JP2002150595A - 光ピックアップ装置用の対物レンズ及び光ピックアップ装置 - Google Patents
光ピックアップ装置用の対物レンズ及び光ピックアップ装置Info
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Abstract
情報の記録及び/又は再生を可能とする光ピックアップ
装置用の対物レンズ及び光ピックアップ装置を提供す
る。 【解決手段】対物レンズ20における回折構造Dのある
周辺領域を通過した光束が、中央領域を通過した光束に
より形成されたスポット内に到達すると、周辺領域を通
過した光束は開口数NAが大きいため、スポット径は小
さくなる。この対物レンズ20によれば、+1次回折光
の光束が第1スポット内に到達する光量に対して、+1
次回折光の光束が第2スポット内に到達する光量を少な
くすることで、波長λ1の光束を対物レンズ20に入射
させた場合はスポット径が小さくなり、それにより記録
密度の高い光情報記録媒体(DVD等)に記録又は再生
を行うことが出来、一方、波長λ2(λ2>λ1)の光
束を対物レンズ20に入射させた場合はスポット径が大
きくなり、それにより記録密度の低い光情報記録媒体
(CD等)に記録又は再生を行うことが出来る。
Description
置用の対物レンズ及び光ピックアップ装置に関し、例え
ば情報記録密度が異なる光情報記録媒体に情報記録及び
/又は情報再生の可能な光ピックアップ装置用の対物レ
ンズ及びその光ピックアップ装置に関する。
伴い、従来の光ディスクすなわち光情報記録媒体である
CD(コンパクトディスク)と同程度の大きさで、より
大容量化を図った高密度の光ディスクであるDVD(デ
ジタルバーサタイルディスク)の開発が進んでいる。こ
のような光ディスクなどを媒体とした光情報記録再生装
置の光学系において、記録信号の高密度化を図るため、
対物レンズが記録媒体上に集光するスポットを小さくす
ることが要求されている。
記録密度が異なる様々な光ディスクが存在するが、個々
の光ディスクに対して、情報の記録及び/又は再生を行
うことができる専用の情報記録再生装置を購入すること
はユーザーにとって大きな負担となる。そこで、例えば
DVDに対して情報の記録又は再生を行う光学系を用い
て、CDに対して情報の記録又は再生を行える光ピック
アップ装置を備えた情報記録再生装置が開発されてい
る。
は、DVDに対しては、対物レンズに平行光を入射させ
ることで、記録面にスポット光を集光させ、一方、平行
光を入射させると透明基板厚の差から収差の生じるCD
に対しては、発散光を入射させることで、適切なスポッ
ト光をその記録面に集光させるようにしている。
ることから、これを調整すべく、ダイクロイックフィル
タを用いることも行われている。ダイクロイックフィル
タは、DVDに対して情報の記録又は再生を行う波長の
光束については、そのまま通過させ、一方、CDに対し
て情報の記録又は再生を行う波長の光束については、C
Dに必要な開口数になるよう遮光するという機能を有す
る。このようなダイクロイックフィルタを設けることな
く、情報記録密度が異なる光情報記録媒体に対して情報
の記録又は再生が行われると、コスト面から好ましい。
録媒体に対して情報の記録及び/又は再生(以下、単に
記録再生ともいう)を可能とする光ピックアップ装置用
の対物レンズ及び光ピックアップ装置を提供することを
目的とする。
クアップ装置用の対物レンズは、波長λ1の光束を射出
する第1の光源と、波長λ2(λ1≠λ2)の光束を射
出する第2の光源と、第1の光情報記録媒体に対して情
報の記録又は再生を行う際には、前記第1の光源から射
出された光束を、前記第1の光情報記録媒体の透明基板
を介して情報記録面上に集光させると共に、前記第1の
光情報記録媒体とは情報の記録密度が異なる第2の光情
報記録媒体に対して情報の記録又は再生を行う際には、
前記第2の光源から射出された光束を、前記第2の光情
報記録媒体の透明基板を介して情報記録面上に集光させ
るための少なくとも対物レンズを含む集光光学系と、前
記第1及び第2の光情報記録媒体からの反射光又は透過
光を受光するための光検出器とを有する光ピックアップ
装置用の対物レンズであって、前記対物レンズの少なく
とも1面の光学面は、回折構造を備えない中央領域と、
前記中央領域に隣接し回折構造を備えた周辺領域とが設
けられており、前記第1の光源を用いて前記第1の光情
報記録媒体に対する情報の記録又は再生をする際に必要
な前記対物レンズの像側の所定開口数をNA1、その際
に前記中央領域を通過した光束により形成されるスポッ
トを第1スポット、前記周辺領域を通過した光束が、そ
の前記回折構造により発生される回折光(0次回折光を
発生する場合は、その0次回折光を含む)のうち、最大
の回折光量である回折光をm次回折光(mは、0を除く
整数)とし、前記第2の光源を用いて前記第2の光情報
記録媒体に対する情報の記録又は再生をする際に必要な
前記対物レンズの像側の所定開口数をNA2(NA2<
NA1)、その際に前記中央領域を通過した光束により
形成されるスポットを第2スポット、前記周辺領域を通
過した光束が、その前記回折構造により発生される回折
光(0次回折光を発生する場合は、その0次回折光を含
む)のうち、最大の回折光量である回折光をn次回折光
(nは、0を除く整数)としたとき、前記中央領域は、
前記開口数NA2内の光束が通過する領域にほぼ相当
し、前記m次回折光の光束が前記第1スポット内に到達
する光量に対して、前記n次回折光の光束が前記第2ス
ポット内に到達する光量が少なく、且つ、前記m次回折
光と前記n次回折光とは、m=nの関係を満たすことを
特徴とする。
通過した光束が、前記中央領域を通過した光束により形
成されたスポット内に到達すると、前記周辺領域を通過
した光束は開口数NAが大きいため、スポット径は小さ
くなる。請求項1に記載の対物レンズによれば、前記m
次回折光の光束が第1スポット内に到達する光量に対し
て、前記n次回折光の光束が第2スポット内に到達する
光量を少なくすることで、前記波長λ1の光束を対物レ
ンズに入射させた場合はスポット径が小さくなり、それ
により記録密度の高い光情報記録媒体に対して記録又は
再生を行うことが出来、一方、前記波長λ2(λ2>λ
1)の光束を対物レンズに入射させた場合はスポット径
が大きくなり、それにより記録密度の低い光情報記録媒
体に対して記録又は再生を行うことが出来る。特に、前
記第2の光情報記録媒体の記録又は再生を行う際に必要
な前記第2スポットのスポット径に実質的に影響がない
よう(スポット径が小さくなりすぎない程度)に、前記
第2スポット内に到達する前記n次回折光の光束の光量
が少ないことが望ましく、更に、前記n次回折光の光束
を含む、前記開口数NA1より外側の光束の全てが、そ
のスポット径の大きさを実質的に変えない程度に、前記
第2スポット内に到達する光量が少ないことが好まし
い。
折構造は、光軸を含む断面形状が鋸歯状に近い形状とな
り、光軸方向の段差量も比較的小さくすることが出来る
ので、旋盤による金型加工が比較的容易であるというメ
リットがある。更に、このような回折構造を用いること
で、ダイクロイックフィルタを用いることなく、情報記
