JP2002138515A - 建設機械のレンタルサービス方法、装置及びシステム - Google Patents

建設機械のレンタルサービス方法、装置及びシステム

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JP2002138515A
JP2002138515A JP2000334563A JP2000334563A JP2002138515A JP 2002138515 A JP2002138515 A JP 2002138515A JP 2000334563 A JP2000334563 A JP 2000334563A JP 2000334563 A JP2000334563 A JP 2000334563A JP 2002138515 A JP2002138515 A JP 2002138515A
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直剛 沼田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設機械の適切なサービスを提供することが
できる。 【解決手段】 本装置の管理コンピュータ20は、レン
タルされる建設機械1について、稼働時間等からその建
設機械1について予め設定された評価基準に基づいて現
場指揮者に利益を還元するためのサービスのポイント数
を算出するポイント数算出手段217、算出されたポイ
ント数の現場指揮者ごとの累計値を提示するポイント数
提示手段220等を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンタルされる油
圧ショベル等の建設機械のレンタル先へ各種サービスを
行うための方法、装置及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば建設現場で使用される油圧ショベ
ル等の建設機械は、作業の種類等により、必要な機種や
仕様が大きく異なる。したがって、建設機械を購入して
使用するよりも、レンタル会社からレンタルする方が経
済的であり、かかる理由から、近年、建設機械のレンタ
ル化が急速に進んでいる。
【0003】図2は、レンタルされる建設機械の流れ等
を模式的に示す概念図である。図において、レンタル会
社(系列会社を含む。)Rは、エンドユーザである建設
会社Uの幅広いニーズに応えるべく、複数の建設機械メ
ーカM1,M2,M3からそれぞれ建設機械m1,m
2,m3を購入して所有することにより、いわゆるグル
ープレンタルの構成をとっている。ここでは、建設会社
Uはレンタル会社Rからこれら複数の建設機械の中から
例えば建設機械メーカM1製の建設機械m1を選択して
これをレンタルするが、この建設会社Uの社長u0は現
場指揮者(監督)u1を介してオペレータu11,u1
2,u13により建設機械m1を現地で稼働させる一
方、建設会社Uは建設機械m1のレンタル料金cをレン
タル会社Rに支払う。
【0004】この場合において、レンタル会社Rは、通
常、レンタルされた建設機械m1がどのように稼働して
いるのかを正確に把握することが困難であるため、建設
機械m1の貸出期間に応じてレンタル料金cを設定して
いた。例えば、20トンクラスの油圧ショベルであれ
ば、2万円/日とすれば、10日間の貸出を行えば、2
万円×10日=20万円のレンタル料金となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、レンタルした
建設機械m1の貸出期間中に、その建設機械m1を実際
にはほとんど稼働させていなくても或いはフル稼働させ
ていたとしても、一律のレンタル料金cを請求するので
は、不公平感が否めない。その一方、レンタルされた建
設機械m1はその稼働により徐々に消耗していって、最
終的にはその建設機械m1の寿命が尽き、レンタル会社
Rは建設機械メーカM1から新しい建設機械m1を購入
することになるが、この寿命は一般的には建設機械m1
の稼働状態によって決まる。したがって、かかる建設機
械m1の寿命差を考慮して、レンタル先である建設会社
Uに何らかの利益還元を行うことが考えられる。
【0006】また、建設会社Uには、上述したように通
常は現場指揮者u1がおり、この現場指揮者u1がレン
タル会社Rの所有する建設機械m1,m2,m3のうち
のどれを選択するかについての最終的な権限を有するこ
とが多い。したがって、レンタル業界での競争激化のお
り、例えば建設機械m1のレンタルされる割合を増加さ
せるためには、この現場指揮者u1に、その建設機械m
1をぜひ選択したいといったモチベーションを起こさせ
る必要があった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、レンタルされる建設機械の寿命差をレンタル
客へのサービスとして利益還元することで、レンタル料
金の不公平感をなくすとともに、レンタルされる建設機
械の選択を行う権限を有する者が、その建設機械をぜひ
選択したいといったモチベーションを起こさせることの
