JP6644525B2 - 小型電気機器 - Google Patents
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Description
図4において本体ケース1は、前後に分割された前ケース13および後ケース14と、前ケース13の前面を覆うグリップケース15で構成してあり、前後ケース13・14の分割線に沿ってグリップケース15が前ケース13の表面を覆っている。前ケース13は、上下に分割した前上ケース16と、前下ケース17で構成してあり、後ケース14に対してビス18で固定してある。グリップケース15は、その上部および上下中途部が前ケース13に係合された状態で、ケース下端が後ケース14の側からねじ込んだビス19で後ケース14に固定してある。グリップケース15の下部には上部および下部が尖った舟形のスイッチパネル21が配置されて、その上端寄りに先のスイッチ6を切換え操作するスイッチボタン22が配置してある。本体ケース1の後面側には、きわ剃り刃23と、きわ剃り刃23を駆動位置へ押し上げ操作するスライドノブ24が設けてある。
図7においてかみそりヘッド2は、ヘッドブロック28と、同ブロック28の左右に固定したサイドフレーム29・30と、内刃7および外刃8と、ヘッドブロック28に対して着脱される内刃ホルダー9と、サイドフレーム29・30に着脱される外刃ホルダー31などで構成してある。図8に示すようにヘッドブロック28は、角皿状の光源ホルダー33と、光源ホルダー33の上面に配置した金属板製の補強プレート34と、補強プレート34の上面を覆う上部枠35と、光源ホルダー33の内部に収容される光源基板36および導光体37と、光源基板36に実装した3個の発光源(LED)38と、光源用パッキン50などで構成する。3個の発光源38は、電気かみそりの使用時に可視光を照射して、内刃7や外刃8にコーティングした可視光応答型の光触媒を励起させることにより、光触媒の強い酸化還元作用によって有機物を分解し、有機物の腐敗に伴う異臭の発生を防止できる。補強プレート34には、発光源38から照射された光の通過を許す透光窓39が、各発光源38に対応して3個設けてある。
かみそりヘッド2は、本体ケース1の側に設けた回動軸55を中心にして前後方向へ傾動可能に支持してあり、本体ケース1とかみそりヘッド2の間に配置した復帰ばね65で傾動待機位置(図6に示す状態)へ向かって復帰付勢してある。回動軸55の中心軸は正面から見て水平になっており、かみそりヘッド2が傾動待機位置にあるとき、回動軸55は、その軸端と正対する向き(側面)から見るときのかみそりヘッド2のヘッド中心軸P1に対して後側へ偏寄配置してある。また、かみそりヘッド2のヘッド中心軸P1は、回動軸55の軸端と正対する向きから見るときの本体ケース1のグリップ中心軸P2に対して前側へ傾斜している。
上記のように、首振り可能に支持したかみそりヘッド2の内刃7を回転駆動するために、本体ケース1の上部から内刃軸7aにわたって内刃駆動構造を配置している。内刃駆動構造は、本体ケース1の内部に設けた前段駆動部T1と、前段駆動部T1の回転動力を内刃軸7aに伝動する次段駆動部T2で構成する。
図10において、前段駆動部T1は、モーター3と、モーター3を支持するモーターホルダー76と、モーターホルダー76の左右に固定される一対の駆動部フレーム77と、モーターホルダー76および駆動部フレーム77に組付けたギヤトレインなどで構成する。モーターホルダー76の左右両側には、位置決めピン78を備えた連結座79が形成してあり、駆動部フレーム77を連結座79に接当して2個のビス80で締結することにより、駆動部フレーム77をモーターホルダー76と一体化している。固定状態の駆動部フレーム77はその大半がモーターホルダー76より上方へ突出している。駆動部フレーム77の全体の構造強度を増強し、さらに回動軸55の構造強度を向上するために、駆動部フレーム77は、金属製(ステンレス板材)のフレームベース81と、プラスチック成形品からなるフレーム枠82を一体化して形成してあり、フレーム枠82の成形時にフレームベース81をインサート固定している。また、フレーム枠82の外側面の上部に、回動軸55が一体に形成してある。
