JP2002149531A - 通信方法及び通信システム - Google Patents

通信方法及び通信システム

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JP2002149531A
JP2002149531A JP2000340176A JP2000340176A JP2002149531A JP 2002149531 A JP2002149531 A JP 2002149531A JP 2000340176 A JP2000340176 A JP 2000340176A JP 2000340176 A JP2000340176 A JP 2000340176A JP 2002149531 A JP2002149531 A JP 2002149531A
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JP2000340176A
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Michihiro Enokida
道弘 榎田
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/14Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
    • H04L5/1438Negotiation of transmission parameters prior to communication

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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報を送受信するに際し、特定の処理操作を
相手側の通信端末に於て実行させるに際し、柔軟にプロ
グラミング出来る様に構成された通信方法並びに通信シ
ステムを提供する。 【解決手段】 送受信機能11、21を有する通信端末
間10、20で、基準送信プロトコルを利用して所定の
情報を転送させる通信方法であって、当該所定の情報を
送信する側10では、当該基準プロトコルに従って転送
される情報ファイル群の少なくとも一部に、特定の情報
処理操作を実行させる命令を意味する1乃至複数種のコ
マンド情報を含ませて送信を行い、当該所定の情報を受
信する側20では、当該コマンド情報を識別して、当該
コマンド情報の指示する特定の情報処理操作を実行する
様に構成されている通信方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、複数の通信端末間に於
て、情報を送受信するに際し、通常のファイル転送に加
えて、コマンド情報を送信する事が出来る通信方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般に、複数の通信端末間に
於いては、情報ファイルを送受信する場合には、標準的
な基準プロトコルが利用されており、係る基準プロトコ
ルに合致した所定のフォーマットに従って、送信用のフ
ァイルを作成し、送信が行われ、且つ受信が行われてい
る。
【0003】例えば、図2に示す様に、従来のファイル
転送プロトコルの一例に於いては、クライアント側から
相手側であるサーバー側に対して、接続要求(Connect)
を発信し、サーバー側から接続OKとのアクノレッジ
(Ack)が返って来た後、クライアント側から、例えば
“ abc.doc"と言う名前のファイルの書き込みの要求を
出す。
【0004】この場合のデータ構成は、図示の様に、ラ
イトオープンを示す2、ファイル名長さを示す7の後に
当該ファイル名が書き込まれた形式となっている。
【0005】その後、サーバー側からアクノレッジ(Ac
k)が返って来た後、クライアント側から、当該ファイル
名のデータをサーバー側へ送信する。
【0006】その際のデータ構成は、例えば、図示の様
に、ライトデータを示す3、データ長を示す100の後
に所定の長さのデータが続く構成となっている。
【0007】当該サーバー側で所定のデータの書き込み
が完了するとサーバー側からアクノレッジ(Ack)が返っ
てくる。
【0008】以下、必要な回数、上記の操作が繰り返さ
れ、最後にクライアント側から書き込み終了の情報(wr
ite close)を送信し、サーバー側からアクノレッジ(Ac
k)が返ってきて、一連のデータの転送処理操作が完了す
る。
【0009】一方、上記したファイル転送基準プロトコ
ルに於て、転送するファイルに特殊なファイル名を指定
する事によって、特定の固定された処理を行う事も可能
ではあり、例えば、OBEXプロトコルに於て、/telec
om/pb.vcf と言うファイル名を指定してこのファイルを
読み書きさせることは、全住所録データをvCard フォ
ーマットに変換して送受信する操作を実行する事を意味
している。
【0010】より具体的には、図3に示す様に、スター
ト後、ステップ(S1)に於て、受信側の通信端末に於
て、相手側の通信端末から接続リクエストを受け、アク
ノレッジを返送した後、ステップ(S2)に於て、相手
側の通信端末から、送信された情報ファイルを受信す
る。
【0011】その後、ステップ(S3)に於て、当該受
信した1乃至複数種の当該情報ファイルを特殊ファイル
名テーブルと比較し、ステップ(S4)に於て、当該受
信した情報ファイルが、当該特殊ファイル名テーブルに
登録されているか否かが判断され、NOであれば、ステ
ップ(S5)に進んで、当該受信された情報ファイルを
通常のファイル転送処理してステップ(S7)に進む
が、YESである場合には、ステップ(S6)に進み、
当該受信側の通信端末に於ける所定の情報記憶手段に格
納されている所定の情報に対して、当該情報ファイルに
特定された関数を実行し、その結果を当該送信側の通信
端末に返送してステップ(S7)に進む。ステップ(S
7)に於いては、送信側からの情報ファイルの送信が終
了したか否かが判断され、NOであれば、ステップ(S
2)に戻って上記した各ステップが繰り返され、YES
であれば、ステップ(S8)に於て通信を切断しエンド
となる。
【0012】然しながら、係る方法に於いても、特定の
ファイル名と特定の一つの処理とが固定的に結合されて
いるものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は上記従来に於ける欠点を解決し、通信端末間に於て、
