JP2002154618A - 物流管理システム - Google Patents
物流管理システムInfo
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- JP2002154618A JP2002154618A JP2000353858A JP2000353858A JP2002154618A JP 2002154618 A JP2002154618 A JP 2002154618A JP 2000353858 A JP2000353858 A JP 2000353858A JP 2000353858 A JP2000353858 A JP 2000353858A JP 2002154618 A JP2002154618 A JP 2002154618A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 貨物集荷から配送時における個々の貨物の所
在管理と運搬後のルート追跡を容易に行うことができ
る、物流管理システムを提供する。 【解決手段】 貨物３に内容情報を格納したＩＣタグ５
を貼付し、ＩＣタグゲートシステム７とパレット１１、
パレットゲートシステム１２、トラック１５、及びゲー
トシステム１９にそれぞれＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ技術等
を用いた無線通信端末を設置する。これらの無線通信端
末間で自動的に貨物に関する情報の送受信と受信した貨
物情報の集計を行うことにより、トラック１５の貨物情
報がパレット単位で記憶され、ゲートシステム１９から
配送センターのコンピュータ２３へ送られる。コンピュ
ータ２３は、トラック１５毎の貨物情報を貨物搭載情報
データベース２５に格納し、管理する。
在管理と運搬後のルート追跡を容易に行うことができ
る、物流管理システムを提供する。 【解決手段】 貨物３に内容情報を格納したＩＣタグ５
を貼付し、ＩＣタグゲートシステム７とパレット１１、
パレットゲートシステム１２、トラック１５、及びゲー
トシステム１９にそれぞれＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ技術等
を用いた無線通信端末を設置する。これらの無線通信端
末間で自動的に貨物に関する情報の送受信と受信した貨
物情報の集計を行うことにより、トラック１５の貨物情
報がパレット単位で記憶され、ゲートシステム１９から
配送センターのコンピュータ２３へ送られる。コンピュ
ータ２３は、トラック１５毎の貨物情報を貨物搭載情報
データベース２５に格納し、管理する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＩＣタグとＢｌｕ
ｅ Ｔｏｏｔｈ技術を組み合わせて用いた物流管理シス
テムに関するものである。
ｅ Ｔｏｏｔｈ技術を組み合わせて用いた物流管理シス
テムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来は、２次元バーコードや非接触ＩＣ
タグを利用した館内における物流システムが開発されて
いるが、発送側館内、館外、受取側館内を通しての統一
規格はない。
タグを利用した館内における物流システムが開発されて
いるが、発送側館内、館外、受取側館内を通しての統一
規格はない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、館外で
大型トラックから小形トラックへのパレット単位での貨
物の積み替え作業中にパレットを取り違えることがよく
あり、発送側館内と受取側館内で各トラックの貨物内容
を把握していても、このような場合には、複数の異なる
貨物を多量に集配する物流サービスにおいて、貨物集荷
から配送時における個々の貨物の所在管理は非常に困難
である。
大型トラックから小形トラックへのパレット単位での貨
物の積み替え作業中にパレットを取り違えることがよく
あり、発送側館内と受取側館内で各トラックの貨物内容
を把握していても、このような場合には、複数の異なる
貨物を多量に集配する物流サービスにおいて、貨物集荷
から配送時における個々の貨物の所在管理は非常に困難
である。
【０００４】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、貨物集荷から配送時における個々の貨物の所
在管理と運搬後のルート追跡を容易に行うことができ
る、物流管理システムを提供することにある。
たもので、貨物集荷から配送時における個々の貨物の所
在管理と運搬後のルート追跡を容易に行うことができ
る、物流管理システムを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、請求項１記載の発明は、複数の異なる貨物を集配
