JP2002143781A - クリーニング装置 - Google Patents
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 定着ローラの外周面に付着残留したトナー汚
れを清掃(払拭)するクリーニングシートの差し替え交
換を短時間で、簡単かつ安価に行えるようにしたクリー
ニング装置を提供する。 【解決手段】 上記シート状洗浄材3の巻取り装置4又
は巻き戻し装置5の巻取り又は巻き戻し芯23を、中空
管で、円周方向幅が上記シート状洗浄材3の厚みの2倍
以上のスリット22を軸方向に設けた上記シート状洗浄
材3を装着するための軸7と、上記シート状洗浄材3を
装着するための軸7の中空部端部から上記スリット22
へシート状洗浄材3を挿入し、上記スリット22の円周
方向幅以上の直径を有し、上記シート状洗浄材3の幅以
上の長さの心棒24とを含むこととした。
れを清掃(払拭)するクリーニングシートの差し替え交
換を短時間で、簡単かつ安価に行えるようにしたクリー
ニング装置を提供する。 【解決手段】 上記シート状洗浄材3の巻取り装置4又
は巻き戻し装置5の巻取り又は巻き戻し芯23を、中空
管で、円周方向幅が上記シート状洗浄材3の厚みの2倍
以上のスリット22を軸方向に設けた上記シート状洗浄
材3を装着するための軸7と、上記シート状洗浄材3を
装着するための軸7の中空部端部から上記スリット22
へシート状洗浄材3を挿入し、上記スリット22の円周
方向幅以上の直径を有し、上記シート状洗浄材3の幅以
上の長さの心棒24とを含むこととした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子印刷機の印刷
装置部に設備する定着ローラ等のクリーニング装置に関
するものである。
装置部に設備する定着ローラ等のクリーニング装置に関
するものである。
【0002】従来の電子印刷機は、図9に示すように、
ウェブ供給装置29、印刷装置30、紙送り装置31、
ウェブ切断装置32、及び図示しない紙搬送装置、製本
機等にて構成されている。ウェブ供給装置29は、巻取
紙33を支持軸34に装着し、該支持軸34を両軸端側
から狭持支承するようにした装置である。該支持軸34
には回転を制動するブレーキ装置が具備されている。す
なわち、ウェブ供給装置29は、順次繰り出されるウェ
ブ35へ所定のテンションを付加し、弛みのない状態で
ウェブ35を給送できるように構成している。
ウェブ供給装置29、印刷装置30、紙送り装置31、
ウェブ切断装置32、及び図示しない紙搬送装置、製本
機等にて構成されている。ウェブ供給装置29は、巻取
紙33を支持軸34に装着し、該支持軸34を両軸端側
から狭持支承するようにした装置である。該支持軸34
には回転を制動するブレーキ装置が具備されている。す
なわち、ウェブ供給装置29は、順次繰り出されるウェ
ブ35へ所定のテンションを付加し、弛みのない状態で
ウェブ35を給送できるように構成している。
【0003】次に、印刷装置30は、上記ウェブ供給装
置29から連続的に供給されるウェブ35へ所定の印刷
を施す装置である。この印刷装置30では、複数のデジ
タルデータを収納したメモリー36から各印刷ユニット
30a〜30dの露光装置37へデジタル信号として印
刷データを出力し、対応する感光ドラム38の絵柄相当
部を帯電させ、その部分にトナーを付着させた後ウエブ
35へトナーを転写し、印刷を行う。その後、定着ロー
ラ2を介してウエブ35へ転写させたトナーをウエブ3
5上へ定着させ一連の印刷が完了する。
置29から連続的に供給されるウェブ35へ所定の印刷
を施す装置である。この印刷装置30では、複数のデジ
タルデータを収納したメモリー36から各印刷ユニット
30a〜30dの露光装置37へデジタル信号として印
刷データを出力し、対応する感光ドラム38の絵柄相当
部を帯電させ、その部分にトナーを付着させた後ウエブ
35へトナーを転写し、印刷を行う。その後、定着ロー
ラ2を介してウエブ35へ転写させたトナーをウエブ3
5上へ定着させ一連の印刷が完了する。
【0004】ウエブ35の片面に4色印刷する場合、ウ
エブ35は印刷ユニット30aから3dまで反転させず
に印刷を行う。ウエブ35の両面を印刷する場合は、タ
ーンバー39で、印刷ユニット30a、30bを通過し
たウェブ35を巻回走行させることによって表裏を反転
させ、次の印刷ユニット30c、30dへ給送できるよ
うになっている。したがって、ターンバー39を通紙さ
せた場合ウェブ35の表裏両側面へそれぞれ2色の印刷
ができる。定着ローラ2は、ウェブ35上へ転写された
トナーを加熱し、トナーをウエブ35に安定的に定着す
べく機能している。次に、紙送り装置31は一対のフィ
ードローラ40a,40bから構成され、モータによる
フィードローラ40a,40bの回転を介してウェブ3
5を狭持搬送し、印刷装置30における印刷速度と同期
した走行速度でウェブ30を搬送するようになってい
る。
エブ35は印刷ユニット30aから3dまで反転させず
に印刷を行う。ウエブ35の両面を印刷する場合は、タ
ーンバー39で、印刷ユニット30a、30bを通過し
たウェブ35を巻回走行させることによって表裏を反転
させ、次の印刷ユニット30c、30dへ給送できるよ
うになっている。したがって、ターンバー39を通紙さ
せた場合ウェブ35の表裏両側面へそれぞれ2色の印刷
ができる。定着ローラ2は、ウェブ35上へ転写された
トナーを加熱し、トナーをウエブ35に安定的に定着す
べく機能している。次に、紙送り装置31は一対のフィ
ードローラ40a,40bから構成され、モータによる
フィードローラ40a,40bの回転を介してウェブ3
5を狭持搬送し、印刷装置30における印刷速度と同期
した走行速度でウェブ30を搬送するようになってい
る。
【0005】ところで、図9に示すように表裏印刷した
場合には定着ローラ2に接触する側にもトナーが付着し
た面が接触するようになる。表裏印刷する場合は、先に
