JP4921654B2 - ワークの縫製装置及び縫製方法 - Google Patents

ワークの縫製装置及び縫製方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、立体物を形成するワークを形成するための縫製装置に係り、特に、自動車のヘッドレストカバーを構成するワークの縫製装置及び縫製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の座席シートの上方には、乗員の頭部に対応して、枕状のヘッドレストが設けられている。ヘッドレストは、表皮材を予め所定の立体形状に形成し、表皮材でクッション材を被覆することにより形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来では、上記のような立体形状の表皮材を得るために、予め所定形状に裁断された布材を作業員がミシン縫いすることにより形成していたが、このように手作業により表皮材を形成する場合は、一定の品質を保つことが困難であるという問題があった。また、作業者に習熟が要求されるので、生産性を高めることが容易でなかった。
【0004】
このため、図18に示すような立体物の製造装置50が提案されている。図18の製造装置50は、上プレス体58と下プレス体59とでヘッドレストカバーのパーツを立体的に保持し、所望の方向に移動することが可能な保持移動装置51と、パーツを縫合する接合装置52とを備えており、バルーン53を使用してパーツを立体的に保持したまま、パーツ同士を接合させることにより、歪みのないヘッドレストカバーを作成可能とするものである。
【0005】
しかし、図18に示す立体物の製造装置50は、保持移動装置51と接合装置52を用いているため設置のために広い場所が必要とされ、また、パーツを立体的に保持するためのバルーン53や、上プレス体58及び下プレス体59に接続されパーツを吸引固定するバキューム装置を使用しており、さらに、立体的に保持されたパーツを所望の方向に移動させるために、回動軸54〜57を複数箇所に設けた構成とされており、装置構成が複雑になるという問題があった。
【0006】
本発明は、かかる問題点に鑑み、布材を立体形状に形成するための縫製工程において、製品の部品である半袋状態のワークを形成する際に、手作業をなくすとともに、品質の安定と生産性の向上を図ることのできるワークの縫製装置及び縫製方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、本発明の請求項1に係るワークの縫製装置によれば、立体物のワークを形成する縫製装置であって、縫い針を備えたミシン本体と、布材がセットされるテーブルと、該テーブル上に設けられた前記布材の固定手段と、前記テーブル上に設けられた、前記布材をセットするときに前記布材の間に介在するスペーサとを備え、前記固定手段のうち前記布材の縫製箇所に位置する部分は、前記布材を縫合する縫い目の形状に沿った形状に形成されており、前記スペーサは自由端部側が上方に反った板ばねからなることにより解決される。
【0008】
このように、本発明のワークの縫製装置によれば、布材からなる立体物を構成するワークを作成するときに、加工テーブルが決められた方向に移動し、これにより布材が所定の縫い目形状で縫製されるように構成されている。このため、バラツキなく縫製を行うことができるので、品質を安定させることができるとともに生産性を向上させることができ、また、複雑な機構を用いていないので設備費を嵩ませることなく、生産コストを低減することが可能となる。
【0009】
前記ワーク素材がセットされるテーブル上には、前記ワーク素材をセットするときに前記ワーク素材の間に介在するスペーサが設けられており、このスペーサにより、セットされたワーク素材が摩擦によりずれるのを防止することが可能となる。なお、前記スペーサは自由端部側が上方に反った板状部材から形成される。
【0010】
本発明のワークの縫製装置は、具体的には自動車のヘッドレストカバーのワークを作成する縫製装置である。請求項に係るワークの縫製装置は、自動車のヘッドレストカバーの背面側を構成する背面側布材またはヘッドレストカバーの前面側を構成する前面側布材と、底面側を構成する底面側布材とを縫製してワークを形成する縫製装置であって、縫い針を備えたミシン本体と、前記背面側布材または前面側布材と、底面側布材とがセットされるテーブルと、該テーブル上に設けられた前記背面側布材または前面側布材の上方に位置するスペーサと、前記背面側布材または前面側布材に載置された前記底面側布材を固定する固定手段と、を備え、前記固定手段は、前記背面側布材または前面側布材と前記底面側布材の縫製箇所に位置する部分が、前記布材を縫合する縫い目の形状に沿った形状に形成されており、前記スペーサは自由端部側が上方に反った板ばねからなる。