次段駆動部(駆動部)T2は、図9に向かって右側のサイドフレーム30の外側面に配置した巻掛け伝動機構からなる。具体的には、図11に示すように、先の出力軸103に固定した駆動プーリー110と、内刃軸7aに連結される従動プーリー(終段駆動体)111と、これら両プーリー110・111に巻掛けたタイミングベルト(ベルト)112と、タイミングベルト112の外側面を覆う規制プレート113などで巻掛け伝動機構を構成し、その側外方を枠カバー30bで覆っている。
従動プーリー111に伝達された回転動力を内刃軸7aへ伝動し、さらに内刃7の交換を容易化するために、両者111・7aを互いに係合する軸継手で連結している。図12、図13、図14に示すように軸継手は、内刃軸7aの軸端に設けた平行な平坦面を備えた一文字状の継手軸部116と、従動プーリー111の軸受穴117の内奥に形成した両刃斧形状の継手穴部118で構成してある(図13、図14参照)。これは円筒状の軸受穴117の内周壁から後述する球体301が内方に向けて突出しているため、軸受穴117を軸方向から視たとき突出する2個の球体301の部分円弧面が断面円形の穴部を対向状に占有するからである。図14は、内刃7が装着されていない従動プーリー111を軸受穴117の側から視た側面図である。かみそりヘッド2に内刃7を装着したときに、対向する2個の球体301・301間に内刃軸7aの継手軸部116が位置する。つまり、軸受穴117への内刃軸7aの挿入が完了したとき球体301と球体301との間に回転軸7aの一端、すなわち継手軸部116が配置される。内刃軸7aの継手軸部116に対する球体301の位置は、従動プーリー111が回転していないときは図13に示されるように継手軸部116の長手方向中心にあるが、従動プーリー111が矢印aの方向に回転して内刃軸7aに回転動力を伝達するときは従動プーリー111の回転に伴い球体301も連れて回転(従動プーリーの回転軸まわりに公転)するので図29に示されるように継手軸部116の長手方向中心から両端方向にずれた位置に移動して互いが接触し、球体301からの押圧力を継手軸部116が受け止める。これにより、従動プーリー111の回転動力が内刃軸7aに伝達される。軸受穴117の開口端側には、内刃軸7aの軸端を軸受穴117へ向かって係合案内する導入ガイド穴119がテーパー状に形成してある。上記の継手構造によれば、継手軸部116を従動プーリー111の内部の軸受穴117に差込んで継手穴部118に係合するだけで、内刃7と従動プーリー111を簡単に連結できる。また、内刃ホルダー9を従動プーリー111から分離(脱)する向き(図12において左向き)に引張り操作するだけで、内刃軸7aを軸受穴117から抜き出して、内刃7を従動プーリー111から簡単に分離できるので、内刃7の交換を簡便に行うことができる。さらに、継手軸部116と継手穴部118を、従動プーリー111の噛合い周面に対応する内部中央において係合するので、従動プーリー111の強度を内刃軸7aで補強して、従動プーリー111と内刃軸7aの動力伝達構造の構造強度を増強できる。従動プーリー111を軸支する軸受体57と継手構造の位置関係を整理すると、軸受体57で支持される従動プーリー111のプーリーボス114の側端から順に、導入ガイド穴119と、軸受穴117が形成され、軸受穴117の内奥において継手軸部116と継手穴部118が係合している。つまり、継手軸部116と継手穴部118は、軸受体57の軸受周面より内奥において係合している。
