JP2002146071A - 白色ポリ乳酸フィルム - Google Patents
白色ポリ乳酸フィルムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、廃棄時の問題がなく、白色性やクッ
ション性に優れ、低密度の白色フィルムを提供せんとす
るものである。 【解決手段】本発明の白色ポリ乳酸フィルムは、ポリ乳
酸とこれに非相溶な樹脂を主たる構成成分とする内部に
微細な空洞を含有することを特徴とするものである。
ション性に優れ、低密度の白色フィルムを提供せんとす
るものである。 【解決手段】本発明の白色ポリ乳酸フィルムは、ポリ乳
酸とこれに非相溶な樹脂を主たる構成成分とする内部に
微細な空洞を含有することを特徴とするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白色ポリ乳酸フィ
ルムに関し、さらに詳しくは、内部にボイドを有し、白
色性、クッション性に優れ、ポリ乳酸の特徴を維持して
廃棄後自然環境下に蓄積することのない白色ポリ乳酸フ
ィルムに関するものである。
ルムに関し、さらに詳しくは、内部にボイドを有し、白
色性、クッション性に優れ、ポリ乳酸の特徴を維持して
廃棄後自然環境下に蓄積することのない白色ポリ乳酸フ
ィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内部に微細な空洞を含有する白色
フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート樹脂
と、これに非相溶な樹脂を混合製膜した後、二軸方向に
延伸して非相溶な樹脂を核とした微細な空洞を形成させ
る方法が知られている。また、非相溶な樹脂としてはポ
リオレフィン樹脂が用いられている場合が多く、ポリプ
ロピレン、ポリメチルペンテンあるいはポリスチレンな
どが知られている。そしてこのような白色フィルムは、
受像フィルム、ラベルなどに使用されている。
フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート樹脂
と、これに非相溶な樹脂を混合製膜した後、二軸方向に
延伸して非相溶な樹脂を核とした微細な空洞を形成させ
る方法が知られている。また、非相溶な樹脂としてはポ
リオレフィン樹脂が用いられている場合が多く、ポリプ
ロピレン、ポリメチルペンテンあるいはポリスチレンな
どが知られている。そしてこのような白色フィルムは、
受像フィルム、ラベルなどに使用されている。
【0003】しかし従来から使用されているこのような
白色フィルムは、自然環境下で分解しないか、または分
解速度が極めて低いため、使用後放置されたり、土中に
埋没処理された場合、半永久的に地上や地中に残存する
ことになる。また、海洋投棄された場合は、景観を損な
ったり、海洋生物の生活環境を破壊したりする。さら
に、焼却処理した場合、その高い燃焼熱によって、焼却
炉の劣化を促進するなど、消費の拡大と共に廃棄物処理
が社会問題となっている。
白色フィルムは、自然環境下で分解しないか、または分
解速度が極めて低いため、使用後放置されたり、土中に
埋没処理された場合、半永久的に地上や地中に残存する
ことになる。また、海洋投棄された場合は、景観を損な
ったり、海洋生物の生活環境を破壊したりする。さら
に、焼却処理した場合、その高い燃焼熱によって、焼却
炉の劣化を促進するなど、消費の拡大と共に廃棄物処理
が社会問題となっている。
【0004】一方、生分解性を有するポリ乳酸からなる
白色フィルムも提案されているが(特開平11−268
404号公報)、無機充填材を用いているため、空洞が
大きくなりにくく、大きくしようとして、無機充填材の
粒径を大きくすると、延伸性が低下し、また、空洞の個
数をふやそうとして、無機充填材の添加量を増加する
と、密度が上がってしまうなど、白色性やクッション
性、低密度化を両立することは困難であるという問題が
あった。
白色フィルムも提案されているが(特開平11−268
404号公報)、無機充填材を用いているため、空洞が
大きくなりにくく、大きくしようとして、無機充填材の
粒径を大きくすると、延伸性が低下し、また、空洞の個
数をふやそうとして、無機充填材の添加量を増加する
と、密度が上がってしまうなど、白色性やクッション
性、低密度化を両立することは困難であるという問題が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の欠点を解消し、廃棄時の問題がなく、白色性やク
ッション性に優れ、低密度の白色フィルムを提供せんと
するものである。
技術の欠点を解消し、廃棄時の問題がなく、白色性やク
ッション性に優れ、低密度の白色フィルムを提供せんと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために、次のような手段を採用するものであ
る。すなわち、本発明の白色ポリ乳酸フィルムは、ポリ