【0011】
本発明の請求項に係る縫製方法は、縫い針を備えたミシン本体により立体物のワークを形成する縫製方法であって、テーブル上に設けられ自由端部側が上方に反った板ばねからなるスペーサと前記テーブルとの間に布材をセットするとともに、前記スペーサ上に前記布地と縫合する他の布地を載置して固定手段で固定し、前記縫い針による縫い目が前記固定手段の形状に沿って軌跡を描くように前記テーブルを移動させて縫製を行うことを特徴とする。立体物とは例えば自動車のヘッドレストカバーである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
【0013】
図1乃至図17は本発明方法及び装置の一実施例を示すもので、図1及び図2は裏面を表側にしたヘッドレストカバーの斜視図、図3はヘッドレストカバーを構成する布部材の説明図、図4乃至図6はワーク形成装置によるワークの作成工程を示す説明図、図7乃至図14はカバー形成装置によるヘッドレストカバーの作成工程を示す説明図、図15は制御部のハード構成を示すブロック図、図16及び図17はプログラムによる処理の流れを示すフローチャートである。
【0014】
本例では、内部に空洞部を有する立体物が製造されるものであり、ここでは、図1に示すような自動車のヘッドレストカバーCを例にして説明する。立体物を製造するために、ワークの縫製装置としてのワーク形成装置10と、カバー形成装置20が用いられる。ワークWとは、布材を半袋状に縫合したパーツのことである。ワークWは最終的には他の布材とともに縫合されてヘッドレストカバーCとなるものである。
【0015】
ヘッドレストカバーCは、布地、本皮、塩ビシート等の合皮を用いて袋状に形成されている。ヘッドレストカバーCは、図1及び図2に示すように、乗員の頭部側に位置する前面1と、前面1の反対側に位置する背面2と、座席側を向いた底面3とを備えている。底面3には、樹脂を流入させるための開口4が1箇所、ステーの挿通孔5が三箇所、それぞれ設けられている。
【0016】
なお、図1及び図2は、ヘッドレストカバーCの裏面を表側にした状態を示しており、図中に示された符号30は、ヘッドレストカバーCの縫い代30である。このように、ヘッドレストカバーCは複数の布材を縫製することにより形成されている。
【0017】
ヘッドレストカバーCを構成する布材は、図3に示すように、前面側布材1a、背面側布材2a、底面側布材3aから構成されている。前面側布材1aは、一端側が円弧状に形成され、他端側に向けて幅が大きく形成された長尺の部材であり、他端側にはステー(図示せず)の挿通孔5が設けられている。また、左右一対の切欠部1cが設けられている。
【0018】
背面側布材2aは、台形状に形成されている。また、底面側布材3aには、上記前面側布材1aの切欠部1cと整合するように、左右一対の切欠部3cが設けられている。
【0019】
上記各布材の周縁部には、複数の凹部1b,2b,3bが設けられている。凹部1b,2b,3bは、布材が縫合されたときに一致する位置に設けられている。この凹部1b,2b,3bは、カバー形成装置20において、係合手段を制御するために設けられているものである。
【0020】
すなわち、凹部1b,2b,3bが検知されるタイミングで制御信号が送出され、それぞれの制御信号に従って、係合手段が特有の動きをなす。そして、係合手段により布材が保持されたり或いは移動され、所定形状の立体物が縫製されるように構成されている。
【0021】
このため、凹部1b,2b,3bは、形成される立体物に応じて異なる位置に設けられ、また、凹部1b,2b,3bを検知したときに送出される制御信号についても、それぞれの立体物に応じた特有のものが送出される。
【0022】
なお、本例では、布材の周縁部に凹部を設けた構成を示したが、検知手段により検知が可能であれば良く、布材の周縁部に凸部を設けた構成であっても良い。また、本例では、3枚の布材からヘッドレストカバーCが形成されるものであるが、これに限らず、4枚以上、または2枚、或いは立体裁断により1枚の布材から形成される構成であっても良い。
【0023】
次に、上記布材からヘッドレストカバーCを作成するための各装置について説明する。ヘッドレストカバーCを作成するために、本例では、ワーク形成装置10とカバー形成装置20が使用される。
【0024】
本例のワーク形成装置10では、ヘッドレストカバーCの前面側に位置する前面側布材1aと、底部側に位置する底面側布材3aとが縫合され、ワークWが形成される。ワークWは、カバー形成装置20にて、ヘッドレストカバーCの背面側に位置する背面側布材2aと縫合され、製品としてのヘッドレストカバーCが形成されるものである。