図7に示すように、装着前の内刃7は先に説明したように、内刃ホルダー9で片持ち状に軸支されている。この状態の内刃7を従動プーリー111とヘッドブロック28に対して適正に位置決めするために、内刃ホルダー9とヘッドブロック28の上部枠35の間に内刃係合構造(切断刃係合構造)を設けている。図8に示すように内刃係合構造は、上部枠35の上面に設けた前後一対の支持枠122と、支持枠122の対向面に形成した横長リブ状の3個の枠支持体123と、内刃7の下方に配置されて内刃ホルダー9から内刃軸7aと平行に突設した連結体124(図13参照)で構成する。3個の枠支持体123のうち、左右の枠支持体123は支持枠122の上縁に沿って形成し、中央の枠支持体123は支持枠122の下縁に沿って形成してあり、これら枠支持体123の上下の隙間部分125を連結体124がスライドして枠支持体123と係合する(図6参照)。
内刃7に振動を与えてひげ切断を効果的に行うために、内刃7を構成する側端の円板7bと内刃ホルダー9の間に起振構造を設けている。詳しくは、枠カバー152と対向するホルダー枠151の縦壁(装着壁)153に起振体170を設けて、内刃7が回転駆動されるとき起振体170を振動させて、内刃7に振動を付与している。図1において起振体170は、縦壁153に固定される固定部171と、固定部171から延びる中間腕172と、中間腕172の端部に設けた摺接部173と、固定部171の前隅に折起こし形成した回止め片174を一体に備えた金属製の板ばね体からなる。固定部171の板面には、溶着ピン164用のピン穴175が形成され、回止め片174に隣接する周縁には回止めピン(回止め突起)165用の回止め凹部176が形成してある。
図18および図19に外刃8のフロート構造を示している。先に説明したように、シート状の外刃8は、その両端に固定した外刃枠61を介して外刃ホルダー31で上下フロート可能に支持してある。図18に示すように、外刃枠61は前後面が上すぼまり状に傾斜する枠体からなり、その前後面に外刃8を組むための刃受凹部185が形成され、左右両側にばね受部186が設けてある。刃受凹部185には4個の溶着ピン187が設けてあり、このピン187に外刃8と押え枠188を係合して、溶着ピン187の突端を溶融変形することにより、外刃8を外刃枠61と一体化している。刃受凹部185の下側には3個のスライド溝189が形成してあり、この溝189を外刃ホルダー31の内面に設けたガイドリブ190で上下スライド可能に案内している。
グリップを兼ねる本体ケース1とかみそりヘッド2を有する電気かみそりであって、
かみそりヘッド2に横軸まわりに回転する内刃(切断刃)7を備えており、
内刃(切断刃)7は、回転軸7aを含み、
回転軸7aの一端が切断刃ホルダー9で軸支されており、
かみそりヘッド2に回転動力を内刃(切断刃)7に伝達する駆動部T2が設けられており、
駆動部T2の終段駆動体111に、切断刃ホルダー9で軸支した側とは反対側の回転軸7aの一端を連結して、終段駆動体111の回転動力を内刃(切断刃)7に伝達しており、
かみそりヘッド2に内刃(切断刃)7が着脱可能に装着されており、
かみそりヘッド2に内刃(切断刃)7を装着したときに駆動部T2の終段駆動体111と回転軸7aの一端とが連結し、
かみそりヘッド2から内刃(切断刃)7を脱したときに駆動部T2の終段駆動体111と回転軸7aの一端との連結が解除されることを特徴とする電気かみそり。
このように、かみそりヘッド2に内刃(切断刃)7を装着したときに駆動部T2の終段駆動体111と回転軸7aの一端とが連結し、かみそりヘッド2から内刃(切断刃)7を脱したときに駆動部T2の終段駆動体111と回転軸7aの一端との連結が解除されることにより、内刃(切断刃)7の装着操作が容易となる。
駆動部T2の終段駆動体111が軸受体57で回転可能に軸支されており、
回転軸7aの一端と終段駆動体111を連結する軸継手が、回転軸7aに設けた継手軸部116と、終段駆動体111の内部に設けた継手穴部118で構成されており、
継手軸部116と継手穴部118が、終段駆動体111の噛合い周面に対応する内部中央において係合していることを特徴とする電気かみそり。
