JP2002147103A - 折戸用金具 - Google Patents

折戸用金具

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JP2002147103A
JP2002147103A JP2000349581A JP2000349581A JP2002147103A JP 2002147103 A JP2002147103 A JP 2002147103A JP 2000349581 A JP2000349581 A JP 2000349581A JP 2000349581 A JP2000349581 A JP 2000349581A JP 2002147103 A JP2002147103 A JP 2002147103A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折戸の開閉がスムーズにできると共に、枠へ
の折戸の取付けが容易にでき、しかも、状態の安定保持
ができるようにする。 【解決手段】 戸側金具46,49と、枠側金具47,
50とのうち、枠43の下辺部43bに対する枠側金具
50が、レール89の溝90を転動する戸車77を有
し、枠43の上辺部43aに対する枠側金具47が、レ
ール85の下面全開形の溝87に移動可能に嵌合される
被ガイド部材56を有するようにすると共に、その被ガ
イド部材56又は溝87側に、該溝87に沿った被ガイ
ド部材56の移動を許容しつつ該被ガイド部材56を溝
87との嵌合状態に保持する保持板61を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枠に折戸の端部を
移動可能に且つ回動可能に取付けるための折戸用金具に
関する。
【0002】
【従来の技術】折戸装置は、戸が開放時に折り畳まれる
もので、例えばクロゼットの戸や部屋の間仕切り戸とし
て多く用いられている。この折戸装置には、インセット
形とアウトセット形とがあり、このうち、インセット形
は、図18に示すように、折戸1が枠2の中に収まって
いる形式のものであり、アウトセット形は、図19に示
すように、折戸11が枠12の外側前方(図中、下側)
に取付いている形式のものである。
【0003】しかして、図20は、そのうちのアウトセ
ット形の折戸装置に従来用いられている金具13を示し
ている。この金具13は、枠12に折戸11の左右上下
の端部11aを移動可能に且つ回動可能に取付けるため
のものであって、それぞれ、戸側金具14と、これとは
別体の枠側金具15、及びこれらの両金具14,15を
回動可能に連結した連結機構16から成っている。な
お、折戸11は、2枚の戸板11bを複数個の蝶番11
cで折り畳み及び展開可能に連結して成る。
【0004】金具13の戸側金具14は、詳細には図2
1に示すように、折戸11の端部11aの裏側に形成し
た穴17に筒部18を挿入して、その上下部でフランジ
部19を折戸11の端部11aにねじ20によって取付
けるようになっている。これに対して、枠側金具15
は、枠12の上辺部(鴨居部分)に対するものが横軸回
転する吊り車21(図20参照)を有し、一方、枠12
の下辺部(敷居部分)に対するものが縦軸回転するロー
ラ22を有していて、そのうちの吊り車21が枠12の
上辺部に設けられたレール23に転動可能に収納され、
ローラ22が枠12の下辺部に設けられたレール24に
同じく転動可能に収納されるようになっている。
【0005】そして、連結機構16は、図22に示すよ
うに、基体25に2枚の連結板26,27の基端部を軸
ピン28,29により回動可能に連結して、これら2枚
の連結板26,27の先端部を軸ピン30,31により
上記戸側金具14の筒部18の周側部に回動可能に連結
したもので、基体25には更に切欠溝32を有し、この
切欠溝32を、図21に示すように、枠側金具15に仮
螺挿したねじ33に嵌合して、最適のスライド調整位置
でねじ33を締めることにより、枠側金具15に取付け
られるようになっている。
【0006】ここで、実際の取付けに際しては、折戸1
1の端部11aに戸側金具14を取付けて置き、一方、
レール23,24に枠側金具15のローラ22、吊り車
21を収納して置いて、この枠側金具15にそれぞれ上
記切欠溝32とねじ33とで戸側金具14を取付けるよ
うになっている(図23参照)。
【0007】取付け後、折戸11を、これの前記蝶番1
1cによる連結部分近くの前面部に設けた取手11d
(図19参照)を持って手前に引けば、枠側金具15が
吊り車21とローラ22とによりそれぞれレール23,
24に沿って移動し、同時に、戸側金具14が連結機構
16により基体25から、ひいては枠側金具15から回
動して折戸11を回動させることにより、該折戸11を
