JP2002138545A - 排水接続管 - Google Patents

排水接続管

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JP2002138545A JP2000338164A JP2000338164A JP2002138545A JP 2002138545 A JP2002138545 A JP 2002138545A JP 2000338164 A JP2000338164 A JP 2000338164A JP 2000338164 A JP2000338164 A JP 2000338164A JP 2002138545 A JP2002138545 A JP 2002138545A
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良典 平井
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めぐみ 瀬川
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 特に硬質塩ビなどの硬質な素材から成り、内
面が平滑な部材等、様々な配管部材を用いながら、施工
・配管の際の位置ズレを吸収することができる排水接続
管を提供する。 【解決手段】 排水機器と、床下からの立ち上がり管S
との接続に用いられる排水接続管を、少なくともその両
端が、平行且つ任意の幅に偏芯した第一管体1と、少な
くともその両端が、平行且つ任意の幅に偏芯し、一方の
端が該第一管体1に、平面視において角度を自在に調節
した状態で接続される第二管体2と、から構成する。ま
た、第一管体1の両端の偏芯幅と、第二管体2の両端の
偏芯幅とを等しくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面台や流し台、
浴槽等の排水機器と、排水を下水等の側に排出するため
の立ち上がり管との接続に用いられる排水接続管に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、洗面台や流し台、浴槽等の排
水機器と、排水を下水等の側に排出するための立ち上が
り管とを、硬質塩ビ管等の硬質管を排水接続管として用
いて接続する方法が知られている。以下に、従来用いら
れてきた、排水接続管の使用例を、図面を参照しつつ説
明する。
【0003】図24に示した、排水機器と、排水を下水
側に排出する為の配管から立ち上がってきた立ち上がり
管とを、直線状の排水接続管を用いて接続した屋内配管
は、排水機器としての流し台、排水接続管として硬質塩
ビ材から成る直管パイプ、下水側に接続されている立ち
上がり管、立ち上がり管に備えられる継手部材、その他
の部材より構成されて成る。流し台は、排水接続管との
接続が行われる接続部を設けた排水トラップが取り付け
られる取付孔を設けたシンクを備えた天板部と、内部に
排水接続管が配置されるキャビネット部を備えてなる。
直管パイプは硬質塩ビ材から成る円形の筒体であって、
あらかじめ、配管に適した長さに切断されてなる。立ち
上がり管は、床面を介して、下水側につながる床下配管
部分に接続されてなる。継手部材は、一方が立ち上がり
管に、他方が排水接続管である直管パイプに、それぞれ
適合する大きさに形成された円筒状の部材であって、立
ち上がり管上に水密的に取り付けられてなる。
【0004】上記のように構成された配管部材は、以下
のようにして施工・配管される。床面上に、継手部材を
取り付けた立ち上がり管が、床面を介し床下配管に接続
された状態で配置されている。この状態より、床面に流
し台を載置し、次に排水トラップを、接続部に直管パイ
プを取り付けた後に、流し台のシンクに設けられた取付
孔に取り付ける。またこの排水トラップの取付の際に、
直管パイプの下方の端部を、立ち上がり管に備えられた
継手部材に接続することで、流し台の施工・配管が完了
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな配管施工を行う場合、立ち上がり管の位置と、排水
接続管が取り付けられる排水機器の接続箇所の位置は、
図面段階では位置が一致するようになされているが、実
際には配管の各部材の長さや位置に誤差が有ったり、或
いは流し台や洗面台、浴槽などの排水機器の施工位置に
僅かなずれが生じたりして、実際には立ち上がり管と排
水機器の位置には平面視で数ミリから数十ミリ程度の位
置ズレが生じる場合がほとんどである。このため、上記
した実施例に有るように硬質材の直管パイプを用いた場
合、このような位置ズレに対応しきれず配管ができなく
なったり、又は無理矢理力ずくで配管を曲げて施工する
ために、部材の破損や、水密性が保てずに漏水を生じる
場合がある。また、上記のような方法では、排水トラッ
プは、施工現場で配管施工時に流し台等に取り付けなけ
れば成らないが、施工現場で取り付けを行う場合、工場
などと比較して、あまり大がかりな機材を用いることが
できないので、施工の際の手間や仕上がりの品質、水密
性の確保などが困難である。
【0006】実際には、上記した直管パイプに代えて、
軟質材から成るホース管や蛇腹管等の可撓管を用い、こ
