JP2002139392A - 紙葉類の質感検出装置及び紙葉類の処理装置 - Google Patents

紙葉類の質感検出装置及び紙葉類の処理装置

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JP2002139392A
JP2002139392A JP2000334976A JP2000334976A JP2002139392A JP 2002139392 A JP2002139392 A JP 2002139392A JP 2000334976 A JP2000334976 A JP 2000334976A JP 2000334976 A JP2000334976 A JP 2000334976A JP 2002139392 A JP2002139392 A JP 2002139392A
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Kunio Fukatsu
邦夫 深津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】環境の温度、湿度の影響を受けることなく、紙
葉類の質感を精度良く検出できるようにする。 【解決手段】装置本体1内に設けられ、紙幣Pを挟持し
て搬送する駆動ローラ20及び検出ローラ21と、検出
ローラ21を介して紙幣Pの表面から伝達される力を測
定して紙幣Pの質感を検出する圧電素子71と、装置本
体1内の温度及び湿度の少なくとも一方を測定する温度
センサ81、湿度センサ82と、この温度センサ81、
湿度センサ82によって測定された測定値を補正値とし
て圧電素子71によって検出された検出値に加減算して
検出値を補正するCPU93とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば、紙幣の表面
粗さ、或いは紙幣の剛性(コシ)の大きさを検出する紙
葉類の質感検出装置及び紙葉類の処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙幣は市中において、経済的取引の決済
手段としてあらゆる場面で用いられている。例えば、発
券銀行から新しい紙幣が発行されると、この紙幣は市中
銀行、企業、商業者、個人等の間を移動する。この移動
や保持によって紙幣は僅かづつ損耗していく。一方で、
紙幣はATMや券売機等多くの機械装置で扱われるよう
になっている。機械装置においては、紙幣はできるだけ
損耗が少なく安定した形態であることが、装置の信頼性
維持のために必要である。
【0003】このため、損耗の激しい紙幣は機械装置に
投入させないようにするという技術が必要となってい
る。即ち、紙幣の損耗を測定し、損耗した紙幣と損耗し
ていない紙幣に分類する紙葉損耗分類機が要望されてい
る。
【0004】しかしながら、紙幣の損耗という定性的な
特性を定量的で計測可能な値とすることは困難である。
従来のこの種の装置では、紙幣の紙面の透過光や反射光
の変化が紙幣の損耗と関連があることを利用したり、損
耗によって紙の剛性(コシ)が低下するので、コシの低
下による音響特性の変化を利用したりしている。
【0005】これらの計測量は、必ずしも損耗と直接的
に関係しないために、人間が感じる損耗と異なる判定基
準となっている面がある。このため、より直接的に損耗
を計測して、その判定によって紙幣を分類できる装置の
出現が待たれている。即ち、正損という定量化しにくい
官能に依存した評価尺度に対して、人間の感覚に近い、
安定した検知ができる正損区分機が、紙幣処理の現場で
求められている。
【0006】ところで、紙幣の質感の最大の特徴は、凹
版印刷によるザラザラ感と紙幣そのものの剛性(コシと
呼ばれる)である。この紙幣のザラザラ感と剛性を測定
できるようにした装置が近年実用化されている。この装
置は紙幣の表面に接触ローラを当接させ、この接触ロー
ラに発生する力を測定することによってザラザラ感と剛
性を測定する。この接触ローラによる力の測定は人間の