前方へ折り畳むようになっている。
【0008】しかして、上記構成のものの場合、折戸1
1には、金具13の筒部18を挿入する穴17を形成す
るに際して、強度上の必要から、その穴17と折戸11
の端面との間に、図21に示す寸法Lの余裕を持たせな
ければならない。このため、金具13の戸側金具14
は、折戸11の端面から寸法Lだけ離して取付けられる
ことになり、このままでは、折戸11を開放させたとき
に、折戸11の端面部分11eが枠12側に変位して該
枠12に衝接してしまい、折戸11の開放ができなくな
ってしまう。
【0009】そこで、金具13の戸側金具14は枠側金
具15に連結機構16によって連結されているのであ
り、連結機構16は、上述の、基体25に2枚の連結板
26,27の基端部を軸ピン28,29により回動可能
に連結し、この連結板26,27の先端部を軸ピン3
0,31により戸側金具14の筒部18の側部に回動可
能に連結した構成にて、折戸11の開放時には、図22
に二点鎖線で示すように、戸側金具14を単に回動させ
るだけなく、前方(図22中、左側)に押し出しもし、
これによって、折戸11の端面部分11eが枠12に衝
接するのを避け、折戸11の開放が存分にできるように
なっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものにおい
ては、折戸11の上部に吊り車21が設けられ、下部に
ローラ22が設けられている。このうち、吊り車21
は、折戸11をレール23に吊って転動するものであ
り、従って、折戸11の重量を受けるものである。一
方、ローラ22は、吊り車21の転動に伴ってレール2
4を転動するだけのものであり、折戸11の移動案内に
供する被ガイド部材として機能するだけのものである。
この関係上、ローラ22は、レール24内をこれの底面
から離間して(宙に浮いて)転動するようになってい
る。
【0011】このものの場合、レール23に吊り車21
で吊り下げられた折戸11の重量が枠12の上辺部(鴨
居の部分)にかかって、該部が下がり気味となることか
ら、レール23が下方にたわみ、該レール23に沿った
吊り車21の動きが悪くなって、折戸11の開閉がスム
ーズにできなくなりやすかった。
【0012】又、枠12への折戸11の取付けに関して
は、前述のように、レール23,24に枠側金具15の
吊り車21、ローラ22をあらかじめ収納して置き、
又、折戸11の端部11aに戸側金具14をあらかじめ
取付けて置いて、その後に枠側金具15に戸側金具14
を取付けるようになっており、その折り、折戸11を作
業者の1人又は複数人が浮かし持って、他の作業者が枠
側金具15に対する戸側金具14の取付けを行う必要が
あり、作業が困難であった。
【0013】一方、上記従来のものの折戸11に対する
戸側金具14の取付けは、前述のように、折戸11の端
部11aの裏側に形成した穴17に筒部18を挿入し
て、その上下部でフランジ部19を折戸11の端部11
aにねじ20によって取付けるというものであり、その
取付位置が穴17の位置によって決まるため、取付位置
を自由に設定するということができなかった。
【0014】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、折戸の開閉がスムーズにで
きると共に、枠への折戸の取付けが容易にできる折戸用
金具を提供すると共に、状態の安定保持に効果のある折
戸用金具を提供し、併せて、折戸に対する金具の取付位
置を自由に設定することのできる折戸用金具を提供する
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の折戸用金具は、枠に折戸の端部を移動可能
に且つ回動可能に取付けるためのものにあって、第1
に、折戸に取付けられる戸側金具と、この戸側金具に回
動可能に連結された枠側金具とを具備し、その枠側金具
が、枠の下辺部に対しては、該枠の下辺部に設けられた
軌条部上を転動する戸車を有し、枠の上辺部に対して
は、該枠の上辺部に設けられた下面全開形の軌条部に移
動可能に嵌合される被ガイド部材を有するようにすると
共に、その被ガイド部材又は前記枠上辺部の軌条部側
に、その軌条部に沿った被ガイド部材の移動を許容しつ
つ該被ガイド部材を軌条部との嵌合状態に保持する保持
手段を設けたことを特徴とする(請求項1の発明)。
【0016】このものによれば、折戸は、従来のような
吊り下げ形でなく、戸車による下方からの持ち上げ形で
開閉されるようになる。このため、枠の上辺部には折戸
の重量がかからず、該枠の上辺部が下がり気味となるこ
とがなくなるから、折戸の開閉がスムーズにできるよう
になる。
【0017】又、枠に対する折戸の取付けに関しては、
戸車を取付けた折戸用金具を折戸の下部に取付け、被ガ
