JPH08175502A - 分包機における粉粒体の定量分割装置 - Google Patents
分包機における粉粒体の定量分割装置Info
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- JPH08175502A JPH08175502A JP32101394A JP32101394A JPH08175502A JP H08175502 A JPH08175502 A JP H08175502A JP 32101394 A JP32101394 A JP 32101394A JP 32101394 A JP32101394 A JP 32101394A JP H08175502 A JPH08175502 A JP H08175502A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 粉粒体供給ホッパから環状ホッパに粉粒体を
均一に供給する作業を速やかに行うことができ、作業効
率の良好な分包機における粉粒体の定量分割装置を提供
することを目的とする。 【構成】 粉粒体供給ホッパ9と、第1の軸線S5をも
って回転自在に支持され、その下方が開閉自在とされた
環溝7を有する環状ホッパ5と、環状ホッパ5を回転駆
動する第1の駆動機構15と、第2の軸線S1をもって
回転自在に支持され、環状溝2を有するターンテーブル
1と、このターンテーブル1を回転駆動する第2の駆動
機構と、環状溝2に収容された粉粒体を外方に定量的に
送り出す送出機構3と、送出機構3により送り出された
粉粒体を導入するシュート4と、環状ホッパ5を回動自
在に支持する回動アーム6とを備えてなり、環状ホッパ
5には、第1の軸線S5を中心として周方向に揺動さ
せ、粉粒体を環溝7全域において均一に分布させる揺動
機構20が設けられている。
均一に供給する作業を速やかに行うことができ、作業効
率の良好な分包機における粉粒体の定量分割装置を提供
することを目的とする。 【構成】 粉粒体供給ホッパ9と、第1の軸線S5をも
って回転自在に支持され、その下方が開閉自在とされた
環溝7を有する環状ホッパ5と、環状ホッパ5を回転駆
動する第1の駆動機構15と、第2の軸線S1をもって
回転自在に支持され、環状溝2を有するターンテーブル
1と、このターンテーブル1を回転駆動する第2の駆動
機構と、環状溝2に収容された粉粒体を外方に定量的に
送り出す送出機構3と、送出機構3により送り出された
粉粒体を導入するシュート4と、環状ホッパ5を回動自
在に支持する回動アーム6とを備えてなり、環状ホッパ
5には、第1の軸線S5を中心として周方向に揺動さ
せ、粉粒体を環溝7全域において均一に分布させる揺動
機構20が設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、散薬等の粉
粒体を分包する分包機において、粉粒体を定量に分割す
る定量分割装置に関する。
粒体を分包する分包機において、粉粒体を定量に分割す
る定量分割装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分包機における粉粒体の
定量分割装置としては、実開昭59−112701号に
よるものが提供されている。すなわち、同装置は、図4
に示すように、可変速に水平回転せしめられるターンテ
ーブル1の上面に、円周方向に連続する環状溝2を凹設
し、上記ターンテーブル1の回転と連動して環状溝2上
を内周方向から外周方向へ横断状に作動する定量掻き落
とし機構3を有せしめると共に、該定量掻き落とし機構
3は、後記環状ホッパ5の接近作動と連動してターンテ
ーブル1上から離隔し得るようになし、上記定量掻き落
とし機構3が横断する環状溝2の外周縁部直下には、下
部開口面4eが分包機構(図示せず)に臨むシュート4
を配置させ、また、ターンテーブル1の中心と後記粉粒
体供給ホッパ9の下端開口縁9eとを結ぶ線上を回転軌
跡として水平に往復回動するよう横設せられた回動アー
ム6に、所定方向へ水平回転し得ると共に該回動アーム
6の往復回動と連動して下端縁部が開閉作動するように
した環状ホッパ5を装着し、該環状ホッパ5がターンテ
ーブル1上から離隔した位置にあるときは下端縁部が閉
合し断面V状の環溝7を形成して所定方向に水平回転
し、ターンテーブル1の直上位置まで移動したときは回
転を停止し下端縁部の閉合状態を解除して環状の落下口
8を開口させるよう構成し、且つターンテーブル1上か
ら離隔した位置において所定方向に水平回転する環状ホ
ッパ5のV状環溝7上へ、下端開口縁9eが臨むよう粉
粒体供給ホッパ9を配置させてなるものである。
定量分割装置としては、実開昭59−112701号に
よるものが提供されている。すなわち、同装置は、図4
に示すように、可変速に水平回転せしめられるターンテ
ーブル1の上面に、円周方向に連続する環状溝2を凹設
し、上記ターンテーブル1の回転と連動して環状溝2上
を内周方向から外周方向へ横断状に作動する定量掻き落
とし機構3を有せしめると共に、該定量掻き落とし機構
3は、後記環状ホッパ5の接近作動と連動してターンテ
ーブル1上から離隔し得るようになし、上記定量掻き落
とし機構3が横断する環状溝2の外周縁部直下には、下
部開口面4eが分包機構(図示せず)に臨むシュート4
を配置させ、また、ターンテーブル1の中心と後記粉粒
体供給ホッパ9の下端開口縁9eとを結ぶ線上を回転軌
跡として水平に往復回動するよう横設せられた回動アー
ム6に、所定方向へ水平回転し得ると共に該回動アーム
6の往復回動と連動して下端縁部が開閉作動するように
した環状ホッパ5を装着し、該環状ホッパ5がターンテ
ーブル1上から離隔した位置にあるときは下端縁部が閉
合し断面V状の環溝7を形成して所定方向に水平回転
し、ターンテーブル1の直上位置まで移動したときは回
転を停止し下端縁部の閉合状態を解除して環状の落下口
8を開口させるよう構成し、且つターンテーブル1上か
ら離隔した位置において所定方向に水平回転する環状ホ
ッパ5のV状環溝7上へ、下端開口縁9eが臨むよう粉
粒体供給ホッパ9を配置させてなるものである。
【0003】上記構成の同装置を使用するに際しては、
同図(A)に示すように、ターンテーブル1から離隔し
た位置で環状ホッパ5を第1の軸線S5を中心に回転さ
せ、予め計量された粉粒体を粉粒体供給ホッパ9内へ供
給する。すると、粉粒体供給ホッパ9の下端開口縁9e
より環状ホッパ5の環溝7内全域に亘り粉粒体が均等に
分布される。そして、粉粒体供給ホッパ9内の粉粒体が
出尽すと、環状ホッパ5の回転を停止させるとともに、
回動アーム6を第3の軸線S6を中心として回動させ
