JP2000276961A - 接点装置 - Google Patents
接点装置Info
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- JP2000276961A JP2000276961A JP11084702A JP8470299A JP2000276961A JP 2000276961 A JP2000276961 A JP 2000276961A JP 11084702 A JP11084702 A JP 11084702A JP 8470299 A JP8470299 A JP 8470299A JP 2000276961 A JP2000276961 A JP 2000276961A
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Abstract
置を提供する。 【解決手段】ボディ24の内部には封止接点部が収納さ
れており、電磁石装置からなる駆動手段がコイルへの通
電に応じて伝達部材Cを駆動し、駆動手段の駆動力が伝
達部材Cを介して封止接点部の可動軸に伝達され、封止
接点部の内部に納められた固定接点と可動接点とがオン
/オフする。ボディ24の内部には支持部材33を介し
てマイクロスイッチ18が取り付けられており、マイク
ロスイッチ18の駆動レバー18aは伝達部材Cに設け
られた押圧突起32aと当接する。ボディ24には窓孔
41が穿設されており、外部から窓孔41を介して支持
部材33に設けられた操作片38の操作突起39を操作
し、固定片36を変形させることによって、マイクロス
イッチ18の動作点を調整する。
Description
ものである。
に、封止容器1の内部に接点装置が封止された一対の封
止接点部Aと、コイル10への通電に応じて接点装置を
開閉させる電磁石装置Bと、電磁石装置Bの駆動力を接
点装置に伝える伝達部材CとをハウジングD内に収納し
て形成された封止接点装置が提供されている(特開平8
−1535433号公報参照)。
材料により一面開口した箱状に形成された容器本体2
と、容器本体2の開口を塞ぐ蓋体3とで構成される。容
器本体2には導電材料から形成された一対の固定接触子
5が貫設されており、容器本体2の内部に突出する固定
接触子5の端部には固定接点5aが固着されている。容
器本体2の内部には、導電材料から形成され固定接点5
aと接離する可動接点6aが両端部に固着された可動接
触子6が固定接点5aに接離しうる間隔で配置されてい
る。可動接触子6には、蓋体3の略中央に穿設された貫
通孔3aに挿通された可動軸4の一端部が結合されてい
る。また可動軸4の他端部周面にはねじ溝4aが形成さ
れている。ここで、貫通孔3aの内側には薄肉の金属円
筒に波形のひだを付けて蛇腹状に形成されたベローズ7
が取り付けられ、可動軸4の周面を覆っており、容器本
体2と蓋体3とベローズ7とで封止容器1内が気密空間
に保たれ、封止容器1内に水素或いは水素を主体とした
ガスが封入される。ここに、図11中の8は可動接点6
aが固定接点5aと当接する方向に可動接触子6を付勢
する接圧ばねであり、図11中の9は可動接点6aが固
定接点5aと開離する方向に可動接触子6を付勢する復
帰ばねである。
石装置Bは、略円筒状であって両端部に夫々鍔部11a
が設けられたコイル枠11と、コイル枠11の両鍔部1
1a間に巻回されたコイル10と、コイル枠11の筒内
に上下動自在に挿入された略円柱状の可動鉄心12と、
一端部が可動鉄心12に固定された可動シャフト12a
と、略平板状の中央片13aの両端部から夫々側片13
bが立設されて略U字状に形成されコイル10の下面及
び周面を覆う継鉄13と、略平板状であって継鉄13の
両側片13bの先端部間に橋架され、コイル10の上面
を覆う継鉄板14と、コイル枠11の筒部に対応する継
鉄板14の部位に穿設された貫通孔14aに圧入により
固定された固定鉄心15とを備えている。ここで、固定
鉄心15には可動シャフト12aを挿通するための貫通
孔15aが穿設されており、可動シャフト12aの他端