印刷した面のトナーを定着させた後、ウエブ35を反転
させるので、定着ローラ2に接触するのは一度定着済で
はある。しかし、時間が長くなると定着ローラ2の表面
は徐々にトナーが付着残留し、残留したトナーが印刷面
に逆転移して印刷面を汚す等印刷品質を劣化させるよう
になる。したがって、ローラ2の外周面を定期的に清掃
し、上記トナー汚れを除去する事が必要となる。このた
め、電子印刷機では、上記トナー汚れを払拭除去する手
段として定着ローラ用クリーニング装置が設備されてい
る。
場合には定着ローラ2に接触する側にもトナーが付着し
た面が接触するようになる。表裏印刷する場合は、先に
印刷した面のトナーを定着させた後、ウエブ35を反転
させるので、定着ローラ2に接触するのは一度定着済で
はある。しかし、時間が長くなると定着ローラ2の表面
は徐々にトナーが付着残留し、残留したトナーが印刷面
に逆転移して印刷面を汚す等印刷品質を劣化させるよう
になる。したがって、ローラ2の外周面を定期的に清掃
し、上記トナー汚れを除去する事が必要となる。このた
め、電子印刷機では、上記トナー汚れを払拭除去する手
段として定着ローラ用クリーニング装置が設備されてい
る。
【0006】従来の一般的な定着ローラ用クリーニング
装置41は、図10の(a)に示すように電子印刷機の
定着ローラ2に近接して、クリーニングシート(シート
状洗浄材)3の巻き取り部4、ローラ状に形成したクリ
ーニングシート3を順次送り出すシートの巻き戻し部5
及び所定の張力を付加した上記クリーニングシート3を
定着ローラ2の外周面へ押し付ける押圧手段6等を配設
している。
装置41は、図10の(a)に示すように電子印刷機の
定着ローラ2に近接して、クリーニングシート(シート
状洗浄材)3の巻き取り部4、ローラ状に形成したクリ
ーニングシート3を順次送り出すシートの巻き戻し部5
及び所定の張力を付加した上記クリーニングシート3を
定着ローラ2の外周面へ押し付ける押圧手段6等を配設
している。
【0007】このクリーニング装置41では、巻き取り
部4の軸に連結したモータ11の駆動によってクリーニ
ングシート3を間欠、あるいは超低速度で順次巻取り、
定着ローラ2の表面を払拭し清掃している。ここで、払
拭消費によって未使用のクリーニングシート3がなくな
ると、新しいクリーニングシート3と差し替え交換して
いる。巻取り部4あるいは巻き戻し部5の中心、すなわ
ち、クリーニングシート3の端部は軸42(芯管)に取
付けられている。このクリーニングシート3には、清掃
機能を向上すべく、設定時には所定の張力を付加させて
いる。したがって、軸42では局部的に弛み皺が発生し
ないように、連続的かつ上記シートテンションに耐え得
るよう強固に固定する必要がある。これまでのクリーニ
ングシート3は、図10の(b)に示すように、シート
3の巻取り方向両端を軸42へ、両面接着テープ45を
介し貼着させて固定する方法が取られていた。なお、軸
42はクリーニング装置41から着脱でき、且つ、駆動
モータ11の回転力が伝達できる構造になっている。従
来の定着ローラ用クリーニング装置41は、上記のよう
に構成、機能するもので、次のような不具合があった。
部4の軸に連結したモータ11の駆動によってクリーニ
ングシート3を間欠、あるいは超低速度で順次巻取り、
定着ローラ2の表面を払拭し清掃している。ここで、払
拭消費によって未使用のクリーニングシート3がなくな
ると、新しいクリーニングシート3と差し替え交換して
いる。巻取り部4あるいは巻き戻し部5の中心、すなわ
ち、クリーニングシート3の端部は軸42(芯管)に取
付けられている。このクリーニングシート3には、清掃
機能を向上すべく、設定時には所定の張力を付加させて
いる。したがって、軸42では局部的に弛み皺が発生し
ないように、連続的かつ上記シートテンションに耐え得
るよう強固に固定する必要がある。これまでのクリーニ
ングシート3は、図10の(b)に示すように、シート
3の巻取り方向両端を軸42へ、両面接着テープ45を
介し貼着させて固定する方法が取られていた。なお、軸
42はクリーニング装置41から着脱でき、且つ、駆動
モータ11の回転力が伝達できる構造になっている。従
来の定着ローラ用クリーニング装置41は、上記のよう
に構成、機能するもので、次のような不具合があった。
【0008】すなわち、以下のような問題点があった。 (1) クリーニングシート3を両面接着テープ45で
貼着し軸に固定するため、トナー汚れを拭き取った後の
旧シート3の除去(軸42からの剥離)が困難で、該取
り付け軸42を使用済みのクリーニングシート3と共に
廃棄していた。このため、ランニングコストが高騰して
いる。 (2) 軸42に貼着する場合直角、平行精度を出して
貼り付ける必要があり、両面接着テープ45だと貼着・
修正が困難で、作業に熟練と長い時間を要する。 (3) 定着ローラ用のクリーニングシートは所定のテ
ンションを付加した状態で取り付けると共に高熱部に接
触させて使用するため、両面接着テープ45による貼着
だとずれたり剥れる恐れがある。
貼着し軸に固定するため、トナー汚れを拭き取った後の
旧シート3の除去(軸42からの剥離)が困難で、該取
り付け軸42を使用済みのクリーニングシート3と共に
廃棄していた。このため、ランニングコストが高騰して
いる。 (2) 軸42に貼着する場合直角、平行精度を出して
貼り付ける必要があり、両面接着テープ45だと貼着・
修正が困難で、作業に熟練と長い時間を要する。 (3) 定着ローラ用のクリーニングシートは所定のテ
ンションを付加した状態で取り付けると共に高熱部に接
触させて使用するため、両面接着テープ45による貼着
だとずれたり剥れる恐れがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に対処すべく改善された定着ローラ用クリーニング装置
を提供することを目的とするものである。
に対処すべく改善された定着ローラ用クリーニング装置