て、環状ホッパ5をターンテーブル1上まで移動させ
(同図(B)参照)、環溝7の下端縁部の閉合状態を解
除させて環状の落下口8を開口させ、粉粒体をターンテ
ーブル1の環状溝2に落下させる。
同図(A)に示すように、ターンテーブル1から離隔し
た位置で環状ホッパ5を第1の軸線S5を中心に回転さ
せ、予め計量された粉粒体を粉粒体供給ホッパ9内へ供
給する。すると、粉粒体供給ホッパ9の下端開口縁9e
より環状ホッパ5の環溝7内全域に亘り粉粒体が均等に
分布される。そして、粉粒体供給ホッパ9内の粉粒体が
出尽すと、環状ホッパ5の回転を停止させるとともに、
回動アーム6を第3の軸線S6を中心として回動させ
て、環状ホッパ5をターンテーブル1上まで移動させ
(同図(B)参照)、環溝7の下端縁部の閉合状態を解
除させて環状の落下口8を開口させ、粉粒体をターンテ
ーブル1の環状溝2に落下させる。
【0004】そして、環溝7内の粉粒体がすべて落下す
れば、落下口8を閉成して環状ホッパ5をターンテーブ
ル1上から隔離する方向に移動させ、粉粒体供給ホッパ
9からの次の供給を受ける(同図(A)参照)。その間
に、定量掻き落とし機構3を、ターンテーブル1の第2
の軸線S1を中心とした回転と連動して作動させ、環状
溝2上の粉粒体を所定量ずつ間欠的にシュート4内へ掻
き落とす。
れば、落下口8を閉成して環状ホッパ5をターンテーブ
ル1上から隔離する方向に移動させ、粉粒体供給ホッパ
9からの次の供給を受ける(同図(A)参照)。その間
に、定量掻き落とし機構3を、ターンテーブル1の第2
の軸線S1を中心とした回転と連動して作動させ、環状
溝2上の粉粒体を所定量ずつ間欠的にシュート4内へ掻
き落とす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
装置において、シュート4内に粉粒体を所定量ずつ供給
させるためには、その前段階において、ターンテーブル
1の環状溝2に粉粒体が均一に分布されていなければな
らない。そして、そのためには、さらにその前段階にお
いて、環状ホッパ5の環溝7に粉粒体が均一に分布され
ている必要がある。ここで、同装置では、粉粒体を環溝
7に均一に分布させる手段として、上述したように、粉
粒体供給ホッパ9の下端開口縁9eから所定量ずつ粉粒
体を落下させ、これを環状ホッパ5を定速で回転させつ
つ環溝7で受け取るという構成を採用している。
装置において、シュート4内に粉粒体を所定量ずつ供給
させるためには、その前段階において、ターンテーブル
1の環状溝2に粉粒体が均一に分布されていなければな
らない。そして、そのためには、さらにその前段階にお
いて、環状ホッパ5の環溝7に粉粒体が均一に分布され
ている必要がある。ここで、同装置では、粉粒体を環溝
7に均一に分布させる手段として、上述したように、粉
粒体供給ホッパ9の下端開口縁9eから所定量ずつ粉粒
体を落下させ、これを環状ホッパ5を定速で回転させつ
つ環溝7で受け取るという構成を採用している。
【0006】しかしながら、上記の構成において、環溝
7に粉粒体を均一分布させるためには、環状ホッパ5の
回転速度との関係上、粉粒体供給ホッパ9から落下させ
る粉粒体の時間当たりの量を少なくせざるを得ないとい
う問題があった。すなわち、一度に多量の粉粒体を落下
させてしまうと、それが環溝7の一部に山のように積も
ってしまい、均一化が図れないためである。ここで、粉
粒体供給ホッパ9から一度に多量の粉粒体を落下して
も、それに対応して環状ホッパ5の回転速度を上げれ
ば、理論上は均一分布が可能なはずであるが、実際に
は、一定以上の速度で環状ホッパ5を回転させると、粉
粒体が空中に舞ってしまうという問題が生じるため、実
現は困難であった。
7に粉粒体を均一分布させるためには、環状ホッパ5の
回転速度との関係上、粉粒体供給ホッパ9から落下させ
る粉粒体の時間当たりの量を少なくせざるを得ないとい
う問題があった。すなわち、一度に多量の粉粒体を落下
させてしまうと、それが環溝7の一部に山のように積も
ってしまい、均一化が図れないためである。ここで、粉
粒体供給ホッパ9から一度に多量の粉粒体を落下して
も、それに対応して環状ホッパ5の回転速度を上げれ
ば、理論上は均一分布が可能なはずであるが、実際に
は、一定以上の速度で環状ホッパ5を回転させると、粉
粒体が空中に舞ってしまうという問題が生じるため、実
現は困難であった。
【0007】このことから、上記構成の装置では、粉粒
体供給ホッパ9から環状ホッパ5に粉粒体を均一に供給
する作業に比較的長い時間を要していた。ここで、本装
置では、上述したように、環状ホッパ5に粉粒体を供給
する作業と同時進行で、ターンテーブル1の環状溝2か
ら定量掻き落とし機構3で粉粒体をシュート4に掻き落
とす作業が行われる(同図(A)参照)が、前記のよう
に、粉粒体供給ホッパ9から環状ホッパ5に粉粒体を供
給する作業に長い時間を要してしまうため、結局、全体
としての作業効率は良くないという問題があった。
体供給ホッパ9から環状ホッパ5に粉粒体を均一に供給
する作業に比較的長い時間を要していた。ここで、本装
置では、上述したように、環状ホッパ5に粉粒体を供給
する作業と同時進行で、ターンテーブル1の環状溝2か
ら定量掻き落とし機構3で粉粒体をシュート4に掻き落
とす作業が行われる(同図(A)参照)が、前記のよう
に、粉粒体供給ホッパ9から環状ホッパ5に粉粒体を供
給する作業に長い時間を要してしまうため、結局、全体
としての作業効率は良くないという問題があった。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、粉粒体供給ホッパから環状ホッパに粉粒体を均一に
供給する作業を速やかに行うことができ、作業効率の良
好な分包機における粉粒体の定量分割装置を提供するこ
とを目的としている。
で、粉粒体供給ホッパから環状ホッパに粉粒体を均一に
供給する作業を速やかに行うことができ、作業効率の良
好な分包機における粉粒体の定量分割装置を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の分包機に
おける粉粒体の定量分割装置は、粉粒体を供給する粉粒
体供給ホッパと、平面視円盤状からなり、上下方向の第
1の軸線をもって回転自在に支持され、その上面周方向
に、その下方が開閉自在とされ前記粉粒体供給ホッパか
ら供給された前記粉粒体を一時的に貯留する環溝を有す
る環状ホッパと、この環状ホッパを回転駆動する第1の
駆動機構と、平面視円盤状からなり、上下方向の第2の
軸線をもって回転自在に支持され、その上面周方向に、
前記環状ホッパの環溝の下方を開とすることにより落下
する前記粉粒体を収容する環状溝を有するターンテーブ
