JPH10188711A - 封止接点装置 - Google Patents

封止接点装置

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JPH10188711A
JPH10188711A JP34745596A JP34745596A JPH10188711A JP H10188711 A JPH10188711 A JP H10188711A JP 34745596 A JP34745596 A JP 34745596A JP 34745596 A JP34745596 A JP 34745596A JP H10188711 A JPH10188711 A JP H10188711A
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JP
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fixed
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JP34745596A
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English (en)
Inventor
Ritsu Yamamoto
律 山本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮断不良を生じる恐れをなくす。 【解決手段】 接点8a,13aを収納するために気密空間を
形成し水素又は水素を主体とするガスが封入された封止
容器1 と、一端部に固定接点8aを設け封止容器1に固着
された固定電極8 と、固定接点8aに接離する可動接点13
a を長手方向の一端部又は他端部の少なくとも一方に設
けた可動接触子13と、接点当接方向へ可動接触子を付勢
する接圧ばね18と、接点開離方向へ可動接触子13を付勢
する復帰ばね21と、駆動される一端が封止容器1 から突
出し可動接触子13に連設された可動軸15と、を備えた封
止接点装置において、可動接触子13を挟んで固定電極8
とは反対側に磁性金属体14が設けられた構成にしてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワー負荷用のリ
レーや電磁開閉器等に好適な封止接点装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の封止接点装置として、図
3に示す構成のものが存在する。このものは、接点を収
納するために気密空間を形成し水素又は水素を主体とす
るガスが封入された封止容器A と、一端部に固定接点B1
を設け封止容器A に固着された固定電極B と、固定接点
B に接離する可動接点C1を長手方向の両端部にそれぞれ
設けた可動接触子C と、接点当接方向へ可動接触子C を
付勢する接圧ばねD と、接点開離方向へ可動接触子C を
付勢する復帰ばねE と、駆動される一端F1が封止容器A
から突出し可動接触子C に連設された可動軸F と、を備
えている。
【0003】詳しくは、可動軸F は、その他端部に形成
された段部に可動接触子ホルダーGが固着され、その可
動接触子ホルダーG が復帰ばねE の付勢力により復帰ば
ね枠H を介して接点当接方向へ付勢されることにより、
可動接触子C に連設される。接圧ばねD は、底部J1が可
動軸F に挿通して固定された有底円筒状の接圧ばね枠J
の開口部に周回して設けられた鍔部J2と可動接触子C と
の間に圧縮懸架されている。
【0004】次に、このものの動作について説明する。
可動軸F の一端F1が電磁石等の駆動部材により押圧駆動
されると、可動接触子C は、その可動接触子C と接圧ば
ね枠J の鍔部J2との間に圧縮懸架された接圧ばねD を介
して駆動され、可動接触子ホルダーG 及び復帰ばね枠H
を介して復帰ばねE を押圧する。そして、可動接点C1
固定接点B1に当接してから、さらに可動軸F が押圧駆動
されると、可動接触子C は、その可動接点C1が固定接点
B1に当接しているために可動できないものの、可動軸F
に固定されている接圧ばね枠J が可動軸F と共に可動す
ることにより、接圧ばね枠J の鍔部J2と可動接触子C と
の間に圧縮懸架されている接圧ばねD が圧縮され、その
圧縮力が接点圧力となる。これに連動して、復帰ばねE
は、さらに圧縮されていく。
【0005】また、図3に矢示するように、可動接触子
C に流れる電流は、固定電極B に流れる電流によって固
定電極B を周回する方向に発生された誘導磁場に基づい
て、接点開離方向へローレンツ力を受けるようになる。
そして、可動軸F が押圧駆動されなくなると、主とし
て、圧縮されていた復帰ばねE の復帰力により、押圧駆