官能的評価によく一致する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、凹版印
刷の凹凸を計測するものにあっては、接触摩擦による微
小な力を計測しているので、摩擦計数が温度や湿度によ
って変化するために、機器の設置環境によって出力が異
なるという問題や、紙幣の印刷の位置によって出力が異
なるという問題があった。
【0008】また、紙幣のコシを測定するものにあって
も、紙幣が吸湿すると剛性が低下して出力が変化した
り、紙幣の印刷のある部分とすかしの部分ではコシが変
化するという問題がある。具体的には、夏の湿度の高い
時には、紙幣のコシが低下して比較的きれいな紙幣であ
っても損紙と判定されたり、逆に冬季の乾燥時期には、
紙幣のコシが上昇して本来なら損紙と判定すべきものを
正紙と判定するというような問題である。
【0009】即ち、接触ローラによる力の測定によっ
て、紙面の印刷や、紙幣のコシを測定する装置にあって
は、温度、湿度によって出力が変化することなく、ま
た、測定個所が変化するために出力が変化するといった
ことのない、再現性の高い装置が求められている。
【0010】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、環境の温度、湿度の影響を受けることなく、また、
常に同一個所を測定して精度良く紙葉類の質感を検出で
きるようにした紙葉類の質感検出装置及び紙葉類の処理
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、装置本体内に設けら
れ、紙葉類を挟持して搬送するローラ対と、このローラ
対の一方のローラを介して前記紙葉類の表面から伝達さ
れる力を測定し前記紙葉類の質感を検出する検出手段
と、前記装置本体内又は装置本体の周囲部の温度及び湿
度の少なくとも一方を測定する測定手段と、前記検出手
段によって検出された検出値を前記測定手段によって測
定された測定値を基にして補正する補正手段と、を具備
する。
【0012】請求項5記載のものは、装置本体に設けら
れ、紙葉類を一括して収容する収容部と、この収容部か
ら紙葉類を一枚づつ分離し繰り出す繰出手段と、この繰
出手段により繰り出された紙葉類を搬送する搬送手段
と、この搬送手段によって搬送される紙葉類の搬送方向
と直交する方向の位置を所定位置に位置決めする位置決
め手段と、前記紙葉類の搬送方向と直交する方向の所定
の位置に設けられ、前記位置決め手段によって搬送位置
が位置決めされた紙葉類の質感を検出する検出手段と、
この検出手段によって検出された紙葉類の質感に応じて
前記紙葉類の搬送経路を可変させる可変手段と、この可
変手段により搬送経路が可変された紙葉類を区分集積さ
せる集積手段とを具備し、前記検出手段は、前記紙葉類
を挟持して搬送するローラ対と、このローラ対の一方の
ローラを介して前記紙葉類の表面から伝達される力を測
定して前記紙葉類の質感を検出する検出部と、前記装置
本体内又は装置本体の周囲部の温度及び湿度の少なくと
も一方を測定する測定手段と、前記検出手段によって検
出された検出値を前記測定手段によって測定された測定
値を基にして補正する補正手段とを具備する。
【0013】請求項6記載のものは、紙葉類を一括して
収容する収容部と、この収容部から紙葉類を一枚づつ分
離し繰り出す繰出手段と、この繰出手段によって繰り出
された紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によ
って搬送される紙葉類の質感を検出する検出手段と、こ
の検出手段によって検出された紙葉類の質感に応じて前
記紙葉類の搬送経路を可変させる可変手段と、この可変
手段により搬送経路が可変された紙葉類を区分集積させ
る集積手段とを具備し、前記検出手段は、前記紙葉類を
挟持して搬送するローラ対と、このローラ対の一方のロ
ーラを介して前記紙葉類の表面から伝達される力を測定
して前記紙葉類の質感を検出する検出部と、この検出部
