JP2002136780A - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JP2002136780A JP2000333998A JP2000333998A JP2002136780A JP 2002136780 A JP2002136780 A JP 2002136780A JP 2000333998 A JP2000333998 A JP 2000333998A JP 2000333998 A JP2000333998 A JP 2000333998A JP 2002136780 A JP2002136780 A JP 2002136780A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチ構成部品の配置形態を工夫して、本
体ケースの前後厚み寸法を小さくでき、従って電気かみ
そりを小形化するのに好適なスイッチ構造を提供する。 【解決手段】 本体ケース3の外面に配置されるスライ
ドノブ32と第1中間アーム33、およびケース内に配
置される第2中間アーム35とスイッチピース36とか
らなるスイッチ構造において、スライドノブ32、およ
び両中間アーム33・35と、スイッチピース36と
を、本体ケース3の隣接する側壁3bと主壁3aに沿っ
て交差配置する。スイッチ構造の最終段に位置するスイ
ッチピース36を、本体ケース3の主壁3aに近接配置
できるので、他のスイッチ部品を収容するために、本体
ケース3の前後厚み寸法を大きくする必要がなく、その
分だけ電気かみそりを小形化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気かみそりの
スイッチ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明のスイッチ構造に関して、実公
平4−39622号公報が公知である。そこでは、往復
動するスライドノブと、スライドノブで揺動操作される
中間アームと、中間アームと同行回動して接点をオン状
態とオフ状態とに切り換えるスイッチピースとでスイッ
チを構成している。中間アームの揺動軸はOリングで封
止してある。また、中間アームと同行揺動する切換アー
ムを設け、同アームでスイッチピースを上下スライドし
て、接点をオン・オフするスイッチが特開平12−42
264号公報に公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の中間アームは、
その揺動軸が本体ケースのケース壁を内外に貫通してお
り、揺動軸に外嵌するOリングで軸と穴の封止を行うの
で、封止構造を簡素化できる。問題は、全てのスイッチ
部品を各部品間に位置するケース壁と共に前後に重ねて
配置するので、本体ケースと接点との間に各スイッチ部
品を収容できるだけのスペースを確保する必要があり、
とくに前後厚みが薄い電気かみそりにおいて、スイッチ
構造を本体ケース内に組み込むことが困難となる。
【0004】この発明の目的は、本体ケースと接点との
対向間隔が小さい場合にもスイッチ構造を本体ケースに
組むことができ、従って電気かみそりを小形化でき、あ
るいは前後厚みが小さな電気かみそりであっても、スイ
ッチ構造を支障なく組み込めるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の電気かみそり
は、本体ケース3にモーター6への通電をオン・オフす
るスイッチ構造を設ける。スイッチ構造は、本体ケース
3の外側に配置したスライドノブ32、およびスライド
ノブ32で揺動操作される第1中間アーム33と、本体
ケース3の内側に配置されて、第1中間アーム33で揺
動操作される第2中間アーム35、および同アーム35
でスライド操作されてスイッチ端子9を断続するスイッ
チピース36とを含む。箱状に形成される本体ケース3
の側壁3bの外側にスライドノブ32と第1中間アーム
33を、側壁3bの内側に第2中間アーム35を、それ
ぞれ配置する。側壁3bを内外に貫通する揺動軸40を
介して両中間アーム33・35を同行揺動可能に連結す
