JP3095671B2 - 封止接点装置 - Google Patents
封止接点装置Info
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/02—Bases; Casings; Covers
- H01H50/023—Details concerning sealing, e.g. sealing casing with resin
- H01H2050/025—Details concerning sealing, e.g. sealing casing with resin containing inert or dielectric gasses, e.g. SF6, for arc prevention or arc extinction
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- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
レーや電磁開閉器等に好適な封止接点装置に関する。
て、図5及び図6に示す構成のものが存在する。このも
のは、接点を収納するためにベローズA と共に気密空間
を形成し水素又は水素を主体とするガスが封入された封
止容器B と、一端部C1に固定接点C2を設け一体的に形成
された他端部C3が端子部C4となり接着部材でもって固着
される固定接触子C と、固定接点C2に接離する可動接点
D1を設けた可動接触子Dと、接点当接方向へ可動接触子D
を付勢する接圧ばねE と、接点開離方向へ可動接触子D
を付勢する復帰ばねE と、一端F1が封止容器から突出
し可動接触子D に連設された可動軸F と、を有した封止
接点部G と、可動軸F の一端F1を駆動して接点C2,D1 を
開閉する駆動部材H と、封止接点部G 及び駆動部材H を
収容し接着部材を流しこむ接着部J1を設けたハウジング
J と、を備えている。
て略J字状に形成された一端部C1に固定接点C2を設けて
おり、ねじ止めによって一端部C1と一体的に形成された
L字状の他端部C3が端子部C4となっている。そして、端
子部C4に設けた接着片C5が、ハウジングJ に設けた箱状
の接着部J1に挿入されて後、接着部J1に流し込まれた接
着部材でもって固着される。
ては、端子部C4となっている他端部C3がねじ止めによっ
て一端部C1と一体的に形成されているから、固定接点C2
を設けた一端部C1、端子部C4の他端部C3、ねじといった
各部材が必要となり、組み立ての手間がかかるという問
題点があった。
に、固定接触子C を構成する部材の数を少なくするため
に、固定接点C2を設けた一端部C1と端子部C4になる他端
部C3とを同一部材として一体化して、固定接触子C 自体
を円柱状にすることによってねじ止めできるようにし、
ハウジングJ に設けられた貫通孔J2に貫通して後、固定
接触子C と貫通孔J2の内周部との間を接着部J1として、
その接着部J1に接着部材が流し込まれて固着されたもの
がある。
第2従来例の封止接点装置にあっては、一体化された固
定接触子C と貫通孔J2の内周部との間が接着部J1となっ
ているために、わずかな隙間から接着部材が染みだして
しまうという恐れが生じた。
あって、その目的とするところは、部材の数を少なく
し、接着部材が染み出すことのない封止接点装置を提供
することにある。
ために、本発明の封止接点装置は、接点を収納するため
にベローズと共に気密空間を形成し水素又は水素を主体
とするガスが封入された封止容器と、一端部に固定接点
を設け一体的に形成された他端部が端子部となり接着部
材でもって固着される固定接触子と、固定接点に接離す
る可動接点を設けた可動接触子と、接点当接方向へ可動
接触子を付勢する接圧ばねと、接点開離方向へ可動接触
子を付勢する復帰ばねと、一端が封止容器から突出し可
動接触子に連設された可動軸と、を有した封止接点部
と、可動軸の一端を駆動して接点を開閉する駆動部材
と、封止接点部及び駆動部材を収容し接着部材を流しこ
む接着部を設けたハウジングと、を備えた封止接点装置
において、前記接着部を外囲するよう前記ハウジングに
設けられた周回する凸条又はその凸条に前記封止接点部
が前記ハウジングに収容されたとき当接する当接部の少
なくとも一方が弾性を有した構成にしてある。
4に基づいて以下に説明する。この封止接点装置は封止
接点部AA、駆動部材BB、ハウジングCCを備えて構成され
ている。
容器で、セラミックのような耐熱性材料により一面を開
口して箱状に形成された容器本体2 と、薄肉の金属円筒
に波形のひだを付けて蛇腹状に形成されたベローズ3
と、42アロイ等からなり中央に貫通孔4a及び適宜箇所
に通気孔4bを有する蓋体4 と、軸受5 を設けたベローズ
押さえ6 等により気密空間として構成されるとともに、
その内部には通気孔4bから水素を主体としたガスが例え
ば2気圧程度でもって封入され、その後通気孔4bは封止