の可撓管に位置ズレを吸収させる方法がよく用いられる
が、このような場合、ホース管では自重や外的圧力など
によって管の形状が変形してしまい管が閉塞してしまう
場合があり、また蛇腹管では蛇腹の凹凸に排水中のゴミ
などが引っかかって堆積し、やはり管を閉塞してしまう
場合がある。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み発明されたもの
で、様々な配管部材、特に硬質な素材から成り、内面が
平滑な部材を用いつつ、施工・配管の際の位置ズレを吸
収することができる排水接続管を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の排水接
続管は、排水機器と、立ち上がり管(S)との接続に用
いられる排水接続管であって、少なくともその両端が、
平行且つ任意の幅に偏芯した第一管体(1)と、少なく
ともその両端が、平行且つ任意の幅に偏芯し、一方の端
が該第一管体(1)に、平面視において角度を自在に調
節した状態で接続される第二管体(2)と、から構成し
たことを特徴とする排水接続管である。
【0009】請求項2に記載の排水接続管は、上記段落
0008に記載の排水接続管において、第一管体(1)
の両端の偏芯幅と、第二管体(2)の両端の偏芯幅とが
等しいことを特徴とする排水接続管である。
【0010】請求項3に記載の排水接続管は、排水機器
と、立ち上がり管(S)との接続に用いられる排水接続
管であって、少なくともその両端が、一定の角度を有し
て形成された第一管体(1)と、少なくともその両端
が、第一管体(1)の両端が有した角度と等しい角度を
有し、更に一方の端が第一管体(1)に長さ調節自在に
接続される第二管体(2)と、から構成したことを特徴
とする排水接続管である。
【0011】請求項4に記載の排水接続管は、排水機器
と、立ち上がり管(S)との接続に用いられる排水接続
管であって、上方壁面(3)及び下方壁面(4)を設け
た筒体から成り、上方壁面(3)に排水機器(3)と接
続する流入口(5)を設け、また下方壁面(4)に立ち
上がり管(S)と接続する排出口(6)を設け、且つ筒
体の上方壁面(3)に対して下方壁面(4)を回動自在
に構成したことを特徴とする排水接続管である。
【0012】請求項5に記載の排水接続管は、上記段落
0011に記載の排水接続管において、下方壁面(4)
に、排出口(6)に向かう傾斜を形成したことを特徴と
する排水接続管である。
【0013】請求項6に記載の排水接続管は、排水機器
と、立ち上がり管(S)との接続に用いられる排水接続
管であって、直線状の筒状体から形成される筒本体
(7)、及び筒本体(7)の外周面から外周方向に延出
した、筒本体(7)と同心円上に設けられたフランジ片
(8)からなる第一管体(1)と、有底筒状にして底面
に、その直径が、該第一管体(1)の筒本体(7)の直
径よりも大きく、フランジ片(8)の半径と筒本体
(7)の半径の合計よりも小さな挿通孔(9)を有して
なり、第一管体(1)が挿通孔(9)を挿通した状態で
水密的に接続する第二管体(2)と、から構成したこと
を特徴とする排水接続管である。
【0014】請求項7に記載の排水接続管は、上記段落
0013に記載の排水接続管において、第二管体(2)
を、排水機器と一体としたことを特徴とする排水接続管
である。
【0015】請求項8に記載の排水接続管は、排水機器
と、立ち上がり管(S)との接続に用いられる排水接続
管であって、直線状の第一管体(1)と、該第一管体
(1)の両端に取り付けられる、内部に通水路(11)
を備えた球形状の継手体(10)と、から構成したこと
を特徴とする排水接続管である。
【0016】請求項9に記載の排水接続管は、上記段落
0008乃至段落0015に記載の排水接続管におい
て、排水接続管に用いる各部材を硬質材から構成すると
共に、排水機器及び立ち上がり管(S)を含む各部材の
接続箇所のうち、少なくとも1カ所を筒体同士の差込式
とし、更に排水接続管の全長が、排水機器の接続部の下
端から立ち上がり管(S)の上端までの幅よりも長く、
且つ排水機器の接続部の下端から立ち上がり管(S)の
上端までの幅に、差込式とした接続箇所の差込しろの長
さを合したものよりも短く成るように構成した特徴とす
る排水接続管である。
【0017】請求項10に記載の排水接続管は、上記段
落0008乃至段落0015に記載の排水接続管におい
て、排水接続管に用いる各部材を硬質材から構成すると
共に、上下方向に対して配管を行うのに必要な幅だけ長
さ調節を行うことができる、長さ調節部(12)を備え
たことを特徴とする排水接続管である。
【0018】請求項11に記載の排水接続管は、排水機
器と、立ち上がり管(S)との接続に用いられる排水接
続管であって、直線状の第一筒体(1)と、該第一筒体
と排水機器及び立ち上がり管(S)との接続部に用いら
れる、略円筒状にして内面を平滑とした軟質材から成る
継手管(11)と、から構成したことを特徴とする排水
接続管である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の第一実施例を、図
面を参照しつつ説明する。図1に示した、本発明の第一
実施例は、以下に説明する、排水機器としての流し台
(K)、立ち上がり管(S)、排水接続管としての第一
