JPH07160254A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH07160254A
JPH07160254A JP5308132A JP30813293A JPH07160254A JP H07160254 A JPH07160254 A JP H07160254A JP 5308132 A JP5308132 A JP 5308132A JP 30813293 A JP30813293 A JP 30813293A JP H07160254 A JPH07160254 A JP H07160254A
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JP
Japan
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display
parameter
screen
displayed
musical instrument
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5308132A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Fukumaru
哲也 福丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland Corp
Original Assignee
Roland Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Roland Corp filed Critical Roland Corp
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  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ユーザが種々の設定操作を行なうこ
とのできるように構成された電子楽器に関し、一連の複
数の操作を学習させる機能を備える。 【構成】複数のパラメータのうちの次に設定すべきパラ
メータを教示するパラメータ教示手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユーザが種々の設定操
作を行なうことのできるように構成された電子楽器に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子技術の発達に伴って1つの電
子機器に多様な機能が搭載されるようになってきてい
る。電子楽器においても例外ではなく、ユーザが自分の
好みに合わせて設定できるように多様な機能が盛り込ま
れているものがあり、それに伴って多数の設定ボタン等
があり、それらの機能を使いこなした場合はそのユーザ
にマッチしかつ多彩な演奏を楽しむことができるが、マ
ニュアル等を見ながらそれらの機能設定のための多数の
設定ボタン等の操作を覚えそれらの機能を使いこなせる
ようになるまでが大変であるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この問題を解決し、ユ
ーザが少しでも手軽に操作を覚えることができるよう、
例えばある設定ボタンの機能がわからないときに、表示
画面上にその設定ボタンの機能説明を表示させること
等、いわゆるヘルプ表示を行なうことが提案されている
(例えば特開平5−22753号公報参照)。
【0004】ところが、例えばある1つの楽音を形成す
ることを考えた場合に、その1つの楽音を形成するため
に設定ボタンを1つだけ操作するだけでよいとは限ら
ず、いくつもの操作を順次間違いなく行なう必要がある
場合もある。このような場合に、個々の操作ボタンの機
能の理解を促すために各操作ボタンの機能を説明したヘ
ルプ画面を表示しても、どの操作をどの順序で順次行な
っていけばよいのかその操作の手順が不明では、操作手
順の定まった一連の複数の操作をうまく実行することが
難しいという問題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、一連の複数の
操作を学習させる機能を備えた電子楽器を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の電子楽器は、 (1)楽音特性を規定するパラメータを入力するパラメ
ータ入力手段 (2)複数のパラメータのうち、次に設定すべきパラメ
ータを教示するパラメータ教示手段 (3)パラメータ入力手段からパラメータ教示手段によ
る教示に従って入力されたパラメータに基づいて楽音を
形成する楽音形成手段 を備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の電子楽器は、複数のパラメータのうち
の次に設定すべきパラメータを教示するパラメータ教示
手段を備えたものであるため、操作者は、その教示に従
って複数のパラメータを順次設定していくことができ、
これにより、操作者は、基本的な操作の手順を学ぶこと
ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の電子楽器の一実施例のハードウェア構成
を示すブロック図である。図1に示す電子楽器10に
は、CPU11が備えられており、ROM12に格納さ
れたプログラムがバス30を経由してCPU11に読み
出され、RAM13を作業領域として実行される。また
この電子楽器10には楽音波形が記憶されたウェーブR
OM14が内蔵されている。ウェーブROM14に記憶
された楽音波形はサウンドジェネレータ15に読み出さ
れ、必要な補間処理や種々のフィルタリング処理が施さ
れて出力される。さらに、この電子楽器10には、この
電子楽器10の各種パラメータの表示やこの電子楽器1
0の内部状態の表示等を行なう液晶表示器(LCD)も
しくはCRTディスプレイ(Display)等の表示
器16が備えられており、表示インターフェース17を
経由してバス30と接続されている。また、この電子楽
器10は、この電子楽器10に対し各種の指示を入力す
るための手段としてキーボード18、操作パネル上に備
えられた各種パネルスイッチ20を有しており、それぞ
れキーボードインターフェース19、パネルスイッチイ
ンターフェース21を介してバス30と接続されてい
る。さらにこの電子楽器10には、この電子楽器10に