を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るクリーニング装置は、ローラ等の表面
の汚れをシート状洗浄材で払拭するためのクリーニング
装置において、上記シート状洗浄材の巻取り装置又は巻
き戻し装置の巻取り又は巻き戻し芯を、中空管で、円周
方向幅が上記シート状洗浄材の厚みの2倍以上のスリッ
トを軸方向に設けた上記シート状洗浄材を装着するため
の軸と、上記シート状洗浄材を装着するための軸の中空
部端部から上記スリットへシート状洗浄材を挿入し、上
記スリットの円周方向幅以上の直径を有し、上記シート
状洗浄材の幅以上の長さの心棒とを含むこととした。な
お、上記シート状洗浄材は、後述の実施の形態では、ク
リーニングシートとして例示されている。
に、本発明に係るクリーニング装置は、ローラ等の表面
の汚れをシート状洗浄材で払拭するためのクリーニング
装置において、上記シート状洗浄材の巻取り装置又は巻
き戻し装置の巻取り又は巻き戻し芯を、中空管で、円周
方向幅が上記シート状洗浄材の厚みの2倍以上のスリッ
トを軸方向に設けた上記シート状洗浄材を装着するため
の軸と、上記シート状洗浄材を装着するための軸の中空
部端部から上記スリットへシート状洗浄材を挿入し、上
記スリットの円周方向幅以上の直径を有し、上記シート
状洗浄材の幅以上の長さの心棒とを含むこととした。な
お、上記シート状洗浄材は、後述の実施の形態では、ク
リーニングシートとして例示されている。
【0011】本発明に係るクリーニング装置は、その実
施の形態において、上記心棒を、外周表面の摩擦係数を
大きくした心棒とすることができる。また、本発明に係
るクリーニング装置は、その実施の形態において、シー
ト状洗浄材を装着するための軸の中空部に挿入すると
き、該軸のスリットを通ることができるブレードを外周
に設けた心棒を用いることができる。さらに、本発明に
係るクリーニング装置は、その実施の形態において、上
記心棒を上記シート状洗浄材を装着するための軸に挿入
した状態で、該軸の半径方向に上記心棒を押圧する手段
を設けることができる。
施の形態において、上記心棒を、外周表面の摩擦係数を
大きくした心棒とすることができる。また、本発明に係
るクリーニング装置は、その実施の形態において、シー
ト状洗浄材を装着するための軸の中空部に挿入すると
き、該軸のスリットを通ることができるブレードを外周
に設けた心棒を用いることができる。さらに、本発明に
係るクリーニング装置は、その実施の形態において、上
記心棒を上記シート状洗浄材を装着するための軸に挿入
した状態で、該軸の半径方向に上記心棒を押圧する手段
を設けることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】電子印刷機の印刷部に設備させた
本発明に係る定着ローラのためのクリーニング装置の第
1の実施の形態を、図1ないし図4に基づいて説明す
る。本クリーニング装置は、前記従来技術に関して説明
した課題を解決すべく提案するもので、定着ローラの外
周面に付着残留したトナー汚れを清掃(払拭)するクリ
ーニングシート3の差し替え交換を短時間で、簡単かつ
安価に行えるよう構成している。
本発明に係る定着ローラのためのクリーニング装置の第
1の実施の形態を、図1ないし図4に基づいて説明す
る。本クリーニング装置は、前記従来技術に関して説明
した課題を解決すべく提案するもので、定着ローラの外
周面に付着残留したトナー汚れを清掃(払拭)するクリ
ーニングシート3の差し替え交換を短時間で、簡単かつ
安価に行えるよう構成している。
【0013】以下本第1の実施の形態に係るクリーニン
グ装置の構造について説明する。なお、図9及び図10
について説明した従来のクリーニング装置と共通する部
品及び部位等については同一の符号を付している。本第
1の実施の形態に係るクリーニング装置1は、図1及び
図3に示すように電子印刷機の定着ローラ2に近接し
て、クリーニングシート3の巻き取り装置4、ローラ状
に形成したクリーニングシート3を順次送り出す巻き戻
し装置5及び所定の張力を付加したクリーニングシート
3を定着ローラ2の外周面へ押し付ける押圧手段6等か
ら構成されている。クリーニング装置1としての基本機
能は図9及び図10に関して説明したものと同様であ
る。すなわち、定着ローラ2の外周面に付着残留したト
ナーを払拭清掃する。
グ装置の構造について説明する。なお、図9及び図10
について説明した従来のクリーニング装置と共通する部
品及び部位等については同一の符号を付している。本第
1の実施の形態に係るクリーニング装置1は、図1及び
図3に示すように電子印刷機の定着ローラ2に近接し
て、クリーニングシート3の巻き取り装置4、ローラ状
に形成したクリーニングシート3を順次送り出す巻き戻
し装置5及び所定の張力を付加したクリーニングシート
3を定着ローラ2の外周面へ押し付ける押圧手段6等か
ら構成されている。クリーニング装置1としての基本機
能は図9及び図10に関して説明したものと同様であ
る。すなわち、定着ローラ2の外周面に付着残留したト
ナーを払拭清掃する。
【0014】各部の構成について説明すると、図4の
(a)、(b)に示すようにクリーニングシート3の巻
き取り装置4の芯(芯管)23は、巻き取り軸7を中空
のスリーブで形成している。図3に示すように、装置フ
レーム8に軸支させた一対のシャフト9、10により、
巻き取り軸7の両軸端部が支持されている。ここで、図
4の(a)から了解されるように、シャフト9の駆動ピ
ン44を巻き取り軸7の駆動孔43に係合させ駆動力を
伝達するようになっている。図3に示すように、上記シ
ャフト9の片側端は駆動モータ11の軸に連結され、
又、別側のシャフト10はスプリング12を介して内側
に付勢された状態で軸支され、所定量軸方向に沿って移
動できるよう構成されている。
(a)、(b)に示すようにクリーニングシート3の巻
き取り装置4の芯(芯管)23は、巻き取り軸7を中空
のスリーブで形成している。図3に示すように、装置フ
レーム8に軸支させた一対のシャフト9、10により、
