JP2002153687A - 縫製装置の布押さえ装置 - Google Patents

縫製装置の布押さえ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、縫製装置の布押さえ装置に関し、
特に厚みのある布地の突き合わせ縫いに好適な縫製装置
の布押さえ装置を提供する。 【解決手段】 縫製装置本体への取り付け部と、縫いつ
け時に布地を抑える押さえ部とからなり、布地の厚みに
応じて押さえ部の布送り方向後端部を上下させることが
可能な押さえ金と、前記押さえ部の布送り方向後方に配
置され、布地の上面に圧接するローラを備えてなる縫製
装置の布押さえ装置であって、前記ローラが縫製線上で
2分割された2つのローラ部材からなり、各ローラ部材
がそれぞれ布地の厚みに応じてローラ部材を別個に上下
に移動可能なローラ部材可動機構を有することを特徴と
する縫製装置の布押さえ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縫製装置の布押さ
え装置に関し、特に厚みのある布地の突き合わせ縫いに
好適な縫製装置の布押さえ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラジャーなどのカップ部を形成するよ
うな、不織布などの厚みがあり、さらにクッション性を
有する布地を突き合わせて縫合する場合、縫製装置の押
さえ金と布地を挟んで対向する布送り部が、布地の下面
(布送り部側部分)のみに作用するため、布地の上面
(押さえ金側)と下面との位置関係にずれが生じる問題
がある。また、厚みがあって、布地の上面側と下面側の
布地の硬さが異なる場合も、布地の上面と下面との位置
関係にずれが生じて、布地が摘んだ状態となる問題があ
る。
【0003】従来は、このような布地の上面と下面との
位置関係のずれを防止するために、厚みのある布地の場
合、縫合部の縁部分を予め縫いつぶす工程を経てから、
縫合を行っていた。
【0004】縫合部の縁部分を予め縫いつぶす工程を行
うと工程数が増え、製造工程が煩雑になり、また、縫い
つぶした部分の布地の感触にも影響しやすいため、押さ
え金の布送り方向前方に布地の上面に圧接するローラを
配置する方法もあるが、1本のローラが突き合わせる両
方の布地にまたがって圧接するため、特に厚みが異なる
布地の場合は圧力が均等にかからず、一方の布地に圧力
がかからなかったり、おさえすぎるなどの問題があり、
また、曲線状の縫合時には縫合しにくいという問題もあ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、縫いつぶし
の工程を行わずに、厚みがあり、クッション性を有する
布地を突き合わせて縫合する場合や、厚みがあって、布
地の上面側と下面側の布地の硬さが異なる場合に、縫合
時に布地の上面と下面との位置関係にずれが生じず、縫
合するそれぞれの布地に圧力を均等にかけることが可能
であって、曲線状の縫合も容易に行える縫製装置の布押
さえ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
縫製装置の布押さえ装置は、縫製装置本体への取り付け
部と、縫いつけ時に布地を抑える押さえ部とからなり、
布地の厚みに応じて押さえ部の布送り方向後端部を上下
させることが可能な押さえ金と、前記押さえ部の布送り
方向後方に配置され、布地の上面に圧接するローラを備
え、前記ローラが縫製線上で2分割された2つのローラ
部材からなり、各ローラ部材がそれぞれ布地の厚みに応
じてローラ部材を別個に上下に移動可能なローラ部材可
動機構を有する。
【0007】押さえ部の布送り方向前方に布地の上面に
圧接するローラを備えることにより、厚みがあり、クッ
ション性を有する布地や、厚みがあって、布地の上面側
と下面側の布地の硬さが異なる布地を突き合わせて縫合
する場合に、縫合時に布地の上面と下面との位置関係に
ずれが生じず、さらにローラが縫製線上で2分割された
2つのローラ部材からなり、各ローラ部材がそれぞれ布
地の厚みに応じて別個に上下に移動可能であることによ
り、縫合するそれぞれの布地に圧力を均等にかけること
が可能であって、曲線状の縫合も容易に行うことができ
る。
【0008】本発明の請求項2記載の縫製装置の布押さ
え装置は、請求項1記載の縫製装置の布押さえ装置にお