各種の付加機能を追加したり、この電子楽器に演奏情報
を与えたりするための外部記憶装置22を着脱自在に備
えることができ、この外部記憶装置22は、外部記憶装
置用インターフェース23を経由してバスと接続され
る。
【0009】図2は、図1に示すCPUで実行される各
種プログラムのうち、本発明の特徴部分の一実施例とし
ての、一連の操作手順の学習の際に実行されるチュート
リアルプログラムの概略を示すフローチャートである。
ここでは全体の流れについて概括するにとどめ、その
後、図3〜図9を用いて、その一例について詳細に説明
する。このチュートリアルプログラムはROM12に格
納しておいてもよく、オプションとして外部記憶装置2
2に格納しておいてもよい。
【0010】チュートリアルモードに入るための所定の
パネルスイッチ(図示せず)を操作すると、このプログ
ラムが起動される。このプログラムが起動されると、表
示器16(図1参照)の表示画面上に所定の表示が現わ
れる(ステップ2_1)。この表示は、パラメータ設定
のための通常の表示に極力近似させており、かつ、その
表示が現われたときに次に何を操作すべきかが教示され
ている。操作者による操作が行なわれるとその操作が入
力されて表示される(ステップ2_2)。操作が行なわ
れ、その後次の表示画面への移行を指示する‘Nex
t’が入力されると(ステップ2_3)、次のステップ
の表示準備が行なわれ(ステップ2_4)、次ステップ
の画面が表示される。この次ステップは、次の操作段階
のものとは限られず、表示画面に示された教示に従わな
い操作が行なわれた場合は、操作段階としてはもとの段
階にとどまり、基本的にもとの画面と同一の画面に操作
エラーであった旨の表示が付加された画面となり、教示
に従った操作が促される。また、‘Exit’が操作さ
れると(ステップ2_5)、このチュートリアルモード
から抜け出て、例えば演奏モードに復帰する。
【0011】図3〜図9は、表示器16の表示画面上に
順次表示された各画面の例である。ここでは、これら図
3〜図9を参照して、‘ストリングス’の音作りの過程
を学ぶ例について説明する。前述したように、パネルス
イッチ20のうちのチュートリアルモードを指定するス
イッチが操作されると図2に示すチュートリアルプログ
ラムが起動され、表示器16の表示画面上に図3に示す
画面が表示される。
【0012】この図3に示す画面には、現在チュートリ
アルモードにあることを示す“#Tutorial”の
文字と、選択すべき楽器の音色を表わす“Pian
o”,“Brass”,“Strings”の文字と、
“Next”,“Exit”を指定するための表示と、
さらに、楽器(音色)を指定することを促す“>Ple
ase select instrument”の文字
が表示されている。
【0013】操作者は、この画面を見ながら、キーボー
ド18に付属する、図示しないマウスを操作して所望の
音色を選択する。ここでは、上述のように、ストリング
ス“Strings”が選択されたものとする。操作者
は、次いで“Next”を選択し、次の図4に示す画面
へ移行する。“Exit”は、上述したように、このチ
ュートリアルモードから抜け出して演奏モードに復帰す
るためのものである。
【0014】図4に示す画面には、チュートリアルモー
ドにおける、ストリングスの音作りを行なうモードであ
ることを示す“#Tutorial Strings”
の文字と、一般的な情報の表示であることを示す“≪C
ommon≫”の文字と、このパッチに関する情報等が
表示される。ここでパッチとは、あるまとまった一連の
操作により指定された複数のパラメータのセットをい
う。
【0015】図4に示されたパッチは、そのパッチに名
付けられた名称“Patch Name”が“Init
ial Patch”、音量レベル“Patch Le
vel”が100、パンレベル“Patch Pan”
が0、即ち、音の聞こえる方向がステレオ用の2つのス
ピーカの中央の方向であることを示している。この図4
の示す表示画面には、ウェーブジェネレータ“WG”を
指定することを促す、“>Please select
‘WG’Menu.”が表示されている。また、次画面
の指定のための表示として“WG”,“TVF”,“T
VA”,“LFO&CTL”,“Effects”が表
示されている。
【0016】“WG”は、ウェーブジェネレータ(wa
ve generators)の略であり、“WG”を
指定するとウェーブ(wave;波形)選択の画面に移
行する。この実施例における電子楽器10は、いわゆる
波形読出し方式の電子楽器であり、画面上でウェーブ
(wave;波形)の選択や各種のパラメータの設定が
行なわれる。
【0017】“TVF”はフィルタ、“TVA”はアン
プ、“LFO&CTL”は、モジュレーションおよびそ
の他の制御、“Effects”は効果のパラメータを
設定するための画面に移行するための表示である。ここ
では“WG”の指定が促されているため、マウスを操作
して“WG”を指定すると、次に図5に示す画面が表示
される。
【0018】この画面上には「ストリングスのウェーブ
を選んでください」“>Please select
wave‘Strings’”と表示されており、例え
ばマニュアルを参照して、ウェーブ番号が入力される。
ここではストリングスのウェーブ番号は10番であると
する。ところが、ここで操作を間違えて、例えばウェー
ブ番号9番を指定し、次いで“Next”を指定したも
のとする。
【0019】すると、図6に示すように、その指定した
ウェーブ番号9が誤りであったことを示す“>Wron
g Wave!! Please select‘St
rings’wave.”が表示される。そこであらた
めてウェーブ番号10を指定し、次いで“Next”を
指定すると、図7に示すように、‘TVA’メニューに
移ることを促す、“>Please select‘T
VA’Menu.”が表示される。そこで今度は“TV
A”を指定すると、図8に示す‘TVA’メニュー画面
が表示され、その図8に示す画面には「T1を20、T
4を60の値にセットして下さい」“>Please
set value,T1=20,T4=60”と表示
されているためT1,T4の各値をそれぞれ20,60
にセットする。ここで、T1,T4は、それぞれアタッ
クタイム、リリースタイムのパラメータ値である。その
ようにセットした後“Next”を選択すると、図9に