動される前の状態に可動軸F が復帰させられる。そし
て、可動接点C1と固定接点B1との間に発生するアーク
は、可動接触子C に流れる電流によって可動接触子Cを
周回する方向に発生された誘導磁場に基づいて、可動接
触子C の両端方向へ引き延ばされて消弧する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の封止接
点装置にあっては、可動接触子C を周回する方向に発生
された誘導磁場が小さいときは、可動接点C1と固定接点
B1との間に発生するアークが十分に引き延ばされないた
めに、遮断不良を生じる恐れがある。
【0007】また、可動接触子C は、固定電極B を周回
する方向に発生された誘導磁場に基づいて、接点開離方
向へローレンツ力を受けるから、このローレンツ力が大
きいときには、可動接触子C が接点開離方向へ変位し、
その変位の直後に急激に逆方向へ復帰するために、可動
接点C1が固定接点B1に溶着して、遮断不良を生じる恐れ
がある。
【0008】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもので
あって、その目的とするところは、遮断不良を生じる恐
れのない封止接点装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、接点を収納するために
気密空間を形成し水素又は水素を主体とするガスが封入
された封止容器と、一端部に固定接点を設け封止容器に
固着された固定電極と、固定接点に接離する可動接点を
長手方向の一端部又は他端部の少なくとも一方に設けた
可動接触子と、接点当接方向へ可動接触子を付勢する接
圧ばねと、接点開離方向へ可動接触子を付勢する復帰ば
ねと、駆動される一端が封止容器から突出し可動接触子
に連設された可動軸と、を備えた封止接点装置におい
て、前記可動接触子を挟んで前記固定電極とは反対側に
磁性金属体が設けられた構成にしてある。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記磁性金属体は、前記可動接触子
に直接設けられた構成にしてある。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の発明において、前記磁性金属体は、前記可動接触子
よりも硬い金属材料からなり、前記可動接触子の前記長
手方向に亘って設けられた構成にしてある。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項2記
載の発明において、前記可動軸が前記可動接触子に連設
されるために、可動接触子ホルダーが前記可動接触子へ
向かって変位し得る状態で設けられたものであって、前
記磁性金属体は、前記可動接触子よりも硬い金属材料か
らなり、前記可動接触子へ向かって変位した可動接触子
ホルダーに当接される状態で設けられた構成にしてあ
る。
【0013】また、請求項5記載の発明は、接点を収納
するために気密空間を形成し水素又は水素を主体とする
ガスが封入された封止容器と、一端部に固定接点を設け
他端部が封止容器から突出した状態で封止容器に固着さ
れた柱状の固定電極と、固定接点に接離する可動接点を
設けた可動接触子と、接点当接方向へ可動接触子を付勢
する接圧ばねと、接点開離方向へ可動接触子を付勢する
復帰ばねと、駆動される一端が封止容器から突出し可動
接触子に連設された可動軸と、を備えた封止接点装置に
おいて、前記固定電極は、前記封止容器内の外周面に磁
性金属体が設けられた構成にしてある。
【0014】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の発明において、前記可動軸は前記固定電極の軸方向
と平行に駆動されるとともに、可動接点が固定接点から
開離するときにアークが前記可動軸とは反対方向へ引き
延ばされるものであって、前記磁性金属体は、前記可動
軸とは反対側の反対面を残して前記固定電極に設けられ
た構成にしてある。
【0015】また、請求項7記載の発明は、接点を収納
するために気密空間を形成し水素又は水素を主体とする
ガスが封入された封止容器と、一端部に固定接点を設け
他端部が封止容器から突出した状態で封止容器に固着さ
れた固定電極と、固定接点に接離する可動接点を長手方
向両側の少なくとも一方に設けた可動接触子と、接点当
接方向へ可動接触子を付勢する接圧ばねと、接点開離方
向へ可動接触子を付勢する復帰ばねと、前記固定電極の
軸方向と平行に駆動される一端が封止容器から突出し可
動接触子に連設された可動軸と、を備え、可動軸と可動
接点とを結ぶ直線が可動接触子の長手方向に沿う封止接
点装置において、電流方向が前記両接点間の電流と平行