このように、駆動部T2の終段駆動体111を軸受体57で回転自在に軸支し、回転軸7aと終段駆動体111を、継手軸部116と継手穴部118とからなる軸 継手で連結すると、終段駆動体111の回転中心を軸受体57で正確に規定できるので、内刃(切断刃)7が回転駆動されるときの捩じれ応力を低減できる。また、継手軸部116と継手穴部118が、終段駆動体111の噛合い周面に対応する内部中央において係合していることにより、終段駆動体111の強度を回転軸7aで補強して、終段駆動体111と回転軸7aの動力伝達構造の構造強度を増強できる。
終段駆動体111の内部に、回転軸7aを軸支する軸受穴117と継手穴部118が形成されており、
軸受穴117の開口端側に、回転軸7aの軸端を軸受穴117へ向かって係合案内する導入ガイド穴119がテーパー状に形成してあることを特徴とする電気かみそり。
このように、終段駆動体111の内部に軸受穴117と継手穴部118を形成し、軸受穴117の開口端側にテーパー状の導入ガイド穴119を形成すると、軸端を導入ガイド穴119にあてがった状態で回転軸7aを差込み操作することにより、軸端を軸受穴117へ向かって係合案内できるので、内刃(切断刃)7の終段駆動体111に対する装着操作を容易に行うことができる。
継手穴部118は突起を備えており、
継手軸部116が突起120を受け止めることで、終段駆動体111の回転動力が内刃軸7aに伝達されており、
突起120の開口端側に導入ガイド面(テーパー部)121を形成したことを特徴とする電気かみそり。
これにより継手軸部116の継手穴部118への挿入時において継手軸部116を穴の中心に案内できるとともに、継手軸部116の衝突により突起120の端部が欠けるのを可及的に防止できる。導入ガイド穴119のテーパー部と導入ガイド面121のテーパー部とによる2段テーパーによって、内刃(切断刃)7を容易に終段駆動体111に係合装着が可能となる。
かみそりヘッド2は、ヘッドブロック28を含み、
切断刃ホルダー9とヘッドブロック28の間に、内刃(切断刃)7が終段駆動体111から遠ざかる向きへ移動するのを阻止する切断刃ロック構造が設けてあり、
切断刃ロック構造が、上記軸継手とは反対側に位置する切断刃ホルダー9に設けられていることを特徴とする電気かみそり。
このように、切断刃ホルダー9とヘッドブロック28との間に切断刃ロック構造を設けると、落下衝撃が作用するような場合であっても、内刃(切断刃)7および切断刃ホルダー9が終段駆動体111から分離するのを確実に防止して電気かみそりの信頼性を向上できる。内刃(切断刃)7の回転駆動時に、切断刃ホルダー9が内刃(切断刃)7の軸方向へ移動するのを確実に防止して、終段駆動体111から内刃(切断刃)7への動力伝動を確実に行える。
切断刃ホルダー9とヘッドブロック28との間に、内刃(切断刃)7を片持ち支持した状態の切断刃ホルダー9をスライド装着する切断刃係合構造が設けられており、
切断刃係合構造が、ヘッドブロック28の上面に設けた前後一対の支持枠122と、支持枠122の対向面に形成した枠支持体123と、内刃(切断刃)7の下方に配置されて切断刃ホルダー9から回転軸7aと平行に突設される連結体124を備えており、
支持枠122の一側から差込んだ連結体124を枠支持体123に係合して、切断刃ホルダー9がヘッドブロック28と一体化されており、
切断刃ホルダー9から連結体124の突端までの寸法Lが、切断刃ホルダー9から回転軸7aの継手軸部116の突端までの寸法L1より小さく設定してあることを特徴とする電気かみそり。