【0025】
ワーク形成装置10は、図4で示すように、ミシン本体11と、布材が配設される加工テーブル12と、布材を固定する押え部13と、前面側布材1aと底面側布材3aとの間に介在するスペーサとしての板ばね14とを備えている。
【0026】
ミシン本体11は縫い針11aを備えている。縫い針11aは、先端に設けられた針穴に糸11bが通されており、上下に昇降して、布材の縫合を行うように構成されている。
【0027】
加工テーブル12は、制御部100から出力される制御信号に基づいて、予め決められた軌跡に沿って移動するように構成されている。加工テーブル12が移動することにより、加工テーブル12上に載置された布材の所定箇所に縫い針11aが刺さり、前面側布材1aと底面側布材3aとが縫合されるように構成されている。
【0028】
また、加工テーブル12には、ブロック部材15が設けられている。ブロック部材15は、布材を適正な位置にセットするためのものであり、前面側布材1aと底面側布材3aに設けられた切欠部1c,3cに整合する形状に形成されている。
【0029】
押え部13は、前面側布材1aと底面側布材3aとを押さえて固定する。押え部13は、アーム13aと、アーム13aに連結された一対の湾曲部13bと、湾曲部13bを支持する支持部13cとを備えている。
【0030】
湾曲部13bは、前面側布材1aまたは底面側布材3aの切欠部1c,3c及びブロック部材15に沿う形状となっており、布材を押さえたときに、ブロック部材15との間に隙間16ができるように形成されている。
【0031】
湾曲部13bは、支持部13cの昇降に合わせて、上下に移動可能に構成されている。湾曲部13bは、支持部13cが下がったときにはアーム13aと共に下降し、加工テーブル12上に載置されている前面側布材1a及び底面側布材3aを押さえるように作動する。
【0032】
本例では、上記湾曲部13bとブロック部材15との間にできた隙間16に縫い針11aが入り込んで、加工テーブル12上に載置されて移動する前面側布材1aと底面側布材1cとを縫合するように構成されている。
【0033】
板ばね14は、加工テーブル12との間に、前面側布材1aを挟持可能な隙間を開けて設けられている。本例では、板ばね14は端部側が上方に反った形状に形成されている。前面側布材1aは、板ばね14と加工テーブル12との間に滑り込ませながら配設される。
【0034】
本例では、板ばね14が上方に沿った形状に形成されているので、前面側布材1aと底面側布材3aとを縫合するとき、底面側布材3aが浮き上がることにより、前面側布材1aに接触する部分が少なくなる。これにより、前面側布材1aと底面側布材3aとの摩擦が防止され、縫製中における布材のずれが防止される。
【0035】
なお、本例では、二本の板ばね14を配設した構成を示したが、これに限らず、幅の広い一本の板ばね14を配設しても良い。また、二本以上の板ばね14を配設した構成であっても良い。
【0036】
前面側布材1aは、上記板ばね14と、加工テーブル12との間に、滑り込ませて配設される。このとき、前面側布材1aの切欠部1cと、ブロック部材15とを合わせることにより、前面側布材1aの位置決めがなされる。
【0037】
底面側布材3aは、前面側布材1aをセットした後、板ばね14の上方に載置されてセットされる。このとき、前面側布材1aと、底面側布材3aとは、互いに表面側が合わせられてセットされる。なお、底面側布材3aも、前面側布材1aと同様に、切欠部1cを加工テーブル12のブロック部材15に合わせることにより、位置決めされる。
【0038】
布材がセットされると、押え部13が下降して布材を固定し、押え部13とブロック部材15の間の隙間16において縫製がなされる。こうして、前面側布材1aと底面側布材1cからなるワークWが形成される。
【0039】
ワークWが得られると、次いで、カバー形成装置20においてヘッドレストカバーCが作成される。カバー形成装置20は、上記ワーク形成装置10で得られたワークWと、ヘッドレストカバーCの背部側を被覆する背面側布材2aとを縫合して、ヘッドレストカバーCを作成するものである。カバー形成装置20は、ミシン本体21と、テーブル22と、検知手段23と、係合手段とを備えており、係合手段は制御部100により制御される。
【0040】
また、テーブル22上には、ワークの位置決めを行うための位置決めブロック25が設けられている。位置決めブロック25は、本例では、テーブル22上の二箇所に設けられている。位置決めブロック25は、ワークWの形状に沿って配設されており、これにより、ワークWのセットを容易に行うことが可能となる。