る。前記側壁3bと隣接する主壁3aの内面にスイッチ
ピース36を近接配置し、スイッチピース36と第2中
間アーム35を連動可能に連繋する。以て、スライドノ
ブ32および第1・第2の両中間アーム33・35と、
スイッチピース36とが、隣接する側壁3bと主壁3a
とに沿って交差配置してあることを特徴とする。
【0006】スイッチ端子9は本体ケース3内に配置固
定した支持台30で支持する。スイッチピース36を支
持台30と一体に形成された複数個のガイド体54で往
復スライド可能に案内支持する。スイッチピース36の
側端に、第2中間アーム35の動作を受継ぐ受動片52
を設ける。第2中間アーム35と受動片52との少なく
ともいずれか一方を、支持台30の側面壁30aで揺動
案内する。
【0007】第2中間ピース35に揺動軸部44とボス
46を同心状に設ける。揺動軸部44とボス46とは、
支持台30の側面壁30aに設けた軸受穴49と、同穴
49の開口周縁壁に突設した部分円弧状のブッシュ片5
0とで、それぞれ回動自在に軸支する。
【0008】本体ケース3の内部に配置される第2中間
アーム35とスイッチピース36とは、モーター6を支
持する内ケース4の前後外郭線の内側に配置する。
【0009】スイッチピース36のオン側のストローク
エンドに、スイッチピース36の過剰スライドを阻止す
るストッパー35を設ける。
【0010】スイッチピース36と支持台30との間
に、スイッチピース36がオン位置へスライド変位した
状態において係合する突起66と弾性腕67とを設け
る。
【0011】本体ケース3に内嵌装着されるフランジ部
27を、内ケース4の上部に張り出し形成する。フラン
ジ部27の下面壁でストッパー65を兼ねる。
【0012】
【発明の作用効果】スライドノブ32、第1中間アーム
33、第2中間アーム35、およびスイッチピース36
等でスイッチ構造を構成し、これらの部品を隣接する側
壁3bと主壁3aとに沿って交差配置するので、スイッ
チピース36が主壁3aに近接配置されていても、全て
のスイッチ構造を支障なく本体ケース3に組み込むこと
ができる。従って、この発明によれば、電気かみそりを
前後厚みが小さな状態で小形化することができる。側壁
3bを間にして内外に配置される第2中間アーム35
と、第1中間アーム33を、両アーム33・35のいず
れか一方に設けた揺動軸40を介して連動可能に連結
し、揺動軸40が側壁3bを内外に貫通する連動構造を
採るので、揺動軸40の回りにOリング43等のシール
材を配置するだけの簡単な構造で、側壁3bにおける防
塵および防水を確実に行える。
【0013】スイッチピース36を支持台30に設けた
ガイド体54でスライド案内したうえで、スイッチピー
ス36の側端に設けた受動片52と、これをスライド操
作する第2中間アーム35の少なくともいずれか一方
を、支持台30の側面壁30aで摺動案内するので、ス
イッチピース36をがた付きなく安定した状態で往復ス
ライドできる。とくに、スイッチピース36は一側上部
に設けた受動片52を介して第2中間アーム35の動作
を受継ぐが、このとき発生する傾動モーメントを、支持
台30の側面壁30aで受け止めることができるので、
スイッチピース36によるスイッチ端子9のオン・オフ
切り換えを、確実にしかも安定して行える。
【0014】第2中間アーム35の揺動軸部44を、支
持台30の側面壁30aに設けた軸受穴49で軸支した
うえで、さらに揺動軸部44と同心状に設けたボス46
を、軸受穴49の開口周縁壁に設けたブッシュ片50で
回動自在に軸支するので、例えば揺動軸部44のみで第
2中間アーム35を軸支する場合に比べて、同アーム3
5をがたつきなく安定した状態で軸支でき、とくに小形
化された第2中間アーム35に衝撃的な外力が作用する
ような場合であっても、その衝撃力をブッシュ片50で
負担して、強度的に弱い揺動軸部44が変形し、あるい
は破損するのを防止して、スイッチ構造の信頼性を向上
できる。なお、ボス46とブッシュ片50のそれぞれ
は、少なくとも第2中間アーム35の揺動角度範囲に対