大量の情報を送受信するに際し、或いは特定の処理操作
を相手側お通信端末に於て実行させるに際し、従来の様
な実行させたい処理が固定的なものでなく、柔軟にプロ
グラミング出来る様に構成された通信方法並びに通信シ
ステムを提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成する為、以下に示す様な基本的な技術構成を採用す
るものである。即ち、本発明に於ける第1の態様は、少
なくとも2つの、送受信機能を有する通信端末間で、基
準送信プロトコルを利用して所定の情報を転送させる通
信方法に於いて、当該所定の情報を送信する側では、当
該基準プロトコルに従って転送される情報ファイル群の
少なくとも一部に、特定の情報処理操作を実行させる命
令を意味する1乃至複数種のコマンド情報を含ませて送
信を行い、当該所定の情報を受信する側では、当該コマ
ンド情報を識別して、当該コマンド情報の指示する特定
の情報処理操作を実行する様に構成されている通信方法
であり、又、本発明に係る当該通信方法の第2の態様と
しては、少なくとも2つの、送受信機能を有する通信端
末間で、基準送信プロトコルを利用して所定の情報を転
送させる通信システムに於て、それぞれの当該通信端末
は、情報ファイルを送信及び受信する為に送受信手段、
入力された情報ファイル或いは指定された情報の処理操
作が完了した情報ファイルを格納するバッファー手段、
少なくとも個々コマンドファイル名と当該個々のコマン
ドファイル名に対応する特定の実行命令とが対応して記
載されているコマンドテーブル、予め定められた情報デ
ータが格納されている記憶手段、当該入力された情報フ
ァイルのファイル名と当該コマンドテーブルに記載され
ているコマンドファイル名とを比較するコマンドファイ
ル名比較判定手段、当該入力されたファイル名が、当該
コマンドテーブルに記載されているコマンドファイル名
と一致している場合には、当該コマンドテーブルに記載
されている当該コマンドファイル名に対応する情報処理
実行命令を、当該記憶手段に格納されている情報データ
に対して実行する演算処理手段、少なくとも当該演算処
理の処理操作を制御する制御手段とか構成されている通
信システムである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る当該通信方法及び通
信システムは上記した様な技術構成を採用しているの
で、従来公知の情報ファイルの転送プロトコルを使用
し、当該転送プロトコルフの仕組みの枠組みを維持した
まま、即ち、通常の情報ファイルの転送操作を行いなが
ら、遠隔にある当該他の情報端末に対して、複数の特定
の処理操作命令を実行させたり、或いは、遠隔にある当
該他の情報端末に対して、一つの情報ファイルに対し
て、所定の情報処理操作に関するプログラミングを自由
に設定する事が可能である。
【0016】より具体的には、送信側は、当該従来の転
送プロトコルを使用して、特定の情報ファイルをコマン
ド系に割り振り、当該個々の情報ファイルに特定のファ
イル名を指定すると共に、当該情報ファイル名が実行依
頼である事を、認識手段が何らかの形で認識出来る様に
構成しておき、当該情報ファイル指定名に対応するコマ
ンドを当該受信側へ、転送プロトコルを介して送信す
る。
【0017】例えば、当該送信側の当該情報端末をクラ
イアント側とし、当該受信側をサーバ側とする事も可能
である。
【0018】一方、当該情報ファイルの受信側では、同
様に従来公知の転送プロトコルを使用して、当該送信さ
れてきた、当該情報ファイルがを、コマンド実行依頼で
ある事実を認識して、当該コマンドが指定する特定の情
報処理操作を実行するものである。
【0019】上記具体例に於いては、当該送信側の当該
情報端末のをクライアント側では、パソコンが使用され
るもので有ってもよく、又当該情報ファイルの受信側で
は、当該受信側のサーバ側は、通信機能を有する電子時
計で有ってもよい。
【0020】本発明に於ける上記した通信システム或い
は通信方法に於いては、クライアント側は、指定可能な
コマンドを、予め定めコマンドテーブルから一つ或いは
複数種選択して、コマンドの塊を作成した上で、従来の
転送プロトコルを使用して、サーバ側に送信し、サーバ
側では、当該コマンドに対応した情報処理操作を予め定
めテーブルから検索して認識し、当該指定された処理操
作命令を実行することになる。
【0021】
【実施例】以下に、本発明に係る通信方法及び通信シス
テムの一具体例の構成を図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0022】即ち、図1は、本発明に係る通信システム
の一具体例を示すブロックダイアグラムであって、図
中、少なくとも2つの、送受信機能を有する通信端末間
10、20で、基準送信プロトコルを利用して所定の情
報を転送させる通信システム100に於て、それぞれの
当該通信端末10、20は、情報ファイルを送信及び受
信する為に送受信手段11、21、入力された情報ファ
イル或いは指定された情報の処理操作が完了した情報フ
ァイルを格納するバッファー手段12、22、少なくと
も個々コマンドファイル名と当該個々のコマンドファイ
ル名に対応する特定の実行命令とが対応して記載されて
いるコマンドテーブル13、23、予め定められた情報
データが格納されている記憶手段14、24、当該入力
された情報ファイルのファイル名と当該コマンドテーブ
ル13、23に記載されているコマンドファイル名とを
比較するコマンドファイル名比較判定手段15、25、
当該入力されたファイル名が、当該コマンドテーブル1
3、23に記載されているコマンドファイル名と一致し
ている場合には、当該コマンドテーブルに記載されてい
る当該コマンドファイル名に対応する情報処理実行命令
を、当該記憶手段に格納されている情報データに対して
実行する演算処理手段16、26、少なくとも当該演算
処理の処理操作を制御する制御手段17、27とか構成
されている通信システム100が示されている。
【0023】更に、本発明に係る当該通信システム及び
通信方法に於いては、当該個々の通信端末10、20に
は、更に、入力された情報ファイルに、コマンド系の情
報ファイル名と非コマンド系の情報ファイル名からなる
特殊ファイル名が含まれているか否かを比較判定する特
殊ファイル名比較判定手段18、28及び、コマンド系
の情報ファイル名と非コマンド系の情報ファイル名とが
含まれた特殊ファイル名テーブル19、29とが設けら
れている事が望ましい。
【0024】一方、本発明に於ける通信方法の具体例と
