JP2002149769A - 移動体の運行管理システムおよび移動体の運行管理装置 - Google Patents

移動体の運行管理システムおよび移動体の運行管理装置

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JP2002149769A
JP2002149769A JP2000344922A JP2000344922A JP2002149769A JP 2002149769 A JP2002149769 A JP 2002149769A JP 2000344922 A JP2000344922 A JP 2000344922A JP 2000344922 A JP2000344922 A JP 2000344922A JP 2002149769 A JP2002149769 A JP 2002149769A
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Minoru Kanezaki
穣 金崎
Masaaki Yoshii
正明 吉井
Shuko Imanishi
周宏 今西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷物の輸送を依頼する者にとって利便性の高
い態様で、移動体を利用した荷物の輸送を実現する。 【解決手段】 利用客は、端末装置10から、管理セン
タ30に、通信網50を介して、荷物の輸送を依頼す
る。なお、荷物の輸送を依頼する際、利用客を同定する
情報の他に、荷物の大きさ等の情報、荷物の引取りを希
望する位置の情報等が送信される。また、トラック20
からは、通信網40を介して、管理センタ30に、トラ
ック20の現在位置や積載量等の情報が、送信される。
そして、管理センタ30では、サーバ31内に記録され
ている複数のトラック20の情報に基づいて、荷物を引
取るのにふさわしいトラック20を選択し、当該トラッ
ク20に、荷物の引取りを指示する旨の情報を送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックやバイク
等の移動体に荷物を輸送させる際の、移動体の運行管理
システム、移動体の運行管理装置、輸送依頼用装置、移
動体搭載装置、移動体の運行管理方法、および、コンピ
ュータ読取り可能な記録媒体に関し、特に、荷物の輸送
を依頼する者にとって利便性の高い、移動体の運行管理
システム、移動体の運行管理装置、輸送依頼用装置、移
動体搭載装置、移動体の運行管理方法、および、コンピ
ュータ読取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、トラックやバイク等の移動体を
用いて荷物を輸送する態様を、図7を参照しつつ説明す
る。
【0003】まず、荷物の輸送を依頼する者(利用客)
が、コンビニエンスストア等の集配場所110に、荷物
を運ぶ。第1の移動体は、集配場所110および配送セ
ンタ120を含む巡回路100Aを巡回する。そして、
第1の移動体100は、集配場所110で荷物を引取
り、配送センタ120まで当該荷物を輸送する。配送セ
ンタ120から、当該荷物の輸送先140の近隣にある
配送センタ130まで、当該荷物は、第2の移動体20
0に輸送される。そして、当該荷物は、輸送先140ま
で、第3の移動体300に輸送される。
【0004】このように、従来では、利用客は、集配場
所110に荷物を持って行けば、当該荷物は、輸送先1
40まで輸送されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、利用客が、荷物の輸送を依頼する場合、集配場所1
10まで当該荷物を持って行かなければならなかった。
したがって、利用客は、荷物の輸送を依頼する場合、煩
雑な作業を実行することを、余儀なくされていた。
【0006】また、従来では、荷物が輸送されている
間、当該荷物がどこにあるか、把握されにくかった。つ
まり、配送センタ120または130に到着しているか
否かについては、配送センタ120または130に直接
問合せることにより調べることができたが、それ以上、
荷物の存在場所について、詳しい情報を得ることができ
なかった。
【0007】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、荷物の輸送を依頼する者にと
って利便性の高い態様で、移動体を利用した荷物の輸送
を実現することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の或る局面に従っ
た移動体の運行管理システムは、移動体に搭載される移
動体側ユニットと、荷物の輸送を依頼するための輸送依
頼側ユニットと、前記移動体側ユニットおよび前記輸送
依頼側ユニットと、ネットワークを介して接続される統
括ユニットとを含み、前記移動体側ユニットは、前記統
括ユニットに、前記移動体の位置情報を送信する移動体
側送信部を備え、前記輸送依頼側ユニットは、前記統括
ユニットに、前記荷物の輸送を依頼する旨の情報、およ
び、輸送を依頼する前記荷物の引取りを希望する位置の
情報である希望引取り位置情報を送信する、輸送依頼側
送信部を備え、前記統括ユニットは、前記移動体側ユニ
ットに、前記希望引取り位置情報によって規定される位
置で前記荷物を引取り、かつ、前記荷物を輸送すること
を要求する情報である、引取り輸送要求情報を送信する
統括側送信部を備えることを特徴とする。
【0009】本発明によると、荷物の輸送を依頼する者
である利用客が荷物を特定の場所まで運ばなくとも、利
用客の希望する位置まで、移動体が、荷物を引取りに行
ける。また、統括ユニットは、荷物を引取った移動体の
位置情報を管理できるため、移動中の荷物の存在位置も
管理できる。
【0010】これにより、荷物の輸送を依頼する利用客
は、特定の位置まで当該荷物を運ぶという煩雑な作業を
必要とされない。また、利用客は、統括ユニットに問合
せることにより、移動中の荷物の存在位置も、把握でき
る。さらに、移動体が利用客の希望する位置で荷物を引
取ること、および、当該荷物の存在位置の管理が統括ユ
ニットで一括して行なわれることにより、利用客は、当
該荷物が手元を離れるときから輸送先に届けられるま
で、その管理を、統括ユニットに、一括して委任でき
る。また、荷物を、コンビニエンスストア等の集配場所
での1日2〜3度の集荷を待つことなく、移動体が特定
の位置に到着次第、輸送できる。したがって、荷物を、
利用客にとって利便性の高い態様で、輸送できる。
【0011】また、本発明の移動体の運行管理システム
では、前記統括ユニットは、前記移動体の位置情報を前
記希望引取り位置情報と比較することにより、前記移動
体が前記荷物を引取るのにふさわしいか否かを判断する
判断部をさらに備え、前記統括側送信部は、前記移動体
が前記荷物を引取るのにふさわしいと判断された場合
に、前記移動体側ユニットに、前記引取り輸送要求情報
を送信することが好ましい。
【0012】これにより、移動体を用いた荷物の輸送
が、より効率良く、行なわれる。また、本発明の移動体
の運行管理システムは、前記輸送依頼側送信部は、前記
統括ユニットに、前記荷物の輸送の進行状況を問合せる
情報である問合せ情報を送信し、前記移動体側送信部
は、前記統括ユニットに、前記移動体が前記荷物を積ん
だことがあるか否かの情報である第1の情報、および、
前記荷物を積んでいるか否かの情報である第2の情報と
を送信し、前記統括ユニットは、当該統括ユニットが前
記問合せ情報を受信したことに応じて、前記第1および
第2の情報ならびに前記移動体の位置情報に基づき、前
記荷物の輸送の進行状況を決定する決定部をさらに備
え、前記統括側送信部は、前記決定部によって決定され
た前記進行状況についての情報を前記輸送依頼側ユニッ
トに送信することが好ましい。
【0013】これにより、利用客は、より容易に、荷物
の存在位置を把握できる。また、移動体側送信部は、統
括ユニットから要求されることなく、第1および第2の
情報を送信できるため、統括ユニットにおける処理を容
易にできる。
【0014】また、本発明の移動体の運行管理システム
は、前記移動体は、第1の移動体と第2の移動体とを含
み、前記移動体側ユニットは、前記第1の移動体に搭載
される第1の移動体側ユニットと、前記第2の移動体に
搭載される第2の移動体側ユニットとを含み、前記移動
体側送信部は、前記第1の移動体の位置情報を前記統括
ユニットに送信する第1の移動体側送信部と、前記第2