ルと、このターンテーブルを回転駆動する第2の駆動機
構と、前記ターンテーブルの回転に連動して前記環状溝
に収容された前記粉粒体を外方に定量的に送り出す送出
機構と、前記ターンテーブルの環状溝の外周側に設けら
れ、前記送出機構により送り出された前記粉粒体を導入
して分包機構に該粉粒体を案内するシュートと、一端側
が前記環状ホッパの第1の軸線を回転自在に支持する一
方、他端側が上下方向の第3の軸線をもって前記一端側
が少なくとも前記ターンテーブルの第2の軸線上の位置
から該一端側が支持する前記環状ホッパの環溝が前記粉
粒体供給ホッパから供給される前記粉粒体を導入可能な
位置まで回動自在となるよう支持される回動アームとを
備えてなり、前記環状ホッパには、前記第1の軸線を中
心として該環状ホッパを周方向に揺動させ、前記環溝に
貯留された前記粉粒体を該環溝全域において均一に分布
させる揺動機構が設けられていることを特徴としてい
る。
おける粉粒体の定量分割装置は、粉粒体を供給する粉粒
体供給ホッパと、平面視円盤状からなり、上下方向の第
1の軸線をもって回転自在に支持され、その上面周方向
に、その下方が開閉自在とされ前記粉粒体供給ホッパか
ら供給された前記粉粒体を一時的に貯留する環溝を有す
る環状ホッパと、この環状ホッパを回転駆動する第1の
駆動機構と、平面視円盤状からなり、上下方向の第2の
軸線をもって回転自在に支持され、その上面周方向に、
前記環状ホッパの環溝の下方を開とすることにより落下
する前記粉粒体を収容する環状溝を有するターンテーブ
ルと、このターンテーブルを回転駆動する第2の駆動機
構と、前記ターンテーブルの回転に連動して前記環状溝
に収容された前記粉粒体を外方に定量的に送り出す送出
機構と、前記ターンテーブルの環状溝の外周側に設けら
れ、前記送出機構により送り出された前記粉粒体を導入
して分包機構に該粉粒体を案内するシュートと、一端側
が前記環状ホッパの第1の軸線を回転自在に支持する一
方、他端側が上下方向の第3の軸線をもって前記一端側
が少なくとも前記ターンテーブルの第2の軸線上の位置
から該一端側が支持する前記環状ホッパの環溝が前記粉
粒体供給ホッパから供給される前記粉粒体を導入可能な
位置まで回動自在となるよう支持される回動アームとを
備えてなり、前記環状ホッパには、前記第1の軸線を中
心として該環状ホッパを周方向に揺動させ、前記環溝に
貯留された前記粉粒体を該環溝全域において均一に分布
させる揺動機構が設けられていることを特徴としてい
る。
【0010】請求項2記載の分包機における粉粒体の定
量分割装置は、請求項1記載の分包機における粉粒体の
定量分割装置において、前記揺動機構は、前記環状ホッ
パを回転駆動する前記第1の駆動機構の回転する向きと
は逆向きに該環状ホッパを間欠的に揺動させることを特
徴としている。
量分割装置は、請求項1記載の分包機における粉粒体の
定量分割装置において、前記揺動機構は、前記環状ホッ
パを回転駆動する前記第1の駆動機構の回転する向きと
は逆向きに該環状ホッパを間欠的に揺動させることを特
徴としている。
【0011】請求項3記載の分包機における粉粒体の定
量分割装置は、請求項2記載の分包機における粉粒体の
定量分割装置において、前記揺動機構は、前記環状ホッ
パの第1の軸線に対して、該第1の軸線とほぼ直交する
方向に固定され、該第1の軸線から一定寸法を半径とす
る円弧状の案内溝が設けられた揺動板と、この揺動板の
前記案内溝が設けられた面に対して互いに対向して設け
られ、前記第1の駆動機構の回転力が伝達される駆動板
と、この駆動板に基端部が固定される一方、先端部が前
記揺動板の前記案内溝の内部に移動自在に挿入されて前
記駆動板を介して伝達される前記第1の駆動機構の回転
力を前記揺動板に対して伝達する駆動棒と、前記揺動板
の案内溝の円弧状線分の両端部を互いに離間させる向き
にその付勢力を作用させ、一端部が前記駆動棒に取り付
けられるとともに、他端部が前記揺動板に取り付けられ
たばねとを備えてなることを特徴としている。
量分割装置は、請求項2記載の分包機における粉粒体の
定量分割装置において、前記揺動機構は、前記環状ホッ
パの第1の軸線に対して、該第1の軸線とほぼ直交する
方向に固定され、該第1の軸線から一定寸法を半径とす
る円弧状の案内溝が設けられた揺動板と、この揺動板の
前記案内溝が設けられた面に対して互いに対向して設け
られ、前記第1の駆動機構の回転力が伝達される駆動板
と、この駆動板に基端部が固定される一方、先端部が前
記揺動板の前記案内溝の内部に移動自在に挿入されて前
記駆動板を介して伝達される前記第1の駆動機構の回転
力を前記揺動板に対して伝達する駆動棒と、前記揺動板
の案内溝の円弧状線分の両端部を互いに離間させる向き
にその付勢力を作用させ、一端部が前記駆動棒に取り付
けられるとともに、他端部が前記揺動板に取り付けられ
たばねとを備えてなることを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1記載の分包機における粉粒体の定量分
割装置では、前記環状ホッパに、前記第1の軸線を中心
として該環状ホッパを周方向に揺動させ、前記環溝に貯
留された前記粉粒体を該環溝全域において均一に分布さ
せる揺動機構が設けられているため、環状ホッパの回転
速度を上げることなく、粉粒体供給ホッパから落下させ
る粉粒体の時間当たりの量を多くした場合にも、それが
環溝の一部に山のように積もることがなく、環溝全域に
粉粒体を均一に分布させることができる。
割装置では、前記環状ホッパに、前記第1の軸線を中心
として該環状ホッパを周方向に揺動させ、前記環溝に貯
留された前記粉粒体を該環溝全域において均一に分布さ
せる揺動機構が設けられているため、環状ホッパの回転
速度を上げることなく、粉粒体供給ホッパから落下させ
る粉粒体の時間当たりの量を多くした場合にも、それが
環溝の一部に山のように積もることがなく、環溝全域に
粉粒体を均一に分布させることができる。
【0013】請求項2記載の分包機における粉粒体の定
量分割装置では、前記揺動機構は、前記環状ホッパを回
転駆動する前記第1の駆動機構の回転する向きとは逆向
きに該環状ホッパを間欠的に揺動させるものであるた
め、請求項1記載の装置と同様の作用が得られるのに加
えて、より迅速に簡易に粉粒体を均一に分布させること
ができる。
量分割装置では、前記揺動機構は、前記環状ホッパを回
転駆動する前記第1の駆動機構の回転する向きとは逆向
きに該環状ホッパを間欠的に揺動させるものであるた
め、請求項1記載の装置と同様の作用が得られるのに加
えて、より迅速に簡易に粉粒体を均一に分布させること
ができる。
【0014】請求項3記載の分包機における粉粒体の定