部は貫通孔15aから外部に突出する。
料から形成され、略直方体状であって、中央部には可動
シャフト12aの他端部を挿通するための貫通孔16が
穿設されている。ここで、可動シャフト12aの他端部
周面には、伝達部材Cの厚み寸法に略等しい間隔で2条
の溝12bが形成されており、可動シャフト12aの他
端部を伝達部材Cの貫通孔16内に挿入した後、可動シ
ャフト12aの溝12bに例えばEリングからなる止め
輪26を嵌合させて、可動シャフト12aと伝達部材C
とを結合する。また、伝達部材Cの長手方向の両側面に
は、それぞれ、伝達部材Cの長手方向に沿って走る穴部
19が形成され、穴部19は穴部19よりも幅狭の連通
部19aを介して伝達部材Cの下面側に開放されてお
り、伝達部材Cの上面には穴部19,19に連通する連
通孔20,20がそれぞれ穿設されている。各穴部19
には、金属材料から形成された略円盤状の結合部材21
が納められている。結合部材21の上面側にはねじ穴2
1aが設けられ、下面側には他の部位よりも径の小さい
凸部21bが突設されている。而して、連通孔20から
可動軸4の先端部を挿入し、可動軸4のねじ溝4aを結
合部材21のねじ穴21aに螺入させることにより、可
動軸4と伝達部材Cとが結合される。尚、結合部材21
の下面側には例えばドライバなどの工具の先端が入り込
む溝が形成されている。
ジングDは、略角筒状に形成されたボディ24と、ボデ
ィ24の下面を塞ぐ底板25と、一面開口した略箱状で
あってボディ24の上面に固定されるケース23とで構
成される。ボディ24の内部は隔壁24bによって上面
側に開放され2個の封止接点部Aを収納する第1の収納
室30と、下面側に開放され駆動手段B及び伝達部材C
を収納する第2の収納室とに仕切られており、さらに第
1の収納室30は隔壁24cによって封止接点部Aが1
個づつ収納される収納室30a,30bに仕切られてい
る。隔壁24cの下方には可動シャフト12aの軸受け
となる軸受け穴24dが穿設され、この軸受け穴24d
の両側の隔壁24bの部位には、封止接点部Aの可動軸
4を挿通するための挿通孔24eが夫々穿設されてい
る。また、隔壁24bの下面には下方に突出する突起2
4f,24fが突設されており、組立時に突起24f,
24fの先端が継鉄板14に設けた穴内に挿入され、継
鉄板14の位置決めが行われる。また、ボディ24の両
側面下部には、ねじ孔24aが形成された脚片24gが
一対づつ突設されており、ねじ孔24aに対応する底板
25の部位には固定ねじ28を挿通するための挿通孔2
5aが穿設されている。また、ハウジングDの内部には
伝達部材Cの動作に応じて内部接点がオン/オフする補
助接点としてのマイクロスイッチ18が設けられてお
り、マイクロスイッチ18の駆動レバー18aを押圧す
る翼状の押圧部17が伝達部材Cの側面に突設されてい
る。
て説明する。まず2個の封止接点部Aを寸法公差を吸収
するための弾性部材28を介装した状態でケース23に
組み込み固定する。この時、固定接触子5の先端はケー
ス23に設けた挿通孔23aから外部に突出する。その
後、封止接点部Aの可動軸4を挿通孔24eに挿通した
状態で、ケース23とボディ24とを例えば組立ねじに
より結合する。次に、可動シャフト12aが取り付けら
れた伝達部材Cをボディ24内に組み込み、ドライバな
どの工具を連通孔19aを介して穴部19内に挿入し、
穴部19内に納められた結合部材21を工具により回転
させ、可動軸4に設けられたねじ溝4aを結合部材21
のねじ穴21aに螺入させることにより、可動軸4と伝
達部材Cとを結合する。その後、駆動手段Bをボディ2
4内に組み込み、可動シャフト12aに可動鉄心12を
取り付けた後、底板25を固定ねじ28を用いてボディ
24に結合し、封止接点装置が組み立てられる。ここ
で、駆動手段Bの継鉄13の底には弾性ばね27が固定
されており、駆動手段Bは弾性ばね27のばね力によっ
てボディ24側に押圧され、ボディ24に位置決めされ
る。
明する。コイル10が励磁されると可動鉄心12が固定
鉄心15に吸引され、可動鉄心12に固定された可動シ