【0041】
ミシン本体21は縫い針21aを備えている。縫い針21aは、先端に設けられた針穴に糸が通されており、上下に昇降して、布材の縫合を行うように構成されている。
【0042】
テーブル22には、背面側布材2aとワークWがセットされる。テーブル22には、二本の円弧状の溝22a,22bが設けられており、この溝22a,22b内を、係合手段の一つである布送り手段27が移動するように構成されている。
【0043】
検知手段23は、布材の周縁部に設けられた凹部1b,2b,3bを検知するものである。検知手段23は、例えば、付勢手段によりテーブル側に付勢されており、凹部1b,2b,3bが通過するときにさらに延出することにより、凹部1b,2b,3bの位置を検知するように構成されている。検知手段による検知信号は、制御部100に送出される。制御部100は、この検知信号を取得する度に、係合手段へ制御信号を送出する。
【0044】
なお、上記凹部1b,2b,3bの検知について、カバー形成装置20では、主に、それぞれの布材を重ねてできた凹部の検出が行われる。例えば、前面側布材1aの凹部1bと背面側布材2aの凹部2bとが縫製により重なってできた凹部が検知される。
【0045】
制御信号としては、係合手段の動きを開始させる作動開始信号、係合手段の動きを停止させる作動停止信号、係合手段から布材へ与える力を制御する係合力制御信号がある。
【0046】
それぞれの検知信号を取得したときに送出される制御信号については、予めプログラムとしてROMに格納されている。一例を挙げて説明すると、例えば、1つ目の検知信号を取得したときは、次述する係合手段のうち、第1の布送り手段27aを作動させる作動開始信号と、調整手段28を正方向に通常スピードで回転させる係合力制御信号とが送出されるプログラムが実行される。
【0047】
そして、他の検知信号についても同様に、検知信号を取得したときにどのような制御信号が送出されるのかが予めプログラムとしてROMに記憶されている。なお、プログラムによる処理については後述する。
【0048】
係合手段は、押え部24と、テーブル22上に設けられた可動可能な板部材26と、作成中のヘッドレストカバーCを所定位置に移動させる複数の布送り手段27と、縫い代30の調整を行う調整手段28と、作成中のヘッドレストカバーCを支持する支持手段29と、から構成されている。係合手段は、制御部100から出力される制御信号に基づいて、所定動作を行う。
【0049】
押え部24は、テーブルとの間に若干の隙間を開けて設けられている押え板24aと、テーブル22と押え板24aとの間に配設された背面側布材2aを上方から固定する、昇降可能な固定部材24bとを備えている。固定部材24bは、縫製が開始されたときには固定を解除するように構成されている。
【0050】
板部材26は、背面側布材2aとワークWを分離させておき、背面側布材2aまたはワークWの一方が動いたときに、摩擦により互いにくっつきながら動いてしまうことを防止するものである。
【0051】
板部材26は一端側に立設部26aを備えており、この立設部26aにより、背面側布材2aとワークWとは、間に若干の隙間を開けて配設される。また、板部材26はスライド可能とされ、ヘッドレストカバーCの縫製が進んだときに、スライドしながら後退するように構成されている。
【0052】
布送り手段27は、第1の布送り手段27aと第2の布送り手段27bから構成されている。第1の布送り手段27aは、テーブル22に設けられた円弧状の溝22a内を移動する。また、第2の布送り手段25bは、前記溝22aよりも内側に設けられた溝22b内を移動する。
【0053】
第1の布送り手段27aは、縫製開始直後に、ワークWを移動させるものであり、ワークWに確実に係合するように、先端が上方に反った形状に形成されている。
【0054】
第2の布送り手段27bは、縫製により立体形状を形成しつつあるヘッドレストカバーCの布送りを行うものであり、溝22bから延出して布送りを行う。第2の布送り手段27bは立体形状のヘッドレストカバーCの布送りを行うものであるため、高さを確保するために、長尺のバーとして形成されている。第2の布送り手段27bは、作動開始とともに溝22bから突出して移動し、終点まで移動したときに溝22b内に後退する。
【0055】
調整手段28の先端には、歯部を有するローラー28aが取着されている。このローラー28aは、背面側布材2aまたはワークWに係合して、ミシン本体21の縫い針21a側に引き寄せたり、逆に縫い針21aから遠ざける動作を行い、これにより、背面側布材2aとワークWとの縫い代30が、縫い針21aの下に適性に位置するように調整される。