いて、押さえ部が縫製線上で2分割された2つの押さえ
部材からなり、布地の厚みに応じて各押さえ部材の布送
り方向後端部を別個に上下させることが可能である。
【0009】さらに、押さえ部も、縫製線上で2分割さ
れた2つの押さえ部材からなり、布地の厚みに応じて布
送り方向後端部を別個に上下させることが可能であれ
ば、特に厚みの異なる布地を突き合わせて縫合する場合
に、押さえ部が一方の布地を押さえられなかったり、押
さえすぎるなどの問題が生じなくなり、また、曲線状の
縫合がより容易になる。
【0010】本発明の請求項3記載の縫製装置の布押さ
え装置は、請求項2記載の縫製装置の布押さえ装置にお
いて、ローラ部材がそれぞれ押さえ部材に取り付けられ
てなる。
【0011】縫製線上で2分割され、布地の厚みに応じ
て布送り方向後端部を別個に上下可能な2つの押さえ部
材のそれぞれに、ローラ部材がとりつけられていること
により、簡単な構成でローラ部材をそれぞれ上下に移動
可能となる。
【0012】本発明の請求項4記載の縫製装置の布押さ
え装置は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の縫製
装置の布押さえ装置において、押さえ部の布送り方向後
端部の下方向への移動を規制し、布送り方向後端部を先
端部より浮かせた状態とできる規制手段を備える。
【0013】規制手段により、押さえ部の布送り方向先
端部の下方向への移動を規制し、布送り方向後端部を先
端部より浮かせた状態とすることにより、特に厚みのあ
る布地を縫合する場合、押さえ部により布地を過大に押
さえることが防止できる。
【0014】本発明の請求項5記載の縫製装置の布押さ
え装置は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の縫製
装置の布押さえ装置において、ローラ部材が、各ローラ
部材をそれぞれ回転可能に保持し、前記押さえ部側部に
軸部を中心に回転可能に取り付けられる保持部と、該保
持部の布送り方向先端部において押さえ部の上部に張り
出す張り出し部とからなる保持部材により押さえ部に保
持され、押さえ部の布送り方向先端部上面に傾斜面が形
成され、前記張り出し部の下面と前記傾斜面との間に空
隙が形成可能であり、ローラ部材が押さえ部とは別個に
上下に移動可能である。
【0015】ローラ部材を上記構成により押さえ部に取
り付けることにより、ローラ部材による圧力が微調整さ
れて、より均等になる。
【0016】本発明の請求項6記載の縫製装置の布押さ
え装置は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の縫製
装置の布押さえ装置において、押さえ部とローラ部材と
の間にテープを挿入するテープ送り機構を備える。
【0017】押さえ部とローラ部材との間にテープを挿
入するテープ送り機構を備えることにより、テープを縫
合時に同時に縫合部へ縫いつけ、布地を突き合わせによ
り縫合した際の縫合部に生じる空隙部分を被覆したり、
縫合部の強度を向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、図面を用いて本発明をさ
らに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。図1は、本発明の実施形態の一例である縫
製装置の布押さえ装置の斜視図、図2は、図1の縫製装
置の布押さえ装置の構成を示す斜視図である。図1、2
における布押さえ装置1は、図示しない縫製装置本体へ
の取り付け部2と、縫いつけ時に布地を抑える押さえ部
3とからなり、布地の厚みに応じて押さえ部3の布送り
方向(図1中矢印方向)後端部を上下させることが可能
な押さえ金を有し、さらに該押さえ金における押さえ部
3の布送り方向後方に、布地の上面に圧接するローラ4
を備える。ローラ4は縫製線A上で2分割された2つの
ローラ部材41、41からなり、各ローラ部材41はそ
れぞれ、後述の保持部材5の保持部51に、軸部54を
中心に回転可能に保持され、押さえ金における押さえ部
3側部に取り付けられている。なお、各ローラ部材41
の表面には滑り止めを目的として網目状の模様が形成さ
れている。
【0019】取り付け部は、取り付け用孔21にネジ等
の固定具を使用して縫製装置本体に取り付けられ、下面
部が曲面状となるよう形成されている。
