JP2002152978A - 逆流防止回路 - Google Patents

逆流防止回路

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JP2002152978A
JP2002152978A JP2000340774A JP2000340774A JP2002152978A JP 2002152978 A JP2002152978 A JP 2002152978A JP 2000340774 A JP2000340774 A JP 2000340774A JP 2000340774 A JP2000340774 A JP 2000340774A JP 2002152978 A JP2002152978 A JP 2002152978A
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Japan
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resistor
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fet
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JP2000340774A
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Hitoshi Uemura
仁 植村
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Nichicon Corp
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Nichicon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力損失を十分に低減することができる高効
率の逆流防止回路を提供する。 【解決手段】 Pch FET2のドレインが電流検出
用抵抗1を介して正極入力側に、また、ソースが正極出
力側に接続され、該電流検出用抵抗1のドレイン側が比
較器5の正極に、正・負極入力側端子が分圧抵抗3、4
を介して比較器5の負極に接続され、該比較器5の出力
端子とNPNトランジスタ6のベースとが抵抗8を介し
て接続され、かつ、該NPNトランジスタ6のコレクタ
がPchFET2のソースに、また、コレクタ・ベース
間に抵抗7が、エミッタ・ベース間にダイオード9が順
方向に接続され、エミッタがPch FET2のゲート
に接続されたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイオードの代わ
りにFETを使用した低損失の逆流防止回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4、図5は、従来使用されている逆流
防止回路で、逆流防止用素子として図4は正極側に、ま
た、図5は負極側にダイオードを使用して逆流防止を行
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4、図5において
は、ダイオードの順方向電圧分だけ電力損失が発生し、
大電流出力時に発熱するという問題があり、順方向電圧
の低いダイオードを使用しても電力損失を十分に低減す
ることができず、ダイオードに代わる低損失部品を使用
した逆流防止回路が要求されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するものであり、逆流防止用素子としてドレイン・
ソース間のオン抵抗の小さなFETを使用し、入力〜出
力間に流れる電流を検出して、設定した電流値以上の
時、FETをオンさせてオン損失の低減を図り、設定し
た電流値未満の時には、FETを瞬時にオフさせて、F
ETのドレイン・ソース間の内部ダイオードのみを利用
して、入力側の電圧が出力側よりも低くなった場合で
も、電流が逆流しないようにするものである。
【0005】すなわち、図1に示すように、Pch F
ET2のドレインが電流検出用抵抗1を介して正極入力
側に、また、ソースが正極出力側に接続され、該電流検
出用抵抗1のドレイン側が比較器5の正極に、正・負極
入力側端子が分圧抵抗3、4を介して比較器5の負極に
接続され、該比較器5の出力端子とNPNトランジスタ
6のベースとが抵抗8を介して接続され、かつ、該NP
Nトランジスタ6のコレクタがPch FET2のソー
スに、また、コレクタ・ベース間に抵抗7が、エミッタ
・ベース間にダイオード9が順方向に接続され、エミッ
タがPch FET2のゲートに接続されたことを特徴
とする逆流防止回路である。
【0006】また、図2に示すように、Nch FET
11のソースが電流検出用抵抗10を介して正極入力側
に、また、ドレインが正極出力側に接続され、該電流検
出用抵抗10のソース側が比較器14の負極に、正・負
極側入力端子を分圧抵抗12、13を介して比較器14
の正極に接続され、該比較器14の出力端子とPNPト
ランジスタ15のベースとが抵抗17を介して接続さ
れ、かつ、該PNPトランジスタ15のコレクタがNc
h FET11のソースに、また、コレクタ・ベース間
に抵抗16が、エミッタ・ベース間にダイオード18が
逆方向に接続され、エミッタがNch FET11のゲ
ートに接続されたことを特徴とする逆流防止回路であ
る。
【0007】さらに、図3に示すように、Nch FE
T20のドレインが電流検出用抵抗19を介して負極入
力側に、また、ソースが負極出力側に接続され、該電流
検出用抵抗19のドレイン側が比較器23の正極に、正
・負極側入力端子が分圧抵抗21、22を介して比較器
23の負極に接続され、該比較器23の出力端子とPN
Pトランジスタ24のベースとが抵抗26を介して接続
され、かつ、該PNPトランジスタ24のコレクタがN
ch FET20のソースに、また、コレクタ・ベース
間に抵抗25が、エミッタ・ベース間にダイオード27
が逆方向に接続され、エミッタがNch FET20の
ゲートに接続されたことを特徴とする逆流防止回路であ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜3の回路図のように、Pc
h FETまたはNch FETが電流検出用抵抗を介
して入力側に接続され、該電流検出用抵抗と分圧抵抗と
が比較器に接続される。上記FET駆動用のNPNまた
はPNPトランジスタのコレクタがFETのソースに接
続される。上記トランジスタのコレクタ・ベース間に抵
抗が、エミッタ・ベース間にダイオードが接続され、エ
ミッタが上記FETのゲートに接続され、ベースが抵抗
を介して比較器の出力端子に接続される。図1〜3のい
ずれも入力〜出力間に流れる電流を検出して、設定した