できる建設機械のレンタルサービス方法、装置及びシス
テムを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、1又は複数のレンタル先に
レンタルされる1台又は複数台の建設機械の各稼働情報
を収集可能な管理コンピュータを用いて、上記各稼働情
報に応じた、各レンタル先へのサービスを行う方法であ
って、管理コンピュータは、上記各稼働情報から当該建
設機械について予め設定された評価基準に基づいてレン
タル先に利益を還元するためのサービスのポイント数を
算出し、算出された各ポイント数をレンタル先毎に累計
して提示することを特徴とするものである。
【0009】また、請求項9記載の発明は、1又は複数
のレンタル先にレンタルされる1台又は複数台の建設機
械の各稼働情報を収集可能な管理コンピュータを用い
て、上記各稼働情報に応じた、各レンタル先へのサービ
スを行うための装置であって、管理コンピュータは、上
記各稼働情報から当該建設機械について予め設定された
評価基準に基づいてレンタル先に利益を還元するための
サービスのポイント数を算出する算出手段と、算出され
たポイント数をレンタル先毎に累計して提示する提示手
段とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】なお、管理コンピュータは、レンタル元で
ある、例えばレンタル会社(含む系列会社)、建設機械
メーカ、機械管理会社等の所有に係るものである。ま
た、上記レンタルされる建設機械は、例えばレンタル元
が所有する複数種類の建設機械の中から選択可能であっ
て、上記レンタル先は、例えばこの選択を行う権限を有
する者である。
【0011】これらの構成では、1又は複数のレンタル
先にレンタルされる1台又は複数台の建設機械の各稼働
情報を収集可能な管理コンピュータにより、各稼働情報
から当該建設機械について予め設定された評価基準に基
づいてレンタル先に利益を還元するためのサービスのポ
イント数が算出され、算出された各ポイント数がレンタ
ル先毎に累計されて提示されるので、この提示を受けた
レンタル先は、ポイント数の累計値に応じた何らかのサ
ービスが受けられるという期待感をもつ。すなわち、建
設機械をレンタルしたが、その建設機械をあまり稼働さ
せなかった場合には、その消耗度が小さくなり、レンタ
ル先に何らかの利益還元がなされることがリーズナブル
であり、そのようなサービス提供により、レンタル先の
リピート率が向上してレンタル売上増大につながる。ま
た、本サービス提供により、レンタル先においても、こ
まめにエンジン停止を行うようになるので、燃料の無駄
使い等がなくなる。
【0012】請求項2記載の発明のように、上記稼働情
報は、建設機械の稼働時間であることとすれば、稼働時
間に反比例したポイント数が算出されるので、合理的な
サービス提供がなされる。この場合、上記評価基準は、
例えば実稼働時間が標準稼働時間よりも少ない場合にの
み、標準稼働時間から実稼働時間を差し引いた値に比例
したポイント数を算出するものとすればよい(請求項
3)。
【0013】また、稼働時間が同じ1時間であっても、
エンジン回転数が低くかつ負荷率が低い状態で使用した
ものと、エンジンがフル回転でかつ負荷率が高い状態で
使用したものとでは、建設機械の消耗度が異なり、建設
機械の寿命差が出てくる。そこで、請求項4記載の発明
のように、上記稼働情報は、建設機械の負荷率であるこ
ととすれば、負荷率に反比例したポイント数が算出され
るので、その利益還元による合理的なサービス提供がな
される。この場合、上記評価基準は、例えば実負荷率が
標準負荷率よりも小さい場合にのみ、標準負荷率から実
負荷率を差し引いた値に比例したポイント数を算出する
ものとすればよい(請求項5)。
【0014】また、特殊仕様搭載の建設機械の購入価格
はスタンダード機に比べて高価であるため、特殊仕様の
使用時間を考慮する必要もある。そこで、請求項6記載
の発明のように、レンタルされる建設機械は特殊仕様を
有しており、上記稼働情報は、この特殊仕様の使用時間
であることとすれば、上記ポイント数はこの特殊仕様の
使用時間に反比例して算出されるので、その利益還元に
よる合理的なサービス提供がなされる。この場合、上記
評価基準は、例えば実負荷率が標準負荷率よりも小さい
場合にのみ、標準負荷率から実負荷率を差し引いた値に
比例したポイント数を算出するものとすればよい(請求
項7)。
【0015】請求項8,10記載の発明のように、上記
ポイント数は、建設機械の在庫状態に応じて調整される
こととすれば、例えば在庫量が多い場合にはポイント数
を増加させて建設機械の販売促進を図ることにより、在
庫量の適正化が図られる。
【0016】ところで、建設機械の稼働時間等は、通
常、レンタル先の自己申告や建設機械にセットしたIC
カード等から個別に取得されている。この場合には建設
機械の稼働時間等は装置側にマニュアル等で逐一入力さ
れるので、正確な稼働時間等の取得が行われないことが
ある。また、レンタルされた建設機械は必ずしも元のレ
ンタル会社に返却されず、遠隔地にある系列会社に返却