応して形成してあればよい。
【0015】本体ケース3の前後厚みは、モーター6や
モーター6を支持する内ケース4などの、主要構造部品
の大きさによってほぼ決まってしまう。従って、スイッ
チを構成する各部品を、本体ケース3の主壁3aと側壁
3bに沿って配置したうえで、ケース内部に配置される
第2中間アーム35とスイッチピース36のそれぞれ
を、内ケース4の前後外郭線の内側に配置すると、内ケ
ース4で定まる本体ケース3の前後幅を大きくする必要
もなく、スイッチ構成部品を支障なく本体ケース3内に
組むことができ、電気かみそりを前後厚みが小さな状態
で小形化し、コンパクト化できる。
【0016】スイッチピース36のオン側のストローク
エンドにストッパー65を設けて、スイッチピース36
がオン位置を越えて過剰スライドするのを阻止するスイ
ッチ構造によれば、スイッチピース36によるスイッチ
端子9の切り換えを明確化し、安定した状態でオン位置
を維持できるうえ、スイッチ最終段のスイッチピース3
6をストッパー65で位置決めするので、例えばスライ
ドノブ32をストッパーで位置決めする場合に比べて、
中間動作部材の遊びの影響を一掃して、オン位置の維持
を適正にしかも安定して行える。図11に示すようにス
トッパー65としてスイッチピース36を支持する内ケ
ース4のフランジ部27を利用する場合には、別途スト
ッパーを設ける場合に比べて、内ケース4の構造を簡素
化できるうえ、スイッチピース36の過剰スライドを確
実に阻止できる。
【0017】スイッチピース36と支持台30との間
に、互いに凹凸係合してスイッチピース36をオン位置
において係合保持する突起66と弾性腕67とを設ける
と、オン状態におけるスイッチピース36の位置精度を
さらに向上して、スイッチ端子9とスイッチピース36
のスライド端子53との接触状態を確実に維持できる。
落下衝撃等の外力を受けて、スイッチピース36がオン
位置からずれ動くこともよく防止でき、スイッチ切り換
え時の安定接触を維持できる。
【0018】
【実施例】図1ないし図11はこの発明に係る電気かみ
そりの実施例を示す。図2において電気かみそりは、本
体部1とその上部に設けられるヘッド部2とで構成され
る。本体部1は、上下が開口する角箱状の本体ケース3
と、本体ケース3に上方から組み込まれる内ケース4
と、底ケース5などの構造体と、本体ケース4内に収容
されるモーター6、二次電池7、および内ケース4の前
面に装着される回路基板8等で構成する。本体ケース3
の一側と回路基板8上に設けたスイッチ端子9との間
に、モーター6への通電をオン・オフするスイッチ構造
が設けられている。
【0019】図2および図3においてヘッド部2は、ヘ
ッドフレーム11と、その下面に固定したモーターホル
ダー12と、ヘッド部と本体部1との間をシールするシ
ール体10、および外刃ホルダー23などで構成する。
ヘッドフレーム11は、平板状のベースフレーム13
と、その上面左右に締結固定される左右一対の側枠14
・15等で構成し、両側枠14・15でロータリー型の
内刃16を回転可能に支持する。モーター6の回転動力
を内刃16へ伝えるため、ベースフレーム13の上面に
突出するモーター出力軸に出力ギヤ17を固定し、同ギ
ヤ17と噛み合うフェースギヤ18で、モーター動力を
横軸回りの回転動力に変換し、フェースギヤ軸と内刃1
6とをギヤトレイン19で連動可能に連結している。ギ
ヤトレイン19は、中空枠状に構成した、図3に向かっ
て右側の側枠15内に配置してある。
【0020】上記のヘッド部2においては、出力ギヤ1
7およびフェースギヤ18等がベースフレーム13の上
面上方に露出する。これらのギヤ17・18等を保護し
ながら、必要時には両ギヤ17・18の点検や交換、あ
るいは油滑用グリースの補給等を容易に行うために、ベ
ースフレーム13の上面をヘッドカバー21で覆ってい
る。ヘッドカバー21は、前後に分割された前カバー2
1aと後カバー21bとで構成してあり、左右の側枠1
4・15を前後から挟むようにして、前後カバー21a
・21bを接合したうえで、両者21a・21bをビス