イド部材を取付けた折戸用金具を折戸の上部に取付けた
上で、この状態の被ガイド部材を枠上辺部の軌条部に組
み付け、戸車を枠下辺部の軌条部に組み付けることが可
能である。そして、上記枠上辺部の軌条部は下面全開形
であり、これに嵌合された被ガイド部材が、折戸の折り
畳み状態又はそれに近い状態では、軌条部に沿った移動
で該軌条部から脱離することが懸念されるものの、それ
を保持手段にて嵌合状態に保持でき、脱離を防止でき
る。
【0018】本発明の折戸用金具は、第2に、折戸に取
付けられる戸側金具と、この戸側金具に回動可能に連結
された枠側金具とを具備し、その枠側金具が、枠の下辺
部に対しては、該枠の下辺部に設けられた軌条部上を転
動する戸車を有し、枠の上辺部に対しては、該枠の上辺
部に設けられた軌条部に沿って移動する被ガイド部材を
有するようにすると共に、前記枠側金具又は前記戸車を
回転可能に支持した戸車支持部材の、それぞれ前記枠の
下辺部の前面に面する箇所に、前記戸車と同方向に転動
可能なローラを設けたことを特徴とする(請求項2の発
明)。
【0019】このものでも、折戸の開閉支持に関して
は、上述同様である。又、折戸は、開放時に前方に折り
畳まれることにより、その重心が前方に位置するように
なって前傾し、それによって下部の折戸用金具の枠側金
具が枠の下辺部の前面に当たって、その移動が、ひいて
は折戸の開閉がスムーズにできなくなるおそれがあるの
に対し、その枠側金具、又は前記戸車を回転可能に支持
した戸車支持部材と、枠の下辺部の前面との間には、ロ
ーラが位置し、これが、折戸の前傾時、枠側金具に代わ
り枠の下辺部の前面に接触して、戸車と同方向に転動す
ることにより、枠側金具の移動がスムーズに確保される
ようになる。
【0020】この場合、ローラは、軌条部の伸延方向に
複数個設けると良い(請求項3の発明)。このもので
は、折戸の開閉時に、戸車が軌条部との接触部を中心に
回動しようとすることによって、上述同様、下部の折戸
用金具の枠側金具が枠の下辺部の前面に当たって、その
移動が、ひいては折戸の開閉がスムーズにできなくなる
おそれがあるのに対し、その枠側金具、又は前記戸車を
回転可能に支持した戸車支持部材と、枠の下辺部の前面
との間には、ローラが軌条部の伸延方向に複数個存し、
これらが、折戸の開放時と閉鎖時とで、それぞれ枠側金
具に代わり枠の下辺部の前面に接触して、戸車と同方向
に転動することにより、枠側金具の移動がスムーズに確
保されるようになる。
【0021】本発明の折戸用金具は、第3に、折戸に取
付けられる戸側金具と、枠側に位置する枠側金具とを具
備し、その戸側金具を折戸の裏面から側縁面に添うL字
状に形成し、枠側金具をその戸側金具に添うL字状に形
成して、これらを折戸側縁面側の端縁部で回動可能に連
結したことを特徴とする(請求項4の発明)。このもの
によれば、戸側金具の取付位置を折戸の裏面及び側縁面
に沿って自由に設定することが可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につ
き、図1ないし図8を参照して説明する。まず図1に
は、アウトセット形の折戸装置41を示しており、折戸
42を枠43の外側前方(図中、左側)に取付けてい
る。この枠43に対する折戸42の取付けには、上部で
金具44が供し、下部で金具45が供しており、そのう
ちの上部の折戸用金具44は、戸側金具46と、これと
は別体の枠側金具47、及びそれらを回動可能に連結し
た連結部材48から成っている。又、下部の折戸用金具
45も、戸側金具49と、これとは別体の枠側金具5
0、及びそれらを回動可能に連結した連結部材51から
成っている。
【0023】このうち、上部の折戸用金具44の戸側金
具46は、図2に示すように、金属板を逆L字状に折曲
して成るものであり、連結部であるこれの横板部46a
の隅部に連結孔としてねじ孔52を形成している。又、
この戸側金具46の取付部である縦板部46bには、複
数の取付孔53を形成している。
【0024】これに対して、枠側金具47は、金属板を
逆L字状に折曲して、更にその下部をL字状に折曲した
ものであり、連結部であるこれの上横板部47aの隅部
に連結孔54を形成している。又、この枠側金具47の
取付部である下横板部47bには、前後(図中、左右)
に長い2つの長孔55を形成している。
【0025】そして、連結部材48は段付ねじから成っ
ており、戸側金具46の横板部46aの上に枠側金具4
7の上横板部47aを重ねた上で、この連結部材48を
連結孔54からねじ孔52に螺挿して締付けることによ
り、戸側金具46と枠側金具47とを、該連結部材48
を中心としての回動可能に連結している。なお、連結部
材48は段付ねじに代えてリベットとしても良い。
【0026】しかして、上部の折戸用金具44には、被
