JP2002141773A - 積層型圧電フィルタ - Google Patents

積層型圧電フィルタ

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JP2002141773A
JP2002141773A JP2000332196A JP2000332196A JP2002141773A JP 2002141773 A JP2002141773 A JP 2002141773A JP 2000332196 A JP2000332196 A JP 2000332196A JP 2000332196 A JP2000332196 A JP 2000332196A JP 2002141773 A JP2002141773 A JP 2002141773A
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conductive pattern
pattern layer
piezoelectric filter
conductive
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Tatsuo Iwata
竜男 岩田
Kazuhiro Hayashi
計宏 林
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Niterra Co Ltd
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NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薄厚化、製造の容易性及び量産性の要求を満た
しつつ、剛性を高めて衝撃に強い積層型圧電フィルタを
提供する。 【解決手段】頂部基板、各中間基板及び底部基板のうち
少なくとも底部基板が、その上面のほぼ全面に剛性補強
層を備え、この剛性補強層が導電性層であり、その一部
が所定の接続通路を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用移動無線
機、自動車電話等の移動無線通信機の濾波回路に好適に
使用される圧電フィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の圧電フィルタは、入力端子、出
力端子及び接地端子との間に、直列共振子と並列共振子
をL形接続した単位フィルタ回路を多段に配列して構成
されている。そして、直列共振子の共振周波数と、並列
共振子の反共振周波数を一致させ、かつ直列共振子の反
共振周波数と並列共振子の共振周波数の差を一定にして
いる。このように、圧電フィルタの特性を向上させた
り、又は、圧電フィルタの適用数を減少させるために、
複数の共振子を備える圧電フィルタが種々提案されてい
る。
【0003】一般に、従来の圧電フィルタでは、ケース
内に各共振子と端子板とが積層状に組込まれており、こ
のため、部品点数が増加し、組付けが面倒となるという
問題があった。
【0004】一方、移動無線通信機の小型化に対応する
ために、圧電フィルタの低背化及び小型化が数ミリの単
位で求められ、さらには、各圧電フイルタと、共振子の
実装面上の所要電路との電気的接続が容易で、しかも、
共振子が電気的かつ機械的に保護される構成が求められ
ている。
【0005】このような要求を満たすために、本発明者
らは先に特願平10‐242757号(特開平2000
−77971号公報参照)において、複数の共振子を夫
々枠状スペーサで囲繞して、中間プリント基板を介して
積層し、最上位置に頂部プリント基板を、最下位置に下
面に複数の接続電極が形成された底部プリント基板を配
置して、各枠状スペーサ、頂部プリント基板及び底部プ
リント基板相互を周縁で接合し、各プリント基板に形成
された導通パターンを介して各共振子の電極をいずれか
の接続電極と結線して所要の濾波回路を構成してなる積
層型圧電フィルタを提案した。
【0006】この先に提案した積層型圧電フィルタで
は、各板材の積層により構成しているので、構造が簡単
で、薄厚化が可能であると共に、各共振子は、枠状スペ
ーサと上下の頂部プリント基板及び底部プリント基板で
保護され、堅牢であると共に、電気的かつ機械的に保護
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような積層型圧電
フィルタを組み込んだ携帯用移動無線機や移動無線通信
機は、使用者が手に持つて取扱う際にうっかりして落と
したり、カバンや手提げに入れて携帯している際にカバ
ンや手提げを落とし、機器自体に強い衝撃が加わる場合
があり得る。このような場合には、内部に組み込まれて
いる積層型圧電フィルタ自体も強い衝撃を受け、その結
果フィルタの各プリント基板が撓み、共振子との接着部
が剥がれ易いという問題点があった。すなわち各共振子
は動作時の振動を妨げないように点接触で保持されてお
り、また、薄厚化の観点から使用されている各プリント
基板は可及的に薄くされ、強い衝撃に耐えるのに十分な