の電路が、前記封止容器の外方で前記可動接点よりも前
記可動接触子の短手方向の先端側に設けられた構成にし
てある。
【0016】また、請求項8記載の発明は、接点を収納
するために気密空間を形成し水素又は水素を主体とする
ガスが封入された封止容器と、一端部に固定接点を設け
封止容器に固着された固定電極と、固定接点に接離する
可動接点を長手方向の一端部又は他端部の少なくとも一
方に設けた可動接触子と、接点当接方向へ可動接触子を
付勢する接圧ばねと、接点開離方向へ可動接触子を付勢
する復帰ばねと、前記固定電極の軸方向と平行に駆動さ
れる一端が封止容器から突出し可動接触子に連設された
可動軸と、を備えた封止接点装置において、電流方向が
前記固定電極とは平行でかつ逆方向の電路が、前記封止
容器の外方で前記固定電極を挟んで前記可動軸とは反対
側に設けられた構成にしてある。
【0017】また、請求項9記載の発明は、請求項7又
は8のいずれかに記載の発明において、前記電路は、前
記封止容器の外方面に沿って設けられた構成にしてあ
る。
【0018】また、請求項10記載の発明は、請求項7
又は9のいずれかに記載の発明において、前記固定電極
は他端部が封止容器の外方に位置するものであって、前
記電路は、前記両接点間に流れる電流が流れるよう前記
固定電極の他端部に接続された構成にしてある。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1に基
づいて以下に説明する。1 は封止容器で、セラミックの
ような耐熱性材料により一面を開口して箱状に形成され
た容器本体2と、薄肉の金属円筒に波形のひだを付けて
蛇腹状に形成されたベローズ3 と、42アロイ等からな
り中央に貫通孔4a及び適宜箇所に通気孔4bを有する蓋体
4 と、軸受5 を設けたベローズ押さえ6 等により気密空
間として構成される。この容器本体2 は、その底部に後
述する固定電極8 を貫通固定する貫通孔2aが設けられ、
その開口部を閉塞するよう蓋体4 が接合される。ベロー
ズ3 は、その一端部がベローズ押さえ6 により挟まれる
ようにして蓋体4 に気密接合されるとともに、他端部が
後述する可動軸15に気密接合される。蓋体4 の内側に
は、例えばセラミックのような耐熱性材料からなる略平
板状の絶縁板7 が嵌め込まれて、蓋体4 をアークから保
護する。このようにして、封止容器1 の気密空間が形成
されるのであるが、その内部には通気孔4bから水素を主
体としたガスが例えば2気圧程度でもって封入され、そ
の後通気孔4bは封止される。
【0020】8 は固定電極で、例えば銅系材料により、
略他段円柱状に形成され、その一端部に固定接点8aが設
けられている。なお、固定接点8aは、固定電極8 と同一
材料で一体的に設けられてもよい。この固定電極8 は、
その中央部付近に略円板状の鍔部8bが設けられ、この鍔
部8bと容器本体2 とが、42アロイ等からなるフランジ
9 を介して気密接合される。
【0021】この固定電極8 は、封止容器1 の外方に位
置した他端部がボルト状に形成されおり、その他端部
に、両接点8a,13a間に流れる電流が流れる電路10が、ナ
ット11でもってねじ止め固定されている。詳しくは、こ
の電路10は、封止容器1 の外方面に沿って設けられてお
り、固定電極8 を挟んで後述する可動軸15とは反対側に
位置しており、その電流方向が固定電極8 とは平行でか
つ逆方向となっている。この固定電極8 は、封止容器1
内の外周面に第1の磁性金属体12が設けられている。詳
しくは、この第1の磁性金属体12は、後述する可動軸15
とは反対側の反対面8cを残して、固定電極8 に設けられ
ている。
【0022】13は可動接触子で、銅系板材料により、固
定接点8aに接離し得る間隔で両端部に可動接点13a を固
着して、略平板状に形成されている。なお、可動接点13
a は、可動接触子13と同一材料で一体的に設けられても
よい。この可動接点13a と後述する可動軸15とを結ぶ直
線は、可動接触子13の長手方向に沿うものとなってい
る。この可動接触子13は、長手方向に亘って、可動接触
子13よりも硬い第2の磁性金属体14が固定電極8 とは反
対側に設けられている。つまり、第2の磁性金属体14
は、可動接触子13を挟んで固定電極8 とは反対側に位置
するよう、可動接触子13に直接設けられている。なお、
この第2の磁性金属体14は、詳しくは後述するが、可動
接触子13が可動軸15に連設されるために設けられた可動
接触子ホルダー20に当接される状態で設けられている。
【0023】15は可動軸で、略丸棒状に形成され、配設
された状態では一端15a が封止容器1 から突出してい
る。この可動軸15は、一端近くが軸受5 によって支持さ
れ、軸細に形成された他端15b 近くが軸受16で支持され