巻き取り軸7の両軸端部が支持されている。ここで、図
4の(a)から了解されるように、シャフト9の駆動ピ
ン44を巻き取り軸7の駆動孔43に係合させ駆動力を
伝達するようになっている。図3に示すように、上記シ
ャフト9の片側端は駆動モータ11の軸に連結され、
又、別側のシャフト10はスプリング12を介して内側
に付勢された状態で軸支され、所定量軸方向に沿って移
動できるよう構成されている。
【0015】次に、図3に示すように、クリーニングシ
ート3の巻き戻し装置5の軸7も前記巻き取り装置4と
同様に、中空のスリーブで形成している。装置フレーム
8に軸支させた一対のシャフト9、10により、巻き戻
し装置5の軸7も両軸端部も支持されている。上記シャ
フト9の片側端は前記巻き取り装置4と同様、制動モー
タ13の軸に連結され、又、該別側のシャフト10はス
プリング12を介して内側に付勢された状態で軸支さ
れ、所定量軸方向に沿って移動できるよう構成されてい
る。
ート3の巻き戻し装置5の軸7も前記巻き取り装置4と
同様に、中空のスリーブで形成している。装置フレーム
8に軸支させた一対のシャフト9、10により、巻き戻
し装置5の軸7も両軸端部も支持されている。上記シャ
フト9の片側端は前記巻き取り装置4と同様、制動モー
タ13の軸に連結され、又、該別側のシャフト10はス
プリング12を介して内側に付勢された状態で軸支さ
れ、所定量軸方向に沿って移動できるよう構成されてい
る。
【0016】上記駆動モータ11のトルクは、制動モー
タ13側のトルクよりも高く(強く)なるよう設定され
ており、巻取りの速度と巻き戻しの速度差及び両モータ
11、13のトルク差によりクリーニングシート3へ所
定のテンションが作用するようになっている。なお、制
動モータ13側には、図示しないブレーキ等別の制動手
段を取り付けても良い。
タ13側のトルクよりも高く(強く)なるよう設定され
ており、巻取りの速度と巻き戻しの速度差及び両モータ
11、13のトルク差によりクリーニングシート3へ所
定のテンションが作用するようになっている。なお、制
動モータ13側には、図示しないブレーキ等別の制動手
段を取り付けても良い。
【0017】次に、図1に示すように、押圧手段6は、
装置フレーム8、8に固設した支点軸14を中心として
揺動する一対のアーム15、15、該アーム15の先端
に掛け渡して軸支させた押圧ローラ16、アーム駆動装
置17及び位置決め用ストッパ18等から構成されてい
る。上記押圧ローラ16は、定着ローラ2に並設すべく
上記アーム15、15の先端に軸支させたもので、アー
ム15の揺動によって該定着ローラ2の外周面に接離す
るよう構成されている。
装置フレーム8、8に固設した支点軸14を中心として
揺動する一対のアーム15、15、該アーム15の先端
に掛け渡して軸支させた押圧ローラ16、アーム駆動装
置17及び位置決め用ストッパ18等から構成されてい
る。上記押圧ローラ16は、定着ローラ2に並設すべく
上記アーム15、15の先端に軸支させたもので、アー
ム15の揺動によって該定着ローラ2の外周面に接離す
るよう構成されている。
【0018】アーム駆動装置17は、シリンダ19内部
にピストン軸20を押し出すべく機能する圧縮バネ(内
蔵)を組み込んだものである。アーム15の一部に係合
して、該アーム15を図中反時計方向へ所定の作用力を
付加させて回動すべく機能している。また、図1中18
はアーム15の位置を固定する位置決め用ストッパで、
図1に示す非作動位置と図2に示す作動位置の両位置に
回動し、かつそれぞれの位置で固定させる事ができるよ
うになっている。
にピストン軸20を押し出すべく機能する圧縮バネ(内
蔵)を組み込んだものである。アーム15の一部に係合
して、該アーム15を図中反時計方向へ所定の作用力を
付加させて回動すべく機能している。また、図1中18
はアーム15の位置を固定する位置決め用ストッパで、
図1に示す非作動位置と図2に示す作動位置の両位置に
回動し、かつそれぞれの位置で固定させる事ができるよ
うになっている。
【0019】前述のように、本発明はシート装着部の芯
23に対するクリーニングシート3の取り付けに関する
改善を提案するものである。以下、かかる改善の本第1
の実施の形態における構成について説明する。シート3
を装着するための芯23は、図4の(a)について前記
したように、シート装着のための中空の巻き取り軸7を
備える。この巻き取り軸7は軸方向全域にスリット22
を形成し、該軸7の中空部へ心棒24を挿入する構成と
している。図4の(b)に示すように、心棒24の直径
dはクリーニングシート3を巻回した状態で、スリット
22の隙間Sから抜け落ちない寸法に設定している。
23に対するクリーニングシート3の取り付けに関する
改善を提案するものである。以下、かかる改善の本第1
の実施の形態における構成について説明する。シート3
を装着するための芯23は、図4の(a)について前記
したように、シート装着のための中空の巻き取り軸7を
備える。この巻き取り軸7は軸方向全域にスリット22
を形成し、該軸7の中空部へ心棒24を挿入する構成と
している。図4の(b)に示すように、心棒24の直径
dはクリーニングシート3を巻回した状態で、スリット
22の隙間Sから抜け落ちない寸法に設定している。
【0020】また、この心棒24には表面に菱目等のロ
ーレット加工、オネジの加工、摩擦係数を大きくするセ
ラミック等の溶射などを施し、軸方向へのズレが防止で
きる構造としてある。加えて、図示は省略するが、巻き
取り軸7に形成したスリット22のエッジ部にセラミッ
ク等の溶射を施す、外周部にローレット加工を施す等、
クリーニングシート3の引っ掛かりを増大させる方法も
採用できる。なお、スリット22はシート装着軸7の全
域に設けた例で示したが、軸方向のスリット22の領域
は少なくとも一方が軸7の端面まで到達している必要が
あるが他方は別側端面までなくてもよい。
ーレット加工、オネジの加工、摩擦係数を大きくするセ