録密度が異なる光情報記録媒体に対して、それぞれ適切
に情報の記録又は再生を行うことができる。尚、本明細
書において「ほぼ相当する」とは、両者の領域が完全に
一致していなくてもよく、発明の効果を逸脱しない範囲
(前記第2の光情報記録媒体に記録又は再生を行う際の
スポット径に実質的な影響がない程度)で、わずかに大
小の関係があっても良いことを意味する。m、nの整数
が、正負の符号にかかる数を含んでいるものであるのは
勿論のことである。更に又、前記中央領域に回折構造を
備えていないので、回折構造を備えた場合に比較して、
そこに入射される光の利用効率を簡単な構成で高くする
ことができる。本明細書中、回折光の次数が正であると
は、回折の効果が光束を光軸方向に向ける収束のパワー
を持つことを意味する。
対物レンズは、前記回折構造が、光軸を含む面での断面
形状が鋸歯状であるので、前記対物レンズの透過率減少
を極力抑制することができる。又、凹凸の矩形状の断面
形状の場合と比較して、前述のように、レンズ成形する
際の金型を加工するときの製造も容易に行うことができ
る。
対物レンズは、前記鋸歯状の回折構造が、その段差部分
が光軸とほぼ平行であるので、前記対物レンズの透過率
減少を更に抑制することができる。
対物レンズは、前記回折構造が、前記波長λ1でブレー
ズ化されているので、波長λ1の光束に対して、その回
折構造での光利用効率を極めて高くすることができる。
即ち、波長λ1でブレーズ化することにより、波長λ1
の光束に対して、前記周辺領域の回折構造により発生す
る回折光の中で、特定次数の回折光の効率を他の次数の
回折光の効率より高めることができる。
対物レンズは、前記第2の光源より光束を入射させた
際、前記回折構造により発生される前記回折光の全光量
に対して、前記n次回折光の光量が90%以上であるこ
とを特徴とする。
造により発生される回折光の次数が複数存在すると、全
ての次数の回折光において、第2スポット内に到達して
スポット径を小さくするような光束や、フォーカスエラ
ー信号に誤動作の原因となるノイズを発生するような光
束が発生しないようにすることは困難である。そこで、
前記回折構造により発生される回折光の全光量に対し
て、n次光の光量を90%以上にすることにより、n次
光以外の回折光の光量が少なくなり、スポットやフォー
カスエラー信号に悪影響を及ぼす光束の発生を、支障の
無い程度に少なくすることが容易になる。
対物レンズは、前記中央領域は、非球面形状の屈折面で
あるので、光の利用効率を高くすることができる。
対物レンズは、前記少なくとも一つの光学面が、前記中
央領域と前記周辺領域とからなるので、光学面を2つの
領域からなる簡単な構成にでき、容易に製造することが
できる。
対物レンズは、前記第2の光源から射出された光束が、
前記第1の光源から射出された光束より大きな発散角で
前記対物レンズに入射することを特徴とする。
が異なる光情報記録媒体に対して情報の記録又は再生を
行う場合、薄い透明基板厚の第1の光情報記録媒体(D
VD)に対して球面収差が補正された光束を用いて、厚
い透明基板厚の第2の光情報記録媒体(CD)に対して
情報の記録又は再生を行うと、球面収差が補正過剰とな
ってしまう。これに対し、前記対物レンズに入射する光
束の発散角を大きくすることで、球面収差を補正不足側
に戻すことができる。すなわち、CDに対して情報の記
録又は再生を行う際には、DVDに対して情報の記録又
は再生を行う際より入射する光束の発散角を大きくする
ことで、球面収差を適切に補正できる。尚、本明細書に
おいて、発散角とは、前記対物レンズの光源側の面にお
ける、光軸からの高さが同じ位置に入射する光線が、光
軸に対して持つ発散角のことを意味する。
対物レンズは、前記対物レンズに入射する前記第1の光
源から射出された光束が、光軸に対して略平行であるこ
とを特徴とする。
の対物レンズは、前記第2の光源から射出した光束が、
横倍率m2が−1/20<m2<−1/10となるよう
に前記対物レンズに入射することを特徴とする。
の対物レンズは、前記n次回折光の光束は、前記第2ス
ポットを形成する前記中央領域を通過した光束よりも対
物レンズ側で光軸と交わることを特徴とする。
と、前記対物レンズの屈折による収束のパワーを小さく
できるので、屈折率の温度変化に起因する波面収差の球
面収差の変化を小さくできる。又、波長の変化に起因す
る波面収差の球面収差の変化は、回折が収束のパワーを
持っている場合、屈折率の温度変化に起因する変化と逆
符号なので、更に温度変化による波面収差の球面収差成
分の変化を軽減できる。n次回折光が第2スポットを形
成する中央領域を通過した光束よりも対物レンズ側で交
わるようにすると、回折の収束のパワーが大きくなり、
波面収差の球面収差成分の温度変化をより小さくするこ
とができる。特に、対物レンズに発散光が入射する場
合、n次回折光が第2スポットを形成する中央領域を通
過した光束と比べて、対物レンズよりも遠い側で光軸と
交わるようにすると、回折の収束のパワーを大きくする
ことが難しくなるので、対物レンズ側で交わるようにす
るのが望ましい。
の対物レンズは、所定開口数NA1内の光束が通過する
前記周辺領域の前記回折構造は回折輪帯を有し、前記回
折輪帯の数は5以上20以下であることを特徴とする。
数が多いと、輪帯の幅が狭くなり、金型の加工や成形に
よって起こる回折輪帯形状のいわゆるダレの影響が大き
くなり、最大回折光量となる次数の回折光率が小さくな
る。それにより、波長λ1の光束に対しては、前記中央
領域を通過した光束の透過率に比べて、前記周辺領域を
通過したm次回折光の透過率が小さくなり、アポダイゼ
ーションの効果によりスポット径が大きくなる。また、
輪帯数が少ないと、回折の効果が小さくなる。よって、
所定開口数NA1内の光束が通過する前記周辺領域の前
記回折構造の回折輪帯数が、5以上20以下であること
が望ましい。
の対物レンズは、前記n次回折光の光束は、前記対物レ
ンズの前記中央領域を通過した光束よりも5μm以上隔
てた位置で光軸と交わることを特徴とする。
の対物レンズは、前記第2の光源から射出され、前記周
辺領域における前記回折構造の母非球面によって屈折し
た光束のうち、前記中央領域と前記周辺領域との境界を
通過する光束は、前記第2の光源から射出され、前記対
物レンズの前記中央領域を通過した光束よりも5μm以
上隔てた位置で光軸と交わることを特徴とする。
域を通過した光束と、前記中央領域を通過した光束の、
光軸と交わる位置が近いと、前記中央領域を通過した光
束により形成される第2スポットのスポット径が大きく
なるなどの悪影響が生じる。そのため前記第2の光源か
ら射出した光束に対して、前記周辺領域を通過した光束
と、前記中央領域を通過した光束とで、それぞれ光軸と
交わる位置が5μm以上離れていることが望ましい。
の対物レンズは、前記n次回折光と前記m次回折光にお
いて、n=m=+1の関係を満たすことを特徴とする。
の対物レンズは、前記開口数NA2が、0.45<NA
2<0.6の関係を満たすことを特徴とする。
の対物レンズは、前記開口数NA2が、0.45<NA
2<0.5の関係を満たすことを特徴とする。
の対物レンズは、前記波長λ1が、640nm<λ1<