の移動体の位置情報を前記統括ユニットに送信する第2
の移動体側送信部とを含み、前記統括側送信部は、前記
第1の移動体が前記荷物を輸送している場合であって、
前記第2の移動体の位置情報が前記第1の移動体の位置
情報と所定の関係にある場合には、前記第1の移動体側
ユニットへ前記第2の移動体に前記荷物を積替えること
を要求する情報を送信し、かつ、前記第2の移動体側ユ
ニットへ前記第1の移動体から前記荷物を受取ることを
要求する情報を送信することが好ましい。
【0015】これにより、荷物を輸送する際、複数の移
動体を、それぞれ異なる移動経路で移動させ、それぞれ
の移動距離を短くすることができる。
【0016】したがって、多くの荷物をそれぞれ異なっ
た位置で引取って輸送する場合でも、効率良く荷物を輸
送できる。
【0017】本発明の異なる局面に従った移動体の運行
管理装置は、移動体に搭載される移動体側ユニット、お
よび、荷物の輸送を依頼するための輸送依頼側ユニット
と、ネットワークを介して接続される。また、前記移動
体の運行管理装置は、前記移動体側ユニットから送信さ
れる前記移動体の位置情報を受信する第1の受信部と、
前記輸送依頼側ユニットから送信される、前記荷物の輸
送を依頼する旨の情報、および、輸送を依頼する前記荷
物の引取りを希望する位置の情報である希望引取り位置
情報を受信する、第2の受信部と、前記移動体側ユニッ
トに、前記希望引取り位置情報によって規定される位置
で前記荷物を引取り、前記荷物を輸送することを要求す
る情報を送信する送信部とを含むことを特徴とする。
【0018】本発明によると、荷物の輸送を依頼する者
である利用客が荷物を特定の場所まで運ばなくとも、利
用客の希望する位置まで、移動体が、荷物を引取りに行
ける。また、移動体の運行管理装置は、荷物を引取った
移動体の位置情報を管理できるため、移動中の荷物の存
在位置も管理できる。
【0019】これにより、荷物の輸送を依頼する利用客
は、特定の位置まで当該荷物を運ぶという煩雑な作業を
必要とされない。また、利用客は、移動体の運行管理装
置に問合せることにより、移動中の荷物の存在位置も、
把握できる。さらに、利用客の希望する位置で荷物を引
取ること、および、当該荷物の存在位置の管理が、移動
体の運行管理装置で、一括して行なわれるため、利用客
は、当該荷物が手元を離れるときから輸送先に届けられ
るまで、その管理を、統括ユニットに、一括して委任で
きる。また、荷物を、コンビニエンスストア等の集配場
所での1日2〜3度の集荷を待つことなく、移動体が特
定の位置に到着次第、輸送できる。したがって、荷物
を、利用客にとって利便性の高い態様で、輸送できる。
【0020】また、本発明に従った移動体の運行管理装
置は、前記移動体の位置情報を前記希望引取り位置情報
と比較することにより、前記移動体が前記荷物を引取る
のにふさわしいか否かを判断する判断部をさらに含み、
前記送信部は、前記移動体が前記荷物を引取るのにふさ
わしいと判断された場合に、前記移動体側ユニットに、
前記荷物を輸送することを要求する情報を送信すること
が好ましい。
【0021】これにより、移動体を用いた荷物の輸送
が、より効率良く、行なわれる。また、本発明に従った
移動体の運行管理装置は、前記第2の受信部は、前記輸
送依頼側ユニットから送信される情報であって、前記荷
物の輸送の進行状況を問合せる情報である問合せ情報を
受信し、前記第1の受信部は、前記移動体側ユニットか
ら送信される、前記移動体が前記荷物を積んだことがあ
るか否かの情報である第1の情報、および、前記荷物を
積んでいるか否かの情報である第2の情報とを受信し、
前記第2の受信部が前記問合せ情報を受信したことに応
じて、前記第1および第2の情報ならびに前記移動体の
位置情報に基づき、前記荷物の輸送の進行状況を決定す
る決定部をさらに含み、前記送信部は、前記決定部によ
って決定された前記進行状況についての情報を前記輸送
依頼側ユニットに送信することが好ましい。
【0022】これにより、利用客は、より容易に、荷物
の存在位置を把握できる。また、本発明に従った移動体
の運行管理装置は、前記移動体は、第1の移動体と第2
の移動体とを含み、前記移動体側ユニットは、前記第1
の移動体に搭載されかつ前記第1の移動体の位置情報を
送信する第1の移動体側ユニットと、前記第2の移動体
に搭載されかつ前記第2の移動体の位置情報を送信する
第2の移動体側ユニットとを含み、前記送信部は、前記
第1の移動体が前記荷物を輸送している場合であって、
前記第2の移動体の位置情報が前記第1の移動体の位置
情報と所定の関係にある場合には、前記第1の移動体側
ユニットへ前記第2の移動体に前記荷物を積替えること
を要求する情報を送信し、かつ、前記第2の移動体側ユ
ニットへ前記第1の移動体から前記荷物を受取ることを
要求する情報を送信することが好ましい。
【0023】これにより、荷物が輸送される際、複数の
移動体を、それぞれ異なる移動経路で移動させ、それぞ
れの移動距離を短くすることができる。
【0024】したがって、多くの荷物をそれぞれ異なっ
た位置で引取って輸送する場合でも、効率良く荷物を輸
送できる。
【0025】本発明の他の局面に従った輸送依頼用装置
は、荷物の輸送を依頼するための輸送依頼用装置であっ
て、前記荷物を輸送するための移動体に搭載される移動
体側ユニットとネットワークを介して接続された移動体
の運行管理装置と、ネットワークを介して接続され、前
記移動体の運行管理装置は、前記移動体側ユニットから
前記移動体の位置情報を受信し、前記移動体の運行管理
装置に、前記荷物の輸送を依頼する旨の情報、および、
輸送を依頼する前記荷物の引取りを希望する位置の情報
である希望引取り位置情報を送信する、送信部を含むこ
とを特徴とする。
【0026】本発明によると、荷物の輸送を依頼する者
である利用客が輸送依頼用装置を利用することにより、
利用者が当該荷物を特定の場所まで運ばなくとも、利用
客の希望する位置まで、移動体が、荷物を引取りに行け
る。また、移動体の運行管理装置が荷物を引取った移動
体の位置情報を管理できるため、移動中の荷物の存在位
置も管理できる。
【0027】これにより、荷物の輸送を依頼する利用客
は、特定の位置まで当該荷物を運ぶという煩雑な作業を
必要とされない。また、利用客は、移動体の運行管理装
置に問合せることにより、移動中の荷物の存在位置も、
把握できる。さらに、利用客の希望する位置で荷物を引
取ること、および、当該荷物の存在位置の管理が、移動
体の運行管理装置で、一括して行なわれるため、利用客
は、当該荷物が手元を離れるときから輸送先に届けられ
るまで、その管理を、移動体の運行管理装置に、一括し
て委任できる。また、荷物が、コンビニエンスストア等
の集配場所での1日2〜3度の集荷を待つことなく、移
動体が特定の位置に到着次第、輸送される。したがっ
て、荷物を、利用客にとって利便性の高い態様で、輸送
できる。
【0028】また、本発明に従った輸送依頼用装置は、
前記送信部は、前記移動体の運行管理装置に、前記荷物
の輸送の進行状況を問合せる情報である問合せ情報を送
信し、前記移動体が前記荷物を積んだことがあるか否か
の情報である第1の情報、前記移動体が前記荷物を積ん
でいるか否かの情報である第2の情報、および、前記移
動体の位置情報に基づき前記移動体の運行管理装置によ
って決定された、前記荷物の輸送の進行状況に関する情
報を受信する受信部をさらに含むことが好ましい。
【0029】これにより、利用客は、より容易に、荷物
の存在位置を把握できる。本発明のさらに他の局面に従
った移動体搭載装置は、荷物を輸送できる移動体に搭載
された移動体搭載装置であって、荷物の輸送を依頼する
ための輸送依頼用装置とネットワークを介して接続され
た移動体の運行管理装置と、ネットワークを介して接続
され、前記移動体の運行管理装置に、前記移動体の位置
情報を送信する送信部と、前記移動体の運行管理装置か
ら送信される情報であって、所定の位置で荷物を引取
り、かつ、当該荷物を輸送することを要求する情報を受
信する受信部を含むことを特徴とする。
【0030】本発明によると、荷物の輸送を依頼する者
である利用客が荷物を特定の場所まで運ばなくとも、利
用客の希望する位置まで、移動体が、荷物を引取りに行
くことができる。また、移動体の運行管理装置は、荷物
を引取った移動体の位置情報を管理できるため、移動中
の荷物の存在位置も管理できる。
【0031】これにより、荷物の輸送を依頼する利用客
は、特定の位置まで当該荷物を運ぶという煩雑な作業を