量分割装置では、前記第1の駆動機構は前記ばねの一端
部の向きに回転駆動されるとともに間欠的に該駆動が停
止される。この場合、前記第1の駆動機構の回転駆動時
には、その回転力は、まず、前記駆動板に伝達され、さ
らに、その回転力は前記駆動棒を介して前記揺動板に伝
達され、該揺動板に固定された前記第1の軸線を回転さ
せる。これにより、前記環状ホッパは回転する。
量分割装置では、前記第1の駆動機構は前記ばねの一端
部の向きに回転駆動されるとともに間欠的に該駆動が停
止される。この場合、前記第1の駆動機構の回転駆動時
には、その回転力は、まず、前記駆動板に伝達され、さ
らに、その回転力は前記駆動棒を介して前記揺動板に伝
達され、該揺動板に固定された前記第1の軸線を回転さ
せる。これにより、前記環状ホッパは回転する。
【0015】一方、前記第1の駆動機構の駆動停止時に
は、前記揺動板(環状ホッパ)の回転は即座には停止さ
れず、慣性により引き続き一定角度分回転する。この場
合、前記第1の駆動機構の駆動停止と同時に回転を停止
した前記駆動棒の先端部は、前記揺動板に設けられた案
内溝内で該案内溝の円弧状線分に沿って移動可能である
ため、該揺動板の慣性による回転が該駆動棒の先端部に
より妨げられることがない。このとき、回転を停止した
前記駆動棒に取り付けられた前記ばねの一端部と、慣性
により回転し続ける前記揺動板に取り付けられた前記ば
ねの他端部との距離は、該揺動板の慣性による回転角度
が大となる(回転が進む)に従い、該ばねが有する前記
揺動板の案内溝の円弧状線分の両端部を互いに離間させ
る向きに作用する付勢力に抗して、小となる。そして、
揺動板の慣性による回転がさらに進み、ばねの一端部と
他端部との距離がさらに小となり、該ばねの付勢力が揺
動板の慣性を上回ったところで、該揺動板は、該ばねの
付勢力により逆向き(ばねの他端部側)に回転する。
は、前記揺動板(環状ホッパ)の回転は即座には停止さ
れず、慣性により引き続き一定角度分回転する。この場
合、前記第1の駆動機構の駆動停止と同時に回転を停止
した前記駆動棒の先端部は、前記揺動板に設けられた案
内溝内で該案内溝の円弧状線分に沿って移動可能である
ため、該揺動板の慣性による回転が該駆動棒の先端部に
より妨げられることがない。このとき、回転を停止した
前記駆動棒に取り付けられた前記ばねの一端部と、慣性
により回転し続ける前記揺動板に取り付けられた前記ば
ねの他端部との距離は、該揺動板の慣性による回転角度
が大となる(回転が進む)に従い、該ばねが有する前記
揺動板の案内溝の円弧状線分の両端部を互いに離間させ
る向きに作用する付勢力に抗して、小となる。そして、
揺動板の慣性による回転がさらに進み、ばねの一端部と
他端部との距離がさらに小となり、該ばねの付勢力が揺
動板の慣性を上回ったところで、該揺動板は、該ばねの
付勢力により逆向き(ばねの他端部側)に回転する。
【0016】これにより、複雑な機構を要することな
く、第1の駆動機構のスイッチをON、OFFするのみ
の簡易な構造で、環状ホッパを第1の駆動機構の回転す
る向きときとは逆向きに間欠的に揺動させる揺動機構が
実現される。
く、第1の駆動機構のスイッチをON、OFFするのみ
の簡易な構造で、環状ホッパを第1の駆動機構の回転す
る向きときとは逆向きに間欠的に揺動させる揺動機構が
実現される。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例について図1から図
3を参照して説明する。なお、本実施例は、上述した図
4に示す従来例に本発明による揺動機構20を適用した
ものである。したがって、前記従来例において説明した
箇所と同様の点については同符号を付し、その詳細な説
明は省略することとする。
3を参照して説明する。なお、本実施例は、上述した図
4に示す従来例に本発明による揺動機構20を適用した
ものである。したがって、前記従来例において説明した
箇所と同様の点については同符号を付し、その詳細な説
明は省略することとする。
【0018】図1に示すように、本実施例は、粉粒体
(図示せず)を供給する粉粒体供給ホッパ9と、この粉
粒体供給ホッパ9から供給された粉粒体を一時貯留する
環状ホッパ5と、この環状ホッパ5を回転駆動する第1
の駆動機構15と、前記環状ホッパ5から落下する粉粒
体を収容するターンテーブル1と、このターンテーブル
1を回転駆動する第2の駆動機構(図示せず)と、前記
ターンテーブル1の回転に連動して該ターンテーブル1
に収容された粉粒体を外方に定量的に送り出す送出機構
3と、この送出機構3により送り出された粉粒体を導入
して分包機構(図示せず)に粉粒体を案内するシュート
4と、前記環状ホッパ5を前記粉粒体供給ホッパ9の下
の位置からターンテーブル1の上の位置まで回動させる
回動アーム6と、前記環状ホッパ5に設けられた揺動機
構20とを備えた構成とされている。
(図示せず)を供給する粉粒体供給ホッパ9と、この粉
粒体供給ホッパ9から供給された粉粒体を一時貯留する
環状ホッパ5と、この環状ホッパ5を回転駆動する第1
の駆動機構15と、前記環状ホッパ5から落下する粉粒
体を収容するターンテーブル1と、このターンテーブル
1を回転駆動する第2の駆動機構(図示せず)と、前記
ターンテーブル1の回転に連動して該ターンテーブル1
に収容された粉粒体を外方に定量的に送り出す送出機構
3と、この送出機構3により送り出された粉粒体を導入
して分包機構(図示せず)に粉粒体を案内するシュート
4と、前記環状ホッパ5を前記粉粒体供給ホッパ9の下
の位置からターンテーブル1の上の位置まで回動させる
回動アーム6と、前記環状ホッパ5に設けられた揺動機
構20とを備えた構成とされている。
【0019】図1および図2に示すように、環状ホッパ
5は、平面視円盤状からなり、上下方向の第1の軸線S
5をもって回転自在に支持され、その上面周方向に、そ
の下方が開閉自在とされ粉粒体供給ホッパ9から供給さ
れた粉粒体を一時的に貯留する環溝7を有する構成とさ
れている。すなわち、環状ホッパ5は、上部材5aと下
部材5bとからなり、環状ホッパ5がターンテーブル1
上に配置された状態(図2参照)において、下部材5b
に対して上部材5aを相対的に上昇させることにより、
環溝7の下方を開とし、該環溝7に貯留された粉粒体を
ターンテーブル1の環状溝2に落下させるようになって
いる。この環状ホッパ5は、第1の駆動機構15により
回転駆動されるようになっている。
5は、平面視円盤状からなり、上下方向の第1の軸線S
5をもって回転自在に支持され、その上面周方向に、そ
の下方が開閉自在とされ粉粒体供給ホッパ9から供給さ
れた粉粒体を一時的に貯留する環溝7を有する構成とさ