管体(1)及び第二管体(2)等の部材より構成されて
なる。流し台(K)は、排水接続管が接続される接続部
を備えた排水トラップ(T)と、該排水トラップ(T)
を取り付ける取り付けるシンクを備えた天板部と、内部
に排水接続管を配置するキャビネット部を備えてなる。
立ち上がり管(S)は、床面を介して、下水側につなが
る床下配管部分に接続されてなる。第一管体はその両端
が、図2に有るように平行且つ任意の幅に偏芯してな
り、一方の端は排水機器である流し台(K)の排水トラ
ップ(T)に、他方の端は第二管体(2)に、それぞれ
平面視において角度を自在に調節した状態にて水密的に
接続される。第二管体(2)はその両端が、図2に有る
ように平行且つ第一管体(1)の偏芯の幅とほぼ同じ幅
だけ偏芯してなり、一方の端が立ち上がり管(S)に、
他方の端は第一管体(1)に、それぞれ平面視において
角度を自在に調節した状態にて水密的に接続される。ま
た、第一管体(1)及び排水トラップ(T)と、第一管
体(1)及び第二管体(2)との接続部分は、筒体同士
の差込式にて構成されており、更に排水接続管の全長
が、排水トラップ(T)の接続部の下端から立ち上がり
管(S)の上端までの幅よりも長く、且つ排水トラップ
(T)の接続部の下端から立ち上がり管(S)までの幅
に、排水トラップ(T)の接続部の差込しろの長さを合
したものよりも短く成るように構成されて成る。またそ
の他の部材として、本発明の第一実施例は、各部材の接
続を水密的に行う為のパッキン(図示せず)及びナット
部材(N)を備えて成る。なお、上記した第一管体
(1)等の、排水接続管を構成する各部材は、パッキン
を除き、硬質塩ビ材などの硬質材より構成させてなる。
【0020】上記のように構成された各部材は、以下の
ようにして施工・配管される。図2に示したように、床
面上に、立ち上がり管(S)が、下水側につながる床下
配管に接続した状態で備えられている。また、第一管体
(1)と第二管体(2)は図3乃至図5に示したように
その端部同士を接続した状態に置かれている。この状態
より、床面に流し台(K)を載置したのち、図3に有る
ように、第一管体(1)の端部を、排水トラップ(T)
の接続部の差込しろに差しこむと、排水接続管を排水ト
ラップ(T)の接続部の下端から立ち上がり管(S)の
上端までの幅に、排水トラップ(T)の接続部の差込し
ろの長さを合したものよりも短く成るように構成してい
るため、図3に示したように、排水接続管を排水トラッ
プ(T)と立ち上がり管の間に配置することができる。
次いで図4に示したように、第一管体(1)、第二管体
(2)をそれぞれ回転させ第二管体(2)の端を立ち上
がり管(S)の位置にあわせる。このときのあわせ方
は、第一管体(1)に対して第二管体(2)を、平面視
において角度を自在に調節した状態で接続できるように
成しているため、図6の斜線部に示したように、第二管
体(1)の端部を、第一管体(1)と第二管体(2)の
接続部を中心とした位置に配置でき、さらに第一管体
(1)を排水トラップ(T)に対して平面視において角
度を自在に調節した状態で接続できるように成されてい
ることから、図6の点線で描いた円の内部、排水トラッ
プ(T)の接続部を中心とし、第一管体(1)と第二管
体(2)の両端の幅を合しただけの距離を半径とした全
ての範囲に自在に配置することができる。このため、排
水トラップ(T)の接続部と立ち上がり管(S)とが、
平面視において多少位置ズレを生じていても、容易に位
置合わせを行うことができる。さらに図5に示したよう
に、排水接続管を降下させると、排水接続管の全長を、
排水トラップ(T)の接続部の下端から立ち上がり管
(S)の上端までの幅よりも長く構成しているため、図
5に示したように、排水トラップ(T)の下端から、立
ち上がり管(S)の間に、排水接続管が確実に配置され
る。この後、それぞれの接続箇所をパッキンを介しナッ
ト部材(N)で固定するなどして水密的に接続固定し、
水接続管を用いた流し台(K)の施工・配管が完了す
る。
【0021】次に本発明の第二実施例を、図面を参照し
つつ説明する。図7に示した、本発明の第二実施例は、
以下に説明する、排水機器としての流し台(K)、立ち
上がり管(S)、排水接続管としての第一管体(1)及
び第二管体(2)、継手部材(14)等の部材より構成
されてなる。第一管体(1)はその両端が、図8に有る
ように90度の角度に成るように構成されてなり、一方
の端は流し台(K)の排水トラップ(T)に平面視にお
いて角度を自在に調節した状態にて、他方の端は第二管
体(2)に、それぞれ水密的に接続される。また、筒体
同士の差込式にて縦方向に多少長さ調節が自在な長さ調
節部(12)が備えられている。第二管体(2)はその
両端が、図8に有るように90度の角度に成るように構
成されてなり、一方の端が継手部材(14)を介し、平
面視において角度を自在に調節した状態にて、他方の端
は第一管体(2)に、それぞれ水密的に接続される。ま
た第一管体(1)及び第二管体(2)との接続部分は、
筒体同士の差込式にて横方向に長さ調節自在に構成され
ている。継手部材(14)は、一方が立ち上がり管
(S)に、他方が排水接続管に、それぞれ適合する大き
さに形成された円筒形状の部材であって、立ち上がり管