ガイド部材56を取付けている。この被ガイド部材56
は、プラスチック製又は金属製にて、上部に凸部57を
有する直方体状のブロックから成っており、下側と後側
とにそれぞれ2つのねじ穴58,59を形成している。
この構成で、被ガイド部材56を上部の折戸用金具44
の枠側金具47の下横板部47bに載置し、その上で、
下方から2本のねじ60をそれぞれ長孔55に通しねじ
穴58に螺挿して締め付けることにより、被ガイド部材
56を上部の折戸用金具44の枠側金具47の下横板部
47b上に取付けている。
【0027】又、被ガイド部材56には、図3に示す保
持板61を取付けるようにしている。この保持板61
は、プラスチック製又は金属製にて、矩形状を成し、そ
の前側(図中、左側)の上部には左右に長い溝62を形
成し、その下方部に上下に長い2つの長孔63を形成し
ている。この構成で、保持板61を被ガイド部材56の
後面(図中、右側面)に宛てがい、その上で、後方(図
中、右側方)から2本のねじ64をそれぞれ長孔63に
通し被ガイド部材56のねじ穴59に螺挿して締め付け
ることにより、保持板61を被ガイド部材56の後面に
取付けるようにしている。
【0028】一方、下部の折戸用金具45の戸側金具4
9は、図4に示すように、金属板をL字状に折曲して成
るものであり、連結部であるこれの横板部49aの隅部
に連結孔としてねじ孔65を形成している。又、この戸
側金具49の取付部である縦板部49bには、複数の取
付孔66を形成している。
【0029】これに対して、枠側金具50は、金属板を
L字状に折曲して、更にその上部を逆L字状に折曲し、
そして又、その先端部を逆L字状に折曲すると共に、こ
れらの折曲部と直角の一面部に壁部50eを設けたもの
であり、連結部である下横板部50aの隅部に連結孔6
7を形成している。又、この枠側金具50の取付部であ
る前後の両縦板部50b,50cには、隅部に孔68,
69を形成している。
【0030】更に、枠側金具50の縦板部50bには、
下部の中央部に、上下の支持片70,71を縦板部50
c側への例えば切り起こしにより形成し、この支持片7
0,71間には、ローラ72を縦軸73により回転可能
に取付け支持している。
【0031】このほか、枠側金具50の上横板部50d
には、上記孔68,69側とは反対側の端部にねじ孔7
4を形成して、これにねじ75を上方より螺挿して下方
へ貫通させ、更に、そのねじ孔74側の壁部50eに前
後に長い長孔76を形成している。そして、連結部材5
1は段付ねじから成っており、戸側金具49の横板部4
9aの下に枠側金具50の下横板部50aを重ねた上
で、この連結部材51を連結孔67からねじ孔65に螺
挿して締付けることにより、戸側金具49と枠側金具5
0とを、該連結部材51を中心としての回動可能に連結
している。なお、連結部材51も段付ねじに代えてリベ
ットとしても良い。
【0032】下部の折戸用金具45には、両縦板部50
b,50c間に戸車77を取付けている。この戸車77
は、図5に示すように、戸車支持部材である例えばプラ
スチック製の戸車ケース78に収容して軸79により横
軸回転するように支持したもので、その戸車ケース78
は、隅部に孔80,80を有しており、図6及び図7に
示すように、この孔80,80と前記枠側金具50の孔
68,69とに軸81を通して適宜抜止めし、もって、
戸車ケース78ごと戸車77を、軸81を中心として上
下に回動可能に枢支している。又、この場合、戸車ケー
ス78は、枠側金具50の両縦板部50b,50cとの
間を軸81に沿って変位できるようにしている。
【0033】戸車ケース78には又、枠側金具50の壁
部50e側の面に凹欠部82を形成して、これに伝動ピ
ース83を収納しており、この伝動ピース83には、前
記枠側金具50の長孔76を通したねじ84を螺挿して
いる。
【0034】そして、それらに対し、前記枠43の上辺
部(鴨居部分)43aの下面には、図1に示すように、
レール85をねじ86によって取付けており、このレー
ル85は、この場合、断面逆U字状にて下面が全面的に
開放する全開形の溝87を軌条部として有している。
又、このレール85には、後面(図1中、右側面)に突
条部88を溝87の伸延方向(図1中、紙面と直交する
方向)と平行に設けている。
【0035】一方、枠43の下辺部(敷居部分)43b
の上面には、レール89を取付けており、このレール8
9は、この場合、断面V字状にて上面が全面的に開放す
る全開形の溝90を軌条部として有している。
【0036】次に、上記構成のものの枠43に対する折
戸42の取付手順について述べる。まず、折戸42に折
戸用金具44,45を取付ける。詳細には、図8に示す
ように、折戸42の上部の左右の両端部に折戸用金具4
4を取付け、下部の左右の両端部に折戸用金具45を取
