JP2002153783A - エアゾール容器用トリガ式噴射器 - Google Patents

エアゾール容器用トリガ式噴射器

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JP2002153783A
JP2002153783A JP2000350773A JP2000350773A JP2002153783A JP 2002153783 A JP2002153783 A JP 2002153783A JP 2000350773 A JP2000350773 A JP 2000350773A JP 2000350773 A JP2000350773 A JP 2000350773A JP 2002153783 A JP2002153783 A JP 2002153783A
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JP
Japan
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lock
injector
stem
aerosol container
lock plate
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Pending
Application number
JP2000350773A
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English (en)
Inventor
Yasuyo Tsukahara
泰世 塚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitani Valve Co Ltd
Original Assignee
Mitani Valve Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアゾール容器用トリガ式噴射器において、
別部品を追加することなく、出荷段階及び使用段階での
誤噴射を防止する。 【解決手段】 噴射器本体20を上方へ揺動させてステ
ム3から離脱させるステム離脱位置に拘束するロックプ
レート30の基端部を、噴射口21aの先方を開放する
上向きの通常位置及び閉鎖する下向きのロック位置間で
回動可能に、両側一対の側面部11間の前端上部にイン
テグラルヒンジ部31を介して連結させる。ロックプレ
ート30に、噴射口21aの下方の噴射器本体部分に前
方へ向けて突設された爪39を噴射器本体20をステム
離脱位置に拘束するロック位置で係入させるロック穴3
2を形成する。ロックプレート30の裏面に、ロック穴
32の先端側に隣り合う突出部35を形成すると共に、
ロックプレート30の通常位置からロック位置への回動
時に爪39を従動させてロック穴32に滑入させるよう
に、下方へ向けて徐々に後方へ突出する駆動面35aを
突出部35に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横向き噴射口の下
方に操作レバーを備えてエアゾール容器頭頂部から上方
付勢状態で突出するステムに嵌着する噴射器本体が、そ
の両側をカバーする両側一対の側面部を備えてエアゾー
ル容器頭頂部に装着される噴射器基部に揺動可能に支持
されているエアゾール容器用トリガ式噴射器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】特開平10−129757号公報によれ
ば、この種のレバーを備えたトリガ式噴射器を容器へ装
着する際にレバーが操作されて誤噴射されるのを防止す
るために、製造時に装着されて使用時に取り外すつまみ
部、或はこの取り外し時に誤噴射するのを防止する規制
部材を追加したトリガ式噴射器が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これにより、製造段階
或は流通段階でのレバー操作による誤噴射を防止でき、
またつまみ部の存在により使用前の状態であることを確
認できるが、使用段階での誤噴射は防止できないだけで
なく、ロックに別部品を必要とする。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、別部品
を追加することなく、出荷段階及び使用段階での誤噴射
を防止し得るエアゾール容器用トリガ式噴射器を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、横向き噴射口の下方に
操作レバーを備えてエアゾール容器頭頂部から上方付勢
状態で突出するステムに嵌着する噴射器本体が、その両
側をカバーする両側一対の側面部を備えてエアゾール容
器頭頂部に装着される噴射器基部に揺動可能に支持され
ているエアゾール容器用トリガ式噴射器において、噴射
器本体を上方へ揺動させてステムから離脱させるステム
離脱位置に拘束するロックプレートの基端部を、噴射口
の先方を開放する上向きの通常位置及び閉鎖する下向き
のロック位置間で回動可能に、両側一対の側面部間の前
端上部にインテグラルヒンジ部を介して連結させ、ロッ
クプレートに、噴射口の下方の噴射器本体部分に前方へ
向けて突設された爪を噴射器本体をステム離脱位置に拘
束するロック位置で係入させるロック穴を形成し、ロッ
クプレートの裏面に、ロック穴の先端側に隣り合う突出
部を形成すると共に、ロックプレートの通常位置からロ
ック位置への回動時に爪を従動させてロック穴に滑入さ
せるように、下方へ向けて徐々に後方へ突出する駆動面
を突出部に形成したことを特徴とする。