する物流サービスにおいて、貨物毎に前記貨物の内容情
報を格納したＩＣタグを貼付し、前記貨物をパレットに
積み込む際に、第１の無線通信装置を設置したＩＣタグ
ゲートシステムにより、前記ＩＣタグから前記貨物の内
容情報を読取り、前記パレットに設置した第２の無線通
信装置が、前記第１の無線通信装置から送られる貨物毎
の内容情報を集計して、前記パレット全体の貨物情報と
して記憶することを特徴とする物流管理システムであ
る。
ため、請求項１記載の発明は、複数の異なる貨物を集配
する物流サービスにおいて、貨物毎に前記貨物の内容情
報を格納したＩＣタグを貼付し、前記貨物をパレットに
積み込む際に、第１の無線通信装置を設置したＩＣタグ
ゲートシステムにより、前記ＩＣタグから前記貨物の内
容情報を読取り、前記パレットに設置した第２の無線通
信装置が、前記第１の無線通信装置から送られる貨物毎
の内容情報を集計して、前記パレット全体の貨物情報と
して記憶することを特徴とする物流管理システムであ
る。
【０００６】請求項１記載の発明により、貨物をパレッ
トに積み込む際に、ＩＣタグゲートシステムをくぐらせ
て貨物の内容情報を格納したＩＣタグを読み取ると同時
に、ＩＣタグゲートシステムに設置された無線通信装置
がその情報をパレットに設置された無線通信装置に送
る。パレットに設置された無線通信装置は、各貨物の内
容情報を集計して、パレット全体の貨物情報として記憶
する。
トに積み込む際に、ＩＣタグゲートシステムをくぐらせ
て貨物の内容情報を格納したＩＣタグを読み取ると同時
に、ＩＣタグゲートシステムに設置された無線通信装置
がその情報をパレットに設置された無線通信装置に送
る。パレットに設置された無線通信装置は、各貨物の内
容情報を集計して、パレット全体の貨物情報として記憶
する。
【０００７】請求項２記載の発明は、前記パレットをト
ラックに積み込む際、または下ろす際に、パレットがく
ぐるゲートシステムに設置した第３の無線通信装置が、
前記パレットに設置した第２の無線通信装置から前記パ
レット全体の貨物情報を読取り、トラックに設置した第
４の無線通信装置が、前記第３の無線通信装置から送ら
れるパレット毎の貨物情報を集計して、トラック全体の
貨物情報として記憶することを特徴とする請求項１に記
載された物流管理システムである。
ラックに積み込む際、または下ろす際に、パレットがく
ぐるゲートシステムに設置した第３の無線通信装置が、
前記パレットに設置した第２の無線通信装置から前記パ
レット全体の貨物情報を読取り、トラックに設置した第
４の無線通信装置が、前記第３の無線通信装置から送ら
れるパレット毎の貨物情報を集計して、トラック全体の
貨物情報として記憶することを特徴とする請求項１に記
載された物流管理システムである。
【０００８】請求項２記載の発明により、パレットをト
ラックに積み込む際、または下ろす際に、トラックに設
置した無線通信装置が、パレットの無線通信装置からゲ
ートシステムに設置した無線通信装置を介して送られる
パレット毎の貨物情報を集計して、トラック全体の貨物
情報として記憶する。
ラックに積み込む際、または下ろす際に、トラックに設
置した無線通信装置が、パレットの無線通信装置からゲ
ートシステムに設置した無線通信装置を介して送られる
パレット毎の貨物情報を集計して、トラック全体の貨物
情報として記憶する。
【０００９】請求項３記載の発明は、前記トラックが配
送センターを出発する際、または到着する際に、トラッ
クがくぐるゲートシステムに設置した第５の無線通信装
置が、前記トラックに設置した第４の無線通信装置から
送られる、トラック全体の貨物情報を獲得し、配送セン
ターのコンピュータが、前記ゲートシステムから送られ
る、トラック全体の貨物情報を記憶して管理することを
特徴とする請求項２に記載された物流管理システムであ
る。
送センターを出発する際、または到着する際に、トラッ
クがくぐるゲートシステムに設置した第５の無線通信装
置が、前記トラックに設置した第４の無線通信装置から
送られる、トラック全体の貨物情報を獲得し、配送セン
ターのコンピュータが、前記ゲートシステムから送られ
る、トラック全体の貨物情報を記憶して管理することを
特徴とする請求項２に記載された物流管理システムであ
る。
【００１０】請求項３記載の発明により、トラックが配
送センターを出発する際、または到着するに、トラック
がくぐるゲートシステムに設置した無線通信装置が、ト
ラックの無線通信装置から送られるトラック全体の貨物
情報を獲得し、配送センターのコンピュータは、ゲート
システムから送られる各トラックの貨物情報を記憶して
管理する。
送センターを出発する際、または到着するに、トラック
がくぐるゲートシステムに設置した無線通信装置が、ト
ラックの無線通信装置から送られるトラック全体の貨物
