JP2005177199A - 小型電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気バリカンや電気かみそりなどの小型電気機器において、内ピース74や外ピース73の姿勢を気にする必要もなく、駆動ユニット2をボディ1に装填することにより、両ピース73・74を適正に係合連結できるようにする。
【解決手段】回動片101の周縁に、係合軸94が回動片101の上面111に乗り上がるのを案内する第1ガイド斜面107を形成する。係合溝100の底面110と、回動片101の上面111との間に、係合溝100と係合している係合軸94が回動片101の上面111に乗り上がるのを案内する第2ガイド斜面112を形成する。
【選択図】図11

Description

本発明は、電気バリカン、電気かみそり、電気脱毛器、電動歯ブラシなどの小型電気機器であり、特にそのスイッチ構造に関するものである。
例えば、水洗い可能に構成した電気バリカン、電気かみそり、電気脱毛器、電動歯ブラシなどの各種小型電気機器においては、ケース外面に設けられるスイッチノブと、ボディ内部のスイッチ端子とを、複数個の伝動部品を介して連動できるようにし、ボディの周壁を内外に貫通する回転軸部をシールリングでシールしている。この種のスイッチ構造を適用した電気かみそりが、例えば特許文献1に公知である。そこでは、スイッチノブに連動して往復回動する外ピースと、外ピースの回動動作を受け継ぐレバー状の内ピースと、内ピースで往復操作されてオン・オフされるスイッチ端子などでスイッチ構造を構成している。
外ピースのレバー軸はボディの周壁を内外に貫通しており、その軸端がボディ内に設けた内ピースの係合溝と係合している。レバー軸とその軸穴との間がシールリングでシールしてある。なお、内ピースはボディに装填される駆動ユニットに組み付けてある。同様のスイッチ構造は特許文献2にもみることができ、そこでは、ボディの上面全体を上ケースで覆い、その外面にスイッチノブを装着している。
上記のように構成したスイッチ構造では、ボディに組み付けた外ピースと、駆動ユニットに組み付けた内ピースとを、どのようにして適正に係合連結するかが問題となる。特許文献1においては、外ピースのレバー軸を断面長方形状の角軸で形成し、内ピースの側に設けられる係合溝をU字状の切り欠き溝で形成して、駆動ユニットをボディに装填するとき、レバー軸が係合溝と係合できるようにしている。特許文献2のスイッチ構造では、駆動ユニットをボディに装填したのち、外ピースをボディに組み付けて、そのレバー軸を内ピースに連結している。
特開平7−220575号公報(段落番号0020〜0021、図13) 特開2002−369982号公報(段落番号0028、図12)
特許文献1のスイッチ構造によれば、駆動ユニットをボディに装填するだけで、レバー軸の角軸部を、内ピースの係合溝と係合できるので、駆動ユニットの組み付けを簡便に行える。問題は、駆動ユニットをボディに装填する際に、角軸状のレバー軸の長辺部を駆動ユニットの装填方向に一致させ、さらに、内ピースの係合溝の開口を駆動ユニットの装填方向に正しく一致させる必要があり、そのため、駆動ユニットを装填するとき内ピースの姿勢が変るような場合に、外ピースを適正に組み付けることができない。両ピースの係合状態は、全ての部品を組んでモーターを起動してみるまで判らないので、係合不良であった場合の補修に多くの手間が掛かる。両ピースの姿勢が不正な状態のままで、駆動ユニットをボディ内に無理に装填すると、レバー軸が破損、あるいは変形することもある。
この点、特許文献2のスイッチ構造では、外ピースを組み付けた時点で、スイッチ構造の動作を確認でき、組み付け不良を生じる余地は殆どない。しかし、外ピースと内ピースとが係合しているので、外ピースおよび上ケースをボディから取り外さない限りは、駆動ユニットをボディから抜き出し操作できず、駆動ユニットの分解を伴うメンテナンス作業に多くの手間が掛かることにある。
本発明の目的は、内ピースや外ピースの姿勢を気にする必要もなく、駆動ユニットをボディに装填することにより、両ピースを適正に係合連結でき、したがって、駆動ユニットやスイッチ構造の組み立ての手間を著しく省きながら、スイッチ構造の動作の信頼性を向上できる小型電気機器を提供することにある。本発明の目的は、駆動ユニットをボディ内へ組み付けた時点で、内外ピースを適正に係合連結でき、したがって、内外ピースの係合不良に伴う補修や、部品の欠落、変形などを一掃できる小型電気機器を提供することにある。本発明の目的は、内外ピースを適正に係合連結できるにもかかわらず、必要時には駆動ユニットを抜き出し操作するだけで内外ピースの係合状態を解除でき、したがって、駆動ユニットの分解を伴うメンテナンス作業を少ない手間で簡便に行える小型電気機器を提供することにある。