(S)上に水密的に取り付けられてなる。流し台(K)
及び立ち上がり管(S)は、排水トラップ(T)と立ち
上がり管(S)が、平面視においてその位置があらかじ
め多少横方向に幅を備えている以外は、上記段落001
9の各部材と同様に構成されて成る。またその他の部材
として、本発明の第二実施例は、各部材の接続を水密的
に行う為のパッキン(図示せず)及びナット部材(N)
を備えて成る。なお、上記した第一管体(1)等の、排
水接続管を構成する各部材は、パッキンを除き、硬質塩
ビ材などの硬質材より構成させてなる。
【0022】上記のように構成された配管部材は、以下
のようにして施工・配管される。図8に示したように、
床面上に、立ち上がり管(S)が、下水側につながる床
下配管に接続し、また上端に継手部材(14)を接続し
た状態で備えられている。また、第一管体(1)と第二
管体(2)は図7に示したようにその端同士を接続した
状態に置かれている。この状態より、床面に流し台
(K)を載置したのち、第一管体(1)の端を、排水ト
ラップ(T)の接続部に差しこむと、排水トラップ
(T)に対して第一管体(1)を平面視において角度を
自在に調節した状態で接続できるよう構成し、且つ第一
管体(1)と第二管体(2)とを長さ調節自在に構成さ
れて成るため、図9の斜線部に示した略扇形状の全ての
範囲に自在に配置することができる。このため、平面視
においてその位置があらかじめ多少横方向に幅を備えて
配置されている排水トラップ(T)と立ち上がり管
(S)とが、平面視において多少位置ズレを生じていて
も、容易に接続を行うことができる。さらに第一管体
(1)の筒体接続による長さ調節部(12)を伸張させ
て、排水トラップ(T)と立ち上がり管(S)の間に、
継手部材(14)を介し排水接続管が確実に配置され
る。この後、それぞれの接続箇所をパッキンを介しナッ
ト部材(N)で固定するなどして水密的に接続固定し、
排水接続管を用いた流し台の施工・配管が完了する。
【0023】次に本発明の第三実施例を、図面を参照し
つつ説明する。図10に示した、本発明の第三実施例
は、以下に説明する、排水機器としての流し台(K)、
立ち上がり管(S)、排水接続管としての第一管体
(1)及び第二管体(2)、継手部材(14)等の部材
より構成されてなる。第一管体(1)はその両端が、図
11に有るように120度程度の鈍角の角度に成るよう
に構成されてなり、一方の端は流し台(K)の排水トラ
ップ(T)に、平面視において角度を自在に調節した状
態にて、他方の端は第二管体(2)に、それぞれ水密的
に接続される。第二管体(2)はその両端が、第一管体
(1)の両端と等しい120程度の角度を備えて構成さ
れてなり、一方の端が継手部材(12)を介し立ち上が
り管(S)に平面視において角度を自在に調節した状態
に、他方の端は第一管体(1)に、それぞれ水密的に接
続される。また第一管体(1)及び第二管体(2)との
接続部分は、筒体同士の差込式にて斜め方向に長さ調節
自在に構成されている。また、排水接続管は、第一管体
(1)と第二管体(2)との接続部分が最も短くした際
の縦幅が、排水トラップ(T)の接続部の下端と、立ち
上がり管(S)の上端との高さ幅以上となるように構成
されて成る。継手部材(14)は、一方が立ち上がり管
(S)に、他方が排水接続管に、それぞれ適合する大き
さに形成された円筒形状の部材であって、立ち上がり管
(S)上に水密的に取り付けられてなる。流し台(K)
及び立ち上がり管(S)は、排水トラップ(T)と立ち
上がり管(S)が、平面視においてその位置があらかじ
め多少横方向に幅を備えている以外は、上記段落001
9の各部材と同様に構成されて成る。またその他の部材
として、本発明の第三実施例は、各部材の接続を水密的
に行う為のパッキン(図示せず)及びナット部材(N)
を備えて成る。なお、上記した第一管体(1)等の、排
水接続管を構成する各部材は、パッキンを除き、硬質塩
ビ材などの硬質材より構成させてなる。
【0024】上記のように構成された配管部材は、以下
のようにして施工・配管される。図11に示したよう
に、床面上に、立ち上がり管(S)が、下水側につなが
る床下配管に接続し、また上端に継手部材(14)を接
続した状態で備えられている。また、第一管体(1)と
第二管体(2)は図10に示したようにその端同士を接
続した状態に置かれている。この状態より、床面に流し
台(K)を載置したのち、第一管体の端を、排水トラッ
プ(T)に差しこむと、排水トラップ(T)に対して第
一管体(1)を平面視において角度を自在に調節した状
態で接続できるように成されており、且つ第一管体
(1)と第二管体(2)とを長さ調節自在に構成されて
成るため、図9の斜線部に示したように略扇形状の全て
の範囲に自在に配置することができる。このため、平面
視においてその位置があらかじめ多少横方向に幅を備え
て配置されている排水トラップ(T)と立ち上がり管
(S)とが、平面視において多少位置ズレを生じていて
も、容易に接続を行うことができる。このようにして、
横幅を調節した後、さらに第一管体(1)もしくは第二
管体(2)の、縦方向に対して余分な長さ分だけ端を切
断し、第二管体(2)を立ち上がり管に接続する事で、
排水トラップ(T)と立ち上がり管(S)の間に、継手