乳酸とこれに非相溶な樹脂を主たる構成成分とする内部
に微細な空洞を含有することを特徴とするものである。
解決するために、次のような手段を採用するものであ
る。すなわち、本発明の白色ポリ乳酸フィルムは、ポリ
乳酸とこれに非相溶な樹脂を主たる構成成分とする内部
に微細な空洞を含有することを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、前記課題、つまり、廃
棄時の問題がなく、白色性やクッション性に優れ、低密
度の白色フィルムについて、鋭意検討したところ、ポリ
乳酸に特定の樹脂を配合して、空洞を有するフィルムと
してみたところ、かかる課題を一挙に解決することを究
明したものである。
棄時の問題がなく、白色性やクッション性に優れ、低密
度の白色フィルムについて、鋭意検討したところ、ポリ
乳酸に特定の樹脂を配合して、空洞を有するフィルムと
してみたところ、かかる課題を一挙に解決することを究
明したものである。
【0008】本発明におけるポリ乳酸とは、ポリ乳酸ま
たは乳酸と他のヒドロキシカルボン酸との共重合体、も
しくはこれらの混合物であり、本発明の目的を阻害しな
い範囲であれば、取扱性、加工性、物性を調整する目的
で、可塑剤、滑剤、熱安定剤、着色防止剤、紫外線吸収
剤、光安定剤、酸化防止剤等の添加剤を含有させてもよ
い。
たは乳酸と他のヒドロキシカルボン酸との共重合体、も
しくはこれらの混合物であり、本発明の目的を阻害しな
い範囲であれば、取扱性、加工性、物性を調整する目的
で、可塑剤、滑剤、熱安定剤、着色防止剤、紫外線吸収
剤、光安定剤、酸化防止剤等の添加剤を含有させてもよ
い。
【0009】乳酸としては、L−乳酸、D−乳酸が挙げ
られ、他のヒドロキシカルボン酸としては、グリコール
酸、3−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ酪酸、4−ヒ
ドロキシ吉草酸、5−ヒドロキシ吉草酸、6−ヒドロキ
シカプロン酸が挙げられる。
られ、他のヒドロキシカルボン酸としては、グリコール
酸、3−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ酪酸、4−ヒ
ドロキシ吉草酸、5−ヒドロキシ吉草酸、6−ヒドロキ
シカプロン酸が挙げられる。
【0010】本発明において、ポリ乳酸と非相溶な樹脂
とは、混練後、シート化した状態において相分離を示す
樹脂であって、好ましくは熱可塑性樹脂であり、さらに
好ましくは、酸成分とグリコール成分からなるポリエス
テルまたはポリオレフィンである。
とは、混練後、シート化した状態において相分離を示す
樹脂であって、好ましくは熱可塑性樹脂であり、さらに
好ましくは、酸成分とグリコール成分からなるポリエス
テルまたはポリオレフィンである。
【0011】酸成分とグリコール成分からなるポリエス
テルとしては、芳香族ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン
酸または脂環族ジカルボン酸とグリコールを主たる構成
成分とするポリエステルを挙げることができる。かかる
芳香族ジカルボン酸成分としては、例えぱ、テレフタル
酸、イソフタル酸、フタル酸、1,4−ナフタレンジカ
ルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボン酸、2,6−
ナフタレンジカルボン酸、4,4’−ジフェニルジカル
ボン酸、4,4’−ジフェニルエーテルジカルボン酸、
4,4’−ジフェニルスルホンジカルボン酸、中でも好
ましくはテレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタ
レンジカルボン酸を挙げることができる。また、脂肪族
ジカルボン酸成分としては、例えば、アジピン酸、スベ
リン酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸等を挙げること
ができる。また、脂環族ジカルボン酸成分としては、例
えば、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸等を挙げる
ことができる。これらの酸成分は、1種のみでもよく、
2種以上でもよく、さらには、ヒドロキシ安息香酸等の
オキシ酸等を一部共重合されていてもよい。また、グリ
コール成分としては、例えば、エチレングリコール、
1,2−ブロパンジオール、1.3−ブロパンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、1,2−シクロヘキサ
ンジメタノール、1.3−シクロヘキサンジメタノー
ル、1.4−シクロヘキサンジメタノール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、ポリアルキレン
グリコール、2,2−ビス(β−ヒドロキシエトキシフ