付けるのであるが、これらはそれぞれその左右で対称形
となっている。なお、折戸42は、2枚の戸板42aを
複数個の蝶番42bで折り畳み及び展開可能に連結して
成る。
【0037】折戸42に対する上記折戸用金具44,4
5の取付けは、図1に示すように、戸側金具46,49
のそれぞれ縦板部46b,49bを折戸42の端部の背
面(裏面)に当てて、取付孔53,66を通した皿ねじ
91,92を折戸42に螺挿して締付けることによって
行う。更に、このとき、戸側金具46の横板部46aの
隅部を折戸42の隅部に合わせるようにして、該横板部
46aを折戸42の上面に重ね、一方、戸側金具49の
横板部49aの隅部を折戸42の隅部に合わせるように
して、該横板部49aを折戸42の下面に重ねる。
【0038】ここで、戸車77を有した折戸用金具45
を上述のように折戸42に取付けたことにより、戸車7
7は折戸42の裏側に位置する。この後、被ガイド部材
56の凸部57をレール85の溝87に嵌合し、戸車7
7をレール89の溝90に載せる。
【0039】そして、その後、戸車77の上下、前後の
位置調整を行う。そのうち、戸車77の上下の位置調整
は、ねじ75を螺進退させて行う。すなわち、ねじ75
を螺進退させれば、それによって、戸車ケース78が軸
81を中心に上下に回動するものであり、この戸車ケー
ス78の上下の回動によって、戸車77の上下の位置調
整がなされる。
【0040】戸車77の前後の位置調整は、ねじ84を
つまんで、これを長孔76に沿い前後に移動させること
によって行う。すなわち、ねじ84を前後に移動させれ
ば、それと一体に伝動ピース83が移動することによ
り、この伝動ピース83を凹欠部82に収納した戸車ケ
ース82が軸81に沿って前後に移動し、戸車77の前
後位置調整がなされる。この場合、最適の調整位置でね
じ84を締めることにより、伝動ピース81がねじ84
の頭部側に寄せられて該ねじ84の頭部との間で枠側金
具50の壁部50eを挟圧するから、これによって戸車
ケース78が調整後の位置に固定され、ひいては戸車7
7が調整後の位置に固定される。
【0041】一方、上部の折戸用金具44においては、
被ガイド部材56の前後位置調整を行う。この被ガイド
部材56の前後位置調整は、ねじ60を一旦緩めて、被
ガイド部材56を長孔55により前後に位置調整した上
で、ねじ60を再度締めることにより行う。
【0042】そして、被ガイド部材56には保持板61
を前述のようにして取付け、この保持板61の溝62を
レール85の突条部88に摺動可能に嵌合させることに
よって、被ガイド部材56の溝87との嵌合状態を保持
するようにする。更に、このとき、保持板61は、長孔
63により上下位置調整をして取付ける。
【0043】以上により、枠43に折戸42を取付ける
ものであり、この取付け後、折戸42を、これの前記蝶
番42cによる連結部分近くの前面部に設けた取手(図
示せず)を持って手前に引けば、上部の折戸用金具44
の枠側金具47が被ガイド部材56によってレール85
の溝87に沿って移動し、下部の折戸用金具45の枠側
金具50が戸車77によってレール89の溝90に沿っ
て転動する。そして又、同時に、上部の折戸用金具44
の戸側金具46が連結部材48により枠側金具47から
回動し、下部の折戸用金具45の戸側金具49が連結部
材51により枠側金具50から回動して折戸42を回動
させることにより、該折戸42を折り畳み開放させる。
【0044】又、その折戸42を折り畳み開放させた状
態から、折戸42を枠43側へ押し込めば、上記各部が
それぞれ上述とは反対の方向に動作して、折戸42を展
開させ閉鎖させる。
【0045】そして、それらのとき、保持板61は、溝
62をレール85の突条部88に嵌合させたまま、すな
わち、それによって被ガイド部材56を溝87との嵌合
状態に保持したまま、突条部88に沿って移動するもの
であり、従って、保持板61は上記溝87に沿った被ガ
イド部材56の移動を許容しつつ該被ガイド部材56を
溝87との嵌合状態に保持する保持手段として機能す
る。
【0046】このように本構成のものは、折戸42の下
部に折戸用金具45によって戸車77を設け、上部に折
戸用金具44によって被ガイド部材56を設けた構成に
て、折戸42が、従来のような吊り下げ形でなく、戸車
77による下方からの持ち上げ形で開閉される。このた
め、枠43の上辺部43aには折戸42の重量がかから
ず、該枠43の上辺部43aが下がり気味となることが
なくなるから、折戸42の開閉がスムーズにできる。
【0047】又、枠43に対する折戸42の取付けに関
しては、被ガイド部材56を取付けた折戸用金具44を
折戸42の上部に取付け、戸車77を取付けた折戸用金
具45を折戸42の下部に取付けた上で、この状態の被