の近傍に設けられ周囲の温度を測定する温度センサ、及
び前記収納部の近傍に設けられ周囲の湿度を測定する湿
度センサを有する測定手段と、前記検出手段によって検
出された検出値を前記測定手段によって測定された測定
値を基にして補正する補正手段とを具備する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施の形態である紙葉類
処理装置としての紙幣の正損区分装置を示す側面図であ
る。
【0016】図中1は装置本体で、この装置本体1の正
面略中央部には紙葉類としての紙幣Pを載置する紙幣収
納部としての紙幣載置台2が設けられている。紙幣載置
台2には紙幣Pを押し込むバックアップ板3が設けられ
ている。バックアップ板3は軸4により前後方向に移動
自在に軸支されている。紙幣Pの押込方向には繰出手段
としての取出ローラ5が設けられている。
【0017】取出ローラ5にはベルト6及びプーリ7を
介して駆動モータ8が接続されている。取出ローラ5の
回転により紙幣Pが所定間隔を存して一枚づつ搬送手段
9に送り出される。搬送手段9はローラ10と、このロ
ーラ10に掛け渡されるベルト11によって構成されて
いる。ローラ10にはベルト13とプーリ14を介して
駆動モータ15が接続され、紙幣Pを一定速度で搬送で
きるようになっている。この搬送手段9の中途部には搬
送される紙幣の姿勢を補正する位置決め手段としての姿
勢補正装置17が設けられている。
【0018】また、搬送手段9の搬出側には駆動ローラ
20が設けられ、この駆動ローラ20は上記した駆動モ
ータ15により回転駆動される。駆動ローラ20に対向
して本発明の要部である検出ローラ21が設けられてい
る。駆動ローラ20と検出ローラ21とにより搬送ロー
ラ対が構成されている。検出ローラ21は回動レバー2
3の下端部に回転自在に取り付けられている。回動レバ
ー23は支軸24により回動自在に支持され、上端部側
はバネ材26により付勢されている。バネ材26の付勢
により検出ローラ21は駆動ローラ20に対し弾性的に
圧接されている。
【0019】検出ローラ21と駆動ローラ20の上方部
には紙幣の券種を判定する鑑査装置27が設けられてい
る。鑑査装置27はローラ対28によって紙幣Pを搬送
するとともに、各種センサーで紙幣Pの券種を判定す
る。鑑査装置28の上方部には、搬送手段30が設けら
れている。搬送手段30はローラ31とこのローラ31
に掛け渡されるベルト32によって構成されている。こ
の搬送手段30には紙幣の搬送方向に沿って可変手段と
してのゲート装置32a〜32cが配設され、紙幣Pを
その種類或いは正損に応じて集積部33a〜33dに区
分して搬出することができるようになっている。集積部
33a〜33dは装置本体1の正面上部側に配設されて
いる。
【0020】一方、検知ローラ21の近傍には周囲の温
度を検出する測定手段としての温度センサ81が設けら
れ、紙幣載置台2の近傍には周囲の湿度を検出する測定
手段としての湿度センサ82が設けられている。検知ロ
ーラ21の表面はゴム製で、摩擦係数は温度に依存して
変化し易いため、検知ローラ21の近傍に温度センサ8
1を設けている。また、紙幣Pのコシは湿度の影響を受
けやすいため、紙幣Pが置かれている載置台2の近傍に
湿度センサ82を設けている。
【0021】図2は姿勢補正装置17を示す斜視図で、
図3はその平面図である。
【0022】姿勢補正装置17はべ一ス35の上に、第
1及び第2の補正部36,37を備えている。第1及び
第2の補正部36,37は同様に構成されるため、第1
の補正部36についてのみ説明する。
【0023】第1の補正部36は逆さの門型をしたフレ
ーム38を有し、このフレーム38は紙幣Pの搬送幅よ
り広い位置で側板38a,38aが立ち上がっている。
フレーム38の左右の側板38a,38a間には駆動ロ
ーラ39のシャフト39aが架け渡されている。シャフ
ト39aの一端部は軸受40で保持され、他端部には駆
動モータ42が直結されている。駆動ローラ39の表面
