JP2002140071A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

Info

Publication number
JP2002140071A
JP2002140071A JP2000332665A JP2000332665A JP2002140071A JP 2002140071 A JP2002140071 A JP 2002140071A JP 2000332665 A JP2000332665 A JP 2000332665A JP 2000332665 A JP2000332665 A JP 2000332665A JP 2002140071 A JP2002140071 A JP 2002140071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
function
display
displayed
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000332665A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayuki Ishida
忠幸 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2000332665A priority Critical patent/JP2002140071A/ja
Publication of JP2002140071A publication Critical patent/JP2002140071A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘルプ機能を充実させて初心者の操作を容易
にすること。 【解決手段】 操作部91の操作子の1つをヘルプスイ
ッチ10とし、ヘルプスイッチ10のオン操作に応答し
て、複数の機能のうちの任意のものの案内を選択できる
メニュ−を表示する。メニュ−画面において所定の操作
子が操作されると、機能の説明、該機能の選択画面およ
び選択手順が表示される。使用者は、機能の選択画面に
おいて選択手順を参照しつつ機能を選択できる。操作画
面を操作するためのスイッチを誤った場合は、不適合操
作判別部27で、その誤操作が検出されエラー表示部2
8でエラー表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子楽器に関し、
特に、操作方法の案内装置を有する電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子ピアノ、電子オルガン、シンセサイ
ザ等の電子楽器においては、鍵盤操作による演奏や、記
憶装置に格納された演奏データに基づく自動演奏等を行
うことができる。また、電子楽器には、例えば、演奏に
際して、発生される楽音の音色やリズムを決定したり、
効果を付与したりできる機能が設けられている。そし
て、このような機能を実現するため、多数の操作子や表
示器が設けられている。しかしながら、利用者がこれら
多数の操作子や表示器の機能を十分に理解し、所望のよ
うにパラメータを設定して電子楽器を使いこなすのは容
易でなかった。
【0003】そこで、操作の容易のため、操作子の機能
説明を表示画面に表示したり、音声で説明するヘルプ機
能を有する電子楽器が提案されている。例えば、特開平
7−253779号公報に記載された電子楽器では、ヘ
ルプボタンを操作した後、各機能スイッチを操作する
と、そのスイッチの説明文を含むヘルプ画面が表示され
る。例えば、エフェクトスイッチのヘルプ画面には、エ
フェクトスイッチの機能説明および現在のエフェクト設
定値、ならびにエフェクト設定画面へのジャンプボタン
が表示される。使用者は、この説明を読んでエフェクト
スイッチの機能と現在値を理解したならば、エフェクト
設定画面へジャンプして必要に応じて設定値を変更する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のヘルプ機能を有
する電子楽器では次のような問題点があった。従来のヘ
ルプ機能では、単にスイッチやボタンの機能説明が表示
されるだけであり、例えば、エフェクト設定画面にジャ
ンプしたとしても、その画面にはエフェクトの具体的な
パラメータの設定手順などは示されていない。したがっ
て、実際に複数の機能の選択やパラメータの設定を行う
ためには、その設定手順等を操作マニュアル等の解説書
を参照しなければならない。このように、従来のヘルプ
機能では、解説書の参照と、煩雑なスイッチ操作とが依
然として要求されるので、電子楽器の操作の習得に十分