このように、ヘッドブロック28に設けた一対の支持枠122と、支持枠122に形成した枠支持体123と、内刃(切断刃)7の下方に配置した連結体124などで切断刃係合構造を構成すると、支持枠122の一側から差込んだ連結体124を枠支持体123に係合して、切断刃ホルダー9をヘッドブロック28と一体化できる。また、連結体124と枠支持体123が係合することで、切断刃ホルダー9を位置決めし固定できるので、片持ち支持された内刃(切断刃)7を切断刃ホルダー9で適正に回転支持できる。切断刃ホルダー9から連結体124の突端までの寸法Lを、切断刃ホルダー9から回転軸7aの継手軸部116の突端までの寸法L1より小さく設定するのは、切断刃交換を容易化するためである。詳しくは、新規な内刃(切断刃)7の回転軸7aを終段駆動体111に連結するとき、連結体124を枠支持体123に仮係合しながら、回転軸7aを終段駆動体111の導入ガイド穴119から軸受穴117内へ差込み連結できるので、切断刃交換を容易にしかも確実に行える。
切断刃ホルダー9から連結体124の突端までの寸法Lが、内刃(切断刃)7の切断刃面の左右長さL2より小さく設定してあることを特徴とする電気かみそり。
このように、切断刃ホルダー9から連結体124の突端までの寸法Lを、内刃(切断刃)7の切断刃面の左右長さL2より小さく設定するのは、片持ち支持された内刃(切断刃)7がぐら付いて連結体124に接当するのを防ぐためである。こうした、切断刃係合構造によれば、内刃(切断刃)7の組付け時に継手軸部116の側がぐら付いたとしても、内刃(切断刃)7の切断刃面が連結体124に接当して刃面が傷つくのを防止できる。
グリップを兼ねる本体ケース1とヘッド(かみそりヘッド)2を有する小型電気機器(電気かみそり)であって、
ヘッド(かみそりヘッド)2に軸(横軸)まわりに回転する回転機能体(切断刃)7を備えており、
回転機能体(切断刃)7は、回転軸7aを含み、
回転軸7aの一端がホルダー(切断刃ホルダー)9で軸支されており、
ヘッド(かみそりヘッド)2に回転動力を回転機能体(切断刃)7に伝達する駆動部T2が設けられており、
駆動部T2の終段駆動体111に、ホルダー(切断刃ホルダー)9で軸支した側とは反対側の回転軸7aの一端を連結して、終段駆動体111の回転動力を回転機能体(切断刃)7に伝達しており、
ヘッド(かみそりヘッド)2に回転機能体(切断刃)7が着脱可能に装着されており、
ヘッド(かみそりヘッド)2に回転機能体(切断刃)7を装着したときに駆動部T2の終段駆動体111と回転軸7aの一端とが連結し、
ヘッド(かみそりヘッド)2から回転機能体(切断刃)7を脱したときに駆動部T2の終段駆動体111と回転軸7aの一端との連結が解除されるように構成されており、
終段駆動体111に、回転軸7aを軸支する軸受穴117が形成されており、
軸受穴117の周囲に少なくとも1つの球体301が設けられており、
終段駆動体111と回転軸7aの一端とが連結された状態において回転軸7aの一端と球体301とが隣接配置され、球体301を介して終段駆動体111の回転 動力が回転軸7aに伝達されることを特徴とする小型電気機器(電気かみそり)。
このように、ヘッド(かみそりヘッド)2に回転機能体(切断刃)7を装着したときに駆動部T2の終段駆動体111と回転軸7aの一端とが連結し、ヘッド(かみそりヘッド)2から回転機能体(切断刃)7を脱したときに駆動部T2の終段駆動体111と回転軸7aの一端との連結が解除されることにより、回転機能体(切断刃)7の装着操作が容易となる。さらに軸受穴117の周囲に少なくとも1つの球体201を設け、終段駆動体111と回転軸7aの一端とが連結された状態において回転軸7aの一端と球体301とを隣接配置すると、回転機能体(切断刃)7の装着時に回転軸7aの一端が回転動力伝達体である球体301に接触したとしても球体301の表面が球面状であるので、スムーズに軸受穴117に回転軸7aを挿入できる。
終段駆動体111に、回転軸7aを軸支する軸受穴117と、軸受穴117の周囲に形成された開口部303と、開口部303を介して軸受穴117に露出する球 体301が設けられており、
球体301がボールであり、軸受穴117に露出した状態のまま回転可能に設けられていることを特徴とする小型電気機器(電気かみそり)。