ェニル)ブロパン等を挙げることができる。これらのグ
リコール成分は1種のみでもよく、2種以上でもよい。
テルとしては、芳香族ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン
酸または脂環族ジカルボン酸とグリコールを主たる構成
成分とするポリエステルを挙げることができる。かかる
芳香族ジカルボン酸成分としては、例えぱ、テレフタル
酸、イソフタル酸、フタル酸、1,4−ナフタレンジカ
ルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボン酸、2,6−
ナフタレンジカルボン酸、4,4’−ジフェニルジカル
ボン酸、4,4’−ジフェニルエーテルジカルボン酸、
4,4’−ジフェニルスルホンジカルボン酸、中でも好
ましくはテレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタ
レンジカルボン酸を挙げることができる。また、脂肪族
ジカルボン酸成分としては、例えば、アジピン酸、スベ
リン酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸等を挙げること
ができる。また、脂環族ジカルボン酸成分としては、例
えば、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸等を挙げる
ことができる。これらの酸成分は、1種のみでもよく、
2種以上でもよく、さらには、ヒドロキシ安息香酸等の
オキシ酸等を一部共重合されていてもよい。また、グリ
コール成分としては、例えば、エチレングリコール、
1,2−ブロパンジオール、1.3−ブロパンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、1,2−シクロヘキサ
ンジメタノール、1.3−シクロヘキサンジメタノー
ル、1.4−シクロヘキサンジメタノール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、ポリアルキレン
グリコール、2,2−ビス(β−ヒドロキシエトキシフ
ェニル)ブロパン等を挙げることができる。これらのグ
リコール成分は1種のみでもよく、2種以上でもよい。
【0012】本発明においてポリエステルのさらに具体
的な例としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリプ
ロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリヘキサメチレンテレフタレート、エチレンテレ
フタレートとエチレンイソフタレートとの共重合体、エ
チレンテレフタレートとエチレンナフタレートとの共重
合体等を挙げることができる。
的な例としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリプ
ロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリヘキサメチレンテレフタレート、エチレンテレ
フタレートとエチレンイソフタレートとの共重合体、エ
チレンテレフタレートとエチレンナフタレートとの共重
合体等を挙げることができる。
【0013】また、ポリオレフィン樹脂としては、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリメチルペンテン、ポリ
スチレンやこれらの混合物および共重合物を挙げること
ができる。
プロピレン、ポリエチレン、ポリメチルペンテン、ポリ
スチレンやこれらの混合物および共重合物を挙げること
ができる。
【0014】本発明において、ポリ乳酸と、これに非相
溶な樹脂は、ポリ乳酸に分散配合されるが、その配合量
は、白色度、低密度の特徴を生かしつつ、生産性、機械
的強度を考慮すると、好ましくは1重量%以上30重量
%以下、さらに好ましくは2重量%以上25重量%、特
に好ましくは3重量%以上20重量%である。このよう
な非相溶な樹脂が分散配合されたポリ乳酸フィルムは、
2軸延伸されることにより、非相溶な樹脂を核とした微
細な空洞を形成する。また、2軸延伸されることで、白
色度、機械的強度、低密度化などが高まるという特徴を
惹起するものである。
溶な樹脂は、ポリ乳酸に分散配合されるが、その配合量
は、白色度、低密度の特徴を生かしつつ、生産性、機械
的強度を考慮すると、好ましくは1重量%以上30重量
%以下、さらに好ましくは2重量%以上25重量%、特
に好ましくは3重量%以上20重量%である。このよう
な非相溶な樹脂が分散配合されたポリ乳酸フィルムは、
2軸延伸されることにより、非相溶な樹脂を核とした微
細な空洞を形成する。また、2軸延伸されることで、白
色度、機械的強度、低密度化などが高まるという特徴を
惹起するものである。
【0015】本発明のフィルムの厚さは、好ましくは5
〜1000μm、さらに好ましくは8〜500μm、特