20で締結することにより、ヘッドフレーム11と一体
化される。この取り付け状態において、出力ギヤ17お
よびフェースギヤ18の外面は、ドーム状の保護壁で覆
われている。
【0021】外刃22を支持する外刃ホルダー23は、
上記のヘッドカバー21に外嵌装着されて、両者間に設
けたホルダーロック機構でロック保持してある。図3に
そのロック爪24と、ロック爪24を進出付勢するばね
25を示している。これら両者24・25は先の前後カ
バー21a・21bの接合面間に組み込んである。
【0022】図4において、内ケース4は、本体ケース
3に内嵌装着されるフランジ部27を有し、その下面に
モータ収容部28と左右一対の電池収容部29とを一体
に成形してなる。内ケース4の前面の支持台30にH字
形の回路基板8が装着固定してある。この回路基板8の
右上隅にスイッチ端子9を配置し、以下に説明するスイ
ッチ構造でオン状態とオフ状態に、切り換えられるよう
にしている。
【0023】図6ないし図10において、スイッチ構造
は、本体ケース3の側壁3bの上部に配置したスライド
ノブ32と、スライドノブ32と側壁3bとの間に介装
される第1中間アーム33、および節度ピース34と、
内ケース4と先の側壁3bとの間に配置した第2中間ア
ーム35と、上下スライドしてスイッチ端子9をオン・
オフするスイッチピース36とからなる。
【0024】図6および図7において、スライドノブ3
2は側壁3bの上端に凹み形成したガイド部37に圧嵌
装着されて、上下スライド自在に案内支持されている。
その内部には、逆U字状の節度ピース34が同行スライ
ド可能に組み付けてある。節度ピース34は、一対の弾
性腕が、先のガイド部37に突設したボス38を乗り越
えることにより、オン状態(図10に示す状態)とオフ
状態(図7に示す状態)をそれぞれ位置保持できる。ス
イッチピース36のストッパー35への当接は、スライ
ドノブ32における節度ピース34がボス38を乗り越
える少し前である。すなわち、僅かではあるが、中間動
作部材が弾性的にスイッチピース36をストッパー35
へ押し当てている。
【0025】第1中間アーム33は、アーム部33a
と、アーム部33aの大径基端から本体ケース3のケー
ス内へ向かって突設される揺動軸40と、アーム部33
aの先端に横向きに突設される受動ピン33bとを有す
る。揺動軸40を側壁3bに通設した軸受穴41に内嵌
することにより、第1中間アーム33の全体が揺動可能
に軸支される。受動ピン33bは、スライドノブ32の
内面に設けた溝42(図7参照)と係合する。従って、
スライドノブ32を下方のオフ位置から上方スライドす
ると、第1中間アーム33は図7において時計回転方向
へ揺動する。揺動軸40と軸受穴41とは、揺動軸40
に外嵌する状態で介装したOリング43で水密状に封止
してある。
【0026】第2中間アーム35は、アーム部35aの
大径端と小径端のそれぞれに、互いに逆向きに突出する
揺動軸部44と、スイッチピース36をスライド操作す
るピン45とを設ける。揺動軸部44の周囲にはアーム
大径端の周縁形状に沿うボス46を同心状に設け、その
第1中間アーム33との連結面に一文字状の係合溝47
を凹み形成している。この係合溝47に嵌り込む係合軸
48が第1中間アーム33の揺動軸40の内端に設けて
ある。内ケース4の側面には、揺動軸部44を軸支する
軸受穴49を設け、その開口周縁壁にボス46を軸支す
る半円状のブッシュ片50を設けている。図8に示すよ
うに第1・第2の両中間アーム33・35は、係合軸4
8と係合溝47を介して連結される。従って、第1中間
アーム33を揺動操作すると、第2中間アーム35も同
じ方向へ揺動変位する。
【0027】スイッチピース36は、片面に左右一対の
スライド脚56が突設してある平板状の本体部51を有
し、その右側縁の上端に、先の第2中間アーム35の動
作を受継ぐ受動片52を、本体部51と直交状に連出形
成してなる。本体部51の裏面には、スイッチ端子9を
オン・オフする一対のスライド端子53が固定してあ
る。スイッチピース36は、内ケース4の支持台30か