必要とされない。また、利用客は、移動体の運行管理装
置に問合せることにより、移動中の荷物の存在位置も、
把握できる。さらに、利用客の希望する位置で荷物を引
取ること、および、当該荷物の存在位置の管理が、移動
体の運行管理装置で、一括して行なわれるため、利用客
は、当該荷物が手元を離れるときから輸送先に届けられ
るまで、その管理を、移動体の運行管理装置に、一括し
て委任できる。また、荷物を、コンビニエンスストア等
の集配場所での1日2〜3度の集荷を待つことなく、移
動体が特定の位置に到着次第、輸送できる。したがっ
て、荷物を、利用客にとって利便性の高い態様で、輸送
できる。
【0032】また、本発明に従った移動体搭載装置は、
前記受信部は、前記移動体の運行管理装置から送信され
る情報であって、別の移動体に、引取った前記荷物を積
替えることを要求する情報を受信することが好ましい。
【0033】これにより、荷物を輸送する際、複数の移
動体を、それぞれ異なる移動経路で移動させ、それぞれ
の移動距離を短くすることができる。
【0034】したがって、多くの荷物をそれぞれ異なっ
た位置で引取って輸送する場合でも、効率良く荷物を輸
送できる。
【0035】本発明の別の局面に従った移動体の運行管
理方法は、移動体に搭載される移動体側ユニットと、荷
物の輸送を依頼するための輸送依頼側ユニットと、前記
移動体側ユニットおよび前記輸送依頼側ユニットとネッ
トワークを介して接続される統括ユニットとからなるシ
ステムを利用する、移動体の運行管理方法であって、前
記移動体側ユニットから、前記統括ユニットに、前記移
動体の位置情報を送信するステップと、前記輸送依頼側
ユニットから、前記統括ユニットに、前記荷物の輸送を
依頼する旨の情報、および、輸送を依頼する前記荷物の
引取りを希望する位置の情報である希望引取り位置情報
を送信するステップと、前記統括ユニットから、前記移
動体側ユニットに、前記希望引取り位置情報によって規
定される位置で前記荷物を引取り、前記荷物を輸送する
ことを要求する情報を送信するステップとを含むことを
特徴とする。
【0036】本発明によると、荷物の輸送を依頼する者
である利用客が荷物を特定の場所まで運ばなくとも、利
用客の希望する位置まで、移動体が、荷物を引取りに行
ける。また、統括ユニットは、荷物を引取った移動体の
位置情報を管理できるため、移動中の荷物の存在位置も
管理できる。
【0037】これにより、荷物の輸送を依頼する利用客
は、特定の位置まで当該荷物を運ぶという煩雑な作業を
必要とされない。また、利用客は、統括ユニットに問合
せることにより、移動中の荷物の存在位置も、把握でき
る。さらに、利用客の希望する位置で荷物を引取るこ
と、および、当該荷物の存在位置の管理が、統括ユニッ
トで、一括して行なわれるため、利用客は、当該荷物が
手元を離れるときから輸送先に届けられるまで、その管
理を、統括ユニットに、一括して委任できる。また、荷
物を、コンビニエンスストア等の集配場所での1日2〜
3度の集荷を待つことなく、移動体が特定の位置に到着
次第、輸送できる。したがって、荷物を、利用客にとっ
て利便性の高い態様で、輸送できる。
【0038】また、本発明に従った移動体の運行管理方
法は、前記移動体の位置情報を前記希望引取り位置情報
と比較することにより、前記移動体が前記荷物を引取る
のにふさわしいか否かを判断するステップと、前記移動
体が前記荷物を引取るのにふさわしいと判断された場合
に、前記統括ユニットから前記移動体側ユニットに、前
記荷物を輸送することを要求する情報を送信するステッ
プとをさらに含むことが好ましい。
【0039】これにより、移動体を用いた荷物の輸送
が、より効率良く、行なわれる。また、本発明に従った
移動体の運行管理方法は、前記輸送依頼側ユニットか
ら、前記統括ユニットに、前記荷物の輸送の進行状況を
問合せる情報である問合せ情報を送信するステップと、
前記移動体側ユニットから、前記統括ユニットに、前記
移動体が前記荷物を積んだことがあるか否かの情報であ
る第1の情報、および、前記荷物を積んでいるか否かの
情報である第2の情報を送信するステップと、前記統括
ユニットが、前記問合せ情報を受信したことに応じて、
前記第1および第2の情報ならびに前記移動体の位置情
報に基づき、前記荷物の輸送の進行状況を決定するステ
ップと、前記統括側送信部から、前記輸送依頼側ユニッ
トに、前記決定された進行状況についての情報を前記輸
送依頼側ユニットに送信するステップとをさらに含むこ
とが好ましい。
【0040】これにより、利用客は、より容易に、荷物
の存在位置を把握できる。また、本発明に従った移動体
の運行管理方法は、前記移動体は、第1の移動体と第2
の移動体とを含み、前記移動体側ユニットは、前記第1
の移動体に搭載される第1の移動体側ユニットと、前記
第2の移動体に搭載される第2の移動体側ユニットとを
含み、前記移動体側送信部は、前記第1の移動体の位置
情報を前記統括ユニットに送信する第1の移動体側送信
部と、前記第2の移動体の位置情報を前記統括ユニット
に送信する第2の移動体側送信部とを含み、前記第1の
移動体が前記荷物を輸送している場合であって、前記第
2の移動体の位置情報が前記第1の移動体の位置情報と
所定の関係にある場合に、前記統括側送信部から、前記
第1の移動体側ユニットに、前記第2の移動体に前記荷
物を積替えることを要求する情報を送信するステップ
と、前記第1の移動体が前記荷物を輸送している場合で
あって、前記第2の移動体の位置情報が前記第1の移動
体の位置情報と所定の関係にある場合に、前記統括側送
信部から、前記第2の移動体側ユニットに、前記第1の
移動体から前記荷物を受取ることを要求する情報を送信
するステップをさらに含むことが好ましい。
【0041】これにより、荷物を輸送する際、複数の移
動体を、それぞれ異なる移動経路で移動させ、それぞれ
の移動距離を短くすることができる。
【0042】したがって、多くの荷物をそれぞれ異なっ
た位置で引取って輸送する場合でも、効率良く荷物を輸
送できる。
【0043】また、本発明のさらに別の局面に従ったコ
ンピュータ読取り可能な記録媒体は、荷物を輸送できる
移動体に搭載される移動体側ユニット、および、荷物の
輸送を依頼するための輸送依頼側ユニットと、ネットワ
ークを介して接続されたコンピュータに、前記移動体側
ユニットから送信される、前記移動体の位置情報を受信
するステップと、前記輸送依頼側ユニットから送信され
る、前記荷物の輸送を依頼する旨の情報、および、輸送
を依頼する前記荷物の引取りを希望する位置の情報であ
る希望引取り位置情報を受信するステップと、前記移動
体側ユニットに、前記希望引取り位置情報によって規定
される位置で前記荷物を引取り、前記荷物を輸送するこ
とを要求する情報を送信するステップとを実行させるた
めのプログラムを記録していることを特徴とする。
【0044】本発明によると、荷物の輸送を依頼する者
である利用客が荷物を特定の場所まで運ばなくとも、利
用客の希望する位置まで、移動体が、荷物を引取りに行
ける。また、コンピュータは、荷物を引取った移動体の
位置情報を管理できるため、移動中の荷物の存在位置も
管理できる。
【0045】これにより、荷物の輸送を依頼する利用客
は、特定の位置まで当該荷物を運ぶという煩雑な作業を
必要とされない。また、利用客は、コンピュータに問合
せることにより、移動中の荷物の存在位置も、把握でき
る。さらに、利用客の希望する位置で荷物を引取るこ
と、および、当該荷物の存在位置の管理が、コンピュー
タで、一括して行なわれるため、利用客は、当該荷物が
手元を離れるときから輸送先に届けられるまで、その管
理を、コンピュータに、一括して委任できる。また、荷
物を、コンビニエンスストア等の集配場所での1日2〜
3度の集荷を待つことなく、移動体が特定の位置に到着
次第、輸送できる。したがって、荷物を、利用客にとっ
て利便性の高い態様で、輸送できる。
【0046】また、本発明のコンピュータ読取り可能な
記録媒体は、前記記録されたプログラムが、前記コンピ
ュータに、前記移動体の位置情報を前記希望引取り位置
情報と比較することにより、前記移動体が前記荷物を引
取るのにふさわしいか否かを判断するステップと、前記
移動体が前記荷物を引取るのにふさわしいと判断された
場合に、前記移動体側ユニットに、前記荷物を輸送する
ことを要求する情報を送信するステップとをさらに実行
させることが好ましい。
【0047】これにより、移動体を用いた荷物の輸送
が、より効率良く、行なわれる。また、本発明のコンピ