はゴムにより被覆され摩擦係数が増大されている。
【0024】駆動ローラ39にはゴムローラ43が当接
されている。このゴムローラ43は軸受44を介して軸
45に回転自在に保持されている。この軸45はフレー
ム38の左右の側板38a,38aの長穴46に嵌め込
まれ、バネ47によって下方に付勢されている。紙幣P
は駆動ローラ39とゴムローラ43により強固にクラン
プされて搬送される。
【0025】一方、門型フレーム38は上方からみて搬
送路の中心線と駆動ローラ39の軸線の交わる点49を
中心に回転できるように軸50の上端部に支持され、軸
50はハウジング51によって回転自在に保持されてい
る。軸50の下端部にはプーリ52、ベルト53及びプ
ーリ54を介してサーボモータ55が接続されている。
また、姿勢補正装置17には紙幣Pを挟持搬送する3本
の搬送ベルト対57が貫通して敷設されていて、3本の
搬送ベルト対57の紙幣挟持力よりもローラ対39,4
3のクランプ力の方が強くなるように設定されている。
姿勢補正装置17の入口側には紙幣Pを光学的に検出す
る透過型光センサアレー58が配設され、第2の補正部
33の近傍には搬送路の中心部に位置して紙幣Pを光学
的に検出するセンサ59が設けられている。
【0026】図4は紙幣載置台2から取り出される紙幣
Pの姿勢を示している。
【0027】即ち、紙幣Pや金券等はその額面によって
サイズが異なるので,それらが一括して紙幣載置台2に
セットされると、それを手で揃えたとしても、小型の券
は最大サイズの中に埋もれてしまって左右の位置ずれ
や、斜めになっている可能性が高くなる。
【0028】即ち、表向きで天地を逆向きにする中型の
券(以下、FRという)は左右の位置ずれは少ないが、
右スキューしている。このFR券に続く裏向きで天地の
向きが正常である券(以下、BFという)は左側に位置
ズレし、かつ左スキューしている。また、このBF券に
続く裏向きで天地の向きを逆向きとする券(以下、BR
券という)はスキューも位置ずれもない。なお、BR券
に続いて取り出される券は表向きで天地の向きが正常の
ものでFF券という。
【0029】図5は姿勢補正装置17の駆動制御系を示
すブロック図である。
【0030】透過型光センサアレー58及びセンサ59
は信号送信回路を介して制御手段61に接続され、制御
手段61には制御回路を介して第1及び第2の補正部3
6,37が接続されている。光センサアレー53及びセ
ンサ54の紙幣検知信号に応じて制御手段61により、
第1及び第2の補正部36,37の動作が制御されて紙
幣Pの姿勢が補正されるようになっている。
【0031】図6は紙幣Pの姿勢補正動作を示す平面図
である。
【0032】姿勢補正装置17に送られてくる紙幣Pは
透過型光センサーアレー53により姿勢が検出され、こ
の検出結果から搬送中心線からの位置ずれ△Smmとス
キュー角θ1が計算される。ついで、紙幣Pの幅をLと
して、tanθ2=△S/Lなるθ2が計算される。そ
して、このθ2の角度だけ、第1の補正部36を矢印a
方向に回動させるようにサーボモータ55を回転駆動す
る。これにより、紙幣Pは第1の補正部36の回転によ
り搬送方向に対して角度θ2シフトした方向に、そのス
キュー角を維持したまま移動されて位置ずれが補正され
る。
【0033】ついで、紙幣Pの先端がセンサ59を通過
すると、所定のタイミングを取って、第2の補正部37
が角度θ1だけ矢印b方向に回転される。これにより、
紙幣Pはローラ39,43の回転により挟持搬送されて
スキューが補正される。
【0034】なお、スキューや位置ずれのない紙幣Pの
場合には、図3に示すように、第1及び第2の補正部3
6,37を回動させることなく、正しい姿勢を保ったま
ま次の検出ローラ21に搬送される。この姿勢補正によ
り、検出ローラ21にはスキューやシフトのない状態で
紙幣Pが搬送されてくる。
【0035】図7は上記した駆動ローラ20及び検出ロ
ーラ21を示す正面図である。
【0036】検出ローラ21,21は固定軸64にカラ