680nmの関係を満たし、前記波長λ2が、750n
m<λ2<810nmの関係を満たすことを特徴とす
る。
の対物レンズは、前記第1の光情報記録媒体の透明基板
の厚さt1と前記第2の光情報記録媒体の透明基板の厚
さt2が、t1<t2なる関係を満たすことを特徴とす
る。
の対物レンズは、前記第1の光情報記録媒体の透明基板
厚t1=0.6mmであり、前記第2光情報記録媒体の
透明基板厚t2=1.2mmであることを特徴とする。
の対物レンズは、前記第1の光源から射出した光束のう
ち、前記第m次回折光の透過率と、前記中央領域を通過
した光束の透過率との差が5%以内であることを特徴と
する。
過率と比べて小さい場合、アポダイゼーションの効果に
より、スポット系が大きくなる。所定開口数のスポット
径となるようにするには、m次回折光の透過率と、前記
中央領域を通過した光束の透過率との差が5%以内であ
ることが望ましい。尚、本明細書において、透過率と
は、対物レンズに入射した光束の光量に対する出射した
光束の光量の比を意味する。
は、波長λ1の光束を射出する第1の光源と、波長λ2
(λ1≠λ2)の光束を射出する第2の光源と、第1の
光情報記録媒体に対して情報の記録又は再生を行う際に
は、前記第1の光源から射出された光束を、前記第1の
光情報記録媒体の透明基板を介して情報記録面上に集光
させると共に、前記第1の光情報記録媒体とは情報の記
録密度が異なる第2の光情報記録媒体に対して情報の記
録又は再生を行う際には、前記第2の光源から射出され
た光束を、前記第2の光情報記録媒体の透明基板を介し
て情報記録面上に集光させるための少なくとも対物レン
ズを含む集光光学系と、前記第1及び第2の光情報記録
媒体からの反射光又は透過光を受光するための光検出器
とを有する光ピックアップ装置であって、前記対物レン
ズの少なくとも1面の光学面は、回折構造を備えない中
央領域と、前記中央領域に隣接し回折構造を備えた周辺
領域とが設けられており、前記第1の光源を用いて前記
第1の光情報記録媒体に対する情報の記録又は再生をす
る際に必要な前記対物レンズの像側の所定開口数をNA
1、その際に前記中央領域を通過した光束により形成さ
れるスポットを第1スポット、前記周辺領域を通過した
光束が、その前記回折構造により発生される回折光(0
次回折光を発生する場合は、その0次回折光を含む)の
うち、最大の回折光量である回折光をm次回折光(m
は、0を除く整数)とし、前記第2の光源を用いて前記
第2の光情報記録媒体に対する情報の記録又は再生をす
る際に必要な前記対物レンズの像側の所定開口数をNA
2(NA2<NA1)、その際に前記中央領域を通過し
た光束により形成されるスポットを第2スポット、前記
周辺領域を通過した光束が、その前記回折構造により発
生される回折光(0次回折光を発生する場合は、その0
次回折光を含む)のうち、最大の回折光量である回折光
をn次回折光(nは、0を除く整数)としたとき、前記
中央領域は、前記開口数NA2内の光束が通過する領域
にほぼ相当し、前記m次回折光の光束が前記第1スポッ
ト内に到達する光量に対して、前記n次回折光の光束が
前記第2スポット内に到達する光量が少なく、且つ、前
記m次回折光と前記n次回折光とは、m=nの関係を満
たすことを特徴とする。
通過した光束が、前記中央領域を通過した光束により形
成されたスポット内に到達すると、前記周辺領域を通過
した光束は開口数NAが大きいため、スポット径は小さ
くなる。請求項22に記載の光ピックアップ装置によれ
ば、前記m次回折光の光束が第1スポット内に到達する
光量に対して、前記n次回折光の光束が第2スポット内
に到達する光量を少なくすることで、前記波長λ1の光
束を対物レンズに入射させた場合はスポット径が小さく
なり、それにより記録密度の高い光情報記録媒体に対し
て記録又は再生を行うことが出来、一方、前記波長λ2
(λ2>λ1)の光束を対物レンズに入射させた場合は
スポット径が大きくなり、それにより記録密度の低い光
情報記録媒体に対して記録又は再生を行うことが出来
る。
折構造は、光軸を含む断面形状が鋸歯状に近い形状とな
り、光軸方向の段差量も比較的小さくすることが出来る
ので、旋盤による金型加工が比較的容易であるというメ
リットがある。更に、このような回折構造を用いること
で、ダイクロイックフィルタを用いることなく、情報記
録密度が異なる光情報記録媒体に対して、それぞれ適切
に情報の記録又は再生を行うことができる。
は、前記対物レンズの前記回折構造が、光軸を含む面で
の断面形状が鋸歯状であることを特徴とする。
は、前記対物レンズの前記鋸歯状の回折構造が、その段
差部分が光軸とほぼ平行であることを特徴とする。
は、前記対物レンズの前記回折構造が、前記波長λ1で
ブレーズ化されていることを特徴とする。
は、前記第2の光源より光束を入射させた際、前記回折
構造により発生される前記回折光の全光量に対して、前
記n次回折光の光量が90%以上であることを特徴とす
る。
は、前記対物レンズの前記中央領域は、非球面形状の屈
折面であることを特徴とする。
は、前記対物レンズの前記少なくとも一つの光学面が、
前記中央領域と前記周辺領域とからなることを特徴とす
る。
は、前記第2の光源から射出された光束が、前記第1の
光源から射出された光束より大きな発散角で前記対物レ
ンズに入射することを特徴とする。
は、前記対物レンズに入射する前記第1の光源から射出
された光束が、光軸に対して略平行であることを特徴と
する。
は、前記第2の光源から射出した光束が、横倍率m2が
−1/20<m2<−1/10となるように前記対物レ
ンズに入射することを特徴とする。
は、前記n次回折光の光束は、前記第2スポットを形成
する前記中央領域を通過した光束よりも対物レンズ側で
光軸と交わることを特徴とする。
は、前記対物レンズにおいて、所定開口数NA1内の光
束が通過する前記周辺領域の前記回折構造は回折輪帯を
有し、前記回折輪帯の数は5以上20以下であることを
特徴とする。
は、前記n次回折光の光束は、前記対物レンズの前記中
央領域を通過した光束よりも5μm以上隔てた位置で光
軸と交わることを特徴とする。
は、前記第2の光源から射出され、前記周辺領域におけ
る前記回折構造の母非球面によって屈折した光束のう
ち、前記中央領域と前記周辺領域との境界を通過する光
束は、前記第2の光源から射出され、前記第2の光源か
ら射出され、前記対物レンズの前記中央領域を通過した
光束よりも5μm以上隔てた位置で光軸と交わることを
特徴とする。
は、前記n次回折光と前記m次回折光において、n=m
=+1の関係を満たすことを特徴とする。
は、前記開口数NA2が、0.45<NA2<0.6の
関係を満たすことを特徴とする。
は、前記開口数NA2が、0.45<NA2<0.5の
関係を満たすことを特徴とする。
は、前記波長λ1が、640nm<λ1<680nmの
関係を満たし、前記波長λ2が、750nm<λ2<8
10nmの関係を満たすことを特徴とする。
は、前記第1の光情報記録媒体の透明基板の厚さt1と
前記第2の光情報記録媒体の透明基板の厚さt2が、t
1<t2なる関係を満たすことを特徴とする。請求項2
2〜39のいずれかに記載の光ピックアップ装置。
は、前記第1の光情報記録媒体の透明基板厚t1=0.