ュータ読取り可能な記録媒体は、前記記録されたプログ
ラムが、前記コンピュータに、前記輸送依頼側ユニット
から送信される、前記荷物の輸送の進行状況を問合せる
情報である問合せ情報を受信するステップと、前記移動
体側ユニットから送信される、前記移動体が前記荷物を
積んだことがあるか否かの情報である第1の情報、およ
び、前記荷物を積んでいるか否かの情報である第2の情
報とを受信するステップと、前記第2の受信部が前記問
合せ情報を受信したことに応じて、前記第1および第2
の情報ならびに前記移動体の位置情報に基づき、前記荷
物の輸送の進行状況を決定するステップと、前記決定さ
れた前記進行状況についての情報を前記輸送依頼側ユニ
ットに送信するステップとをさらに実行させることが好
ましい。
【0048】これにより、利用客は、より容易に、荷物
の存在位置を把握できる。また、本発明のコンピュータ
読取り可能な記録媒体は、前記移動体は、第1の移動体
と第2の移動体とを含み、前記移動体側ユニットは、前
記第1の移動体に搭載されかつ前記第1の移動体の位置
情報を送信する第1の移動体側ユニットと、前記第2の
移動体に搭載されかつ前記第2の移動体の位置情報を送
信する第2の移動体側ユニットとを含む場合、前記記録
されたプログラムが、前記コンピュータに、前記第1の
移動体が前記荷物を輸送している場合であって、前記第
2の移動体の位置情報が前記第1の移動体の位置情報と
所定の関係にある場合には、前記第1の移動体側ユニッ
トへ前記第2の移動体に前記荷物を積替えることを要求
する情報を送信し、かつ、前記第2の移動体側ユニット
へ前記第1の移動体から前記荷物を受取ることを要求す
る情報を送信するステップをさらに実行させることが好
ましい。
【0049】これにより、荷物を輸送する際、複数の移
動体を、それぞれ異なる移動経路で移動させ、それぞれ
の移動距離を短くすることができる。
【0050】したがって、多くの荷物をそれぞれ異なっ
た位置で引取って輸送する場合でも、効率良く荷物を輸
送できる。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0052】図1は、本発明の一実施の形態である荷物
の配送システムの全体構造を模式的に示す図である。
【0053】本実施の形態のシステムは、端末装置1
0、トラック20、管理センタ30、および、通信網4
0,50を含む。なお、本実施の形態では、トラック2
0は、第1のトラック20Aと第2のトラック20Bを
含む。第1のトラック20Aは、通常、第1の運行ルー
ト29Aを巡回している。第2のトラック20Bは、通
常、第2の運行ルート29Bを巡回している。図1に、
第1のトラック20Aが複数個記載されているのは、単
一の第1のトラック20Aについて、複数の状態が一度
に記載されていることを意味する。
【0054】端末装置10は、たとえば、室内に載置さ
れたパーソナルコンピュータ等の固定式の端末装置から
構成される。なお、端末装置10は、携帯電話等の移動
式の端末装置から構成される場合もある。端末装置10
は、通信網50を介して、管理センタ30と接続可能で
ある。通信網50としては、たとえば、インターネット
を挙げることができる。
【0055】管理センタ30は、サーバ31とルータ3
2を含む。サーバ31は、ルータ32を介して、端末装
置10およびトラック20と通信する。詳しくは、ルー
タ32は、通信網50を介して端末装置10と通信し、
通信網40を介してトラック20と通信する。通信網4
0としては、たとえば、パケット通信網を挙げることが
できる。
【0056】トラック20は、車載端末装置21と無線
通信端末22とを含む。そして、詳しくは、車載端末装
置21は、無線通信端末22、通信網40およびルータ
32を介して、サーバ31と通信する。
【0057】本実施の形態のシステムでは、まず、トラ
ックにより荷物の輸送を希望する者(利用客)が、端末
装置を使い、通信網50を介して、管理センタ30に、
輸送依頼情報を送信する。
【0058】輸送依頼情報としては、利用客についての
情報と、荷物についての情報とがある。利用客について
の情報は、たとえば表1に挙げるものがある。
【0059】
【表1】
【0060】利用客IDとは、管理センタ30が利用客
を同定(識別)するためのものである。利用客について
の情報には、他に、利用客名、利用客住所、利用客の電
話番号が含まれる。なお、本実施の形態では、利用客に
ついての情報として、利用客IDは、必ず送信されるべ
き情報である。そして、その他の情報については、必要
に応じて、送信される情報である。
【0061】荷物についての情報は、たとえば表2に挙
げるものがある。
【0062】
【表2】
【0063】引取り住所とは、利用客が荷物の引取り場
所として指定する場所であり、引取り日時とは、利用者
が荷物の引取る日時として指定する日時である。また、
荷物についての情報には、荷物サイズ、重さ、種別が含
まれる。また、輸送先IDとは、荷物の輸送先を同定す
るためのものである。また、荷物についての情報には、
輸送先の名称、輸送先の住所、および、輸送先の電話番
号が含まれる。また、お届け日時とは、荷物が輸送先に
届く日時として指定される日時である。
【0064】なお、本実施の形態では、荷物についての
情報として、荷物サイズ、荷物重量、および、輸送先I
Dは、必ず送信されるべき情報である。そして、その他
の情報については、必要に応じて、送信される情報であ
る。
【0065】上記した輸送依頼情報は、管理センタ30
に送信されると、サーバ31のデータベース(後述する
データベース316)で、記憶される。
【0066】また、上記のデータベース(データベース
316)には、荷物を輸送できるトラックについての情
報も、記憶されている。荷物を輸送できるトラックにつ
いての情報としては、表3に示す情報が記憶されてい
る。
【0067】
【表3】
【0068】車両識別情報とは、各トラックを同定(識
別)するための情報であり、表4に例示している。つま
り、車両識別情報は、各トラックの車両に与えられた名
称であってもよいし、各トラックの車両に与えられたコ
ードであってもよい。
【0069】
【表4】
【0070】車両位置情報とは、各トラックの位置を特
定するための情報である。なお、車両位置情報は、表5
に例示される。つまり、車両位置情報は、グローバル・
ポジショニング・システム(GPS)等の測位システム
を利用することにより得られる、トラックの経度と緯度
の情報であってもよいし、道路上の予め定められた地点
名の情報(キロポスト)であってもよいし、地図上の地
点名の情報(正規化座標)であってもよいし、地図上に
予め定められたメッシュを用いたコードによって表され
る位置情報(メッシュコード)であってもよい。
【0071】
【表5】
【0072】表3〜表5を用いて説明した、荷物を輸送
できるトラックについての情報は、トラック20の車載
端末装置21から、管理センタ30に送信される。
【0073】なお、荷物を輸送できるトラックについて
の情報としては、さらに、表6に示される情報が送信さ
れる場合もある。
【0074】
【表6】
【0075】送信時刻とは、トラック20が、管理セン
タ30に向けて、表3〜表6に示す各情報を送信した時
刻についての情報である。方向・速度とは、トラック2
0が現在進行している方向・速度についての情報であ
る。センタコードとは、管理センタ30が複数存在する
場合、その中のどの管理センタ30に対して送信するか
を明確にするための、管理センタ30を識別するための
情報である。
【0076】また、トラック20は、当該トラック20
の作業情報を、作業開始時や作業終了時等に、管理セン
タ30に送信する。作業情報の具体的な内容としては、
たとえば、表7に示すものがある。
【0077】
【表7】
【0078】車両識別情報とは、表3と同様に、各トラ
ック20を同定するための情報である。作業状況とは、
トラック20の作業の内容を示す情報であって、具体的
には、表8に示す情報である。
【0079】
【表8】
【0080】作業位置情報とは、当該トラック20が作
業を行なっている位置を表す情報である。作業コードと
は、これから開始する作業、または、終了した作業のコ
ードである。ここで言う作業の種類としては、たとえ
ば、「集荷」や「配達」を挙げることができる。そし
て、作業状態とは、作業コードとして送信した作業につ
いて、当該作業を、これから開始するのか、終了したの
か、等の情報である。積載状態とは、当該トラック20