ー65a〜65cと止め輪66によって回転自在に保持
されている。固定軸64は左右の腕67に架け渡されて
いる。
【0037】図8は検出ローラ21を示す側断面図であ
る。
【0038】検出ローラ21は内輪67と外輪68とか
ら構成され、内輪67は軸64に回転自在で滑り軸受と
なっている。内輪67と外輪68は弾性体69によって
接合されている。内輪67の溝部70には圧電素子71
の一端部が接着され、圧電素子71の他端部は外輪68
の端部72に接着されている。
【0039】内輪67に対して弾性的に接合された外輪
68が回転方向に力を受けると、圧電素子71に圧縮応
力が働き、電圧Vが発生するようになっている。この電
圧信号はスリップリング73によってコントローラに送
られる。また外輪68の表面は厚さのうすいゴム材料7
4で被覆され、ローラの表面摩擦係数を上げて紙幣Pと
の接触でスリップし難くしている。
【0040】紙幣Pは検出ローラ21と駆動ローラ20
とにより挟持され、駆動ローラ20の回転により搬送さ
れる。この紙幣Pの搬送により検出ローラ21が連れ回
りする。このとき、紙幣Pの表面には印刷やシワ、紙幣
自身の汚損によって微細な凹凸が存在し、この凹凸に関
連した振動が圧電素子71によって出力されるようにな
っている。
【0041】図9は紙幣Pの表面粗さを検出する検出処
理回路を示す構成図である。
【0042】圧電素子71,71は増幅回路85、周波
数分析回路86、バンドパスフィルター、積分器87及
びスレッシュホールド回路88を介して補正手段として
のCPU93に接続されている。また、CPU93には
上記した温度センサ81及び湿度センサ82が接続さ
れ、さらに、記憶部94が接続されている。記憶部94
には検出された温度と湿度とにより決定される補正値の
テーブル94aが設けられている。さらに、CPU93
にはゲート駆動回路95を介してゲート32a〜32c
が接続されている。
【0043】次に、紙幣Pの正損判別動作について説明
する。
【0044】なお、この区分機は操作モードによって、
券種の分類、表裏の分類、枚数の計数等を行うことがで
きるが、ここでは同一の券種を正券と損券に区分する場
合について説明する。
【0045】取出ローラ5の回転により取り出されて姿
勢補正装置17で姿勢が補正された紙幣Pが検出ローラ
21を通過すると、圧電素子71,71により振動波形
が得られる。この振動波形は増幅回路45によって増幅
され、例えば、図12或いは図14に示すような波形が
得られる。ついで、周波数分析回路46で例えば、図1
3或いは図15に示すような各周波数別の出力分布が得
られる。しかるのち、バンドパスフィルターと積分器4
7で特定の周波数領域の出力が積分される。そして、こ
の積分値をスレッシュホールド回路48において所定の
閾値で大小判定してSG1〜SG1Oの10段階の信号
が出力される。
【0046】信号SG1は特定の周波数領域の出力積分
値が大きい、すなわち凹版の微小突起によって大きな振
動をしているもので、図13に示される波形が得られ
る。この波形は新品の紙幣であり、凹版の突起がしっか
りと付いている。即ち、紙幣は新品であり、正券と判定
すべき信号である。
【0047】SG10は特定の周波数領域の出力積分値
が小さい、すなわち凹版の微小突起が摩滅して微小振動
が少ないもので、図15に示される波形が得られる。こ
の波形は、紙幣が損耗していて最も汚損度が高い券と判
定すべき信号である。
【0048】この正損信号SG値はCPU93に送り込
まれ、これと同時に温度センサ81と湿度センサ82の
データも取り込まれ、記憶部94の補正テーブル94a
を対照して、各温度範囲、各湿度範囲としての補正値を
先のSG値に加減算する。この補正値は、図10に示す
温度と検知ローラの出力の関係、図11に示す湿度と検
知ローラの出力の関係を正規化するものである。補正テ
ーブル94aは検知ローラ21のゴム材質、表面粗さに
よって変化するので、あらかじめ実験的に定める。他の
材料の場合は、その補正テーブルも変更する必要があ
る。
