JP2006275074A - 配管固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 床板に穿設された貫通孔に下部から挿通させて上部に立ち上げた通水管と、床板の上部に配置された継手部材とが接続され、この接続状態を保持する配管固定具において、管継手と止水栓とを接続するにあたり、通水管を引き上げても支持部材が移動することがない配管固定具を提供する。
【解決手段】 床板1に穿設された貫通孔2に下部から挿通させて上部に立ち上げた通水管4と、床板1の上部に配置された継手部材60とが接続され、この接続状態を保持する配管固定具Aは、床板1の貫通孔2に固定される固定部材10と、該固定部材10に収容され且つ前記通水管4を支持するための支持部材20と、前記継手部材60を保持するとともに前記通水管4の外周を覆う保護部材40とを有し、前記支持部材20は固定部材10からの移動を規制する移動規制手段を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、床下空間から床板の貫通孔に挿通させて床板の上部に立ち上げた通水管と、床板の上部に配置された継手部材との接続状態を保持する配管固定具に関するものである。
一般に集合住宅、戸建住宅等において、洗面台,流し台,浴室,トイレ,洗濯機等の給水器具へ給水,給湯配管の施工を行なう場合、建物の躯体工事の際に水用,湯用の各ヘッダーと給水器具との間で蛇腹状の鞘管をタコ足状に配設しておき、設備工事の際にこの鞘管内に水用,又は湯用の通水管を挿通させ、ヘッダーと給水器具とを通水管により接続する配管工法が行われている。この配管工法により鞘管に通水管を挿通し、通水管を床下空間から床板の上部に立ち上げて床板の上部に配置された継手部材に接続し、この継手部材から給水器具へ水又は湯を供給する構造として、本出願人が先に出願した特許文献1のものがある。
この特許文献1について簡単に説明すると、建物の床板下部に配設された合成樹脂製の通水管によって各給水器具への給水を行うべく構成した通水管と継手部材との接続構造において、床板に通水管を挿通するためのガイド筒を取り付け、このガイド筒は床板の上面に配設される固定部材と、この固定部材に対し上部から嵌合して結合される円筒部材と、固定部材の内部に収容され通水管を支持するための支持部材と、支持部材の上部に装着され床板の下部への漏水を防止するためのパッキンとを有している。また、ガイド筒の上部には管継手が収容され、この管継手に通水管が接続され、管継手の他端に止水機能を有する継手部材が接続されるものである。
特願2004−146号
特許文献1において、通水管と管継手とを接続する際には、その接続作業が行い易いように、通水管を床板の上部へ引き上げる必要がある。この場合、支持部材が固定部材の内部に強固に固定されていないため、通水管を引き上げる際に、支持部材はその引き上げ方向、すなわち床板の上部に向かってずれてしまう。そのため、一方の手で支持部材を押さえつけておくか、または通水管と管継手との接続作業が終了した後に、再度支持部材を固定部材の内部に固定し直さなくてはならず、取付作業は時間のかかるものであった。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、床板に穿設された貫通孔に下部から挿通させて上部に立ち上げた通水管と、床板の上部に配置された継手部材とが接続され、この接続状態を保持する配管固定具において、管継手と止水栓とを接続するにあたり、通水管を引き上げても支持部材が移動することがない配管固定具を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、床板に穿設された貫通孔に下部から挿通させて上部に立ち上げた通水管と、床板の上部に配置された継手部材とが接続され、この接続状態を保持する配管固定具は、床板の貫通孔に固定される固定部材と、該固定部材に収容され且つ前記通水管を支持するための支持部材と、前記継手部材を保持するとともに前記通水管の外周を覆う保護部材とを有し、前記支持部材は固定部材からの移動を規制する移動規制手段を備えたものである。