ら突設した3個のガイド体54で上下スライド自在に案
内支持されて、図8に示すように、本体ケース3の主壁
(前壁)3aと僅かな隙間を介して内外に隣接してい
る。受動片52には前後方向に長い連結溝55を通設
し、この連結溝55に第2中間アーム35のピン45を
係合する。
【0028】以上のように、スライドノブ32からスイ
ッチピース36に至る各部材を、本体ケース3の側壁3
bから前壁3aの内面にわたって交差配置し、さらに、
各部材を図8に示すように内ケース4の前後外郭線の内
側に配置すると、本体ケース3の前後厚み寸法を大きく
設定する必要もなく、スイッチ構造を本体ケース3に支
障なく組むことができる。組み付け状態における第2中
間アーム35は、そのアーム部35の内面が支持台30
の側面壁30aと摺接し、受動片52を受止めている。
さらにスイッチピース36は3個のガイド体54でスラ
イド案内されている。従って、スライドノブ32をスラ
イド操作するとき、受動片52を介してスイッチピース
36に傾動モーメントが作用しても、このモーメントは
受動片52とアーム部35を介して先の側面壁30aで
受止められるので、スイッチピース36ががた付きなく
円滑にスライド変位できる。
【0029】オン側へスライド変位したスイッチピース
36が、適正なオン位置を越えて過剰にスライドするの
を防ぐために、スイッチピース36の上側のストローク
エンドにストッパー65を設ける。この実施例では、内
ケース4のフランジ部27の下面を利用してストッパー
65とした(図11参照)。
【0030】上記の実施例以外に、第1・第2の両中間
アーム33・35の連結構造は、以下のように変更でき
る。なお、以下の変形実施例においては、上記の実施例
との変更部のみを説明し、他は同じ部材に同じ符号を付
してその説明を省略する。
【0031】図12においては、第2中間アーム35に
揺動軸40を一体に設けて、その外端の角軸40aに第
1中間アーム33の角穴33cを同行揺動可能に係合固
定した。さらに、アーム部35aの先端にU字状の連繋
溝57を設け、これをピン状の受動片52と係合させ
て、第2中間アーム35でスイッチピース36をスライ
ド操作するようにした。
【0032】図13においては、図6で説明した受動片
52の連結溝55を、受動片52の突端側で開放して、
連結溝55とピン45の組み付けを容易化した。
【0033】図14においては、第2中間アーム35の
先端に長穴からなる連繋穴58を設け、これにピン状の
受動穴52を係合連結した。この場合の受動片52は連
繋穴58に係合した後、ピン59で抜止め保持する。
【0034】図15においては、受動片52の外面にピ
ン60を突設し、これを第2中間アーム35の連繋溝5
7と係合した。
【0035】図16においては、第2中間アーム35の
突端に、棒状の連繋部62を設け、これを受動片52に
設けた逆V字状の連繋凹部63に係合して、両者35・
52を連動可能に連結した。
【0036】図17においては、スイッチピース36と
支持台30との間に、オン位置において互いに係合する
突起66と弾性腕67とを設けて、スイッチピース36
をオン位置において位置保持できるようにした。
【0037】上記の実施例では、スイッチ端子が回路基
板8に配置してある場合について説明したが、その必要
はなく、スイッチ端子9は支持台30上に配置してあっ
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図7におけるA−A線断面図である。
【図2】電気かみそりの正面図である。
【図3】ヘッド部の一部破断正面図である。
【図4】電気かみそりの分解斜視図である。
【図5】電気かみそりの側面図である。
【図6】スイッチ構造の側面図である。
【図7】スライドノブ内部の縦断面図である。
【図8】ケース内部のスイッチ構造を示す縦断側面図で
ある。
【図9】スイッチピースとその周辺部の縦断正面図であ
る。
【図10】スイッチをオン状態に切り換えたスライドノ
ブ内部の縦断面図である。
【図11】スイッチをオン状態に切り換えたスイッチピ
ースとその周辺部の縦断面図である。
