JP2007120218A - 蛇腹管接続用サイフォン排水継手 - Google Patents

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JP2007120218A JP2005316227A JP2005316227A JP2007120218A JP 2007120218 A JP2007120218 A JP 2007120218A JP 2005316227 A JP2005316227 A JP 2005316227A JP 2005316227 A JP2005316227 A JP 2005316227A JP 2007120218 A JP2007120218 A JP 2007120218A
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Hideyuki Maruyama
秀行 丸山
Yukihiro Hosoda
幸宏 細田
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【課題】従来の継手は、構成する部材の接続箇所が多く、物が詰まった際にはこれを取り除くことは極めて困難であった。更には、床下空間での納まりも悪かった。本発明はこれらの欠点を改良したものであり、水廻り器具からの蛇腹管からの排水をサイフォン排水システムに適する継手を提供するものである。
【解決手段】水廻り器具の排水蛇腹管に接続され、かつ、サイフォン排水システムに適する径にまで縮径する継手であって、前記排水蛇腹管に接続される排水導入部と絞り部と縮径した排水出口部とを連続して一体に形成したサイフォン排水用蛇腹管継手に係るものである。1‥蛇腹管、2‥排水導入部、3‥絞り部、4‥排水出口部、5‥ゴム製の筒体、5a、5b‥筒体5の内外表面に形成された凹凸形状、6‥フランジ、7‥床、8‥ビス、9‥止水リング、A‥本発明の継手。
【選択図】図4