されることもあるが、その場合にはタイムリな稼働時間
等の取得が困難である。
【0017】そこで、請求項11記載の発明のように、
1又は複数のレンタル先にレンタルされる1台又は複数
台の建設機械と、該各建設機械と通信可能な請求項9又
は10記載の装置とを備えた建設機械のレンタルサービ
スシステムを構成し、各建設機械に、各稼働情報を検出
する検出手段と、検出された各稼働情報を送信する送信
手段を設け、上記装置に、各建設機械から送信された各
稼働情報を受信する受信手段を設けた。これにより、各
建設機械の各稼働情報が上記装置側で正確にかつタイム
リに取得され、これを用いてより適切なサービスが提供
される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る建設機械のレンタルサービス方法が適用される装置を
備えたシステムの概略構成を示す図である。本システム
は、例えばレンタル会社(系列会社を含む。)等のレン
タル元からレンタルされる油圧ショベル等の建設機械1
と、通信衛星30及び基地局(地球局)32を介して建
設機械1との間で情報の送受信を行う装置としての、例
えばレンタル会社の所有に係る管理コンピュータ20と
を備えている。本実施形態では、レンタルされる建設機
械の流れは上記図2に示した通りであり、いわゆるグル
ープレンタルの構成がとられている。レンタル先は例え
ばレンタルされる建設機械1を選択する権限を有する者
としての現場指揮者(監督)u1であるが、その建設機
械1をレンタルする建設会社Uの社長u0或いはオペレ
ータu11,u12,u13等が兼任するものであって
もよい。なお、レンタル先は1又は複数存在し、建設機
械1は1台又は複数台存在してもよい。
【0019】建設機械1は、エンジンを始動するための
始動キー101が装着されるキースイッチユニット10
と、キースイッチユニット10から出力される信号が入
力される機体コントローラ部12と、機体コントローラ
部12に接続ケーブル14により接続され、通信衛星3
0を介して基地局32との間で情報の送受信を行う送受
信部18とを備えている。
【0020】キースイッチユニット10は、始動キー1
01が差し込まれるキー穴102を有し、始動キー10
1の挿脱自在の位置である「LOCK」位置から「O
N」位置及び「START」位置に切り換え可能なキー
スイッチ103を備えている。
【0021】機体コントローラ部12は、所定の演算乃
至制御処理を行うCPU(CentralProcessing Unit)1
21と、所定の制御プログラムが記憶されたROM(Re
ad-Only Memory)122と、処理データを一時的に記憶
するRAM(Random AccessMemory)123と、後述す
る稼働時間、負荷率、特殊仕様の使用時間といった稼働
情報(以下、稼働時間等という。)を記憶するための、
EEPROM(Electrically Erasable Programmable R
ead Only Memory)やフラッシュRAM等、電気的に書
き換え可能なメモリ124と、日時情報提供のための計
時を行うカレンダー機能を有するタイマー125とを備
えている。
【0022】CPU121には、所定のデータ処理を行
うことにより、稼働時間等を算出する情報処理出手段1
26と、この算出された稼働時間等及び日時情報をメモ
リ124に書き込む情報書込手段127と、メモリ12
4に書き込まれた稼働時間等を例えば貸出期間の終了時
に読み出す情報読出手段128とを備えている。ただ
し、上記読み出しの期間は建設機械1の貸出期間内であ
れば、後述する管理コンピュータ20からの指令信号等
により任意の期間に設定でき、その場合には管理コンピ
ュータ20側で稼働時間等を貸出期間分の合計等を行う
ことで対応できる。
【0023】また、機体コントローラ部12には、始動
キー101が装着されるキースイッチユニット10、バ
ッテリと共に建設機械1の電源部を構成するオルタネー
タ22、ガソリンや軽油等の燃料が貯留されている燃料
タンク内に設置された燃料センサ26、特殊仕様のアタ
ッチメント(例えばブレーカ等)を操作する操作回路に
設置された圧力スイッチ28等が接続され、それぞれか
ら出力された信号が入力されるようになっている。これ
らのうちのキースイッチユニット10、オルタネータ2
2、燃料センサ26及び圧力スイッチ28と、上記情報
処理手段126とが検出手段を構成している。
【0024】また、機体コントローラ部12は、始動キ
ー101がキー穴102に差し込まれ、キースイッチ1
03が「LOCK」位置から「ON」位置を経由して
「START」位置に回動されたときに始動モータを駆
動させて建設機械1のエンジンを始動させる一方、建設
機械1の全体の動作を制御する。また、エンジンの始動
と同時に、機体コントローラ部12には、オルタネータ
22、燃料センサ26及び圧力スイッチ28から所定の
信号が入力され、これらの入力された信号は情報処理手
段126により所定のデータ処理が施される。そして、
データ処理結果である稼働時間等はタイマー125から