ャフト12aが図11中上方に移動する。可動シャフト
12aの動作は伝達部材Cを介して可動軸4に伝達さ
れ、復帰ばね9のばね力に抗して可動軸4を上方に駆動
させ、可動接触子6の可動接点6aと固定接触子5の固
定接点5aとが接触する。この時同時に、伝達部材Cの
押圧部17によるマイクロスイッチ18の駆動レバー1
8aの押圧が解除され、マイクロスイッチ18がオフす
る。
帰ばね9のばね復帰力によって可動接触子6が復帰位置
まで戻り、可動接点6aと固定接点5aとが開離すると
ともに、可動鉄心12が元の状態まで復帰する。この時
同時に、伝達部材Cの押圧部17がマイクロスイッチ1
8の駆動レバー18aを押圧して、マイクロスイッチ1
8がオンする。而して、マイクロスイッチ18の接点出
力から封止接点部Aの動作を検出することができる。
は、マイクロスイッチ18はハウジングDの内部に固定
されているので、接点装置を一旦組み立てた後は、マイ
クロスイッチ18の動作点を調整することができなかっ
た。
であり、その目的とするところは、外部から補助接点の
動作点を調整することができる接点装置を提供すること
にある。
に、請求項1の発明では、固定接点及び固定接点に接離
する可動接点を有する接点部と、両接点を開閉させる駆
動手段と、接点部及び駆動手段を収納するハウジング
と、ハウジング内部に取り付けられ、駆動手段の開閉動
作に応じて駆動される駆動レバーを有し、該駆動レバー
の動作に応じて内部接点がオン/オフされる補助接点用
のマイクロスイッチとを備え、ハウジング表面に設けら
れた窓孔を介して外部より操作され、操作に応じてマイ
クロスイッチの動作点を変化させる動作点調整手段を設
けたことを特徴とし、窓孔を介して動作点調整手段を操
作することによって、マイクロスイッチの動作点を調整
することができるので、接点装置を組み立てた後でも動
作点の調整を容易に行うことができる。
いて、上記動作点調整手段は、マイクロスイッチをハウ
ジングに取り付けるための支持部材からなり、支持部材
は少なくとも一部が窓孔に臨むようにしてハウジングに
配設されたことを特徴とし、支持部材の少なくとも一部
が窓孔に臨んでいるので、外部から窓孔を介して支持部
材を変形させることができ、支持部材を変形させること
によって、マイクロスイッチの取付位置を変化させ、そ
の動作点を調整することができる。
いて、マイクロスイッチのスイッチ本体に設けられた取
付孔に圧入される圧入突起をハウジング内面に突設した
ことを特徴とし、マイクロスイッチは、スイッチ本体の
取付孔をハウジング内面に突接された圧入突起に圧入す
ることによって、ハウジングに固定されているので、マ
イクロスイッチを確実にハウジングに固定することがで
き、しかも取付孔を圧入突起に圧入するだけで良いの
で、マイクロスイッチの取付作業を容易に行うことがで
きる。
いて、上記動作点調整手段は、中央片と、中央片の両端
部を夫々折曲することにより中央片と連続一体に形成さ
れた脚片とで構成される略Z字状の駆動レバーからな
り、一方の脚片の端部はマイクロスイッチのスイッチ本
体に回動自在に軸支され、他方の脚片の端部は駆動手段
と当接しており、駆動レバーは少なくとも中央片が窓孔
に臨むようにして配設されたことを特徴とし、駆動レバ
ーの中央片が窓孔に臨んでいるので、外部から窓孔を介
して中央片を変形させることによって、スイッチ本体に
軸支された脚片の角度を調整することができるから、マ
イクロスイッチの動作点を容易に調整することができ、
且つ、中央片を変形させているので、駆動レバーを変形
させる力が、一方の脚片を軸支する支点部や他方の脚片
と当接する駆動手段の部位に直接かかるのを防止でき
る。
明において、駆動手段及び駆動レバーの接触部位の表面
形状をそれぞれ曲面形状としたことを特徴とし、駆動手
段及び駆動レバーの接触部位の表面形状は曲面形状に形
成されているので、マイクロスイッチの動作点を変化さ
せる際に駆動手段と駆動レバーの接触位置が変化したと
しても、駆動手段又は駆動レバーがエッジに引っ掛かる
ことはなく、駆動手段及び駆動レバーを滑らかに動作さ