6mmであり、前記第2光情報記録媒体の透明基板厚t
2=1.2mmであることを特徴とする。
は、前記第1の光源から射出した光束のうち、前記第m
次回折光の透過率と、前記中央領域を通過した光束の透
過率との差が5%以内であることを特徴とする。
22〜41のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置
に適用されると好ましい。
の対物レンズは、少なくとも1つのレンズ面に、回折構
造を備えない中央領域と、回折構造を備えた周辺領域と
を備えた光ピックアップ装置用の対物レンズであって、
波長λ1の第1レーザ光による平行光束を入射させた際
に、前記中央領域を通過した光束の波面収差の球面収差
成分が最小となる位置での、前記中央領域を通過した光
束により形成されるスポットを第1スポットとし、前記
周辺領域を通過した光束が、その前記回折構造により発
生される回折光(0次回折光を発生する場合は、その0
次回折光を含む)のうち、最大の回折光量である回折光
をm次回折光(mは、0を除く整数)とし、波長λ2
(λ2≠λ1)の第2レーザ光による平行光束を入射さ
せた際に、前記中央領域を通過した光束の波面収差の球
面収差成分が最小となる位置での、前記中央領域を通過
した光束により形成されるスポットを第2スポットと
し、前記周辺領域を通過した光束が、その前記回折構造
により発生される回折光(0次回折光を発生する場合
は、その0次回折光を含む)のうち、最大の回折光量で
ある回折光をn次回折光(nは、0を除く整数)とした
とき、前記m次回折光の光束が前記第1スポット内に到
達する光量に対して、前記n次回折光の光束が前記第2
スポット内に到達する光量が少なく、且つ、前記m次回
折光と前記n次回折光とは、m=nの関係を満たすこと
を特徴とする。
通過した光束が、前記中央領域を通過した光束により形
成されたスポット内に到達すると、前記周辺領域を通過
した光束は開口数が大きいため、スポット径は小さくな
る。請求項44に記載の対物レンズによれば、前記m次
回折光の光束が第1スポット内に到達する光量に対し
て、前記n次回折光の光束が第2スポット内に到達する
光量を少なくすることで、前記波長λ1の光束を対物レ
ンズに入射させた場合はスポット径が小さくなり、それ
により記録密度の高い光情報記録媒体に対して記録又は
再生を行うことが出来、一方、前記波長λ2(λ2>λ
1)の光束を対物レンズに入射させた場合はスポット径
が大きくなり、それにより記録密度の低い光情報記録媒
体に対して記録又は再生を行うことが出来る。特に、前
記第2の光情報記録媒体の記録又は再生を行う際に必要
な前記第2スポットのスポット径に実質的に影響がない
よう(スポット径が小さくなりすぎない程度)に、前記
第2スポット内に到達する前記n次回折光の光束の光量
が少ないことが好ましい。
折構造は、光軸を含む断面形状が鋸歯状に近い形状とな
り、光軸方向の段差量も比較的小さくすることが出来る
ので、旋盤による金型加工が比較的容易であるというメ
リットがある。更に又、前記中央領域に回折構造を備え
ていないので、回折構造を備えた場合に比較して、そこ
に入射される光の利用効率を簡単な構成で高くすること
ができる。
の対物レンズは、前記回折構造が、光軸を含む面での断
面形状が鋸歯状であることを特徴とする。本請求項の発
明の作用効果は、請求項2の発明のものと同様であるの
で説明を省略する。
の対物レンズは、前記鋸歯状の回折構造が、その段差部
分が光軸とほぼ平行であることを特徴とする。本請求項
の発明の作用効果は、請求項3の発明のものと同様であ
るので説明を省略する。
の対物レンズは、前記回折構造が、前記波長λ1でブレ
ーズ化されていることを特徴とする。本請求項の発明の
作用効果は、請求項4の発明のものと同様であるので説
明を省略する。
の対物レンズは、前記第2レーザ光による平行光束を入
射させた際、前記回折構造により発生される前記回折光
の全光量に対して、前記n次回折光の光量が90%以上
であることを特徴とする。本請求項の発明の作用効果
は、請求項5の発明のものと同様であるので説明を省略
する。
の対物レンズは、前記中央領域は、非球面形状の屈折面
であることを特徴とする。本請求項の発明の作用効果
は、請求項6の発明のものと同様であるので説明を省略
する。
の対物レンズは、前記少なくとも一つの光学面が、前記
中央領域と前記周辺領域とからなることを特徴とする。
本請求項の発明の作用効果は、請求項7の発明のものと
同様であるので説明を省略する。
の対物レンズは、前記第2レーザ光によって入射される
光束を、平行光束よりも所定の発散された光束が入射さ
れるようにしたときに、前記中央領域を通過した光束の
波面収差の球面収差成分の絶対値は、前記第2スポット
を形成する光束の波面収差の球面収差成分の絶対値より
も小さくなることを特徴とする。本請求項の発明の作用
効果は、請求項8の発明のものと同様であるので説明を
省略する。
の対物レンズは、前記第1レーザ光によって入射される
光束が、ほぼ平行光束であるときに、それよりも発散し
た光束又は収束した光束を入射させたときと比べて、前
記中央領域を通過した光束は、波面収差の球面収差成分
の絶対値が最も小さくなることを特徴とする。
の対物レンズは、前記第2レーザ光は、横倍率m2が−
1/20<m2<−1/10となるように前記対物レン
ズに入射されることを特徴とする。
の対物レンズは、前記n次回折光の光束は、前記第2ス
ポットを形成する前記中央領域を通過した光束よりも対
物レンズ側で光軸と交わることを特徴とする。本請求項
の発明の作用効果は、請求項11の発明のものと同様で
あるので説明を省略する。
の対物レンズは、所定開口数NA1内の光束が通過する
前記周辺領域の前記回折構造は回折輪帯を有し、前記回
折輪帯の数は5以上20以下であることを特徴とする。
本請求項の発明の作用効果は、請求項12の発明のもの
と同様であるので説明を省略する。
の対物レンズは、前記n次回折光の光束は、前記第2ス
ポットを形成する前記中央領域を通過した光束よりも5
μm以上隔てた位置で光軸と交わることを特徴とする。
本請求項の発明の作用効果は、請求項13の発明のもの
と同様であるので説明を省略する。
の対物レンズは、前記第2レーザ光による平行光束を入
射させた際、前記周辺領域における前記回折構造の母非
球面によって屈折した光束は、前記対物レンズの前記中
央領域を通過した光束よりも5μm以上隔てた位置で光
軸と交わることを特徴とする。本請求項の発明の作用効
果は、請求項14の発明のものと同様であるので説明を
省略する。
の対物レンズは、前記n次回折光と前記m次回折光にお
いて、n=m=+1の関係を満たすことを特徴とする。
の対物レンズは、前記波長λ1が、640nm<λ1<
680nmの関係を満たし、前記波長λ2が、750n
m<λ2<810nmの関係を満たすことを特徴とす
る。
は、前記第1レーザ光を射出する第1の光源と、前記第
2レーザ光を射出する第2の光源と、第1の光情報記録
媒体に対して情報の記録又は再生を行う際には、前記第
1の光源から射出された前記第1レーザ光を、前記第1
の光情報記録媒体の透明基板を介して情報記録面上に集
光させると共に、前記第1の光情報記録媒体とは情報の
記録密度が異なる第2の光情報記録媒体に対して情報の
記録又は再生を行う際には、前記第2の光源から射出さ
れた前記第2レーザ光を、前記第2の光情報記録媒体の
透明基板を介して情報記録面上に集光させるための、少
なくとも請求項44〜58のいずれか1項に記載の対物
レンズを含む集光光学系と、前記第1及び第2の光情報
記録媒体からの反射光又は透過光を受光するための光検
出器とを有することを特徴とする。
は、前記第1レーザ光の波長λ1が、640nm<λ1
<680nmの関係を満たし、前記第2レーザ光の前記
波長λ2が、750nm<λ2<810nmの関係を満
たすと共に、前記第1の光情報記録媒体がDVDの光デ
ィスクであり、前記第2の光情報記録媒体がCDの光デ
ィスクであることを特徴とする。
子の表面、例えばレンズの表面に、レリーフを設けて、
回折によって光線の角度を変える作用を持たせた形態
(又は面)のことをいう。レリーフの形状としては、例
えば、光学素子の表面に、光軸を中心とする略同心円状
の輪帯として形成され、光軸を含む平面でその断面をみ
れば各輪帯は鋸歯のような形状となっているものであ
る。
義には光ピックアップ装置に光情報記録媒体を装填した
状態において、最も光情報記録媒体側の位置で、これと
対向すべく配置される集光作用を有するレンズを指し、
広義にはそのレンズと共に、アクチュエータによって少