出力される日時情報と対応付けてメモリ124に記憶さ
れる。これにより、建設機械1についてポイント数算出
のための稼働情報が収集可能となる。
【0025】すなわち、キースイッチ103から「ST
ART」信号が出力され、かつエンジンが始動されてオ
ルタネータ22から発電信号が出力された時点を稼働開
始時とする。また、エンジンが停止されてキースイッチ
103から出力されていた「ON」信号がなくなり、か
つオルタネータ22から出力されていた発電信号がなく
なった時点を稼働停止時とする。そして、稼働開始時と
稼働停止時との差が稼働時間として算出され、その累計
値が記憶される。
【0026】また、燃料センサ26から出力される信号
に基づいて負荷率が算出される。すなわち、燃料センサ
26から燃料消費量に比例した信号が出力され、その出
力値から単位時間当たりに消費した燃料量を算出する。
算出された燃料消費量に対するエンジンメーカにて事前
に計測された定格負荷での単位時間当たりの燃料消費量
の比をとると、これがエンジンの負荷率となる。本実施
形態では、エンジンの負荷率の所定期間内での平均値が
上記負荷率として記憶される。
【0027】また、圧力スイッチ28から出力される信
号に基づいて特殊仕様の使用時間が計測される。すなわ
ち、圧力スイッチ28から「ON」信号(ブレーカ等が
作動されているときに出力される信号)が出力されてい
る時間が特殊仕様の使用時間としてカウントされ、累計
値として記憶される。
【0028】これらのメモリ124に記憶された稼働時
間等は、貸出期間の終了時にメモリ124から読み出さ
れて接続ケーブル14を介して送受信部18に送信され
る。
【0029】送受信部18は、所定の演算乃至制御処理
を行うCPU181と、所定の制御プログラム及び建設
機械1の型式・号機を示す識別情報(IDコード)が記
憶されたROM182と、処理データを一時的に記憶す
るRAM183と、メモリ124から読み出された稼働
時間等をROM182から読み出された識別情報と共に
通信衛星30を介して基地局32に送信する送信手段と
しての送信部184と、管理コンピュータ20から基地
局32及び通信衛星30を介して送信されてくる識別情
報及び指令情報を受信する受信部185とを備えてい
る。
【0030】また、CPU181には、管理コンピュー
タ20から送信されてくる識別情報をROM182に記
憶されている識別情報と照合して一致、不一致を判別す
る照合手段186と、識別情報が一致したときに管理コ
ンピュータ20から送信されてくる指令情報を解読する
指令情報解読手段187とを備えている。また、送信部
184及び受信部185には、通信衛星30との間で通
信を行うためのアンテナ188がデュプレクサ189を
介して接続されている。なお、メモリ124に記憶され
ている稼働時間等は、基地局32に送信された後は消去
されるようになっている。
【0031】管理コンピュータ20は、例えばパーソナ
ルコンピュータ等で構成され、基地局32から送信され
た建設機械1の稼働時間等を受信する一方、その受信情
報を加工して建設機械1を管理するものであり、管理コ
ンピュータ20の全体の動作を制御する制御部201
と、データ処理結果を表示するCRT等のモニタからな
る表示部202と、制御部201に対して制御信号等を
入力するキーボード等の入力部203と、プリンタ20
4とを備えている。このうち、入力部203は、後述す
るポイント数算出のための標準稼働時間、標準負荷率、
標準使用時間、貸出期間等、ポイント数累計、提示のた
めの現地管理者の名前、所定値等(以下、標準時間等と
いう。)を入力する機能を有している。
【0032】制御部201は、所定の演算乃至制御処理
を行うCPU205と、所定の制御プログラム、識別情
報及び後述するポイント数算出のための評価基準が記憶
されたROM206と、処理データを一時的に記憶する
RAM207と、管理対象となっている建設機械1の識
別情報及び稼働時間等を記憶するための、EEPROM
やフラッシュRAM等の書き換え可能なメモリ208と
を備えている。メモリ208は、上記入力部で入力され
た標準稼働時間等を上記識別情報及び評価基準と関連付
けて記憶する記憶領域を有している。
【0033】また、CPU205には、基地局32に対
して、基地局32内の図略のメモリに記憶されている建
設機械1の識別情報及び稼働時間等の送信を要求する要
求信号発生手段209と、送信されてきた識別情報及び
稼働時間等をメモリ208に書き込む情報書込手段21
0と、メモリ208に書き込まれている稼働時間等に対
して所定のデータ処理を行うデータ処理手段211と、
建設機械1に対してメモリ124に記憶されている稼働
時間等の送信を指令する指令情報発生手段212を備え
ている。
【0034】このデータ処理手段211は、上記所定の
データ処理として、受信した稼働時間等から建設機械1
について上記評価基準に基づいて上記識別情報により特
定される現場指揮者に利益を還元するためのサービスの
ポイント数を算出するとともに、その算出の際に在庫量
に応じてポイント数の調整を行うポイント数算出手段