せることができる。
して説明する。
1乃至図6を参照して説明する。尚、上述した図10及
び図11に示す接点装置と同一の構成要素には同一の符
号を付して、その説明を省略する。
装置が封止された一対の封止接点部Aと、コイル10へ
の通電に応じて接点装置を開閉させる電磁石装置Bと、
電磁石装置Bの駆動力を接点装置に伝える伝達部材Cと
をハウジングD内に収納して形成される封止接点装置で
あり、主として電気自動車やハイブリッドカーなどの直
流の大電流を開閉するような用途に用いられる。ここ
に、電磁石装置B及び伝達部材Cから駆動手段が構成さ
れる。
既製のマイクロスイッチを用いており、マイクロスイッ
チ18をボディ24に取り付けるための動作点調整手段
としての支持部材33を設けている。支持部材33は板
金から形成され、略矩形板状の支持片34の下縁にはマ
イクロスイッチ18のスイッチ本体18bに設けられた
一対の貫通孔18cに圧入される圧入片35が立設され
ている。また、支持片34の一側縁からは下方に伸びる
固定片36が立設され、固定片36の先端部には略L字
状の係止片37が連続一体に形成されている。また、支
持片34の上端部には操作片38が突設されている。な
お、マイクロスイッチ18のスイッチ本体18b下面か
らは複数の出力端子18gが突設されている。
示すように、スイッチ本体18bに設けた貫通孔18c
を支持部材33の圧入片35に圧入することによって、
支持部材33に固定される。そして、図5に示すよう
に、マイクロスイッチ18が取り付けられた支持部材3
3を、ボディ24の下面側からボディ24内部に挿入
し、係止片37をボディ24の内面に突設されたリブ4
0に係止させた後、ボディ24の下面に底板25を取り
付けると、リブ40と底板25との間に係止片37が挟
持され、マイクロスイッチ18が支持部材33を介して
ハウジングD内に固定される。
側方に突出するアーム32が設けられており、アーム3
2には駆動レバー18aを押圧するための押圧突起32
aが突設されている。ここで、マイクロスイッチ18を
ハウジングD内に固定すると、図1に示すようにマイク
ロスイッチ18の駆動レバー18aは伝達部材Cの押圧
突起32aと当接する。したがって、コイル10への通
電に応じて伝達部材Cが動作すると、伝達部材Cの動作
に応じて駆動レバー18aが回動し、マイクロスイッチ
18の内部接点(図示せず)がオン/オフする。
部材33の操作片38に対応するボディ24の部位に
は、ボディ24の内部と外部を連通する窓孔41が設け
られている。この窓孔41には支持部材33の少なくと
も一部、すなわち操作片38に突設された操作突起39
が臨んでおり、外部から窓孔41を介して操作突起39
を図6中左右に操作することによって、支持部材33の
固定片36を変形させることができ、マイクロスイッチ
18の取付位置が変化して、伝達部材Cの押圧突起32
aとスイッチ本体18aとの間の距離が変化するので、
マイクロスイッチ18の動作点を調整することができ
る。このように、マイクロスイッチ18の取付位置を外
部から調整できるので、封止接点装置の組立後にマイク
ロスイッチ18の動作点を調整することができ、マイク
ロスイッチ18を正確に動作させることができる。ま
た、補助接点として信頼性の高い既製のマイクロスイッ
チ18を用いており、ボディ23内に伝達部材Cの動作
によって開閉する接点を設ける場合に比べ、接点部が露
出しておらずスイッチ本体18bの内部に納められてい
るので、耐環境性が向上し、補助接点の信頼性が向上す
る。尚、ボディ24の上端部から窓孔41が穿設された
ボディ24の部位にかけて凹所42が設けられ、凹所4
2の端面には切欠き43が設けられており、この切欠き
43に略短冊状に形成された蓋板44の両側縁をはめ込
むことによって、凹所42に蓋板44が着脱自在に取り
付けられ、窓孔41を塞ぐことができるので、ボディ2
4の内部にゴミなどの異物が侵入するのを防止でき、ま
た外観の見栄えを良くすることができる。
7及び図8を参照して説明する。本実施形態では、略Z
字状の駆動レバー18aを有するマイクロスイッチ18