部材(12)を介し排水接続管が確実に配置される。こ
の後、それぞれの接続箇所をパッキンを介しナット部材
(N)で固定するなどして水密的に接続固定し、排水接
続管を用いた流し台(K)の施工・配管が完了する。
【0025】次に本発明の第四実施例を、図面を参照し
つつ説明する。図12に示した、本発明の第四実施例
は、以下に説明する、排水機器としての流し台(K)、
立ち上がり管(S)、排水接続管を構成する第一管体
(1)及び第二管体(2)、継手部材(14)等の部材
より構成されてなる。第一管体(1)は、上方に上方壁
面(3)を設け、下方が開口した円筒形状であって、上
方壁面(3)の周縁近傍に排水トラップ(T)の接続部
と接続する流入口(5)を設け、また下方の開口の近傍
に、周縁の外周方向に突出するようにしてフランジ部
(15)を設けて成る。第二管体(2)は、下方に、後
述する排出口(6)に向かって傾斜する傾斜面を形成し
た下方壁面(4)を設け、上方が開口した円筒形状であ
って、下方壁面の周縁近傍に立ち上がり管と接続する、
排出口(6)を備え、また上方の開口に、周縁の外周方
向に突出するようにしてフランジ部(15)を設けて成
る。また第一管体(1)と第二管体(2)のフランジ部
(15)を、圧接した状態で固定するための圧接部材
(16)を備えて成る。また、第一管体(1)及び排水
トラップ(T)と、第二管体(2)及び継手部材(1
4)との接続部分は、筒体同士の差込式にて構成されて
おり、更に排水接続管の全長が、排水トラップ(T)の
接続部の下端から立ち上がり管(S)に接続した継手部
材(14)の上端までの幅よりも長く、且つ排水トラッ
プ(T)の接続部の下端から継手部材(14)の上端ま
での幅に、排水トラップ(T)の接続部の差込しろの長
さを合したものよりも短く成るように構成されて成る。
継手部材(14)は、一方が立ち上がり管(S)に、他
方が排水接続管に、それぞれ適合する大きさに形成され
た円筒形状の部材であって、立ち上がり管(S)上に水
密的に取り付けられてなる。流し台(K)及び立ち上が
り管(S)は、上記段落0019の各部材と同様に構成
されて成る。またその他の部材として、本発明の第四実
施例は、各部材の接続を水密的に行う為のパッキン(図
示せず)及びナット部材(N)を備えて成る。なお、上
記した第一管体(1)等の、排水接続管を構成する各部
材は、パッキンを除き、硬質塩ビ材などの硬質材より構
成させてなる。
【0026】上記のように構成された配管部材は、以下
のようにして施工・配管される。図13に示したよう
に、床面上に、立ち上がり管(S)が、下水側につなが
る床下配管に接続し、また上端に継手部材(14)を接
続した状態で備えられている。また、第一管体(1)と
第二管体(2)はフランジ部(15)同士が当接するよ
うに開口同士を合わせた状態に置かれている。この状態
より、床面に流し台(K)を載置したのち、第一管体
(1)の流入口(5)を、排水トラップ(T)の接続部
に差しこむと、排水接続管を排水トラップ(T)の接続
部の下端から継手部材(14)の上端までの幅に、差込
式とした第一管体と排水トラップ(T)の接続部との差
込しろの長さを合したものよりも短く成るように構成し
ているため、排水接続管を排水トラップ(T)と立ち上
がり管(S)の間に配置することができる。次いで第一
管体(1)、第二管体(2)をそれぞれ回転させて第二
管体(2)の端部を立ち上がり管(S)の位置にあわせ
る。このときのあわせ方は、第一管体(1)に対して第
二管体(2)を回動自在に構成しているため、図14の
斜線部に示したように、第二管体(1)の排出口(6)
を、第一管体(1)の円筒形状の周縁近傍に沿った位置
に配置でき、さらに第一管体(1)を排水トラップ
(T)に対して平面視において角度を自在に調節した状
態で接続できるように成されていることから、図14の
点線で描いた円の内部、排水トラップ(T)の接続部を
中心とし、第一管体(1)の円筒形状の部分のほぼ直径
に等しい範囲を半径とした円を描く全ての範囲に自在に
配置することができる。このため、排水トラップ(T)
の接続部と立ち上がり管(S)とが、平面視において多
少位置ズレを生じていても、容易に接続を行うことがで
きる。さらに排水接続管を降下させると、排水接続管の
全長を、排水トラップ(T)の接続部の下端から継手部
材(14)の上端までの幅よりも長く構成しているた
め、排水トラップ(T)から、立ち上がり管(S)の間
に、継手部材(14)を介し、排水接続管が確実に配置
される。この後、第一管体(1)と第二管体(2)は、
圧接部材(16)でフランジ部(15)を圧接させて接
続し、その他の接続箇所はパッキンを介しナット部材
(N)で固定するなどして水密的に接続固定し、排水接
続管を用いた流し台の施工・配管が完了する。
【0027】次に本発明の第五実施例を、図面を参照し
つつ説明する。図15に示した、本発明の第五実施例
は、以下に説明する、排水機器としての流し台(K)、
立ち上がり管(S)、排水接続管としての第一管体
(1)、継手部材(14)等の部材より構成されてな
る。第一管体(1)は直線状の筒状体から形成される筒
本体(7)、及び筒本体(7)の外周面から外周方向に
延出した、筒本体(7)と同心円上に設けられたフラン
ジ片(8)からなり、その全長が排水トラップ(T)と