請求項2では、請求項1に記載の発明において、前記移動規制手段は、固定部材または支持部材のいずれか一方に形成された係止突起と、他方に形成された係止溝とからなり、係止突起と係止溝とが係合することにより、支持部材の移動が規制される構成としたものである。
請求項3では、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記支持部材には、工具が差込可能な溝部が形成されたものである。
請求項4では、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の発明において、前記通水管は床板の下部で鞘管に被覆され、支持部材には鞘管を保持する抜止部が形成されたものである。
本発明の請求項1では、支持部材には固定部材からの移動を規制する移動規制手段を備えているので、固定部材から容易に外れないように固定され、継手部材の取付位置の調節などで通水管を引き上げても浮き上がることがなく、従来のように、通水管を引き上げた後に支持部材を固定部材へ固定し直さなくてもよいため、施工性が向上する。
請求項2では、移動規制手段は、固定部材または支持部材のいずれか一方に形成された係止突起と、他方に形成された係止溝とからなり、係止突起と係止溝とが係合することにより、支持部材の移動が規制される構成であるので、固定部材に対する支持部材の固定を誰にでも容易に行うことができる。
請求項3では、支持部材には工具が差込可能な溝部が形成されたので、ドライバー等の工具を使用することにより容易に支持部材を回転させることができ、固定部材と支持部材とを容易に固定することができる。
請求項4では、通水管は床板の下部で鞘管に覆われ、支持部材には、鞘管を保持する抜止部が形成されたので、配管固定具が鞘管の保持を兼ねることで、鞘管を保持するための別の物品を用意する必要がなく、部品点数を削減してコストダウンを図ることができる。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
本発明において、配管固定具Aは、住宅内で混合水栓等の給水器具が設けられている洗面台,流し台,浴室,トイレ等の近くに配置されるものであり、図1に示すように、床板1に穿設された貫通孔2から上部に立ち上がるように固定される。床板1の下部には、蛇腹状の鞘管3が図示しないヘッダーから貫通孔2の下部に向けて配設されており、鞘管3の内部に挿通した通水管4は、貫通孔2を挿通して床板1の上部に立ち上げられる。また、通水管4の先端には管継手50が結合され、この管継手50は床板1の上部で固定金具70により継手部材60に接続される。配管固定具Aは床板1の貫通孔2周縁に固定され、床板1から立ち上がる通水管4及び管継手50はこの配管固定具Aにより覆われ、外部に露出しないものである。
前記通水管4は、ヘッダーから給水器具に対し水又は湯を供給するものであり、容易に折曲することのできる合成樹脂製の架橋ポリエチレン管,ポリブテン管等で形成され、上流側の先端は床板1の下部に配置されたヘッダーに接続され、下流側の先端は管継手50を介して前記継手部材60に接続されるものである。この通水管4は、床板1の下部に予め配設された蛇腹状の鞘管3の挿通孔3aに挿通させることで、鞘管3に被覆されて外部から保護されるもので、通水管4の下流側は鞘管3から露出し、床板1の貫通孔2から上部に向けて垂直方向に立ち上がり、床板1の上部で配管固定具Aの上端から露出させるものである。
前記配管固定具Aは、図1及び図2に示すように、床板1に穿設された貫通孔2周縁に固定される固定部材10と、前記固定部材10の内部に収容され通水管4を支持するための支持部材20と、床板1の下部への漏水を防止するためのパッキン30と、固定部材10に装着されるとともに通水管4の外周を保護する保護部材40とを有し、固定部材10と支持部材20とには、支持部材20の上下方向への移動を規制する移動規制手段を備えている。