(算出手段、調整手段)217と、算出されたポイント
数を現場指揮者毎に累計し、この累計値をメモリ208
に当該現場指揮者と関連付けて記憶させるポイント数累
計手段218と、現場指揮者毎のポイント数の累計値が
所定値を超えたか否かを判断するポイント数判断手段2
19と、累積値が所定値を超えたと判断したときに、こ
の累計値を表示部202等により提示するポイント数提
示手段(提示手段)220とを備えている。
【0035】メモリ208の上記記憶領域に記憶される
標準稼働時間等は、入力部203を用いて、上記評価基
準の具体例である、以下のいずれかのポイント数算出方
法に対応させて設定変更することができる。したがっ
て、上記ポイント数算出手段217において、レンタル
会社は、所望のポイント数算出方法を適用することがで
きる。 (1)稼働時間からのポイント数算出方法 実稼働時間をTd、一日の標準稼働時間をTs、貸出期
間(日)をDとすると、Td<Ts×Dであれば、稼働
時間に関するポイント数Phは次式で与えられる。
【0036】Ph=(Ts×D−Td)×Kh… ここに、Khは定数であり、予め設定されている。例え
ば、Ts=4時間、D=5日、Kh=10とし、Td=
16時間であれば、Ph=40となり、40ポイントが
算出される。レンタルされる建設機械の在庫量が多い場
合には、キャンペーン期間として、Kh=20とし、ポ
イント数が2倍になるようなポイント数の調整が行われ
る。なお、特殊仕様の使用時間からのポイント数算出方
法では、上記実稼働時間、標準稼働時間の代わりにそれ
ぞれ特殊仕様の使用時間、標準使用時間を用いればよ
い。 (2)負荷率からのポイント数算出方法 実負荷率をN、標準負荷率をNs、貸出期間(日)をD
とすると、N<Nsであれば、負荷率に関するポイント
数Pfは次式で与えられる。
【0037】Pf=(Ns−N)×D×Kf… ここに、Kfは定数であり、予め設定されている。例え
ば、Ns=60%、D=5日、Kf=0.2とし、N=
50%であれば、Pf=10となり、10ポイントが算
出される。レンタルされる建設機械の在庫量が多い場合
には、キャンペーン期間として、Kf=0.4とし、ポ
イント数が2倍となるようにポイント数が調整される。 (3)トータルのポイント数の算出方法 トータルのポイント数Pは、次式で与えられる。
【0038】P=Ph+Pf… 上記の例では、トータルのポイント数は50ポイントと
なる。
【0039】また、CPU205には、指令情報を基地
局32に送信する送信部213と、基地局32から送信
されてくる識別情報及び稼働時間等を受信する受信手段
としての受信部214とが接続され、DSU(Digital
Service Unit)215を介して基地局32と通信可能に
接続されている。
【0040】本実施形態では、上述したように、レンタ
ルされる建設機械1についての、稼働時間等をメモリ1
24に一旦記憶し、衛星通信30を介して、管理コンピ
ュータ20に送信する。管理コンピュータ20では、受
信情報として、貸出期間の終了時に建設機械1から取得
される稼働時間等が上記〜の計算式に当てはめられ
ることにより、建設機械1のポイント数が算出される。
そして、現場指揮者毎のトータルのポイント数が累計さ
れ、この累計値がメモリ208に現場指揮者と関連付け
られて記憶される。そして、現場指揮者毎の累計値が所
定値(例えば100ポイント)に達すると、その累計値
が提示される。その提示方法は、例えば図3のようなフ
ォーマット(ここでは、貸出期間が1日の場合における
レンタル料金の請求とともにポイント数を提示する例を
示している。)で表示部202のモニタ画面上に表示さ
れる一方、プリンタ204によりプリントアウトされる
ようになっている。レンタル会社は、このプリントアウ
トされたフォーマットを現場指揮者に送付等することに
より、上記累計値に応じたランクのサービス(例えば金
券、旅行券等)が現場指揮者に提供される。上記フォー
マットは、図例のものに限られず、レンタル会社毎に定
められた所定フォーマットを使用することもできる。
【0041】通信衛星30は、例えば高度780km付
近の極軌道上に打ち上げられた低軌道周回衛星であっ
て、アンテナ188を介して送信部184から送信され
た建設機械1の稼働時間等を一旦受信した後に基地局3
2に送信するものであり、基地局32は、通信衛星30
を介して送信されてきた建設機械1の稼働時間等を管理
コンピュータ20に割り当てられたメモリに保存するも
のである。
【0042】次に、上記構成されたシステムにおける建
設機械1側の情報の送受信動作の概略について、図4に
示すフローチャートを参照して説明する。
【0043】すなわち、建設機械1のエンジンが始動さ
れると、オルタネータ22等からの出力信号が機体コン
トローラ部12に取り込まれ、稼働時間等として情報書
込手段127によりメモリ124にタイマー125から
の日時情報とともに書き込まれる(ステップS1)。
【0044】この稼働時間等は、上述のように、キース
イッチユニット10、オルタネータ22等からの出力信
号に基づいて得られるものであり、例えば、キースイッ