本発明は、図4および図5に示すごとく、開口10を有する筒状のボディ1と、前記開口10からボディ1の内部に差し込み装着される駆動ユニット2と、ボディ1の上面に往復スライド可能に装着されるスイッチノブ6と、駆動ユニット2に設けたスイッチ端子75とスイッチノブ6との間に設けられて、モーター18の通電状態を切り換えるスイッチ機構Sとを備えている小型電気機器を対象とする。スイッチ機構Sは、ボディ1の外面に装着されて、スイッチノブ6で往復回動操作される外ピース73と、駆動ユニット2の上面に回動可能に装着されて外ピース73と同行回動する内ピース74とを含む。図1に示すように、外ピース73は、ボディ1の外面側から組み付けられて、そのレバー軸91の突端に設けた非円形断面の係合軸94が内ピース74に設けた係合溝100と係合している。図11および図12に示すように、内ピース74は、駆動ユニット2で回動可能に軸支される回動片101と、回動片101から突設されるレバーアーム102を含み、回動片101の上面中央部に係合軸94と係合する係合溝100が凹み形成されている。そして、回動片101の周縁に、係合軸94が回動片101の上面111に乗り上がるのを案内する第1ガイド斜面107が形成してあることを特徴とする。ここで非円形断面の係合軸94とは、多角断面形状や楕円断面形状などを含む概念である。
具体的には、図11および図12に示すごとく、回動片101の少なくとも後半周縁に第1ガイド斜面107が連続して形成することができる。ここでいう「後半周縁」とは、図10に示すごとく、回動片101がオン・オフ回動したどの位置にあっても、係合軸94が当接して乗り上がることができる範囲、あるいは図10(b)に示すように、レバー軸91が斜めになっていても当接して乗り上がることができる範囲を意味する。
図11および図12に示すごとく、係合溝100の底面110と、回動片101の上面111との間に、係合溝100と係合している係合軸94が回動片101の上面111に乗り上がるのを案内する第2ガイド斜面112を形成し、駆動ユニット2をボディ1から抜き出し操作する状態において、係合軸94と接当する側の係合溝100の内周壁に、第2ガイド斜面112を形成することができる。
図11および図12に示すごとく、四角形状に形成した係合溝100の開口周縁に、回動片101の上面111に乗り上がった係合軸94を係合溝100へ落ち込み案内する係合案内面115を形成することができる。
図14に示すごとく、係合溝100の第2ガイド斜面112と係合軸94との間に、係合軸94のスライド移動を許す余裕隙間120が形成されており、駆動ユニット2をボディ1から抜き出し操作する状態において、係合軸94が余裕隙間120の分だけスライド移動できるようにすることができる。
例えば、図4および図5に示すように、ボディ1が前端開口10を有するものであり、該前端開口10から駆動ユニット2を差し込んで組み付ける場合、駆動ユニット2の上面に装着された内ピース74が、ボディ1側の外ピース73のレバー軸91の係合軸94に至ると、係合軸94はボディ1の上壁等を僅かに撓み変形させながら、回動片101の第1ガイド斜面107に沿って、回動片101の上面111に乗り上がる。この状態から駆動ユニット2をさらに後方側に差し込むと、外ピース73のレバー軸91の係合軸94は、第2ガイド斜面112に沿って係合溝100内に滑り込み係合し、これで内外ピース74・73を完全に係合・連結させることができる。また、ボディ1内から駆動ユニット2を抜き出す際には、レバー軸91の係合軸94は、第2ガイド斜面112に沿って係合溝100内から回動片101の上面111に乗り上がり、この状態から駆動ユニット2をさらに引き出すと、レバー軸91の係合軸94は、回動片101の第1ガイド斜面107に沿って内レバー74から抜け外れ、これにて内外レバー73・74の係合状態を解除できる。
したがって、回動片101の周縁に、係合軸94が回動片101の上面111に乗り上がるのを案内する第1ガイド斜面107が形成してあると、駆動ユニット2の組み付け作業時における、レバー軸91の係合軸94の回動片101の上面111への乗り上がり動作がスムーズに行え、レバー軸91の破壊や変形を確実に阻止できる。駆動ユニット2をボディ1内に組み付けた時点で、内外ピース74・73を適正に係合連結できるので、内外ピース74・73の係合不良に伴う補修や、部品の欠落、変形なども一掃できる。