情報を獲得し、配送センターのコンピュータは、ゲート
システムから送られる各トラックの貨物情報を記憶して
管理する。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図１は、配送センター館内に
おける物流管理システム１の構成を示す図である。物流
管理システム１は、ＩＣタグとＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ技
術を組み合わせて用いており、貨物、パレット、及びト
ラックが通過するゲートと、貨物を積み込むパレット、
パレットを積み込むトラック等のそれぞれに、Ｂｌｕｅ
Ｔｏｏｔｈ技術を用いた端末装置を設置し、貨物の積
み下ろしの際に、それらの端末装置間で自動的に無線通
信による情報交換を行い、更にコンピュータによりそれ
らの情報を管理するものである。
の形態を詳細に説明する。図１は、配送センター館内に
おける物流管理システム１の構成を示す図である。物流
管理システム１は、ＩＣタグとＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ技
術を組み合わせて用いており、貨物、パレット、及びト
ラックが通過するゲートと、貨物を積み込むパレット、
パレットを積み込むトラック等のそれぞれに、Ｂｌｕｅ
Ｔｏｏｔｈ技術を用いた端末装置を設置し、貨物の積
み下ろしの際に、それらの端末装置間で自動的に無線通
信による情報交換を行い、更にコンピュータによりそれ
らの情報を管理するものである。
【００１２】図１に示すように、物流管理システム１
は、貨物３に貼付されたＩＣタグ５、ＩＣタグゲートシ
ステム７、ＩＣタグゲートシステム７に設置されたＢｌ
ｕｅＴｏｏｔｈ端末９、パレット１１に設置されたＢｌ
ｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１３、パレットゲートシステム１
２、パレットゲートシステム１２に設置されたＢｌｕｅ
Ｔｏｏｔｈ端末１４、トラック１５に設置されたＢｌ
ｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１７、ゲートシステム１９、ゲー
トシステム１９に設置されたＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末
２１、配送センターのコンピュータ２３及び貨物搭載情
報データベース２５等から構成される。
は、貨物３に貼付されたＩＣタグ５、ＩＣタグゲートシ
ステム７、ＩＣタグゲートシステム７に設置されたＢｌ
ｕｅＴｏｏｔｈ端末９、パレット１１に設置されたＢｌ
ｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１３、パレットゲートシステム１
２、パレットゲートシステム１２に設置されたＢｌｕｅ
Ｔｏｏｔｈ端末１４、トラック１５に設置されたＢｌ
ｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１７、ゲートシステム１９、ゲー
トシステム１９に設置されたＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末
２１、配送センターのコンピュータ２３及び貨物搭載情
報データベース２５等から構成される。
【００１３】ここで、Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末９、Ｂ
ｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１３、Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端
末１７、Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末２１は、無線通信装
置であり、約１０ｍ程度内にある他のＢｌｕｅ Ｔｏｏ
ｔｈ端末と無線通信を行う。
ｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１３、Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端
末１７、Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末２１は、無線通信装
置であり、約１０ｍ程度内にある他のＢｌｕｅ Ｔｏｏ
ｔｈ端末と無線通信を行う。
【００１４】ＩＣタグ５は、出荷時、個々の貨物３に貼
付される、貨物の品名、重量、届け先等の内容情報を格
納した非接触型データキャリアである。１台のトラック
１５に積み込まれる複数の貨物３は、ベルトコンベア等
で運ばれＩＣタグゲートシステム７を通過した後、幾つ