しては、例えば、少なくとも2つの、送受信機能11、
21を有する通信端末間10、20で、基準送信プロト
コルを利用して所定の情報を転送させる通信方法であっ
て、当該所定の情報を送信する側、例えば10では、当
該基準プロトコルに従って転送される情報ファイル群の
少なくとも一部に、特定の情報処理操作を実行させる命
令を意味する1乃至複数種のコマンド情報を含ませて送
信を行い、当該所定の情報を受信する側、例えば20で
は、当該コマンド情報を識別して、当該コマンド情報の
指示する特定の情報処理操作を実行する様に構成されて
いるのである。
【0025】本発明に係る当該通信方法に於いては、当
該基準プロトコルに従って転送される一つの情報ファイ
ルに複数のコマンド情報を対応させて送信する事も好ま
しい。
【0026】又、本発明に於ける当該通信方法に於いて
は、当該情報ファイルに対して特定のコマンドファイル
である事を示すコマンド系ファイル名が付与される事も
望ましい。
【0027】本発明に於いて使用される当該転送プロト
コルは、特に限定されるものではなく、従来一般的に使
用されている転送プロトコルを使用する事が可能であ
る。
【0028】又、本発明に於ける当該複数の情報端末1
0、20も特に限定されるものでもなく、更には、当該
各情報端末の使用用途、使用態様、使用形態等も特定さ
れるものではない。
【0029】本発明の一具体例としては、上記した様
に、通信機能を持った電子時計を遠隔コマンド操作する
事によって、当該電子時計の機能を自動的に切り換える
様にする態様も考えられる。
【0030】本発明に於ける当該具体例では、第1の情
報端末10として、例えば、適宜のパソコンを使用し
て、クライアントとして機能させ、一方、第2の情報端
末20として、通信機能を有する電子時計を使用し、サ
ーバとして機能させる通信方法が考えられる。
【0031】当該第1の情報端末10としては、デスク
トップ型パソコン、ノート型を含むモバイル型パソコ
ン、携帯型電話、PHS、ゲーム機端末等の通信機能及
び画像作成機能等を有するものであれば使用可能であ
る。
【0032】係る具体例に於いては、当該コマンドの例
としては、例えば、12時間制と24時間制との切り換
え操作命令、ワールドタイムへの切り換え操作命令、時
刻野設定操作命令、アラームの設定操作命令、時計画面
の変更操作命令、或いはファイルの表示もしくは削除操
作命令等がある。
【0033】従って、本発明に於ける当該通信方法に於
いては、上記した様な複数種の指示命令を含むコマンド
を特定のコマンド名と共にコマンドテーブル13、23
としてルックアップテーブルの形式に形成して、各情報
端末10、20にそれぞれ配置せしめておく事が望まし
い。
【0034】この場合、当該コマンド系を示す情報ファ
イルには、特定のコマンド系ファイル名を付与しておく
事が望ましく、例えば、intepreterなるコマ
ンド系ファイル名を使用する事が出来る。
【0035】本発明に於いては、当該情報ファイルの送
信側である当該通信端末10では、当該基準プロトコル
に従って送信する情報ファイルの少なくとも一つに、当
該コマンドテーブル13から選択された一乃至複数種の
コマンド情報を格納し、且つ当該情報ファイルにコマン
ドファイルである事を示すコマンド系ファイル名を付与
して当該情報ファイルの受信側である当該通信端末20
に送信し、当該受信側の通信端末20に於ては、当該受
信された情報ファイルの中に、コマンドファイルがある
か否かを判断し、当該コマンドファイルがある場合に
は、検出された当該コマンド情報のそれぞれに対する実
行命令を、当該受信側の通信端末20が所有する当該コ
マンドテーブル23から抽出して、それぞれの処理操作
を実行する様に構成されている。
【0036】より具体的には、送信側の情報端末10に
於いて、送信者は、当該受信側の情報端末20に於いて
実行させたい情報処理操作を示す命令を1乃至複数種を
上記したコマンド系ファイルであるinterpret
erに含ませて送信する事になる。
【0037】つまり、コマンド処理系を表すファイル名
である“interpreter”と言う名前のファイ
ルに書き込みをすると、受信側、つまりサーバー側で
は、コマンド処理系である例えば、cmd inter
preter関数が起動され、次に来るコマンドを待ち
受け、送信者側、つまりクライアント側が、同時又は逐
次的に送信したコマンドファイルを受け、前記したコマ
ンドテーブルと対比して、具体的な実行命令に変換して
その命令を実行することになる。
【0038】今、クライアント側で、file1をfi
le2にコピーすると言うコマンド“cp file1
file2”、とfile2をfile3と言う名前
に変更するというコマンド“mv file2 fil
e3”と、file1を削除すると言うコマンド“rm
file1”をその順にinterpreterに書
き込むと、サーバー側では、図4に例示されている様な
コマンドテーブル23から、“copy file1
file2”、“rename file2file
3”及び“delete file1”と読み替えてそ
の命令を実行する事になる。
【0039】つまり、本発明に於いては、従来の様に、
一つの情報ファイルに対して1つの命令或いは機能を実
行させるのでは無く、実行したい情報処理操作をプログ
ラム出来る事が特徴である。
【0040】従って、本発明に於いては、当該受信側、
つまりサーバー側の通信端末20に於いては、他の通信
端末からの送信される当該情報ファイルを受信する際
に、当該送信されてきた情報ファイルに当該コマンド系
ファイル名が含まれているか否かを判断するコマンド名
識別機能25を有している事が望ましい。
【0041】本発明に於ける他の具体例としては、当該
クライアント側から当該サーバ側に所定の情報ファイル
を送信する際に、当該コマンド系の情報ファイルと非コ
マンド系の情報ファイルを混在させて送信する事も可能
である。
【0042】つまり、本具体例に於いては、当該基準プ
ロトコルに従って転送される一つの情報ファイルに、複
数のコマンド情報を含む当該コマンドファイルとは別
に、特定の関数を実行してその結果を送信者に返す操作
を実行させるファイルである非コマンドファイルを含ま
せるものである。
【0043】係る具体例に於いては、図5に示す様に、
双方の情報端末に、当該コマンド名と当該非コマンドフ
ァイル名とをリストアップして構成した特殊ファイル名
テーブル18、28を設けておく事が望ましい。
【0044】即ち、図5の例では、情報ファイルNo.