前記固定部材10は略円盤型で、床板1の上面に配設され、上下に貫通する第1挿通孔13が設けられたフランジ部11と、このフランジ部11から下方へ突出し床板1の貫通孔2内に挿通される環状の下側突部14と、フランジ部11から上方へ突出し下側突部14よりやや大径である環状の上側突部15とが形成され、上側突部15の外周には雄ねじ16が形成されている。また固定部材10には支持部材20を収容するための収容室17が形成され、この収容室17の内周面には支持部材20の上下方向の移動を規制するための係止突起18が複数個(本実施例では2個)形成されている。なお係止突起18は、円弧状に形成されるとともに、その一端には規制片18aが下方に突出して形成されている。そして固定部材10は、シール用のパッキン19をフランジ部11の下側に配置させた後に、下側突部14を貫通孔2に挿入させた状態で、フランジ部11に穿設された一対のビス孔12,12に対し、床板1の上部からビス5,5をそれぞれ螺着することで床板1に固定される。
前記支持部材20は合成樹脂製で、略半円盤型に形成された第1分割体20aと、同じく略半円盤型に形成された第2分割体20bとからなり、両分割体20a,20bは一体で、薄肉に形成された結合部20cを中心として左右方向へ回転自在に結合され、両分割体20a,20bを左右から重ね合わせると略円筒型となり、この支持部材20の内部には第2挿通孔21が設けられる。この分割体20a,20bは、図3に示すように、固定部材10の上側突部15の内径と略同径の外径を有する大径部22と、大径部22よりやや小径でその下部に形成された小径部24とから構成され、大径部22の上面には凹状の溝部23が形成されている。そして、小径部24の上端近傍の外周には複数個(本実施例では2個)の凸部25が外方に突出して形成されるとともに、この凸部25と大径部22との間には係止溝26が形成されている。
この支持部材20は、図4に示すように、床板1の貫通孔2から上部に向けて立ち上がる通水管4に対し側方から水平方向に移動させて結合し、第2挿通孔21に通水管4を挿通させた状態で、前記固定部材10に装着させる。このとき支持部材20は、凸部25を固定部材10に形成された各係止突起18の間に挿入させた後、溝部23にドライバー等の工具を差し込んで、凸部25の一端と係止突起18の規制片18aとが当接するまで回転させることで、固定部材10の係止突起18と支持部材20の係止溝26とが係合された状態となり、支持部材20の上下方向への移動が規制されるものである。
また支持部材20は、前記通水管4が配管固定具Aの内部で振動することがないように支持するためのものであり、その内周面の下部には前記鞘管3を保持するための抜止部27が内周側に向けて突出するようにして形成されている。鞘管3は蛇腹状で、外周面の長手方向に沿って凹部3b及び凸部3cが交互に形成されており、支持部材20の第2挿通孔21に対し下部から鞘管3が挿入されると、抜止部27は凸部3cを乗り越え、凹部3bに対し弾力的に係合することで、配管固定具Aから抜け出ることがないように保持される。なお、本実施例の支持部材は、略半円筒型からなる2つの分割体を結合部により結合させ一体としているが、分割体を結合させず別体としてもよい。
前記パッキン30は例えばゴム等の弾性体からなり、中心に第3挿通孔31が設けられた円盤型で、第3挿通孔31の内周縁から外周縁に向けてスリット32が形成されており、このスリット32が形成されることで図4に示すように、通水管4に対し側方から水平方向に移動させて結合し、前記支持部材20の上部へ装着させることができるものである。このパッキン30は第3挿通孔31に通水管4が挿通されると、通水管4の外周面に対し押圧されることで水密的に密着し、例えば通水管4と管継手50との間で漏水が発生し、水滴がパッキン30に落下しても、水滴はパッキン30で堰き止められ、パッキン30より下部に落下することがなく、床板1の下部へ水が侵入しないようにしている。
前記保護部材40は下部側の円錐体41と上部側の胴体42とからなり、内部には上下に貫通する収容室43が形成されている。円錐体41は前記固定部材10のフランジ部11を覆うことができる外径で、図1に示すように内周面に環状体44が形成され、この環状体44の内周面には、固定部材10の上側突部15の外周面に形成された雄ねじ16に螺合される雌ねじ45が形成されている。保護部材40の収容室43は、通水管4及び管継手50が余裕をもって挿入される外径であり、円錐体41の内側には、前記支持部材20とパッキン30とが上下に重なり合うようにして装着される。なお、この保護部材40にはメッキや着色等の装飾が施されている。
