JPH06274737A - 紙葉類のセキュリティスレッド検知装置 - Google Patents

紙葉類のセキュリティスレッド検知装置

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JPH06274737A
JPH06274737A JP5086777A JP8677793A JPH06274737A JP H06274737 A JPH06274737 A JP H06274737A JP 5086777 A JP5086777 A JP 5086777A JP 8677793 A JP8677793 A JP 8677793A JP H06274737 A JPH06274737 A JP H06274737A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】紙葉類のセキュリティスレッド検知装置におい
て、装置の経年変化及び温度や湿度といった環境の変化
があっても安定した紙葉類のセキュリティスレッドの検
知を行う。 【構成】検出部10が、搬送されて来る紙葉類の各部位
の静電容量変化を共振回路により検出し、検出した静電
容量変化に対応した出力電圧の包絡線を検出する。判定
/制御部30が、前記包絡線のパタ−ンにより前記紙葉
類のセキュリティスレッドを検知して前記紙葉類の真偽
を判定するが、前記検出部10の検出に先立ち、温度・
湿度を測定し、測定した温度・湿度に対応させて前記検
出部10への入力電圧の発振周波数を調整すると共に、
前記判定のための信号処理等の各種パラメ−タを補正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉類の間に挿入され
たセキュリティスレッドを検知する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、紙葉類の真偽の判定のためにセキ
ュリティスレッドが広く用いられている。このセキュリ
ティスレッドは紙葉類の間に挿入されており、その有無
を検知することで紙葉類の真偽を判定することができ
る。従来の紙葉類のセキュリティスレッド検知装置とし
ては、紙葉類の通過経路に光センサ−もしくは磁気セン
サ−を配置しておき、セキュリティスレッドが光センサ
−もしくは磁気センサ−を通過したときに検出できる反
射光あるいは透過光パタ−ンもしくは磁気パタ−ンによ
り、セキュリティスレッドの有無を検知して紙葉類の真
偽を判定するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の紙葉類
のセキュリティスレッド検知装置においては、紙葉類の
状態によって光や磁気が乱れてしまい、セキュリティス
レッドの検知ができない場合があるという欠点があっ
た。また、磁気センサ−を用いた検知装置では、磁気セ
ンサ−の取り付けに高精度が要求され、さらに磁性材料
でなるメタルスレッドには対処できるが、プラスチック
ス等でなる非金属のセキュリティスレッドには対処でき
ないという問題があった。
【0004】本発明は上述のような事情から成されたも
のであり、本発明の目的は、セキュリティスレッドの材
質や紙葉類の状態に左右されずに簡易かつ確実に紙葉類
のセキュリティスレッドの検知を行うことができる装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、紙幣に内蔵さ
れているセキュリティスレッドを検知する装置に関する
ものであり、本発明の上記目的は、搬送されて来る紙葉
類の各部位の静電容量変化を共振回路により検出し、検
出した静電容量変化に対応した出力電圧の包絡線を検出
する検出部と、前記包絡線のパタ−ンにより前記紙葉類
のセキュリティスレッドを検知して前記紙葉類の真偽を
判定する判定/制御部とを備え、前記検出部の検出に先
立ち、前記判定/制御部が検知に最適な共振回路の発振
周波数を調整決定すると共に温度・湿度を測定し、測定
した温度・湿度に応じて前記検出部から入力された信号
を処理し判定を行なうときに用いる各種パラメ−タを補
正することによって達成される。
【0006】
【作用】本発明にあっては、紙葉類の各部位の静電容量
変化を検出するようにしている。検出に先立ち検出部の
共振周波数を最適値に調整決定し、温度、湿度の影響を
除去するために、検出時の温度、湿度を測定し各種パラ
メータを補正して設定するようにしているので、環境の
変化に左右されずに簡易かつ確実に紙葉類のセキュリテ
ィスレッドの検知を行うことができる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の紙葉類のセキュリティスレ
ッドの検知装置の一例を示す回路図である。大別して、
検出部10、比較部20、判定/制御部30及び周波数
調整部40から成る。まず、検出部10の概略について
説明する。図2に示すように対向する電極によるコンデ