の荷物の積載状態であり、当該トラック20にさらに積
める荷物の重量・スペースである。
【0081】また、トラック20は、表7および表8に
示した情報を送信する際、合わせて、表6に示す送信時
刻等の情報を送信することが好ましい。
【0082】管理センタ30は、表7および表8(なら
びに表6)に示した情報を受信すると、データベース
(後述するデータベース316)に、当該情報を記録す
る。
【0083】一方、管理センタ30からトラック20へ
は、表9に示す情報が送信される。
【0084】
【表9】
【0085】車両識別情報とは、各トラック20を同定
するための情報であり、たとえば、表4に示す情報が挙
げられる。作業指示内容とは、各トラック20に対して
指示する作業の内容を示す情報であり、具体的には、表
10に示す情報が含まれる。
【0086】
【表10】
【0087】作業対象情報とは、作業を行なう場所につ
いての位置情報である。ここで言う場所とは、荷物の引
取り等を行なう地点であったり、運行ルート等の地域で
あったりする。作業時刻とは、作業を行なう時刻の情報
であり、具体的には、荷物の引取り時刻等である。作業
種別とは、作業の種類であり、具体的には、荷物の「引
取り」であったり、荷物の「積替え」である。荷物の
「積替え」とは、輸送している荷物を、他のトラック2
0に積替える作業を言う。
【0088】相手コードとは、これから実行するよう指
示する作業の相手ごとに定められたコードである。顧客
に対して荷物の引取りに行く場合には、相手コードは
「顧客」に対して設定されたコードである。また、他の
トラック20が輸送している荷物を積込んで輸送する場
合には、相手コードは、その時点で当該荷物を積んでい
るトラックに対して設定されたコードである。
【0089】電話番号とは、上述の相手コードで特定さ
れる作業の相手の電話番号である。荷物コードとは、作
業の対象となる荷物に対して設定されたコードである。
【0090】また、管理センタ30は、トラック20に
表9および表10に記載された情報を送信する際、合わ
せて、表11に示す情報を送信することもできる。
【0091】
【表11】
【0092】送信時刻とは、それぞれ、管理センタ30
が、表9および表10に示す情報を送信した時刻につい
ての情報である。また、センタコードとは、管理センタ
30が複数ある場合、表9および表10に示す情報がど
の管理センタ30から送信されたかを示す情報である。
【0093】次に、図1に示したシステムの、各構成要
素の構成について、説明する。図2は、管理センタ30
の制御ブロック図である。管理センタ30は、上記した
ように、サーバ31とルータ32を含む。サーバ31
は、当該サーバ31の動作を全体的に制御するCPU3
11と、CPU311に接続されたインターフェイス
(I/F)312とを備えている。また、サーバ31
は、記憶装置313、入力装置314、表示装置31
5、および、CD−ROMドライブ317を含み、これ
らは、いずれも、CPU311に接続されている。な
お、記憶装置313には、データベース316が含まれ
る。
【0094】CPU311は、CD−ROMドライブ3
17にセットされるCD−ROM318に記憶されたプ
ログラムに従った動作を実行することもできる。
【0095】サーバ31は、ルータ32を介し、インタ
ーネット等のネットワーク(通信網)を経由して、端末
装置10およびトラック20との情報の送受信を実行す
る。
【0096】図3は、トラック20の制御ブロック図で
ある。トラック20は、上述したように、車載端末装置
21と、車載端末装置21と管理センタ30との間で情
報の送受信を行なうための無線通信端末22を含む。車
載端末装置21は、当該車載端末装置21の動作を全体
的に制御するCPU211と、CPU211に接続され
たインターフェイス(I/F)212とを備えている。
また、車載端末装置21は、記憶装置213、入力装置
214、および、表示装置215を備え、これらはいず
れもCPU211に接続されている。記憶装置213
は、データベース216を含む。データベース216に
は、当該トラック20の車両識別情報等の各情報が記録
されている。
【0097】図4は、端末装置10の制御ブロック図で
ある。端末装置10は、当該端末装置10の動作を全体
的に制御するCPU101と、CPU101に接続され
たインターフェイス(I/F)102とを備えている。
また、端末装置10は、記憶装置103、入力装置10
4、および、表示装置105を備えており、これらはい
ずれもCPU101に接続される。さらに、端末装置1
0は、モデム107を備えている。モデム107は、イ
ンターフェイス102を介して、CPU101に接続さ
れる。なお、端末装置10が携帯電話等の携帯端末から
構成されている場合には、モデム107の代わりに、無
線通信部が備えられる。
【0098】次に、図1に示すシステムにおける、サー
バ31の動作内容を説明する。図5は、サーバ31のC
PU311が、端末装置10からの輸送依頼を受付けた
ときに実行する引取り指示処理のフローチャートであ
る。
【0099】図5を参照して、CPU311は、まずS
1で、データベース316の記録内容を検索することに
より、引取り可能時間が、検索指定時間以内となるトラ
ック20のリストを作成し、リストAとして、S2に進
む。ここで、引取り可能時間とは、端末装置10から送
信された引取り住所(表2参照)と、トラック20から
送信された車両位置情報(表3参照)とから算出される
時間である。具体的には、車両位置情報から規定される
位置にいるトラック20が、引取り住所まで移動する際
に要する時間である。なお、引取り住所の代わりに、利
用客IDによって荷物の引取り場所が指定される場合に
は、引取り可能時間は、利用客IDと車両位置情報とか
ら、算出される。
【0100】また、検索指定時間とは、トラック20
が、当該検索指定時間以内に荷物を引取りに行ければよ
い、とされるような時間であって、たとえば、現在時刻
と引取り日時(表2参照)とから、算出される。
【0101】S2で、CPU311は、S1で作成した
リストAの中から、荷物の輸送先の方面に向かうトラッ
ク20を選出することにより、リストBを作成して、S
3に進む。荷物の輸送先の方面とは、輸送先ID、また
は、輸送先住所(表2参照)から決定される。
【0102】S3で、CPU311は、その時点で、リ
ストBに含まれるトラックがあるか否かを判断する。ト
ラックがある場合には、S4に進み、無い場合には、S
8に進む。
【0103】S4で、CPU311は、リストBの中
で、引取り可能時間が最小となるトラックを選択して、
S5に進む。
【0104】S5で、CPU311は、S4で選択した
トラックに、これから輸送を依頼しようとする荷物を積
むだけの余裕があるか否かを判断する。余裕があると判
断すると、S6で、当該トラックに、荷物を引取りを依
頼する情報(表9〜表11参照)を送信し、処理を終了
する。一方、余裕が無いと判断すると、S7で、リスト
Bから、S4で選択したトラックを削除し、S3に戻
る。S5における判断は、荷物サイズおよび荷物重量
(表2参照)、ならびに、積載情報(表8参照)を比較
することにより、行なわれる。
【0105】一方、S8で、CPU311は、リストA
の中から、リストBに最初に含まれていた車両(トラッ
ク)を除くことによりリストCを作成して、S9に進
む。リストBに最初に含まれていた車両とあるのは、S
2で作成されたリストBの中に含まれた車両が、S7で
リストBから削除される場合があるからである。
【0106】S9で、CPU311は、リストCの中に
含まれるトラックが存在するか否かを判断する。存在す
ると判断すると、S10に進み、存在しないと判断する
と、S13に進む。
【0107】S10で、CPU311は、リストCの中
で、引取り可能時間が最小となるトラックを選択し、S
11に進む。
【0108】S11で、CPU311は、S10で選択
したトラックに、これから輸送を依頼しようとする荷物
を積むだけの余裕があるか否かを判断する。余裕がある
と判断すると、S6に進む。一方、余裕が無いと判断す
ると、S12で、リストCから、S10で選択したトラ
ックを削除し、S9に戻る。S11における判断は、荷
物サイズおよび荷物重量(表2参照)、ならびに、積載
情報(表8参照)を比較することにより、行なわれる。
【0109】一方、S13で、CPU311は、依頼さ
れた荷物を輸送するのに適したトラックが無いとして、
エラーと判定し、さらに、S14で、当該エラーが発生