剛性を備えていないために、強い衝撃を受けると各プリ
ント基板は大きく撓み、接着部が剥離する危険があっ
た。
【0008】そこで、本発明は、薄厚化、製造の容易性
及び量産性の要求を満たしつつ、剛性を高めて衝撃に強
い積層型圧電フィルタを提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、 各々枠状スペーサで囲繞した
複数の共振子を、中間基板を介して積層し、その最上位
置に頂部基板を、最下位置に下面に複数の接続電極が形
成された底部基板を配置して成る積層型圧電フィルタに
おいて、頂部基板、各中間基板及び底部基板のうち少な
くとも底部基板が、その上面のほぼ全面に導電性の剛性
補強層を備え、この剛性補強層の一部が所定の接続通路
を構成していることを特徴としている。
【0010】このように構成した本発明の積層型圧電フ
ィルタにおいては、基板のうち少なくとも底部基板の上
面のほぼ全面に導電性の剛性補強層を備え、その一部が
所定の接続通路を構成しているので、フィルタの全体の
厚さを実質的に増大させることなしにフィルタの厚さ方
向の剛性が実質的に高められ、その結果強い衝撃を受け
たときの基板の撓み量を低く抑えることができるように
なり、耐衝撃性を改善することができる。
【0011】また本発明の一つの実施の形態によれば、
各中間基板の表裏両面のほぼ全面に導電性の剛性補強層
が設けられ、これらの剛性補強層の一部は所定の接続通
路を形成するように構成され得る。
【0012】この構成においては各中間基板の表裏両面
のほぼ全面に導電性の剛性補強層を設け、その一部で所
定の接続通路を構成しているので、各中間基板の厚さを
実質的に増大させずに剛性を高めることができ、底部基
板の剛性の増大と相俟ってフィルタ全体の剛性をさらに
向上させることができるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。図1及び図2には、本
発明の一実施の形態によるP−S−P構造の積層型圧電
フィルタFを示す。
【0014】図示積層型圧電フィルタFは、並列共振子
、P及び直列共振子Sを有し、これらの共振子
はそれぞれ枠状スペーサ2a、2b、2cで囲繞され、
中間基板3a、3bを介して積層され、そして最上位置
には頂部基板4が、また最下位置には底部基板5が配置
されている。そして共振子を囲繞している枠状スペーサ
2a、2b、2cの各々と中間基板3a、3b、頂部基
板4及び底部基板5の各基板との間にそれぞれ熱硬化性
樹脂から成り得る枠状接着シート6が挿置され、隣接し
た基板と枠状スペーサとが相互に接合されて構成されて
いる。
【0015】直列共振子S及び並列共振子P、P
は、それぞれ図3の(イ)及び(ロ)に示すように、チ
タン酸ジルコン酸鉛等より成る矩形薄板状で、所定の厚
みの圧電磁器板7の表裏に電極8a、8bを形成して構
成される。ここで、図3の(ロ)に示す並列共振子
、Pは、図3の(イ)に示す直列共振子Sより
薄く形成され、静電容量を大きくしている。このよう
に、並列共振子P、Pの厚さを直列共振子Sのそ
れより薄くすることにより、両者の容量比は大きくな
り、減衰量を増大化させることができる。
【0016】各共振子P、P、Sを囲繞する枠状
スペーサ2a、2b、2cの厚さは、それぞれ対応する
共振子の厚さと等しくされ、従って、直列共振子S
囲繞する枠状スペーサ2cは、並列共振子P、P
囲繞する枠状スペーサ2a、2bよりも厚くなってい
る。一例として、並列共振子P、P及びスペーサ2
a、2bは、厚さ0.18mm、直列共振子S 及び
枠状スペーサ2bは厚さ0.35mm又は0.52mm
に設計され得る。
【0017】各枠状スペーサ2a、2b、2cは、図4
で示すように、その前縁に三つの円弧状溝10L、1
0C、10Rが形成され、その後縁に三つの円弧状
溝10L、10C、10Rが形成されている。
【0018】図5には頂部基板4を示し、その前縁に三
つの円弧状溝11L、11C、11Rが形成さ
れ、その後縁に三つの円弧状溝11L、11C、1
1Rが形成されている。
【0019】また、頂部基板4の下面には、図5のロに
示すように、導電性パターン層12が形成され、この導
電性パターン層12は、中心部に形成された円形導電性
パターン層部分12aと、この導電性パターン層部分1
2aを囲んでその周囲に下面の実質的な部分にわたって
形成された導電性パターン層部分12bと、これらの導
電性パターン層部分12a、12bを接続する四つの放
射状にのびる導電路部分12cとを備えている。円形導
電性パターン層部分12aは導電性パターン層部分12
b及び導電路13を介して前縁左端の溝11Rに形成
された導通端に接続されている。また円形導電性パター
ン層部分12aは、直列共振子Sの上面電極の中心部
に接続される。
【0020】図6には中間基板3aを示し、その前縁に
三つの円弧状導通溝11L、11C、11Rが形
成され、その後縁に三つの円弧状導通溝11L、11
、11Rが形成されている。中間基板3aの上面
には、図6のイで示すように、導電性パターン層15が
形成され、この導電性パターン層15は、中心部に形成