ている。この可動軸15は、その中央部よりも他端15b 寄
りの外周部に周回する凹部が設けられ、その凹部に例え
ばEリング等に鍔状部材17が嵌め込まれている。この可
動軸15は、可動接触子13に設けられた挿通孔に挿通さ
れ、後述する可動接触子ホルダー20により、可動接触子
13に連設される。
【0024】18は接圧ばねで、後述する接圧ばね枠19の
外径よりも若干大きな内径を有してコイル状に形成され
ている。19は接圧ばね枠で、開口端に鍔部19a を、底部
に挿通孔をそれぞれ有して有底円筒状に形成されてい
る。この接圧ばね枠19は、ベローズ3 保護を兼ねてい
る。この接圧ばね枠19は、その挿通孔に可動軸15が他端
15b 側から挿通され、前述した鍔状部材17により位置決
めされている。
【0025】20は可動接触子ホルダーで、その中央部に
挿通孔が設けられた中央片の両側に両爪片20a を有して
断面二股状に形成されている。この可動接触子ホルダー
20は、その挿通孔に可動軸15が他端15b 側から挿通さ
れ、可動軸15の他端15b 近くに設けられた段部に固着さ
れている。この可動接触子ホルダー20は、可動接触子13
に設けられた孔部13b に爪片20a が入り込むよう、後述
する復帰ばね21の付勢力により復帰ばね枠22を介して接
点当接方向へ付勢されることにより、可動軸15に可動接
触子13を連設させる。このとき、接圧ばね18は、可動接
触子13と接圧ばね枠19の鍔部19a との間に圧縮懸架さ
れ、つまり可動接点13a が固定接点8aに当接する方向に
可動接触子13を付勢している。
【0026】21は復帰ばねで、コイル状に形成され、可
動接点13a が固定接点8aから開離する方向に、後述する
復帰ばね枠22を介して可動接触子13を付勢するよう、容
器本体2 に設けられた凹所2bに配設されている。22は復
帰ばね枠で、セラミック等の耐熱絶縁性材料により、有
底円筒状に形成され、復帰ばね21を外囲するよう、可動
軸15が挿通された状態で配設される。
【0027】次に、このものの動作について説明する。
可動軸15の一端15a が電磁石等の駆動部材(図示せず)
により押圧駆動されると、可動接触子13は、その可動接
触子13と接圧ばね枠19の鍔部19a との間に圧縮懸架され
た接圧ばね18を介して駆動され、可動接触子ホルダー20
及び復帰ばね枠22を介して復帰ばね21を押圧する。そし
て、可動接点13a が固定接点8aに当接してから、さらに
可動軸15が押圧駆動されると、可動接触子13は、その可
動接点13a が固定接点8aに当接しているために可動でき
ないものの、可動軸15に位置決めされている接圧ばね枠
19が可動軸15と共に可動することにより、接圧ばね枠19
の鍔部19a と可動接触子13との間に圧縮懸架されている
接圧ばね18が圧縮され、その圧縮力が接点圧力となる。
これに連動して、復帰ばね21は、さらに圧縮されてい
く。
【0028】また、図1に矢示するように、可動接触子
13に流れる電流は、固定電極8 に流れる電流によって固
定電極8 を周回する方向に発生された誘導磁場に基づい
て、接点開離方向へローレンツ力を受け得る状態となっ
ている。
【0029】そして、可動軸15が押圧駆動されなくなる
と、主として、圧縮されていた復帰ばね21が復帰するこ
とにより、押圧駆動される前の状態に可動軸15が復帰さ
せられる。このとき、可動接触子ホルダー20は、可動接
触子13へ向かって変位して、第2の磁性金属体14に当接
する。そして、可動接点13a と固定接点8aとの間に発生
するアークは、可動接触子13に流れる電流によって可動
接触子13を周回する方向に発生された誘導磁場に基づい
て、可動接触子13の両端方向へ、つまり可動軸15とは反
対方向へ引き延ばされて消弧する。
【0030】かかる封止接点装置にあっては、可動接触
子13に流れる電流によって可動接触子13を周回する方向
に発生された誘導磁場の磁束は、可動接触子13を挟んで
固定電極とは反対側に設けられた第2の磁性金属体14に
集められるために、その誘導磁場が大きくなり、可動接
点13a と固定接点8aとの間に発生するアークが十分に引
き延ばされるようになって、遮断不良が生じにくくな
る。
【0031】また、可動接触子13に直接設けられた第2
の磁性金属体14には、可動接触子13に流れる電流によっ
て可動接触子13を周回する方向に発生された誘導磁場の
磁束が集められ易くなるから、一段と誘導磁場が大きく
なって、より一段とアークが十分に引き延ばされるよう
になり、遮断不良が生じにくいものとなっている。
【0032】また、可動接触子13よりも硬い金属材料か
らなる第2の磁性金属体14が長手方向に亘って設けられ
た可動接触子13は、機械的強度が大きくなるから、接点
8a,13aの開閉が繰り返されて、衝撃が加えられても、変