される。また、蓋体4 の内側にはセラミックのような耐
熱性材料からなる平板状の絶縁板7 が嵌め入まれて蓋体
4 をアークから保護する。
柱状をなし、固定接点8aが固着された一端部8bが封止容
器1 の内方に位置した状態で、局部的に太く形成された
中央部8cが、42アロイ等からなる固着部材9 を介して
封止容器1 とロウ付け等で固着される。なお、固定接点
8aは、固定接触子8 と同一材料で一体的に設けられても
よい。また、固定接触子8 は、ねじ溝を切られてナット
10及びワッシャー11が挿通する端子部8dとなる他端部8e
が封止容器1 から突出した状態で、詳しくは後述する
が、中央部8c付近がハウジングCC及び封止容器1 に接着
される。
定接点8aに接離し得る間隔で両端部に可動接点12a を固
着して、略平板状に形成されている。なお、可動接点12
a は、可動接触子12と同一材料で一体的に設けられても
よい。
れた状態では一端13a が封止容器1から突出している。
この可動軸13は、一端近くが軸受5 によって支持され、
他端13b 近くが軸受14で支持されている。
外径よりも若干大きな内径を有してコイル状に形成され
ている。
部に挿通孔をそれぞれ有して有底円筒状に形成され、こ
の接圧ばね枠16はベローズ3 保護を兼ねている。
た中央片の両側に両脚片を有して二股状に形成されたも
のである。
16の底部及び可動接触子ホルダー17の中央片に設けた挿
通孔に最下部を挿通固定されている。このとき接圧ばね
15は可動接触子12と接圧ばね枠16の鍔16a 間に圧縮懸架
され、つまり可動接点12a が固定接点8aに当接する方向
に可動接触子12を付勢している。
動接点12a が固定接点8aから開離する方向に可動接触子
12を付勢するよう配設されている。19は復帰ばね枠で、
セラミック等の耐熱絶縁性材料により、有底円筒状に形
成され、復帰ばね18を外囲するよう被嵌して接点近傍に
配設される。
れを挟むヨークからなり、ヨークが固定接点8a及び可動
接点12a を挟むようにして容器本体2 の外面に付設され
る。従って磁気手段は、両接点8a,12aが存在する空間に
可動接点12a の動作方向と直交する方向の磁場を与え
る。
電磁石装置である。20はコイルで、コイル枠21に巻回さ
れている。22は可動シャフトで、コイル20の励磁により
コイル枠21の挿通孔を軸方向に可動する可動鉄心(図示
せず)に一端部22a が螺着されている。23は継鉄で、コ
イル20の両端部を外囲するよう中央片及び両対向片でU
字状に形成されている。この可動シャフト22は、可動鉄
心に螺着されたとき、可動軸13の一端13a と当接状態と
なっている。24は継鉄板で、継鉄23に固定されている。
25は固定鉄心で、一端が継鉄23の中央に固定され可動シ
ャフト22が挿通する挿通孔25a を設けている。26は支持
ばねで、上記した各部材を支持している。
は、封止接点部AAと駆動部材BBとを共に収容するもので
ある。27はケースで、一方に開口部27a を有した略箱状
に形成され、底板部27b には局部的に内縁部が切り込ま
れて切り込み部27c を設けた瓢箪型の貫通孔27d が穿設
されている。この貫通孔27d における開口部27a 側の開
口縁の少し外側には、周回した凸条27e が設けられてい
る。28はカプセルクッションで、弾性材料製であり、封
止容器1 の寸法公差を吸収するために、ケース27及び封
止容器1 の間に配設され、配設された状態では凸条27e
と当接する当接部29となる。また、このカプセルクッシ
ョン28は、ケース27の貫通孔27d に重合する瓢箪型の重
合穴28e が穿設されている。30はボディで、略角筒状に
形成され、一端開口部側にねじ孔30a が穿設されてい
る。このボディ30は、中央部が中央隔壁30b により内部
が区分けされており、その中央隔壁30b の中央部には、
可動軸13の挿通する挿通孔30c が穿設されている。31は
底板で、ねじ32でもってボディ30のねじ孔30a に螺着さ
れるねじ孔31a が穿設されている。
着手順について説明する。封止容器1 をハウジングCCの
ケース27に配設して、封止容器1 から突出した固定接触
子8をケース27の貫通孔27d とカプセルクッション28の
重合穴28e とに連通させ、前述したように固着部材9 を
介して封止容器1 とロウ付け等で固着して後、貫通孔27
d の切り込み部27c から接着部材を流し込んで接着す
る。つまり、ケース27の貫通孔27d の内周部及び固定接
触子8 の中央部8cの外周部との間が接着部33となってい
る。
20の励磁によって可動鉄心が固定鉄心25に吸引される
と、可動鉄心に螺着された可動シャフト22が可動して可
動軸13の一端13a を駆動し、可動接触子12の可動接点12
a が固定接点8aに当接する。
接触子12は、接圧ばね15及び復帰ばね18の付勢力でもっ
て復帰して、可動接点12a が固定接点8aから開離すると