された円形導電性パターン層部分15aと、一端をこの
円形導電性パターン層部分15aに接続され、他端を前
縁右端の溝11Rに形成された導通端に接続されたL
形導通路部分15bとを備えている。そして、中心部に
形成された円形導電性パターン層部分15aは直列共振
子Sの下面電極の中心部に接続される。
【0021】また、中間基板3aの下面には、図6のロ
に示すように、導電性パターン層16が形成され、この
導電性パターン層16は、中心部に形成された円形導電
性パターン層部分16aと、一端をこの円形導電性パタ
ーン層部分16aに接続され、他端を後縁中央の溝11
に形成された導通端に接続された直線導通路部分1
6bとを備えている。そして、中心部に形成された円形
導電性パターン層部分16aは並列共振子Pの上面電
極の中心部に接続される。
【0022】図7には中間基板3bを示し、その前縁に
三つの円弧状導通溝11L、11C、11Rが形
成され、その後縁に三つの円弧状導通溝11L、11
、11Rが形成されている。中間基板3aと同様
に中間基板3bの上面には、図7のイで示すように、導
電性パターン層17が形成され、この導電性パターン層
17は、中心部に形成された円形導電性パターン層部分
17aと、一端をこの円形導電性パターン層部分17a
に接続され、他端を前縁左端の溝11Lに形成された
導通端に接続されたL形導通路部分17bとを備えてい
る。そして、中心部に形成された円形導電性パターン層
部分17aは並列共振子Pの下面電極の中心部に接続
される。
【0023】また、中間基板3bの下面には、図7のロ
に示すように、導電性パターン層18が形成され、この
導電性パターン層18は、中心部に形成された円形導電
性パターン層部分18aと、一端をこの円形導電性パタ
ーン層部分18aに接続され、他端を後縁中央の溝11
に形成された導通端に接続された直線導通路部分1
8bとを備えている。そして、中心部に形成された円形
導電性パターン層部分18aは並列共振子Pの上面電
極の中心部に接続される。
【0024】図8には底部基板5を示し、その前縁には
三つの円弧状導通溝11L、11C、11Rが形
成され、その後縁には三つの円弧状導通溝11L、1
1C 、11Rが形成されている。この底部基板5の
上面には、図8のイで示すように、導電性パターン層1
9が形成され、この導電性パターン層19は、中心部に
形成された円形導電性パターン層部分19aと、この導
電性パターン層部分19aを囲んでその周囲に上面の実
質的な部分にわたって形成された導電性パターン層部分
19bと、これらの導電性パターン層部分19a、19
bを接続する四つの放射状にのびる導電路部分19cと
を備えている。円形導電性パターン層部分19aは導電
性パターン層部分19b及び導電路20を介して前後縁
左端の溝11L、11Lに形成された導通端に接続
されている。また円形導電性パターン層部分19aは、
並列共振子Pの下面電極の中心部に接続される。
【0025】底部基板5の下面には図8のロで示すよう
に、後縁の左右に入力側電極21a及び出力側電極21
bが形成され、前縁中央から後縁中央に向かってのびる
アース側電極21cが形成され、アース側電極21cの
中心部は拡張されている。出力側電極21bは導電路2
2を介して前縁の左方に形成された導電性パターン層2
3bに接続され、また前縁の右方には導電性パターン層
23aが形成されている。そして入力側電極21aは溝
11Rに形成された導通端に接続され、出力側電極2
1bは溝11L、に形成した導通端に接続され、また
アース側電極21cは溝11C、11Cに形成した
導通端に接続されることとなる。
【0026】頂部基板4及び底部基板5における各導電
性パターン層は剛性を強める働きをしており、そしてこ
れらの導電性パターン層等は、スクリーン印刷や、銀蒸
着の手段を用いて形成される。
【0027】各枠状スペーサ2a、2b、2cに形成さ
れた前縁における三つの円弧状導通溝10L、10C
、10R及び後縁における三つの円弧状溝10
、10C、10Rは、中間基板3a、3b及び
上下の頂部基板4、底部基板5のそれぞれの前縁におけ
る溝11L、11C、11R及び後縁における円
弧状溝11L、11C、11Rと上下で一致し、
これらの溝に導体層を形成することにより、上下方向で
連通する導通路が構成され得る。
【0028】尚、共振子S 、P 、P を所定間
隔で、枠状スペーサ2a、2b、2cに保持するため、
その内側面に図4に鎖線で示すように、各共振子S
、P 、P の輪郭振動のノード位置に当接する
保持突部24を形成するようにしても良い。
【0029】また、中間基板3a、3bの上下面、頂部
基板4の下面及び底部基板5の上面には、ソルダーレジ
スト(図示していない)が被覆形成され、各導通パター
ン層を覆って、相互に絶縁するようにしている。そし
て、各部材を積層して加熱することにより、枠状接着シ
ート6を硬化させて、一体的に積層し得ることとなり、
積層型圧電フィルタFが容易に製造される。
【0030】上述の構成にあって、枠状スペーサ2a、
2b、2c、中間基板3a、3b、頂部基板4及び底部