なくともその光軸方向に作動可能なレンズ群を指すもの
とする。ここで、かかるレンズ群とは、少なくとも1枚
以上のレンズを指すものである。従って、本明細書中に
おいて、対物レンズの光情報記録媒体側の開口数NAと
は、対物レンズの最も光情報記録媒体側に位置するレン
ズ面から光情報記録媒体側に出射した光束の開口数NA
を指すものである。また、本明細書中において光情報記
録媒体に対して情報を記録又は再生する際に必要な所定
開口数とは、それぞれの光情報記録媒体の規格で規定さ
れている開口数、あるいはそれぞれの光情報記録媒体に
対して、使用する光源の波長に応じ、情報の記録または
再生をするために必要なスポット径を得ることができる
回折限界性能の対物レンズの開口数を示す。
ディスク)としては、例えば、CD-R, CD-RW, CD-Video,
CD-ROM等の各種CD、DVD-ROM, DVD-RAM, DVD-R, DVD-
RW,DVD+RW,DVD-Video等の各種DVD、或いはMD等の
ディスク状の現在の光情報記録媒体および次世代の記録
媒体なども含まれる。多くの光情報記録媒体の情報記録
面上には透明基板が存在する。しかしながら、透明基板
の厚さが殆どゼロに近いもの、あるいは透明基板が全く
ないものも存在もしくは提案されている。説明の都合
上、本明細書中「透明基板を介して」と記載することが
あるが、かかる透明基板は厚さがゼロである、すなわち
透明基板が全くない場合も含むものである。
は、上記のような光情報記録媒体の情報記録面上に情報
を記録すること、情報記録面上に記録された情報を再生
することをいう。本発明の光ピックアップ装置は、記録
だけ或いは再生だけを行うために用いられるものであっ
てもよいし、記録および再生の両方を行うために用いら
れるものであってもよい。また、或る情報記録媒体に対
しては記録を行い、別の情報記録媒体に対しては再生を
行うために用いられるものであってもよいし、或る情報
記録媒体に対しては記録または再生を行い、別の情報記
録媒体に対しては記録及び再生を行うために用いられる
ものであってもよい。なお、ここでいう再生とは、単に
情報を読み取ることを含むものである。
レーヤまたはドライブ等、あるいはそれらを組み込んだ
AV機器、パソコン、その他の情報端末等の音声および
/または画像の記録および/または再生装置に搭載する
ことができる。
について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施
の形態にかかる光ピックアップ装置の概略構成図であ
る。
光情報記録媒体(ここではDVDの光ディスク)の記録
再生用の第1の光源である第1の半導体レーザ111
と、第2の光情報記録媒体(ここではCDの光ディス
ク)の記録再生用の第2の光源である第2の半導体レー
ザ112とを有している。
記録再生を行う場合、第1の半導体レーザ111からビ
ームを出射し、出射された光束は、ビームスプリッタ1
90を透過し、偏光ビームスプリッタ120、コリメー
タ13、1/4波長板14を透過して円偏光の平行光束
となる。この光束は絞り17によって絞られ、対物レン
ズ20により第1の光情報記録媒体200の透明基板2
10(t1=0.6mm)を介して情報記録面220に
集光される。尚、第1スポットとは、対物レンズ20の
中央領域を通過する光束によって情報記録面220上に
形成されるスポットをいう。また、第1の光情報記録媒
体に対して情報の記録再生を行う際に、情報記録面上に
形成される実際のスポットは、中央領域を通過した光束
及び周辺領域の回折構造による+1次の光束によって形
成される。
220で情報ビットにより変調されて反射した光束は、
再び対物レンズ20、絞り17、1/4波長板14、コ
リメータ13を透過して、偏光ビームスプリッタ120
に入射し、ここで反射してシリンドリカルレンズ180
により非点収差が与えられ、光検出器300上へ入射
し、その出力信号を用いて、第1の光情報記録媒体20
0に記録された情報の読み取り信号が得られる。
状変化、位置変化による光量変化を検出して、合焦検出
やトラック検出を行う。この検出に基づいて2次元アク
チュエータ150が第1の半導体レーザ111からの光
束により、第1の光情報記録媒体200の記録面220
上に第1のスポットを結像するように対物レンズ20を
移動させると共に、半導体レーザ111からの光束を所
定のトラックに結像するように対物レンズ20を移動さ
せる。
再生を行う場合、第2の半導体レーザ112からビーム
を出射し、出射された光束は、光合成手段であるビーム
スプリッタ190で反射され、上記第1半導体レーザ1
11からの光束と同様、偏光ビームスプリッタ120、
コリメータ13、1/4波長板14、絞り17、対物レ
ンズ20を介し、その中央の領域を通過した光束が、第
2の光情報記録媒体200の透明基板210(t2=
1.2mm)を介して、情報記録面220上に集光さ
れ、第2のスポットを形成する。一方、後述するごとく
対物レンズ20の回折構造Dが形成された周辺領域を通
過した光束は、第2のスポットに比べて単位面積当たり
の光量が低いフレア光となる。また、前述のように第1
の半導体レーザ111による+1次回折光の光束が第1
スポットに到達して寄与する光量に対して、第2の半導
体レーザ112による+1次回折光の光束が第2のスポ
ット内に到達して寄与する光量は少なくなっている。後
述する対物レンズの実施例においては、前者の+1次回
折光の光束はほぼ100%到達し、後者の+1次回折光
は実質的に到達していない。ここで、+1次回折光の光
束は、第2スポットを形成する中央領域を通過した光束
よりも対物レンズ側で、好ましくは5μm以上隔てた位
置で交わっている。尚、コリメータ13を通過した光束
は、発散光となるように、第2の半導体レーザ112の
位置が決められている。かかる場合、横倍率m2が−1
/20より大きく、又−1/10より小さい範囲で対物
レンズ20に入射すると好ましい。
うち、対物レンズ20の周辺領域における最も中央領域
寄り、すなわちそれらの境界を通過する光束は、対物レ
ンズ20の中央領域を通過した光束よりも5μm以上隔
てた位置で光軸と交わっている。尚、第2の光情報記録
媒体に対して情報の記録再生を行う際に、情報記録面上
に形成される実際のスポットは、実質的に中央領域を通
過した光束によって形成される。
で情報ピットにより変調されて反射した光束は、再び対
物レンズ20、絞り17、1/4波長板14、コリメー
タ13、偏光ビームスプリッタ120、シリンドリカル
レンズ180を介して、光検出器300上へ入射し、そ
の出力信号を用いて、第2の光情報記録媒体200に記
録された情報の読み取り信号が得られる。
様、光検出器300上でのスポットの形状変化、位置変
化による光量変化を検出して、合焦検出やトラック検出
を行い、2次元アクチュエータ150により、合焦、ト
ラッキングのために対物レンズ20を移動させる。
112をユニット化した2波長半導体レーザを使った光
学系や、半導体レーザ111,半導体レーザ112,光
検出器をユニット化した光源−検出器モジュールを使用
した光ピックアップ装置にも本対物レンズは適する。そ
の他当業者に知られた複数の光源を持ったピックアップ
光学系に適用することも可能である。又、周辺領域の回
折構造による回折光の内、最大の光量の回折光を、後述
の対物レンズの実施例と整合させて、+1次回折光とし
たが、0次回折光を除く他の回折光とすることもでき
る。次に、上述した本実施の形態に好適な対物レンズに
ついて説明する。まず、回折構造を設けた対物レンズの
上半部光軸方向断面を模式的に示す図を、図2に示す。
図2の対物レンズは、DVDとCDの双方に対して情報
の記録再生が可能となっている。
口数NA1以下に相当する中央領域が屈折非球面であ
り、開口数NA1以上NA2以下に相当する周辺領域
が、複数の鋸歯状の輪帯r1,r2、・・・からなる回
折構造Dを有している。尚、鋸歯状とは、光軸を含む断
面形状が鋸歯状であることを意味し、かかる形状により
光透過率を良好に維持することができる。又、本実施の
形態では、その段差部を光軸と平行な円筒面にすること
で、成形性を高め且つ光透過率を良好としている。回折
輪帯の数は、5以上20以下が好ましい。
な形状を示す母非球面と、光路差関数とで表す。光路差
関数は基準波長の回折光に対し回折面によって付加され
る光路差をあらわすものとし、光路差関数の値がmλ
(mは回折次数)変わるごとに回折輪帯を設ける。
・・・(mm) 但し、h:光軸からの距離、 b0、b2、b4、b6、・・・:光路差関数の係数で
ある。