ラミック等の溶射などを施し、軸方向へのズレが防止で
きる構造としてある。加えて、図示は省略するが、巻き
取り軸7に形成したスリット22のエッジ部にセラミッ
ク等の溶射を施す、外周部にローレット加工を施す等、
クリーニングシート3の引っ掛かりを増大させる方法も
採用できる。なお、スリット22はシート装着軸7の全
域に設けた例で示したが、軸方向のスリット22の領域
は少なくとも一方が軸7の端面まで到達している必要が
あるが他方は別側端面までなくてもよい。
【0021】上記構成の第1の実施の形態について、図
1から図4について、その作用を説明する。新しいクリ
ーニングシート3を取り付ける場合には次のように操作
する。まず、図1の稼動状態(クリーニング状態)か
ら、図2に示すように位置決め用ストッパ18を作動
し、アーム駆動装置17の圧縮バネ21に抗してアーム
15を回転させ、定着ローラ2に対する押圧ローラ16
の係合を解除する。これによって定着ローラ2と押圧ロ
ーラ16の間に所定の隙間を形成させる。次に、巻き取
り軸7を軸方向(図中右側)に移動し、支承させたシャ
フト9、10から抜き取る。また、同様の操作により、
もう一方の巻き戻し装置5の軸7を抜き取り、両軸7、
7を並行して外部へ取り出す。
1から図4について、その作用を説明する。新しいクリ
ーニングシート3を取り付ける場合には次のように操作
する。まず、図1の稼動状態(クリーニング状態)か
ら、図2に示すように位置決め用ストッパ18を作動
し、アーム駆動装置17の圧縮バネ21に抗してアーム
15を回転させ、定着ローラ2に対する押圧ローラ16
の係合を解除する。これによって定着ローラ2と押圧ロ
ーラ16の間に所定の隙間を形成させる。次に、巻き取
り軸7を軸方向(図中右側)に移動し、支承させたシャ
フト9、10から抜き取る。また、同様の操作により、
もう一方の巻き戻し装置5の軸7を抜き取り、両軸7、
7を並行して外部へ取り出す。
【0022】次に、図4に示すようにクリーニングシー
ト3を心棒24に巻回させた状態で巻き取り軸7の中空
部へ挿入し、クリーニングシート3をスリット22から
出るようにする。この挿入時、心棒24の外周にローレ
ット加工やねじ加工をしているので、シート3と心棒2
4間の滑りが起こらず、従ってクリーニングシート3に
しわが発生することが無い。本操作は、巻き戻し軸7側
についても同様である。上記のように前準備した後、前
記と逆の操作を行い両側シート装着軸7、7を装着す
る。続いて位置決め用ストッパ18を解除し、クリーニ
ングシート3を介して押圧ローラ16を定着ローラ2の
外周面に押し付ける、また、引き続いて駆動モータ11
と制動モータ13を作動させ、シート3の前端部を巻き
取ることによって該クリーニングシート3に所定の張力
を付加する。
ト3を心棒24に巻回させた状態で巻き取り軸7の中空
部へ挿入し、クリーニングシート3をスリット22から
出るようにする。この挿入時、心棒24の外周にローレ
ット加工やねじ加工をしているので、シート3と心棒2
4間の滑りが起こらず、従ってクリーニングシート3に
しわが発生することが無い。本操作は、巻き戻し軸7側
についても同様である。上記のように前準備した後、前
記と逆の操作を行い両側シート装着軸7、7を装着す
る。続いて位置決め用ストッパ18を解除し、クリーニ
ングシート3を介して押圧ローラ16を定着ローラ2の
外周面に押し付ける、また、引き続いて駆動モータ11
と制動モータ13を作動させ、シート3の前端部を巻き
取ることによって該クリーニングシート3に所定の張力
を付加する。
【0023】上記操作により付加したシート張力によっ
て、心棒24が上記スリット22側に引き寄せられ、こ
れによって、クリーニングシート3は心棒24の外周面
とスリット22の内側エッジ部に狭持され、確実に固定
されることになる。なお、クリーニングシート3の巻き
取り方法としては、所定時間毎に間欠走行させる、ある
いは、超低速度で連続走行させる等、種々の方法があ
る。
て、心棒24が上記スリット22側に引き寄せられ、こ
れによって、クリーニングシート3は心棒24の外周面
とスリット22の内側エッジ部に狭持され、確実に固定
されることになる。なお、クリーニングシート3の巻き
取り方法としては、所定時間毎に間欠走行させる、ある
いは、超低速度で連続走行させる等、種々の方法があ
る。
【0024】本第1の実施の形態は、上記のように構成
かつ機能するもので、以下のような効果を奏する。 (1) 軸7に対しクリーニングシート3を簡単に着脱
することができ、印刷機への着脱作業時間が短縮でき
る。 (2) 上記クリーニングシート3の装着に際して、心
棒24とシート3の間の摩擦力を大きくすることができ
るのでずれが起こらず、局部的な弛み・ずれなどによる
シートのしわが発生する不具合がなく、取り付け精度も
向上できる。 (3) 上記説明した装着と逆の手順でクリーニングシ
ート3を取り外すことができる。よって、従来と異な
り、シート装着のための軸7及び心棒24を再利用する
ことができ、ランニングコストの低減が図れる。したが
って、環境的にも有利になる。 (4) クリーニングシート3の固定(着脱)に際して
工具を必要としない。 (5) 人手による作業が簡単になり、技術(経験)が
不要となる。
かつ機能するもので、以下のような効果を奏する。 (1) 軸7に対しクリーニングシート3を簡単に着脱
することができ、印刷機への着脱作業時間が短縮でき
る。 (2) 上記クリーニングシート3の装着に際して、心
棒24とシート3の間の摩擦力を大きくすることができ
るのでずれが起こらず、局部的な弛み・ずれなどによる
シートのしわが発生する不具合がなく、取り付け精度も
向上できる。 (3) 上記説明した装着と逆の手順でクリーニングシ
ート3を取り外すことができる。よって、従来と異な
り、シート装着のための軸7及び心棒24を再利用する
ことができ、ランニングコストの低減が図れる。したが
って、環境的にも有利になる。 (4) クリーニングシート3の固定(着脱)に際して
