JP2002146264A - 分包機用の被膜形成処理剤と被膜形成方法、およびその被膜を有する分包機 - Google Patents

分包機用の被膜形成処理剤と被膜形成方法、およびその被膜を有する分包機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉体(殊に粉体状の医薬品)の付着が効果的
に防止されかつ処理剤の粉体への転着も有効に防止され
る分包機用の被膜形成処理剤、および被膜形成方法を提
供すること、また、そのような被膜を有する分包機を提
供することを目的とする。 【解決手段】 分包機の粉体接触部位に被膜を形成する
ための被膜形成処理剤であって、複数種のフッ素系の樹
脂または化合物(F) と、シリコーンオイル(S) と、有機
溶剤(O) との組成物からなる。このうち複数種のフッ素
系の樹脂または化合物(F) は、ポリテトラフルオロエチ
レン、ポリビニリデンフルオライドおよびパーフルオロ
アルキル基含有フッ素化合物のうちの少なくとも2者、
好ましくは3者からなることが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分包機の粉体接触
部位に被膜を形成するための被膜形成処理剤および被膜
形成方法に関するものである。また、そのような被膜を
有する分包機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粉体の医薬品を分割・分包する分包機
(分割分包機)は、病院、医院、薬局、医療関係試験所
などにおいて必須の機器である。
【0003】分包機の粉体接触部位は、金属、塗装金
属、プラスチックスなどの材料で構成されているが、冬
季などの乾燥時にはその部位に粉体が付着し、計量、分
割、分包の正確性や容易性に支障を来たすことがある。
【0004】そこで、このようなトラブルを生じたとき
あるいは生ずるおそれがあるときには、分包機の粉体接
触部位にシリコーンオイルのような付着防止剤をスプレ
ーしたり、その粉体接触部位を不織布などの布帛にシリ
コーンオイルのような付着防止剤を含浸させたもので拭
ったりして、付着防止や滑り性の付与を図ることがなさ
れている。シリコーンオイルに代えて、フッ素系樹脂ま
たはフッ素系化合物を用いることも考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、シリコーンオ
イルやフッ素系の樹脂または化合物は、防汚剤や撥水撥
油剤などとして使われているものである。しかしなが
ら、このような処理剤を粉体の通路に適用したときに
は、付着防止効果が不足する傾向がある上、一応の付着
防止効果が得られても、その効果が短期間で喪失する傾
向があった。
【0006】付着防止効果が短期間で喪失することは、
別の見方をすると、付着防止剤が粉体に無視できない量
付着することを意味しており、医薬品を取り扱う分包機
に適用することに、ためらいを生じることになる。
【0007】このように、防汚剤や撥水撥油剤などとし
て使われているシリコーンオイルを含む処理剤やフッ素
系の樹脂または化合物を含む処理剤は、必ずしも粉体の
付着防止に適しているわけではなかった。その理由は、
粉体の付着防止には、滑り性、非粘着性などの性質のみ
ならず、粉体への転着防止性、静電気防止性、水分吸収
防止性などの性質も要求されるところ、従来の処理剤で
はこれら全ての性質を満足するバランスのとれた性能が
得られなかったためと思われる。
【0008】本発明は、このような背景下において、粉
体(殊に粉体状の医薬品)の付着が効果的に防止されか
つ処理剤の粉体への転着も有効に防止される分包機用の
被膜形成処理剤、および被膜形成方法を提供すること、
また、そのような被膜を有する分包機を提供することを
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の分包機用の被膜
形成処理剤は、分包機の粉体接触部位に被膜を形成する
ための被膜形成処理剤であって、種類の異なる複数種の
フッ素系の樹脂または化合物(F) と、シリコーンオイル
(S) と、有機溶剤(O) との組成物からなることを特徴と
するものである。
【0010】本発明の分包機への被膜形成方法は、分包
機の粉体接触部位に、種類の異なる複数種のフッ素系の
樹脂または化合物(F) と、シリコーンオイル(S) と、有
機溶剤(O) との組成物を塗布、乾燥し、前記フッ素系の
樹脂または化合物(F) と、シリコーンオイル(S) との組
成物の被膜を形成させることを特徴とするものである。
【0011】本発明の被膜を有する分包機は、分包機の
粉体接触部位に、種類の異なる複数種のフッ素系の樹脂
または化合物(F) と、シリコーンオイル(S) との組成物