を用いている。駆動レバー18aは、中央片18hと、
中央片18hの両端部を夫々折曲することにより中央片
18hと連続一体に形成された脚片たる回動片18e及
び当接片18fから構成され、回動片18eの先端はマ
イクロスイッチ18のスイッチ本体18bに回動自在に
軸支される。また、ボディ24の内面には、スイッチ本
体18bに設けられた貫通孔18cに圧入される一対の
圧入突起46が突設されており、この圧入突起46に貫
通孔18cを圧入することによって、マイクロスイッチ
18はボディ24に固定される。この時、駆動レバー1
8aの当接片18fの先端が伝達部材Cの押圧突起32
と当接する。このように、マイクロスイッチ18は、ボ
ディ24に突設された圧入突起46にスイッチ本体18
bの貫通孔18cを圧入することにより、ボディ24に
直接固定されているので、マイクロスイッチ18を確実
にボディ24に固定することができ、またマイクロスイ
ッチ8をボディ24に取り付けるための部材が不要にな
るので、組立作業が簡単に行える。
18aに対応するボディ24の表面には、他の部位より
も一段低くなった凹所45が形成され、凹所45の底に
はボディ24の内部と連通する窓孔41が穿設されてお
り、駆動レバー18aの中央片18hが窓孔41に臨ん
でいる。したがって、接点装置を組み立て後、駆動レバ
ー18aを変形させるための曲げ工具(図示せず)を窓
孔41を介して外部から挿入し、曲げ工具を用いて中央
片18hを変形させることによって、当接片18fの先
端部と伝達部材Cの押圧突起32aとが接触する際の回
動片18eの角度を調整することができ、マイクロスイ
ッチ18の動作点を変化させることができる。尚、動作
点調整後は凹所45に図示しない蓋板を例えば圧入によ
り取り付けることによって、窓孔41を塞ぐことがで
き、ボディ24内にゴミなどの異物が侵入するのを防止
できるとともに、外観の見栄えを良くできる。
8hを変形させるだけで、マイクロスイッチ18の動作
点を調整することができるので、動作点の調整作業を容
易に行うことができ、また実施形態1のようにマイクロ
スイッチ18を固定するための支持部材33を変形させ
る場合に比べると、駆動レバー18aの弾性係数は一般
に支持部材33に比べて小さいから、スプリングバック
を小さくすることができ、変形後の駆動レバー18aの
形状を安定させることができる(すなわち、動作点の調
整後にスプリングバックによって動作点が変化するのを
防止することができる)。また、中央片18hを変形さ
せているので、駆動レバー18aが略平板状の場合に比
べ、駆動レバー18aを変形させる力によって、回動片
18eが軸支された回動軸や当接片18fが当接する伝
達部材Cの部位にかかる応力が低減される。
9を参照して説明する。本実施形態では、実施形態2の
接点装置において、伝達部材Cの押圧突起32aと駆動
レバー18aとの接触部位に、それぞれ、表面形状が曲
面形状に形成された当接部32b,18dを設けてい
る。尚、押圧突起32a及び駆動レバー18a以外の構
成は実施形態2の接点装置と同様であるので、異なる部
分についてのみ説明する。
ー18aとの接触部位の表面形状は曲面形状に形成され
ているので、中央片18hを変形させることによって、
押圧突起32aと当接片18fの接触位置が変化したと
しても、押圧突起32aと当接片18fとが互いにエッ
ジ部で接触することはなく、伝達部材Cや駆動レバー1
8aが動作する際にエッジ部に引っ掛かっかることがな
いから、伝達部材Cや駆動レバー18aを滑らかに動作
させることができる。尚、実施形態1の接点装置におい
て、押圧突起32aと駆動レバー18aとの接触部位の
表面形状を曲面形状に形成しても良く、上述と同様の効
果を得ることができる。
として説明を行ったが、接点装置を封止接点装置に限定
する趣旨のものではなく、ハウジング内に補助接点とし
てのマイクロスイッチを有するような接点装置であれ
ば、どのような接点装置でも良い。
接点及び固定接点に接離する可動接点を有する接点部
と、両接点を開閉させる駆動手段と、接点部及び駆動手