工具を必要としない。 (5) 人手による作業が簡単になり、技術(経験)が
不要となる。
【0025】次に、本発明に係るクリーニング装置の第
2の実施の形態を、図5、図6を参照して説明する。本
第2の実施の形態は、図5、図6に示すように構成され
たもので、定着ローラ2の外周面に付着残留したトナー
を払拭清掃するクリーニング装置1としての基本機能
は、前記第1の実施の形態について説明したものと同様
である。本第2の実施の形態は、前記第1の実施の形態
における心棒24部の構造を改善したもので、外周面へ
軸方向に沿ったブレード(板状の突起物)25を設けた
点に特徴がある。
2の実施の形態を、図5、図6を参照して説明する。本
第2の実施の形態は、図5、図6に示すように構成され
たもので、定着ローラ2の外周面に付着残留したトナー
を払拭清掃するクリーニング装置1としての基本機能
は、前記第1の実施の形態について説明したものと同様
である。本第2の実施の形態は、前記第1の実施の形態
における心棒24部の構造を改善したもので、外周面へ
軸方向に沿ったブレード(板状の突起物)25を設けた
点に特徴がある。
【0026】該ブレード25は、図5のように心棒24
の軸方向全域に亘って連続した構造としても良く、ま
た、図6のように複数枚の板状物(25a〜25n)を
所定の隙間を持って間欠的に固設した構造でも良い。
の軸方向全域に亘って連続した構造としても良く、ま
た、図6のように複数枚の板状物(25a〜25n)を
所定の隙間を持って間欠的に固設した構造でも良い。
【0027】本第2の実施の形態に係るクリーニング装
置1は、上記のように構成されており、クリーニングシ
ート3を差し替え交換する場合には前記第1の実施の形
態と同様に操作することができる。これによって、第1
の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
置1は、上記のように構成されており、クリーニングシ
ート3を差し替え交換する場合には前記第1の実施の形
態と同様に操作することができる。これによって、第1
の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0028】加えて、本第2の実施の形態では、クリー
ニングシート3の巻取りに際して発生するテンションに
より心棒24が回転するため、ブレード(板状の突起
物)25が移動し、該ブレード25先端にてクリーニン
グシート3前端側をスリット22の壁部に押し付けるこ
とになり、シート3のズレをより確実に防止できる。
ニングシート3の巻取りに際して発生するテンションに
より心棒24が回転するため、ブレード(板状の突起
物)25が移動し、該ブレード25先端にてクリーニン
グシート3前端側をスリット22の壁部に押し付けるこ
とになり、シート3のズレをより確実に防止できる。
【0029】さらに、本発明に係るクリーニング装置の
第3の実施の形態について、図7、図8について説明す
る。図1ないし図4に例示した前記第1の実施の形態、
あるいは図5、図6に示す第2の実施の形態では、クリ
ーニングシート3と心棒4及びシート装着軸7との間を
シート3の引っ張り力に基づき発生する摩擦力により固
定してる。これに対し、本第3の実施の形態は、クリー
ニングシート3を強制的に固定する構造としたものであ
る。
第3の実施の形態について、図7、図8について説明す
る。図1ないし図4に例示した前記第1の実施の形態、
あるいは図5、図6に示す第2の実施の形態では、クリ
ーニングシート3と心棒4及びシート装着軸7との間を
シート3の引っ張り力に基づき発生する摩擦力により固
定してる。これに対し、本第3の実施の形態は、クリー
ニングシート3を強制的に固定する構造としたものであ
る。
【0030】まず、図7に例示したものは、シート装着
軸7の周面(スリット22に対向する側が良い)におい
て軸方向に沿って1個、或いは 複数個のメネジを加工
形成し、該メネジに止めネジ(セットビス)26を螺合
させた構造となっている。
軸7の周面(スリット22に対向する側が良い)におい
て軸方向に沿って1個、或いは 複数個のメネジを加工
形成し、該メネジに止めネジ(セットビス)26を螺合
させた構造となっている。
【0031】次に、図8に例示したものは、シート装着
軸7の周面において軸方向に沿って1個、あるいは複数
個の板バネ27を配設させた構造となっている。この板
バネ27は、シート装着軸7において、外周のスリット
22に対向する側に形成した長孔部に外側から挿入させ
たもので、片側をビス或いはピン28にて固定すると共
に、別側を板バネ27に加工した長穴へピン28を挿入
して軸方向へのズレが許容できる様取り付けた構造とな
っている。なお、上記板バネ27の構造としては例示し
た以外に、種々多様な形式のものが採用できる。
軸7の周面において軸方向に沿って1個、あるいは複数
個の板バネ27を配設させた構造となっている。この板
バネ27は、シート装着軸7において、外周のスリット
22に対向する側に形成した長孔部に外側から挿入させ
たもので、片側をビス或いはピン28にて固定すると共
に、別側を板バネ27に加工した長穴へピン28を挿入
して軸方向へのズレが許容できる様取り付けた構造とな
っている。なお、上記板バネ27の構造としては例示し
た以外に、種々多様な形式のものが採用できる。
【0032】本第3の実施の形態に係るクリーニング装
置1は、上記のように構成されている。図7に例示した
形態では、シート装着のための軸7を差し替え交換する
に当たって、該軸7の取外しは前記第1、第2の実施の
形態と同様、軸7を該軸7の軸方向に移動させ、片側
(モータ側)に隙間を作り、第1、第2の実施の形態と
同様に操作する。巻き戻し側の軸7の止めねじ26を緩
め、心棒24を取出し、シート3を外し、続いて、巻着
した旧クリーニングシート3を巻き戻して同様にして取
外し、新しいクリーニングシート3で先端を心棒24を
巻き装着した後、止めネジ26を介し 該シート3をス
リット22側へ押さえ付けて固定する。