1は、“Format”と言う名前のファイルに書き込
みをすると、サーバー側では、“file forma
t”と言う関数が実行されて、ファイルシステムがフォ
ーマットされる事になる。
【0045】又、情報ファイルNo.1は、“Garb
agecollection”と言う名前のファイルに
書き込みをすると、サーバー側では、“file ga
rbagecollection”と言う関数が実行さ
れて、ファイルシステムのゴミ集めをする事になる。
【0046】上記の各ファイルは非コマンド系を表すフ
ァイルであるが、上記した様に、No.3のファイルは
本発明に於けるコマンド系を表すファイル名であり、そ
の内容は既に上記した通りである。
【0047】本発明に於ける上記具体例においては、サ
ーバー側の通信端末20は、他の通信端末10からの送
信される当該情報ファイルを受信する際に、当該情報フ
ァイルの中に当該特殊ファイル名テーブル28に含まれ
る情報ファイルが存在するか否かを判断する識別機能2
9を有している事が好ましい。
【0048】従って、上記の具体例を実行する場合に
は、当該通信端末20では、他の通信端末10からの送
信される当該情報ファイルを受信する際に、当該情報フ
ァイル名が、当該特殊ファイル名テーブル28に記載さ
れている場合に、更に当該情報ファイル名が、コマンド
ファイル名であるか、非コマンドファイル名であるかを
判断するコマンドファイル名識別機能25を有している
事も実用的である。
【0049】本発明に於ける当該通信システムに於て、
通信媒体としては、有線、無線の何れで有っても良く、
又無線の場合には、電磁波、光、赤外線等が使用される
ものである。
【0050】一方、本発明に於て使用される当該通信シ
ステムのコマンドテーブル13、23或いは特殊ファイ
ル名テーブル19、29等は、ROMで構成されている
ことが望ましく、又記憶手段14、24は、RAMで構
成されていることが好ましい。
【0051】次に、上記した本発明に係る通信方法の具
体例を説明する。
【0052】即ち、送信側の通信端末10に於て、基準
プロトコルを使用して所定の情報ファイルを受信側の通
信端末20に送信するに際して、双方の通信端末に、予
め定められた当該コマンド名と当該コマンド名に対応す
る特定の処理操作に対する実行命令とを対応させたコマ
ンドテーブル13、23と、当該コマンド名と当該コマ
ンド名とは異なる非コマンドファイル名の双方と、それ
ぞれのファイル名に対応する処理関するを対応させた特
殊ファイル名テーブル18、28、の少なくとも何れか
を設定する工程、当該送信側の通信端末10から、通常
のファイル転送を行う通常情報ファイル、特定の関数を
実行してその結果を送信者に返す操作を実行させるファ
イルである非コマンド情報ファイル及び特定の情報処理
操作を実行させる命令を含む1乃至複数種のコマンド情
報ファイルから選択された少なくとも一つの情報ファイ
ルを送信する工程、当該受信側の通信端末20に於て、
受信した1乃至複数種の当該情報ファイルを当該特殊フ
ァイル名テーブル28と比較する工程、当該比較工程に
於て、当該受信された1の情報ファイルが当該特殊ファ
イル名テーブル28に無い場合には、当該受信された情
報ファイルを通常のファイル転送処理する工程、当該比
較工程に於て、当該受信した1の情報ファイルのファイ
ル名が当該特殊ファイル名テーブル28にリストされて
いる場合には、当該特殊ファイル名が、コマンド系の特
殊ファイルであるか否かを判断する工程、当該判断工程
に於て、当該受信した情報ファイルがコマンド系の情報
ファイルでは無く、つまり非コマンド系の情報ファイル
である場合には、当該受信側の通信端末に於ける所定の
情報記憶手段24に格納されている所定の情報に対し
て、当該非コマンド系の情報ファイルに特定された関数
を実行し、その結果を当該送信側の通信端末10に返送
する工程、当該判断工程に於て、当該受信した情報ファ
イルがコマンド系の情報ファイルである場合には、その
後の各コマンド系の情報ファイルをコマンドテーブル2
3と比較して当該1のコマンド系の情報ファイルが当該
コマンドテーブル23に登録されているか否かを判断す
る工程、及び当該1のコマンド系の情報ファイルが当該
コマンドテーブル23に登録されている場合には、当該
受信側の通信端末20に於ける所定の情報記憶手段24
に格納されている所定の情報に対して、当該コマンド系
の情報ファイルに特定された処理操作命令を実行する工
程とから構成されている通信方法である。
【0053】更に、本発明の上記具体例に於いては、当
該個々の通信端末には、更に、入力された情報ファイル
に、コマンド系の情報ファイル名と非コマンド系の情報
ファイル名からなる特殊ファイル名が含まれているか否
かを比較判定する特殊ファイル名比較判定手段19、2
9及び、コマンド系の情報ファイル名と非コマンド系の
情報ファイル名とが含まれた特殊ファイルテーブル1
8、28とが設けられているものである。
【0054】次に、本発明に於ける受信側、つまりサー
バー側の操作手順の一例を、図6のフローチャートを参
照しながら詳細に説明する。
【0055】即ち、スタート後、ステップS1に於い
て、送信側情報端末10より接続リクエストを受入れた
後、ステップS2に於いて送信側の通信端末10より情
報ファイル名を受け取る。
【0056】次いで、ステップS3に於いて、当該受信
側の通信端末20に於て、受信した1乃至複数種の当該