前記管継手50は通水管4の先端が接続される略円筒状の本体部51と、この本体部51に螺着されるナット56と、このナット56の先端に設けられ、本体部51とナット56との間に挿入される通水管4を保持するための抜け止め具57とを備えている。
前記管継手50の本体部51は略円筒状で、上部先端にはフランジ52と、このフランジ52よりさらに先端の嵌合部53とが一体に形成され、嵌合部53はその外周面に複数個の環状溝54,54が形成されており、この環状溝54,54にはシール用のシール部材55,55がそれぞれ装着されている。
前記継手部材60はハンドル61が装着され、このハンドル61を回転操作することで止水弁62を移動させ、通水管4から給水器具へ供給される水又は湯の止水,通水及び流量調節を可能としたものであり、一端に開口した入口部63の先端には、固定金具70を装着するためのフランジ64が環状に形成され、このフランジ64は前記管継手50のフランジ52と同径で、上下に重なり合うものである。なお、本実施例の継手部材は内部に止水弁を収容しているが、止水弁に限らず逆止弁,ストレーナ,圧力調整弁,水撃防止弁等の機能部品を収容してもよい。
前記固定金具70は、管継手50と継手部材60とをワンタッチで接続可能とするためのもので、図2に示すように、弾性力を有する1枚の金属板を折曲して形成したもので、基部71の両端から外側へ略く字型に膨出させた係止部72,72と、係止部72,72の先端で外側へ略ハ字型に開いた脚部73,73とを設け、この両脚部73,73の間に管継手50の嵌合部53と継手部材60の端部が挿通する挿通部74が形成されている。前記基部71から脚部73,73にかけて、前記管継手50と継手部材60との両フランジ52,64を重ね合わせた厚みに対応する上下幅で、両フランジ52,64を弾性的に嵌入可能な横長のスリット75が開口し、この固定金具70は、前記基部71を支点として拡開,縮径方向に弾性変形可能である。なお、固定金具70の材質としては、弾性力を有する金属板が好ましいが、合成樹脂材であってもよい。
前記カバー80は管継手50と継手部材60とを接続する固定金具70を覆うとともに、継手部材60及び固定金具70の安定した装着状態を保持するものであり、半円筒型で同一形状の第1カバー部81と第2カバー部82とからなり、互いのカバー部81,82は左右から向かい合わせて結合させることができる。各カバー部81,82の内周面には、固定金具70の基部71,係止部72,脚部73を保持する保持部83が環状に形成されている。ここで、管継手50と継手部材60とを接続するための固定金具70は多種類存在するが、固定金具70はどの製品であっても外観形状は共通している。そこで、固定金具70の外観形状に合わせてカバー80の内周面に保持部83を形成することで、カバー80の内部に固定金具70を安定した状態で保持することができる。このカバー80の外径は、保護部材40の外周面よりやや大径で、保護部材40の上部に、カバー80の底面に形成された溝84を嵌合させれば、カバー80を固定することができる。
以下に、通水管4を床板1の下部から貫通孔2に挿通して、床板1の上部に配置された継手部材60に接続する手順について説明する。
まず図4に示すように、配管固定具Aの固定部材10を床板1に対しビス5により固定する。そして、通水管4を床板1の下部から貫通孔2に挿通して固定部材10の第1挿通孔13に通水管4を挿通させ、通水管4はその先端に管継手50を結合する。このとき管継手50に設けられた抜け止め具57により、通水管4と管継手50とは容易に外れないように接続される。なお、管継手50の通水管4への結合は、通水管4を床板1の貫通孔2に挿通する前でも、挿通して床板1の上部に露出した後でも、どちらでもよい。
次に床板1の上部に露出した通水管4に対し側方から水平方向に支持部材20を装着し、支持部材20の第2挿通孔21に通水管4を挿通させた状態で、固定部材10の収容室17に収容する。このとき、図5(a)に示すように、支持部材20の凸部25を固定部材10に形成された各係止突起18の間に挿入させた後、支持部材20の溝部23にドライバー等の工具を差し込んで、凸部25の一端と係止突起18の規制片18aとが当接するまで回転させることで、図5(b)に示すように、固定部材10の係止突起18と支持部材20の係止溝26とが係合された状態となる。