【0049】この補正されたSG値に対応して、大きく
新券、普通券、損券と分類集積するように図9の補正テ
ーブル94aに従って、ゲート32a〜32cを駆動す
るようにゲート駆動回路85を制御する。これにより、
紙幣Pはポケット33a〜33cに整理されて集積され
る。ただし鑑査部28で券種の判定をして、異なる券種
や、読み取り不能券を判別されたものは、排除券として
扱われてポケット33dに収容する。
【0050】上記したように、温度及び湿度を測定する
温度センサ81及び湿度センサ82を備え、この温度セ
ンサ81及び湿度センサ82により測定した測定値を検
出ローラ21によって検出された紙幣Pの質感の検出値
に加減算して補正するから、温度及び湿度の影響を受け
ることなく、紙幣Pの質感を検出することができる。従
って、従来のように紙幣Pの正損を誤判断してしまうこ
とがなく、判別精度を向上することができる。なお、加
減算のみならず、所定の係数値を乗算するようにしても
良い。
【0051】また、姿勢補正装置17により紙幣Pの搬
送位置を所定位置に位置決めしてから、検出ローラ21
に送るため、常に紙幣Pの同一位置を検出することがで
き、より一層判別精度を向上できる。
【0052】さらに、温度センサ81を検出ローラ21
の近傍に設け、湿度センサ82を紙幣載置台2の近傍に
設けるため、紙幣Pに最も影響を与える温度及び湿度を
検出することができ、判別精度をより一層向上できる。
【0053】図16は本発明の第2の実施の形態を示す
ものである。
【0054】この第2の実施の形態は紙幣Pの剛性を検
出する装置である。
【0055】この第2の実施の形態でも上記した第1の
実施の形態と同様に補正回路によって、温度や、湿度の
影響を回避できるものである。
【0056】即ち、図16の検知ローラ105は図2の
検知ローラ21の代わりに、同じ位置に設置されるもの
で、駆動モータ15により回転駆動されているドライブ
ローラ106に対向する従動ローラ107を有する。ド
ライブローラ106には中央に溝部109を有する2個
のゴムローラ106A,106Bを有し、従動ローラ1
07はフレーム110に金具111を介して取り付けら
れている。
【0057】即ち、金具111には軸受112を介して
ゴムローラ113が取り付けられ、このゴムローラ11
3はバネ26によりゴムローラ106A,106Bに向
かって付勢されている。これによって紙幣Pはゴムロー
ラ113,113とゴムローラ106A,106Bとに
よって扶持搬送される。
【0058】このゴムローラ113,113の外側には
左右2個の小ローラ114が軸受115を介して片持ち
ハリ状の軸116に取り付けられている。小ローラ11
4のドライブローラ106A,106Bの溝部109に
対応する部分は、その外周が円弧状でかつ、僅かに紙幣
Pを溝部109に押し込むような寸法となっている。こ
の寸法の変動は、検知精度に響くので、ローラ114の
真円度は高く、偏心は少なくなるようにされている。
【0059】小ローラ114,114とドライブローラ
106A,106Bとの間を紙幣Pが通過すると、紙幣
Pのコシ(剛性)の強さによって紙幣Pの溝部109へ
の挿し込み度合が変化する。この押し込み度合いは軸1
16に取り付けられたストーン・ゲージ117によって
検出される。紙幣Pのコシが強いと押し込みにくくなっ
てストレーンゲージ117の歪が大となり、コシが弱い
と歪が小となる。これは紙幣Pの正損度合いに比例する
ので、これを第1の実施例で説明したSG値信号として
取り出す。
【0060】この第2の実施の形態においても、SG値
信号が温度や、湿度の影響を受けるので、その補正を上
記した第1の実施の形態で説明したのと同様に行って温
度や、湿度の影響を受けないSG値信号を出力する。
【0061】なお、この方式は紙幣Pの狭い範囲のコシ
を測定するので、紙幣の印刷のある部分と印刷のない部
分では値が変化する問題があり、常に同一個所を測定す
る必要がある。そこで、この実施の形態でも、前段の姿