形しにくくなる。
【0033】また、可動接触子ホルダー20が繰り返し可
動接触子13へ向かって変位しても、その可動接触子ホル
ダー20は、可動接触子13よりも硬い金属材料からなる第
2の磁性金属体14に当接して、可動接触子13には当接し
なくなり、可動接触子ホルダー20が繰り返し変位して
も、可動接触子13が変形しにくくなる。
【0034】また、固定電極8 に流れる電流によって固
定電極8 を周回する方向に発生された誘導磁場の磁束
は、固定電極8 における封止容器1 内の外周面に設けら
れた第1の磁性金属体12に集められるために、可動接触
子13に加わるローレンツ力を軽減することができ、ひい
ては接点開離方向へ変位しにくくなって、可動接点13a
が固定接点8aに溶着しなくなり、遮断不良が生じにくく
なる。
【0035】また、可動接点13a が固定接点8aから開離
するときに発生するアークは、固定電極8 に設けられた
第1の磁性金属体12により規制されないために、よく延
びるようになり、遮断不良が生じにくくなる。
【0036】また、封止容器1 の外方に固定電極8 を挟
んで可動軸15とは反対側に設けられた電路10は、その電
流方向が両接点8a,13a間の電流とは平行でかつ逆方向で
あるから、固定電極8 に流れる電流によって固定電極8
を周回する方向に発生された誘導磁場を相殺するような
誘導磁場を発生するので、可動接触子13に加わるローレ
ンツ力を軽減することができ、ひいては接点開離方向へ
変位しにくくなって、可動接点13a が固定接点8aに溶着
しなくなり、遮断不良が生じにくくなる。
【0037】また、封止容器1 の外方面に沿って設けら
れた電路10は、封止容器1 内の気密空間からの距離が短
くなるから、その電路10に流れる電流により、気密空間
内に発生する誘導磁界の磁束が多くなるので、遮断不良
が生じにくくなる効果をさらに奏することができる。
【0038】また、固定電極8 の他端部に接続された電
路10は、固定接点8aと可動接点13aとの間に流れる電流
が流れるものであり、固定接点8aと可動接点13a との間
に流れる電流が流れる電路とは別に設けられたものでは
ないのであるから、構成が簡単なものとなっている。
【0039】次に、本発明の第2実施形態を図2に基づ
いて以下に説明する。なお、第1実施形態と実質的に同
一の機能を有した部材には同一の符号を付し、異なると
ころのみ記す。第1実施形態では、電路10は、固定電極
8 を挟んで後述する可動軸15とは反対側に位置している
のに対し、本実施形態では、可動接点13a よりも可動接
触子13の短手方向の先端側に位置した構成となってい
る。
【0040】かかる封止接点装置にあっては、第1実施
形態と同様に、可動接触子13を周回する方向に発生され
た誘導磁場の磁束は、可動接触子13に直接設けられた設
けられた第2の磁性金属体14に集められるために、可動
接点13a と固定接点8aとの間に発生するアークが十分に
引き延ばされるようになって、遮断不良が生じにくくな
る。しかも、可動接触子13は、第1実施形態と同様に、
変形しにくくなっている。
【0041】また、固定電極8 に流れる電流によって固
定電極8 を周回する方向に発生された誘導磁場の磁束
は、第1の磁性金属体12に集められるために、可動接触
子13に加わるローレンツ力を軽減することができ、ひい
ては接点開離方向へ変位しにくくなって、可動接点13a
が固定接点8aに溶着しなくなり、遮断不良が生じにくく
なる。しかも、可動接点13a が固定接点8aから開離する
ときに発生するアークは、第1実施形態と同様に、固定
電極8 に設けられた第1の磁性金属体12により規制され
ないために、よく延びるようになり、遮断不良が生じに
くくなる。
【0042】また、封止容器1 の外方で可動接点13a よ
りも可動接触子13の短手方向の先端側に設けられた電路
10は、その電流方向が両接点8a,13a間の電流と平行であ
り逆方向であるから、その電路10に流れる電流の誘導磁
界と両接点間の電流の誘導磁界とによるローレンツ力を
受けて、可動接点13a が固定接点8aから開離するときの
アークが、電路10から遠ざかる方向へ引き延ばされて、
十分に引き延ばされるようになり、遮断不良が生じにく
くなる。
【0043】また、封止容器1 の外方面に沿って設けら
れた電路10は、封止容器1 内の気密空間からの距離が短
くなるから、その電路10に流れる電流により、気密空間
内に発生する誘導磁界の磁束が多くなるので、遮断不良
が生じにくくなる効果をさらに奏することができる。
【0044】また、固定電極8 の他端部に接続された電
路10は、固定接点8aと可動接点13aとの間に流れる電流
が流れるものであり、固定接点8aと可動接点13a との間