に好ましくは10〜300μmである。厚さが、5μm
〜1000μmであればハンドリング性が良好である。
〜1000μm、さらに好ましくは8〜500μm、特
に好ましくは10〜300μmである。厚さが、5μm
〜1000μmであればハンドリング性が良好である。
【0016】本発明において、ポリ乳酸とこれに非相溶
な樹脂を主たる構成成分とする内部に微細な空洞を含有
するフィルムの少なくとも片面、好ましくは両面に実質
的に空洞を含有しない層を積層したフィルムとするの
が、製造工程における非相溶な樹脂の脱落防止、表面の
平滑性、易接着性などの点で好ましい。かかる実質的に
空洞を含有しない層に用いる樹脂としては、上記のポリ
乳酸、ポリエステル、ポリオレフィンを用いることがで
きる。かかる積層の厚みは、特に限定されないが、例え
ば全フィルム厚みの1〜30%が好ましく、2〜20%
の範囲が特に好ましい。
な樹脂を主たる構成成分とする内部に微細な空洞を含有
するフィルムの少なくとも片面、好ましくは両面に実質
的に空洞を含有しない層を積層したフィルムとするの
が、製造工程における非相溶な樹脂の脱落防止、表面の
平滑性、易接着性などの点で好ましい。かかる実質的に
空洞を含有しない層に用いる樹脂としては、上記のポリ
乳酸、ポリエステル、ポリオレフィンを用いることがで
きる。かかる積層の厚みは、特に限定されないが、例え
ば全フィルム厚みの1〜30%が好ましく、2〜20%
の範囲が特に好ましい。
【0017】また、本発明の白色フィルムの白色度を、
更に向上させるために、空洞を含有するフィルムおよび
/または空洞を含有しない層中に、白色顔料を含有させ
ることもできる。かかる白色顔料としては、例えば二酸
化チタン、硫酸バリウム、酸化亜鉛、炭酸カルシウムな
どを用いることができる。
更に向上させるために、空洞を含有するフィルムおよび
/または空洞を含有しない層中に、白色顔料を含有させ
ることもできる。かかる白色顔料としては、例えば二酸
化チタン、硫酸バリウム、酸化亜鉛、炭酸カルシウムな
どを用いることができる。
【0018】次に、本発明の白色ポリ乳酸フィルムの製
造方法について説明する。
造方法について説明する。
【0019】ポリ乳酸の重合方法としては、縮合重合
法、開環重合法等のいずれの方法をも採用することも可
能であり、さらには、分子量増大のために、少量の鎖延
長剤、例えばジイソシアネート化合物、ジエポキシ化合
物、酸無水物等を使用してもよい。かくして得られる重
合体の重量平均分子量としては、好ましくは1万〜10
0万の範囲であるのが、実用特性、成形加工性の上から
よい。
法、開環重合法等のいずれの方法をも採用することも可
能であり、さらには、分子量増大のために、少量の鎖延
長剤、例えばジイソシアネート化合物、ジエポキシ化合
物、酸無水物等を使用してもよい。かくして得られる重
合体の重量平均分子量としては、好ましくは1万〜10
0万の範囲であるのが、実用特性、成形加工性の上から
よい。
【0020】本発明において、上記で得られたポリ乳酸
に、非相溶な樹脂を配合する方法には、特に制限はな
く、公知の混合方法が採用される。例えば、ポリ乳酸の
チップに、必要に応じて、乾燥した非相溶な樹脂のチッ
プを加え、リボンブレンダー、タンブラー、ヘンシェル
ミキサー等で混合した後、バンバリーミキサー、1軸ま
たは2軸押出機により、170〜250℃の温度で、混
練して、ペレット状、棒状、粉末状などの形状の組成物
を得る方法である。また、上記の方法で、予め、非相溶
な樹脂をポリ乳酸に高濃度に配合した、いわゆるマスタ
ーバッチを作っておき、これとポリ乳酸を混合して、最
終的な濃度の組成物とすることもできる。
に、非相溶な樹脂を配合する方法には、特に制限はな
く、公知の混合方法が採用される。例えば、ポリ乳酸の
チップに、必要に応じて、乾燥した非相溶な樹脂のチッ
プを加え、リボンブレンダー、タンブラー、ヘンシェル
ミキサー等で混合した後、バンバリーミキサー、1軸ま
たは2軸押出機により、170〜250℃の温度で、混
練して、ペレット状、棒状、粉末状などの形状の組成物
を得る方法である。また、上記の方法で、予め、非相溶
な樹脂をポリ乳酸に高濃度に配合した、いわゆるマスタ
ーバッチを作っておき、これとポリ乳酸を混合して、最
終的な濃度の組成物とすることもできる。
【0021】このようにして得られた組成物からフィル
ムを製造する方法にも特に制限はない。例えば、前記組
成物を、100〜140℃で真空乾燥し、押出機に供給
し、融点以上の温度に加熱し溶融する。押出温度として
は、200〜270℃の範囲が好ましい。次いで、溶融
したポリマーをスリット状の吐出口を有するTダイから
押し出し、冷却ロールに密着固化して、キャストフィル
ムを得る。溶融シートと冷却ロールの密着性を向上させ
るには、静電印加密着法や液面塗布密着法を採用するこ
とが好ましい。空洞を含有しない層を設ける場合には、
共押し出しによる方法を用いることができる。