情報ファイルを当該特殊ファイル名テーブル28と比較
し、ステップS4に於いて、当該受信された1の情報フ
ァイルが当該特殊ファイル名テーブル28に含まれてい
るか否かが判断され、NOの場合には、ステップS5に
於いて当該受信された情報ファイルを通常のファイル転
送処理してステップS6に進むが、当該ステップS4に
於いて、YESの場合、つまり当該受信した1の情報フ
ァイルのファイル名が当該特殊ファイル名テーブル28
にリストされている場合には、ステップS8に進んで、
当該特殊ファイル名が、コマンド系の特殊ファイルであ
るか否かが判断され、NOである場合、つまり、当該受
信した情報ファイルがコマンド系の情報ファイルでは無
く、つまり非コマンド系の情報ファイルである場合に
は、ステップS9に於いて当該受信側の通信端末に於け
る所定の情報記憶手段24に格納されている所定の情報
に対して、当該非コマンド系の情報ファイルに特定され
た関数を実行し、その結果を当該送信側の通信端末10
に返送する工程が実行され、その後ステップS6に進む
が、当該ステップS8に於いて、YESである場合、つ
まり、当該受信した情報ファイルがコマンド系の情報フ
ァイルである場合には、ステップS10に於いて、その
後の各コマンド系の情報ファイルをコマンドテーブル2
3と比較して、ステップS11に於いて当該1のコマン
ド系の情報ファイルが当該コマンドテーブル23に登録
されているか否かが判断される。
【0057】ステップS11に於いてYESである場
合、つまり、当該1のコマンド系の情報ファイルが当該
コマンドテーブル23に登録されている場合には、ステ
ップS12に於いて当該コマンドテーブルに記載された
関数を実行しステップS13に進み、当該ステップS1
1に於いてNOである場合には、直接ステップS13に
進む。
【0058】続いて、ステップS12においては、コマ
ンド系情報ファイルが、最終のコマンドで有るか否かが
判断され、NOであればステップS10に戻り上記した
各ステップが繰り返され、YESであれば、ステップS
6に進む事になる。
【0059】ステップS6では、送信側の通信端末10
からの送信が終了したか否かが判断され、NOであれ
ば、ステップS2に戻って上記した各ステップが繰り返
され、YESであれば、ステップS7に於いて通信端末
10、20間の通信を切断してエンドとなる。
【0060】上記した通信方法の具体例に於けるクライ
アント側の通信端末10とサーバー側の通信端末20と
の間の情報ファイルを含む情報のやりとりの例を図2に
示す従来の方法と対比して、図7を参照しながら説明す
る。
【0061】即ち、先ず操作(1)に於いては、クライ
アント側からサーバー側に対して接続要求信号を送り、
操作(2)に於いて、当該サーバー側から受信可能を意
味するack信号が返ってくると、操作(3)に於い
て、クライアント側でコマンド処理系へ書込み開始要求
を送信する。
【0062】この際、ファイル名がサーバー上のコマン
ド処理系を表わす特殊な名前に変わる。つまり、上記し
た様に、例えば、“interpreter”と指定す
ると、前記した様に、サーバー側の特殊ファイル名テー
ブルに予め定められているCmd interpret
erに変更されることになる。
【0063】次いで、操作(4)に於いて、サーバー側
からからack信号が返ってくると、操作(5)に於い
て、クライアント側から実際の情報ファイルである1つ
のコマンドがサーバー側に送信される。
【0064】この際のコマンドは、前記した様に、例え
ば、“cp file1 file2”であり、それを
受信したサーバー側では、当該ファイルの中身がサーバ
ー側で実行されるコマンドに置き換わり、“Copy
file1 file2”と変換される。
【0065】その後、操作(6)に於いて、サーバー側
から書込み終了のack信号が返ってくると、クライア
ント側では、次のコマンドがサーバー側に送信される、
サーバー側から書込み終了のack信号が返ってくる
と、又次のコマンドがサーバー側に送信されると言うよ
うに、繰り返し送受信操作が繰り返され、最後に操作
(7)に於いて、クライアント側からサーバー側に対し
て切断要求がだされ、サーバー側からack信号が返っ
てきて、双方間の送受信操作が終了する。
【0066】本発明に係る他の態様としては、送信側の
通信端末に於て、基準プロトコルを使用して所定の情報
ファイルを受信側の通信端末に送信するに際して、双方
の通信端末に、予め定められた当該コマンド名と当該コ
マンド名に対応する特定の処理操作に対する実行命令と
を対応させたコマンドテーブルと、当該コマンド名と当
該コマンド名とは異なる非コマンドファイル名の双方
と、それぞれのファイル名に対応する処理関するを対応
させた特殊ファイル名テーブル、の少なくとも何れかを
設定する工程、当該送信側の通信端末から、通常のファ
イル転送を行う通常情報ファイル、特定の関数を実行し
てその結果を送信者に返す操作を実行させるファイルで
ある非コマンド情報ファイル及び特定の情報処理操作を
実行させる命令を含む1乃至複数種のコマンド情報ファ
イルから選択された少なくとも一つの情報ファイルを送
信する工程、当該受信側の通信端末に於て、受信した1
乃至複数種の当該情報ファイルを当該特殊ファイル名テ
ーブルと比較する工程、当該比較工程に於て、当該受信
された1の情報ファイルが当該特殊ファイル名テーブル
に無い場合には、当該受信された情報ファイルを通常の
ファイル転送処理する工程、当該比較工程に於て、当該