【図12】スイッチ構造の別の実施例を示す分解斜視図
である。
【図13】スイッチ構造のさらに別の実施例を示す分解
斜視図である。
【図14】スイッチ構造のさらに別の実施例を示す分解
斜視図である。
【図15】スイッチ構造のさらに別の実施例を示す分解
斜視図である。
【図16】スイッチ構造のさらに別の実施例を示す分解
斜視図である。
【図17】スイッチピース用のロック構造を示す一部破
断正面図である。
【符号の説明】 3 本体ケース 3a 主壁 3b 側壁 32 スライドノブ 33 第1中間アーム 35 第2中間アーム 36 スイッチピース 40 揺動軸

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース3にモーター6への通電をオ
    ン・オフするスイッチ構造が設けられており、 スイッチ構造は、本体ケース3の外側に配置したスライ
    ドノブ32、およびスライドノブ32で揺動操作される
    第1中間アーム33と、本体ケース3の内側に配置され
    て、第1中間アーム33で揺動操作される第2中間アー
    ム35、および同アーム35でスライド操作されてスイ
    ッチ端子9を断続するスイッチピース36とを含む電気
    かみそりであって、 箱状に形成される本体ケース3の側壁3bの外側にスラ
    イドノブ32と第1中間アーム33が、側壁3bの内側
    に第2中間アーム35が、それぞれ配置されて、側壁3
    bを内外に貫通する揺動軸40を介して両中間アーム3
    3・35が同行揺動可能に連結されており、 前記側壁3bと隣接する主壁3aの内面にスイッチピー
    ス36が近接配置されて、第2中間アーム35と連動可
    能に連繋されており、 スライドノブ32および第1・第2の両中間アーム33
    ・35と、スイッチピース36とが、隣接する側壁3b
    と主壁3aとに沿って交差配置してあることを特徴とす
    る電気かみそり。
  2. 【請求項2】 スイッチ端子9が本体ケース3内に配置
    固定した支持台30で支持されており、 スイッチピース36が支持台30と一体に形成された複
    数個のガイド体54で往復スライド可能に案内支持され
    ており、 スイッチピース36の側端に、第2中間アーム35の動
    作を受継ぐ受動片52が設けられており、 第2中間アーム35と受動片52との少なくともいずれ
    か一方が、支持台30の側面壁30aで揺動案内してあ
    る請求項1記載の電気かみそり。
  3. 【請求項3】 第2中間ピース35に揺動軸部44とボ
    ス46とが同心状に設けられており、 揺動軸部44とボス46とが、支持台30の側面壁30
    aに設けた軸受穴49と、同穴49の開口周縁壁に突設
    した部分円弧状のブッシュ片50とで、それぞれ回動自
    在に軸支してある請求項2記載の電気かみそり。
  4. 【請求項4】 本体ケース3の内部に配置される第2中
    間アーム35とスイッチピース36とが、モーター6を
    支持する内ケース4の前後外郭線の内側に配置してある
    請求項2または3記載の電気かみそり。
  5. 【請求項5】 スイッチピース36のオン側のストロー
    クエンドに、スイッチピース36の過剰スライドを阻止
    するストッパー35が設けてある請求項2、3または4
    記載の電気かみそり。
  6. 【請求項6】 スイッチピース36と支持台30との間
    に、スイッチピース36がオン位置へスライド変位した
    状態において係合する突起66と弾性腕67とが設けて
    ある請求項2、3、4または5記載の電気かみそり。
  7. 【請求項7】 本体ケース3に内嵌装着されるフランジ
    部27が、内ケース4の上部に張り出し形成されてお
    り、 フランジ部27の下面壁がストッパー65を兼ねている
    請求項5または6記載の電気かみそり。
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