勢補正装置17が、常にスキューや左右のシフトを補正
することにより、常に紙幣Pの同一箇所を測定するよう
にしている。これにより、センサの再現性保証に寄与す
るものである。
【0062】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、温度及び
湿度の少なくとも一方を測定する測定手段を備え、この
測定手段により測定した測定値を検出手段によって検出
された紙葉類の質感の検出値に加減算して補正するか
ら、温度或いは湿度の影響を受けることなく、紙葉類の
質感を検出することができる。
【0063】従って、従来のように紙葉類の正損を誤判
断してしまうことがなく、判別精度を向上することがで
きる。
【0064】また、位置決め手段により紙葉類の搬送位
置を所定位置に位置決めしてから、検出手段に送るた
め、常に紙葉類の同一位置を検出することができ、より
一層判別精度を向上できる。
【0065】さらに、温度センサを検出部の近傍に設
け、湿度センサを収納部の近傍に設けるため、紙葉類に
最も影響を与える温度及び湿度を検出するこができ、判
別精度をより一層向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である紙幣の正損区分装
置を示す概略的構成図。
【図2】紙幣の搬送姿勢を補正する姿勢補正装置。
【図3】姿勢補正装置を示す平面図。
【図4】取り出される紙幣の状態を示す斜視図。
【図5】姿勢補正装置の駆動制御系を示すブロック図。
【図6】紙幣の姿勢補正動作を示す平面図。
【図7】紙幣の表面粗さ検知装置を示す正面図。
【図8】紙幣の表面粗さ検知装置を示す側断面図。
【図9】紙幣の表面粗さ検知装置の駆動制御系を示すブ
ロック図。
【図10】紙幣の温度と損耗度との関係を示すグラフ
図。
【図11】紙幣の湿度と損耗度との関係を示すグラフ
図。
【図12】電圧素子によって出力される電圧値の波形を
示すグラフ図。
【図13】各周波別の出力分布を示すグラフ図。
【図14】電圧素子によって出力される電圧値の波形を
示すグラフ図。
【図15】各周波別の出力分布を示すグラフ図。
【図16】紙幣の剛性を検出する検出装置を示す正面
図。
【符号の説明】
1…装置本体、2…紙幣載置台(収容部)、P…紙幣
(紙葉類)、5…取出ローラ(繰出手段)、9…搬送手
段、17…姿勢補正装置(位置決め手段)、20…駆動
ローラ(ローラ対)、21…検出ローラ(ローラ対)、
32a〜32c…ゲート装置(可変手段)、33a〜3
3d…集積部(集積手段)、71…圧電素子(検出手
段)、81…温度センサ(測定手段)、82…湿度セン
サ(測定手段)、93…CPU(補正手段)、106…
駆動ローラ(ローラ対)、114…小ローラ(ローラ
対)、117…ストレーンゲージ(検出手段)。
フロントページの続き Fターム(参考) 2F051 AA00 AB09 AC04 BA07 2F063 AA43 BA30 BB01 BC09 BD17 CA40 CB01 DA02 DA05 DA14 DB04 DD05 EB25 EC09 EC20 JA01 JA04 JA09 LA04 LA06 LA13 LA29 3E041 AA02 BA08 BA20 3F048 AA06 AA07 AB03 BB02 BB10 CA00 DC02 DC17 EB22 EB40 3F053 EA06 EA07 EB02 EC02 LA08 LA09 LB04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内に設けられ、紙葉類を挟持し
    て搬送するローラ対と、 このローラ対の一方のローラを介して前記紙葉類の表面
    から伝達される力を測定し前記紙葉類の質感を検出する
    検出手段と、 前記装置本体内又は装置本体の周囲部の温度及び湿度の
    少なくとも一方を測定する測定手段と、 前記検出手段によって検出された検出値を前記測定手段
    によって測定された測定値を基にして補正する補正手段
    と、 を具備することを特徴とする紙葉類の質感検出装置。