な効果をあげるに至っていない。
【0005】本発明は、上記問題点を解消し、取扱説明
書などの解説書に頼ることなく、機能選択やパラメータ
設定等の操作を能率的に習得することができる電子楽器
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、楽音制御機能を含む機能
の選択および/または該機能に関するパラメータの設定
に使用される複数の操作子を有する電子楽器において、
前記複数の操作子の1つであって、前記機能に関する案
内の表示を指示するために設けられたヘルプスイッチ
と、前記ヘルプスイッチのオン操作に応答して、前記複
数の機能のうちの任意のものの案内を選択できるメニュ
−を表示する第1表示手段と、前記メニュ−で選択され
た機能の説明、該機能の選択画面および選択手順を表示
する第2表示手段とを具備し、前記操作子に、前記第1
表示手段および第2表示手段によって表示された画面の
操作機能を割り当てた点に第1の特徴がある。
【0007】また、本発明は、第1の特徴に加え、前記
機能の実現のためのパラメータの説明、該パラメータの
設定画面および設定手順を表示する第3表示手段を設
け、前記操作子に、前記第3表示手段によって表示され
た画面の操作機能を割り当てた点に第2の特徴がある。
【0008】また、本発明は、前記第2表示手段もしく
は第3表示手段による機能の選択画面および選択手順の
表示、または前記第3表示手段におけるパラメータの設
定画面および設定手順の表示が、前記割り当てられた操
作子により前記機能の説明もしくは前記パラメータの説
明に対して付加的に行われるものである点に第3の特徴
がある。
【0009】また、本発明は、前記割り当てられた操作
子がオン操作されたときに該第2表示手段または第3表
示手段が付勢される一方、前記割り当てられていない操
作子がオン操作されたときにはエラー表示を行うよう構
成した点に第4の特徴がある。
【0010】また、本発明は、前記エラー表示に代え
て、またはエラー表示とともに警告音を発生する手段を
具備した点に第5の特徴がある。
【0011】また、本発明は、前記第2表示手段または
第3表示手段によって表示された画面に従って設定され
た内容を確認し、変更することができる画面を表示する
手段をさらに具備し、前記操作子に、前記変更画面の操
作機能を割り当てた点に第6の特徴がある。
【0012】上記特徴によれば、ヘルプスイッチのオン
操作に応答してメニュ−が表示され、このメニュ−から
選択された機能やパラメータの案内が表示される。さら
に、機能やパラメータの案内画面から、機能やパラメー
タの設定画面に移行すると、設定の手順が表示される。
したがって、その手順に従い、画面の表示にともなって
該画面を操作可能なように設定された操作子を使用して
機能やパラメータを設定することができる。また、一旦
設定された内容を確認し、操作子を使用して必要に応じ
て変更することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
詳細に説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る電
子ピアノのハード構成を示すブロック図である。同図に
おいて、CPU1は、ROM2に格納されたプログラ
ム、並びに鍵盤7から入力された押鍵情報(音高、ベロ
シティ等)および複数のスイッチやボリュ−ム(操作
子)からなる操作部91から入力された音色、テンポ、
リズム等に基づいて楽音発生部としての音源装置4を制
御し、楽音信号を発生させる。音源装置4は、例えば、
正弦波加算方式で楽音を合成する。音源装置4から発生
された楽音信号はD/A変換器5によってアナログ信号
に変換され、アナログ信号処理部6に入力される。アナ
ログ信号処理部6は、入力されたアナログ信号に効果付
与等の信号処理を施す。アナログ信号処理部6の出力は
アンプ8で増幅された後、スピーカシステム21に入力
され発音される。
【0014】鍵盤7の押鍵はキースキャン回路7aで検
出され、押鍵情報としてCPU1に入力される。また、
操作部91が操作されたことはパネルスキャン回路91
aで検出され、パネルスキャン情報としてCPU1に入
力される。RAM3は操作部91の操作によって設定さ
れるテンポや音量等、各種パラメータの記憶エリアや、
CPU1のワークエリアとして使用される。
【0015】操作部91の操作による電子ピアノの機能
設定状況やパラメータの現在値、ならびにヘルプ画面の
表示、さらには演奏中に演奏状況を表示するために表示
器92が設けられる。表示器92はLCD(液晶表示
器)が好ましいが、CRTであってもよい。以下、LC
D92として説明する。操作部91およびLCD92