に流れる電流が流れる電路とは別に設けられたものでは
ないのであるから、構成を簡単なものとなっている。
【0045】なお、第1実施形態では、可動接触子13を
挟んで固定電極8 とは反対側に第2の磁性金属体14が設
けられた構成と、封止容器1 内の固定電極8 の外周面に
第1の磁性金属体12が設けられた構成と、封止容器1 の
外方で固定電極8 を挟んで可動軸15とは反対側に電路10
が設けられた構成と、を備えているが、例えば、遮断不
良を生じる恐れを十分になくせるときは、いずれか一つ
の構成でもよい。
【0046】また、第2実施形態では、可動接触子13を
挟んで固定電極8 とは反対側に第2の磁性金属体14が設
けられた構成と、封止容器1 内の固定電極8 の外周面に
第1の磁性金属体12が設けられた構成と、封止容器1 の
外方で可動接点13a よりも可動接触子13の短手方向の先
端側に電路10が設けられた構成と、を備えているが、例
えば、遮断不良を生じる恐れを十分になくせるときは、
いずれか一つの構成でもよい。
【0047】また、第1及び第2実施形態ではいずれ
も、第2の磁性金属体14は、可動接触子13に直接設けら
れた構成になっているが、例えば、可動接触子13を周回
する方向に発生された誘導磁場の磁束を十分に第2の磁
性金属体14に集めることができるときは、可動接触子13
から離れて封止容器1 内に設けられてもよく、そのとき
は、設計の自由度を上げることができる。
【0048】また、第1及び第2実施形態ではいずれ
も、第2の磁性金属体14は、可動接触子13よりも硬い金
属材料からなり、可動接触子13の長手方向に亘って設け
られているが、例えば、可動接触子13の機械的強度が十
分に強いときは、このような構成にしなくてもよく、そ
のときは、設計の自由度を上げることができる。
【0049】また、第1及び第2実施形態ではいずれ
も、第2の磁性金属体14は、可動接触子13よりも硬い金
属材料からなり、可動接触子13へ向かって変位した可動
接触子ホルダー20に当接される状態で設けられている
が、例えば、可動接触子13の機械的強度が十分に強いと
きは、このような構成にしなくてもよく、そのときは、
設計の自由度を上げることができる。
【0050】また、第1及び第2実施形態ではいずれ
も、第1の磁性金属体12は、可動軸15とは反対側の反対
面8cを残して固定電極8 に設けられているが、例えば、
アークが引き延ばされるときに支障がないときは、固定
電極8 に周回して設けられてもよく、そのときは、第1
の磁性金属体12により集められる磁束を多くでき、ひい
ては、遮断不良が生じにくくなる効果を一段と奏するこ
とができる。
【0051】また、第1及び第2実施形態ではいずれ
も、電路10は、封止容器1 の外方面に沿って設けられて
いるが、例えば、電路10に流れる電流により気密空間内
に発生する誘導磁界の磁束が多いときは、封止容器1 の
外方面あら離れて設けられてもよく、そのときは、設計
の自由度を上げることができる。
【0052】また、第1及び第2実施形態ではいずれ
も、電路10は、両接点8a,13a間に流れる電流が流れるよ
う固定電極8 の他端部に接続されているが、両接点8a,1
3a間に流れる電流が流れる電路10とは別に設けられても
よい。
【0053】また、第1及び第2実施形態ではいずれ
も、可動接点13a は、可動接触子13の長手方向両端部に
設けられているが、一端部又は他端部のいずれかに設け
られた、いわゆる1極のものでも、同様の効果を奏する
ことができる。
【0054】また、第2実施形態では、電路10は、その
電流方向が両接点8a,13a間の電流と平行であり逆方向に
なる状態で設けられているが、両接点8a,13a間の電流と
平行であり同一方向となる状態で設けられてもよく、そ
のときは、その電路10に流れる電流の誘導磁界と両接点
8a,13a間の電流の誘導磁界とによるローレンツ力を受け
て、可動接点13a が固定接点から開離するときのアーク
が、電路10へ近づく方向へ引き延ばされて、十分に引き
延ばされるようになるので、同様の効果を奏することが
できる。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、可動接触子に流
れる電流によって可動接触子を周回する方向に発生され
た誘導磁場の磁束は、可動接触子を挟んで固定電極とは
反対側に設けられた磁性金属体に集められるために、そ
の誘導磁場が大きくなり、可動接点と固定接点との間に
発生するアークが十分に引き延ばされるようになって、
遮断不良が生じにくくなる。
【0056】請求項2記載の発明は、可動接触子に直接
設けられた磁性金属体には、可動接触子に流れる電流に
よって可動接触子を周回する方向に発生された誘導磁場
の磁束が集められ易くなるから、請求項1記載の発明よ