置1は、上記のように構成されている。図7に例示した
形態では、シート装着のための軸7を差し替え交換する
に当たって、該軸7の取外しは前記第1、第2の実施の
形態と同様、軸7を該軸7の軸方向に移動させ、片側
(モータ側)に隙間を作り、第1、第2の実施の形態と
同様に操作する。巻き戻し側の軸7の止めねじ26を緩
め、心棒24を取出し、シート3を外し、続いて、巻着
した旧クリーニングシート3を巻き戻して同様にして取
外し、新しいクリーニングシート3で先端を心棒24を
巻き装着した後、止めネジ26を介し 該シート3をス
リット22側へ押さえ付けて固定する。
【0033】図8に例示したものは、シート装着のため
の軸7を差し替え交換するに当たって、該軸7の取外し
は前記例と同様、軸7を 該軸7の軸方向に移動させ、
片側に隙間を作り、上記例と同様に操作する。巻き戻し
側nお軸7から心棒24を取出し、シート3を外し、続
いて、巻着した旧クリーニングシート3を巻き戻して同
様に取外し、新しいクリーニングシート3の先端を心棒
24に巻き、装着した後、板バネ(スプリング)27を
介し、クリーニングシート3をスリット側へ押さえ付け
て固定する。
の軸7を差し替え交換するに当たって、該軸7の取外し
は前記例と同様、軸7を 該軸7の軸方向に移動させ、
片側に隙間を作り、上記例と同様に操作する。巻き戻し
側nお軸7から心棒24を取出し、シート3を外し、続
いて、巻着した旧クリーニングシート3を巻き戻して同
様に取外し、新しいクリーニングシート3の先端を心棒
24に巻き、装着した後、板バネ(スプリング)27を
介し、クリーニングシート3をスリット側へ押さえ付け
て固定する。
【0034】本第3の実施の形態に係るクリーニング装
置は、上記のように構成、機能するもので、以下のよう
な効果を奏する。図7に例示したものは: (1) 工具(セットドライバ等)を必要とするもの
の、第1、第2の実施の形態と比較してクリーニングシ
ート3を固定する支持力を上げることができ、シート3
の巻き上げに際して起こり得る並行度、直角度のズレが
無くなり、取り付け精度が向上できる。 (2) したがって、巻上げ途上におけるシート3の
皺、弛み、引っ掛かり等種々のトラブルが解消する。
置は、上記のように構成、機能するもので、以下のよう
な効果を奏する。図7に例示したものは: (1) 工具(セットドライバ等)を必要とするもの
の、第1、第2の実施の形態と比較してクリーニングシ
ート3を固定する支持力を上げることができ、シート3
の巻き上げに際して起こり得る並行度、直角度のズレが
無くなり、取り付け精度が向上できる。 (2) したがって、巻上げ途上におけるシート3の
皺、弛み、引っ掛かり等種々のトラブルが解消する。
【0035】次に、図8に例示したものは: (1) 工具(セットドライバ等)を必要とせず、クリ
ーニングシート3を装着した後、自動的に固定する事が
できる。 (2) 第1、第2の実施の形態と比較してクリーニン
グシート3を固定する支持力を上げることができ、該シ
ート3の巻き上げに際して起こり得る並行度、直角度の
ズレをより少なくできる。 (3) したがって、巻上げ途上におけるシート3の
皺、弛み、引っ掛かり等種々のトラブルが解消する。
ーニングシート3を装着した後、自動的に固定する事が
できる。 (2) 第1、第2の実施の形態と比較してクリーニン
グシート3を固定する支持力を上げることができ、該シ
ート3の巻き上げに際して起こり得る並行度、直角度の
ズレをより少なくできる。 (3) したがって、巻上げ途上におけるシート3の
皺、弛み、引っ掛かり等種々のトラブルが解消する。
【0036】
【発明の効果】上記したところから明らかなように、本
発明によれば、定着ローラの外周面に付着残留したトナ
ー汚れを清掃(払拭)するクリーニングシート3の差し
替え交換を短時間で、簡単かつ安価に行えるようにした
クリーニング装置が提供される。
発明によれば、定着ローラの外周面に付着残留したトナ
ー汚れを清掃(払拭)するクリーニングシート3の差し
替え交換を短時間で、簡単かつ安価に行えるようにした
クリーニング装置が提供される。
【図1】本発明に係るクリーニング装置の第1の実施の
形態の基本構成を清掃稼動時の状態で説明する概念的側
面図である。
形態の基本構成を清掃稼動時の状態で説明する概念的側
面図である。
【図2】本発明に係るクリーニング装置の第1の実施の
形態の基本構成をクリーニングシート差し替え交換時の
状態で説明する概念的側面図である。
形態の基本構成をクリーニングシート差し替え交換時の
状態で説明する概念的側面図である。
【図3】本発明に係るクリーニング装置の第1の実施の
形態について、クリーニングシートを装着するための軸
支持部の構成・機能を説明する背面図である。
形態について、クリーニングシートを装着するための軸
支持部の構成・機能を説明する背面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るクリーニング
シートを装着するための軸部の構成・機能を説明する斜
視図である。
シートを装着するための軸部の構成・機能を説明する斜
視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るクリーニング
シートを装着するための軸部の構成・機能を示し、
(a)は、軸部の側面図、(b)は、(a)のP方向か
らの矢視図である。
シートを装着するための軸部の構成・機能を示し、
(a)は、軸部の側面図、(b)は、(a)のP方向か
らの矢視図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るクリーニング
シートを装着するための軸部の構成・機能を示し、
(a)は、軸部の側面図、(b)は、(a)のP方向か
らの矢視図である。
シートを装着するための軸部の構成・機能を示し、
(a)は、軸部の側面図、(b)は、(a)のP方向か
らの矢視図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る心棒24の構