【0006】これにより、ロックプレートを通常位置か
らロック位置に向けて回動させると、駆動面が爪を上方
へ滑動させることにより係合穴に滑入させる。その際、
噴射器本体はステムが離脱する上方位置に揺動して拘束
される。
【0007】また、請求項2により、同様なエアゾール
容器用トリガ式噴射器において、噴射器本体を上方へ揺
動させてステムから離脱させるステム離脱位置に拘束す
るロックプレートの基端部を、噴射口の先方を開放する
上向きの通常位置及び閉鎖する下向きのロック位置間で
回動可能に、両側一対の側面部間の前端上部にインテグ
ラルヒンジ部を介して連結させ、ロックプレートの裏面
に爪を突設すると共に、噴射口の下方の噴射器本体部分
に、噴射器本体をステム離脱位置に拘束するロック位置
で底面に爪を係合させる係合ブロックを形成すると共
に、ロックプレートの通常位置からロック位置への回動
時に爪に従動して爪を底面に滑入させるように、下方へ
向けて徐々に後退する従動面を係合ブロックの正面に形
成することも考えられる。
【0008】この場合、ロックプレートを通常位置から
下方のロック位置に向けて回動させると、爪が従動面に
当接して係合ブロックを上方へ滑動させることによりそ
の底面に滑入して係合し、噴射器本体をステム離脱位置
に揺動させて拘束する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1乃至図4を基に本発明の実施
の形態の一例によるエアゾール容器用トリガ式噴射器を
説明する。この噴射器は、エアゾール容器1の頭頂部に
装着される噴射器基部10に、この頭頂部に装着された
マウンティングキャップ内に設けられた弁機構の上方付
勢状態のステム3に嵌着する噴射器本体20が、その斜
め下方へ延びる連結プレート部28の後端部でインテグ
ラルヒンジ部19を介して連結されて、揺動可能に合成
樹脂により一体に形成されている。
【0010】噴射器本体20は、先端に横向きの噴射口
21aを備えた横方向ノズル部21及びこのノズル部に
連通し、下端部にステム3への嵌着部22aを備えた縦
方向ノズル部22と、横方向のノズル部21の両側に下
設された両側のリブ面23の下端部から約45°で下前
方へ斜めに延びる操作レバー24とを備えて一体に形成
されている。
【0011】噴射器基部10には、噴射器本体20の両
側の側面をカバーして互いに対向する両側一対の側面部
11が噴射器本体20よりも高く形成されている。両側
の側面部11間には、噴射器本体20の上面及び背面を
カバーする上面部12及び背面部13が開口部14と共
に形成されている。
【0012】側面部11間の上端部に形成された上面部
12の前端部は、噴射器本体20の前端よりも高く位置
すると共に、噴射器本体20を上方へ揺動させてステム
3から離脱させて拘束するロックプレート30の基端部
が、噴射口21aの前方を開放する略垂直上方の通常位
置及び閉鎖する略垂直下方のロック位置間で回動可能
に、中間に開口部31aを有するインテグラルヒンジ部
31を介して連結されている。
【0013】ロックプレート30にはロック穴32が形
成され、対応して横方向ノズル部21の下面には噴射口
21aの下方でさらに前方へ爪39が突設されている。
さらに、ロックプレート30の裏面には、ロック穴32
の先端側に隣り合う突出部35が両側に細片状に形成さ
れると共に、この突出部の正面にはロックプレート30
がロック位置を占めた状態で下方へ向けて徐々に後方へ
突出する形状の駆動面35aが形成されている。この駆
動面は、ロックプレート30を通常位置からロック位置
へ回動させるのに連動して爪39の先端に当接すると共
に、この爪を駆動面35aに沿ってロック穴32に滑入
させる。
【0014】インテグラルヒンジ部31に対してロック
プレート30の先端寄り及び上面部12の後方寄り間に
は、同一面状に埋込んだ状態に形成された保持プレート
36が橋渡しされている。この保持プレートは、ロック
プレート30のロック位置ではインテグラルヒンジ部3
1の前後領域に接面して曲がり、一方垂直上方へ回動さ
せられると、逆に反り返ってロックプレート30を略垂
直上方の通常位置に保持する。
【0015】このように構成された噴射器の動作は次の
通りである。出荷段階では、図4に示すように、ロック
プレート30は略垂直下方のロック位置で爪39をロッ
ク穴32に係入させている。これにより、噴射器本体2
0は通常位置より上方へ揺動し、嵌着部22aがステム
3から離脱したステム離脱位置に拘束され、さらに操作
レバー24も操作不能となっている。
【0016】使用段階ではロックプレート30を略垂直
上方の通常位置へ回動させて保持プレート36で保持さ
せることにより、噴射口21aの前方が開放され、操作
レバー24を引くと、嵌着部22aがステム3に嵌着し
(図1参照)、以後操作レバー24の操作で噴射可能な
状態になる。
【0017】使用段階でも誤噴射を確実に防止する場
合、ロックプレート30をロック位置へ回動させると、
その過程で駆動面35aが爪39に当接し、駆動面35
aに沿って徐々に爪39を上方へ滑動させてロック穴3
2に係入させる。これにより、噴射器本体20はステム
離脱位置に向けて上方へ揺動させられて拘束される。
【0018】図5は別の実施の形態によるロックプレー
トを示すもので、前述のものと同一もしくは同等部分は
同一符号で説明する。ロックプレート40の裏面には、
下方のロック位置へ回動させた状態で後方へ向かう爪4
1が突設されている。対応して、横方向ノズル部21の
下面には、噴射口21aよりも前下方へ係合ブロック4
5が突設されている。その正面には、ロックプレート4