受信した1の情報ファイルのファイル名が当該特殊ファ
イル名テーブルにリストされている場合には、当該特殊
ファイル名が、コマンド系の特殊ファイルであるか否か
を判断する工程、当該受信された情報ファイルが、コマ
ンド系の特殊ファイルであるか否かを判断する工程、当
該判断工程に於て、当該受信した情報ファイルがコマン
ド系の情報ファイルでは無く、つまり非コマンド系の情
報ファイルである場合には、当該受信側の通信端末に於
ける所定の情報記憶手段に格納されている所定の情報に
対して、当該非コマンド系の情報ファイルに特定された
関数を実行し、その結果を当該送信側の通信端末に返送
する工程、当該判断工程に於て、当該受信した情報ファ
イルがコマンド系の情報ファイルである場合には、その
後の各コマンド系の情報ファイルをコマンドテーブルと
比較する工程、当該1のコマンド系の情報ファイルが当
該コマンドテーブルに登録されているか否かを判断する
工程、及び当該1のコマンド系の情報ファイルが当該コ
マンドテーブルに登録されたものである場合には、当該
受信側の通信端末に於ける所定の情報記憶手段に格納さ
れている所定の情報に対して、当該コマンド系の情報フ
ァイルに特定された処理操作命令を実行する工程とから
構成されている通信方法をコンピュータに実行させる為
のプログラムを格納した記録媒体である。
【0067】
【発明の効果】本発明は、上述した様な構成を採用して
いるので、通信端末間に於て、大量の情報を送受信する
に際し、或いは特定の処理操作を相手側お通信端末に於
て実行させるに際し、従来の様な実行させたい処理が固
定的なものでなく、柔軟にプログラミング出来る様に構
成された通信方法並びに通信システムを提供するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る通信システムの一具体例
を示すブロックダイアグラムである。
【図2】図2は、従来に於ける情報ファイルの送受信に
使用される基準プロトコルの構成の一例を示す図であ
る。
【図3】図3は、従来の於ける情報ファイルの送受信の
操作手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】図4は、本発明に係る通信方法に於いて使用さ
れるコマンドテーブルの一例を示す図である。
【図5】図5は、本発明に係る通信方法に於いて使用さ
れる特殊ファイル名テーブルの一例を示す図である。
【図6】図6は、本発明に係る通信方法に於いて、情報
ファイルの送受信の操作手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図7】図7は、本発明に係る通信方法に於ける情報フ
ァイルの送受信の操作手順の一例を示す図である。
【符号の説明】
10、20…通信端末 11、21…送受信手段 12、22…バッファー手段 13、23…コマンドテーブル 14、24…記憶手段 15、25…コマンドファイル名比較判定手段 16、26…演算処理手段 17、27…制御手段 18、28…特殊ファイル名比較判定手段 19、29…特殊ファイル名テーブル 100…通信システム

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの送受信機能を有する通
    信端末間で、基準送信プロトコルを利用して所定の情報
    を転送させる通信方法に於いて、当該所定の情報を送信
    する側では、当該基準プロトコルに従って転送される情
    報ファイル群の少なくとも一部に、特定の情報処理操作
    を実行させる命令を意味する1乃至複数種のコマンド情
    報を含ませて送信を行い、当該所定の情報を受信する側
    では、当該コマンド情報を識別して、当該コマンド情報
    の指示する特定の情報処理操作を実行する様に構成され
    ている事を特徴とする通信方法。
  2. 【請求項2】 当該基準プロトコルに従って転送される
    一つの情報ファイルに複数のコマンド情報を対応させて
    送信する事を特徴とする請求項1記載の通信方法。
  3. 【請求項3】 当該情報ファイルに対して特定のコマン
    ドファイルである事を示すコマンド系ファイル名が付与
    される事を特徴とする請求項2記載の通信方法。
  4. 【請求項4】 当該通信端末は、他の通信端末からの送
    信される当該情報ファイルを受信する際に、当該コマン
    ド系ファイル名を利用して、当該送信されてきた情報フ
    ァイルにコマンド名が含まれているか否かを判断するコ
    マンド名識別機能を有している事を特徴とする請求項3
    記載の通信方法。
  5. 【請求項5】 当該通信端末に、予め定められた当該コ
    マンド名と当該コマンド名に対応する特定の処理操作に
    対する実行命令とを対応させたコマンドテーブルを設け
    ておく事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の
    通信方法。
  6. 【請求項6】 当該情報ファイルの送信側である当該通
    信端末では、当該基準プロトコルに従って送信する情報
    ファイルの少なくとも一つに、当該コマンドテーブルか
    ら選択された一乃至複数種のコマンド情報にコマンドフ
    ァイルである事を示すコマンド系ファイル名を付与して
    当該情報ファイルの受信側である当該通信端末に送信