チ103から「START」信号が出力され、かつエン
ジンが始動されてオルタネータ22から発電信号が出力
された時点が稼働開始時とされ、キースイッチ103か
ら出力されていた「ON」信号がなくなり、かつオルタ
ネータ22から出力されていた発電信号がなくなった時
点が稼働停止時されて、これら稼働開始時と稼働停止時
との差が稼働時間として情報処理手段126で算出さ
れ、その累計値が書き込まれる。
【0045】次いで、情報読出手段128によりメモリ
124に記憶されている稼働時間等が例えば貸出期間の
終了時に読み出され(ステップS3)、送信部184に
よりアンテナ188を介して通信衛星30に送信される
(ステップS5)。
【0046】通信衛星30に送信された稼働時間等は、
基地局32に送信されて基地局32のメモリに記憶され
る。稼働時間等は、通常はデータが圧縮された状態で送
信され、管理コンピュータ20に取り込むときに解凍さ
れることになる。
【0047】そして、ステップS3で判定が否定される
と、メモリ124に記憶されている稼働時間等を読み出
して通信衛星30に送信する旨の管理コンピュータ20
からの指令情報を受信したか否かが判別される(ステッ
プS7)。この判別は、指令情報解読手段187により
実行されるが、この判別にあたっては管理コンピュータ
20から送信されてきた識別情報がROM182に記憶
されている識別情報と一致するかどうかが照合手段18
6により照合され、一致する場合にのみ判別動作が実行
される。
【0048】ステップS7で判定が肯定されると、ステ
ップS5に移行し、ステップS7で判定が否定される
と、ステップS1に戻って以降の動作が繰り返し実行さ
れる。なお、ステップS5で稼働時間等が通信衛星30
に送信されると、メモリ124に記憶されている稼働時
間等は消去される。
【0049】次に、上記構成されたシステムにおける管
理コンピュータ20側の情報の送受信動作の概略につい
て、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
【0050】まず、基地局32のメモリに保存されてい
る稼働時間等が管理コンピュータ20により自動的に受
信される(ステップS21)。ただし、必要に応じて入
力部203の操作により基地局32に対して要求信号発
生手段209から出力された要求信号が送信部213か
ら送信され、この要求信号に応じて基地局32のメモリ
に保存されている稼働時間等が読み出される。そして、
読み出された稼働時間等が基地局32から管理コンピュ
ータ20に送信される。この送信された稼働時間等は、
受信部214により受信され、識別情報と共に情報書込
手段210によりメモリ208に書き込まれる。
【0051】メモリ208に書き込まれた稼働時間等
は、データ処理手段211により、上述したような所定
のデータ処理が行われ(ステップS23)、稼働時間等
に基づくポイント数の算出等がなされる。処理結果とし
ての累計値は現場指揮者と関連付けられてメモリ208
に記憶される。そして、累計値が所定値を超えたときに
その累計値が表示部202のモニタ画面上に表示される
が、必要に応じてプリンタ204により記録紙にプリン
トアウトされる(ステップS25)。メモリ208に先
に書き込まれた稼働時間等は、貸出期間終了時の入力部
203の操作により消去指示信号が出力されるまでは保
持されたままとなる。同メモリ208に記憶された現場
指揮者毎の累計値は、貸出期間終了後もメモリ208内
にそのまま保持され、次のレンタル時に加算される。
【0052】上記各ステップ(S1〜S7,S21〜S
25)で構成される建設機械のレンタルサービス方法の
実行プログラムは、フレキシブルディスク等の可読記録
媒体に記録しておき、或いは他のコンピュータ等にイン
ストールして使用することもできる。
【0053】以上のように、本実施形態によれば、レン
タルされた建設機械1の稼働時間等が管理コンピュータ
20側で正確にかつタイムリに取得される。そして、こ
の取得された稼働時間等から算出されたポイント数が自
動的に提示されるので、レンタル会社における人件費等
の間接費が削減されるとともに、公平性が担保されて、
適切なサービス提供がなされるようになる。さらに、建
設機械を使用する側も、稼働時間等によってポイント数
が算出されることが分かると、こまめにエンジン停止を
行うので、燃料の無駄使いがなくなり、ひいては、CO
2の減少による地球温暖化防止を図ることもできる。
【0054】なお、上記実施形態では、グループレンタ
ルの場合を説明したが、レンタル会社が特定の建設機械
メーカからのみ建設機械1を購入する場合であってもよ
い。その場合には、特定の建設機械メーカの建設機械1
について、複数の型式、仕様の中から特定の型式、仕様
が現場指揮者の権限によって選択される。
【0055】また、上記実施形態では、管理コンピュー
タ20は、レンタル会社の所有に係るものである場合を
説明したが、この管理コンピュータ20は建設機械メー
カ或いは機械管理会社の所有に係るものであってもよ
い。
【0056】また、上記実施形態では、建設機械1のキ