示すように「弾いてみましょう」“Let’s pla
y!!”と表示される。
【0020】このように、チュートリアル専用の表示は
極力少なくし、実際の操作画面とできるだけ同じ画面を
使用しながら、その画面上に次の操作手順を表示するこ
とにより、実際の操作画面に馴れるとともに、基本的な
操作手順を学ぶことができる。また誤った操作、誤った
パラメータの選択、誤ったパラメータ値の設定が行なわ
れたときは、その都度その旨を表示し、正しい操作の流
れに戻ってもらうよう促すことにより、より効果的な学
習が行なわれる。
【0021】また、上記実施例は、操作者が操作を行な
うことにより操作の各ステップを進めていくものである
が、このほか、操作者が操作することなく、基本的な手
順で順次自動的に操作を進めていくデモンストレーショ
ンモードを加えてもよい。尚、上記実施例に示した表示
画面等は一例に過ぎないものであることはもちろんであ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子楽器
は、次に設定すべきパラメータを順次教示するようにし
たため、基本的な操作の手順を解り易く学ぶことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子楽器の一実施例のハードウェア構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すCPUで実行される各種プログラム
のうち、本発明の特徴部分の一実施例としての、一連の
操作手順の学習の際に実行されるチュートリアルプログ
ラムの概略を示すフローチャートである。
【図3】表示器の表示画面上に表示された画面の例であ
る。
【図4】表示器の表示画面上に表示された画面の例であ
る。
【図5】表示器の表示画面上に表示された画面の例であ
る。
【図6】表示器の表示画面上に表示された画面の例であ
る。
【図7】表示器の表示画面上に表示された画面の例であ
る。
【図8】表示器の表示画面上に表示された画面の例であ
る。
【図9】表示器の表示画面上に表示された画面の例であ
る。
【符号の説明】
10 電子楽器 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 ウェーブROM 15 サウンドジェネレータ 16 表示器 18 キーボード(マウスを含む) 20 パネルスイッチ 22 外部記憶装置 30 バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽音特性を規定するパラメータを入力す
    るパラメータ入力手段と、 複数のパラメータのうち、次に設定すべきパラメータを
    教示するパラメータ教示手段と、 前記パラメータ入力手段から前記パラメータ教示手段に
    よる教示に従って入力されたパラメータに基づいて楽音
    を形成する楽音形成手段とを備えたことを特徴とする電
    子楽器。
JP5308132A 1993-12-08 1993-12-08 電子楽器 Withdrawn JPH07160254A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5308132A JPH07160254A (ja) 1993-12-08 1993-12-08 電子楽器

Applications Claiming Priority (1)

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JP5308132A JPH07160254A (ja) 1993-12-08 1993-12-08 電子楽器

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JPH07160254A true JPH07160254A (ja) 1995-06-23

Family

ID=17977272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5308132A Withdrawn JPH07160254A (ja) 1993-12-08 1993-12-08 電子楽器

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JP (1) JPH07160254A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008076708A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 音色指定方法、音色指定装置及び音色指定のためのコンピュータプログラム
JP2010164628A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Yamaha Corp 電子音楽装置、電子音楽システム、該電子音楽システムを構成する電子音楽装置およびサーバ
JP2010164627A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Yamaha Corp 電子音楽装置、電子音楽システム、該電子音楽システムを構成する電子音楽装置およびサーバ
JP2010164629A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Yamaha Corp 電子音楽装置および電子音楽システム
JP2014146061A (ja) * 2014-05-19 2014-08-14 Yamaha Corp 電子音楽装置

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JP2010164627A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Yamaha Corp 電子音楽装置、電子音楽システム、該電子音楽システムを構成する電子音楽装置およびサーバ
JP2010164629A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Yamaha Corp 電子音楽装置および電子音楽システム
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Effective date: 20010306