れている。すなわち、環状ホッパ5は、上部材5aと下
部材5bとからなり、環状ホッパ5がターンテーブル1
上に配置された状態(図2参照)において、下部材5b
に対して上部材5aを相対的に上昇させることにより、
環溝7の下方を開とし、該環溝7に貯留された粉粒体を
ターンテーブル1の環状溝2に落下させるようになって
いる。この環状ホッパ5は、第1の駆動機構15により
回転駆動されるようになっている。
【0020】ターンテーブル1は、平面視円盤状からな
り、上下方向の第2の軸線S1をもって回転自在に支持
され、その上面周方向に、環状ホッパ5の環溝7の下方
を開とすることにより落下する粉粒体を収容する環状溝
2を有する構成とされている。そして、このターンテー
ブル1をは、図示しない第2の駆動機構により回転駆動
されるようになっている。
り、上下方向の第2の軸線S1をもって回転自在に支持
され、その上面周方向に、環状ホッパ5の環溝7の下方
を開とすることにより落下する粉粒体を収容する環状溝
2を有する構成とされている。そして、このターンテー
ブル1をは、図示しない第2の駆動機構により回転駆動
されるようになっている。
【0021】図1に示すように、送出機構3は、ターン
テーブル1の回転に連動して環状溝2に収容された粉粒
体を外方に定量的に送り出すようになっている。また、
シュート4は、ターンテーブル1の環状溝2の外周側に
設けられ、送出機構3により送り出された粉粒体を導入
して図示しない分包機構に粉粒体を案内する構成とされ
ている。
テーブル1の回転に連動して環状溝2に収容された粉粒
体を外方に定量的に送り出すようになっている。また、
シュート4は、ターンテーブル1の環状溝2の外周側に
設けられ、送出機構3により送り出された粉粒体を導入
して図示しない分包機構に粉粒体を案内する構成とされ
ている。
【0022】回動アーム6は、一端側6aが環状ホッパ
5の第1の軸線S5を回転自在に支持する一方、他端側
6bが上下方向の第3の軸線S6(図4参照)をもって
一端側6aが少なくともターンテーブル1の第2の軸線
S1上の位置(図4(B)参照)から該一端側6aが支
持する環状ホッパ5の環溝7が粉粒体供給ホッパ9から
供給される粉粒体を導入可能な位置(図4(A))まで
回動自在となるよう支持される構成となっている。
5の第1の軸線S5を回転自在に支持する一方、他端側
6bが上下方向の第3の軸線S6(図4参照)をもって
一端側6aが少なくともターンテーブル1の第2の軸線
S1上の位置(図4(B)参照)から該一端側6aが支
持する環状ホッパ5の環溝7が粉粒体供給ホッパ9から
供給される粉粒体を導入可能な位置(図4(A))まで
回動自在となるよう支持される構成となっている。
【0023】図1および図2に示すように、環状ホッパ
5には、第1の軸線S5を中心として該環状ホッパ5を
周方向に揺動させ、環溝7に貯留された粉粒体を該環溝
7全域において均一に分布させる揺動機構20が設けら
れている。この場合、本実施例の揺動機構20は、環状
ホッパ5を回転駆動する第1の駆動機構15の回転する
向きとは逆向きに該環状ホッパ5を間欠的に揺動させる
ようになっている。
5には、第1の軸線S5を中心として該環状ホッパ5を
周方向に揺動させ、環溝7に貯留された粉粒体を該環溝
7全域において均一に分布させる揺動機構20が設けら
れている。この場合、本実施例の揺動機構20は、環状
ホッパ5を回転駆動する第1の駆動機構15の回転する
向きとは逆向きに該環状ホッパ5を間欠的に揺動させる
ようになっている。
【0024】以下、この揺動機構20について詳説する
と、揺動機構20は、揺動板30と、駆動板40と、駆
動棒50と、ねじりコイルばね60とを備えた構成とさ
れている。
と、揺動機構20は、揺動板30と、駆動板40と、駆
動棒50と、ねじりコイルばね60とを備えた構成とさ
れている。
【0025】揺動板30は、環状ホッパ5の第1の軸線
S5に対して、該第1の軸線S5とほぼ直交する方向に
固定され、該第1の軸線S5から一定寸法rを半径とす
る円弧状の案内溝31が設けられた構成とされている。
なお、第1の軸線S5は、水平方向に延在し、回動アー
ム6の回動に連動する支持アーム6L(図1参照)によ
り回転自在に支持されている。
S5に対して、該第1の軸線S5とほぼ直交する方向に
固定され、該第1の軸線S5から一定寸法rを半径とす
る円弧状の案内溝31が設けられた構成とされている。
なお、第1の軸線S5は、水平方向に延在し、回動アー
ム6の回動に連動する支持アーム6L(図1参照)によ
り回転自在に支持されている。
【0026】駆動板40は、揺動板30の案内溝31が
設けられた面に対して互いに対向して該揺動板30より
も上方に設けられ、第1の駆動機構15の回転力が直接
的に伝達されるようになっている。この場合、駆動板4
0に固定され、該駆動板40を支持する支持棒45は、
その上方45aが回動アーム6の一端側6aに回転自在
に支持される一方、その下方45b側は、第1の軸線S
5に同軸に設けられた孔内に回転自在に配設されてい
る。この場合、支持棒45と第1の軸線S5との回動
(回転)は互いに連動しないようになっている。
設けられた面に対して互いに対向して該揺動板30より
も上方に設けられ、第1の駆動機構15の回転力が直接
的に伝達されるようになっている。この場合、駆動板4
0に固定され、該駆動板40を支持する支持棒45は、
その上方45aが回動アーム6の一端側6aに回転自在
に支持される一方、その下方45b側は、第1の軸線S
5に同軸に設けられた孔内に回転自在に配設されてい
る。この場合、支持棒45と第1の軸線S5との回動
(回転)は互いに連動しないようになっている。
【0027】駆動棒50は、その基端部51aが駆動板
40に固定される一方、先端部51bは揺動板30の案
内溝31の内部に移動自在に挿入されている。駆動棒5
0は、駆動板40を介して伝達される第1の駆動機構1
5の回転力を揺動板30に対して伝達するようになって
いる。
40に固定される一方、先端部51bは揺動板30の案
内溝31の内部に移動自在に挿入されている。駆動棒5
0は、駆動板40を介して伝達される第1の駆動機構1
5の回転力を揺動板30に対して伝達するようになって
いる。
【0028】ねじりコイルばね60は、その一端部61
が駆動棒50の基端部51a側に取り付けられるととも
に、他端部62が揺動板30の案内溝31の一端部31
a側に取り付けられ、揺動板30の案内溝31の円弧状
線分の一端部31aと、該案内溝31に遊嵌する駆動棒
50の先端部51bとを互いに離間させる向きにその付
勢力を作用させるようになっている。なお、本実施例で