【0056】
また、ローラー28aについては、回転スピードも制御される。ローラー28aの回転スピードが変わることにより、布材を引き寄せたり、或いは遠ざける力を変化させ、布材の縫製方向を適切に調整することが可能となるものである。
【0057】
支持手段29は、縫製を行っているときに、作成中のヘッドレストカバーCを、縫製の進行方向の逆方向から支えて、適性位置に保持するように作動するものである。
【0058】
支持手段29の先端には、ローラー29aが取着されており、このローラー29aにより、作成中のヘッドレストカバーCに無理な力をかけることなく支持できるように構成されている。支持手段29により、縫製箇所の位置ずれを防止するとともに、一定に揃った縫い目で縫製を行うことが可能となる。
【0059】
上記構成からなるカバー形成装置20により、ヘッドレストカバーCが作成される。ヘッドレストカバーCの作成工程としては、先ず最初に、図8に示すように、背面側布材2aがテーブル22上にセットされる。背面側布材2aは、板部材26の下側に配設され、さらに押え部24により固定される。次いで、図9に示すように、板部材26の上から、背面側布材2aと中表になるように、ワークWがセットされる。
【0060】
背面側布材2aとワークWがセットされると、縫製が開始される。縫製が開始される際は、押え部24の固定部材24bが上昇して、背面側布材2aの固定を解除する。そして、縫い針21aが昇降を開始して、背面側布材2aとワークWの一部が縫合され始める。
【0061】
図10に示すように、縫製が開始されたと同時に、第1の布送り手段27aがワークWに係合し、図中右側に向けてワークWを移動させる。このようにワークWをずらすことにより、ワークWと背面側布材2aとの縫い代30が、順次、縫い針21aの下へ移動される。
【0062】
また、縫製が開始されるときには、調整手段28がワークWに係合して、ローラー28aを回転させて、ワークWを縫い針21a側に引き寄せながら、縫い代30が縫い針21aの下に適性に位置するように調整を行う。
【0063】
第1の布送り手段27aが最終端まで移動し終わり、縫製が進んで、検知手段23が最初の凹部を検知すると、次いで、図11に示すように、第2の布送り手段27bが延出し、背面側布材2aに係合して移動を開始する。第2の布送り手段27bは、図中右側に向けて背面側布材2aを移動させ始める。
【0064】
第1の布送り手段27a及び第2の布送り手段27bの動作により、ヘッドレストカバーCの底部側から頂部側にかけての半周に該当する部分が縫合される。なお、第2の布送り手段27bが移動しているときも、調整手段28により、布材の縫い代30が常に縫い針の下の位置に来るように調整が行われる。
【0065】
なお、ヘッドレストカバーCの周囲は曲線状であるため、調整手段28の布材への係合力を変化させながら、縫い代30の調整を行う必要がある。このように、調整手段28の係合力を変更させる場合は、予め、布材1a,2a,3aの周縁部の形状が変化する箇所に凹部1b,2b,3bを設けておき、この凹部1b,2b,3bが検知手段23により検知されたときに、調整手段28のローラー28aの速度及び回転方向を変化させて、布材への係合力を変更させるようにする。
【0066】
上記のように、ヘッドレストカバーCの底部側から頂部側にかけての半周に該当する部分が縫合されると、続いて図12に示すように、第2の布送り手段27bが後退し、ヘッドレストカバーCの頂部側に該当する所定範囲の縫製が行われる。
【0067】
そして、その後、検知手段23からの検知信号を受けて、再度第2の布送り手段27bが突出し、右側に移動しながら作成中のヘッドレストカバーCを回す。これにより、ヘッドレストカバーCの頂部側から底部側にかけての、残り半周に該当する部分が縫合される。
【0068】
そして、残り半周の縫製がほぼ終了した段階で、検知手段23による凹部の検知が行われ、これにより、図13に示すように、図中左側から支持手段29が延出し、ヘッドレストカバーCを支えて、適性位置を確保する。また、支持手段29が延出するのと同時に、調整手段28による縫い代30の調整が解除される。この段階で、ヘッドレストカバーCの底部側を除くほぼ全周が縫製される。
【0069】
さらに、図14に示すように、ヘッドレストカバーCの底部側に該当する部分が縫合される。このとき、検知信号により、板部材26が後退するとともに、第2の布送り手段27bが再度突出してヘッドレストカバーCを移動させる。そしてさらに次の検知信号により、支持手段29が延出してヘッドレストカバーCを支持する。
【0070】