ンサCとインダクタL(内部抵抗r)とにより並列共振
回路を形成し、抵抗Rを直列接続して検出回路を構成す
る。そして、緩衝増幅器11を介した入力の発振周波数
frを可変して、定められた最適出力が並列共振回路の
両端に得られる状態に調整する。ここで、入力電圧をe
iとすると並列共振回路の両端の出力電圧eoは数1で
表される。
【0008】
【数1】 この状態で電極間に紙葉類を挿入すると、電極間の静電
容量が変化し、並列共振回路の両端の出力電圧も変化す
る。ここで、紙葉類による電極間の静電容量がΔC変化
したとすると並列共振回路の出力電圧eo´は数2で表
される。
【0009】
【数2】 この出力電圧eo´は振幅変調波と等価となり、差動増
幅器12を介して半波整流器13及びロ−パス・フィル
タ14により整流、平滑することにより包絡線として検
出し、紙葉類の各部位の静電容量変化に対応させること
ができる(図3,図4参照)。また、入出力間の位相差
(Δθ=θo−θo´)を位相比較器15により位相比
較することにより位相差検出出力eo(Δθ)として検
出し、あるいはゼロ・クロスコンパレ−タ16及び時間
差測定回路17によりゼロ・クロスする時間差ΔTを検
出し、紙葉類の各部位の静電容量変化に対応させること
ができる(図5,図6参照)。そして、検出部10にて
検出された包絡線の出力に対し、比較部20の輪郭強調
器21及びノイズ・サプレス22により信号処理が行わ
れ、コンパレ−タ23、24により簡易判定が行われ
る。
【0010】ところが、温度や湿度の変化によって上述
した一旦調整された発振周波数では並列共振回路の両端
にて定められた最適出力を得ることができなくなるの
で、発振周波数を温度や湿度の変化に対応させて調整す
る必要がある。そのために判定/制御部30のCPU3
1は、温度センサ32及び湿度センサ33から検出信号
を受取り、予めROM34に記憶されている温度や湿度
の変化に対応したノイズ・サプレスレベル等の各種パラ
メ−タ補正係数のテ−ブルから所定のデジタル・デ−タ
を読み出して、D/Aコンバ−タ35にてアナログ電圧
に変換させて出力させると共に周波数調整部40を制御
する。
【0011】まず、CPU31による温度/湿度監視及
び各種パラメ−タ補正処理について図10のフロ−チャ
−トを参照して説明する。CPU31は待機中となるま
で待ち(ステップS11)、待機中となったら温度セン
サ32、アナログ・スイッチ36及びA/Dコンバ−タ
37を介して温度を測定する(ステップS12)。そし
て、測定温度が許容範囲内であるか確認し(ステップS
13)、許容範囲外であれば温度エラ−・フラグをセッ
トし(ステップS14)、エラ−表示する。一方、測定
温度が許容範囲内であれば、湿度センサ33、アナログ
・スイッチ36及びA/Dコンバ−タ37を介して湿度
(相対湿度)を測定する(ステップS15)。
【0012】そして、測定湿度が許容範囲内であるか確
認し(ステップS16)、許容範囲外であれば湿度エラ
−・フラグをセットし(ステップS17)、エラ−表示
する。一方、測定湿度が許容範囲内であれば、ROM3
4に予め記憶されている温度・相対湿度を絶対湿度に変
換するテ−ブルを参照して該当する絶対湿度を読み出す
(ステップS18)。このテ−ブルは、例えば図11に
示すように温度Tiを0℃〜60℃まで5℃ステップ
で、また相対湿度RHjを0%〜100%まで5%ステ
ップで区切り、対応する絶対湿度Hijを表示したもの
である。なお、ERRは許容値オ−バ−・エラ−を示
す。そして、ROM34に予め記憶されている絶対湿度
に対応する各種パラメ−タ補正係数のテ−ブルを参照し
て該当する各種パラメ−タ補正係数を読み出す(ステッ
プS19)。
【0013】このテ−ブルは、例えば図12に示すよう
に絶対湿度Hijに対応する各種パラメ−タ、すなわち
ノイズ・サプレスレベルNSLij、コンパレ−タ基準
レベルREFij、周波数調整部40に送る分周比の許
容範囲N±nによる発振周波数の可変範囲fr±nf
PLL 、ソフトウエアによる平滑,輪郭強調,特徴抽出等
の信号処理のデ−タ数,重み係数等及び信号処理結果に
より定められた判定アルゴリズムにより算出した判定基
準レベルの補正係数を表示したものであり、例えば図1
3のように設定される。そして、読み出した各種パラメ
−タ補正係数をセットし(ステップS20)、すべての
処理を終了する。
【0014】次に、周波数調整部40の動作例を図14
に示すフロ−チャ−トで説明する。CPU31は待機中
となるまで待ち(ステップS1)、待機中となったら待
機レベルを読み込み(ステップS2)、環境が変化した
かを確認し(ステップS3)、環境が変化していなけれ
ばすべての処理を終了する。一方、環境が変化したなら
ば、前回設定された分周比M,Nを読みだし、分周回路
42、47に出力する(ステップS4)。そして、まず
分周回路47が分周比Nを定められたアルゴリズムによ
り可変しながら、発振器41から分周回路42を介して