    し、当該受信側の通信端末に於ては、当該受信された情
    報ファイルの中に、コマンドファイルがあるか否かを判
    断し、当該コマンドファイルがある場合には、検出され
    た当該コマンド情報のそれぞれに対する実行命令を、当
    該受信側の通信端末が所有する当該コマンドテーブルか
    ら抽出して、それぞれの処理操作を実行する様に構成さ
    れている事を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載
    の通信方法。
  7. 【請求項7】 当該基準プロトコルに従って転送される
    一つの情報ファイルに、複数のコマンド情報を含む当該
    コマンドファイルとは別に、特定の関数を実行してその
    結果を送信者に返す操作を実行させるファイルである非
    コマンドファイルを含ませる事を特徴とする請求項1乃
    至6の何れかに記載の通信方法。
  8. 【請求項8】 当該通信端末に、当該コマンドファイル
    名と当該非コマンドファイル名とをリストアップして構
    成した特殊ファイル名テーブルを設けておく事を特徴と
    する請求項1乃至7の何れかに記載の通信方法。
  9. 【請求項9】 当該通信端末は、他の通信端末からの送
    信される当該情報ファイルを受信する際に、当該情報フ
    ァイルの中に当該特殊ファイル名テーブルに含まれる情
    報ファイルが存在するか否かを判断する識別機能を有し
    ている事を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の
    通信方法。
  10. 【請求項10】 当該通信端末は、他の通信端末からの
    送信される当該情報ファイルを受信する際に、当該情報
    ファイル名が、当該特殊ファイル名テーブルに記載され
    ている場合に、更に当該情報ファイル名が、コマンドフ
    ァイル名であるか、非コマンドファイル名であるかを判
    断するコマンドファイル名識別機能を有している事を特
    徴とする請求項9記載の通信方法。
  11. 【請求項11】 当該基準プロトコルに従って転送され
    る一つの情報ファイルに複数のコマンド情報を対応させ
    る事によって、相手側の通信端末に於て実行させたい処
    理操作をプログラムする事が可能になる様に構成されて
    いる事を特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の
    通信方法。
  12. 【請求項12】 送信側の通信端末に於て、基準プロト
    コルを使用して所定の情報ファイルを受信側の通信端末
    に送信するに際して、双方の通信端末に、予め定められ
    た当該コマンドファイル名と当該コマンドファイル名に
    対応する特定の処理操作に対する実行命令とを対応させ
    たコマンドテーブルと、当該コマンドファイル名と当該
    コマンドファイル名とは異なる非コマンドファイル名の
    双方と、それぞれのファイル名に対応する処理関数を対
    応させた特殊ファイル名テーブル、の少なくとも何れか
    を設定する工程、当該送信側の通信端末から、通常のフ
    ァイル転送を行う通常情報ファイル、特定の関数を実行
    してその結果を送信者に返す操作を実行させるファイル
    である非コマンド情報ファイル及び特定の情報処理操作
    を実行させる命令を含む1乃至複数種のコマンド情報フ
    ァイルから選択された少なくとも一つのコマンド情報フ
    ァイルを送信する工程、当該受信側の通信端末に於て、
    受信した1乃至複数種の当該情報ファイルを当該特殊フ
    ァイル名テーブルと比較する工程、当該比較工程に於
    て、当該受信された1の情報ファイルが当該特殊ファイ
    ル名テーブルに無い場合には、当該受信された情報ファ
    イルを通常のファイル転送処理する工程、当該比較工程
    に於て、当該受信した1の情報ファイルのファイル名が
    当該特殊ファイル名テーブルにリストされている場合に
    は、当該特殊ファイル名が、コマンド系の特殊ファイル
    であるか否かを判断するコマンド系ファイル有無判断工
    程、当該コマンド系ファイル有無判断工程に於て、当該
    受信した情報ファイルがコマンド系の情報ファイルでは
    無く、非コマンド系の情報ファイルである場合には、当
    該受信側の通信端末に於ける所定の情報記憶手段に格納
    されている所定の情報に対して、当該非コマンド系の情
    報ファイルに特定された関数を実行し、その結果を当該
    送信側の通信端末に返送する工程、当該コマンド系ファ
    イル有無判断工程に於て、当該受信した情報ファイルが
    コマンド系の情報ファイルである場合には、その後の各
    コマンド系の情報ファイルをコマンドテーブルと比較
    し、当該コマンドテーブルに登録されているか否かを判
    断するコマンド系ファイル登録有無判断工程、及び当該
    1のコマンド系の情報ファイルが当該コマンドテーブル
    に登録されたものである場合には、当該受信側の通信端
    末に於ける所定の情報記憶手段に格納されている所定の
    情報に対して、当該コマンド系の情報ファイルに特定さ
    れた処理操作命令を実行する工程とから構成されている