段を収納するハウジングと、ハウジング内部に取り付け
られ、駆動手段の開閉動作に応じて駆動される駆動レバ
ーを有し、該駆動レバーの動作に応じて内部接点がオン
/オフされる補助接点用のマイクロスイッチとを備え、
ハウジング表面に設けられた窓孔を介して外部より操作
され、操作に応じてマイクロスイッチの動作点を変化さ
せる動作点調整手段を設けたことを特徴とし、窓孔を介
して動作点調整手段を操作することによって、マイクロ
スイッチの動作点を調整することができるので、接点装
置を組み立てた後でも動作点の調整を容易に行えるとい
う効果がある。
て、上記動作点調整手段は、マイクロスイッチをハウジ
ングに取り付けるための支持部材からなり、支持部材は
少なくとも一部が窓孔に臨むようにしてハウジングに配
設されたことを特徴とし、支持部材の少なくとも一部が
窓孔に臨んでいるので、外部から窓孔を介して支持部材
を変形させることができ、支持部材を変形させることに
よって、マイクロスイッチの取付位置を変化させ、その
動作点を調整することができるという効果がある。
て、マイクロスイッチのスイッチ本体に設けられた取付
孔に圧入される圧入突起をハウジング内面に突設したこ
とを特徴とし、マイクロスイッチは、スイッチ本体の取
付孔をハウジング内面に突接された圧入突起に圧入する
ことによって、ハウジングに固定されているので、マイ
クロスイッチを確実にハウジングに固定することがで
き、しかも取付孔を圧入突起に圧入するだけで良いの
で、マイクロスイッチの取付作業を容易に行えるという
効果がある。
て、上記動作点調整手段は、中央片と、中央片の両端部
を夫々折曲することにより中央片と連続一体に形成され
た脚片とで構成される略Z字状の駆動レバーからなり、
一方の脚片の端部はマイクロスイッチのスイッチ本体に
回動自在に軸支され、他方の脚片の端部は駆動手段と当
接しており、駆動レバーは少なくとも中央片が窓孔に臨
むようにして配設されたことを特徴とし、駆動レバーの
中央片が窓孔に臨んでいるので、外部から窓孔を介して
中央片を変形させることによって、スイッチ本体に軸支
された脚片の角度を調整することができるから、マイク
ロスイッチの動作点を容易に調整することができ、且
つ、中央片を変形させているので、駆動レバーを変形さ
せる力が、一方の脚片を軸支する支点部や他方の脚片と
当接する駆動手段の部位に直接かかるのを防止できると
いう効果がある。
において、駆動手段及び駆動レバーの接触部位の表面形
状をそれぞれ曲面形状としたことを特徴とし、駆動手段
及び駆動レバーの接触部位の表面形状は曲面形状に形成
されているので、マイクロスイッチの動作点を変化させ
る際に駆動手段と駆動レバーの接触位置が変化したとし
ても、駆動手段又は駆動レバーがエッジに引っ掛かるこ
とはなく、駆動手段及び駆動レバーを滑らかに動作させ
ることができるという効果がある。
た状態を示す図である。
けた状態を示す一部省略せる断面図である。
けた状態を示す要部拡大図である。
た要部拡大図、(b)は上側から見た要部拡大図であ
る。
ある。
7及び図8を参照して説明する。本実施形態では、略Z
字状の駆動レバー18aを有するマイクロスイッチ18
を用いている。駆動レバー18aは、中央片18hと、
中央片18hの両端部を夫々折曲することにより中央片
18hと連続一体に形成された脚片たる回動片18e及
び当接片18fから構成され、回動片18eの先端はマ
イクロスイッチ18のスイッチ本体18bに回動自在に
軸支される。また、ボディ24の内面には、スイッチ本
体18bに設けられた貫通孔18cに圧入される一対の
圧入突起46が突設されており、この圧入突起46に貫
通孔18cを圧入することによって、マイクロスイッチ
18はボディ24に固定される。この時、駆動レバー1
8aの当接片18fの先端が伝達部材Cの押圧突起32
aと当接する。このように、マイクロスイッチ18は、
ボディ24に突設された圧入突起46にスイッチ本体1
8bの貫通孔18cを圧入することにより、ボディ24
に直接固定されているので、マイクロスイッチ18を確