A0+A2h2+A4h 4+A6h6+・・・ 但し、A0、A2,A4,A6,・・・:非球面係数、 k:円錐係数、 r:近軸曲率半径、 n:屈折率である。
示す。但し、dは面間隔である。
光源すなわち半導体レーザ111の波長λ1でブレーズ
化されているが、第1の光源からの光束も、第2の光源
すなわち半導体レーザ112からの光束も+1次回折光
が最も光量が大きくなる(全次数の回折光の光量に対
し、第1の光源については95%以上、第2の光源につ
いては90%以上である)ように設計されている。ま
た、第1の光源から射出した光束のうち、かかる回折構
造により最大の回折光量を発生する回折次数(ここでは
+1次)の回折光の透過率と、中央領域を通過した光束
の透過率との差が5%以内であるように設計されてい
る。
き、焦点距離f=3.05、像側開口数=0.6(必要
開口数NA1=0.6)である。ただし、これに限るこ
とはないが、波長λ1が、640nm<λ1<680n
mの関係を満たす範囲であれば好ましい。
き、焦点距離f=3.07、像側開口数=0.45(必
要開口数NA2=0.45)である。ただし、この開口
数NA2は、0.45でなくても、0.45<NA2<
0.6の関係を満たす範囲であれば好ましく、更に0.
45<NA2<0.5の関係を満たす範囲であれば、よ
り好ましい。又、波長λ2も、785nmにこだわらな
いが、750nm<λ2<810nmの関係を満たす範
囲であれば好ましい。
わちDVDの透明基板の厚さt1=0.6mmであり、
第2の光情報記録媒体即ちCDの透明基板の厚さt2=
1.2mmであって、t1<t2なる関係を満たしてい
るが、t1=t2であっても本発明は適用可能である。
用時)、図4(CD使用時)に示し、その球面収差図を
DVDの場合を図5に、CDの場合を図6に示す。図
5,6から明らかなように、DVDに対して情報の記録
再生を行う光源波長λ1(655nm)の光束に対し
て、回折構造D(図1)により最大の回折光量を発生す
る回折光は、対物レンズの中央領域を通過する光の焦点
近傍に集光させ、一方、CDに対して光源波長λ2(7
85nm)の光束に対して、回折構造Dにより最大の回
折光量を発生する回折光が、フレア化するような球面収
差を持たせることで、実質的に開口数が小さくなるよう
にし、それにより異なる光情報記録媒体に対して適切に
情報の記録再生を行うことができる。又、回折構造D
は、断面が鋸歯状の輪帯r1,r2、・・を有してお
り、光源波長λ1の光束を効率的に集光させることがで
きる。
らも、異なる光情報記録媒体に対して情報の記録及び/
又は再生(以下、単に記録再生ともいう)を可能とする
光ピックアップ装置用の対物レンズ及び光ピックアップ
装置を提供することができる。
略構成図である。
断面を模式的に示す図である。
Claims (61)
- 【請求項1】 波長λ1の光束を射出する第1の光源
と、波長λ2(λ1≠λ2)の光束を射出する第2の光
源と、第1の光情報記録媒体に対して情報の記録又は再
生を行う際には、前記第1の光源から射出された光束
を、前記第1の光情報記録媒体の透明基板を介して情報
記録面上に集光させると共に、前記第1の光情報記録媒
体とは情報の記録密度が異なる第2の光情報記録媒体に
対して情報の記録又は再生を行う際には、前記第2の光
源から射出された光束を、前記第2の光情報記録媒体の
透明基板を介して情報記録面上に集光させるための少な
くとも対物レンズを含む集光光学系と、前記第1及び第
2の光情報記録媒体からの反射光又は透過光を受光する
ための光検出器とを有する光ピックアップ装置用の対物
レンズであって、 前記対物レンズの少なくとも1面の光学面は、回折構造
を備えない中央領域と、前記中央領域に隣接し回折構造
を備えた周辺領域とが設けられており、 前記第1の光源を用いて前記第1の光情報記録媒体に対
する情報の記録又は再生をする際に必要な前記対物レン
ズの像側の所定開口数をNA1、その際に前記中央領域
を通過した光束により形成されるスポットを第1スポッ
ト、前記周辺領域を通過した光束が、その前記回折構造
により発生される回折光(0次回折光を発生する場合
は、その0次回折光を含む)のうち、最大の回折光量で
ある回折光をm次回折光(mは、0を除く整数)とし、
前記第2の光源を用いて前記第2の光情報記録媒体に対
する情報の記録又は再生をする際に必要な前記対物レン
ズの像側の所定開口数をNA2(NA2<NA1)、そ
の際に前記中央領域を通過した光束により形成されるス
ポットを第2スポット、前記周辺領域を通過した光束
が、その前記回折構造により発生される回折光(0次回
折光を発生する場合は、その0次回折光を含む)のう
ち、最大の回折光量である回折光をn次回折光(nは、
0を除く整数)としたとき、 前記中央領域は、前記開口数NA2内の光束が通過する
領域にほぼ相当し、 前記m次回折光の光束が前記第1スポット内に到達する
光量に対して、前記n次回折光の光束が前記第2スポッ
ト内に到達する光量が少なく、且つ、前記m次回折光と
前記n次回折光とは、m=nの関係を満たすことを特徴
とする光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項2】 前記回折構造は、光軸を含む面での断面
形状が鋸歯状であることを特徴とする請求項1に記載の
光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項3】 前記鋸歯状の回折構造は、その段差部分
が光軸とほぼ平行であることを特徴とする請求項2に記
載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項4】 前記回折構造は、前記波長λ1でブレー
ズ化されていることを特徴とする請求項2又は3に記載
の光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項5】 前記第2の光源より光束を入射させた
際、前記回折構造により発生される前記回折光の全光量
に対して、前記n次回折光の光量が90%以上であるこ
とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光ピッ
クアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項6】 前記中央領域は、非球面形状の屈折面で
あることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項7】 前記少なくとも一つの光学面が、前記中
央領域と前記周辺領域とからなることを特徴とする請求
項1〜6のいずれかに記載の光ピックアップ装置用の対
物レンズ。 - 【請求項8】 前記第2の光源から射出された光束が、
前記第1の光源から射出された光束より大きな発散角で
前記対物レンズに入射することを特徴とする請求項1〜
7に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項9】 前記対物レンズに入射する前記第1の光
源から射出された光束が、光軸に対して略平行であるこ
とを特徴とする請求項8に記載の光ピックアップ装置用
の対物レンズ。 - 【請求項10】 前記第2の光源から射出した光束が、
横倍率m2が−1/20<m2<−1/10となるよう
に前記対物レンズに入射することを特徴とする請求項8
又は9に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項11】 前記n次回折光の光束は、前記第2ス
ポットを形成する前記中央領域を通過した光束よりも対
物レンズ側で光軸と交わることを特徴とする請求項1〜
10のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置用の対
物レンズ。 - 【請求項12】 所定開口数NA1内の光束が通過する
前記周辺領域の前記回折構造は回折輪帯を有し、前記回
折輪帯の数は5以上20以下であることを特徴とする請
求項1〜11のいずれか1項に記載の光ピックアップ装
置用の対物レンズ。 - 【請求項13】 前記n次回折光の光束は、前記対物レ
ンズの前記中央領域を通過した光束よりも5μm以上隔
てた位置で光軸と交わることを特徴とする請求項1〜1
2のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置用の対物
レンズ。 - 【請求項14】 前記第2の光源から射出され、前記周
辺領域における前記回折構造の母非球面によって屈折し
た光束のうち、前記中央領域と前記周辺領域との境界を
通過する光束は、前記第2の光源から射出され、前記対