は、いずれも鍵盤7に隣接して配置されるコントロール
パネル(後述)上に設けられる。操作部91の操作子の
1つには、コントロールパネル上の各操作子の機能や操
作手順を説明するヘルプ機能を起動するためのヘルプス
イッチが含まれ、ROM2にはヘルプ機能の実行に伴う
ヘルプ画面をLCD92に表示するためのデータが格納
される。なお、このデータはRAMやFDDやメモリカ
ード等外部記憶媒体に記憶させるのでもよい。
【0016】図3は前記コントロールパネルを示す図で
ある。コントロールパネル9のほぼ中央には、LCD9
2が配置され、このLCD92の左右と下方に操作部9
1を構成する複数の操作子が配置される。多数の操作子
のうち、LCD92の縁に隣接して配置されるスイッチ
R1〜R5、L1〜L5、B1〜B7はLCD92表示
エリアのうち、これらのスイッチに予め対応付けられて
いるエリアの情報を操作するためのものである。また、
LCD92の左下隅に隣接してヘルプスイッチ10が配
置され、同右下隅に隣接して、セ−ブスイッチ11およ
びイグジットスイッチ12が配置される。フリ−スイッ
チ13にはLCD92に表示される指示に従って機能が
変更される。
【0017】そのほか、音色およびリズムスイッチ群1
41〜148、フィルインスイッチ群15、バリエーシ
ョンスイッチ群16、インクリメントダイアル17、ト
ランスポーズスイッチ18、オクタ−ブシフトスイッチ
19、システムスイッチ20が設けられる。インクリメ
ントダイアル17はテンポ、音量等、各種バリュ−(パ
ラメータ値)の変更に使用される。
【0018】図4は、上記電子ピアノの楽音発生処理の
メインフローチャートである。この処理は、本体に設け
られるメインスイッチが投入されたときに開始される。
電源ステップS1ではレジスタやフラグの初期化(イニ
シャライズ)を行う。ステップS2ではパネルスイッチ
イベントか否かが判断される。つまり、操作部91に含
まれる上記各スイッチのオンまたはオフ操作の有無が判
断される。ステップS2が肯定ならば、ステップS3の
パネルスイッチイベント処理(図5)に進む。操作部9
1のスイッチに変化がないときは、ステップS2からス
テップS4に進む。ステップS4では、鍵盤イベント処
理やペダルイベント処理など、パネルスイッチイベント
処理以外のその他の処理が行われるが、本発明の要部で
はないので詳細な説明は省略する。
【0019】図5はパネルスイッチイベント処理のフロ
ーチャートである。ステップS31ではヘルプスイッチ
10がオンになったか否かが判断され、この判断が肯定
ならばステップS32に進んでヘルプ処理を行う。ステ
ップS33では、その他の処理、つまりコントロールパ
ネル9上の各種スイッチの操作に応答し、これらスイッ
チ等に予め対応付けられた処理を行う。
【0020】以下、ヘルプ処理を詳細に説明する。図
6,図7,図8はコントロールパネル9上のスイッチと
LCD92上の表示画面との対応表である。図6におい
て、左欄は機能名称、中欄はスイッチの番号(理解の容
易のため説明の図3中の符号で示す)、右欄は表示画面
番号である。また、図7,図8において、左欄はスイッ
チの番号、右欄は表示画面番号である。各機能に対応す
るスイッチを操作すると、対応する表示画面番号を読み
出しアドレスとして、ROM2から画面表示のためのデ
ータが読み出され、そのデータに基づいてLCD92が
駆動され、画面が表示される。
【0021】図9はヘルプ処理のフローチャートであ
る。電源立ち上げ時には、図6の対応表に従い、表示画
面番号 [001]に対応する初期画面がLCD92に表示さ
れている。そして、ヘルプスイッチ10がオン操作され
ると、この操作に応答してステップS321では、表示
画面番号 [042]に対応するヘルプメニュ−が表示され
る。図10はヘルプメニュ−画面の一例を示す図であ
る。このヘルプメニュ−画面では当該ヘルプ処理で説明
可能な機能の一覧が表示される。この画面が表示されて
いるとき、LCD92の縁に隣接して配列されたスイッ
チには、図7の対応表に示す表示画面番号が割り当てら
れる。フリースイッチ13には、LCD92の左下隅に
表示される「BACK」の表示に対応して、画面を1つ
前に戻す機能が割り当てられる。なお、イグジットスイ
ッチ12がオン操作されると初期画面に戻る。
【0022】ステップS322では、選択用スイッチが
オンか否かが判断される。選択用スイッチは、現在表示
中の画面によるが、ヘルプメニュ−画面表示中において
は、画面に表示された機能を選択するためのスイッチR
1〜R5ならびにL1〜L5である。この判断が肯定な
らば、ステップS323に進み、オン操作されたスイッ
チに対応する画面表示を行う。例えば、スイッチR5が