Description

本発明はサイフォン排水に用いられる継手に関するものであり、特に言えば、洗面器、流し台、洗濯機等の水廻り器具からの排水用蛇腹管(以下、問題なき場合には単に蛇腹管という)である場合に好適なサイフォン排水継手に係るものである。
サイフォン排水システムは近年急速に開発されつつあるもので、このシステムに好適な継手は特に開発されていない。具体的に言えば、サイフォン排水システムが適用される水廻り器具からの排水管が蛇腹管である場合の継手は存在せず、既存のレデュ−サ−やインクリ−ザ−を繋ぎ合わせ、例えば40〜50Aの径を20A程度にまで縮径して施工することが行われていた。
図1は一般排水の場合の継手を示すものであり、例えば管径が32Aの水廻り器具からの排水管11に対し、管径が50Aの接続継手12及び管径が50Aのエルボ管13が接続され、これに一定の勾配をもって管径が50Aの排水横引き管14が接続されている。各管は例えば塩ビ製の管である。
しかるに、サイフォン排水の場合、図2示すように管径が32Aの排水管11に管径が50Aの接続継手12及び管径が50Aのエルボ管13が接続され、場合によっては更にこれに50Aの接続継手15が接続され、そして、インクリ−ザ−16によって管径が50Aから40Aに縮径し、更にレデュ−サ−17によって管径が40Aから20Aに縮径してなるもので、これに管径20Aの横引き管18が無勾配で接続されるものである。各管は例えば塩ビ製の管である。
これらの各図からも分かるように接続箇所が多く、敷設が面倒であるばかりでなく、各接続箇所からの漏水が生ずる可能性もあった。又、縮径される箇所がトラップ部分から離れているため、物が詰まった際にはこれを取り除くことは極めて困難であった。更には、床下空間での納まりも悪かった。
更に又、近年では、建築物等の建設にあっては、設備工事と、建築工事が分担されており、設備工事によって配管された排水管に、後から建築工事として器具を設置する際に、位置の調整が容易なように、水廻り器具の排水管が蛇腹管であることが多い。
即ち、排水管と水回り器具からの蛇腹管とを接続するためには、図3に示すように蛇腹管21の外面形状に添うような内面形状をもつゴム製の筒体22を用い、例えば、排水管27を敷設後、床23を敷設し、この排水管27に対応して床23を開口24し、蛇腹管21を挿入した状態で筒体22を差し込んで接続するのが一般的である。この場合、かかるゴム製の筒体22にて管径を縮径するという考えはなく、勿論その機能もない。
本発明は以上のような従来技術に鑑みてなされたものであり、接続箇所を極力少なくし、水廻り器具からの蛇腹管からの排水をサイフォン排水システムに適する継手を提供するものである。
本発明の要旨は、水廻り器具の排水蛇腹管に接続され、かつ、サイフォン排水システムに適する径にまで縮径する継手であって、前記排水蛇腹管に接続される排水導入部と絞り部と縮径した排水出口部とを連続して一体に形成したサイフォン排水用蛇腹管継手に係るものである。
本発明の構成は以上の通りであり、洗面器、流し台等からの蛇腹管を用いた排水をサイフォン排水で処理する際、複数の継手の繋ぎ合わせによって接続していたのを、1個の継手で接続可能としたものである。このことは、部品点数が少ないために、安価、かつ、設置時の作業性がよく、接続箇所が極めて少なくなるために漏水のおそれも極めて少なくなったという大きな効果がもたらされる。
又、サイフォン排水においては縮径された部分で固形物が詰まるおそれがあるが、本発明の継手を使うことにより、詰まった固形物は管の奥の方までいかないため、トラップの蓋をはずすことによって容易に取り除けるという効果も備えたものである。
本発明は、洗面器、流し台、洗濯機等からの排水に供される50A程度の径を有する蛇腹管と、これを縮径してサイフォン排水に適した20A程度の径を有する管の接続を可能とした継手を提供するものであって、蛇腹管を受ける排水導入部と絞り部と縮径した排水出口部とを連続して一体に形成した蛇腹管継手である。即ち、途中で拡径部分や接続部分をなくしたものであり、従来の手段にあっては、複数の接続部材の繋ぎ合わせによって接続していたのを、1個の継手で接続可能としたものである。
本発明による蛇腹管継手を構成する素材としては特に限定するものではなく、樹脂製であっても金属製であってもよく、樹脂製の例を挙げれば、PVC、ABS、PP等が例示されるがこれに限定されるものではない。
そして、サイフォン排水においては絞り部(縮径部分)で固形物が詰まるおそれがあるが、本発明の継手を使うことにより、詰まった固形物は管の奥の方まで行かず、継手部分で止まるため、メンテナンスが容易になったものである。更に、従来の手段では、一度50Aに拡径する必要があったが、本発明の継手にあってはこれが不要となったものであり、敷設作業性が向上したことは勿論であるが、漏水等の点でも優れたものとなった。
排水出口部と排水導入部との位置関係は任意であるが、具体的には排水出口部は排水導入部に対して垂直方向、傾斜方向、横方向等に配置されるものであり、フロアレベルとスラブレベルとによるスペ−スの関係、排水立て管の方向等によって任意に選択できる。
尚、継手の絞り部は排水導入部の直下に位置するものが好ましく、これによって固形物の詰まりが入口により近い部位になるため、これを取り除く工数は著しく簡略化されることとなる。
尚、前記排水導入部にあって、好ましくは蛇腹管の外面形状に添うような内面形状をもつ筒体と共に蛇腹管の先端を排水導入部に差し込むのがよく、特に言えば、この筒体の外周表面に排水導入部の表面と接触して抜けを防止する凹凸部が形成されたものがよい。
以下、本発明を実施例をもって更に詳細に説明する。図4は本発明の洗面器・流し台等の蛇腹管継手Aの一部切断図である。即ち、水廻り器具からの蛇腹管を受け、かつ、サイフォン排水システムに適する径にまで縮径する塩ビ製の継手であって、蛇腹管1を受ける排水導入部2と絞り部3と縮径した排水出口部4とを連続して一体に形成した蛇腹管継手である。
この例では、排水導入部2の直下に絞り部3が配置されている。これらは垂直下向きに形成された例であり、絞り部3によって例えば20Aの径に縮められ、これに連なって垂直下向きに排水出口部4が形成されたものである。この排水出口部4には図示しない他の管材(排水管)が任意の手段によって接続されることとなる。この継手Aは、具体的には、例えば床下にスぺ−スのある戸建て住宅における蛇腹管継手に好ましい形態である。
図中、5はゴム製の筒体であり、内外表面に凹凸形状5a、5bが施され、内表面の凹凸5aによって蛇腹管1の表面の凹凸1aに対応してこれを支持し、外表面の凹凸5bによって排水導入部2の表面に接触して抜けを防止したものである。好ましくは、蛇腹管1の先端とゴム製の筒体5の先端の位置を合わせ、これを排水導入部2内に差し込み固定するものである。図にあって、符号6は排水導入部2の先端に備えられたフランジであり、かかるフランジ6を利用して床7等にビス8によって固定される。
図5はここで用いられるゴム製の筒体5の例を示すものであり、図5(a)は内表面の凹凸5aは蛇腹管1の表面の凹凸1aに対応し、外表面の凹凸5bは環状のフィンをなしている例である。勿論、外表面の凹凸5bはこれに限定されるものではなく、図5(b)に示すような内表面5aに対応する凹凸5bであってもよく、更には、図5(c)に示すように凹凸5bに止水リング9を嵌め込んで用いられる場合もある。
以上のように、サイフォン排水継手Aを用いることにより、従来のインクリ−ザ−やレデュ−サ−を組み合わせることによって構成される継手と比べて、部品点数が少なく、安価であり、継手としてのコンパクト化が可能であり、かつ、施工性にも優れている継手となった。しかも、接続部位が極めて少ないことから、漏水の発生も、更には悪臭の発散もほとんど無視できることとなったものである。
更にかかる継手Aの特徴を述べれば、洗面器・流し台等からの固形物の流入は、前記した排水導入口2に近接した絞り部3に留まることとなるため、固形物を簡単に排除することが可能となったものである。この点、従来の手段による場合には、固形物は縮径機能をなすインクリ−ザ−やレデュ−サ−部にまで流れ込んでしまいこれを取り除くには極めて困難が伴うこととなってしまう。
排水出口部4の位置について更に図示すれば、図6は本発明の洗面器・流し台等のサイフォン排水用継手Bの一部切断図であり、排水出口部4はRをもって横向きに曲げられた形態である。この例にあっては、床下にスペ−スが取りにくい場合に好んで用いられる継手である。
図7は図6の継手を更に変形した継手Cであり、排水出口部4が絞り部3に接して形成された例であり、更にスぺ−スがない場合に好適な形態である。
図8は排水出口部4が傾斜をもって備えられた継手Dであり、その後これに樹脂管等の可撓管等をこれに接続して水平にすることが可能である。
本発明は以上のような構成を有する蛇腹管継手であり、洗面器、流し台、洗濯機等に好んで用いられるが、その利用範囲は特に限定されるものではない。
図1は従来の一般排水の場合の継手を示す側面図である。 図2は既存の接続部材を用いたサイフォン排水用継手を示す側面図である。 図3は従来の蛇腹管継手を示す断面図である。 図4は本発明の継手Aの一部切断図である。 図5は本発明の継手に用いられるゴム筒体の一部断面図である。 図6は本発明の継手Bの側面図である。 図7は本発明の継手Cの一部切断図である。 図8は本発明の継手Dの側面図である。
符号の説明
1‥蛇腹管、
2‥排水導入部、
3‥絞り部、
4‥排水出口部、
5‥ゴム製の筒体、
5a、5b‥筒体5の内外表面に形成された凹凸形状、
6‥フランジ、
7‥床、
8‥ビス、
9‥止水リング、
A、B、C、D‥本発明の継手。