かのパレット１１に積み込まれてからフォークリフト等
でパレットごとトラック１５に積み込まれる。ＩＣタグ
ゲートシステム７は、通過する貨物３のＩＣタグ５の情
報を読取ると同時に、Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末９から
パレット１１のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１３へ情報を
送る。
付される、貨物の品名、重量、届け先等の内容情報を格
納した非接触型データキャリアである。１台のトラック
１５に積み込まれる複数の貨物３は、ベルトコンベア等
で運ばれＩＣタグゲートシステム７を通過した後、幾つ
かのパレット１１に積み込まれてからフォークリフト等
でパレットごとトラック１５に積み込まれる。ＩＣタグ
ゲートシステム７は、通過する貨物３のＩＣタグ５の情
報を読取ると同時に、Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末９から
パレット１１のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１３へ情報を
送る。
【００１５】パレット１１のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末
１３は、ＩＣタグゲートシステム７のＢｌｕｅ Ｔｏｏ
ｔｈ端末９から貨物３のＩＣタグ５の情報が送られる度
に、それらの情報を集約し、１つのパレット全体の貨物
情報として格納する。また、トラック１５への積み下ろ
し時、パレットゲートシステム１２に設置されたＢｌｕ
ｅ Ｔｏｏｔｈ端末１４を介してトラック１５のＢｌｕ
ｅ Ｔｏｏｔｈ端末１７へパレットの貨物情報を送ると
同時に、トラック１５のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１７
から送られるトラック全体の貨物情報を格納する。
１３は、ＩＣタグゲートシステム７のＢｌｕｅ Ｔｏｏ
ｔｈ端末９から貨物３のＩＣタグ５の情報が送られる度
に、それらの情報を集約し、１つのパレット全体の貨物
情報として格納する。また、トラック１５への積み下ろ
し時、パレットゲートシステム１２に設置されたＢｌｕ
ｅ Ｔｏｏｔｈ端末１４を介してトラック１５のＢｌｕ
ｅ Ｔｏｏｔｈ端末１７へパレットの貨物情報を送ると
同時に、トラック１５のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１７
から送られるトラック全体の貨物情報を格納する。
【００１６】トラック１５のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末
１７は、パレットゲートシステム１２のＢｌｕｅ Ｔｏ
ｏｔｈ端末１４からパレットの貨物情報が送られる度に
それらの情報を集約し、トラック全体の貨物情報として
格納すると同時に、搭載している全てのパレット１１の
Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１３に、トラック全体の貨物
情報を送る。また、配送センター出発、及び到着時、ゲ
ートシステム１９を通過する際に、ゲートシステム１９
のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末２１にトラック１５の貨物
情報を送る。
１７は、パレットゲートシステム１２のＢｌｕｅ Ｔｏ
ｏｔｈ端末１４からパレットの貨物情報が送られる度に
それらの情報を集約し、トラック全体の貨物情報として
格納すると同時に、搭載している全てのパレット１１の
Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１３に、トラック全体の貨物
情報を送る。また、配送センター出発、及び到着時、ゲ
ートシステム１９を通過する際に、ゲートシステム１９
のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末２１にトラック１５の貨物
情報を送る。
【００１７】ゲートシステム１９は、Ｂｌｕｅ Ｔｏｏ
ｔｈ端末２１を用いて通過するトラック１５の貨物情報
をＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１７から受け取り、配送セ
ンターのコンピュータ２３へ送る。配送センターのコン
ピュータ２３は、ゲートシステム１９を通過した全ての
トラック１５の貨物情報を保持する貨物搭載情報データ
ベース２５を有し、ゲートシステム１９からトラック１
５の貨物情報が送られる度に、貨物搭載情報データベー
ス２５を更新する。
ｔｈ端末２１を用いて通過するトラック１５の貨物情報
をＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１７から受け取り、配送セ
ンターのコンピュータ２３へ送る。配送センターのコン
ピュータ２３は、ゲートシステム１９を通過した全ての
トラック１５の貨物情報を保持する貨物搭載情報データ
ベース２５を有し、ゲートシステム１９からトラック１
５の貨物情報が送られる度に、貨物搭載情報データベー
ス２５を更新する。
【００１８】図２は、発送側館内、館外、及び受取側館
内における物流管理システム１の構成を示す図であり、
発送側館内、館外、及び受取側館内を通して図１を用い
て説明したと同様の処理が行われる。発送側のコンピュ
ータ２３ａと受取側のコンピュータ２３ｂは、インター
ネット等のネットワーク２７を介して接続され、受取側
のコンピュータ２３ｂからも貨物搭載情報データベース
２５の更新が行われる。また、トラック１５はコンピュ
ータ２３との通信手段を有し、館外でパレット１１の積
み下ろしをしたときは、下ろしたパレット１１の貨物情
報をコンピュータ２３へ送る。
内における物流管理システム１の構成を示す図であり、
発送側館内、館外、及び受取側館内を通して図１を用い
て説明したと同様の処理が行われる。発送側のコンピュ
ータ２３ａと受取側のコンピュータ２３ｂは、インター
ネット等のネットワーク２７を介して接続され、受取側
のコンピュータ２３ｂからも貨物搭載情報データベース
２５の更新が行われる。また、トラック１５はコンピュ
ータ２３との通信手段を有し、館外でパレット１１の積
み下ろしをしたときは、下ろしたパレット１１の貨物情
報をコンピュータ２３へ送る。
【００１９】次に、図３を用いて物流管理システム１に
おける処理手順について説明する。個々の貨物３には、
予め、貨物の品名、重量、届け先等の内容情報を格納し
たＩＣタグ５が貼付されており、この例では、貨物３を
パレット単位で搭載したトラック１５が発送側配送セン
ターから出発し、途中、小型トラックに貨物３をパレッ
ト単位で積み替え、残りの貨物３を受取側配送センター
へ届けるものとする。
おける処理手順について説明する。個々の貨物３には、
予め、貨物の品名、重量、届け先等の内容情報を格納し
たＩＣタグ５が貼付されており、この例では、貨物３を
パレット単位で搭載したトラック１５が発送側配送セン
ターから出発し、途中、小型トラックに貨物３をパレッ
ト単位で積み替え、残りの貨物３を受取側配送センター
へ届けるものとする。
【００２０】ベルトコンベア等で運ばれて来た貨物３が
ＩＣタグゲートシステム７を通過すると、ＩＣタグゲー
トシステム７は、ＩＣタグ５の情報を読取ると同時に、
Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末９からパレット１１のＢｌｕ
ｅ Ｔｏｏｔｈ端末１３へ読み取った情報を送る（ステ
ップ３０１）。パレット１１のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端
末１３は、ＩＣタグ５の情報を受け取り、既に搭載済み
の貨物情報と集計して、１つのパレット全体の貨物情報
として格納する（ステップ３０２）。
ＩＣタグゲートシステム７を通過すると、ＩＣタグゲー
トシステム７は、ＩＣタグ５の情報を読取ると同時に、
Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末９からパレット１１のＢｌｕ
ｅ Ｔｏｏｔｈ端末１３へ読み取った情報を送る（ステ
ップ３０１）。パレット１１のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端
末１３は、ＩＣタグ５の情報を受け取り、既に搭載済み
の貨物情報と集計して、１つのパレット全体の貨物情報
として格納する（ステップ３０２）。
【００２１】パレット１１への全ての貨物３の積み込み
が終了するまでステップ３０１からの処理を繰り返し、
次のステップへ進む（ステップ３０３）。パレット１１
がトラック１５に積み込まれる際にパレットゲートシス
テム１２を通過すると、パレットゲートシステム１２の
Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１４は、パレット１１のＢｌ
ｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１３からパレット１１の貨物情報
を読み取り、トラック１５のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末
１７へ送る（ステップ３０４）。
が終了するまでステップ３０１からの処理を繰り返し、
次のステップへ進む（ステップ３０３）。パレット１１
がトラック１５に積み込まれる際にパレットゲートシス
テム１２を通過すると、パレットゲートシステム１２の
Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１４は、パレット１１のＢｌ
ｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１３からパレット１１の貨物情報
を読み取り、トラック１５のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末
１７へ送る（ステップ３０４）。
【００２２】トラック１５のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末
１７は、パレット１１の貨物情報を受け取り、既に搭載
済みの貨物情報と集計して、１台のトラック全体の貨物
情報として格納すると同時に、トラック全体の貨物情報
を既に搭載済みの全てのパレット１１のＢｌｕｅ Ｔｏ
ｏｔｈ端末１３に送る（ステップ３０５）。トラック１
５への全てのパレット１１の積み込みが終了するまでス
テップ３０４からの処理を繰り返し、次のステップに進
む（ステップ３０６）。
１７は、パレット１１の貨物情報を受け取り、既に搭載
済みの貨物情報と集計して、１台のトラック全体の貨物
情報として格納すると同時に、トラック全体の貨物情報
を既に搭載済みの全てのパレット１１のＢｌｕｅ Ｔｏ
ｏｔｈ端末１３に送る（ステップ３０５）。トラック１
５への全てのパレット１１の積み込みが終了するまでス
テップ３０４からの処理を繰り返し、次のステップに進
む（ステップ３０６）。
【００２３】配送センター出発時に、トラック１５がゲ
ートシステム１９ａを通過すると、ゲートシステム１９
ａのＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末２１ａが、トラック１５
のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１７から貨物情報を読み取
り、発送側配送センターのコンピュータ２３ａへ送り、
コンピュータ２３ａはトラック１５の貨物情報を貨物搭
載情報データベース２５ａに書き込む（ステップ３０
７）。
ートシステム１９ａを通過すると、ゲートシステム１９
ａのＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末２１ａが、トラック１５
のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１７から貨物情報を読み取
り、発送側配送センターのコンピュータ２３ａへ送り、
コンピュータ２３ａはトラック１５の貨物情報を貨物搭
載情報データベース２５ａに書き込む（ステップ３０
７）。
【００２４】発送側配送センターを出発したトラック１
５が、館外でパレット１１を小型トラックへ積み替える
と、トラック１５のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１７は、
降ろしたパレットの貨物情報を記憶し、同時に配送セン
ターのコンピュータ２３ａに送信する（ステップ３０
８）。トラック１５が、受取側配送センターに到着して
ゲートシステム１９ｂを通過すると、ゲートシステム１
９ｂのＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末２１ｂが、トラック１
５のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１７から貨物情報を読み
取り、受取側配送センターのコンピュータ２３ｂへ送
り、貨物搭載情報データベース２５を更新する（ステッ
プ３０９）。
５が、館外でパレット１１を小型トラックへ積み替える
と、トラック１５のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１７は、
降ろしたパレットの貨物情報を記憶し、同時に配送セン
ターのコンピュータ２３ａに送信する（ステップ３０
８）。トラック１５が、受取側配送センターに到着して
ゲートシステム１９ｂを通過すると、ゲートシステム１
９ｂのＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末２１ｂが、トラック１
５のＢｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末１７から貨物情報を読み
取り、受取側配送センターのコンピュータ２３ｂへ送
り、貨物搭載情報データベース２５を更新する（ステッ
プ３０９）。
【００２５】以上の処理手順により、トラック１５に搭
載した個々の貨物の所在が、パレット単位で記憶され、
発送側館内から館外、受取側館内を通して貨物情報が統
一管理される。
載した個々の貨物の所在が、パレット単位で記憶され、