していることを、表示装置315に表示して、処理を終
了する。
【0110】以上説明した引取り指示処理が行なわれる
ことにより、端末装置10から荷物の輸送の依頼がなさ
れた場合、管理センタ30は、データベース316に記
録されているトラック20から、当該荷物を輸送するの
に適したトラック20に対し、当該荷物を輸送するよう
に依頼する情報を送信する。
【0111】なお、本実施の形態のシステムでは、図1
に示すように、荷物の引取り場所が第1の運行ルート2
9Aの近傍にあり、当該荷物の輸送先が、第2の運行ル
ート29Bの近傍にある場合、第1の運行ルート29A
を巡回するトラック20Aに荷物を引取らせた後、所定
の地点で、第2の運行ルート29Bを巡回するトラック
20Bに、当該荷物を積替えさせ、トラック20Bに、
輸送先まで当該荷物を輸送させる。そして、管理センタ
30では、トラック20Aおよびトラック20Bに、上
記のような積替えの指示についての情報を送信できる。
以下に、積替えの指示についての情報を送信する際の、
CPU311の実行する処理内容について、図6を参照
しつつ、説明する。図6は、CPU311の実行する、
積替え指示処理のフローチャートである。図1に示すシ
ステムにおける、サーバ31の動作内容を説明する。
【0112】図6は、サーバ31のCPU311が、端
末装置10からの輸送依頼を受付けたときに実行する引
取り指示処理のフローチャートである。
【0113】図6を参照して、CPU311は、まずS
21で、データベース316の記録内容を検索すること
により、積替え可能時間が、検索指定時間以内となるト
ラック20のリストを作成し、リストEとして、S22
に進む。ここで、積替え可能時間とは、現在荷物を輸送
しているトラック20から送信された車両位置情報(表
3参照)と、他のトラック20から送信された車両位置
情報(表3参照)とから算出される時間である。また、
この場合の検索指定時間とは、サーバ31において予め
設定された、任意の時間である。
【0114】S22で、CPU311は、S21で作成
したリストEの中から、荷物の輸送先の方面に向かうト
ラック20を選出することにより、リストFを作成し
て、S23に進む。荷物の輸送先の方面とは、輸送先I
D、または、輸送先住所(表2参照)から決定される。
【0115】S23で、CPU311は、その時点で、
リストFに含まれるトラックがあるか否かを判断する。
トラックがある場合には、S24に進み、無い場合に
は、S29に進む。
【0116】S24で、CPU311は、リストFの中
で、積替え可能時間が最小となるトラックを選択して、
S25に進む。
【0117】S25で、CPU311は、S24で選択
したトラックに、これから輸送を依頼しようとする荷物
を積むだけの余裕があるか否かを判断する。余裕がある
と判断すると、S26で、S24で選択したトラックの
現在位置と、積替えの対象となる荷物を運んでいるトラ
ックの現在位置との、中間の地域を算出し、S27に進
む。
【0118】そして、S27で、CPU311は、S2
4で選択したトラックおよび現在積替えの対象となる荷
物を輸送しているトラックに、荷物の積替えを依頼する
情報(表9〜表11参照)を送信し、処理を終了する。
【0119】なお、S25で、余裕が無いと判断する
と、S28で、リストFから、S24で選択したトラッ
クを削除し、S23に戻る。S25における判断は、荷
物サイズおよび荷物重量(表2参照)、ならびに、積載
情報(表8参照)を比較することにより、行なわれる。
【0120】一方、S29で、CPU311は、リスト
Eの中から、リストFに最初に含まれていた車両(トラ
ック)を除くことによりリストGを作成して、S30に
進む。リストFに最初に含まれていた車両とあるのは、
S22で作成されたリストFの中に含まれた車両が、S
28でリストFから削除される場合があるからである。
【0121】S30で、CPU311は、リストGの中
に含まれるトラックが存在するか否かを判断する。存在
すると判断すると、S31に進み、存在しないと判断す
ると、S34に進む。
【0122】S31で、CPU311は、リストGの中
で、積替え可能時間が最小となるトラックを選択し、S
32に進む。
【0123】S32で、CPU311は、S31で選択
したトラックに、これから輸送を依頼しようとする荷物
を積むだけの余裕があるか否かを判断する。余裕がある
と判断すると、S26に進む。一方、余裕が無いと判断
すると、S33で、リストGから、S31で選択したト
ラックを削除し、S30に戻る。S32における判断
は、荷物サイズおよび荷物重量(表2参照)、ならび
に、積載情報(表8参照)を比較することにより、行な
われる。
【0124】一方、S34で、CPU311は、荷物の
積替えに適したトラックが無いとして、エラーと判定
し、さらに、S35で、当該エラーが発生していること
を、表示装置315に表示して、処理を終了する。
【0125】以上説明した本実施の形態では、荷物を輸
送する移動体の一例として、トラックを挙げたが、本発
明はこれに限定されない。移動体は、荷物を輸送できる
ものであれば、バイクであってもいいし、自転車や船舶
等であってもよい。また、本発明は、トラックとバイク
等、複数種類の移動体が混合されて荷物の輸送を行なう
システムにも、適用できる。
【0126】また、以上説明した本実施の形態では、利
用客が、端末装置10に希望引取り位置等の情報を入力
し、管理センタ30に当該情報を送信することにより、
管理センタ30から、自動的に、希望引取り位置等の条
件にふさわしいトラック20Aが抽出され、当該トラッ
ク20Aに対して引取り要求がなされる。
【0127】なお、管理センタ30に設置されたサーバ
を、携帯型にし、トラック20に搭載することもでき
る。これにより、トラック20では、利用客から、直
接、希望引取り位置および引取り要求を受けることがで
きる。
【0128】また、本実施の形態では、トラック20か
ら管理センタ30へは、トラック20が実行した、また
は、実行中の作業についての情報(作業状況)が送信さ
れる(表8の「作業コード」および「作業状態」)。こ
のような作業状況が、作業対象となる荷物を同定する情
報とともに送信されることにより、管理センタ30は、
各荷物の存在位置等を把握することができる。
【0129】つまり、たとえば、或るトラック20A
が、所定の荷物を輸送している旨の情報を管理センタ3
0に送信した場合、管理センタ30では、当該トラック
20Aの位置情報を認識することもできるため、当該ト
ラック20Aの位置情報を、当該荷物の位置情報とし
て、認識することができる。さらに、管理センタ30で
は、端末装置10等を介して、利用客から、荷物の現在
位置についての問合せを受けた場合、上記したように認
識している荷物の位置情報を、荷物の現在位置として回
答する。
【0130】また、本実施の形態では、図1に示すよう
に、一箇所の管理センタ30において、一台のサーバ3
1により、処理を行なったが、本発明はこれに限定され
ない。管理センタ30は、複数設けられ、当該複数の管
理センタ30の中に、それぞれ、複数のサーバ31が設
置されてもよい。なお、複数の管理センタ30によって
処理がなされる場合、端末装置10およびトラック20
から送信される情報に、当該複数の管理センタ30の中
のいずれの管理センタを選択するかを指定する情報が含
まれることが好ましい。
【0131】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるトラックの求車
求客システムの全体構造を模式的に示す図である。
【図2】 図1の管理センタの制御ブロック図である。
【図3】 図1のトラックの制御ブロック図である。
【図4】 図1の端末装置の制御ブロック図である。
【図5】 図1のサーバのCPUが実行する引取り指示
処理のフローチャートである。
【図6】 図1のサーバのCPUが実行する積替え指示
処理のフローチャートである。
【図7】 従来の、移動体を用いて荷物を輸送する態様
を説明するための図である。
【符号の説明】
10 端末装置、20,20A,20B トラック、2
1 車載端末装置、22 無線通信端末、29A 第1
の運行ルート、29B 第2の運行ルート、30 管理
センタ、31 サーバ、32 ルータ、40,50 通
信網、101,211,311 CPU、102,21
2,312 インターフェイス(I/F)、103,2
13,313 記憶装置、104,214,314 入