りも誘導磁場が大きくなって、より一段とアークが十分
に引き延ばされるようになり、遮断不良が生じにくくな
る。
【0057】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の効果に加えて、可動接触子よりも硬い金属材料から
なる磁性金属体が長手方向に亘って設けられた可動接触
子は、機械的強度が大きくなるから、接点の開閉が繰り
返されて、衝撃が加えられても、変形しにくくなる。
【0058】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明の効果に加えて、可動接触子ホルダーが繰り返し可動
接触子へ向かって変位しても、その可動接触子ホルダー
は、可動接触子よりも硬い金属材料からなる磁性金属体
に当接して、可動接触子には当接しなくなり、可動接触
子ホルダーが繰り返し変位しても、可動接触子が変形し
にくくなる。
【0059】請求項5記載の発明は、固定電極に流れる
電流によって固定電極を周回する方向に発生された誘導
磁場の磁束は、固定電極における封止容器内の外周面に
設けられた磁性金属体に集められるために、可動接触子
に加わるローレンツ力を軽減することができ、ひいては
接点開離方向へ変位しにくくなって、可動接点が固定接
点に溶着しなくなり、遮断不良が生じにくくなる。
【0060】請求項6記載の発明は、可動接点が固定接
点から開離するときに発生するアークは、固定電極に設
けられた磁性金属体により規制されないために、よく延
びるようになり、請求項5記載の発明よりも、遮断不良
が生じにくくなる。
【0061】請求項7記載の発明は、封止容器の外方で
可動接点よりも可動接触子の短手方向の先端側に設けら
れた電路は、その電流方向が両接点間の電流と平行であ
るから、電流方向が両接点間の電流とは逆方向のとき
は、その電路に流れる電流の誘導磁界と両接点間の電流
の誘導磁界とによるローレンツ力を受けて、可動接点が
固定接点から開離するときのアークが、電路から遠ざか
る方向へ引き延ばされ、電流方向が両接点間の電流とは
同一方向のときは、その電路に流れる電流の誘導磁界と
両接点間の電流の誘導磁界とによるローレンツ力を受け
て、可動接点が固定接点から開離するときのアークが、
電路へ近づく方向へ引き延ばされて、十分に引き延ばさ
れるようになり、遮断不良が生じにくくなる。
【0062】請求項8記載の発明は、封止容器の外方に
固定電極を挟んで可動軸とは反対側に設けられた電路
は、その電流方向が両接点間の電流とは平行でかつ逆方
向であるから、固定電極に流れる電流によって固定電極
を周回する方向に発生された誘導磁場を相殺するような
誘導磁場を発生するので、可動接触子に加わるローレン
ツ力を軽減することができ、ひいては接点開離方向へ変
位しにくくなって、可動接点が固定接点に溶着しなくな
り、遮断不良が生じにくくなる。
【0063】請求項9記載の発明は、封止容器の外方面
に沿って設けられた電路は、封止容器内の気密空間から
の距離が短くなるから、その電路に流れる電流により、
気密空間内に発生する誘導磁界の磁束が多くなるから、
請求項7又は8のいずれかに記載の発明の効果を一段と
奏することができる。
【0064】請求項10記載の発明は、固定電極の他端
部に接続された電路は、固定接点と可動接点との間に流
れる電流が流れるものであり、固定接点と可動接点との
間に流れる電流が流れる電路とは別に設けられたもので
はないのであるから、請求項7乃至9のいずれかに記載
の発明よりも、構成を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の正面断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態の側面断面図である。
【図3】従来例の正面断面図である。
【符号の説明】
1 封止容器 8 固定電極 8a 固定接点 8c 反対面 10 電路 12 第1の磁性金属体 13 可動接触子 13a 可動接点 14 第2の磁性金属体 15 可動軸 18 接圧ばね 20 可動接触子ホルダー 21 復帰ばね

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接点を収納するために気密空間を形成し
    水素又は水素を主体とするガスが封入された封止容器
    と、一端部に固定接点を設け封止容器に固着された固定
    電極と、固定接点に接離する可動接点を長手方向の一端
    部又は他端部の少なくとも一方に設けた可動接触子と、
    接点当接方向へ可動接触子を付勢する接圧ばねと、接点
    開離方向へ可動接触子を付勢する復帰ばねと、駆動され
    る一端が封止容器から突出し可動接触子に連設された可