オン操作されると、表示画面番号 [099]に従って、図1
1に示すシステム画面(1)が表示される。この画面が
表示されているとき、LCD92の縁に隣接して配列さ
れたスイッチには、図8の対応表に示す表示画面番号が
割り当てられる。
【0023】ステップS324では、イグジットスイッ
チ12がオン操作されたか否かが判断される。この判断
が否定ならば、ステップS325に進み、セーブスイッ
チ11がオン操作されたか否かが判断される。この判断
が否定ならば、ステップS322に進んで、選択用スイ
ッチがオン操作されたか否かを判断する。例えば、ヘル
プメニュ−画面においてシステムスイッチ20が押され
たときには、ステップS322からステップS323に
進み、図8の対応により表示画面番号 [215]に従って図
12に示すシステム画面(2)が表示される。
【0024】システム画面(2)には、設定可能な演奏
パラメータの種類が複数表示される。なお、以下の説明
では、機能と表示画面番号との対応表の参照は省略する
が、上述と同様に行われる。ステップS323,S32
4,S325は、画面切り替えに対応するスイッチがオ
ン操作される限り、繰り返し実行される。システム画面
(2)で、タッチカーブが選択されると、図13に示す
ように、システム画面(3)としてタッチカーブ選択画
面が表示される。タッチカーブ選択により、異なるタッ
チ感つまり押鍵強さと音量との関係を選択できる。
【0025】図13に示すように、本実施形態のタッチ
カーブ選択画面では、「Normal」、「Ligh
t」、「Heavy」、「Off」など、タッチカーブ
の選択肢が単に示されるだけでなく、各選択肢を選ぶこ
とによって、どのようなタッチ感が得られるかの説明が
加えられている。したがって、初心者でも、タッチカー
ブの意味と、選択したタッチカーブのタッチ感とを理解
することができる。
【0026】比較のために、ヘルプ画面ではない通常の
システム設定画面の例を図14に示す。同図において、
「タッチカーブ」を選択すると、その表示の右側にタッ
チ感を示す表示が1つ現れる。ここでは「Norma
l」が表示されている。このタッチ感でよければ、セー
ブスイッチを押してタッチカーブを確定する。「Nor
mal」から他に変更を希望する場合は、インクリメン
トダイアル17を回転させる等して、好みのタッチ感を
表示させ、そこでセーブスイッチ11を押して確定す
る。このように、ヘルプ画面でない通常の設定画面では
タッチ感の解説がないので、図13の表示と異なり、初
心者には十分な操作ガイドを与えられない。
【0027】図13の画面から「Light」が選択さ
れたときのLCD92の表示例(システム画面(4))
を図15に示す。この画面では、使用者が選択したタッ
チカーブのタッチ感のさらなる解説と、タッチカーブの
確定または変更のためのスイッチ操作の説明が示され
る。なお、このシステム画面(4)は操作に慣れていな
い使用者のための確認の画面であり、ヘルプ画面ではな
い通常の設定では表示されない画面である。
【0028】画面を表示しただけで、次に進まない場合
は、使用者によるイグジットスイッチ12のオン操作に
応答して図9のステップS324は肯定となり、ヘルプ
処理のフローが終了する。また、設定を確定する場合は
使用者によるセーブスイッチ11のオン操作に応答して
図9のステップS325の判定は肯定となり、ステップ
S326に進んで設定値をRAM3に設けられる記憶エ
リアに、設定されたタッチカーブが記憶される。
【0029】なお、ステップS322が否定ならば、ス
テップS327に進み、「BACK」機能が割り当てら
れているフリースイッチ13がオン操作されたか否かが
判断され、この判断が否定ならば、ステップS328に
進む。ステップS328ではイグジットスイッチ12が
オン操作されたか否かが判断され、この判断が否定なら
ば、ステップS329に進む。ステップS329ではヘ
ルプスイッチ10がオン操作されたか否かが判断され
る。
【0030】ステップS327が肯定ならばステップS
323に進み、1つ前の画面に戻る。現在がヘルプメニ
ュー画面であれば、初期画面に戻る。ステップS328
が肯定ならばこのフローチャートの処理は抜けてステッ
プS33(図5)に進む。ステップS329が肯定なら
ばステップS321に進む。ステップS322,S32
7〜S329がいずれも否定であれば、現在のヘルプ内
容に適合しないスイッチが操作されたと判断され、ステ
ップS330に進んで不適合操作であることを示す画面
を表示する。不適合操作であることを示す表示に代えて
「ビープ音」等の警報音を発生するようにしてもよい。
【0031】図1は上記の処理を行うためのCPU1の
要部機能を示すブロック図である。同図において、対応