ともに、可動鉄心も支持ばね26に衝突規制されるまで、
所定の距離だけ復帰して元の状態に戻る。そして、復帰
時に接点間に発生するアークは、図外磁気手段の磁場に
より可動接触子12の両端方向へ十分に引き伸ばされて消
弧される。
子8 は、固定接点8aを設けた一端部8bと端子部8dとなる
他端部8eとが一体化されているために、部材の数が少な
くなっており、また、この固定接触子8 を接着する接着
部33は、封止接点部AAがハウジングCCに収容されると
き、接着部33を外囲するよう周回して設けられた凸条27
e が当接部29に当接して、弾性を有した当接部29が撓む
ことにより、凸条27e と当接部29との密着性が向上する
ので、接着部材が凸条27e から外方へ染み出なくなる。
セルクッション28が配設されて、そのカプセルクッショ
ン28が凸条27e に当接する当接部29となっているが、凸
条27e の先端が細く形成されて撓み得るようにしたり、
ゴム製の凸条27e を接着したりして、凸条27e 自体が弾
性を持つようにしてもよく、そのときは、当接部29とし
てカプセルクッション28を配設しなくてもよくなる。
は、固定接点を設けた一端部と端子部となる他端部とが
一体化されているために、部材の数が少なくなってお
り、また、この固定接触子を接着する接着部は、封止接
点部がハウジングに収容されるとき、接着部を外囲する
よう周回して設けられた凸条が当接部に当接して、弾性
を有した凸条又は当接部が撓むことにより、凸条と当接
部との密着性が向上するので、接着部材が凸条から外方
へ染み出なくなる。
である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 接点を収納するためにベローズと共に気
密空間を形成し水素又は水素を主体とするガスが封入さ
れた封止容器と、一端部に固定接点を設け一体的に形成
された他端部が端子部となり接着部材でもって固着され
る固定接触子と、固定接点に接離する可動接点を設けた
可動接触子と、接点当接方向へ可動接触子を付勢する接
圧ばねと、接点開離方向へ可動接触子を付勢する復帰ば
ねと、一端が封止容器から突出し可動接触子に連設され
た可動軸と、を有した封止接点部と、可動軸の一端を駆
動して接点を開閉する駆動部材と、封止接点部及び駆動
部材を収容し接着部材を流しこむ接着部を設けたハウジ
ングと、を備えた封止接点装置において、 前記接着部を外囲するよう前記ハウジングに設けられた
周回する凸条又はその凸条に前記封止接点部が前記ハウ
ジングに収容されたとき当接する当接部の少なくとも一
方が弾性を有したことを特徴とする封止接点装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30097195A JP3095671B2 (ja) | 1994-11-28 | 1995-11-20 | 封止接点装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-293522 | 1994-11-28 | ||
JP29352294 | 1994-11-28 | ||
JP30097195A JP3095671B2 (ja) | 1994-11-28 | 1995-11-20 | 封止接点装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08212860A JPH08212860A (ja) | 1996-08-20 |
JP3095671B2 true JP3095671B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=26559455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30097195A Expired - Lifetime JP3095671B2 (ja) | 1994-11-28 | 1995-11-20 | 封止接点装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3095671B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101190854B1 (ko) * | 2010-10-15 | 2012-10-15 | 엘에스산전 주식회사 | 밀봉 접점의 제조방법 |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP30097195A patent/JP3095671B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08212860A (ja) | 1996-08-20 |
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