【0020】押さえ部3は、縫製線A上で2分割された
2つの押さえ部材31、31からなる。図2に示すよう
に、各押さえ部材31は、布地を押さえる本体部32の
布送り方向後端部の下面が後端部に行く程厚みが薄くな
る傾斜面となっており、また、本体部32の布送り方向
後端部外側にガイド部33を有する。各押さえ部材31
の布送り方向先端部は厚みが大きくなっており、その縫
合線A側を切り欠いた形状(図中34)として取り付け
部2と合体される。取り付け部2との合体は、各押さえ
部材31に形成された貫通孔37と取り付け部に形成さ
れた貫通孔23に図示しない軸部を貫通して行われる。
取り付け部2の下面は曲面状に形成されているため、各
押さえ部材31は上記軸部を回転軸として若干回転可能
となり、布地の厚みに応じて布送り方向後端部を上下さ
せることが可能である。取り付け部2に設けられた貫通
孔22にはネジ部材6が挿入され、回転により取り付け
部2の下面より突出させて、押さえ部材31の取り付け
部2と合体するための上記の切り欠いた形状部分(図中
34)の上面部を押し、各押さえ部材31の布送り方向
後端部の下方向への移動を規制し、布送り方向後端部を
先端部より浮かせた状態とできる(規制手段)。ネジ部
材6の頂部と取り付け部2の上面との間にはバネ部材7
が挟まれ、ネジ部材6の操作時に微調整が可能となるよ
うにしている。なお、布送り方向後端部を先端部より浮
かせた状態は、布地の厚みに応じて適宜調整すれば良
い。浮かせすぎるとローラ4による布押さえの効果がな
くなるが、布地の厚みによっては浮かせないと、押さえ
すぎにより縫合時に布地の上面と下面との位置関係にず
れが生じ易くなって本発明の効果が得られにくい。
【0021】各押さえ部材31の布送り方向先端部外側
は厚みが大きくなっているが、その先端部において先端
部に行く程厚みが薄くなるよう上面が傾斜面35となっ
ており、後述の保持部材の張り出し部52との間に空隙
を形成でき、即ち保持部材が押さえ部への取り付け用の
軸部を回転軸として若干回転可能となるためにローラ部
材を押さえ部材31と別個に上下に移動可能となる。上
記傾斜面35と後述の張り出し部52の下面との間には
バネ部材8が挿入され、ローラ部材が上がりすぎてロー
ラによる布押さえの効果がなくなることを防止してい
る。なお、上記傾斜面35と後述の張り出し部52の下
面にはそれぞれ窪み36,55が形成され、バネ部材8
を保持している。
【0022】ローラ部材41をそれぞれ保持する保持部
材5は、ローラ部材41を保持する保持部51と該保持
部の布送り方向先端部において押さえ部の上部に張り出
す張り出し部52とからなる。保持部51は、一方の端
部にローラ部材の軸部を保持し、他方の端部には貫通孔
53が設けられて、前述の取り付け部2と各押さえ部材
31との合体に使用される図示しない軸部を貫通孔53
に貫通させることにより押さえ部3における押さえ部材
31の外側側部に合体される。上述のように押さえ部材
31の布送り方向先端部に形成された傾斜面35と、保
持部材5の張り出し部52の下面との間で空隙が形成可
能であるため、保持部材は上記軸部を回転軸として若干
回転可能であり、ローラ部材41が押さえ部材31とは
別個に上下に移動可能となり、布地の押さえ状態を微調
整できる。また、上記傾斜面35と保持部材5の張り出
し部52の下面との間に配置されたバネ部材8を有する
ことにより、ローラ部材の浮きすぎを防止できる。この
ように、押さえ部材31の回転と保持部材5によるロー
ラ部材41の上下方向への移動可能な構成の2つにより
ローラ部材可動機構が構成される。
【0023】また、本発明の縫製装置の布押さえ装置
は、図3に示すようにテープ送り機構を備えていても良
い。図3の布押さえ装置1’はテープ送り機構としてテ
ープガイド9を有する他は、図1に示す布押さえ装置1
と同様の構成である。布押さえ装置1’におけるテープ
ガイド9は、上部のテープ挿入口91から挿入されたテ
ープが下部より送り出されるときには幅方向の両側端部
が中心において突き合うように折り返された状態となる
ようテープをガイドする空隙部が構成されている。テー
プガイド9は、その下部が押さえ部の一方の押さえ部材
のガイド部(図2における33)に固定されており、縫
製時に折り返されたテープが布地に縫いつけられるに伴
い、テープを縫合線上に供給する。
【0024】次に、本発明の縫製装置の布押さえ装置を