ガイド部材56を枠43の上辺部43aの軌条部である
レール85の溝87に組み付け、戸車77を枠43の下
辺部43bの軌条部であるレール89の溝90に組み付
けることができるものであって、従来のもののような、
レール23,24に枠側金具15の吊り車21、ローラ
22をあらかじめ収納して置き、又、折戸11の端部1
1aに戸側金具14をあらかじめ取付けて置いて、その
後に、折戸11を作業者の1人又は複数人が浮かし持ち
つつ枠側金具15に戸側金具14を取付けるような、困
難な作業が必要なく、作業性を改善できる。
【0048】そして、上記枠43の上辺部43aのレー
ル85の溝87(軌条部)は下面全開形であり、これに
嵌合された被ガイド部材56が、折戸42の折り畳み状
態又はそれに近い状態では、溝87に沿った移動で該溝
87から脱離することが懸念される。しかしながら、そ
れに対しては、保持板61を有し、この保持板61が、
上記溝87に沿った被ガイド部材56の移動を許容しつ
つ該被ガイド部材56を溝87との嵌合状態に保持する
から、溝87からの被ガイド部材56の脱離を防止で
き、状態の安定保持ができる。
【0049】加えて、折戸42は、開放時に前方に折り
畳まれるもので、それにより、重心が前方に位置するよ
うになって前傾し、それによって下部の折戸用金具45
の枠側金具50が枠42の下辺部43bの前面M(図1
参照)に当たって、その移動が、ひいては折戸42の開
閉がスムーズにできなくなるおそれがある。それに対し
ては、その枠側金具50の、枠43の下辺部43bの前
面Mに面する箇所である縦板部50bに、ローラ72を
回転可能に設けていて、枠側金具50と枠43の下辺部
43bの前面Mとの間には、ローラ72が位置し、これ
が、折戸42の前傾時、枠側金具50に代わり枠43の
下辺部43bの前面Mに接触して、戸車77と同方向に
転動することにより、枠側金具50の移動、ひいては折
戸42の開閉をよりスムーズに確保することができる。
【0050】以上に対して、図9ないし図17は本発明
の第2ないし第6実施例を示すもので、それぞれ、第1
実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略
し、異なる部分についてのみ述べる。
【0051】[第2実施例]図9に示す第2実施例にお
いては、前述の溝62を有した保持板61に代えて、鉤
部101を有する保持板102を使用し、その鉤部10
1をレール85の突条部88に摺動可能に係合させて被
ガイド部材56を溝87との嵌合状態に保持するように
している。
【0052】従って、このものでも、保持板102は、
溝87に沿った被ガイド部材56の移動を許容しつつ該
被ガイド部材56を溝87との嵌合状態に保持する保持
手段として機能するものであり、第1実施例同様に、溝
87からの被ガイド部材56の脱離を防止できて、状態
の安定保持ができる。
【0053】[第3実施例]図10ないし図12に示す
第3実施例においては、下部の折戸用金具45の枠側金
具50に、ローラ72をレール89の溝90の伸延方向
に複数個、この場合、縦板部50bの左右両側部に各1
個で、計2個設けている。
【0054】折戸42の開閉時、戸車77はレール89
の溝90との接触部を中心に回動しようとする。図11
及び図12はこの様子を示しており、折戸42を開放さ
せるとき、戸車77は図11に矢印Aで示すように移動
して折戸42を矢印Bで示すように折り畳むが、このと
き、折戸42は取手42dを持って前方(図11中、左
側)に引張られてもおり、それに伴い、戸車77にはレ
ール89の溝90との接触部Sを中心にした矢印Cで示
す方向への回動が与えられる。又、反対に折戸42を閉
鎖させるとき、戸車77は図12に矢印Dで示すように
移動して折戸42を矢印Eで示すように展開させるが、
このとき、折戸42は枠43側に押し込まれてもおり、
それに伴い、戸車77にはレール89の溝90との接触
部Sを中心にした矢印Fで示す方向への回動が与えられ
る。
【0055】しかして、そのように戸車77が回動する
と、下部の折戸用金具45の枠側金具50が枠43の下
辺部43の前面に当たって、その移動が、ひいては折戸
42の開閉がスムーズにできなくなるおそれがある。
【0056】これに対して、下部の折戸用金具45の枠
側金具50に、ローラ72をレール89の溝90の伸延
方向に複数個設けた本実施例の場合には、折戸42の開
放時と閉鎖時とで、戸車77の移動方向(矢印A,D)
とはそれぞれ反対側、すなわち移動方向あとの位置にあ
るローラ72が上述の枠側金具50に代わり枠43の下
辺部43bの前面に接触して、戸車77と同方向に転動
することにより、枠側金具50の移動、ひいては折戸4
2の開閉をスムーズに確保することができる。
【0057】[第4実施例]図13に示す第4実施例に