このように、球体301が回転可能に設けられていると、回転機能体(切断刃)7の装着時に回転軸7aの一端が回転動力伝達体である球体301に接触したとしても球体301の表面が球面状であり、かつ回転可能であるので、よりスムーズに軸受穴117に回転軸7aを挿入できる。
終段駆動体111に、回転軸7aを軸支する軸受穴117と、軸受穴117の周囲に形成された開口部303と、開口部303を介して軸受穴117に露出する球体301が設けられており、
球体301が、開口部33の内奥部(収容穴304)で回転可能に支持されて回転可能に設けられていることを特徴とする小型電気機器(電気かみそり)。
このように、球体301が回転可能に設けられていると、回転機能体(切断刃)7の装着時に回転軸7aの一端が回転動力伝達体である球体301に接触したとしても球体301の表面が球面状であり、かつ回転可能であるので、よりスムーズに軸受穴117に回転軸7aを挿入できる。
軸受穴117の周囲には開口部303が対向して設けられており、
それぞれの開口部303を介して軸受穴117に露出する球体301が設けられており、
球体301のそれぞれが回転可能に設けられており、
球体301と球体301との間に回転軸7aの一端が配置されることを特徴とする小型電気機器(電気かみそり)。
このように、それぞれの開口部303を介して軸受穴117に露出する球体301が設けられ、球体301のそれぞれが回転可能に設けられているので、よりスムーズに軸受穴117に回転軸7aを挿入できる。
終段駆動体111に、回転軸7aを軸支する軸受穴117と、軸受穴117の周囲に形成された開口部303と、開口部303を介して軸受穴117に露出する球体301が設けられており、
軸受穴117が、終段駆動体111の回転軸中心部分に一方向から形成されており、
終段駆動体111の軸受穴117の形成方向とは反対方向から球体301が収容される収容穴304が形成されており、
軸受穴117と収容穴304とが軸方向にオーバーラップし、かつ径方向にオーバーラップすることで開口部303が形成されていることを特徴とする小型電気機器(電気かみそり)。
このように、軸受穴117と収容穴304とが軸方向にオーバーラップし、かつ径方向にオーバーラップすることで開口部303が形成されていると、開口部303の形成が容易となる。開口部303以外の収容穴304の壁面で球体201を支持できるので、球体301の支持が安定する。
球体301が金属製であることを特徴とする小型電気機器(電気かみそり)。
このように、球体301が金属製であると、球体301の剛性が向上し球体301が欠ける、あるいは変形するのを防止できる。したがって、終段駆動体111の回転動力を回転機能体7に確実に伝達できる。また、球体301が回転可能な構成であるものにおいては、球体301の回転に支障を来す可能性を減少できる。
図20に示す起振構造では、固定部171と、固定部171から折りおこし形成した中間腕172と、中間腕172の先端に設けたV字状の摺接部173で起振体170を構成した。この場合の摺接部173は、内刃軸7aの周面の摺接面7Aに圧接しており、摺接部173が内刃軸7aの摺接抵抗で駆動方向に引摺られる弾性変形動作と、弾性変形した起振体170が自己の弾性力で復元する変形解除動作で振動を発生する。このように、摺接部173を内刃軸7aの周面の摺接面7Aに圧接させると、内刃軸7aの直径が小さく周速度が小さいため、起振体170で発生する振動の振幅は、先の実施例で説明した微振動の振幅よりさらに小さな振動となる。また、内刃7には上下方向(外刃8が肌面に接触する方向)の微振動が作用する。そのため、内刃によって振動する外刃8で肌面を振動させて、ひげを肌面から押出した状態でひげ切断を行うことができ、深剃り効果を向上できる。なお、内刃7の駆動方向が矢印a方向とは逆である場合には、振動は発生しないものの、内刃軸7aの振れを防止できる。