ムを製造する方法にも特に制限はない。例えば、前記組
成物を、100〜140℃で真空乾燥し、押出機に供給
し、融点以上の温度に加熱し溶融する。押出温度として
は、200〜270℃の範囲が好ましい。次いで、溶融
したポリマーをスリット状の吐出口を有するTダイから
押し出し、冷却ロールに密着固化して、キャストフィル
ムを得る。溶融シートと冷却ロールの密着性を向上させ
るには、静電印加密着法や液面塗布密着法を採用するこ
とが好ましい。空洞を含有しない層を設ける場合には、
共押し出しによる方法を用いることができる。
【0022】該キャストフィルムは、更に2軸延伸され
る。かかる2軸延伸法としては、例えば、ロール延伸法
により、縦方向に延伸し、次いでテンターにより、幅方
向に延伸するか、または、その延伸の順序を逆とした逐
次2軸延伸法、テンターを用いた縦横同時2軸延伸法を
採用することができる。
る。かかる2軸延伸法としては、例えば、ロール延伸法
により、縦方向に延伸し、次いでテンターにより、幅方
向に延伸するか、または、その延伸の順序を逆とした逐
次2軸延伸法、テンターを用いた縦横同時2軸延伸法を
採用することができる。
【0023】かかる2軸延伸の温度としては、ポリマー
のガラス転移温度近傍、例えば60〜120℃が好まし
い。延伸倍率としては、縦横それぞれ2.5〜10倍が
好ましい。また、一旦2軸延伸した後、さらに、縦また
は横に再度延伸することもできる。
のガラス転移温度近傍、例えば60〜120℃が好まし
い。延伸倍率としては、縦横それぞれ2.5〜10倍が
好ましい。また、一旦2軸延伸した後、さらに、縦また
は横に再度延伸することもできる。
【0024】このようにして得られた2軸延伸フィルム
を熱処理する。かかる熱処理温度としては、90〜16
0℃が好ましく、110〜140℃がより好ましい。熱
処理時間は、好ましくは1秒〜5分である。この熱処理
条件によって、熱収縮特性を調整することができる。例
えば、熱処理後、フィルムを急冷あるいは徐冷、中間冷
却ゾーンを設けることで、加熱収縮応力を調整すること
ができる。また、熱処理時あるいはその後の徐冷ゾーン
において、縦方向または幅方向に弛緩してもよい。
を熱処理する。かかる熱処理温度としては、90〜16
0℃が好ましく、110〜140℃がより好ましい。熱
処理時間は、好ましくは1秒〜5分である。この熱処理
条件によって、熱収縮特性を調整することができる。例
えば、熱処理後、フィルムを急冷あるいは徐冷、中間冷
却ゾーンを設けることで、加熱収縮応力を調整すること
ができる。また、熱処理時あるいはその後の徐冷ゾーン
において、縦方向または幅方向に弛緩してもよい。
【0025】本発明のフィルムにおいては、必要に応
じ、その片面もしくは両面に、濡れ性や接着性を改善す
るための塗布層を形成することもできる。塗液には、防
爆性や環境汚染の点で、水溶解、乳化または懸濁したも
のが用いられる。塗布層は、結晶配向完了後の2軸延伸
フィルムに塗布する方法あるいは結晶配向完了前のフィ
ルムに塗布した後延伸するする方法があるが、本発明の
効果を、より顕著に発現させるためには、後者の方法が
好ましい。
じ、その片面もしくは両面に、濡れ性や接着性を改善す
るための塗布層を形成することもできる。塗液には、防
爆性や環境汚染の点で、水溶解、乳化または懸濁したも
のが用いられる。塗布層は、結晶配向完了後の2軸延伸
フィルムに塗布する方法あるいは結晶配向完了前のフィ
ルムに塗布した後延伸するする方法があるが、本発明の
効果を、より顕著に発現させるためには、後者の方法が
好ましい。
【0026】かかる塗布する方法としては、特に限定さ
れないが、ロールコーター、グラビアコーター、リバー
スコーター、キスコーター、バーコーター等を用いて塗
布するのが好ましい。また、塗布する前に、必要に応じ
て、塗布面に空気中、その他種々の雰囲気中で、コロナ
放電処理を施しておいてもよい。
れないが、ロールコーター、グラビアコーター、リバー
スコーター、キスコーター、バーコーター等を用いて塗
布するのが好ましい。また、塗布する前に、必要に応じ
て、塗布面に空気中、その他種々の雰囲気中で、コロナ
放電処理を施しておいてもよい。
【0027】また、本発明における塗布層にはさらに消
泡剤、紫外線吸収剤、染料等を配合してもよい。 [特性の測定方法] (1)製膜性 製膜時におけるフィルム破れなどのトラブル発生や製膜
装置の汚染について、以下の基準に従い判定した。
泡剤、紫外線吸収剤、染料等を配合してもよい。 [特性の測定方法] (1)製膜性 製膜時におけるフィルム破れなどのトラブル発生や製膜
装置の汚染について、以下の基準に従い判定した。
【0028】○:製膜が安定しており、良好。
【0029】△:時折フィルム破れが発生するか、また
は製膜装置のドラム、ロール部分が汚れ てく
るため、製膜性に劣る。
は製膜装置のドラム、ロール部分が汚れ てく
るため、製膜性に劣る。
【0030】×:フィルム破れが多発し、製膜性が不