力装置、105,215,315 表示装置、106,
216,316 データベース、107 モデム、31
7 CD−ROMドライブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今西 周宏 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 Fターム(参考) 5H180 AA05 AA07 AA15 AA25 BB04 BB05 BB13 CC12 EE07 FF05 FF10 FF13

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に搭載される移動体側ユニット
    と、 荷物の輸送を依頼するための輸送依頼側ユニットと、 前記移動体側ユニットおよび前記輸送依頼側ユニット
    と、ネットワークを介して接続される統括ユニットとを
    含み、 前記移動体側ユニットは、前記統括ユニットに、前記移
    動体の位置情報を送信する移動体側送信部を備え、 前記輸送依頼側ユニットは、前記統括ユニットに、前記
    荷物の輸送を依頼する旨の情報、および、輸送を依頼す
    る前記荷物の引取りを希望する位置の情報である希望引
    取り位置情報を送信する、輸送依頼側送信部を備え、 前記統括ユニットは、前記移動体側ユニットに、前記希
    望引取り位置情報によって規定される位置で前記荷物を
    引取り、かつ、前記荷物を輸送することを要求する情報
    である、引取り輸送要求情報を送信する統括側送信部を
    備える、移動体の運行管理システム。
  2. 【請求項2】 前記統括ユニットは、前記移動体の位置
    情報を前記希望引取り位置情報と比較することにより、
    前記移動体が前記荷物を引取るのにふさわしいか否かを
    判断する判断部をさらに備え、 前記統括側送信部は、前記移動体が前記荷物を引取るの
    にふさわしいと判断された場合に、前記移動体側ユニッ
    トに、前記引取り輸送要求情報を送信する、請求項1に
    記載の移動体の運行管理システム。
  3. 【請求項3】 前記輸送依頼側送信部は、前記統括ユニ
    ットに、前記荷物の輸送の進行状況を問合せる情報であ
    る問合せ情報を送信し、 前記移動体側送信部は、前記統括ユニットに、前記移動
    体が前記荷物を積んだことがあるか否かの情報である第
    1の情報、および、前記荷物を積んでいるか否かの情報
    である第2の情報とを送信し、 前記統括ユニットは、当該統括ユニットが前記問合せ情
    報を受信したことに応じて、前記第1および第2の情報
    ならびに前記移動体の位置情報に基づき、前記荷物の輸
    送の進行状況を決定する決定部をさらに備え、 前記統括側送信部は、前記決定部によって決定された前
    記進行状況についての情報を前記輸送依頼側ユニットに
    送信する、請求項1または請求項2に記載の移動体の運
    行管理システム。
  4. 【請求項4】 前記移動体は、第1の移動体と第2の移
    動体とを含み、 前記移動体側ユニットは、前記第1の移動体に搭載され
    る第1の移動体側ユニットと、前記第2の移動体に搭載
    される第2の移動体側ユニットとを含み、 前記移動体側送信部は、前記第1の移動体の位置情報を
    前記統括ユニットに送信する第1の移動体側送信部と、
    前記第2の移動体の位置情報を前記統括ユニットに送信
    する第2の移動体側送信部とを含み、 前記統括側送信部は、前記第1の移動体が前記荷物を輸
    送している場合であって、前記第2の移動体の位置情報
    が前記第1の移動体の位置情報と所定の関係にある場合
    には、前記第1の移動体側ユニットへ前記第2の移動体
    に前記荷物を積替えることを要求する情報を送信し、か
    つ、前記第2の移動体側ユニットへ前記第1の移動体か
    ら前記荷物を受取ることを要求する情報を送信する、請
    求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の移動体の運行
    管理システム。
  5. 【請求項5】 移動体に搭載される移動体側ユニット、
    および、荷物の輸送を依頼するための輸送依頼側ユニッ
    トと、ネットワークを介して接続され、 前記移動体側ユニットから送信される前記移動体の位置
    情報を受信する第1の受信部と、 前記輸送依頼側ユニットから送信される、前記荷物の輸
    送を依頼する旨の情報、および、輸送を依頼する前記荷
    物の引取りを希望する位置の情報である希望引取り位置
    情報を受信する、第2の受信部と、 前記移動体側ユニットに、前記希望引取り位置情報によ
    って規定される位置で前記荷物を引取り、前記荷物を輸
    送することを要求する情報を送信する送信部とを含む、
    移動体の運行管理装置。
  6. 【請求項6】 前記移動体の位置情報を前記希望引取り
    位置情報と比較することにより、前記移動体が前記荷物
    を引取るのにふさわしいか否かを判断する判断部をさら
    に含み、 前記送信部は、前記移動体が前記荷物を引取るのにふさ
    わしいと判断された場合に、前記移動体側ユニットに、
    前記荷物を輸送することを要求する情報を送信する、請
    求項5に記載の移動体の運行管理装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の受信部は、前記輸送依頼側ユ
    ニットから送信される情報であって、前記荷物の輸送の
    進行状況を問合せる情報である問合せ情報を受信し、 前記第1の受信部は、前記移動体側ユニットから送信さ
    れる、前記移動体が前記荷物を積んだことがあるか否か
    の情報である第1の情報、および、前記荷物を積んでい
    るか否かの情報である第2の情報とを受信し、 前記第2の受信部が前記問合せ情報を受信したことに応
    じて、前記第1および第2の情報ならびに前記移動体の
    位置情報に基づき、前記荷物の輸送の進行状況を決定す
    る決定部をさらに含み、 前記送信部は、前記決定部によって決定された前記進行
    状況についての情報を前記輸送依頼側ユニットに送信す
    る、請求項5または請求項6に記載の移動体の運行管理
    装置。
  8. 【請求項8】 前記移動体は、第1の移動体と第2の移
    動体とを含み、 前記移動体側ユニットは、前記第1の移動体に搭載され
    かつ前記第1の移動体の位置情報を送信する第1の移動
    体側ユニットと、前記第2の移動体に搭載されかつ前記
    第2の移動体の位置情報を送信する第2の移動体側ユニ
    ットとを含み、 前記送信部は、前記第1の移動体が前記荷物を輸送して
    いる場合であって、前記第2の移動体の位置情報が前記
    第1の移動体の位置情報と所定の関係にある場合には、
    前記第1の移動体側ユニットへ前記第2の移動体に前記
    荷物を積替えることを要求する情報を送信し、かつ、前
    記第2の移動体側ユニットへ前記第1の移動体から前記
    荷物を受取ることを要求する情報を送信する、請求項5
    〜請求項7のいずれか1項に記載の移動体の運行管理装
    置。
  9. 【請求項9】 荷物の輸送を依頼するための輸送依頼用
    装置であって、 前記荷物を輸送するための移動体に搭載される移動体側
    ユニットとネットワークを介して接続された移動体の運
    行管理装置と、ネットワークを介して接続され、前記移
    動体の運行管理装置は、前記移動体側ユニットから前記
    移動体の位置情報を受信し、 前記移動体の運行管理装置に、前記荷物の輸送を依頼す
    る旨の情報、および、輸送を依頼する前記荷物の引取り
    を希望する位置の情報である希望引取り位置情報を送信
    する、送信部を含む、輸送依頼用装置。
  10. 【請求項10】 前記送信部は、前記移動体の運行管理
    装置に、前記荷物の輸送の進行状況を問合せる情報であ
    る問合せ情報を送信し、 前記移動体が前記荷物を積んだことがあるか否かの情報
    である第1の情報、前記移動体が前記荷物を積んでいる
    か否かの情報である第2の情報、および、前記移動体の
    位置情報に基づき前記移動体の運行管理装置によって決
    定された、前記荷物の輸送の進行状況に関する情報を受