この段階では、ヘッドレストカバーCは、既に完成に近い形状となっているため、第2の布送り手段27bと支持手段29のみによる保持で、縫い代30の適性位置を確保することができる。このようにして、全ての縫製がなされ、ヘッドレストカバーCが完成する。
【0071】
このように、ワーク形成装置10及びカバー形成装置20は、制御手段としての制御部100により、動作が制御されているものである。ワーク形成装置10及びカバー形成装置20で作動する部分、すなわち、ワーク形成装置10のミシン本体11,加工テーブル13,押え部14、或いは、カバー形成装置20のミシン本体21,押え部24,布送り手段27,調整手段28,支持手段29は、プログラムに従って作動するものである。
【0072】
図15は、本実施例における制御手段100の構成を示すブロック図である。制御部100は、CPU101、ROM102、RAM103を備えており、ワーク形成装置10及びカバー形成装置20を制御する。ROM102には、各手段の制御プログラムや、制御に必要な固定データが格納されている。また、RAM103はCPU101のワークエリアとして使用される。
【0073】
なお、本例では、ワーク形成装置10とカバー形成装置20とは、共通の制御部100で制御するように構成されているが、ワーク形成装置10とカバー形成装置20とで、それぞれ別の制御部を備えていても良いことは勿論である。
【0074】
制御部100の入力側には、布材が押え部13,24により固定されたことを検出する検出センサ201、ワーク形成装置10の加工テーブル12の位置検出センサ202、ミシン駆動スイッチ203、カバー形成装置20の検知手段23からの凹部検知信号入力装置204が接続されている。
【0075】
また、制御部100の出力側には、駆動回路301を介して、各種駆動部が接続されている。すなわち、駆動回路301にはミシン本体11の駆動モータ301a,駆動回路302には加工テーブル12の駆動モータ302a、駆動回路303には押え部13の駆動モータ303a,駆動回路304にはミシン本体21の駆動モータ304a,駆動回路305には押え部24の駆動モータ305a,駆動回路306には布送り手段27の駆動モータ306a,駆動回路307には調整手段28の駆動モータ307a,駆動回路308には支持手段29の駆動モータ308aが接続されている。
【0076】
以下、図16及び図17のフローチャートにおいて、プログラムによる制御処理の流れについて説明する。ワークWの作成については、前面側布材1a及び底面側布材3aがセットされ、ステップS1でミシン本体11の駆動スイッチが投入されると、ステップS2で押え部13を下降させる処理がなされ、次いで、ステップS3で、加工テーブル12の動作制御データが読み込まれ、ステップS4で、加工テーブル13を移動させる処理がなされる。
【0077】
ステップS5で、位置検出センサによる信号が確認され、加工テーブル13が所定位置まで移動したかどうかが判定される。加工テーブル13が所定位置まで移動していない場合(ステップS5;No)、ステップS18でエラー信号を発する処理を行った後、処理を終了する。
【0078】
加工テーブルが所定位置まで移動したと判定された場合(ステップS5;Yes)、ステップS6に進み、縫い針11aの動作制御データを読み込むとともに、ステップS7で、縫い針11aを駆動させるための信号を発生する処理を行う。これにより、縫い針11aによる縫製が開始される。
【0079】
縫い針11aは動作制御データに従って縫製を行うが、このとき、ステップS8で、針数が所定数に達するまでカウントする処理が行われる。ステップS9で、針数が所定数に達したことが確認されると(ステップS9;Yes)、ステップS10で、縫い針11aを停止させるための信号を発生する処理を行う。
【0080】
針数が所定数に達していない場合(ステップS9;No)、所定時間経過後も針数が止まったままである場合は、縫い針11aにエラーが発生したとみなされ、ステップS18でエラー信号を発する処理を行った後、処理を終了する。
【0081】
ステップS10で縫い針11aの作動が停止されると、次いでステップS11で、加工テーブル12の移動データに従って、加工テーブル12を移動する処理が行われる。そして、ステップS12〜ステップS17で、ステップS5〜ステップS10と同様の処理がなされ、もう一方の縫製箇所において縫製がなされ、その後、処理を終了する。
【0082】
なお、縫い針11aや加工テーブル12の動きが途中で止まってしまった場合は、ステップS18での処理と同様に、エラー信号を発する処理を行った後、処理を終了する。
【0083】