の被膜が形成されていることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。
【0013】〈被膜形成処理剤〉本発明の被膜形成処理
剤は、種類の異なる複数種のフッ素系の樹脂または化合
物(F) と、シリコーンオイル(S) と、有機溶剤(O) との
組成物からなる。
【0014】フッ素系の樹脂または化合物(F) として
は、本発明においては、ポリテトラフルオロエチレン、
ポリビニリデンフルオライドおよびパーフルオロアルキ
ル基含有フッ素化合物のうちの少なくとも2者、好まし
くは3者を併用することが望ましい。これらのうち1者
のみでは、所期の効果が充分には奏されないからであ
る。
【0015】なお種類の異なる「複数種」のフッ素系の
樹脂または化合物(F) としては、ポリテトラフルオロエ
チレンおよびポリビニリデンフルオライドのうちの少な
くとも1種と、パーフルオロアルキル基含有フッ素化合
物に属するものとを併用することが望ましい。
【0016】ポリテトラフルオロエチレンは、テトラフ
ルオロエチレンのホモポリマーのほか、テトラフルオロ
エチレンを主とするコポリマーであってもよい。
【0017】ポリビニリデンフルオライドは、ビニリデ
ンフルオライドのホモポリマーのほか、ビニリデンフル
オライドを主とするコポリマーであってもよい。
【0018】なお、ポリテトラフルオロエチレンおよび
ポリビニリデンフルオライドのどちらかに代えてあるい
はこれらの少なくとも一方と共に、テトラフルオロエチ
レン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフル
オロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共
重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリフッ化
ビニル、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、
エチレン−クロロトリフルオロエチレン共重合体などを
用いることもできる。
【0019】上記のうちパーフルオロアルキル基含有フ
ッ素化合物としては、パーフルオロアルキル基を有する
(メタ)アクリレートの(共)重合体、パーフルオロア
ルキル基を有するウレタン化合物、パーフルオロアルキ
ル基を有するポリエステル、パーフルオロアルキル基を
有するリン酸エステル、パーフルオロアルキル基を有す
るフタル酸エステル、パーフルオロアルキル基を有する
トリメリト酸エステルなどが例示できる。
【0020】ポリテトラフルオロエチレン、ポリビニリ
デンフルオライドおよびパーフルオロアルキル基含有フ
ッ素化合物のうちの2者または3者を併用するときは、
これらの合計量を100重量%とするとき、それぞれの
成分が少なくとも1重量%以上、殊に2重量%以上、さ
らには3重量%以上を占めるようにすることが望まし
い。このような範囲においてバランスが図られるからで
ある。なお、2者の併用よりも3者の併用の方が、より
好ましい結果が得られる。
【0021】シリコーンオイル(S) としては、種々の粘
度のジメチルシリコーンオイルが特に重要であり、メチ
ル基のほかに炭素数2以上のアルキル基やフェニル基を
有するアルキル変性またはアラルキル変性シリコーンオ
イル、高級脂肪酸変性シリコーンオイル、アルコール変
性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイ
ル、アミノ変性シリコーンオイル、エポキシ変性シリコ
ーンオイル、メチルハイドロジェンシリコーンオイルな
ども用いることができる。
【0022】有機溶剤(O) としては、炭素数が5〜10
程度、殊に6〜8程度の分岐を有しまたは有しない炭化
水素系の有機溶剤が好適に用いられる。炭化水素系有機
溶剤の中では、脂肪族炭化水素が重要であり、特にヘキ
サンやオクタンが重要である。ただし、このような脂肪
族炭化水素と共に、芳香族炭化水素や、アルコール系、
ケトン系、エーテル系、エステル系、セロソルブ系など
の他の有機溶剤を併用することは差し支えない。
【0023】処理剤中のフッ素系の樹脂または化合物
(F) およびシリコーンオイル(S) の割合は、両者の合計
量を100重量%とするとき、それぞれの占める割合が
1重量%以上、殊に2重量%以上、さらには3重量%以
上であることが好ましい。このような範囲において、本
発明の目的にとって最適のバランスが図られるからであ
る。
【0024】処理剤中の処理剤中の有効成分(つまりフ
ッ素系の樹脂または化合物(F) およびシリコーンオイル
(S) の合計)の濃度は、広い範囲から選択されるもの