加えて、レバー軸91と係合溝100との向きが合致しない状態で、駆動ユニット2の組み付け作業が行われた場合でも、両ピース73・74の係合状態を容易に得られる利点もある。すなわち本発明では、外ピース73をそのレバー軸91の係合軸94の長辺が前後方向に向く垂直姿勢(図10(a)参照)とするとともに、内ピース74をその係合溝100の長辺が前後方向に向く非作動姿勢(図10(a)参照)としたうえで、駆動ユニット2の組み付け作業を行うことが望まれる。しかし、例えばレバー軸91は図10(a)に示すような垂直姿勢にあるが、係合溝100が図10(b)に示すような非作動姿勢にあるような状態で、駆動ユニット2の組み付け作業が行われた場合でも、上述のように内ピース74の回動片101に下拡がりの第1ガイド斜面107を形成してあると、レバー軸91の係合軸94を該ガイド斜面107に沿って回動片101の上面111に容易に乗り上がらせることができる。したがって、この状態からスイッチノブ6をスライド操作して外ピース73のレバー軸91を回転させて、レバー軸91の係合軸94の向きを係合溝100と一致させるだけで、レバー軸91を係合溝100内に落ち込ませて、適切な係合状態を得ることができる。つまり、内ピース74や外ピース73の姿勢を気にする必要もなく、駆動ユニット2をボディ1に装填することにより、両ピース73・74を適正に係合連結でき、駆動ユニット2やスイッチ構造の組み立ての手間を著しく省くことができる(請求項1)。
とくに、回動片101の少なくとも後半周縁に第1ガイド傾斜107を連続して形成してあると、レバー軸91の係合軸94の回動片101の上面111への乗り上がり操作を容易に行うことができるので、駆動ユニット2やスイッチ構造の組み立ての手間を著しく省くことができる(請求項2)。
係合溝100の底面110と、回動片101の上面111との間に、係合溝100と係合している係合軸94が回動片101の上面111に乗り上がるのを案内する第2ガイド斜面112を形成してあると、レバー軸91の係合軸94の回動片101の上面111への乗り上がり動作をスムーズに行うことができ、駆動ユニット2の抜き出し作業を簡便に行える。また、駆動ユニット2の抜き出し作業には、側面112を乗り越えるだけの操作力を要するので、僅かな外力でレバー軸91の係合軸94が係合溝100から抜け外れて、内外ピース74・73の係合状態が不用意に解除されることもない。加えて、駆動ユニット2の組み付け作業時には、外ピース73のレバー軸91の係合軸94が、該側面112に沿って係合溝100内にカチッと滑り込み係合するので、内外ピース74・73の係合状態を手応えで確実に知ることできる。これにより内外ピース74・73の不完全な係合に起因する小型電気機器の動作不良の発生を一掃できる。また、全ての部品を組んでモーター18を起動させずとも、内外ピース74・73が係合状態に至ったことを明確に知ることができるので、小型電気機器の組み立て作業性、メンテナンス作業性の向上に貢献できる(請求項3)。
四角形状に形成した係合溝100の開口周縁に、回動片101の状面に乗り上がった係合軸94を係合溝100へ落ち込み案内する係合案内面115を設けてあると、該係合案内面115に沿って、レバー軸91の係合軸94を係合溝100内に滑り込み係合させることができ、これはとくに内ピース74の係合溝100に対するレバー軸91の進入角度が僅かにずれているときに有利である。また、上述のような駆動ユニット2の組み付け作業に作業ミスがあった場合でも、レバー軸91の係合軸94が回動片101の上面111に乗り上がった状態から、スイッチノブ6をスライド操作してレバー軸91を回転させるだけで、回動片101の上面111から係合案内面115に沿って、該係合軸94を係合溝100内に容易に滑り込み係合させることができ、組み立て作業性のより一層の向上を図ることができる(請求項4)。
図14に示すごとく、係合溝100の第2ガイド斜面112と係合軸94との間に、係合軸94のスライド移動を許す余裕隙間120を形成して、駆動ユニット2をボディ1から抜き出し操作する状態において、係合軸94が余裕隙間120の分だけスライド移動できるようにしてあると、該余裕隙間120の分だけ勢いを付けて、係合溝100の後端側面112へのレバー軸91の係合軸94の乗り超え動作を行うことができるので、駆動ユニット2の抜き出し作業を簡便に行える(請求項5)。
(第1実施形態)
図1ないし図13は、本発明に係る小型電気機器を電気バリカンに適用した第1実施形態を示す。図2ないし図5に示すように、電気バリカンは、有底筒状のボディ1と、ボディ1内に組み込まれる駆動ユニット2と、ボディ1の前端に装着されるヘッドケース3と、ヘッドケース3の下面側に装着される切断刃ユニット4と、ボディ1の上面に装着される化粧パネル5などで構成する。図2において化粧パネル5の上面前部寄りには、モーター18への通電状態を切り換えるためのスイッチノブ6が設けられている。符号7は、ボディ1の後部寄りに配設される表示窓である。