立ち上がり管との幅に合わせてあらかじめ調節されてな
る。流し台(K)は、排水接続管が接続される接続部を
備えた排水トラップ(T)と、該排水トラップ(T)を
取り付ける取り付けるシンクを備えた天板部と、内部に
排水接続管を配置するキャビネット部を備えてなる。ま
た、流し台に備えられた排水トラップ(T)は、底面に
有底筒状にして底面に、その直径が、該第一管体(1)
の筒本体(7)の直径よりも大きく、フランジ片(8)
の半径と筒本体(7)本体部の半径の合計よりも小さな
挿通孔(9)を有して成る。継手部材(14)は、一方
が立ち上がり管(S)に、他方が排水接続管に、それぞ
れ適合する大きさに形成された円筒形状の部材であっ
て、立ち上がり管(S)上に水密的に取り付けられてな
る。立ち上がり管(S)は、床面を介して、下水側につ
ながる床下配管部分に接続されてなる。またその他の部
材として、本発明の第五実施例は、各部材の接続を水密
的に行う為のパッキン(図示せず)及びナット部材
(N)を備えて成る。なお、上記した第一管体(1)等
の、排水接続管を構成する各部材は、パッキンを除き、
硬質塩ビ材などの硬質材より構成させてなる。
【0028】上記のように構成された配管部材は、以下
のようにして施工・配管される。図16に示したよう
に、床面上に、立ち上がり管(S)が、下水側につなが
る床下配管に接続し、また上端に継手部材(14)を接
続した状態で備えられている。この状態より、床面に流
し台を載置したのち、第一管体(1)を、上方から排水
トラップ(T)の挿通孔(9)に挿通すると、図17の
斜線部に示したように、挿通孔(9)の範囲において自
在に配置することができる。このため、排水トラップ
(T)と立ち上がり管(S)とが、平面視において多少
位置ズレを生じていても、継手部材(14)を介し、容
易に接続を行うことができる。この後、それぞれの接続
箇所をパッキンを介しナット部材(N)で固定するなど
して水密的に接続固定し、排水接続管を用いた流し台の
施工・配管が完了する。
【0029】次に本発明の第六実施例を、図面を参照し
つつ説明する。図18に示した、本発明の第六実施例
は、以下に説明する、排水機器としての流し台(K)、
立ち上がり管(S)、排水接続管としての第一管体
(1)及び継手体(10)、継手部材(14)等より構
成されてなる。第一管体(1)は直線状のパイプ管であ
って、軸方向に対して多少長さの調節が可能なように、
筒体同士の差込式にて縦方向に長さ調節部(12)を備
えてなる。継手体(10)は、図20に示したように、
第一管体(1)の両端に水密的に取り付けられる球形状
の部材であって、内部に円筒状の通水路(11)を設け
て成る。継手部材(14)は、一方が立ち上がり管
(S)に、他方が排水接続管に、それぞれ適合する大き
さに形成された円筒形状の部材であって、立ち上がり管
(S)上に水密的に取り付けられてなる。流し台(K)
及び立ち上がり管(S)は、上記段落0019の各部材
と同様に構成されて成る。またその他の部材として、本
発明の第六実施例は、各部材の接続を水密的に行う為の
パッキン(図示せず)及びナット部材(N)を備えて成
る。なお、上記した第一管体(1)等の、排水接続管を
構成する各部材は、パッキンを除き、硬質塩ビ材などの
硬質材より構成させてなる。
【0030】上記のように構成された配管部材は、以下
のようにして施工・配管される。図19に示したよう
に、床面上に、立ち上がり管(S)が、下水側につなが
る床下配管に接続し、また上端に継手部材(14)を接
続した状態で備えられている。また、第一管体(1)に
は、その両端に継手体(10)が水密的に備えられてい
る。この状態より、床面に流し台を載置したのち、第一
管体(1)の長さ調節部(13)を縮小したのち、立ち
上がり管の方向に向けて第一筒体(1)を伸長させ、継
手部材(12)を介し立ち上がり管(1)に接続させ
る。この際に於いて、継手体(10)は球形状をしてい
るため、接続の際に、排水トラップ(T)の接続部と、
立ち上がり管(S)との間に平面視で多少位置ズレがあ
り、継手部材(12)等を介し、第一管体(1)が傾い
た状態に接続されても、その形状や水密性に支障を来す
ことがない。この後、それぞれの接続箇所をパッキンを
介しナット部材(N)で固定するなどして水密的に接続
固定し、排水接続管を用いた流し台の施工・配管が完了
する。
【0031】次に本発明の第七実施例を、図面を参照し
つつ説明する。図21に示した、本発明の第七実施例
は、以下に説明する、排水機器としての流し台(K)、
立ち上がり管(S)、排水接続管としての第一管体
(1)及び継手管(11)等より構成されてなる。第一
管体(1)は硬質塩ビ材等の硬質管より成る直線状のパ
イプ管より構成されてなる。継手管(13)は、図23
に示したように、排水管体の両端に水密的に取り付けら
れる、円筒状にしてゴム材等の軟質材より構成される部
材であって、第一管体(1)等を接続した場合に、内部
が凹凸が無く、平滑となるように、円筒状の通水路(1
1)を設けて成る。流し台(K)及び立ち上がり管
(S)は、上記段落0019の各部材と同様に構成され
て成る。
【0032】上記のように構成された配管部材は、以下
のようにして施工・配管される。図22に示したよう