良。
良。
【0031】ここで、○および△が、実用上採用できる
ものである。 (2)比重 サンプルを50mm(TD)×60mm(MD)の大き
さにカットし、高精度電子比重計SD−120L(ミラ
ージュ貿易(株)製)を用いて、水中置換法により、測
定し、比重を算出した。 (3)白色度(%) 分光式色差計SE−2000(日本電色工業(株)製)
を用いて、色の3刺激値X、Y、Zを測定し、下記式よ
り算出した。
ものである。 (2)比重 サンプルを50mm(TD)×60mm(MD)の大き
さにカットし、高精度電子比重計SD−120L(ミラ
ージュ貿易(株)製)を用いて、水中置換法により、測
定し、比重を算出した。 (3)白色度(%) 分光式色差計SE−2000(日本電色工業(株)製)
を用いて、色の3刺激値X、Y、Zを測定し、下記式よ
り算出した。
【0032】 白色度(%)=4×0.847×Z−3×Y (4)クッション率(%) ダイアルゲージ(三豊製作所製No.2109−10)
に標準測定子(No.90030)を取り付け、押さえ
部分上部に50g、500gの荷重をかけて、フィルム
厚みを測定し、下記式より算出した。
に標準測定子(No.90030)を取り付け、押さえ
部分上部に50g、500gの荷重をかけて、フィルム
厚みを測定し、下記式より算出した。
【0033】クッション率(%)={1−(500g荷
重時の厚み)/(50g荷重時の厚み)}
×100 クッション率として、5%以上が好ましいものである。
重時の厚み)/(50g荷重時の厚み)}
×100 クッション率として、5%以上が好ましいものである。
【0034】
【実施例】以下、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるもので
はない。
説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるもので
はない。
【0035】実施例1 分子量10万であるポリ(L−乳酸)(D体の混合率
1.2%:ガラス転移温度64℃)ペレット100重量
部にエチレンテレフタレート−エチレンイソフタレート
共重合体(イソフタル酸共重合量18モル%)ペレット
15重量部をドライブレンドした後、回転方向が異なる
2軸押出機に供給して220℃で押し出しペレット化し
た。
1.2%:ガラス転移温度64℃)ペレット100重量
部にエチレンテレフタレート−エチレンイソフタレート
共重合体(イソフタル酸共重合量18モル%)ペレット
15重量部をドライブレンドした後、回転方向が異なる
2軸押出機に供給して220℃で押し出しペレット化し
た。
【0036】得られたペレットを120℃で5時間真空
乾燥を行い、押出機に供給して235℃で溶融して押出
機先端のTダイからシート状に溶融押し出しし、回転冷
却ドラムに静電印加法で密着させて冷却固化して未延伸
シートを得た。
乾燥を行い、押出機に供給して235℃で溶融して押出
機先端のTダイからシート状に溶融押し出しし、回転冷
却ドラムに静電印加法で密着させて冷却固化して未延伸
シートを得た。
【0037】次いでこの未延伸シートを加熱したロール
を用いて長手方向に68℃で3.0倍、次いでテンター
を用いて幅方向に68℃で3.2倍逐次2軸延伸して、
140℃で熱処理し、厚さ50μmの2軸延伸フィルム
を得た。製膜は、極めて安定しており、良好であった。
を用いて長手方向に68℃で3.0倍、次いでテンター
を用いて幅方向に68℃で3.2倍逐次2軸延伸して、
140℃で熱処理し、厚さ50μmの2軸延伸フィルム
を得た。製膜は、極めて安定しており、良好であった。
【0038】得られたフィルムの特性を表1に示した
が、低密度化しており、白色度、クッション性に優れて
いた。
が、低密度化しており、白色度、クッション性に優れて
いた。
【0039】比較例1 実施例1で用いたポリ(L−乳酸)ペレット100重量
部に平均粒径0.3μmの二酸化チタン15重量部を加
え混合後、回転方向が異なる2軸押出機に供給して22
0℃で押し出しペレット化した。
部に平均粒径0.3μmの二酸化チタン15重量部を加
え混合後、回転方向が異なる2軸押出機に供給して22
0℃で押し出しペレット化した。
【0040】得られたペレットを120℃で5時間真空
乾燥を行い、押出機に供給して235℃で溶融して押出
機先端のTダイからシート状に溶融押し出しし、回転冷
却ドラムに静電印加法で密着させて冷却固化して未延伸
シートを得た。
乾燥を行い、押出機に供給して235℃で溶融して押出
機先端のTダイからシート状に溶融押し出しし、回転冷
却ドラムに静電印加法で密着させて冷却固化して未延伸
シートを得た。
【0041】次いでこの未延伸シートを加熱したロール
を用いて長手方向に68℃で3.0倍、次いでテンター
を用いて幅方向に68℃で3.2倍逐次2軸延伸しよう
と試みたが、破れが多発し製膜性が不良であった。
を用いて長手方向に68℃で3.0倍、次いでテンター