図5において、ボディ1は、前端開口10を備える四角筒状の本体部11を基体とするプラスチック成形品であり、本体部11の左右側壁の前端から前方向に突設された円弧状の膨出部12を一体的に備える。本体部11の左右側壁の前端寄りの外面、および膨出部12の外面には、指掛け用の凹部13が凹み形成されている。
ボディ1の本体部11の上面には、上向きの段付き受け面14aを有する凹部14が、前後方向にわたって長く切り欠き形成されており、該凹部14内に化粧パネル5が嵌め込み装着される。受け面14aの前端部は、本体部11の上壁の前端から前方向に突設された、円弧状の膨出部15とされている。
図4および図5において、駆動ユニット2の殆どは、ボディ1の内部に収容される電装品部で占められており、その前部に切断刃ユニット3を駆動するための駆動機構が組み込んである。電装品部は、プラスチック成形された枠状のホルダー17に、モーター18と、2個の二次電池19と、制御回路が実装されたプリント基板20などを組み付けて一体化してあり、これらのユニットは、ボディ1の後端側からねじ込まれる2個のビス21でボディ1に締結固定される。プリント基板20には、先のスイッチノブ6で切り換え操作されるスイッチ端子75や、充電時に点灯する発光ダイオード23などが組み付けてある。発光ダイオード23と対向するボディ1の上壁には、表示窓7が装着されている。この表示窓7は、透明プラスチック材でレンズとして形成してあり、スイッチノブ6をオフ操作して、充電する際などに点滅する発光ダイオード23からの照明光を集光し、化粧パネル5の外へ放射する。
電装品部の後端には、左右一対の入力端子24が後ろ向きに突設され、その両側にビス21用のねじボス25が突設してある。入力端子24は、二次電池19を充電する際に、あるいは交流電源でモーター18を駆動する際に使用する。図5において符号26は、ねじボス25に外嵌装着されるリング状のパッキンを、符号27は入力端子24に外嵌装着されるパッキンを示す。
図2、図6、図7において、モーター18の回転動力は、偏心カム29と振動子30を介して往復動力に変換され、振動子30に設けた駆動軸31を介して切断刃ユニット4に出力される。これらの駆動機構を支持し保護するために、ホルダー17の前部に容器状のヘッド台32を配置する。ヘッド台32は、その前面に配置したマウント板33とともにホルダー17に締結固定する。駆動軸31とヘッド台32との間は成形パッキン34(図5参照)でシールされ、ヘッド台32とボディ1との間はシールリング35(図5参照)でシールされている。全体を水洗い可能とするためである。マウント板33は成形パッキン34用の押え板を兼ねている。
図6、図7、図8において、切断刃ユニット4は、プラスチック成形品からなる刃ホルダー37と、刃ホルダー37の内面側に固定される固定刃38と、固定刃38の内面に接合される可動刃39と、可動刃39を固定刃38に向かって押し付ける押えばね40などで構成する。可動刃39には受動ピース41が一体に設けてあり、その後端中央に駆動軸31用の連結凹部42が形成してある(図5参照)。
刃ホルダー37の後端に設けた軸部43を、ヘッド台32に設けた左右一対のブラケット(取付部)44に圧嵌係合することにより、切断刃ユニット4は駆動ユニット2に連結され、軸部43を中心にして図7に示す使用姿勢と、図8に示す開放姿勢とに揺動変位できる。マウント板33に設けた一対の捕捉ばね45で刃ホルダー37の係合突起46を係合捕捉することにより、切断刃ユニット4は使用姿勢に保持固定され、この状態において駆動軸31と連結凹部42とが係合連結して、往復動力を可動刃39に伝えることができる。
図5に示すように、ヘッド台32のブラケット44の基端両側は、マウント板33に形成したコ字状の切欠47で左右から支持してある。落下衝撃を受けるような場合に、ブラケット44が外側方へ変形するのを規制して、切断刃ユニット4がブラケット44から脱落するのを防ぐためである。
図5、図7、図8において、ヘッドケース3は、前端に行くにしたがって下向き(内向き)に傾斜する上壁50と、前窄まりの嘴状の左右側壁51と、左右側壁51の後端どうしを繋ぐ下壁52とを一体に備えた、前後面が開口する筒状のプラスチック成形品からなり、その前側に切断刃ユニット4をヘッドケース3の前面に露出させる開口53が斜めに傾く状態で形成してある。
ヘッドケース3はボディ1に対して固定する。詳しくは、ボディ1から露出するヘッド台32の周囲壁を装着部にして、そこにヘッドケース3の後端開口を外嵌装着する。ヘッドケース3の装着状態を維持するために、ヘッド台32の下壁および左右側壁のそれぞれに係合凹部54を設け、ヘッドケース3の下壁および左右側壁の内面のそれぞれに、係合凹部54に落ち込み係合する係合爪55を形成している。上壁50および左右側壁51の後端には、先のボディ1の本体部11の膨出部12・15と合致する、円弧状の凹部56・57が切り欠き形成されており、ヘッドケース3をヘッド台32に装着した装着状態において、ボディ1とヘッドケース3の両外面は、面一状となるようにしてある。