に、床面上に、立ち上がり管(S)が、下水側につなが
る床下配管に接続した状態で備えられている。また、第
一管体(1)には、その両端に継手体(11)が水密的
に備えられている。この状態より、床面に流し台(K)
を載置したのち、軟質材からなる継手体(13)を排水
トラップ(T)の接続部及び立ち上がり管(S)に接続
させる。この際に於いて、継手体(13)は軟質材から
成るため、接続の際に、排水トラップ(T)の接続部
と、立ち上がり管(S)との間に平面視で多少位置ズレ
があり、第一管体(1)が傾いた状態に接続されても、
その形状や水密性に支障を来すことがない。
【0033】本発明の実施例は上記のようであるが、本
発明は上記実施例に限定されるものではなく、発明の要
旨を変更しない範囲で、様々な変更が可能である。例え
ば、上記第五実施例においては、排水機器である排水ト
ラップ(T)に挿通孔(9)を設けているが、排水トラ
ップ(T)と挿通孔(9)を設ける部材を別々に設けて
もかまわない。
【0034】また上記の排水接続管を、上記実施例以外
の排水機器、洗面台や浴槽等に用いてもかまわない。
【0035】本発明は上記のように構成したため、以下
のような優れた効果を奏する。 1)請求項1乃至請求項11に記載の本発明に置いて
は、排水機器と立ち上がり管との間の接続を行う排水接
続管において、排水機器と立ち上がり管との間に生じる
位置ズレに対応できるようにしたため、施工時に無理な
応力等を加えて、漏水や部材の破損を生じることなく、
確実な施工を行うことができる。 2)上記請求項1乃至請求項10に於いては、排水接続
管を、硬質材から構成した、内面が平滑な部材にも利用
することができるため、ビニール管や蛇腹管と違い、排
水接続管が変形したり、蛇腹の凹凸にゴミなどが引っか
かったりしたりすることがなく、排水接続管に閉塞が生
じない製品を提供できる。 3)請求項9及び10に記載の本発明に置いては、排水
機器と立ち上がり管との間の接続を行う排水接続管にお
いて、筒体同士の接続箇所に差込しろ、若しくは縦方向
に長さ調節を行う機構部を設けた為、排水機器に接続部
を備えた排水トラップなどを、工場等で取り付けた状態
で出荷する事ができる。このため、工場内の大型の機材
を用いて接続状況を検査することができ、施工の際の水
密性の確保などが確実に成るなど、高品質な商品を提供
することができる。 4)請求項11に記載の本発明に置いては、排水機器と
立ち上がり管との間の接続を行う排水接続管において、
硬質な配管部材を用いつつ、部分的に、内面が滑らかな
軟質材による継手管を用いて位置ズレに対応できるよう
にしたため、施工時に無理な応力等を加えて、漏水や部
材の破損を生じることなく、確実な施工を行うことがで
きる。この際に、軟質の継手管は、その両端を排水接続
管や排水機器、又は立ち上がり管等の硬質管に接続され
ているため、施工終了後にも、その円筒形状を維持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例の斜視図である。
【図2】 本発明の第一実施例の部材構成を示す斜視
図である。
【図3】 本発明の第一実施例の排水接続管の差込方
法を示す断面図である。
【図4】 本発明の第一実施例の排水接続管の差込方
法を示す断面図である。
【図5】 本発明の第一実施例の排水接続管の差込方
法を示す断面図である。
【図6】 本発明の第一実施例の排水接続管の可動範
囲を示す概略の平面図である。
【図7】 本発明の第二実施例の斜視図である。
【図8】 本発明の第二実施例の部材構成を示す斜視
図である。
【図9】 本発明の第二実施例、第三実施例の排水接
続管の可動範囲を示す概略の平面図である。
【図10】 本発明の第三実施例の斜視図である。
【図11】 本発明の第三実施例の部材構成を示す斜視
図である。
【図12】 本発明の第四実施例の斜視図である。
【図13】 本発明の第四実施例の部材構成を示す、第
二管体の一部を切り欠きした斜視図である。
【図14】 本発明の第四実施例の排水接続管の可動範
囲を示す概略の平面図である。
【図15】 本発明の第五実施例の斜視図である。
【図16】 本発明の第五実施例の部材構成を示す、排
水トラップの一部を切り欠きした斜視図である。
【図17】 本発明の第五実施例の排水接続管の可動範
囲を示す概略の平面図である。
【図18】 本発明の第六実施例の斜視図である。
【図19】 本発明の第六実施例の部材構成を示す斜視
図である。
【図20】 本発明の継手体の、一部を切り欠きした斜
視図である。
【図21】 本発明の第七実施例の斜視図である。
【図22】 本発明の第七実施例の部材構成を示す斜視
図である。
【図23】 本発明の継手管の、一部を切り欠きした斜
視図である。
【図24】 従来の排水接続管を用いた排水配管を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 第一管体 2 第二管体 3 上方壁面 4 下方壁面 5 流入口 6 排出口 7 筒本体 8 フランジ
片 9 挿通孔 10 継手体 11 通水路 12 長さ調節
部 13 継手管 14 継手部材 15 フランジ部 16 圧接部材 17 通水孔 K 流し台 N ナット部
材 S 立ち上がり管 T 排水トラ
ップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬川 めぐみ 大阪府大阪市平野区長吉六反2丁目6番40 号 丸一株式会社内 (72)発明者 大東 由香 大阪府大阪市平野区長吉六反2丁目6番40 号 丸一株式会社内 Fターム(参考) 2D061 AA01 AA02 AC01 AC03 AC05 AD01 3H104 JA03 JB01 JC09 JD01 LA02 LA03 LF16 LG07 MA10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水機器と、立ち上がり管(S)との接
    続に用いられる排水接続管であって、少なくともその両
    端が、平行且つ任意の幅に偏芯した第一管体(1)と、
    少なくともその両端が、平行且つ任意の幅に偏芯し、一
    方の端が該第一管体(1)に、平面視において角度を自
    在に調節した状態で接続される第二管体(2)と、から
    構成したことを特徴とする排水接続管。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の排水接続管であっ
    て、第一管体(1)の両端の偏芯幅と、第二管体(2)
    の両端の偏芯幅とが等しいことを特徴とする排水接続
    管。
  3. 【請求項3】 排水機器と、立ち上がり管(S)との接
    続に用いられる排水接続管であって、少なくともその両
    端が、一定の角度を有して形成された第一管体(1)
    と、少なくともその両端が、第一管体(1)の両端が有
    した角度と等しい角度を有し、更に一方の端が第一管体
    (1)に長さ調節自在に接続される第二管体(2)と、
    から構成したことを特徴とする排水接続管。
  4. 【請求項4】 排水機器と、立ち上がり管(S)との接
    続に用いられる排水接続管であって、上方壁面(3)及
    び下方壁面(4)を設けた筒体から成り、上方壁面
    (3)に排水機器(3)と接続する流入口(5)を設
    け、また下方壁面(4)に立ち上がり管(S)と接続す
    る排出口(6)を設け、且つ筒体の上方壁面(3)に対
    して下方壁面(4)を回動自在に構成したことを特徴と
    する排水接続管。
  5. 【請求項5】 上記請求項4に記載の排水接続管におい
    て、下方壁面(4)に、排出口(6)に向かう傾斜を形
    成したことを特徴とする排水接続管。
  6. 【請求項6】 排水機器と、立ち上がり管(S)との接
    続に用いられる排水接続管であって、直線状の筒状体か
    ら形成される筒本体(7)、及び筒本体(7)の外周面
    から外周方向に延出した、筒本体(7)と同心円上に設
    けられたフランジ片(8)からなる第一管体(1)と、
    有底筒状にして底面に、その直径が、該第一管体(1)
    の筒本体(7)の直径よりも大きく、フランジ片(8)
    の半径と筒本体(7)の半径の合計よりも小さな挿通孔
    (9)を有してなり、第一管体(1)が挿通孔(9)を
    挿通した状態で水密的に接続する第二管体(2)と、か
    ら構成したことを特徴とする排水接続管。
  7. 【請求項7】 上記請求項6に記載の排水接続管におい
    て、第二管体(2)を、排水機器と一体としたことを特
    徴とする排水接続管。
  8. 【請求項8】 排水機器と、立ち上がり管(S)との接
    続に用いられる排水接続管であって、直線状の第一管体
    (1)と、該第一管体(1)の両端に取り付けられる、
    内部に通水路(11)を備えた球形状の継手体(10)
    と、から構成したことを特徴とする排水接続管。
  9. 【請求項9】 上記請求項1乃至請求項8に記載の排水
    接続管において、排水接続管に用いる各部材を硬質材か
    ら構成すると共に、排水機器及び立ち上がり管(S)を
    含む各部材の接続箇所のうち、少なくとも1カ所を筒体
    同士の差込式とし、更に排水接続管の全長が、排水機器
    の接続部の下端から立ち上がり管(S)の上端までの幅
    よりも長く、且つ排水機器の接続部の下端から立ち上が
    り管(S)の上端までの幅に、差込式とした接続箇所の
    差込しろの長さを合したものよりも短く成るように構成
    した特徴とする排水接続管。
  10. 【請求項10】 上記請求項1乃至請求項8に記載の排
    水接続管において、排水接続管に用いる各部材を硬質材
    から構成すると共に、上下方向に対して配管を行うのに
    必要な幅だけ長さ調節を行うことができる、長さ調節部
    (12)を備えたことを特徴とする排水接続管。
  11. 【請求項11】 排水機器と、立ち上がり管(S)との
    接続に用いられる排水接続管であって、直線状の第一筒
    体(1)と、該第一筒体と排水機器及び立ち上がり管
    (S)との接続部に用いられる、略円筒状にして内面を
    平滑とした軟質材から成る継手管(11)と、から構成
    したことを特徴とする排水接続管。
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