の、対象部位への塗布性を考慮すると、20重量%程度
以下、殊に15重量%程度以下、さらには10重量%程
度以下とすることが多い。濃度の下限にも限定はない
が、 0.1重量%程度以上、殊に 0.5重量%以上、さらに
は1重量%程度以上とすることが多い。
【0025】〈被膜形成方法〉上述の複数種のフッ素系
の樹脂または化合物(F) 、シリコーンオイル(S) および
有機溶剤(O) の組成物からなる被膜形成処理剤を用い
て、分包機の粉体接触部位に対する被膜の形成がなされ
る。
【0026】被膜形成処理剤の塗布は、この処理剤を不
織布などの布帛に含浸させて拭う方法、スプレー法ない
しエアゾール法、ディッピング法、ロール塗り法、ハケ
塗り法、フローコーティング法をはじめ、任意の方法に
よりなされる。すでに使用中の分包機に適用するとき
は、スプレー法ないしエアゾール法が実際的である。
【0027】塗布後は、自然乾燥または強制乾燥して、
被膜を形成させる。このとき、熱風の吹き付け、赤外線
照射など加熱を伴う強制乾燥を行うと、被膜の定着の点
で、より好ましい結果が得られる。
【0028】被膜の厚みは、 0.1μm 程度から数μm
(2,3μm )程度で充分であり、 0.1μm 未満とする
こともできる。
【0029】〈分包機〉本発明の被膜を有する分包機
は、分包機の粉体接触部位に、複数種のフッ素系の樹脂
または化合物(F) と、シリコーンオイル(S) との組成物
の被膜が形成されているものである。
【0030】分包機とは、粉体、錠剤、カプセル剤など
を分包ないし分割分包する機器を言うが、本発明は、少
なくとも粉体も分包することのできる分包機に適用する
ことができる。粉体の例は、医薬品の場合をあげれば、
粉剤ないし散剤、粒剤、顆粒剤、細粒剤などである。錠
剤のみを取り扱う場合でも、破砕粉が生ずることがある
ので、適用できる。
【0031】分包機の粉体接触部位とは、ホッパー、シ
ュート、シャッター、分割マス、移動板、円盤、ロータ
ー部、カッター部、ベルトコンベアなど、あるいは粉体
が付着するおそれのある関連部位などである。
【0032】〈作用〉本発明の被膜形成処理剤を用い
て、分包機の粉体接触部位に被膜を形成させると、それ
単独ではべたつきやすくかつ効果の持続性が不足するシ
リコーンオイルを含有しているにかかわらず、またそれ
単独では効果の持続性が不足するフッ素系の樹脂または
化合物を含有しているにかかわらず、さらには通常の静
電気防止剤に相当するものを用いていないにもかかわら
ず、粉体状の医薬品をはじめとする粉体の付着が効果的
に防止され、かつ処理剤の粉体への転着も有効に防止さ
れる。
【0033】すなわち、本発明における被膜は、滑り
性、非粘着性などの性質のみならず、被膜構成成分の粉
体への転着防止性、静電気防止性、水分吸収防止性など
の性質も兼ね備えており、季節、寒暖、室内環境などの
環境条件の如何を問わず、分包機における粉体の付着防
止性にとって最適の性質を有するようになっている。
【0034】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。以下「部」、「%」とあるのは、重量基準で表わし
たものである。
【0035】実施例1 複数種のフッ素系の樹脂または化合物(F) と、シリコー
ンオイル(S) と、有機溶剤(O) との組成物からなる被膜
形成処理剤として、次の処方の処理剤を調製した。な
お、ポリビニリデンフルオライドとポリテトラフルオロ
エチレンとは粉体の形態で、2−パーフルオロオクチル
トキシエチルアクリレート系共重合体とジメチルシリコ
ーンオイルはn−ヘキサン溶液の形態で、それぞれ配合
に供し、さらにn−ヘキサンを加えて濃度調整を行うこ
とにより、処理剤を調製した。 2部 ポリビニリデンフルオライド 1部 ポリテトラフルオロエチレン 2部 2−パーフルオロオクチルエトキシエチルアクリ
レート系共重合体 3部 ジメチルシリコーンオイル 92部 n−ヘキサン
【0036】この被膜形成処理剤をエアゾール充填し、
分包機のホッパー、シュート、分割マスなどの部位に噴
霧し、少しの間自然乾燥させてから、ドライヤーの熱風
を吹き付けて、乾燥、定着し、被膜を形成させた。
【0037】実施例2 次の処方の処理剤を調製してから、実施例1と同様にし
て分包機の粉体接触部位に噴霧し、被膜を形成させた。 1部 ポリビニリデンフルオライド 2部 2−パーフルオロオクチルエトキシエチルアクリ
レート系共重合体 2部 ジメチルシリコーンオイル 95部 n−ヘキサン
【0038】比較例1 被膜形成処理剤として、ジメチルシリコーンオイルの4
%n−ヘキサン溶液を用いたほかは、実施例1と同様に
して、分包機の粉体接触部位に被膜を形成させた。
【0039】比較例2 被膜形成処理剤として、2−パーフルオロオクチルエト