ヘッドレストカバーCを作成するときは、図17のフローチャートに示すように、布材がセットされ、ステップS21でミシン本体21の駆動スイッチが投入されると、ステップS22で、押え部24が上昇されるとともに、縫い針21a,第1の布送り手段27a,調整手段28の駆動を開始する処理が行われる。
【0084】
なお、本例では、ミシン本体21の駆動スイッチが投入されたときに押え部24が上昇するようにされているが、押え部24の昇降については、他の係合手段のように、布材の凹部を検知することにより制御するようにしても良い。
【0085】
ステップS23で、検知手段23により凹部が検知されると、第2の布送り手段27bを作動させるための制御信号が送出され、ステップS24で第2の布送り手段27bを作動する処理が行われる。
【0086】
ステップS25で、検知手段23により凹部が検知されると、調整手段28の布材への係合力を変化させるための制御信号が送出され、ステップS26で、調整手段28のローラー28aのスピードまたは回動方向を変更する処理が行われる。ここまでの処理で、ヘッドレストカバーCの底部側から頂部側にかけての半周に該当する部分が縫合される。
【0087】
この後、第2の布送り手段27bが後退して、ヘッドレストカバーCの頂部側の一部分が縫製される。そして、ステップS27で、検知手段23により凹部が検知されると、第2の布送り手段27bの作動を再度開始させるための制御信号が送出され、ステップS28で、第2の布送り手段27bを作動させる処理が行われる。ここまでの処理で、ヘッドレストカバーCの頂部側から底部側にかけて残り半周に該当する部分が縫製される。
【0088】
さらに、ステップS29で、検知手段23により凹部が検知されると、調整手段28を後退させるとともに、支持手段29を再度作動させるための制御信号が送出され、ステップS30で、調整手段を後退させ、支持手段を作動させる処理が行われる。この段階で、ヘッドレストカバーCの底部側を除くほぼ全周が縫製される。
【0089】
さらに、ステップS31で、検知手段23により凹部が検知されると、板部材26を後退させるとともに、第2の布送り手段27bを作動させるための制御信号が送出され、ステップS32で、板部材26を後退させ、第2の布送り手段27bを作動させる処理が行われる。
【0090】
ステップS33で、検知手段23により凹部が検知されると、支持手段29を作動させるための制御信号が送出され、ステップS34で、支持手段29を作動させる処理が行われる。この処理が終了した段階で、ヘッドレストカバーCの全周の縫製が完了する。
【0091】
最後に、ステップS35で検知手段23により凹部が検知されると、全ての係合手段を停止させるための制御信号が送出され、ステップS36で、全ての係合手段を後退させる処理が行われる。
【0092】
なお、図17のフローチャートでは、ステップS25及びステップS26にのみ示したが、縫い代30の形状が変化する箇所の起点に設けられた凹部を検知し、この凹部が検知されたタイミングで、調整手段28のローラー28aの回動方向やスピードが変更されて、布材への係合力が調整される処理について、必要に応じて随時行われる。
【0093】
さらに、縫い針21aや布送り手段27,調整手段28,支持手段29の動きが途中で止まってしまった場合は、エラー信号を発する処理を行った後、処理を終了する。
【0094】
このようにして、布材のセット工程を除いて、作業者が手を沿えなくとも、布縁と縫い目との幅を一定に保って、立体形状のカバーを形成することが可能となる。なお、上記実施例では空洞部を有する立体物の一例として、自動車の座席シートに設けられるヘッドレストのヘッドレストカバーを示して説明したが、空洞部を有する立体物はヘッドレストカバーに限定されるものではないことは勿論である。
【0095】
別の形状の立体物を作成する場合は、布材に設けられた凹部が検知手段23により検知されたとき、係合手段にどのような動きをさせるかについて、それぞれプログラムを作成し、ROM102に格納する。
【0096】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、布材からなる立体物を構成するワークを作成するときに、加工テーブルが決められた方向に移動し、これにより布材が所定の縫い目形状で縫製されるように構成されている。このため、バラツキなく縫製を行うことができるので、品質を安定させることができるとともに生産性を向上させることができ、また、複雑な機構を用いていないので設備費を嵩ませることなく、生産コストを低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヘッドレストカバーについて、裏面を表側にした状態を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るヘッドレストカバーについて、裏面を表側にした状態を示す斜視図である。