基板5は、いずれもガラスエポキシで構成され得る。
【0031】而して、直列共振子S の上面電極は、
頂部基板4の導電性パターン層の円形導電性パターン層
部分12a、導電路部分12c、導電性パターン層部分
12b、導電路13及び前縁左端の溝11Lに形成さ
れた導通路を介して入力側接続電極21aに接続され
る。また直列共振子S の下面電極は中間基板3aの
導電通路を介して並列共振子P の上面電極に接続さ
れると共に、中間基板3aの導電性パターン層部分15
a、15bを介して出力側接続電極21bに接続され
る。
【0032】並列共振子P の下面電極は中間基板3
bの導電通路を介して並列共振子P の上面電極に接
続されると共に、中間基板3bの導電性パターン層部分
18a、18bを介してアース側電極21cに接続さ
れ、並列共振子P の上面電極も中間基板3bの導電
性パターン層部分18a、18bを介してアース側電極
21cに接続される。
【0033】並列共振子P の下面電極は、底部基板
5の上面における円形導電性パターン層部分19a、導
電路部分19c、導電性パターン層部分19b及び導電
路20を介して前後縁左端の溝11L、11Lに形
成された導通端を通り入力側接続電極21aに接続され
る。このようにして図9に示すようなP−S−P構造の
π型フィルタ回路からなる積層型圧電フィルタFが構成
されることとなる。
【0034】これらの各部材は、枠状スペーサ2a、2
b、2cの上下に配置される接着シート6により接合さ
れ、かつ各共振子S 、P 、P は、頂部プリン
ト基板4と底部プリント基板5とで挟持されることとな
る。
【0035】図示実施の形態においては、一枚が直列共
振子、二枚が並列共振子とする三枚の共振子を備えたP
−S−P構造のフィルタ回路が例示されているが、同様
に、一枚が並列共振子、二枚が直列共振子とする三枚の
共振子を備えたS−P−S構造のフィルタ回路を構成す
ることができる。
【0036】また図示実施の形態では、頂部基板の下面
及び底部基板の上面の実質的な領域に部分に剛性補強用
の導電性パターン層を形成しているが、必要により、各
中間基板の表裏面に同様に剛性補強用の導電性パターン
層を形成することもできる。
【0037】
【発明の効果】本発明による積層型圧電フィルタにおい
ては、頂部基板、各中間基板及び底部基板のうち少なく
とも底部基板が、その上面のほぼ全面に剛性補強層を備
え、この剛性補強層が導電性層であり、その一部が所定
の接続通路を構成しているので、フィルタの全体の厚さ
を実質的に増大させることなしにフィルタの厚さ方向の
剛性が実質的に高められ、その結果強い衝撃を受けたと
きの基板の撓み量を低く抑えることができるようにな
り、耐衝撃性を改善することができる。
【0038】また、底部基板の他に、頂部基板及び各中
間基板に剛性補強層を設けた場合には、フィルタの全体
の厚さを実質的に増大させることなしにフィルタの厚さ
方向の剛性をさらに高めることができ、耐衝撃性を一層
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る積層型圧電フィルタFの斜視図で
ある。
【図2】積層型圧電フィルタFの分解斜視図である。
【図3】イは直列共振子、ロは並列共振子の斜視図であ
る。
【図4】枠状スペーサの平面図である。
【図5】イ及びロはそれぞれ、頂部基板の平面図及び裏
面図である。
【図6】イ及びロはそれぞれ、中間基板3aの平面図及
び裏面図である。
【図7】イ及びロはそれぞれ、中間基板3bの平面図及
び裏面図である。
【図8】イ及びロはそれぞれ、底部基板の平面図及び裏
面図である。
【図9】三枚素子からなる3段構造の濾波回路図であ
る。
【符号の説明】
:直列共振子 P 、P:並列共振子 2a、2b、2c :枠状スペーサ 3a、3b:中間基板 4 :頂部基板 5 :底部基板 6 :接着シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々枠状スペーサで囲繞した複数の共振子
    を、中間基板を介して積層し、その最上位置に頂部基板
    を、最下位置に下面に複数の接続電極が形成された底部
    基板を配置して成る積層型圧電フィルタにおいて、 頂部基板、各中間基板及び底部基板のうち少なくとも底
    部基板が、その上面のほぼ全面に剛性補強層を備え、こ
    の剛性補強層が導電性層であり、その一部が所定の接続
    通路を構成していることを特徴とする積層型圧電フィル
    タ。
  2. 【請求項2】各中間基板の表裏両面のほぼ全面に剛性補
    強層を形成し、これらの剛性補強層の一部が所定の接続
    通路を構成していることを特徴とする請求項1に記載の
    積層型圧電フィルタ。
  3. 【請求項3】頂部基板の下面のほぼ全面に剛性補強層を
    形成し、これらの剛性補強層の一部が所定の接続通路を
    構成していることを特徴とする請求項1に記載の積層型
    圧電フィルタ。
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