実にボディ24に固定することができ、またマイクロス
イッチ18をボディ24に取り付けるための部材が不要
になるので、組立作業が簡単に行える。
Claims (5)
- 【請求項1】固定接点及び固定接点に接離する可動接点
を有する接点部と、両接点を開閉させる駆動手段と、接
点部及び駆動手段を収納するハウジングと、ハウジング
内部に取り付けられ、駆動手段の開閉動作に応じて駆動
される駆動レバーを有し、該駆動レバーの動作に応じて
内部接点がオン/オフされる補助接点用のマイクロスイ
ッチとを備え、ハウジング表面に設けられた窓孔を介し
て外部より操作され、操作に応じてマイクロスイッチの
動作点を変化させる動作点調整手段を設けたことを特徴
とする接点装置。 - 【請求項2】上記動作点調整手段は、マイクロスイッチ
をハウジングに取り付けるための支持部材からなり、支
持部材は少なくとも一部が窓孔に臨むようにしてハウジ
ングに配設されたことを特徴とする請求項1記載の接点
装置。 - 【請求項3】マイクロスイッチのスイッチ本体に設けら
れた取付孔に圧入される圧入突起をハウジング内面に突
設したことを特徴とする請求項1記載の接点装置。 - 【請求項4】上記動作点調整手段は、中央片と、中央片
の両端部を夫々折曲することにより中央片と連続一体に
形成された脚片とで構成される略Z字状の駆動レバーか
らなり、一方の脚片の端部はマイクロスイッチのスイッ
チ本体に回動自在に軸支され、他方の脚片の端部は駆動
手段と当接しており、駆動レバーは少なくとも中央片が
窓孔に臨むようにして配設されたことを特徴とする請求
項1記載の接点装置。 - 【請求項5】駆動手段及び駆動レバーの接触部位の表面
形状をそれぞれ曲面形状としたことを特徴とする請求項
1乃至4記載の接点装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11084702A JP2000276961A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 接点装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11084702A JP2000276961A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 接点装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000276961A true JP2000276961A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13838007
Family Applications (1)
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JP11084702A Pending JP2000276961A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 接点装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2000276961A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013008623A (ja) * | 2011-06-27 | 2013-01-10 | Panasonic Corp | 接点装置及び電磁開閉器 |
KR20160001468A (ko) * | 2014-06-27 | 2016-01-06 | 엘에스산전 주식회사 | 전자접촉기의 보조 접점기구 |
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-
1999
- 1999-03-26 JP JP11084702A patent/JP2000276961A/ja active Pending
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