次に、通水管4に対し側方から水平方向にパッキン30を装着し、パッキン30の第3挿通孔31に通水管4を挿通させる。そして、パッキン30を支持部材20の上部に装着させた後、図6に示すように、保護部材40を固定部材10に上部から螺着して固定し、通水管4を保護部材40の収容室43に収容する。
次に、管継手50と継手部材60とを接続するが、この接続作業が行いやすいように、通水管4を施工者の手元近くまで引き上げる。このとき、固定部材10の係止突起18と支持部材20の係止溝26とからなる移動規制手段により、支持部材20は固定部材10から容易に外れないように固定され、通水管4を引き上げても支持部材20が浮き上がることがない。
そして、継手部材60の入口部63に対して管継手50の嵌合部53を挿入し、管継手50と継手部材60の各フランジ52,64が互いに重なり合うようにする。この両フランジ52,64に対し固定金具70のスリット75を嵌入させることにより、管継手50と継手部材60とをワンタッチで接続する。その後、固定金具70に対してカバー80を装着する。このとき、固定金具70の基部71,両係止部72,72,両脚部73,73は、カバー80の保持部83に弾力的に保持され、振動することがない。このカバー80は、底面に形成された溝84を保護部材40の上部に嵌合させることで、配管固定具Aに対し着脱自在に支持される。
以上のように、配管固定具の固定部材と支持部材とは、移動規制手段により容易に外れないように固定されるので、継手部材の取付位置の調節などで通水管を引き上げも支持部材が浮き上がることがなく、施工性が向上する。
また、移動規制手段は、固定部材または支持部材のいずれか一方に形成された係止突起と、他方に形成された係止溝とからなり、係止突起とを係合する構成であるので、固定部材と支持部材との固定を誰にでも容易に行うことができる。さらに、支持部材は、溝部にドライバー等の工具を差し込むことにより容易に回転させることができ、固定部材と支持部材とを容易に固定することができる。そして、配管固定具が鞘管の保持を兼ねることで、鞘管を保持するための別の物品を用意する必要がなく、部品点数を削減してコストダウンを図ることができる。
本発明の配管固定具を床板に取り付けた状態を示す説明図である。 配管固定具,通水管,管継手,継手部材の関係を示す分解斜視図である。 固定部材と支持部材の拡大分解斜視図である。 通水管に対し、支持部材及びパッキンを装着する状態を示す説明図である。 図1におけるX−X線断面図であり、(a)は固定部材と支持部材とは非係合状態を示し、(b)は固定部材と支持部材とは係合状態を示すものである。 管継手と継手部材とを固定金具により接続し、固定金具をカバーに装着する場合の説明図である。
符号の説明
1 :床板
2 :貫通孔
10 :固定部材
18 :係止突起
18a:規制片
20 :支持部材
23 :溝部
26 :係止溝
27 :抜止部
40 :保護部材
50 :管継手
70 :固定金具
60 :継手部材
A :配管固定具

Claims (4)

  1. 床板に穿設された貫通孔に下部から挿通させて上部に立ち上げた通水管と、床板の上部に配置された継手部材とが接続され、この接続状態を保持する配管固定具は、床板の貫通孔に固定される固定部材と、該固定部材に収容され且つ前記通水管を支持するための支持部材と、前記継手部材を保持するとともに前記通水管の外周を覆う保護部材とを有し、前記支持部材は固定部材からの移動を規制する移動規制手段を備えたことを特徴とする配管固定具。
  2. 前記移動規制手段は、固定部材または支持部材のいずれか一方に形成された係止突起と、他方に形成された係止溝とからなり、係止突起と係止溝とが係合することにより、支持部材の移動が規制されることを特徴とする請求項1記載の配管固定具。
  3. 前記支持部材には、工具が差込可能な溝部が形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配管固定具。
  4. 前記通水管は床板の下部で鞘管に被覆され、支持部材には鞘管を保持する抜止部が形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の配管固定具。
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