おいては、戸車支持部材である戸車ケース111に、前
述の戸車ケース78よりも前後(図13中、左右)に幅
広なものを使用し、これの内部に仕切部111aを設け
て、この仕切部111aと枠側金具50の縦板部50c
との間で戸車77を回転可能に支持している。
【0058】又、戸車ケース111の前部(図13中、
左側部)には、下方への延長部111bを形成して、こ
れ、すなわち戸車ケース111の、枠43の下辺部43
bの前面Mに面する箇所に、前述の支持片70,71に
代わる上下の支持片112,113を、戸車ケース11
1の例えばプラスチックによる成形と同時の型成形によ
って形成し、この支持片112,113間にローラ72
を縦軸73により回転可能に取付け支持している。ロー
ラ72はこのように設けても、前述同様の、折戸42の
前傾、並びに戸車77のレール89の溝90との接触部
を中心にしての回動に対して、折戸42の開閉をスムー
ズに確保できる効果を奏する。
【0059】[第5実施例]図14に示す第5実施例に
おいては、戸車支持部材である戸車ケース121に、上
述の戸車ケース111より前後に幅狭であるものの、そ
れと同様に、内部に仕切部121aを有し、前部(図1
4中、左側部)に延長部121bを有するものを用い
て、その仕切部121aと枠側金具50の縦板部50c
との間で戸車77を回転可能に支持している。
【0060】又、戸車ケース121の、枠43の下辺部
43bの前面Mに面する箇所である延長部121bに
は、上述の支持片112,113とも代わる上下の支持
片122,123を、戸車ケース121の例えばプラス
チックによる成形と同時の型成形によって枠側金具50
の縦板部50b側に形成すると共に、孔124を支持片
122,123の上下間に形成し、この孔124内に位
置させて支持片122,123間に、ローラ72を縦軸
73により回転可能に取付け支持している。
【0061】更に、この場合、枠側金具50の縦板部5
0bと戸側金具49の縦板部49bには、孔125,1
26を形成し、この孔125,126内にローラ72と
支持片122,123とを位置させている。
【0062】ローラ72はこのように設けても、前述同
様の、折戸42の前傾、並びに戸車77のレール89の
溝90との接触部を中心にしての回動に対して、折戸4
2の開閉をスムーズに確保できる効果を奏する。又、こ
の場合、ローラ72を枠側金具50と戸側金具49の孔
125,126内に位置させた分、折戸42と枠43と
の間を近付けることができて、それら折戸42と枠43
との隙間を小さくすることができる。
【0063】[第6実施例]図15ないし図17に示す
第6実施例においては、上下の折戸用金具131,13
2の戸側金具133,134を、それぞれ折戸42の裏
面Rから側縁面Gに添うL字状に形成し、枠側金具13
5,136特にこれらの基部を、それぞれ戸側金具13
3,134に添うL字状に形成して、これらを折戸42
の側縁面G側の端縁部で、組合わせた筒部137,13
8にそれぞれ連結部材である縦軸139,140を通す
ことにより回動可能に連結している。
【0064】このものによれば、戸側金具133,13
4の取付位置を、折戸42の上面及び下面に制されるこ
となく、折戸42の裏面R及び側縁面Gに沿って自由に
設定することができる。これにより、例えば図1に示す
ように、折戸42が枠43を覆い隠す寸法のものでも、
実施可能となる。又、この場合、筒部137,138の
組合わせ長、並びにそれに通した縦軸139,140が
長く、折戸用金具131,132の戸側金具133,1
34と枠側金具135,136との連結強度、ひいては
折戸42の支持強度を高く得ることができる。
【0065】このほか、被ガイド部材56の凸部57
は、それを縦軸回転するローラに変えて実施するように
しても良く、又、その凸部57を出没可能に設けてレー
ル85の溝87に組込みやすくしても良い。更に、被ガ
イド部材56は前後に位置調整されるだけでなく、上下
にも位置調整されるようにしても良い。加えて、保持板
61(保持手段)は、被ガイド部材56に取付けるので
はなく、レール85側すなわち枠43の上辺部43aの
軌条部側に取付けて、被ガイド部材56を軌条部との嵌
合状態に保持するようにしても良い。そのほか、本発明
は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるもの
ではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施
し得る。
【0066】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の折戸用金具によれば、
折戸の開閉がスムーズにできると共に、枠への折戸の取