は、案内溝31の一端部31a側と、駆動棒50の先端
部51b側とを互いに離間させる向きに付勢力を作用さ
せるものとして、ねじりコイルばねを使用したが、かか
る向きに付勢力を作用させるものであれば、ねじりコイ
ルばねに代えて、各種のばねを使用することができるの
は勿論である。
が駆動棒50の基端部51a側に取り付けられるととも
に、他端部62が揺動板30の案内溝31の一端部31
a側に取り付けられ、揺動板30の案内溝31の円弧状
線分の一端部31aと、該案内溝31に遊嵌する駆動棒
50の先端部51bとを互いに離間させる向きにその付
勢力を作用させるようになっている。なお、本実施例で
は、案内溝31の一端部31a側と、駆動棒50の先端
部51b側とを互いに離間させる向きに付勢力を作用さ
せるものとして、ねじりコイルばねを使用したが、かか
る向きに付勢力を作用させるものであれば、ねじりコイ
ルばねに代えて、各種のばねを使用することができるの
は勿論である。
【0029】つぎに、図1および図3を参照して、本実
施例の作用について説明する。本実施例では、第1の駆
動機構15は、ねじりコイルばね60の一端部61の向
き(図1および図3(a)矢印Y参照)に回転駆動され
るとともに間欠的に該駆動が停止される。
施例の作用について説明する。本実施例では、第1の駆
動機構15は、ねじりコイルばね60の一端部61の向
き(図1および図3(a)矢印Y参照)に回転駆動され
るとともに間欠的に該駆動が停止される。
【0030】この場合、第1の駆動機構15の回転駆動
時には、その回転力は、まず、駆動板40に伝達され、
さらに、その回転力は、図3(a)に示すように、駆動
棒50を介して揺動板30に伝達され、該揺動板30に
固定された第1の軸線S5を回転させる。これにより、
環状ホッパ5は、図中矢印Yの向きに回転する。
時には、その回転力は、まず、駆動板40に伝達され、
さらに、その回転力は、図3(a)に示すように、駆動
棒50を介して揺動板30に伝達され、該揺動板30に
固定された第1の軸線S5を回転させる。これにより、
環状ホッパ5は、図中矢印Yの向きに回転する。
【0031】そして、所定時間、第1の駆動機構15を
駆動させた後、その駆動を停止させる。この場合、同図
(b)に示すように、第1の駆動機構15の駆動を停止
させても、揺動板30(環状ホッパ5)の図中矢印Yの
向きの回転は即座には停止されず、慣性により引き続き
一定角度分回転する。すなわち、同図において、第1の
駆動機構15の停止により、駆動棒50の回転も停止す
るが、揺動板30は、駆動棒50による回転力を受けず
とも、そのままYの向きに回転し続けるのである。この
場合、第1の駆動機構15の駆動停止と同時に回転を停
止した駆動棒50の先端部51bは、揺動板30に設け
られた案内溝31内で該案内溝31の円弧状線分に沿っ
て移動可能であるため、該揺動板30の慣性による回転
が該駆動棒50の先端部51bにより妨げられることが
ない。
駆動させた後、その駆動を停止させる。この場合、同図
(b)に示すように、第1の駆動機構15の駆動を停止
させても、揺動板30(環状ホッパ5)の図中矢印Yの
向きの回転は即座には停止されず、慣性により引き続き
一定角度分回転する。すなわち、同図において、第1の
駆動機構15の停止により、駆動棒50の回転も停止す
るが、揺動板30は、駆動棒50による回転力を受けず
とも、そのままYの向きに回転し続けるのである。この
場合、第1の駆動機構15の駆動停止と同時に回転を停
止した駆動棒50の先端部51bは、揺動板30に設け
られた案内溝31内で該案内溝31の円弧状線分に沿っ
て移動可能であるため、該揺動板30の慣性による回転
が該駆動棒50の先端部51bにより妨げられることが
ない。
【0032】このとき、回転を停止した駆動棒50の基
端部51aに取り付けられたねじりコイルばね60の一
端部61と、慣性により回転し続ける揺動板30の案内
溝31の一端部31aに取り付けられたねじりコイルば
ね60の他端部62との距離Lは、該揺動板30の慣性
による回転角度が大となる(回転が進む)に従い、該ね
じりコイルばね60が有する揺動板30の案内溝31の
一端部31aと駆動棒50の先端部51bとを互いに離
間させる向きに作用する付勢力に抗して、小となる(図
3(b)参照)。
端部51aに取り付けられたねじりコイルばね60の一
端部61と、慣性により回転し続ける揺動板30の案内
溝31の一端部31aに取り付けられたねじりコイルば
ね60の他端部62との距離Lは、該揺動板30の慣性
による回転角度が大となる(回転が進む)に従い、該ね
じりコイルばね60が有する揺動板30の案内溝31の
一端部31aと駆動棒50の先端部51bとを互いに離
間させる向きに作用する付勢力に抗して、小となる(図
3(b)参照)。
【0033】そして、揺動板30の慣性による回転がさ
らに進み、ねじりコイルばね60の一端部61と他端部
62との距離Lがさらに小となり、該ねじりコイルばね
60の付勢力が揺動板30の慣性を上回ったところで、
該揺動板30は、該ねじりコイルばね60の付勢力によ
り逆向き(同図(c)中矢印Zの向き,ねじりコイルば
ね60の他端部62側)に回転する。
らに進み、ねじりコイルばね60の一端部61と他端部
62との距離Lがさらに小となり、該ねじりコイルばね
60の付勢力が揺動板30の慣性を上回ったところで、
該揺動板30は、該ねじりコイルばね60の付勢力によ
り逆向き(同図(c)中矢印Zの向き,ねじりコイルば
ね60の他端部62側)に回転する。
【0034】これにより、複雑な機構を要することな
く、第1の駆動機構15のスイッチをON、OFFする
のみの簡易な構造で、環状ホッパ5を第1の駆動機構1
5の回転する向き(Yの向き)ときとは逆向き(Zの向
き)に間欠的に揺動させる揺動機構が実現される。この
環状ホッパ5を揺動させることにより、該環状ホッパ5
内に供給された粉粒体が、環溝7内で速やかに均一分布
されることになり、粉粒体供給ホッパ9から落下させる
粉粒体の時間当たりの量を比較的多くした場合にも、環
状ホッパ5自体の回転速度を上げることなく、環溝7内
での均一分布を容易に実現させることができる。この結
果、分包機における粉粒体の定量分割装置自体の作業能
率が良好なものとなる。
く、第1の駆動機構15のスイッチをON、OFFする
のみの簡易な構造で、環状ホッパ5を第1の駆動機構1
5の回転する向き(Yの向き)ときとは逆向き(Zの向
き)に間欠的に揺動させる揺動機構が実現される。この
環状ホッパ5を揺動させることにより、該環状ホッパ5
内に供給された粉粒体が、環溝7内で速やかに均一分布
されることになり、粉粒体供給ホッパ9から落下させる