【図3】ヘッドレストカバーを構成する布部材の説明図である。
【図4】ワーク形成装置によるワークの作成工程を示す説明図である。
【図5】ワーク形成装置によるワークの作成工程を示す説明図である。
【図6】ワーク形成装置によるワークの作成工程を示す説明図である。
【図7】カバー形成装置によるヘッドレストカバーの作成工程を示す説明図である。
【図8】カバー形成装置によるヘッドレストカバーの作成工程を示す説明図である。
【図9】カバー形成装置によるヘッドレストカバーの作成工程を示す説明図である。
【図10】カバー形成装置によるヘッドレストカバーの作成工程を示す説明図である。
【図11】カバー形成装置によるヘッドレストカバーの作成工程を示す説明図である。
【図12】カバー形成装置によるヘッドレストカバーの作成工程を示す説明図である。
【図13】カバー形成装置によるヘッドレストカバーの作成工程を示す説明図である。
【図14】カバー形成装置によるヘッドレストカバーの作成工程を示す説明図である。
【図15】制御部のハード構成を示すブロック図である。
【図16】プログラムによる処理の流れを示すフローチャートである。
【図17】プログラムによる処理の流れを示すフローチャートである。
【図18】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 前面
1a 前面側布材
1b 凹部
1c 切欠部
2 背面
2a 背面側布材
2b 凹部
3 底面
3a 底面側布材
3b 凹部
3c 切欠部
4 開口
5 ステーの挿通孔
10 ワーク形成装置
11 ミシン本体
11a 縫い針
11b 糸
12 加工テーブル
13 押え部
13a アーム
13b 湾曲部
13c 支持部
14 板ばね
15 ブロック部材
16 隙間
20 カバー形成装置
21 ミシン本体
21a 縫い針
22 テーブル
22a,22b 溝
23 検知手段
24 押え部
24a 押え板
24b 固定部材
25 位置決めブロック
26 板部材
27 布送り手段
27a 第1の布送り手段
27b 第2の布送り手段
28 調整手段
28a ローラー
29 支持手段
29a ローラー
30 縫い代
100 制御部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
201 検出センサ
202 加工テーブルの位置検出センサ
203 ミシン駆動スイッチ
204 凹部検知信号入力装置
301〜308 駆動回路
C ヘッドレストカバー
W ワーク

Claims (4)

  1. 立体物のワークを形成する縫製装置であって、縫い針を備えたミシン本体と、布材がセットされるテーブルと、該テーブル上に設けられた前記布材の固定手段と、前記テーブル上に設けられた、前記布材をセットするときに前記布材の間に介在するスペーサとを備え、
    前記固定手段のうち前記布材の縫製箇所に位置する部分は、前記布材を縫合する縫い目の形状に沿った形状に形成されており、前記スペーサは自由端部側が上方に反った板ばねからなることを特徴とするワークの縫製装置。
  2. 自動車のヘッドレストカバーの背面側を構成する背面側布材またはヘッドレストカバーの前面側を構成する前面側布材と、底面側を構成する底面側布材とを縫製してワークを形成する縫製装置であって、縫い針を備えたミシン本体と、前記背面側布材または前面側布材と、底面側布材とがセットされるテーブルと、該テーブル上に設けられた前記背面側布材または前面側布材の上方に位置するスペーサと、前記背面側布材または前面側布材に載置された前記底面側布材を固定する固定手段と、を備え、前記固定手段は、前記背面側布材または前面側布材と前記底面側布材の縫製箇所に位置する部分が、前記布材を縫合する縫い目の形状に沿った形状に形成されており、前記スペーサは自由端部側が上方に反った板ばねからなることを特徴とするワークの縫製装置。
  3. 縫い針を備えたミシン本体により立体物のワークを形成する縫製方法であって、
    テーブル上に設けられ自由端部側が上方に反った板ばねからなるスペーサと前記テーブルとの間に布材をセットするとともに、前記スペーサ上に前記布地と縫合する他の布地を載置して固定手段で固定し、前記縫い針による縫い目が前記固定手段の形状に沿って軌跡を描くように前記テーブルを移動させて縫製を行うことを特徴とするワークの縫製方法。
  4. 前記立体物は自動車のヘッドレストカバーであることを特徴とする請求項記載のワークの縫製方法。
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