図4および図5において化粧パネル5は、前後方向に長い本体カバー部60と、本体カバー部60の前部に連続して上方向に膨出形成された涙滴状のランド部61とを備えるプラスチック成形品であり、ランド部61の中央に、スイッチノブ6の前後方向のスライド移動を許す楕円形の溝62が、段付き状に凹み形成されている。図5に示すごとく、化粧パネル5の左右の側壁には、係合爪63が一体に形成されており、該係合爪63をボディ1の凹部14の周縁に凹み形成された係合凹部64内に挿入係合することで、化粧パネル5をボディ1の上面に一体的に装着できる。本体カバー部60の上壁中央には、先の表示窓7用の開口7aが設けられている。
図1、図9、図10、図13においてスイッチノブ6は、楕円蓋形のベース部66と、ベース部66の下面から下向きに垂設されて、後述のスイッチ機構Sを切り換え操作する左右一対の連結片67と、該連結片67から後方向に所定間隔を置いて、ベース部66の下面から下向きに垂設された左右横長の係合壁68とを一体に備えるプラスチック成形品であり、ベース部66の上面に指掛け用の突起69を備える。図1に示すように、連結片67は、ランド部61の溝62の底面に設けた貫通孔70を介して化粧パネル5の下面側に突出し、後述の節動ピース72の係合孔83と係合する。連結片67の左右端側は、貫通孔70の左右内面に受け止められており、これにてスイッチノブ6の左右方向の揺動が規制される。
図1および図13に示すように、モーター18のオン・オフ動作を切り換えるスイッチ機構Sは、化粧パネル5の内面に装着されて、スイッチノブ6の前後方向のスライド動作を受け継ぐ節動ピース72と、ボディ1の上面に装着されて、スイッチノブ6および節動ピース72のスライド動作を受けて往復回動する外ピース73と、駆動ユニット2のホルダー17の上面に揺動可能に装着されて外ピース73と同行回動するレバー状の内ピース74と、内ピース74で切り換え操作されるスイッチ端子75とで構成する。スイッチ端子75は、内ピース74で前後方向にスライド自在に移動操作される可動端子76と、プリント基板20上に設けられた固定端子77とからなる。
節動ピース72は、異形U字状の基部80の前端から左右一対の弾性腕81を突設し、該弾性腕81の先端寄りに一対の係合片82を対向状に突設した平板状のプラスチック成形品であり、基部80の中央部に、先のスイッチノブ6の連結片67が差し込み装着される左右一対の係合孔83を備える。節動ピース72は、スイッチノブ6の前後方向の移動操作時に、カチカチとしたクリック感を与える。そのために、溝62に係る化粧パネル5のランド部61の下面に、弾性腕81の係合片82と係合する前後に長いリブ84を設けてある。詳しくは、図10に示すように、リブ84は、前後方向に伸びて左右の厚み寸法が均一な係合壁85と、該係合壁85の前後方向の中央部に配設された、左右の厚み寸法の大きな円柱状の突起86とからなり、スイッチノブ6のスライド操作に連動して、節動ピース72が前後方向に移動した際に、係合片82が突起86を乗り越え係合するようにしている。
外ピース73は、スイッチノブ6および節動ピース72のスライド動作を受けて、図10(a)・(b)に示すごとく前後に回動操作されるレバー90と、ボディ1の上壁に設けられた円筒状の取付部88(図1、図4、図13参照)に回動自在に装着されて、レバー90の基端を支持するレバー軸91とを一体に備えるプラスチック成形品であり、レバー90の延出端寄りに、スイッチノブ6の係合壁68、および節動ピース72のU字の基端部と係合するレバーピン92を備える。図1および図13に示すように、レバー軸91の上端外周は円形のフランジ状に形成されており、先の取付部88の筒壁の上端に該フランジが受け止められることにより、ボディ1に対する外ピース73の下方への抜け止めが図られている。図1および図9に示すごとく、レバー軸91は、ボディ1の上壁に設けた孔93を介してボディ1内に突出し、その長方四角柱状の係合軸94が内ピース74の係合溝100と係合する。スイッチノブ6の前後方向のスライド動作を受けて、外ピース73は、図10(a)に示すごとく、そのレバー軸91の係合軸94の長辺方向が前後方向に向く垂直姿勢と、図10(b)に示すごとく、係合軸94の長辺方向が前後方向に対して傾く傾斜姿勢との間で往復回動できる。
図1、図9、図13に示すごとく、レバー軸91とボディ1との間は、レバー軸91に外嵌装着したリング状のシール95で封止してある。シール95は、取付部88の筒壁の上端面と内周面との内角に周回状に形成された上向きの段付き受面に受け止められている。化粧パネル5の内面には、レバー軸91と協同して外ピース73を軸支するための軸96が突設してあり、外ピース73のレバー軸91には、該軸96の受け入れを許す軸穴97を凹み形成してある。