ースイッチユニット10の信号出力等から算出された稼
働時間等を、メモリ124に一旦記憶してから管理コン
ピュータ20に送信しているが、この稼働時間等を、メ
モリ124を経由させずに管理コンピュータ20に直接
送信することとしてもよく、その場合、管理コンピュー
タ20側は、ほぼリアルタイムでの稼働時間等が取得さ
れる。また、建設機械1のキースイッチユニット10の
信号出力等をそのまま管理コンピュータ20に送信し
て、管理コンピュータ20側で受信した情報から稼働時
間等を算出することとしてもよく、その場合には、管理
コンピュータ20での一括処理が可能となるので、より
簡単なシステム構成となる。
【0057】また、上記実施形態では、建設機械1の稼
働時間及び負荷率をポイント算出のための情報としてい
るが、例えば特殊仕様の使用時間等のあらゆる情報を含
めてもよい。また、それらを単独で、或いは適当に組合
せて用いてもよい。その場合には、より実情に沿ったポ
イントが算出される。
【0058】また、上記実施形態では、管理コンピュー
タ20は、通信衛星30を介して建設機械1の稼働時間
等を取得するようにしているが、通信衛星30を必ずし
も介する必要はない。例えば、レンタルされた建設機械
1が元のレンタル会社に返却される場合には、そのレン
タル会社に返却されてきた建設機械1がその出入口ゲー
トを通過するとき等に、簡易無線や携帯端末を通じて稼
働時間等を取得することができ、これにより簡易なシス
テムを構成することができる。この場合、さらに何ら通
信手段を用いることなく、建設機械1の稼働情報を、前
述したように、申告やICカードで取得することとして
もよく、これによりさらに簡易なシステムが構成され
る。
【0059】また、上記実施形態では、燃料センサ26
から算出される燃料消費量と、エンジンメーカにて事前
に計測された定格負荷での単位時間の燃料消費量との比
から負荷率を算出しているが、負荷率は以下のように算
出してもよい。
【0060】例えば建設機械1に設置された図示しない
アクセルポテンショの指示値から無負荷エンジン回転数
0を算出し、図6に示すような、エンジン回転数−エ
ンジン出力トルク線図から、現在の実エンジン回転数N
での出力トルクTを算出する。実エンジン回転数と出力
トルクとから出力馬力Pを算出することができる。すな
わち、P=2πN×T/60となる。この出力馬力Pと
予めエンジンメーカで計測された定格出力馬力Prとの
比が、負荷率=P/Prとなる。
【0061】また、上記実施形態では、建設機械1の消
耗度は、主として負荷率の大きさにより増減するため、
例えば負荷率の所定期間内での平均値を消耗度としてい
るが、この負荷率の最大値或いは最小値を消耗度として
もよい。さらに、負荷率の代わりに或いは負荷率ととも
にエンジン回転数を考慮することとしてもよく、負荷率
とエンジン回転数の両者を考慮すれば、さらに正確な消
耗度を得ることができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,9記載
の発明によれば、レンタル先には、このポイント数の累
計値に応じた何らかのサービスが受けられるという期待
感を生じさせることができる。すなわち、建設機械をレ
ンタルしたが、その建設機械をあまり稼働させなかった
場合には、その消耗度が小さくなり、レンタル先に何ら
かの利益還元がなされることがリーズナブルであり、そ
のようなサービス提供により、レンタル先のリピート率
が向上してレンタル売上増大を図ることができる。ま
た、本サービス提供により、レンタル先においても、こ
まめにエンジン停止を行うようになるので、燃料の無駄
使いをなくして、CO2の発生防止等をも図ることがで
きる。
【0063】請求項2〜7によれば、合理的なサービス
提供がなされる。
【0064】請求項8,10記載の発明によれば、在庫
量の適正化が図られる。
【0065】請求項11記載の発明によれば、建設機械
の稼働情報を上記装置側で正確にかつタイムリに取得で
き、これを用いてより適切なサービスを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る建設機械のレンタル
サービス方法が適用される装置を備えたシステムの構成
を示す図である。
【図2】レンタルされる建設機械の流れ等を模式的に示
す概念図である。
【図3】サービスポイントを提供するためのフォーマッ
ト例を示す説明図である。
【図4】図1に示すシステムの建設機械側の送受信動作
を説明するためのフローチャートである。
【図5】図1に示すシステムの管理コンピュータ側の送
受信動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】他の負荷率算出方法で使用されるエンジン回転
数−エンジン出力トルク線図である。
【符号の説明】