付けが容易にでき、しかも、枠の上辺部の下面全開形の
軌条部からの被ガイド部材の脱離を防止できて、状態の
安定保持ができる。請求項2の折戸用金具によれば、折
戸が開放時に前傾してその開閉がスムーズにできなくな
るおそれがあるのに対して、該折戸の開閉をスムーズに
できる。
【0067】請求項3の折戸用金具によれば、折戸の開
閉時に戸車が枠下辺部の軌条部との接触部を中心に回動
して折戸の開閉がスムーズにできなくなるおそれがある
のに対して、折戸の開閉をスムーズにできる。請求項4
の折戸用金具によれば、戸側金具の取付位置を自由に設
定することができて、例えば折戸が枠を覆い隠す寸法の
ものでも、実施可能となし得、そのほか、折戸の支持強
度を高く得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す折戸装置の上部及び
下部の縦断側面図
【図2】上部の折戸用金具の分解斜視図
【図3】被ガイド部材部分の分解斜視図
【図4】下部の折戸用金具の分解斜視図
【図5】戸車部分の分解斜視図
【図6】下部の折戸用金具の横断面図
【図7】下部の折戸用金具の縦断面図
【図8】折戸装置の斜視説明図
【図9】本発明の第2実施例を示す図1部分相当図
【図10】本発明の第3実施例を示す図4部分相当図
【図11】折戸の開放時の各部の動作を示す説明図
【図12】折戸の閉鎖時の各部の動作を示す説明図
【図13】本発明の第4実施例を示す図1部分相当図
【図14】本発明の第5実施例を示す図1部分相当図
【図15】本発明の第6実施例を示す図1部分相当図
【図16】上部の折戸用金具の平面図
【図17】図8相当図
【図18】インセット形折戸装置の概略横断面図
【図19】アウトセット形折戸装置の概略横断面図
【図20】従来例を示す図8相当図
【図21】主要部分の分解斜視図
【図22】連結機構部分の拡大横断面図
【図23】図1相当図
【符号の説明】
42は折戸、43は枠、43aは枠の上辺部、43bは
枠の下辺部、44,45は折戸用金具、46は戸側金
具、47は枠側金具、48は連結部材、49は戸側金
具、50は枠側金具、51は連結部材、56は被ガイド
部材、61は保持板(保持手段)、72はローラ、77
は戸車、85はレール、87は溝(軌条部)、88は突
条部、89はレール、90は溝(軌条部)、102は保
持板(保持手段)、111,121は戸車ケース(戸車
支持部材)、131,132は折戸用金具、133,1
34は戸側金具、135,136は枠側金具、139,
140は縦軸(連結部材)を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠に折戸の端部を移動可能に且つ回動可
    能に取付けるためのものであって、 折戸に取付けられる戸側金具と、 この戸側金具に回動可能に連結された枠側金具とを具備
    し、 その枠側金具が、枠の下辺部に対しては、該枠の下辺部
    に設けられた軌条部上を転動する戸車を有し、枠の上辺
    部に対しては、該枠の上辺部に設けられた下面全開形の
    軌条部に移動可能に嵌合される被ガイド部材を有するよ
    うにすると共に、 その被ガイド部材又は前記枠上辺部の軌条部側に、その
    軌条部に沿った被ガイド部材の移動を許容しつつ該被ガ
    イド部材を軌条部との嵌合状態に保持する保持手段を設
    けたことを特徴とする折戸用金具。
  2. 【請求項2】 枠に折戸の端部を移動可能に且つ回動可
    能に取付けるためのものであって、 折戸に取付けられる戸側金具と、 この戸側金具に回動可能に連結された枠側金具とを具備
    し、 その枠側金具が、枠の下辺部に対しては、該枠の下辺部
    に設けられた軌条部上を転動する戸車を有し、枠の上辺
    部に対しては、該枠の上辺部に設けられた軌条部に沿っ
    て移動する被ガイド部材を有するようにすると共に、 前記枠側金具又は前記戸車を回転可能に支持した戸車支
    持部材の、それぞれ前記枠の下辺部の前面に面する箇所
    に、前記戸車と同方向に転動可能なローラを設けたこと
    を特徴とする折戸用金具。
  3. 【請求項3】 ローラを軌条部の伸延方向に複数個設け
    たことを特徴とする請求項2記載の折戸用金具。
  4. 【請求項4】 枠に折戸の端部を移動可能に且つ回動可
    能に取付けるためのものであって、 折戸に取付けられる戸側金具と、 枠側に位置する枠側金具とを具備し、 その戸側金具を折戸の裏面から側縁面に添うL字状に形
    成し、枠側金具をその戸側金具に添うL字状に形成し
    て、これらを折戸側縁面側の端縁部で回動可能に連結し
    たことを特徴とする折戸用金具。
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