表記憶部22にはLCD92にヘルプ画面を表示させる
ためのスイッチと表示画面番号との対応表(図6,図7
等)が、予め複数種類記憶される。アドレス変換部23
には、前記対応表が、随時読み出される。例えば、電源
立ち上げ時には図6の対応表が初期データとして読み出
される。
【0032】ヘルプスイッチ10およびコントロールパ
ネル9上の操作部91を構成するその他のスイッチSW
がオン操作されると、アドレス変換部23において、そ
のスイッチ番号に基づき、対応表を参照して表示画面番
号が検索され、ヘルプ画面表示データ記憶部24に入力
される。
【0033】ヘルプ画面表示データ記憶部24は、RO
M2上に形成でき、ヘルプ画面の表示データが前記表示
画面番号に基づいて読み出せるよう格納される。ヘルプ
表示部25はLCD92の制御部であり、ヘルプ画面表
示データ記憶部24のデータに基づいてLCD92を制
御してヘルプ画面を表示させる。
【0034】対応表指示部26は表示画面番号に基づい
て、アドレス変換部23に読み出す対応表を指定するデ
ータを対応表記憶部22に入力する。データに基づいて
対応表記憶部22からアドレス変換部23に対応表が読
み出される。
【0035】不適合操作判別部27は、その他のスイッ
チSWのうち、現在選択されている対応表において表示
画面番号が存在するスイッチ番号のスイッチ以外のスイ
ッチが操作された場合、エラー表示部28を駆動してL
CD92に不適合操作通知を表示させる。例えば、「画
面に従って正しいスイッチを押して下さい」という表示
をさせる。
【0036】以上、本発明を、主としてタッチカーブの
機能説明とタッチカーブ設定画面をヘルプ画面の一部と
して表示させる例を説明したが、他の機能の表示につい
ても同様に行うことができる。
【0037】また、上述の実施形態では、LCD92に
よる表示のみについて示したが、音声による解説を併用
してもよい。例えば、システム画面(3)としてのタッ
チカーブ選択画面において、各タッチ感を音声で説明し
てもよい。なお、音声による案内は、例えば、特開平5
−204301号公報に記載の音声発生手段を使用する
ことができる。すなわち、タッチ感の説明に関する音声
コード情報を記憶する音声コード記憶手段と、音声コー
ドに対応する音声データを記憶する音声データ記憶手段
とを設ける。そして、前記システム画面(3)の表示操
作に応答して音声コード情報に基づく音声データを前記
音声データ記憶手段から読み出し、音源装置4のチャン
ネルのいずれかに割り当てて音声を発生させる。
【0038】また、ヘルプ画面は、スイッチ操作があっ
たときに次の画面に移行するようにしたが、1つの画面
が表示されてから予め定めた時間の経過後に自動的に終
了して、イグジットスイッチ12の操作と同様、初期画
面やヘルプ操作前の画面に戻るようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜請求項9の発明によれば、ヘルプスイッチによって
表示されたメニュ−から選択された機能に関する案内が
表示されるとともに、機能やパラメータを、表示された
設定手順に従って設定することができる。したがって、
機能の理解が容易にできるだけでなく、設定が必要な場
合には、ヘルプメニュ−に関連して表示される設定画面
(ヘルプ画面)を通じて、表示される設定手順に従って
簡単に設定することができる。また、設定の確認と変更
を、簡単に行うことができる。
【0040】このように本発明によれば、操作子やその
操作子の操作によって実現できる機能が多い電子楽器に
ついて不慣れな使用者であっても、表示手段で表示され
た情報だけを頼りに、十分に機能を発揮させて楽音を発
生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電子楽器の要部機
能を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る電子楽器の全体構
成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る電子楽器のコント
ロールパネルを示す図である。
【図4】 電子楽器のメインフローチャートである。
【図5】 パネルスイッチイベント処理のフローチャー
トである。
【図6】 操作子と表示画面番号との対応表(その1)
である。
【図7】 操作子と表示画面番号との対応表(その2)
である。
【図8】 操作子と表示画面番号との対応表(その3)
である。
【図9】 ヘルプ処理フローチャートである。
【図10】 ヘルプメニュ−を示す図である。
【図11】 ヘルプ画面中のシステム画面(その1)を
示す図である。
【図12】 ヘルプ画面中のシステム画面(その2)を