    動軸と、を備えた封止接点装置において、 前記可動接触子を挟んで前記固定電極とは反対側に磁性
    金属体が設けられたことを特徴とする封止接点装置。
  2. 【請求項2】 前記磁性金属体は、前記可動接触子に直
    接設けられたことを特徴とする請求項1記載の封止接点
    装置。
  3. 【請求項3】 前記磁性金属体は、前記可動接触子より
    も硬い金属材料からなり、前記可動接触子の前記長手方
    向に亘って設けられたことを特徴とする請求項2記載の
    封止接点装置。
  4. 【請求項4】 前記可動軸が前記可動接触子に連設され
    るために、可動接触子ホルダーが前記可動接触子へ向か
    って変位し得る状態で設けられたものであって、前記磁
    性金属体は、前記可動接触子よりも硬い金属材料からな
    り、前記可動接触子へ向かって変位した可動接触子ホル
    ダーに当接される状態で設けられたことを特徴とする請
    求項2記載の封止接点装置。
  5. 【請求項5】 接点を収納するために気密空間を形成し
    水素又は水素を主体とするガスが封入された封止容器
    と、一端部に固定接点を設け他端部が封止容器から突出
    した状態で封止容器に固着された柱状の固定電極と、固
    定接点に接離する可動接点を設けた可動接触子と、接点
    当接方向へ可動接触子を付勢する接圧ばねと、接点開離
    方向へ可動接触子を付勢する復帰ばねと、駆動される一
    端が封止容器から突出し可動接触子に連設された可動軸
    と、を備えた封止接点装置において、 前記固定電極は、前記封止容器内の外周面に磁性金属体
    が設けられたことを特徴とする封止接点装置。
  6. 【請求項6】 前記可動軸は前記固定電極の軸方向と平
    行に駆動されるとともに、可動接点が固定接点から開離
    するときに発生するアークが前記可動軸とは反対方向へ
    引き延ばされるものであって、前記磁性金属体は、前記
    可動軸とは反対側の反対面を残して前記固定電極に設け
    られたことを特徴とする請求項5記載の封止接点装置。
  7. 【請求項7】 接点を収納するために気密空間を形成し
    水素又は水素を主体とするガスが封入された封止容器
    と、一端部に固定接点を設け他端部が封止容器から突出
    した状態で封止容器に固着された固定電極と、固定接点
    に接離する可動接点を長手方向両側の少なくとも一方に
    設けた可動接触子と、接点当接方向へ可動接触子を付勢
    する接圧ばねと、接点開離方向へ可動接触子を付勢する
    復帰ばねと、前記固定電極の軸方向と平行に駆動される
    一端が封止容器から突出し可動接触子に連設された可動
    軸と、を備え、可動軸と可動接点とを結ぶ直線が可動接
    触子の長手方向に沿う封止接点装置において、 電流方向が前記両接点間の電流と平行の電路が、前記封
    止容器の外方で前記可動接点よりも前記可動接触子の短
    手方向の先端側に設けられたことを特徴とする封止接点
    装置。
  8. 【請求項8】 接点を収納するために気密空間を形成し
    水素又は水素を主体とするガスが封入された封止容器
    と、一端部に固定接点を設け封止容器に固着された固定
    電極と、固定接点に接離する可動接点を長手方向の一端
    部又は他端部の少なくとも一方に設けた可動接触子と、
    接点当接方向へ可動接触子を付勢する接圧ばねと、接点
    開離方向へ可動接触子を付勢する復帰ばねと、前記固定
    電極の軸方向と平行に駆動される一端が封止容器から突
    出し可動接触子に連設された可動軸と、を備えた封止接
    点装置において、 電流方向が前記固定電極とは平行でかつ逆方向の電路
    が、前記封止容器の外方で前記固定電極を挟んで前記可
    動軸とは反対側に設けられたことを特徴とする封止接点
    装置。
  9. 【請求項9】 前記電路は、前記封止容器の外方面に沿
    って設けられたことを特徴とする請求項7又は8のいず
    れかに記載の封止接点装置。
  10. 【請求項10】 前記固定電極は他端部が封止容器の外
    方に位置するものであって、前記電路は、前記両接点間
    に流れる電流が流れるよう前記固定電極の他端部に接続
    されたことを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記
    載の封止接点装置。
JP34745596A 1996-12-26 1996-12-26 封止接点装置 Pending JPH10188711A (ja)

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