用いる場合の縫製状態を説明する。図4は、図3の縫製
装置の布押さえ装置を用い、厚みの大きい布地を突き合
わせて縫合する状態を示す図である。厚みが大きく、そ
れぞれ厚みの異なる2枚の布地10a、10bを突き合
わせ、縫合線に沿って布押さえ装置の押さえ金を配置す
ると、それぞれの布地の厚みに応じてまずそれぞれの押
さえ部材31の布送り方向後端部が上方へ浮き、布地を
押さえつつ、かつ押さえすぎない状態となる。この時押
さえ部材31の回転だけで適切な押さえ状態が得られな
い場合は、ネジ部材6の回転により、押さえ部材31の
布送り方向(図4中矢印で示される)後端部の浮き状態
を規制し、あるいは規制を解除して調節する。各ローラ
部材41は縫合を開始すると布地の厚みの変化や曲面状
態、縫合線のカーブ状態などに応じて、押さえ部材31
とは別個に上方に移動し、布地の押さえ状態を微調整す
る。このようにして押さえられた布地10a、10b
は、突き合わせ部分の端部を縫いつぶすことなく、突き
合わせた状態のみで針12により縫合糸13を用いて縫
合される(図中14)。テープ11はテープガイド9に
より幅方向の両側端部が中心において突き合うように折
り返された状態で針12の下方(縫合部)に供給され、
布地10aと10bの突き合わせ部を被覆するように、
同時に縫いつけられる。
【0025】本発明の縫製装置の布押さえ装置を構成す
る各部材の構成素材は特に限定されず、通常一般に押さ
え金等に使用される素材から形成されるが、特にローラ
部材に関しては少なくとも表面を耐摩耗性に優れる素材
から形成するのが好ましい。
【0026】ローラ部材の表面は、縫製装置の布送り部
による布送りにあわせて布送りが可能であれば、表面に
上記実施形態のように網目状などの模様を有していて
も、模様を有さない曲面であっても良く、粗面に仕上げ
てあっても良い。また、上記のような模様の形状も特に
限定されない。
【0027】本発明の縫製装置の布押さえ装置は、本発
明の作用を阻害しない範囲で他の構成を有していても良
い。
【0028】本発明の縫製装置の布押さえ装置は、ブラ
ジャーなどのカップ部を形成するような、不織布などの
厚みがあり、さらにクッション性を有する布地や、厚み
があって、布地の上面側と下面側の布地の硬さが異なる
布地を突き合わせて縫合する場合に、好適に使用でき
る。また、本発明の縫製装置の布押さえ装置を使用する
ことにより、曲線状に縫合する場合にも縫合線の左右で
それぞれ布地にかかる圧力が変化するため、容易に縫合
できる。
【0029】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の縫製装置の布押
さえ装置は、厚みがあり、クッション性を有する布地
や、厚みがあって、布地の上面側と下面側の布地の硬さ
が異なる布地を突き合わせて縫合する場合に、縫合時に
布地の上面と下面との位置関係にずれが生じず、縫合す
るそれぞれの布地に圧力を均等にかけることが可能であ
って、曲線状の縫合も容易に行うことができる。
【0030】本発明の請求項2記載の縫製装置の布押さ
え装置は、請求項1記載の縫製装置の布押さえ装置にお
いて、特に厚みの異なる布地を突き合わせて縫合する場
合に、押さえ部が一方の布地を押さえられなかったり、
押さえすぎるなどの問題が生じなくなり、また、曲線状
の縫合がより容易になる。
【0031】本発明の請求項3記載の縫製装置の布押さ
え装置は、請求項2記載の縫製装置の布押さえ装置にお
いて、簡単な構成でローラ部材をそれぞれ上下に移動可
能となる。
【0032】本発明の請求項4記載の縫製装置の布押さ
え装置は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の縫製
装置の布押さえ装置において、特に厚みのある布地を縫
合する場合、布地を過大に押さえることが防止できる。
【0033】本発明の請求項5記載の縫製装置の布押さ
え装置は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の縫製
装置の布押さえ装置において、ローラ部材による圧力が
微調整されて、より均等になる。
【0034】本発明の請求項6記載の縫製装置の布押さ
え装置は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の縫製