キシエチルアクリレート系共重合体の3%n−ヘキサン
溶液を用いたほかは、実施例1と同様にして、分包機の
粉体接触部位に被膜を形成させた。
【0040】比較例3 次の処方の処理剤を調製してから、実施例1と同様にし
て分包機の粉体接触部位に噴霧し、被膜を形成させた。 2部 ポリテトラフルオロエチレン 3部 ジメチルシリコーンオイル 95部 n−ヘキサン
【0041】〈分包試験〉上記の実施例1〜2、比較例
1〜3および対照例1(被膜の形成を行わなかった場
合)につき、次の2条件下の雰囲気下の室内において、
分包機を操作して粉体状の医薬品の分包を行い、粉体付
着状況を観察した。判断時点は、操作日が累計で2週間
を経過した時点である。結果を後の表1に示す。観察結
果については、好ましいものの順に◎、○、△、×の評
価も付記した。 条件1:温度:0〜15℃、相対湿度:50〜65% 条件2:温度:20〜27℃、相対湿度:65〜90%
【0042】
【表1】 粉体付着度合 条件1 条件2 対照例1 × 無視しえぬ付着 △ やや付着 実施例1 ◎ 極めて良好 ◎ 極めて良好 実施例2 ◎〜○良好 ◎ 極めて良好 比較例1 △ やや付着 ○〜△ほぼ良好 比較例2 △ やや付着 ○〜△ほぼ良好 比較例3 △ やや付着 ○ 良好
【0043】表1から、実施例の被膜形成処理剤を用い
て被膜を形成させたときには、季節、寒暖、湿度などの
種々の環境条件にかかわらず、分包機の粉体接触部位に
おける粉体の付着が確実に防止できることがわかる。
【0044】
【発明の効果】作用の項で述べたように、本発明の被膜
形成処理剤を用いて、分包機の粉体接触部位に被膜を形
成させると、それ単独ではべたつきやすくかつ効果の持
続性が不足するシリコーンオイルを含有しているにかか
わらず、またそれ単独では効果の持続性が不足するフッ
素系の樹脂または化合物を含有しているにかかわらず、
さらには通常の静電気防止剤に相当するものを用いてい
ないにもかかわらず、粉体状の医薬品をはじめとする粉
体の付着が効果的に防止され、かつ処理剤の粉体への転
着も有効に防止される。
【0045】このように、本発明における被膜は、滑り
性、非粘着性などの性質のみならず、被膜構成成分の粉
体への転着防止性、静電気防止性、水分吸収防止性など
の性質も兼ね備えており、季節、寒暖、室内環境などの
環境条件の如何を問わず、分包機における粉体の付着防
止性にとって最適の効果が奏される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 秀夫 北海道千歳市大和1丁目8番16号 Fターム(参考) 4D075 DA31 DC16 EB16 4J038 CD111 CD121 DL032 KA08 NA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分包機の粉体接触部位に被膜を形成するた
    めの被膜形成処理剤であって、種類の異なる複数種のフ
    ッ素系の樹脂または化合物(F) と、シリコーンオイル
    (S) と、有機溶剤(O) との組成物からなることを特徴と
    する分包機用の被膜形成処理剤。
  2. 【請求項2】処理剤中のフッ素系の樹脂または化合物
    (F) およびシリコーンオイル(S) の割合が、両者の合計
    量を100重量%とするとき、それぞれの占める割合が
    1重量%以上である請求項1記載の被膜形成処理剤。
  3. 【請求項3】種類の異なる複数種のフッ素系の樹脂また
    は化合物(F) が、ポリテトラフルオロエチレン、ポリビ
    ニリデンフルオライドおよびパーフルオロアルキル基含
    有フッ素化合物のうちの少なくとも2者からなることを
    特徴とする請求項1記載の被膜形成処理剤。
  4. 【請求項4】有機溶剤(O) の少なくとも一部が、脂肪族
    炭化水素系溶剤である請求項1記載の被膜形成処理剤。
  5. 【請求項5】分包機の粉体接触部位に、種類の異なる複
    数種のフッ素系の樹脂または化合物(F) と、シリコーン
    オイル(S) と、有機溶剤(O) との組成物を塗布、乾燥
    し、前記フッ素系の樹脂または化合物(F) と、シリコー
    ンオイル(S) との組成物の被膜を形成させることを特徴
    とする分包機への被膜形成方法。
  6. 【請求項6】分包機の粉体接触部位に、種類の異なる複
    数種のフッ素系の樹脂または化合物(F) と、シリコーン
    オイル(S) との組成物の被膜が形成されていることを特
    徴とする被膜を有する分包機。
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