示す図である。
【図13】 ヘルプ画面中のシステム画面(その3)を
示す図である。
【図14】 独立したシステム画面を示す図である。
【図15】 ヘルプ画面中のシステム画面(その4)を
示す図である。
【符号の説明】
1…CPU、 4…音源装置、 5…D/A変換器、
9…コントロールパネル、 10…ヘルプスイッチ、
22…対応表記憶部、 23…アドレス変換部、24…
ヘルプ画面表示データ記憶部、 27…不適合操作判別
部、 28…エラー表示部、 91…操作部、 92…
LCD

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽音制御機能を含む機能の選択および/
    または該機能に関するパラメータの設定に使用される複
    数の操作子を有する電子楽器において、 前記複数の操作子の1つであって、前記機能に関する案
    内の表示を指示するために設けられたヘルプスイッチ
    と、 前記ヘルプスイッチのオン操作に応答して、前記複数の
    機能のうちの任意のものの案内を選択できるメニュ−を
    表示する第1表示手段と、 前記メニュ−で選択された機能の説明、該機能の選択画
    面および選択手順を表示する第2表示手段とを具備し、 前記操作子に、前記第1表示手段および第2表示手段に
    よって表示された画面の操作機能を割り当てたことを特
    徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】 前記機能の実現のためのパラメータの説
    明、該パラメータの設定画面および設定手順を表示する
    第3表示手段をさらに具備し、 前記操作子に、前記第3表示手段によって表示された画
    面の操作機能を割り当てたことを特徴とする請求項1記
    載の電子楽器。
  3. 【請求項3】 前記第2表示手段による機能の選択画面
    および選択手順の表示が、前記割り当てられた操作子に
    より前記機能の説明に対して付加的に行われるものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の電子楽器。
  4. 【請求項4】 前記第3表示手段におけるパラメータの
    設定画面および設定手順の表示が、前記割り当てられた
    操作子により前記パラメータの説明に対して付加的に行
    われるものであることを特徴とする請求項2記載の電子
    楽器。
  5. 【請求項5】 前記割り当てられた操作子がオン操作さ
    れたときに該第2表示手段が付勢される一方、前記割り
    当てられていない操作子がオン操作されたときにはエラ
    ー表示を行うよう構成したことを特徴とする請求項1記
    載の電子楽器。
  6. 【請求項6】 前記割り当てられた操作子がオン操作さ
    れたときに該第3表示手段が付勢される一方、前記割り
    当てられた操作子がオン操作されたときにはエラー表示
    を行うよう構成したことを特徴とする請求項2記載の電
    子楽器。
  7. 【請求項7】 前記エラー表示に代えて、またはエラー
    表示とともに警告音を発生する手段を具備したことを特
    徴とする請求項5または請求項6記載の電子楽器。
  8. 【請求項8】 前記第2表示手段によって表示された選
    択画面に従って選択された機能を確認し、変更すること
    ができる画面を表示する第4表示手段をさらに具備し、 前記操作子に、前記第4表示手段によって表示された画
    面の操作機能を割り当てたことを特徴とする請求項1記
    載の電子楽器。
  9. 【請求項9】 前記第3表示手段によって表示された設
    定画面に従って設定されたパラメータを確認し、変更す
    ることができる画面を表示する第5表示手段をさらに具
    備し、 前記操作子に、前記第5表示手段によって表示された画
    面の操作機能を割り当てたことを特徴とする請求項2記
    載の電子楽器。
JP2000332665A 2000-10-31 2000-10-31 電子楽器 Pending JP2002140071A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000332665A JP2002140071A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 電子楽器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000332665A JP2002140071A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 電子楽器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002140071A true JP2002140071A (ja) 2002-05-17