    信する受信部をさらに含む、請求項9に記載の輸送依頼
    用装置。
  11. 【請求項11】 荷物を輸送できる移動体に搭載された
    移動体搭載装置であって、 荷物の輸送を依頼するための輸送依頼用装置とネットワ
    ークを介して接続された移動体の運行管理装置と、ネッ
    トワークを介して接続され、 前記移動体の運行管理装置に、前記移動体の位置情報を
    送信する送信部と、 前記移動体の運行管理装置から送信される情報であっ
    て、所定の位置で荷物を引取り、かつ、当該荷物を輸送
    することを要求する情報を受信する受信部を含む、移動
    体搭載装置。
  12. 【請求項12】 前記受信部は、前記移動体の運行管理
    装置から送信される情報であって、別の移動体に、引取
    った前記荷物を積替えることを要求する情報を受信す
    る、請求項11に記載の移動体搭載装置。
  13. 【請求項13】 移動体に搭載される移動体側ユニット
    と、荷物の輸送を依頼するための輸送依頼側ユニット
    と、前記移動体側ユニットおよび前記輸送依頼側ユニッ
    トとネットワークを介して接続される統括ユニットとか
    らなるシステムを利用する、移動体の運行管理方法であ
    って、 前記移動体側ユニットから、前記統括ユニットに、前記
    移動体の位置情報を送信するステップと、 前記輸送依頼側ユニットから、前記統括ユニットに、前
    記荷物の輸送を依頼する旨の情報、および、輸送を依頼
    する前記荷物の引取りを希望する位置の情報である希望
    引取り位置情報を送信するステップと、 前記統括ユニットから、前記移動体側ユニットに、前記
    希望引取り位置情報によって規定される位置で前記荷物
    を引取り、前記荷物を輸送することを要求する情報を送
    信するステップとを含む、移動体の運行管理方法。
  14. 【請求項14】 前記移動体の位置情報を前記希望引取
    り位置情報と比較することにより、前記移動体が前記荷
    物を引取るのにふさわしいか否かを判断するステップ
    と、 前記移動体が前記荷物を引取るのにふさわしいと判断さ
    れた場合に、前記統括ユニットから前記移動体側ユニッ
    トに、前記荷物を輸送することを要求する情報を送信す
    るステップとをさらに含む、請求項13に記載の移動体
    の運行管理方法。
  15. 【請求項15】 前記輸送依頼側ユニットから、前記統
    括ユニットに、前記荷物の輸送の進行状況を問合せる情
    報である問合せ情報を送信するステップと、前記移動体
    側ユニットから、前記統括ユニットに、前記移動体が前
    記荷物を積んだことがあるか否かの情報である第1の情
    報、および、前記荷物を積んでいるか否かの情報である
    第2の情報を送信するステップと、 前記統括ユニットが、前記問合せ情報を受信したことに
    応じて、前記第1および第2の情報ならびに前記移動体
    の位置情報に基づき、前記荷物の輸送の進行状況を決定
    するステップと、 前記統括側送信部から、前記輸送依頼側ユニットに、前
    記決定された進行状況についての情報を前記輸送依頼側
    ユニットに送信するステップとをさらに含む、請求項1
    3または請求項14に記載の移動体の運行管理方法。
  16. 【請求項16】 前記移動体は、第1の移動体と第2の
    移動体とを含み、 前記移動体側ユニットは、前記第1の移動体に搭載され
    る第1の移動体側ユニットと、前記第2の移動体に搭載
    される第2の移動体側ユニットとを含み、 前記移動体側送信部は、前記第1の移動体の位置情報を
    前記統括ユニットに送信する第1の移動体側送信部と、
    前記第2の移動体の位置情報を前記統括ユニットに送信
    する第2の移動体側送信部とを含み、 前記第1の移動体が前記荷物を輸送している場合であっ
    て、前記第2の移動体の位置情報が前記第1の移動体の
    位置情報と所定の関係にある場合に、前記統括側送信部
    から、前記第1の移動体側ユニットに、前記第2の移動
    体に前記荷物を積替えることを要求する情報を送信する
    ステップと、 前記第1の移動体が前記荷物を輸送している場合であっ
    て、前記第2の移動体の位置情報が前記第1の移動体の
    位置情報と所定の関係にある場合に、前記統括側送信部
    から、前記第2の移動体側ユニットに、前記第1の移動
    体から前記荷物を受取ることを要求する情報を送信する
    ステップをさらに含む、請求項13〜請求項15のいず
    れか1項に記載の移動体の運行管理方法。
  17. 【請求項17】 荷物を輸送できる移動体に搭載される
    移動体側ユニット、および、荷物の輸送を依頼するため
    の輸送依頼側ユニットと、ネットワークを介して接続さ
    れたコンピュータに、 前記移動体側ユニットから送信される、前記移動体の位
    置情報を受信するステップと、 前記輸送依頼側ユニットから送信される、前記荷物の輸
    送を依頼する旨の情報、および、輸送を依頼する前記荷
    物の引取りを希望する位置の情報である希望引取り位置
    情報を受信するステップと、 前記移動体側ユニットに、前記希望引取り位置情報によ
    って規定される位置で前記荷物を引取り、前記荷物を輸
    送することを要求する情報を送信するステップとを実行
    させるためのプログラムを記録した、コンピュータ読取
    り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記記録されたプログラムが、前記コ
    ンピュータに、 前記移動体の位置情報を前記希望引取り位置情報と比較
    することにより、前記移動体が前記荷物を引取るのにふ
    さわしいか否かを判断するステップと、 前記移動体が前記荷物を引取るのにふさわしいと判断さ
    れた場合に、前記移動体側ユニットに、前記荷物を輸送
    することを要求する情報を送信するステップとをさらに
    実行させる、請求項17に記載のコンピュータ読取り可
    能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記記録されたプログラムが、前記コ
    ンピュータに、 前記輸送依頼側ユニットから送信される、前記荷物の輸
    送の進行状況を問合せる情報である問合せ情報を受信す
    るステップと、 前記移動体側ユニットから送信される、前記移動体が前
    記荷物を積んだことがあるか否かの情報である第1の情
    報、および、前記荷物を積んでいるか否かの情報である
    第2の情報とを受信するステップと、 前記第2の受信部が前記問合せ情報を受信したことに応
    じて、前記第1および第2の情報ならびに前記移動体の
    位置情報に基づき、前記荷物の輸送の進行状況を決定す
    るステップと、 前記決定された前記進行状況についての情報を前記輸送
    依頼側ユニットに送信するステップとをさらに実行させ
    る、請求項17または請求項18に記載のコンピュータ
    読取り可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記移動体は、第1の移動体と第2の
    移動体とを含み、 前記移動体側ユニットは、前記第1の移動体に搭載され
    かつ前記第1の移動体の位置情報を送信する第1の移動
    体側ユニットと、前記第2の移動体に搭載されかつ前記
    第2の移動体の位置情報を送信する第2の移動体側ユニ
    ットとを含み、 前記記録されたプログラムが、前記コンピュータに、 前記第1の移動体が前記荷物を輸送している場合であっ
    て、前記第2の移動体の位置情報が前記第1の移動体の
    位置情報と所定の関係にある場合には、前記第1の移動
    体側ユニットへ前記第2の移動体に前記荷物を積替える
    ことを要求する情報を送信し、かつ、前記第2の移動体
    側ユニットへ前記第1の移動体から前記荷物を受取るこ
    とを要求する情報を送信するステップをさらに実行させ
    る、請求項17〜請求項19のいずれか1項に記載のコ
    ンピュータ読取り可能な記録媒体。
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