仕切壁に本発明の枠状パネル(1)を
芯材として用いることができる。この場合、枠状パネル
(1)は木製枠体(2)の各桟木を厚みを大きくして、パネ
ル(1)の厚みを45mmとする。厚手の枠状パネルを仕切
部に立設し、両面にボード(6)を貼ればよい。
【0034】図7は、枠状パネル(1b)の他の実施例を示
しており、2本の縦桟(21)(21)間を複数の横桟(23)(23)
で接続した木製枠体(2)に、前記同様にして補強帯板
(3)(31)を貼り付け、各桟と補強板によって溝(4)を形
成したものである。これは、鉄筋コンクリート躯体のコ
ーナに貼り出た柱部分や垂壁の下地用として適当な大き
さである。
しており、2本の縦桟(21)(21)間を複数の横桟(23)(23)
で接続した木製枠体(2)に、前記同様にして補強帯板
(3)(31)を貼り付け、各桟と補強板によって溝(4)を形
成したものである。これは、鉄筋コンクリート躯体のコ
ーナに貼り出た柱部分や垂壁の下地用として適当な大き
さである。
【0035】尚、図1の枠状パネル(1)も図7の枠状パ
ネル(1b)も横桟の数は多いほど、剛性が高まるが、最小
限、上下端の2本と中間の1本の計3本の横桟があれば
用を成す。
ネル(1b)も横桟の数は多いほど、剛性が高まるが、最小
限、上下端の2本と中間の1本の計3本の横桟があれば
用を成す。
【0036】建築面積50平方メートルの場合、上記天
井下地、床下地、仕切壁下地の大工仕事は、従来工法で
は、8人で1日掛かりが標準であったが、本発明の工法
では3人で1.5日で済み、約1.8倍の作業能率が向上
した。
井下地、床下地、仕切壁下地の大工仕事は、従来工法で
は、8人で1日掛かりが標準であったが、本発明の工法
では3人で1.5日で済み、約1.8倍の作業能率が向上
した。
【0037】本発明は、上記実施例の構成に限定される
ことはなく、特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形
が可能である。
ことはなく、特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形
が可能である。
【図1】枠状パネルの正面図である。
【図2】枠状パネルの要部斜面図である。
【図3】コンクリート壁に枠状パネルを並べて状態の正
面図である。
面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】図3のB−B線に沿う断面図である。
【図6】天井下地の要部断面図である。
【図7】枠状パネルの他の実施例の正面図である。
(1) 枠状パネル (2) 木製枠体 (3) 補強帯板 (31) 補強帯板 (33) 補強帯板 (4) 溝 (6) ボード (7) コンクリート壁 (8) コンクリート床 (9) コンクリート天井
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも2本の縦桟と3本以上の横桟
とによって矩形の木製枠体を形成し、該木製枠体の表裏
両面に各桟に沿って木製の補強帯板を固定して形成さ
れ、各補強帯板の幅は桟の幅よりも大きく、木製枠体の
外周を構成する縦桟上の補強帯板は縦桟よりも内側に延
出して、縦桟と両縦桟の両面に被さった補強帯板とによ
って溝が形成され、横桟と該横桟の両面に被さった補強
帯板とによって溝が形成されている建築下地用枠状パネ
ル。 - 【請求項2】 縦桟及び縦桟上の補強帯板は、パネル端
部の横桟よりも外側に突出して調整片を形成している請
求項1に記載の建築下地用枠状パネル。 - 【請求項3】 縦桟と横桟とによって矩形の木製枠体を
形成し、該木製枠体の表裏両面に各桟に沿って木製の補
強帯板を接着固定して形成され、各補強帯板の幅は桟の
幅よりも大きく、木製枠体の外周を構成する縦桟上の補
強帯板は縦桟よりも内側に延出して、縦桟と両縦桟の両
面に被さった補強帯板とによって溝が形成され、横桟と
該横桟の両面に被さった補強帯板とによって溝が形成さ
れている枠状パネルを、コンクリート壁面に沿わせて或
いは、空間の間仕切り位置に必要枚数並べ、隣合う枠状
パネル同士を接着剤、釘打ち等によって連結し、パネル
の外側から見える面に、石膏ボード、ベニヤ板等のボー
ドを貼り付けることを特徴とする枠状パネルを使用した
下地工法。 - 【請求項4】 隣合う枠状パネルを連結するに際し、枠
状パネルの長さ方向或いは幅方向が大き過ぎることがあ
れば、パネルの上下又は左右の両端間で、大き過ぎる方
向に対して、大き過ぎる分だけ切り取り、切断端面を互
いに突き合わせ、該突き合わせて端面に跨って枠状パネ
ルの溝に補強片を嵌め込み、枠状パネルと補強片とを接
着材、釘打ち等によって固定することを特徴とする枠状
パネルを使用した請求項3に記載の枠状パネルを使用し
た下地工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10100714A JP2883868B1 (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 建築下地用枠状パネルと該パネルを用いた下地工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10100714A JP2883868B1 (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 建築下地用枠状パネルと該パネルを用いた下地工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2883868B1 true JP2883868B1 (ja) | 1999-04-19 |
JPH11293839A JPH11293839A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14281337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10100714A Expired - Fee Related JP2883868B1 (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 建築下地用枠状パネルと該パネルを用いた下地工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2883868B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008121216A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Yoshikazu Adachi | 壁下地構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5588920B2 (ja) * | 2010-05-06 | 2014-09-10 | 好和 安達 | 内装下地構造の形成方法 |
-
1998
- 1998-04-13 JP JP10100714A patent/JP2883868B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008121216A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Yoshikazu Adachi | 壁下地構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11293839A (ja) | 1999-10-26 |
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