装置の布押さえ装置において、テープを縫合時に同時に
縫合部へ縫いつけ、布地を突き合わせにより縫合した際
の縫合部に生じる空隙部分を被覆したり、縫合部の強度
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態の一例である縫製装
置の布押さえ装置の斜視図である。
【図2】図2は、図1の縫製装置の布押さえ装置の構成
を示す斜視図である。
【図3】図3は、本発明の実施形態の他の例である縫製
装置の布押さえ装置の斜視図である。
【図4】図4は、図3の縫製装置の布押さえ装置の使用
状態を示す図である。
【符号の説明】
1 縫製装置の布押さえ装置 2 取り付け部 3 押さえ部 4 ローラ 5 保持部材 6 ネジ部材 7 バネ部材 21 取り付け用孔 31 押さえ部材 41 ローラ部材 A 縫合線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志賀 宣之 京都市南区吉祥院中島町29番地 株式会社 ワコール内 Fターム(参考) 3B150 AA22 BB04 CC04 CE04 CE23 EA01 EA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製装置本体への取り付け部と、縫いつ
    け時に布地を抑える押さえ部とからなり、布地の厚みに
    応じて押さえ部の布送り方向後端部を上下させることが
    可能な押さえ金と、前記押さえ部の布送り方向後方に配
    置され、布地の上面に圧接するローラを備えてなる縫製
    装置の布押さえ装置であって、前記ローラが縫製線上で
    2分割された2つのローラ部材からなり、各ローラ部材
    がそれぞれ布地の厚みに応じてローラ部材を別個に上下
    に移動可能なローラ部材可動機構を有することを特徴と
    する縫製装置の布押さえ装置。
  2. 【請求項2】 前記押さえ部が縫製線上で2分割された
    2つの押さえ部材からなり、布地の厚みに応じて各押さ
    え部材の布送り方向後端部を別個に上下させることが可
    能であることを特徴とする請求項1記載の縫製装置の布
    押さえ装置。
  3. 【請求項3】 前記ローラ部材がそれぞれ前記押さえ部
    材に取り付けられてなることを特徴とする請求項2記載
    の縫製装置の布押さえ装置。
  4. 【請求項4】 押さえ部の布送り方向後端部の下方向へ
    の移動を規制し、布送り方向後端部を先端部より浮かせ
    た状態とできる規制手段を備えることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか一項に記載の縫製装置の布押さえ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ローラ部材が、各ローラ部材をそれ
    ぞれ回転可能に保持し、前記押さえ部側部に軸部を中心
    に回転可能に取り付けられる保持部と、該保持部の布送
    り方向先端部において押さえ部の上部に張り出す張り出
    し部とからなる保持部材により押さえ部に保持され、押
    さえ部の布送り方向先端部上面に傾斜面が形成され、前
    記張り出し部の下面と前記傾斜面との間に空隙が形成可
    能であり、ローラ部材が押さえ部とは別個に上下に移動
    可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    一項に記載の縫製装置の布押さえ装置。
  6. 【請求項6】 前記押さえ部とローラ部材との間にテー
    プを挿入するテープ送り機構を備えることを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の縫製装置の布押
    さえ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102130072B1 (ko) * 2019-09-03 2020-07-03 박효희 재봉천의 높이차에 따른 발 미끄러짐현상 방지구의 제조방법
CN112941747A (zh) * 2021-01-28 2021-06-11 傅川疆 一种基于贴身性材料的纱布纺织制作设备

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