送られてくる周波数分解能fPLL =fo/Mを位相比較
回路43、ル−プ・フィルタ44、発振回路45及びロ
−パスフィルタ46を介して分周することで、発振周波
数frをNfo/Mに可変する(ステップS5)。な
お、foはPLL発振回路の原発振周波数である。
【0015】このときCPU31は分周比Nが許容範囲
にあるかを確認し(ステップS6)、許容範囲外のとき
は設定エラ−としてすべての処理を終了する。一方、分
周比Nが許容範囲内のときは待機レベルを読み込んで
(ステップS7)、定められた最適出力が並列共振回路
の両端に得られる状態に調整できたかを確認する(ステ
ップS8)。この調整ができれば次回設定時基準として
分周比M,NをCPU31にセ−ブし(ステップS
9)、すべての処理を終了する。一方、調整ができなけ
ればステップS5へ戻って今度は分周回路52が分周比
Mを定められたアルゴリズムにより可変することで発振
周波数frを可変する。このアルゴリズムは、まずMを
小さく設定して荒調整を行い、次にMを順次大きくして
微調整を行う。このときCPU31は分周比Mが許容範
囲にあるかを確認し(ステップS6)、許容範囲外のと
きは設定エラ−としてすべての処理を終了する。
【0016】一方、分周比Mが許容範囲内のときは待機
レベルを読み込んで(ステップS7)、並列共振回路の
出力電圧を分週比Nを変化させて読み込み、出力電圧が
最大となるNを求めNMAX(この時の周波数は共振周
波数frである)とする。そしてさらにNを大きくして
いき、出力の許容範囲内での最低値の出力電圧eolが
得られたNをNMINとする。N=NMAX〜NMIN
間において、Nを+1増加させることに対して減少する
出力電圧値がもっとも大きいNをNduf(傾き最大)
とし、N=Ndif(傾き最大)−1=Noptに調整
できたところで並列共振回路が最適状態に調整されたこ
とにする。即ち、共振回路を容量性にし、容量の変化に
対して出力電圧の変化点が大きくえられる周波数のうち
回路の共振周波数frに近い方を設定する(ステップS
8)。この調整ができれば次回設定時基準として分周比
M,NをCPU31にセ−ブし(ステップS9)、すべ
ての処理を終了する。なお、上述した実施例では紙葉類
のセキュリティスレッドの検知について説明したが、紙
葉類が重なった場合、紙葉類にテ−プが付着している場
合、紙葉類に金属異物が付着している場合及びセキュリ
ティスレッドがない紙葉類の真偽を判定する場合につい
ての検知も、各場合を複数のスイッチ(3〜4ビット)
の組み合わせにより設定可能な機能設定スイッチ38に
より行うことができる。
【0017】図15はメタルスレッドが挿入された紙葉
類を本発明装置にて検知する場合である。同図(a)に
示すように紙葉類2をその長手方向にセンサ1に対し搬
送した場合、紙葉類2の各部位A,B,Cの検出波形は
同図(b)に示すようになり、レベル変化率や波形の比
較によりメタルスレッド5を検出することができる。ま
た、図16(a)に示すように紙葉類2をその短手方向
にセンサ1a,1bに対し搬送した場合、紙葉類2の各
部位A,Bのそれぞれの検出波形は同図(b),(c)
に示すようになり、レベル変化率や波形の比較によりメ
タルスレッド5を検出することができる。
【0018】図17は非金属のセキュリティスレッドが
挿入された紙葉類を本発明装置にて検知する場合であ
る。同図(a)に示すように紙葉類2をその長手方向に
センサ1に対し搬送した場合、紙葉類2の各部位A,
B,Cの検出波形は同図(b)に示すようになり、レベ
ル変化率や波形の比較により非金属のセキュリティスレ
ッド6を検出することができる。図18は重なった紙葉
類を本発明装置にて検知する場合である。同図(a)に
示すように紙葉類2をその長手方向にセンサ1に対し搬
送した場合、紙葉類2が重なったA−B部分及び重なっ
ていないB−C部分の検出波形は同図(b)に示すよう
になり、レベル差により紙葉類の重なりを検出すること
ができる。
【0019】図19はテ−プが付着した紙葉類を本発明
装置にて検知する場合である。同図(a)に示すように
紙葉類2をその長手方向にセンサ1に対し搬送した場
合、紙葉類2の各部位A,B及びテ−プの付着部分C,
Dの検出波形は同図(b)に示すようになり、レベル変
化率や波形の比較により付着しているテ−プを検出する
ことができる。図20は金属異物が付着した紙葉類を本
発明装置にて検知する場合である。同図(a)に示すよ
うに紙葉類2をその長手方向にセンサ1に対し搬送した
場合、紙葉類2の各部位A,B及び金属異物の付着部分
Cの検出波形は同図(b)に示すようになり、レベル変
化率や波形の比較により付着している金属異物を検出す
ることができる。図21はセキュリティスレッドがない
紙葉類の真偽を本発明装置にて検知する場合である。同
図(a)に示すように紙葉類2をその長手方向にセンサ
1に対し搬送した場合、紙葉類2の各部位A,Bの検出