0を略垂直上方の通常位置から略垂直下方のロック位置
へ回動させると、爪41の先端の当接により連動して係
合ブロック45が上方へ駆動されて爪41を係合ブロッ
ク45の底面45aに滑入させて係合させるように、下
方へ向けて徐々に後退する傾斜した従動面45bが形成
されている。
【0019】これにより、ロックプレート40をロック
位置に向けて回動させると、その過程で爪41が従動面
45bに当接し、係合ブロック45を徐々に上方へ従動
させ、その底面45aに滑入し、噴射器本体20を上方
へ揺動させてステム離脱位置に拘束する。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ロックプレートをロッ
ク位置へ回動させると、自動的に噴射器本体が上方へ揺
動させられてステムから離脱した状態に拘束され、レバ
ーの誤操作が防止される。別部品を用意することなく、
付設プレートの回動操作により、出荷段階及び使用段階
での誤噴射を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるエアゾール容器用ト
リガ式噴射器の通常状態の断面図である。
【図2】同トリガ式噴射器の平面図である。
【図3】同トリガ式噴射器の正面図である。
【図4】同トリガ式噴射器のロック位置の断面図であ
る。
【図5】別の実施の形態によるエアゾール容器用トリガ
式噴射器の通常状態の断面図である。
【符号の説明】
1 エアゾール容器 3 ステム 10 噴射器基部 11 側面部 19、31 インテグラルヒンジ部 20 噴射器本体 21a 噴射口 22a 嵌着部 24 操作レバー 30、40 ロックプレート 32 ロック穴 35 突出部 35a 駆動面 39、41 爪 45 係合ブロック 45a 係合ブロックの底面 45b 従動面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横向き噴射口の下方に操作レバーを備え
    てエアゾール容器頭頂部から上方付勢状態で突出するス
    テムに嵌着する噴射器本体が、その両側をカバーする両
    側一対の側面部を備えてエアゾール容器頭頂部に装着さ
    れる噴射器基部に揺動可能に支持されているエアゾール
    容器用トリガ式噴射器において、 噴射器本体を上方へ揺動させてステムから離脱させるス
    テム離脱位置に拘束するロックプレートの基端部を、噴
    射口の先方を開放する上向きの通常位置及び閉鎖する下
    向きのロック位置間で回動可能に、両側一対の側面部間
    の前端上部にインテグラルヒンジ部を介して連結させ、 前記ロックプレートに、前記噴射口の下方の前記噴射器
    本体部分に前方へ向けて突設された爪を前記噴射器本体
    を前記ステム離脱位置に拘束する前記ロック位置で係入
    させるロック穴を形成し、 前記ロックプレートの裏面に、前記ロック穴の先端側に
    隣り合う突出部を形成すると共に、前記ロックプレート
    の前記通常位置から前記ロック位置への回動時に前記爪
    を従動させて前記ロック穴に滑入させるように、下方へ
    向けて徐々に後方へ突出する駆動面を前記突出部に形成
    したことを特徴とするエアゾール容器用トリガ式噴射
    器。
  2. 【請求項2】 横向き噴射口の下方に操作レバーを備え
    てエアゾール容器頭頂部から上方付勢状態で突出するス
    テムに嵌着する噴射器本体が、その両側をカバーする両
    側一対の側面部を備えてエアゾール容器頭頂部に装着さ
    れる噴射器基部に揺動可能に支持されているエアゾール
    容器用トリガ式噴射器において、 噴射器本体を上方へ揺動させてステムから離脱させるス
    テム離脱位置に拘束するロックプレートの基端部を、噴
    射口の先方を開放する上向きの通常位置及び閉鎖する下
    向きのロック位置間で回動可能に、両側一対の側面部間
    の前端上部にインテグラルヒンジ部を介して連結させ、 前記ロックプレートの裏面に爪を突設すると共に、前記
    噴射口の下方の前記噴射器本体部分に、前記噴射器本体
    を前記ステム離脱位置に拘束する前記ロック位置で底面
    に前記爪を係合させる係合ブロックを形成すると共に、
    前記ロックプレートの前記通常位置から前記ロック位置
    への回動時に前記爪に従動してこの爪を前記底面に滑入
    させるように、下方へ向けて徐々に後退する前記従動面
    を係合ブロックの正面に形成したことを特徴とするエア
    ゾール容器用トリガ式噴射器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020062607A (ja) * 2018-10-17 2020-04-23 株式会社三谷バルブ 内容物放出操作構造およびその誤動作防止用ストッパーならびにこの内容物放出操作構造などを備えたエアゾール式製品およびポンプ式製品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020062607A (ja) * 2018-10-17 2020-04-23 株式会社三谷バルブ 内容物放出操作構造およびその誤動作防止用ストッパーならびにこの内容物放出操作構造などを備えたエアゾール式製品およびポンプ式製品
JP7216947B2 (ja) 2018-10-17 2023-02-02 株式会社三谷バルブ 内容物放出操作構造ならびにこの内容物放出操作構造を備えたエアゾール式製品およびポンプ式製品

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