を用いて幅方向に68℃で3.2倍逐次2軸延伸しよう
と試みたが、破れが多発し製膜性が不良であった。
【0042】一部採取したフィルムの特性を表1に示し
たが、低密度化が不十分なものであった。
たが、低密度化が不十分なものであった。
【0043】比較例2 二酸化チタンの配合量を5重量部に変更した以外は、比
較例1と同様にしてフィルムを作成した。製膜性は△で
あった。
較例1と同様にしてフィルムを作成した。製膜性は△で
あった。
【0044】また、得られたフィルムの特性を表1に示
したが、白色度、クッション性が不十分であった。
したが、白色度、クッション性が不十分であった。
【0045】比較例3 平均粒径0.3μmの二酸化チタンを平均粒径1.5μ
mの炭酸カルシウムに変更した以外は、比較例2と同様
にしてフィルム化を試みたが、破れが多発し製膜性が不
良であった。
mの炭酸カルシウムに変更した以外は、比較例2と同様
にしてフィルム化を試みたが、破れが多発し製膜性が不
良であった。
【0046】一部採取したフィルムの特性を表1に示し
たが、白色度、クッション性が不十分であった。
たが、白色度、クッション性が不十分であった。
【0047】実施例2〜5 表1に示したとおりに、ポリ(L−乳酸)ペレットに配
合するペレットの種類、配合量を変更したこと以外は実
施例1と同様にして、2軸延伸フィルムを得た。
合するペレットの種類、配合量を変更したこと以外は実
施例1と同様にして、2軸延伸フィルムを得た。
【0048】表1に得られたフィルムの特性および画質
の評価結果を合わせて示したが、本発明の範囲のフィル
ムは良好な特性を示した。
の評価結果を合わせて示したが、本発明の範囲のフィル
ムは良好な特性を示した。
【0049】実施例6 分子量10万であるポリ(L−乳酸)(D体の混合率3
%:ガラス転移温度63℃)ペレット100重量部にエ
チレンテレフタレート−エチレンイソフタレート共重合
体(イソフタル酸共重合量18モル%)ペレット10重
量部をドライブレンドした後、回転方向が異なる2軸押
出機に供給して220℃で押し出しペレット化した。
%:ガラス転移温度63℃)ペレット100重量部にエ
チレンテレフタレート−エチレンイソフタレート共重合
体(イソフタル酸共重合量18モル%)ペレット10重
量部をドライブレンドした後、回転方向が異なる2軸押
出機に供給して220℃で押し出しペレット化した。
【0050】得られたペレットを120℃で5時間真空
乾燥を行い、押出機に供給して235℃で溶融して押出
機先端のTダイからシート状に溶融押し出しし、回転冷
却ドラムに静電印加法で密着させて冷却固化して未延伸
シートを得た。
乾燥を行い、押出機に供給して235℃で溶融して押出
機先端のTダイからシート状に溶融押し出しし、回転冷
却ドラムに静電印加法で密着させて冷却固化して未延伸
シートを得た。
【0051】次いでこの未延伸シートを同時2軸延伸機
を用いて70℃で長手方向に4.0倍、幅方向に4.0
倍延伸して、140℃で熱処理し、厚さ50μmの2軸
延伸フィルムを得た。製膜は、極めて安定しており、良
好であった。
を用いて70℃で長手方向に4.0倍、幅方向に4.0
倍延伸して、140℃で熱処理し、厚さ50μmの2軸
延伸フィルムを得た。製膜は、極めて安定しており、良
好であった。
【0052】得られたフィルムの特性を表1に示した
が、低密度化しており、白色度、クッション性に優れる
ものであった。
が、低密度化しており、白色度、クッション性に優れる
ものであった。
【0053】実施例7 1台の主押出機と1台の副押出機が合流して主層の両面
に副層を設けて両面積層フィルムを作成できる共押出積
層装置を用い、主押出機に実施例1のポリ(L−乳酸)
ペレットにエチレンテレフタレート−エチレンイソフタ
レート共重合体ペレットをドライブレンドした後、押し
出して作成したペレットを供給し、副押出機に比較例2
のポリ(L−乳酸)ペレットに二酸化チタンを混合した
後、押し出して作成したペレットを供給した。なお、そ
れぞれの供給したペレットは、予め120℃で5時間真
空乾燥した後供給した。2台の押出機とも235℃に加
熱して押出機先端のTダイからシート状に溶融押し出し
し、回転冷却ドラムに静電印加法で密着させて冷却固化
して、副層/主層/副層の厚み比が5/90/5の未延
伸積層シートを得た。
に副層を設けて両面積層フィルムを作成できる共押出積
層装置を用い、主押出機に実施例1のポリ(L−乳酸)
ペレットにエチレンテレフタレート−エチレンイソフタ
レート共重合体ペレットをドライブレンドした後、押し
出して作成したペレットを供給し、副押出機に比較例2
のポリ(L−乳酸)ペレットに二酸化チタンを混合した
後、押し出して作成したペレットを供給した。なお、そ
れぞれの供給したペレットは、予め120℃で5時間真
空乾燥した後供給した。2台の押出機とも235℃に加
熱して押出機先端のTダイからシート状に溶融押し出し