物レンズの前記中央領域を通過した光束よりも5μm以
上隔てた位置で光軸と交わることを特徴とする請求項1
〜13のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置用の
対物レンズ。 - 【請求項15】 前記n次回折光と前記m次回折光にお
いて、n=m=+1の関係を満たすことを特徴とする請
求項1〜14のいずれか1項に記載の光ピックアップ装
置用の対物レンズ。 - 【請求項16】 前記開口数NA2が、0.45<NA
2<0.6の関係を満たすことを特徴とする請求項1〜
15のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置用の対
物レンズ。 - 【請求項17】 前記開口数NA2が、0.45<NA
2<0.5の関係を満たすことを特徴とする請求項16
に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項18】 前記波長λ1が、640nm<λ1<
680nmの関係を満たし、前記波長λ2が、750n
m<λ2<810nmの関係を満たすことを特徴とする
請求項1〜17のいずれか1項に記載の光ピックアップ
装置用の対物レンズ。 - 【請求項19】 前記第1の光情報記録媒体の透明基板
の厚さt1と前記第2の光情報記録媒体の透明基板の厚
さt2が、t1<t2なる関係を満たすことを特徴とす
る請求項1〜18のいずれかに記載の光ピックアップ装
置用の対物レンズ。 - 【請求項20】 前記第1の光情報記録媒体の透明基板
厚t1=0.6mmであり、前記第2光情報記録媒体の
透明基板厚t2=1.2mmであることを特徴とする請
求項19に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項21】 前記第1の光源から射出した光束のう
ち、前記第m次回折光の透過率と、前記中央領域を通過
した光束の透過率との差が5%以内であることを特徴と
する請求項1〜20のいずれか1項に記載の光ピックア
ップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項22】 波長λ1の光束を射出する第1の光源
と、波長λ2(λ1≠λ2)の光束を射出する第2の光
源と、第1の光情報記録媒体に対して情報の記録又は再
生を行う際には、前記第1の光源から射出された光束
を、前記第1の光情報記録媒体の透明基板を介して情報
記録面上に集光させると共に、前記第1の光情報記録媒
体とは情報の記録密度が異なる第2の光情報記録媒体に
対して情報の記録又は再生を行う際には、前記第2の光
源から射出された光束を、前記第2の光情報記録媒体の
透明基板を介して情報記録面上に集光させるための少な
くとも対物レンズを含む集光光学系と、前記第1及び第
2の光情報記録媒体からの反射光又は透過光を受光する
ための光検出器とを有する光ピックアップ装置であっ
て、 前記対物レンズの少なくとも1面の光学面は、回折構造
を備えない中央領域と、前記中央領域に隣接し回折構造
を備えた周辺領域とが設けられており、 前記第1の光源を用いて前記第1の光情報記録媒体に対
する情報の記録又は再生をする際に必要な前記対物レン
ズの像側の所定開口数をNA1、その際に前記中央領域
を通過した光束により形成されるスポットを第1スポッ
ト、前記周辺領域を通過した光束が、その前記回折構造
により発生される回折光(0次回折光を発生する場合
は、その0次回折光を含む)のうち、最大の回折光量で
ある回折光をm次回折光(mは、0を除く整数)とし、
前記第2の光源を用いて前記第2の光情報記録媒体に対
する情報の記録又は再生をする際に必要な前記対物レン
ズの像側の所定開口数をNA2(NA2<NA1)、そ
の際に前記中央領域を通過した光束により形成されるス
ポットを第2スポット、前記周辺領域を通過した光束
が、その前記回折構造により発生される回折光(0次回
折光を発生する場合は、その0次回折光を含む)のう
ち、最大の回折光量である回折光をn次回折光(nは、
0を除く整数)としたとき、 前記中央領域は、前記開口数NA2内の光束が通過する
領域にほぼ相当し、 前記m次回折光の光束が前記第1スポット内に到達する
光量に対して、前記n次回折光の光束が前記第2スポッ
ト内に到達する光量が少なく、且つ、前記m次回折光と
前記n次回折光とは、m=nの関係を満たすことを特徴
とする光ピックアップ装置。 - 【請求項23】 前記回折構造は、光軸を含む面での断
面形状が鋸歯状であることを特徴とする請求項22に記
載の光ピックアップ装置。 - 【請求項24】 前記鋸歯状の回折構造は、その段差部
分が光軸とほぼ平行であることを特徴とする請求項23
に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項25】 前記回折構造は、前記波長λ1でブレ
ーズ化されていることを特徴とする請求項23又は24
に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項26】 前記第2の光源より光束を入射させた
際、前記回折構造により発生される前記回折光の全光量
に対して、前記n次回折光の光量が90%以上であるこ
とを特徴とする請求項22〜25のいずれかに記載の光
ピックアップ装置。 - 【請求項27】 前記中央領域は、非球面形状の屈折面
であることを特徴とする請求項22〜26のいずれかに
記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項28】 前記少なくとも一つの光学面が、前記
中央領域と前記周辺領域とからなることを特徴とする請
求項22〜27のいずれかに記載の光ピックアップ装
置。 - 【請求項29】 前記第2の光源から射出された光束
が、前記第1の光源から射出された光束より大きな発散
角で前記対物レンズに入射することを特徴とする請求項
22〜28に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項30】 前記対物レンズに入射する前記第1の
光源から射出された光束が、光軸に対して略平行である
ことを特徴とする請求項29に記載の光ピックアップ装
置。 - 【請求項31】 前記第2の光源から射出した光束が、
横倍率m2が−1/20<m2<−1/10となるよう
に前記対物レンズに入射することを特徴とする請求項2
9又は30に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項32】 前記n次回折光の光束は、前記第2ス
ポットを形成する前記中央領域を通過した光束よりも対
物レンズ側で光軸と交わることを特徴とする請求項22
〜31のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項33】 前記対物レンズにおいて、所定開口数
NA1内の光束が通過する前記周辺領域の前記回折構造
は回折輪帯を有し、前記回折輪帯の数は5以上20以下
であることを特徴とする請求項22〜32のいずれか1
項に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項34】 前記n次回折光の光束は、前記対物レ
ンズの前記中央領域を通過した光束よりも5μm以上隔
てた位置で光軸と交わることを特徴とする請求項22〜
32のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項35】 前記第2の光源から射出され、前記周
辺領域における前記回折構造の母非球面によって屈折し
た光束のうち、前記中央領域と前記周辺領域との境界を
通過する光束は、前記第2の光源から射出され、前記第
2の光源から射出され、前記対物レンズの前記中央領域
を通過した光束よりも5μm以上隔てた位置で光軸と交
わることを特徴とする請求項22〜32のいずれか1項
に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項36】 前記n次回折光と前記m次回折光にお
いて、n=m=+1の関係を満たすことを特徴とする請
求項22〜35のいずれか1項に記載の光ピックアップ
装置。 - 【請求項37】 前記開口数NA2が、0.45<NA
2<0.6の関係を満たすことを特徴とする請求項22
〜36のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項38】 前記開口数NA2が、0.45<NA
2<0.5の関係を満たすことを特徴とする請求項37