粉粒体の時間当たりの量を比較的多くした場合にも、環
状ホッパ5自体の回転速度を上げることなく、環溝7内
での均一分布を容易に実現させることができる。この結
果、分包機における粉粒体の定量分割装置自体の作業能
率が良好なものとなる。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の分包機における粉粒体の
定量分割装置によれば、前記環状ホッパに、前記第1の
軸線を中心として該環状ホッパを周方向に揺動させ、前
記環溝に貯留された前記粉粒体を該環溝全域において均
一に分布させる揺動機構が設けられているため、環状ホ
ッパの回転速度を上げることなく、粉粒体供給ホッパか
ら落下させる粉粒体の時間当たりの量を多くした場合に
も、それが環溝の一部に山のように積もることがなく、
環溝全域に粉粒体を均一に分布させることができる。こ
の結果、分包機における粉粒体の定量分割装置自体の作
業能率が良好なものとなるという効果が得られる。
定量分割装置によれば、前記環状ホッパに、前記第1の
軸線を中心として該環状ホッパを周方向に揺動させ、前
記環溝に貯留された前記粉粒体を該環溝全域において均
一に分布させる揺動機構が設けられているため、環状ホ
ッパの回転速度を上げることなく、粉粒体供給ホッパか
ら落下させる粉粒体の時間当たりの量を多くした場合に
も、それが環溝の一部に山のように積もることがなく、
環溝全域に粉粒体を均一に分布させることができる。こ
の結果、分包機における粉粒体の定量分割装置自体の作
業能率が良好なものとなるという効果が得られる。
【0036】請求項2記載の分包機における粉粒体の定
量分割装置によれば、前記揺動機構は、前記環状ホッパ
を回転駆動する前記第1の駆動機構の回転する向きとは
逆向きに該環状ホッパを間欠的に揺動させるものである
ため、請求項1記載の装置と同様の作用が得られるのに
加えて、より迅速に簡易に粉粒体を均一に分布させるこ
とができるという効果が得られる。
量分割装置によれば、前記揺動機構は、前記環状ホッパ
を回転駆動する前記第1の駆動機構の回転する向きとは
逆向きに該環状ホッパを間欠的に揺動させるものである
ため、請求項1記載の装置と同様の作用が得られるのに
加えて、より迅速に簡易に粉粒体を均一に分布させるこ
とができるという効果が得られる。
【0037】請求項3記載の分包機における粉粒体の定
量分割装置によれば、前記揺動機構は、前記環状ホッパ
の第1の軸線に対して固定され、該第1の軸線から一定
寸法を半径とする円弧状の案内溝が設けられた揺動板
と、前記第1の駆動機構の回転力が伝達される駆動板
と、この駆動板に基端部が固定される一方、先端部が前
記揺動板の前記案内溝の内部に移動自在に挿入されて前
記第1の駆動機構の回転力を前記揺動板に対して伝達す
る駆動棒と、前記揺動板の案内溝の円弧状線分の両端部
を互いに離間させる向きにその付勢力を作用させ、一端
部が前記駆動棒に取り付けられるとともに、他端部が前
記揺動板に取り付けられたばねとを備えた構成とされて
いるため、前記第1の駆動機構の駆動停止時には、前記
揺動板(環状ホッパ)の回転は即座には停止されず、慣
性により引き続き一定角度分回転するとともに、揺動板
の慣性による回転がさらに進み、ばねの付勢力が揺動板
の慣性を上回ったところで、該揺動板は、該ばねの付勢
力により逆向き(ばねの他端部側)に回転する。これに
より、複雑な機構を要することなく、第1の駆動機構の
スイッチをON、OFFするのみの簡易な構造で、環状
ホッパを第1の駆動機構の回転する向きときとは逆向き
に間欠的に揺動させる揺動機構が実現される。
量分割装置によれば、前記揺動機構は、前記環状ホッパ
の第1の軸線に対して固定され、該第1の軸線から一定
寸法を半径とする円弧状の案内溝が設けられた揺動板
と、前記第1の駆動機構の回転力が伝達される駆動板
と、この駆動板に基端部が固定される一方、先端部が前
記揺動板の前記案内溝の内部に移動自在に挿入されて前
記第1の駆動機構の回転力を前記揺動板に対して伝達す
る駆動棒と、前記揺動板の案内溝の円弧状線分の両端部
を互いに離間させる向きにその付勢力を作用させ、一端
部が前記駆動棒に取り付けられるとともに、他端部が前
記揺動板に取り付けられたばねとを備えた構成とされて
いるため、前記第1の駆動機構の駆動停止時には、前記
揺動板(環状ホッパ)の回転は即座には停止されず、慣
性により引き続き一定角度分回転するとともに、揺動板
の慣性による回転がさらに進み、ばねの付勢力が揺動板
の慣性を上回ったところで、該揺動板は、該ばねの付勢
力により逆向き(ばねの他端部側)に回転する。これに
より、複雑な機構を要することなく、第1の駆動機構の
スイッチをON、OFFするのみの簡易な構造で、環状
ホッパを第1の駆動機構の回転する向きときとは逆向き
に間欠的に揺動させる揺動機構が実現される。
【図1】本発明に係る分包機における粉粒体の定量分割
装置の一実施例を示す斜視図である。
装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図2のX−X線矢視図であり、(a)は駆動棒
50の回転力により揺動板30が回転している状態を、
(b)は駆動棒50の回転は停止しているが慣性により
揺動板30が引き続き回転している状態を、(c)はば
ね60の付勢力により揺動板30が逆向きに回転してい
る状態を、それぞれ示す図である。
50の回転力により揺動板30が回転している状態を、
(b)は駆動棒50の回転は停止しているが慣性により
揺動板30が引き続き回転している状態を、(c)はば
ね60の付勢力により揺動板30が逆向きに回転してい
る状態を、それぞれ示す図である。
【図4】従来の分包機における粉粒体の定量分割装置を
示す縦断面図であり、(A)は粉粒体供給ホッパ9から
環溝7内に粉粒体が供給されているとともに環状溝2内
の粉粒体が送出機構3によりシュート4に掻き出されて
いる状態を、(B)は環溝7から環状溝2内に粉粒体が
供給されている状態を、それぞれ示す図である。
示す縦断面図であり、(A)は粉粒体供給ホッパ9から
環溝7内に粉粒体が供給されているとともに環状溝2内
の粉粒体が送出機構3によりシュート4に掻き出されて
いる状態を、(B)は環溝7から環状溝2内に粉粒体が
供給されている状態を、それぞれ示す図である。
1 ターンテーブル 2 環状溝 3 送出機構 4 シュート 5 環状ホッパ 6 回動アーム 7 環溝 9 粉粒体供給ホッパ 15 第1の駆動機構 20 揺動機構 30 揺動板 31 案内溝 40 駆動板 50 駆動棒 60 ねじりコイルばね(ばね) 61 一端部 62 他端部 S1 第2の軸線 S5 第1の軸線 S6 第3の軸線