波形は真の紙葉類のときは同図(b)に示すようにな
り、偽の紙葉類(カラ−コピ−したもの)のときは同図
(c)に示すようになり、波形の比較により紙葉類の真
偽を判定することができる。
【0020】以上は紙葉類の各部位の静電容量変化を検
出するセンサとして向かい合う平行板電極コンデンサを
用いて説明したが、メタルスレッドの検出の場合には図
7に示すような同一基板上に検出コンデンサを形成する
片面電極を用いても良い。図8及び図9に示すような非
金属で成るセンサ面への紙葉類2の押圧手段3、4を設
けることが可能となり、紙葉類の状態や搬送状態に影響
されない安定した検出を実現することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明の紙葉類のセキュリ
ティスレッド検知装置によれば、簡易かつ確実に紙葉類
のセキュリティスレッドの検知を行うことができるの
で、紙葉類の真偽の判定を確実に行うことができる。ま
た、紙葉類のセキュリティスレッドの検知直前に、環境
変化や経年変化による最適検出点からのずれを発振器の
分周比を可変することで自動的に吸収し、かつ判定する
ためのパラメ−タを最適値となるように補正しているの
で、オペレ−タは非接触かつ無調整で検知精度を常に一
定レベルに保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙葉類のセキュリティスレッド検知装
置の一例を示す回路図である。
【図2】本発明装置の検出部を説明するための第1の図
である。
【図3】本発明装置の検出部を説明するための第2の図
である。
【図4】本発明装置の検出部を説明するための第3の図
である。
【図5】本発明装置の検出部を説明するための第4の図
である。
【図6】本発明装置の検出部を説明するための第5の図
である。
【図7】本発明装置のセンサの一例を示す図である。
【図8】本発明装置の検知部の第二の例を示す図であ
る。
【図9】本発明装置の検知部の第三の例を示す図であ
る。
【図10】本発明装置の判定/制御部の動作例を説明す
るフロ−チャ−トである。
【図11】本発明装置の判定/制御部に用いるテ−ブル
の第一の例を示す図である。
【図12】本発明装置の判定/制御部に用いるテ−ブル
の第二の例を示す図である。
【図13】本発明装置の判定/制御部に用いる第二のテ
−ブルのデ−タ設定例を示す図である。
【図14】本発明装置の周波数調整部の動作例を説明す
るフロ−チャ−トである。
【図15】本発明装置による検知例の第一の図である。
【図16】本発明装置による検知例の第二の図である。
【図17】本発明装置による検知例の第三の図である。
【図18】本発明装置による検知例の第四の図である。
【図19】本発明装置による検知例の第五の図である。
【図20】本発明装置による検知例の第六の図である。
【図21】本発明装置による検知例の第七の図である。
【符号の説明】
1 センサ 2 紙葉類 3 押圧手段 4 押圧手段 5 メタルスレッド 6 非金属のセキュリティスレッド 10 検出部 20 比較部 30 判定/制御部 40 周波数調整部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣に内蔵されているセキュリティスレッ
    ドを検知する装置において、搬送されて来る紙葉類の各
    部位の静電容量変化を共振回路により検出し、検出した
    静電容量変化に対応した出力電圧の包絡線を検出する検
    出部と、前記包絡線のパタ−ンにより前記紙葉類のセキ
    ュリティスレッドを検知して前記紙葉類の真偽を判定す
    る判定/制御部とを備え、前記検出部の検出に先立ち、
    前記判定/制御部が検知に最適な共振回路の発振周波数
    を調整決定すると共に温度・湿度を測定し、測定した温
    度・湿度に応じて前記検出部から入力された信号を処理
    し判定を行なうときに用いる各種パラメ−タを補正する
    ようにしたことを特徴とする紙葉類のセキュリティスレ
    ッド検知装置。
  2. 【請求項2】前記検出部が、前記共振回路への入力電圧
    と出力電圧間の位相差もしくはゼロ・クロス時間差を検
    出するようになっている請求項1に記載の紙葉類のセキ
    ュリティスレッド検知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139392A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Toshiba Corp 紙葉類の質感検出装置及び紙葉類の処理装置
KR100638575B1 (ko) * 2002-06-14 2006-10-26 염명식 정전용량을 이용한 위폐감지센서를 이용한 지폐계수 및 위폐검출장치

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