Family

ID=18808841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000332665A Pending JP2002140071A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 電子楽器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002140071A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007155806A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器の制御装置及びコンピュータプログラム
JP2007264512A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Yamaha Corp 電子楽器及びそのためのプログラム
JP2007327969A (ja) * 2007-08-03 2007-12-20 Horiba Ltd 水質測定装置
JP2008076708A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 音色指定方法、音色指定装置及び音色指定のためのコンピュータプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007155806A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器の制御装置及びコンピュータプログラム
JP2007264512A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Yamaha Corp 電子楽器及びそのためのプログラム
JP4618180B2 (ja) * 2006-03-29 2011-01-26 ヤマハ株式会社 電子楽器及びそのためのプログラム
JP2008076708A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 音色指定方法、音色指定装置及び音色指定のためのコンピュータプログラム
JP2007327969A (ja) * 2007-08-03 2007-12-20 Horiba Ltd 水質測定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7288711B2 (en) Chord presenting apparatus and storage device storing a chord presenting computer program
US5296642A (en) Auto-play musical instrument with a chain-play mode for a plurality of demonstration tones
JP2602458B2 (ja) 自動演奏装置
JP4049014B2 (ja) 楽譜表示装置および楽譜表示コンピュータプログラム
JP2002140071A (ja) 電子楽器
JP2002244652A (ja) 電子楽器
JP3472518B2 (ja) 学習装置の制御方法
JP3964504B2 (ja) 音楽学習装置及び音楽学習方法
JPH07160254A (ja) 電子楽器
JP3525786B2 (ja) 電子楽器
JP3736512B2 (ja) 楽音データ表示装置及びプログラム
JPH06230773A (ja) 電子楽器
JP2623174B2 (ja) 自動演奏装置
JP3561967B2 (ja) 電子楽器システム
JP2864201B2 (ja) 電子楽器の表示装置
JP2741831B2 (ja) 電子楽器
JP2538087B2 (ja) 電子楽器
JP2003108123A (ja) 電子楽器
JP2002215153A (ja) 電子楽器の機能選択装置
JPH04368994A (ja) 電子楽器の表示制御装置
JP2660628B2 (ja) シーケンサの表示装置
JP2002132258A (ja) 電子楽器
JPH0895569A (ja) 電子楽器
JP2002139988A (ja) 自動演奏装置
JP2003066958A (ja) 演奏教習装置及び演奏教習処理のプログラム