Claims (6)

  1. 水廻り器具の排水蛇腹管に接続され、かつ、サイフォン排水システムに適する径にまで縮径する継手であって、前記排水蛇腹管に接続される排水導入部と絞り部と縮径した排水出口部とを連続して一体に形成した排水蛇腹管接続用サイフォン排水継手。
  2. 前記排水出口部が排水導入部に対して垂直下向きに形成された請求項1記載の排水蛇腹管接続用サイフォン排水継手。
  3. 前記排水出口部が排水導入部に対して斜め向きに形成された請求項1記載の排水蛇腹管接続用サイフォン排水継手。
  4. 前記排水出口部が排水導入部に対して横向きに形成された請求項1記載の排水蛇腹管接続用サイフォン排水継手。
  5. 前記排水導入部にあって、排水蛇腹管の外面形状に添うような内面形状をもつ筒体と共に蛇腹管の先端を排水導入部に差し込んでなる請求項1乃至4いずれか1記載の排水蛇腹管接続用サイフォン排水継手。
  6. 前記筒体の外周表面に排水導入部の表面と接触して抜けを防止する凹凸部が形成された請求項5記載の排水蛇腹管接続用サイフォン排水継手。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1973110A2 (en) 2007-03-19 2008-09-24 Ricoh Company, Ltd. Minute structure and information recording medium
JP2009264461A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Takiron Co Ltd ドレンホース接続具

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