電流値以上の時、ドレイン・ソース間のオン抵抗の低い
FETを用いて、FETをオンさせてオン損失の低減を
図り、設定した電流値未満の時には、FETを瞬時にオ
フさせて、FETのドレイン・ソース間の内部ダイオー
ドのみを利用することにより、入力側の電圧が、出力側
よりも低くなった場合においても、電流が逆流しないよ
うにするものである。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を、図1〜3に示す。図1
は、逆流防止用素子であるPchFETを正極側に接続
したものであり、電流検出用抵抗1に流れる電流を検出
し、分圧抵抗3、4および比較器5で設定した電流値以
上の時、比較器5の出力がLになり、トランジスタ6が
オフし、Pch FET2のゲートがダイオード9を経
由してLになることにより、Pch FET2をオンさ
せてオン損失を低減する。また、設定した電流値未満の
時には、比較器5の出力がHになり、トランジスタ6が
オンして、Pch FET2のゲート・ソース間をショ
ートすることにより、Pch FET2を瞬時にオフさ
せ、Pch FET2のドレイン・ソース間内部のダイ
オードのみを利用して、入力側の電圧が、出力側よりも
低くなった場合においても、電流が逆流しないようにす
るものである。
【0010】図2は、逆流防止用素子であるNch F
ETを正極側に接続したものであり、電流検出用抵抗1
0に流れる電流を検出し、分圧抵抗12、13および比
較器14で設定した電流値以上の時、比較器14の出力
がHになり、トランジスタ15がオフし、Nch FE
T11のゲートがダイオード18を経由してHになるこ
とにより、Nch FET11をオンさせてオン損失を
低減する。また、設定した電流値未満の時には、比較器
14の出力がLになり、トランジスタ15がオンして、
Nch FET11のゲート・ソース間をショートする
ことにより、Nch FET11を瞬時にオフさせ、N
ch FET11のドレイン・ソース間内部ダイオード
のみを利用して、入力側の電圧が、出力側よりも低くな
った場合においても、電流が逆流しないようにするもの
である。
【0011】図3は、逆流防止用素子にNch FET
を負極側に接続したものであり、電流検出用抵抗19に
流れる電流を検出し、分圧抵抗21、22および比較器
23で設定した電流値以上の時、比較器23の出力がH
になり、トランジスタ24がオフし、Nch FET2
0のゲートがダイオード27を経由してHになることに
より、Nch FET20をオンさせてオン損失を低減
する。また、設定した電流値未満の時には、比較器23
の出力がLになり、トランジスタ24がオンして、Nc
h FET20のゲート・ソース間をショートすること
により、NchFET20を瞬時にオフさせ、Nch
FET20のドレイン・ソース間内部ダイオードのみを
利用して、入力側の電圧が、出力側よりも低くなった場
合においても、電流が逆流しないようにするものであ
る。
【0012】上記図1〜3の逆流防止回路において、逆
流防止用素子の電力損失〔W〕を調査した。その結果を
〔表1〕に示す。これより明らかなように、本発明の実
施例による逆流防止回路は、従来例によるものと比べて
逆流防止用素子の電力損失が著しく低減されていること
が分かる。
【0013】
【表1】
【0014】
【発明の効果】上記のように、逆流防止用素子としてド
レイン・ソース間のオン抵抗の小さなFETを使用(適
宜、並列使用)することにより、電力損失を低減させた
逆流防止回路が実現可能となり、理論的には損失が、限
りなくゼロに近い逆流防止回路も可能である。また、低
損失なため、大電流出力電源の並列運転を行なう際の各
電源出力に接続しても、高い効率を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による逆流防止回路の実施例を示した回
路図である。
【図2】本発明による逆流防止回路の他の実施例を示し
た回路図である。
【図3】本発明による逆流防止回路の他の実施例を示し
た回路図である。
【図4】従来例による逆流防止回路の回路図である。
【図5】従来使用されている他の逆流防止回路である。
【符号の説明】
1、10、19 電流検出用抵抗 2 Pch FET 3、4、12、13、21、22 分圧抵抗 5、14、23 比較器 6 NPNトランジスタ 7、8、16,17、25、26 抵抗 9、18、27、28、29 ダイオード 11、20 Nch FET 15、24 PNPトランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Pch FETのドレインが電流検出用
    抵抗を介して正極入力側に、また、ソースが正極出力側
    に接続され、該電流検出用抵抗のドレイン側が比較器の
    正極に、正・負極入力側端子が分圧抵抗を介して比較器
    の負極に接続され、該比較器の出力端子とNPNトラン
    ジスタのベースとが抵抗を介して接続され、かつ、該N
    PNトランジスタのコレクタがPch FETのソース
    に、また、コレクタ・ベース間に抵抗が、エミッタ・ベ
    ース間にダイオードが順方向に接続され、エミッタがP
    ch FETのゲートに接続されたことを特徴とする逆
    流防止回路。
  2. 【請求項2】 Nch FETのソースが電流検出用抵
    抗を介して正極入力側に、また、ドレインが正極出力側
    に接続され、該電流検出用抵抗のソース側が比較器の負
    極に、正・負極入力側端子が分圧抵抗を介して比較器の
    正極に接続され、該比較器の出力端子とPNPトランジ
    スタのベースとが抵抗を介して接続され、かつ、該PN
    PトランジスタのコレクタがNch FETのソース
    に、また、コレクタ・ベース間に抵抗が、エミッタ・ベ
    ース間にダイオードが逆方向に接続され、エミッタがN
    ch FETのゲートに接続されたことを特徴とする逆
    流防止回路。
  3. 【請求項3】 Nch FETのドレインが電流検出用
    抵抗を介して負極入力側に、また、ソースが負極出力側
    に接続され、該電流検出用抵抗のドレイン側が比較器の
    正極に、正・負極入力側端子が分圧抵抗を介して比較器
    の負極に接続され、かつ、該比較器の出力端子とPNP
    トランジスタのベースとが抵抗を介して接続され、該P
    NPトランジスタのコレクタがNch FETのソース
    に、また、コレクタ・ベース間に抵抗が、エミッタ・ベ
    ース間にダイオードが逆方向に接続され、エミッタがN
    ch FETのゲートに接続されたことを特徴とする逆
    流防止回路。
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