図1、図11、図12に示すように、内ピース74は、係合溝100を備える円盤形の回転片101と、該回転片101の外周縁から左右外方向に片持ち状に突設されたレバーアーム102とを一体に備えるプラスチック成形品であり、レバーアーム102の延出端の下面には、可動端子76の後端に係合する連結ピン103が下向きに突設されている。回動片101の下面には、ホルダー17側に形成された取付部104の軸受孔105内に差し込み装着されて、先の外ピース73のレバー軸91と協同して内レバー74を軸支する回動軸106が突設されている。内ピース74は、図10(b)に示すようなスイッチ端子75を通電状態とする作動姿勢と、図10(a)に示すようなスイッチ端子75をオフ状態とする非作動姿勢との間で、回動軸106のまわりに回動自在に支持される。
係合溝100は、回転片101の上面中央部に凹み形成された、下方から見て長方四角形状の長穴であり、その前後および左右の溝幅寸法は、レバー軸91の係合軸94の外形形状よりも僅かに大きく設定されている。より詳しくは、係合溝100の底面110(図11参照)の前後長さ寸法を、レバー軸91の係合軸94の前後の長さ寸法と略同寸法か、それよりも僅かに大きく設定してある。係合溝100は、その四側面が回転片101の内側にあること、すなわち、外ピース73のレバー軸91の係合軸94を受け入れるための挿入用開口部を一切有しないものである点が着目される。係合溝100は、内ピース74が非作動姿勢(図10(b))にあるとき、その長辺方向が前後方向に向くように形成されており、作動姿勢(図10(a))にあるとき、長辺方向が前後方向に対して傾くようになっている。
以上のような構成からなるスイッチ機構Sにおいて、図10(a)に示すオフ位置にあるスイッチノブ6を、図10(b)に示すように前方側へスライド操作すると、外ピース73のレバーピン92がスイッチノブ6の係合壁68で前方側へ押されて、外ピース73の全体が時計回転方向へ回動し、その間に節動ピース80がリブ84の突起86を乗り越えてオン位置に切り換わる。同時に内ピース74が時計回転方向へ回動して作動姿勢となり、可動端子76をスイッチノブ6とは逆向きの後方側にスライド操作し、これをスイッチ端子75をオン状態に切り換える。かくしてモーター18が起動される。図10(a)に示すごとくスイッチノブ6をオフ側へスライド操作すると、外ピース73のレバーピン92が節動ピース80のU字の基端部で後方側へ押され、これに伴って内ピース74等の各部材は、先とは逆向きに作動して元の状態へ復帰する。
そのうえで本実施形態においては、電気バリカンの組み立て作業時における駆動ユニット2のボディ1の前端開口10からの挿入操作に伴って、内外のピース73・74の係合連結状態をスムーズに得られるように、図11および図12に示すごとく、内ピース74の回動片101の周縁に下拡がりの第1ガイド斜面107を形成してある点が着目される。また、電気バリカンの組み立て作業時あるいはメンテナンス作業時における駆動ユニット2のボディ1の前端開口10からの挿脱着操作に伴って、内外のピース73・74の係合連結状態をスムーズに解除あるいは締結することができるように、係合溝100の後端寄りの側面に、係合軸94の回動片101の上面111に乗り上がるのを案内する第2ガイド斜面112を上拡がり傾斜状に形成してある点が着目される。
ボディ1に対する駆動ユニット2の組み付け作業、およびそれに伴う内外ピース74・73の連結作業は、以下のような手順で行う。まず、外ピース73をそのレバー軸91の係合軸94の長辺が前後方向に向く垂直姿勢(図10(a)参照)とするとともに、内ピース74をその係合溝100の長辺が前後方向に向く非作動姿勢(図10(a)参照)としたうえで、前端開口10から駆動ユニット2をボディ1内に差し込む。このとき内ピース74は駆動ユニット2のホルダー17に装着されているので、該内ピース74は、図1に矢印で示すごとく駆動ユニット2とともに後方に移動する。内ピース74が外ピース73のレバー軸91の係合軸94に至ると、該係合軸94は回動片101の第1ガイド斜面107に沿って、回動片101の上面111に乗り上がる。このとき内ピース74を支持するホルダー17や外ピース73を支持するボディ1の上壁が僅かに撓み変形する。この状態から駆動ユニット2をさらに後方側に差し込むと、先のホルダー17等の撓み変形応力を受けて、外ピース73のレバー軸91の係合軸94は、係合溝100の第2ガイド斜面112に沿って係合溝100内にカチッと滑り込み係合し、これで内外ピース74・73を完全に係合・連結させることができる。