図22(b)に示す起振構造では、摺接部173を構成する摺接腕180から摺接爪181にわたって緩衝シート182を接着固定して、摺接爪181および緩衝シート182が円板7bに対して摺接するようにした。
図22(c)に示す起振構造では緩衝シート182を省略して、摺接爪181を円板7bの摺接面7Aに直接圧接させるようにした。このように緩衝シート182を省略した場合には、叩打音を生じるおそれがあるが、起振構造の全体構造や各構成部品の形成素材の違いなどによって、発生する叩打音の音圧レベルが低い場合には、緩衝シート182を省略しても差支えはない。
2 ヘッド(かみそりヘッド)
7 回転機能体(切断刃(内刃))
7a 内刃軸
7b 端部壁(円板)
9 内刃ホルダー
28 ヘッドブロック
111 終段駆動体(従動プーリー)
117 軸受穴
118 継手穴部
151 ホルダー枠
153 装着壁(縦壁)
163 摺接口
170 起振体
171 固定部
172 中間腕
173 摺接部
301 球体
303 開口部
304 収容穴
305 蓋体
306 蓋ボス
Claims (4)
- グリップを兼ねる本体ケース(1)とヘッド(2)を有する小型電気機器であって、
ヘッド(2)に軸まわりに回転する回転機能体(7)を備えており、
回転機能体(7)は、回転軸(7a)を含み、
回転動力を回転機能体(7)に伝達する駆動部(T2)が設けられており、
駆動部(T2)の終段駆動体(111)に回転軸(7a)の一端を連結して終段駆動体(111)の回転動力を回転機能体(7)に伝達しており、
ヘッド(2)に回転機能体(7)が着脱可能に装着されており、
ヘッド(2)に回転機能体(7)を装着したときに駆動部(T2)の終段駆動体(111)と回転軸(7a)の一端とが連結し、
ヘッド(2)から回転機能体(7)を脱したときに駆動部(T2)の終段駆動体(111)と回転軸(7a)の一端との連結が解除されるように構成されており、
終段駆動体(111)に、回転軸(7a)を軸支する軸受穴(117)が形成されており、
軸受穴(117)の周囲に少なくとも1つの球体(301)が設けられており、
終段駆動体(111)と回転軸(7a)の一端とが連結された状態において回転軸(7a)の一端と球体(301)とが隣接配置されるように構成されており、
終段駆動体(111)に、回転軸(7a)を軸支する軸受穴(117)と、軸受穴(117)の周囲に形成された開口部(303)と、球体(301)が収容される収容穴(304)が設けられており、
軸受穴(117)と収容穴(304)とが開口部(303)を通じて連通しており、
収容穴(304)に収容した球体(301)の一部が開口部(303)を介して軸受穴(117)に露出しており、
軸受穴(117)が、終段駆動体(111)の回転軸中心部分に一方向から形成されており、
終段駆動体(111)の軸受穴(117)の形成方向とは反対方向から球体(301)が収容される収容穴(304)が形成されており、
軸受穴(117)と収容穴(304)とが軸方向にオーバーラップし、かつ径方向にオーバーラップすることで開口部(303)が形成されていることを特徴とする小型電気機器。
- 球体(301)が回転可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の小型電気機器。
- 軸受穴(117)の周囲には開口部(303)が対向して設けられており、
それぞれの開口部(303)を介して軸受穴(117)に露出する球体(301)が設けられており、
球体(301)のそれぞれが回転可能に設けられており、
球体(301)と球体(301)との間に回転軸(7a)の一端が配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の小型電気機器。 - 球体(301)が金属製であることを特徴とする請求項1から3のいずれかひとつに記載の小型電気機器。
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