発送側館内から館外、受取側館内を通して貨物情報が統
一管理される。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
貨物集荷から配送時における個々の貨物の所在管理と運
搬後のルート追跡を容易に行うことができる、物流管理
方法、及びシステムを提供することができる。
貨物集荷から配送時における個々の貨物の所在管理と運
搬後のルート追跡を容易に行うことができる、物流管理
方法、及びシステムを提供することができる。
【図１】 配送センター館内における物流管理システム
１の構成を示す図。
１の構成を示す図。
【図２】 発送側配送センターの館内、館外、及び受取
側配送センターの館内における物流管理システム１の構
成を示す図。
側配送センターの館内における物流管理システム１の構
成を示す図。
【図３】 物流管理システム１における処理手順を示す
フローチャート。
フローチャート。
１…物流管理システム ３…貨物 ５…ＩＣタグ ７…ＩＣタグゲートシステム ９…Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末 １１…パレット １２…パレットゲートシステム １３…Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末 １４…Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末 １５…トラック １７…Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末 １９ａ、１９ｂ…ゲートシステム ２１…Ｂｌｕｅ Ｔｏｏｔｈ端末 ２３ａ、２３ｂ…コンピュータ ２５…貨物搭載情報データベース ２７…ネットワーク
フロントページの続き (72)発明者 吉田 幸司 東京都新宿区市谷加賀町一丁目１番１号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 城戸 啓介 東京都新宿区市谷加賀町一丁目１番１号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 渡邊 幸平 東京都新宿区市谷加賀町一丁目１番１号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 長田 喜裕 東京都新宿区市谷加賀町一丁目１番１号 大日本印刷株式会社内 Ｆターム(参考） 3F022 AA15 EE02 LL05 MM03 MM08 MM11 MM26 MM42 PP04 QQ13 5B049 BB31 CC02 CC21 CC27 DD01 DD04 EE01 EE23 EE28 FF03 FF04 GG03 GG04 GG06 GG07 GG09
Claims (5)
- 【請求項１】 複数の異なる貨物を集配する物流サービ
スにおいて、 貨物毎に前記貨物の内容情報を格納したＩＣタグを貼付
し、 前記貨物をパレットに積み込む際に、第１の無線通信装
置を設置したＩＣタグゲートシステムにより、前記ＩＣ
タグから前記貨物の内容情報を読取り、 前記パレットに設置した第２の無線通信装置が、前記第
１の無線通信装置から送られる貨物毎の内容情報を集計
して、前記パレット全体の貨物情報として記憶すること
を特徴とする物流管理システム。 - 【請求項２】 前記パレットをトラックに積み込む際、
または下ろす際に、パレットがくぐるゲートシステムに
設置した第３の無線通信装置が、前記パレットに設置し
た第２の無線通信装置から前記パレット全体の貨物情報
を読取り、 トラックに設置した第４の無線通信装置が、前記第３の
無線通信装置から送られるパレット毎の貨物情報を集計
して、トラック全体の貨物情報として記憶することを特
徴とする請求項１に記載された物流管理システム。 - 【請求項３】 前記トラックが配送センターを出発する
際、または到着する際に、トラックがくぐるゲートシス
テムに設置した第５の無線通信装置が、前記トラックに
設置した第４の無線通信装置から送られる、トラック全
体の貨物情報を獲得し、 配送センターのコンピュータが、前記ゲートシステムか
ら送られる、トラック全体の貨物情報を記憶して管理す
ることを特徴とする請求項２に記載された物流管理シス
テム。 - 【請求項４】 前記第４の無線通信装置が集計して記憶
するトラック全体の貨物情報を、既にトラックに積み込
まれている各パレットの前記第２の無線通信装置にも送
ることを特徴とする請求項２に記載された物流管理シス
テム。 - 【請求項５】 前記無線通信装置は、Ｂｌｕｅ Ｔｏｏ
ｔｈで通信を行うことを特徴とする請求項１から４まで
のいずれかに記載された物流管理システム。
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