成・機能を示し、(a)は、軸部の側面図、(b)は、
(a)のP方向からの矢視図である。
成・機能を示し、(a)は、軸部の側面図、(b)は、
(a)のP方向からの矢視図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る心棒24の構
成・機能を示し、(a)は、軸部の側面図、(b)は、
(a)のP方向からの矢視図である。
成・機能を示し、(a)は、軸部の側面図、(b)は、
(a)のP方向からの矢視図である。
【図9】従来の電子印刷機の全体を示す概念図である。
【図10】従来の電子印刷機に設備した定着ローラ用ク
リーニング装置の構成を説明し、(a)は側面図であ
り、(b)は、R部分の拡大断面図である。
リーニング装置の構成を説明し、(a)は側面図であ
り、(b)は、R部分の拡大断面図である。
1 クリーニング装置 2 定着ローラ 3 クリーニングシート 4 巻き取り装置 5 巻き戻し装置 6 押圧手段 7 軸 8 フレーム 9 シャフト 10 シャフト 11 駆動モータ 12 スプリング 13 制御モータ 14 支持軸 15 アーム 16 押圧ローラ 17 アーム駆動装置 18 位置決め用ストッパ 19 シリンダ 20 ピストン軸 22 スリット 23 芯 24 心棒 25 ブレード 26 止めネジ 27 板バネ 28 ピン 29 ウェブ供給装置 30 印刷装置 31 紙送り装置 32 ウェブ切断装置 33 巻取紙 34 支持軸 35 ウェブ 36 メモリー 37 露光装置 38 感光ドラム 39 ターンバー 40a フィードローラ 40b フィードローラ 41 定着ローラ用クリーニング装置 42 軸 43 駆動孔 44 駆動ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田阪 範文 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社紙・印刷機械事業部内 (72)発明者 平田 靖彦 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社紙・印刷機械事業部内 Fターム(参考) 2H033 AA08 AA36 BA49 BA51 BA55 BA56 3B116 AA41 AA47 AB53 BA01 BA22
Claims (4)
- 【請求項1】 ローラ等の表面の汚れをシート状洗浄材
で払拭するためのクリーニング装置において、 上記シート状洗浄材の巻取り装置又は巻き戻し装置の巻
取り又は巻き戻し芯を、 中空管で、円周方向幅が上記シート状洗浄材の厚みの2
倍以上のスリットを軸方向に設けた上記シート状洗浄材
を装着するための軸と、 上記シート状洗浄材を装着するための軸の中空部端部か
ら上記スリットへシート状洗浄材を挿入し、上記スリッ
トの円周方向幅以上の直径を有し、上記シート状洗浄材
の幅以上の長さの心棒とを含むことを特徴とするクリー
ニング装置。 - 【請求項2】 外周表面の摩擦係数を大きくした心棒を
用いることを特徴とする請求項1のクリーニング装置。 - 【請求項3】 シート状洗浄材を装着するための軸の中
空部に挿入するとき、該軸のスリットを通ることができ
るブレードを外周に設けた心棒を用いることを特徴とす
る請求項1又は請求項2のクリーニング装置。 - 【請求項4】 上記心棒を上記シート状洗浄材を装着す
るための軸に挿入した状態で、該軸の半径方向に上記心
棒を押圧する手段を設けたことを特徴とする請求項1な
いし請求項3のいずれかのクリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000346159A JP2002143781A (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | クリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000346159A JP2002143781A (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | クリーニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002143781A true JP2002143781A (ja) | 2002-05-21 |
Family
ID=18820076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000346159A Withdrawn JP2002143781A (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | クリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002143781A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006218389A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Takaoku Kk | マット洗浄装置 |
-
2000
- 2000-11-14 JP JP2000346159A patent/JP2002143781A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006218389A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Takaoku Kk | マット洗浄装置 |
JP4565635B2 (ja) * | 2005-02-10 | 2010-10-20 | リ・プロダクツ株式会社 | マット洗浄装置 |
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