    事を特徴とする通信方法。
  13. 【請求項13】 当該1の通信端末が通信機能を有する
    デスクトップ型パソコン、携帯電話、モバイル型パソコ
    ン、PHS、ゲーム機端末等から選択された一つであ
    り、当該第2の通信端末が、通信機能を有する電子時計
    である事を特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載
    の通信方法。
  14. 【請求項14】 少なくとも2つの、送受信機能を有す
    る通信端末間で、基準送信プロトコルを利用して所定の
    情報を転送させる通信システムに於て、それぞれの当該
    通信端末は、情報ファイルを送信及び受信する為に送受
    信手段、入力された情報ファイル或いは指定された情報
    の処理操作が完了した情報ファイルを格納するバッファ
    ー手段、少なくとも個々コマンドファイル名と当該個々
    のコマンドファイル名に対応する特定の実行命令とが対
    応して記載されているコマンドテーブル、予め定められ
    た情報データが格納されている記憶手段、当該入力され
    た情報ファイルのファイル名と当該コマンドテーブルに
    登録されているコマンドファイル名とを比較するコマン
    ドファイル名比較判定手段、当該入力されたファイル名
    が、当該コマンドテーブルに記載されているコマンドフ
    ァイル名と一致している場合には、当該コマンドテーブ
    ルに記載されている当該コマンドファイル名に対応する
    情報処理実行命令を、当該記憶手段に格納されている情
    報データに対して実行する演算処理手段、少なくとも当
    該演算処理の処理操作を制御する制御手段とか構成され
    ている事を特徴とする通信システム。
  15. 【請求項15】 当該個々の通信端末には、更に、入力
    された情報ファイルに、コマンド系の情報ファイル名と
    非コマンド系の情報ファイル名からなる特殊ファイル名
    が含まれているか否かを比較判定する特殊ファイル名比
    較判定手段及び、コマンド系の情報ファイル名と非コマ
    ンド系の情報ファイル名とが含まれた特殊ファイルテー
    ブルとが設けられている事を特徴とする請求項14記載
    の通信システム。
  16. 【請求項16】 送信側の通信端末に於て、基準プロト
    コルを使用して所定の情報ファイルを受信側の通信端末
    に送信するに際して、双方の通信端末に、予め定められ
    た当該コマンドファイル名と当該コマンドファイル名に
    対応する特定の処理操作に対する実行命令とを対応させ
    たコマンドテーブルと、当該コマンドファイル名と当該
    コマンドファイル名とは異なる非コマンドファイル名の
    双方と、それぞれのファイル名に対応する処理関数を対
    応させた特殊ファイル名テーブル、の少なくとも何れか
    を設定する工程、当該送信側の通信端末から、通常のフ
    ァイル転送を行う通常情報ファイル、特定の関数を実行
    してその結果を送信者に返す操作を実行させるファイル
    である非コマンド情報ファイル及び特定の情報処理操作
    を実行させる命令を含む1乃至複数種のコマンド情報フ
    ァイルから選択された少なくとも一つのコマンド情報フ
    ァイルを送信する工程、当該受信側の通信端末に於て、
    受信した1乃至複数種の当該情報ファイルを当該特殊フ
    ァイル名テーブルと比較する工程、当該比較工程に於
    て、当該受信された1の情報ファイルが当該特殊ファイ
    ル名テーブルに無い場合には、当該受信された情報ファ
    イルを通常のファイル転送処理する工程、当該比較工程
    に於て、当該受信した1の情報ファイルのファイル名が
    当該特殊ファイル名テーブルにリストされている場合に
    は、当該特殊ファイル名が、コマンド系の特殊ファイル
    であるか否かを判断するコマンド系ファイル有無判断工
    程、当該コマンド系ファイル有無判断工程に於て、当該
    受信した情報ファイルがコマンド系の情報ファイルでは
    無く、非コマンド系の情報ファイルである場合には、当
    該受信側の通信端末に於ける所定の情報記憶手段に格納
    されている所定の情報に対して、当該非コマンド系の情
    報ファイルに特定された関数を実行し、その結果を当該
    送信側の通信端末に返送する工程、当該コマンド系ファ
    イル有無判断工程に於て、当該受信した情報ファイルが
    コマンド系の情報ファイルである場合には、その後の各
    コマンド系の情報ファイルをコマンドテーブルと比較
    し、当該コマンドテーブルに登録されているか否かを判
    断するコマンド系ファイル登録有無判断工程、及び当該
    1のコマンド系の情報ファイルが当該コマンドテーブル
    に登録されたものである場合には、当該受信側の通信端
    末に於ける所定の情報記憶手段に格納されている所定の
    情報に対して、当該コマンド系の情報ファイルに特定さ
    れた処理操作命令を実行する工程とから構成されている
    通信方法をコンピュータに実行させる為のプログラムを
    格納した記録媒体。
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