1 建設機械 10 キースイッチユニット(検出手段) 12 機体コントローラ部 18 送受信部 22 オルタネータ(検出手段) 26 燃料センサ(検出手段) 28 圧力センサ(検出手段) 124 メモリ 126 情報処理手段(検出手段) 184 送信部(送信手段) 20 管理コンピュータ 202 表示部 204 プリンタ 214 受信部(受信手段) 208 メモリ 211 データ処理手段 217 ポイント数算出手段(算出手段、調整手段) 218 ポイント数累計手段 219 ポイント数判断手段 220 ポイント数提示手段(提示手段) 30 通信衛星 32 基地局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白澤 信博 東京都中央区日本橋1丁目3番13号 コベ ルコ建機株式会社東京本社内 Fターム(参考) 2D003 AA01 BA05 BA06 BA08 CA02 DA04 DB02 DB03 DB05 DB07 DB08 FA02 5B049 BB05 BB58 CC00 EE02 GG00 GG09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は複数のレンタル先にレンタルされ
    る1台又は複数台の建設機械の各稼働情報を収集可能な
    管理コンピュータを用いて、上記各稼働情報に応じた、
    各レンタル先へのサービスを行う方法であって、 管理コンピュータは、上記各稼働情報から当該建設機械
    について予め設定された評価基準に基づいてレンタル先
    に利益を還元するためのサービスのポイント数を算出
    し、算出された各ポイント数をレンタル先毎に累計して
    提示することを特徴とする建設機械のレンタルサービス
    方法。
  2. 【請求項2】 上記稼働情報は、建設機械の稼働時間で
    あることを特徴とする請求項1記載の建設機械のレンタ
    ルサービス方法。
  3. 【請求項3】 上記評価基準は、建設機械の実稼働時間
    が標準稼働時間よりも少ない場合にのみ、標準稼働時間
    から実稼働時間を差し引いた値に比例したポイント数を
    算出するものであることを特徴とする請求項2記載の建
    設機械のレンタルサービス方法。
  4. 【請求項4】 上記稼働情報は、建設機械の負荷率であ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の建
    設機械のレンタルサービス方法。
  5. 【請求項5】 上記評価基準は、実負荷率が標準負荷率
    よりも小さい場合にのみ、標準負荷率から実負荷率を差
    し引いた値に比例したポイント数を算出するものである
    ことを特徴とする請求項4記載の建設機械のレンタルサ
    ービス方法。
  6. 【請求項6】 レンタルされる建設機械は特殊仕様を有
    しており、上記稼働情報は、この特殊仕様の使用時間で
    あることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    建設機械のレンタルサービス方法。
  7. 【請求項7】 上記評価基準は、実使用時間が標準使用
    時間よりも少ない場合にのみ、標準使用時間から実使用
    時間を差し引いた値に比例したポイント数を算出するも
    のであることを特徴とする請求項6記載の建設機械のレ
    ンタルサービス方法。
  8. 【請求項8】 上記ポイント数は、建設機械の在庫状態
    に応じて調整されることを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれかに記載の建設機械のレンタルサービス方法。
  9. 【請求項9】 1又は複数のレンタル先にレンタルされ
    る1台又は複数台の建設機械の各稼働情報を収集可能な
    管理コンピュータを用いて、上記各稼働情報に応じた、
    各レンタル先へのサービスを行うための装置であって、 管理コンピュータは、上記各稼働情報から当該建設機械
    について予め設定された評価基準に基づいてレンタル先
    に利益を還元するためのサービスのポイント数を算出す
    る算出手段と、算出されたポイント数をレンタル先毎に
    累計して提示する提示手段とを備えたことを特徴とする
    建設機械のレンタルサービス装置。
  10. 【請求項10】 上記算出手段は、算出するポイント数
    を、建設機械の在庫状態に応じて調整する調整手段を備
    えていることを特徴とする請求項9記載の建設機械のレ
    ンタルサービス装置。
  11. 【請求項11】 1又は複数のレンタル先にレンタルさ
    れる1台又は複数台の建設機械と、該各建設機械と通信
    可能な請求項9又は10記載の装置とを備えた建設機械
    のレンタルサービスシステムであって、各建設機械に、
    各稼働情報を検出する検出手段と、検出された各稼働情
    報を送信する送信手段とを設け、上記装置に、各建設機
    械から送信された各稼働情報を受信する受信手段を設け
    たことを特徴とする建設機械のレンタルサービスシステ
    ム。
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