  2. 【請求項2】 前記補正手段は前記検出手段によって検
    出された検出値に前記測定手段によって測定された測定
    値を加減算して前記検出値を補正することを特徴とする
    請求項1記載の紙葉類の質感検出装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は圧電素子を有し、前記紙
    葉類の表面粗さを検出することを特徴とする請求項1記
    載の紙葉類の質感検出装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は抵抗線歪ゲージを有し、
    前記紙葉類の剛性を検出することを特徴とする請求項1
    記載の紙葉類の質感検出装置。
  5. 【請求項5】 装置本体に設けられ、紙葉類を一括して
    収容する収容部と、 この収容部から紙葉類を一枚づつ分離し繰り出す繰出手
    段と、 この繰出手段により繰り出された紙葉類を搬送する搬送
    手段と、 この搬送手段によって搬送される紙葉類の搬送方向と直
    交する方向の位置を所定位置に位置決めする位置決め手
    段と、 前記紙葉類の搬送方向と直交する方向の所定の位置に設
    けられ、前記位置決め手段によって搬送位置が位置決め
    された紙葉類の質感を検出する検出手段と、 この検出手段によって検出された紙葉類の質感に応じて
    前記紙葉類の搬送経路を可変させる可変手段と、 この可変手段により搬送経路が可変された紙葉類を区分
    集積させる集積手段とを具備し、 前記検出手段は、 前記紙葉類を挟持して搬送するローラ対と、 このローラ対の一方のローラを介して前記紙葉類の表面
    から伝達される力を測定して前記紙葉類の質感を検出す
    る検出部と、 前記装置本体内又は装置本体の周囲部の温度及び湿度の
    少なくとも一方を測定する測定手段と、 前記検出手段によって検出された検出値を前記測定手段
    によって測定された測定値を基にして補正する補正手段
    と、 を具備することを特徴とする紙葉類の処理装置。
  6. 【請求項6】 紙葉類を一括して収容する収容部と、 この収容部から紙葉類を一枚づつ分離し繰り出す繰出手
    段と、 この繰出手段によって繰り出された紙葉類を搬送する搬
    送手段と、 この搬送手段によって搬送される紙葉類の質感を検出す
    る検出手段と、 この検出手段によって検出された紙葉類の質感に応じて
    前記紙葉類の搬送経路を可変させる可変手段と、 この可変手段により搬送経路が可変された紙葉類を区分
    集積させる集積手段とを具備し、 前記検出手段は、 前記紙葉類を挟持して搬送するローラ対と、 このローラ対の一方のローラを介して前記紙葉類の表面
    から伝達される力を測定して前記紙葉類の質感を検出す
    る検出部と、 この検出部の近傍に設けられ周囲の温度を測定する温度
    センサ、及び前記収納部の近傍に設けられ周囲の湿度を
    測定する湿度センサを有する測定手段と、 前記検出手段によって検出された検出値を前記測定手段
    によって測定された測定値を基にして補正する補正手段
    と、 を具備することを特徴とする紙葉類の処理装置。
  7. 【請求項7】 前記補正手段は前記検出手段によって検
    出された検出値に前記測定手段によって測定された測定
    値を加減算して前記検出値を補正することを特徴とする
    請求項5又は6記載の紙葉類の処理装置。
  8. 【請求項8】 前記検出部は圧電素子を有し、前記紙葉
    類の表面粗さを検出することを特徴とする請求項5又は
    6記載の紙葉類の処理装置。
  9. 【請求項9】 前記検出部は抵抗線歪ゲージを有し、前
    記紙葉類の剛性を検出することを特徴とする請求項5又
    は6記載の紙葉類の処理装置。
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