ボディ1に対する駆動ユニット2の抜き出し作業は、先の組み立て作業と逆の手順で行えばよい。すなわち先と同様に、内外ピース74・73を垂直姿勢および非作動姿勢(図10(a)参照)としたうえで、駆動ユニット2をボディ1の前端開口10から引き出す。これにより、ホルダー17等を僅かに撓み変形させながら、レバー軸91の係合軸94は、係合溝100の第2ガイド斜面112に沿って係合溝100内から回動片101の上面111に乗り上がる。この状態から駆動ユニット2をさらに引き出すと、レバー軸91の係合軸94は、回動片101の第1ガイド斜面107に沿って内レバー74から抜け外れ、これにて内外レバー73・74の係合状態を解除できる。
したがって、内ピース74の回動片101周縁に下拡がりの第1ガイド斜面107を形成してあると、駆動ユニット2の組み付け作業時における、レバー軸91の係合軸94の回動片101の上面111への乗り上がり動作がスムーズに行え、レバー軸91の破壊や変形を確実に阻止できる。加えて、レバー軸91と係合溝100との向きが全く合致しない状態で、駆動ユニット2の組み付け作業が行われた場合でも、両ピース73・74の係合状態を容易に得られる利点もある。すなわち、例えばレバー軸91は図10(a)に示すような垂直姿勢にあるが、係合溝100が図10(b)に示すような作動姿勢にあるような状態、あるいはレバー軸91は図10(b)に示すような傾斜姿勢にあるが、係合溝100が図10(a)に示すような非作動姿勢にあるような状態で、駆動ユニット2の組み付け作業が行われた場合でも、レバー軸91の係合軸94を第1ガイド斜面に沿って、該係合軸94を破損、変形させることなく、回動片101の上面111に乗り上がらせることができる。したがって、この状態からスイッチノブ6をスライド操作して外ピース73のレバー軸91を回転させて、レバー軸91の係合軸94の向きを係合溝100と一致させるだけで、レバー軸91を係合溝100内に落ち込み係合させることができる。つまり、駆動ユニット2の組み付け作業に作業ミスがあった場合でも、両ピース73・74の係合状態が容易に得られ、内外ピース74・73の姿勢を気にすることなく、両ピース74・73を適正に係合連結できる。全ての部品を組んでモーター18を起動させずとも、内外ピース74・73の係合状態を確認できるので、電気バリカンの組み立て作業性、メンテナンス作業性の向上にも資する。
駆動ユニット2の組み付け作業時には、外ピース73のレバー軸91の係合軸94が、上拡がり状に形成された第2ガイド斜面112に沿って係合溝100内にカチッと滑り込み係合するので、内外ピース74・73の係合状態を手応えで確実に知ることでき、これにより内外ピース74・73の不完全な係合に起因する動作不良の発生を一掃できる。駆動ユニット2のボディ1からの抜き出し方向である前方向とは反対側(後方側)に位置する、係合溝100の短辺にかかる側面を、上拡がりの第2ガイド斜面112としてあるので、レバー軸91の係合軸94の回動片101の上面111への乗り上がり動作をスムーズに行うことができ、駆動ユニット2の抜き出し作業を簡便に行える。また、駆動ユニット2の抜き出し作業には、第2ガイド斜面112を乗り越えるだけの操作力を要するので、僅かな外力でレバー軸91の係合軸94が係合溝100から抜け外れて、内外ピース74・73の係合状態が不用意に解除されることもない。
さらに、本実施形態においては、図11および図12に示すごとく、係合溝100の開口周縁に、回動片101の上面111に乗り上がった係合軸94を係合溝100へ落ち込み案内する係合案内面115を形成してある。より詳しくは、第2ガイド斜面112を除く係合溝100の側面114と回動片101の上面111とをつなぐ内角に、上拡がり傾斜状に係合案内面115を設けてある。これによれば、外ピース73のレバー軸91と内ピース74の係合溝110とが僅かに位置ずれしている場合でも、係合案内面115に沿って、レバー軸91の係合軸94を係合溝100内に滑り込み係合させることができるので、ボディ1に対する駆動ユニット2の組み立て作業性の向上を図ることができる。また、上述のような駆動ユニット2の組み付け作業に作業ミスがあった場合でも、レバー軸91の係合軸94を、回動片101の上面111から係合案内面115に沿って、係合溝100内に容易に滑り込み係合させることができるので、スイッチ構造の組み立ての手間を著しく省くことができる。
(第2実施形態)
図14に本発明の第2実施形態を示す。そこでは、係合溝100の第2ガイド斜面112と係合軸94との間に、係合軸94のスライド移動を許す余裕隙間120を形成してある点が、先の第1実施例と相違する。これによれば、駆動ユニット2をボディ1から抜き出し操作する状態において、余裕隙間120の長さ寸法W分だけ勢いを付けて、レバー軸91の係合軸94の係合溝100の後端側面112への乗り上がり動作を行うことができるので、駆動ユニット2の抜き出し作業を簡便に行える。その他の構成および作用・効果は、第1実施形態と実質的に同様である。