し、回転冷却ドラムに静電印加法で密着させて冷却固化
して、副層/主層/副層の厚み比が5/90/5の未延
伸積層シートを得た。
【0054】次いでこの未延伸積層シートを加熱したロ
ールを用いて長手方向に68℃で3.0倍、次いでテン
ターを用いて幅方向に68℃で3.2倍逐次2軸延伸し
て、140℃で熱処理し、厚さ50μmの2軸延伸フィ
ルムを得た。製膜は、極めて安定しており、良好であっ
た。
ールを用いて長手方向に68℃で3.0倍、次いでテン
ターを用いて幅方向に68℃で3.2倍逐次2軸延伸し
て、140℃で熱処理し、厚さ50μmの2軸延伸フィ
ルムを得た。製膜は、極めて安定しており、良好であっ
た。
【0055】得られたフィルムの特性を表1に示した
が、低密度化しており、白色度、クッション性に優れて
いた。
が、低密度化しており、白色度、クッション性に優れて
いた。
【0056】
【表1】
【0057】表1から明らかなように、実施例1〜7の
ものは、比較例1〜3のものに比して、製造時の製膜性
が良好であり、低密度化し、白色度、クッション性に優
れることがわかる。
ものは、比較例1〜3のものに比して、製造時の製膜性
が良好であり、低密度化し、白色度、クッション性に優
れることがわかる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、廃棄時の問題がなく、
白色性やクッション性に優れ、低密度の白色フィルムを
提供することができる。
白色性やクッション性に優れ、低密度の白色フィルムを
提供することができる。
Claims (7)
- 【請求項1】 ポリ乳酸とこれに非相溶な樹脂を主たる
構成成分とする内部に微細な空洞を含有することを特徴
とする白色ポリ乳酸フィルム。 - 【請求項2】 該非相溶な樹脂が、熱可塑性樹脂である
ことを特徴とする請求項1に記載の白色ポリ乳酸フィル
ム。 - 【請求項3】 該熱可塑性樹脂が、酸成分とグリコール
成分からなるポリエステルであることを特徴とする請求
項2に記載の白色ポリ乳酸フィルム。 - 【請求項4】 該ポリエステルが、主たる酸成分がテレ
フタル酸、主たるグリコール成分がエチレングリコール
であるポリエステルであることを特徴とする請求項3に
記載の白色ポリ乳酸フィルム。 - 【請求項5】 該熱可塑性樹脂が、ポリオレフィンであ
ることを特徴とする請求項2に記載の白色ポリ乳酸フィ
ルム。 - 【請求項6】 該ポリオレフィンが、ポリプロピレンで
あることを特徴とする請求項5に記載の白色ポリ乳酸フ
ィルム。 - 【請求項7】 該白色ポリ乳酸フィルムが、0.30〜
1.24g/cm3 の見掛け密度を有するものであるこ
とを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の白色ポ
リ乳酸フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000349169A JP2002146071A (ja) | 2000-11-16 | 2000-11-16 | 白色ポリ乳酸フィルム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000349169A JP2002146071A (ja) | 2000-11-16 | 2000-11-16 | 白色ポリ乳酸フィルム |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010213118A Division JP5018947B2 (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 白色ポリ乳酸フィルム |
JP2010213119A Division JP2010280921A (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 白色ポリ乳酸フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002146071A true JP2002146071A (ja) | 2002-05-22 |
Family
ID=18822625
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---|---|---|---|
JP2000349169A Pending JP2002146071A (ja) | 2000-11-16 | 2000-11-16 | 白色ポリ乳酸フィルム |
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- 2000-11-16 JP JP2000349169A patent/JP2002146071A/ja active Pending
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