Claims (3)
- 【請求項1】 粉粒体を供給する粉粒体供給ホッパ
(9)と、 平面視円盤状からなり、上下方向の第1の軸線(S5)
をもって回転自在に支持され、その上面周方向に、その
下方が開閉自在とされ前記粉粒体供給ホッパ(9)から
供給された前記粉粒体を一時的に貯留する環溝(7)を
有する環状ホッパ(5)と、 この環状ホッパ(5)を回転駆動する第1の駆動機構
(15)と、 平面視円盤状からなり、上下方向の第2の軸線(S1)
をもって回転自在に支持され、その上面周方向に、前記
環状ホッパ(5)の環溝(7)の下方を開とすることに
より落下する前記粉粒体を収容する環状溝(2)を有す
るターンテーブル(1)と、 このターンテーブル(1)を回転駆動する第2の駆動機
構と、 前記ターンテーブル(1)の回転に連動して前記環状溝
(2)に収容された前記粉粒体を外方に定量的に送り出
す送出機構(3)と、 前記ターンテーブル(1)の環状溝(2)の外周側に設
けられ、前記送出機構(3)により送り出された前記粉
粒体を導入して分包機構に該粉粒体を案内するシュート
(4)と、 一端側が前記環状ホッパ(5)の第1の軸線(S5)を
回転自在に支持する一方、他端側が上下方向の第3の軸
線(S6)をもって前記一端側が少なくとも前記ターン
テーブル(1)の第2の軸線(S1)上の位置から該一
端側が支持する前記環状ホッパ(5)の環溝(7)が前
記粉粒体供給ホッパ(9)から供給される前記粉粒体を
導入可能な位置まで回動自在となるよう支持される回動
アーム(6)とを備えてなり、 前記環状ホッパ(5)には、前記第1の軸線(S5)を
中心として該環状ホッパ(5)を周方向に揺動させ、前
記環溝(7)に貯留された前記粉粒体を該環溝(7)全
域において均一に分布させる揺動機構(20)が設けら
れていることを特徴とする分包機における粉粒体の定量
分割装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の分包機における粉粒体の
定量分割装置において、 前記揺動機構(20)は、前記環状ホッパ(5)を回転
駆動する前記第1の駆動機構(15)の回転する向きと
は逆向きに該環状ホッパ(5)を間欠的に揺動させるこ
とを特徴とする分包機における粉粒体の定量分割装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の分包機における粉粒体の
定量分割装置において、 前記揺動機構(20)は、 前記環状ホッパ(5)の第1の軸線(S5)に対して、
該第1の軸線(S5)とほぼ直交する方向に固定され、
該第1の軸線(S5)から一定寸法を半径とする円弧状
の案内溝(31)が設けられた揺動板(30)と、 この揺動板(30)の前記案内溝(31)が設けられた
面に対して互いに対向して設けられ、前記第1の駆動機
構(15)の回転力が伝達される駆動板(40)と、 この駆動板(40)に基端部が固定される一方、先端部
が前記揺動板(30)の前記案内溝(31)の内部に移
動自在に挿入されて前記駆動板(40)を介して伝達さ
れる前記第1の駆動機構(15)の回転力を前記揺動板
(30)に対して伝達する駆動棒(50)と、 前記揺動板(30)の案内溝(31)の円弧状線分の両
端部を互いに離間させる向きにその付勢力を作用させ、
一端部(61)が前記駆動棒(50)に取り付けられる
とともに、他端部(62)が前記揺動板(30)に取り
付けられたばね(60)とを備えてなることを特徴とす
る分包機における粉粒体の定量分割装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32101394A JPH08175502A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 分包機における粉粒体の定量分割装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32101394A JPH08175502A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 分包機における粉粒体の定量分割装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08175502A true JPH08175502A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18127822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32101394A Withdrawn JPH08175502A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 分包機における粉粒体の定量分割装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08175502A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002146264A (ja) * | 2000-11-15 | 2002-05-22 | Bonanza:Kk | 分包機用の被膜形成処理剤と被膜形成方法、およびその被膜を有する分包機 |
CN103616253A (zh) * | 2013-12-10 | 2014-03-05 | 长沙开元机电设备有限公司 | 一种缩分机 |
CN109018543A (zh) * | 2018-08-09 | 2018-12-18 | 芜湖市昌瑞金属粉末有限公司 | 一种金属粉末装袋的差量补齐装置 |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP32101394A patent/JPH08175502A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002146264A (ja) * | 2000-11-15 | 2002-05-22 | Bonanza:Kk | 分包機用の被膜形成処理剤と被膜形成方法、およびその被膜を有する分包機 |
CN103616253A (zh) * | 2013-12-10 | 2014-03-05 | 长沙开元机电设备有限公司 | 一种缩分机 |
CN109018543A (zh) * | 2018-08-09 | 2018-12-18 | 芜湖市昌瑞金属粉末有限公司 | 一种金属粉末装袋的差量补齐装置 |
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