上記実施形態においては電気バリカンを例に挙げて説明したが、本発明は、例えば電気かみそり、電気脱毛器、電動歯ブラシなどの小型電気機器などにも適用できる。上記実施形態においては、レバー軸91の係合軸94を、長方四角柱状としていたが、その四つの角に面取り処理を施した楕円柱状としてもよく、要は係合軸94は非円形断面となっていればよい。第1ガイド斜面107や第2ガイド斜面112は、R状に傾斜させてもよい。ボディ1は、別部品で底ケースを有するものであってもよい。また、底側(後側)から駆動ユニット2をボディ1の内部に差し込み装着する形態であってもよい。
第1実施形態に係る電気バリカンの要部の縦断側面図である。 電気バリカンの正面図である。 電気バリカンの側面図である。 電気バリカンの分解断面図である。 電気バリカンの分解斜視図である。 電気バリカンの縦断正面図である。 バリカンヘッドの縦断側面図である。 切断刃ユニットを開放揺動した状態の縦断側面図である。 要部の横断平面図である。 スイッチ機構の動作を説明するための図である。 内ピースの構成を示す図である。 内ピースの斜視図である。 スイッチ機構の分解斜視図である。 第2実施形態に係る電気バリカンの要部の縦断側面図である。
符号の説明
1 ボディ
2 駆動ユニット
6 スイッチノブ
18 モーター
73 外ピース
74 内ピース
75 スイッチ端子
91 外ピースのレバー軸
93 孔
94 レバー軸の係合軸
100 内ピースの係合溝
101 内ピースの回動片
107 回動片の周縁に形成された第1ガイド斜面
111 回動片の上面
112 係合溝に形成された第2ガイド斜面
115 係合溝の開口周縁に形成された係合案内面
120 余裕隙間
S スイッチ機構

Claims (5)

  1. 開口(10)を有する筒状のボディ(1)と、前記開口(10)からボディ(1)の内部に差し込み装着される駆動ユニット(2)と、ボディ(1)の上面に往復スライド可能に装着されるスイッチノブ(6)と、駆動ユニット(2)に設けたスイッチ端子(75)とスイッチノブ(6)との間に設けられて、モーター(18)の通電状態を切り換えるスイッチ機構(S)とを備えている小型電気機器において、
    スイッチ機構(S)は、ボディ(1)の外面に装着されて、スイッチノブ(6)で往復回動操作される外ピース(73)と、駆動ユニット(2)の上面に回動可能に装着されて外ピース(73)と同行回動する内ピース(74)とを含み、
    外ピース(73)は、ボディ(1)の外面側から組み付けられて、そのレバー軸(91)の突端に設けた非円形断面の係合軸(94)が内ピース(74)に設けた係合溝(100)と係合しており、
    内ピース(74)は、駆動ユニット(2)で回動可能に軸支される回動片(101)と、回動片(101)から突設されるレバーアーム(102)を含み、回動片(101)の上面中央部に係合軸(94)と係合する係合溝(100)が凹み形成されており、
    回動片(101)の周縁に、係合軸(94)が回動片(101)の上面(111)に乗り上がるのを案内する第1ガイド斜面(107)が形成してあることを特徴とする小型電気機器。
  2. 回動片(101)の少なくとも後半周縁に第1ガイド斜面(107)が連続して形成してある請求項1記載の小型電気機器。
  3. 係合溝(100)の底面(110)と、回動片(101)の上面(111)との間に、係合溝(100)と係合している係合軸(94)が回動片(101)の上面(111)に乗り上がるのを案内する第2ガイド斜面(112)が形成されており、
    駆動ユニット(2)をボディ(1)から抜き出し操作する状態において、係合軸(94)と接当する側の係合溝(100)の内周壁に、第2ガイド斜面(112)が形成してあることを特徴とする請求項1又は2記載の小型電気機器。
  4. 四角形状に形成した係合溝(100)の開口周縁に、回動片(101)の上面(111)に乗り上がった係合軸(94)を係合溝(100)へ落ち込み案内する係合案内面(115)が形成してある請求項1から3のいずれかに記載の小型電気機器。
  5. 係合溝(100)の第2ガイド斜面(112)と係合軸(94)との間に、係合軸(94)のスライド移動を許す余裕隙間(120)が形成されており、
    駆動ユニット(2)をボディ(1)から抜き出し操作する状態において、係合軸(94)が余裕隙間(120)の分だけスライド移動できる請求項3または4記載の小型電気機器。
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