に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項39】 前記波長λ1が、640nm<λ1<
680nmの関係を満たし、前記波長λ2が、750n
m<λ2<810nmの関係を満たすことを特徴とする
請求項22〜38のいずれか1項に記載の光ピックアッ
プ装置。 - 【請求項40】 前記第1の光情報記録媒体の透明基板
の厚さt1と前記第2の光情報記録媒体の透明基板の厚
さt2が、t1<t2なる関係を満たすことを特徴とす
る請求項22〜39のいずれかに記載の光ピックアップ
装置。 - 【請求項41】 前記第1の光情報記録媒体の透明基板
厚t1=0.6mmであり、前記第2光情報記録媒体の
透明基板厚t2=1.2mmであることを特徴とする請
求項40に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項42】 前記第1の光源から射出した光束のう
ち、前記第m次回折光の透過率と、前記中央領域を通過
した光束の透過率との差が5%以内であることを特徴と
する請求項22〜41のいずれか1項に記載の光ピック
アップ装置。 - 【請求項43】 請求項22〜42のいずれか1項に記
載の光ピックアップ装置に適用されることを特徴とする
光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項44】 少なくとも1つのレンズ面に、回折構
造を備えない中央領域と、回折構造を備えた周辺領域と
を備えた光ピックアップ装置用の対物レンズであって、 波長λ1の第1レーザ光による平行光束を入射させた際
に、前記中央領域を通過した光束の波面収差の球面収差
成分が最小となる位置での、前記中央領域を通過した光
束により形成されるスポットを第1スポットとし、前記
周辺領域を通過した光束が、その前記回折構造により発
生される回折光(0次回折光を発生する場合は、その0
次回折光を含む)のうち、最大の回折光量である回折光
をm次回折光(mは、0を除く整数)とし、 波長λ2(λ2≠λ1)の第2レーザ光による平行光束
を入射させた際に、前記中央領域を通過した光束の波面
収差の球面収差成分が最小となる位置での、前記中央領
域を通過した光束により形成されるスポットを第2スポ
ットとし、前記周辺領域を通過した光束が、その前記回
折構造により発生される回折光(0次回折光を発生する
場合は、その0次回折光を含む)のうち、最大の回折光
量である回折光をn次回折光(nは、0を除く整数)と
したとき、 前記m次回折光の光束が前記第1スポット内に到達する
光量に対して、前記n次回折光の光束が前記第2スポッ
ト内に到達する光量が少なく、且つ、前記m次回折光と
前記n次回折光とは、m=nの関係を満たすことを特徴
とする光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項45】 前記回折構造は、光軸を含む面での断
面形状が鋸歯状であることを特徴とする請求項44に記
載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項46】 前記鋸歯状の回折構造は、その段差部
分が光軸とほぼ平行であることを特徴とする請求項45
に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項47】 前記回折構造は、前記波長λ1でブレ
ーズ化されていることを特徴とする請求項44〜46の
いずれかに記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項48】 前記第2レーザ光による平行光束を入
射させた際、前記回折構造により発生される前記回折光
の全光量に対して、前記n次回折光の光量が90%以上
であることを特徴とする請求項47に記載の光ピックア
ップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項49】 前記中央領域は、非球面形状の屈折面
であることを特徴とする請求項44〜48のいずれかに
記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項50】 前記少なくとも一つの光学面が、前記
中央領域と前記周辺領域とからなることを特徴とする請
求項44〜49のいずれかに記載の光ピックアップ装置
用の対物レンズ。 - 【請求項51】 前記第2レーザ光によって入射される
光束を、平行光束よりも所定の発散された光束が入射さ
れるようにしたときに、前記中央領域を通過した光束の
波面収差の球面収差成分の絶対値は、前記第2スポット
を形成する光束の波面収差の球面収差成分の絶対値より
も小さくなることを特徴とする請求項44〜50のいず
れかに記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項52】 前記第1レーザ光によって入射される
光束が、ほぼ平行光束であるときに、それよりも発散し
た光束又は収束した光束を入射させたときと比べて、前
記中央領域を通過した光束は、波面収差の球面収差成分
の絶対値が最も小さくなることを特徴とする請求項44
〜51のいずれかに記載の光ピックアップ装置用の対物
レンズ。 - 【請求項53】 前記第2レーザ光は、横倍率m2が−
1/20<m2<−1/10となるように前記対物レン
ズに入射されることを特徴とする請求項51又は52に
記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項54】 前記n次回折光の光束は、前記第2ス
ポットを形成する前記中央領域を通過した光束よりも対
物レンズ側で光軸と交わることを特徴とする請求項44
〜53のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置用の
対物レンズ。 - 【請求項55】 所定開口数NA1内の光束が通過する
前記周辺領域の前記回折構造は回折輪帯を有し、前記回
折輪帯の数は5以上20以下であることを特徴とする請
求項44〜54のいずれか1項に記載の光ピックアップ
装置用の対物レンズ。 - 【請求項56】 前記n次回折光の光束は、前記第2ス
ポットを形成する前記中央領域を通過した光束よりも5
μm以上隔てた位置で光軸と交わることを特徴とする請
求項44〜55のいずれか1項に記載の光ピックアップ
装置用の対物レンズ。 - 【請求項57】 前記第2レーザ光による平行光束を入
射させた際、前記周辺領域における前記回折構造の母非
球面によって屈折した光束は、前記対物レンズの前記中
央領域を通過した光束よりも5μm以上隔てた位置で光
軸と交わることを特徴とする請求項44〜56のいずれ
か1項に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。 - 【請求項58】 前記n次回折光と前記m次回折光にお
いて、n=m=+1の関係を満たすことを特徴とする請
求項44〜57のいずれか1項に記載の光ピックアップ
装置用の対物レンズ。 - 【請求項59】 前記波長λ1が、640nm<λ1<
680nmの関係を満たし、前記波長λ2が、750n
m<λ2<810nmの関係を満たすことを特徴とする
請求項44〜58のいずれか1項に記載の光ピックアッ
プ装置用の対物レンズ。 - 【請求項60】 前記第1レーザ光を射出する第1の光
源と、前記第2レーザ光を射出する第2の光源と、第1
の光情報記録媒体に対して情報の記録又は再生を行う際
には、前記第1の光源から射出された前記第1レーザ光
を、前記第1の光情報記録媒体の透明基板を介して情報
記録面上に集光させると共に、前記第1の光情報記録媒
体とは情報の記録密度が異なる第2の光情報記録媒体に
対して情報の記録又は再生を行う際には、前記第2の光
源から射出された前記第2レーザ光を、前記第2の光情
報記録媒体の透明基板を介して情報記録面上に集光させ
るための、少なくとも請求項44〜58のいずれか1項
に記載の対物レンズを含む集光光学系と、前記第1及び
第2の光情報記録媒体からの反射光又は透過光を受光す
るための光検出器とを有することを特徴とする光ピック
アップ装置。 - 【請求項61】 前記第1レーザ光の波長λ1が、64
0nm<λ1<680nmの関係を満たし、前記第2レ
ーザ光の前記波長λ2が、750nm<λ2<810n
mの関係を満たすと共に、前記第1の光情報記録媒体が
DVDの光ディスクであり、前記第2の光情報記録媒体
がCDの光ディスクであることを特徴とする請求項60
に記載の光ピックアップ装置。
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