JPH07220575A - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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JPH07220575A
JPH07220575A JP985994A JP985994A JPH07220575A JP H07220575 A JPH07220575 A JP H07220575A JP 985994 A JP985994 A JP 985994A JP 985994 A JP985994 A JP 985994A JP H07220575 A JPH07220575 A JP H07220575A
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rotary
switch
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Yuichi Kato
裕一 加藤
Fumio Mihara
史生 三原
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み立てや分解が容易に行え、しかも品質を
確保して信頼性の高いスイッチを提供する。 【構成】 筒状のハウジング1にスライド式のスイッチ
ハンドル2と、スイッチハンドル2により回転される回
転カム3とを設ける。ハウジング1に挿入するシャーシ
ブロック4に接点部を開閉するための接点スライダー5
と、回転により接点スライダー5をスライド操作するた
めの回転プレート6とを設ける。ハウジング1にシャー
シブロック4を挿入した時、同時に回転カム3に設けた
回転伝達部7を回転プレート6に設けた係合溝8に係合
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気かみそり等の電気
機器、特に防水型の電気機器に用いられるスイッチに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から防水式の電気かみそり等におい
てハウジング1としては図12に示すように筒状のハウ
ジング1が用いられ、この筒状のハウジング1にシャー
シブロック4を挿入して組み立てを行っている。ここ
で、シャーシブロック4にはシャーシ18に刃を駆動す
るための動力源であるモータ21やモータ21の電源で
ある電池22等を組み込んで構成してあり、モータ21
をオン、オフするためのスイッチ、電池22、モータ2
1を電気的に接続する電路を鈑金やリード線等で配線し
ている。
【0003】ところで、電気かみそり等は持ちやすさ、
使い易さなどを考えて適度な長さと、限られた幅、制約
された厚みでデザインされるものであり、特定のスペー
スを必要とするスイッチブロックは上述の点で長さ方
向、すなわち、シャーシブロック4の挿入方向に摺動す
るように配置されている。このような、スイッチは、例
えば、図12に示すように筒状のハウジング1の外にス
ライド自在に配設されたスイッチハンドル2と、スイッ
チハンドル2に係合されスイッチハンドル2を摺動させ
ると回転運動を行うハウジング1に設けられた回転カム
3、シャーシ18にスライド自在に取付けられた回転カ
ム3の偏心ボス3bが係合する長溝5aを設けた接点ス
ライダー5により構成されている。そして、接点スライ
ダー5を摺動させるために、回転カム3の偏心ボス3b
と接点スライダー5に設けた長孔5aを係合させるので
あるが、長孔5aはシャーシブロック4の挿入方向(図
12において矢印イで示す)に対して直交する方向に長
い長溝となっており、この長溝への偏心ボスの挿入方向
(図12において矢印ロで示す)が上記シャーシブロッ
ク4の挿入方向と異なっているため、シャーシブロック
4を筒状のハウジング1に挿入した後に偏心ボス3bを
長孔5aに挿入係合させる必要がある。このため、従来
にあっては、シャーシブロック4を組み立てた後、ハウ
ジング1に挿入し、次に、ハウジング1に回転カム3を
組み立てて回転カム3の偏心ボス3bを長孔5aに挿入
係合させ、更にハウジング1にスイッチハンドル2を組
み付けるという組み立て手順となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例にあって
は、シャーシをハウジング1に組み付けてからでないと
ハウジング1に回転カム3やスイッチハンドル2を組み
付けてスイッチを完成させることができず、このため、
シャーシブロック4とハウジング1ブロックとを別々に
完成させておくことができず、組み立て、分解が容易に
できないという問題がある。また、スイッチの動作確認
が、シャーシブロック4にハウジング1を組み付け、更
に、ハウジング1に回転カム3やスイッチハンドル2を
組み付けてからでないとスイッチの動作確認ができず、
不良があると手直しが困難であり、品質の確保や信頼性
の面で問題があった。
【0005】また、従来にあっては、回転カム3の偏心
ボス3bを直接接点スライダー5の長孔5aに係合させ
てスイッチハンドル2の摺動を回転カム3を介して接点
スライダー5に伝える構成のため、スイッチハンドル2
と接点スライダー5とを近づけて配置するか、あるいは
スイッチハンドル2と接点スライダー5とを離して配置
する場合には回転カム3の回転軸部3aを大きくする必
要がある。
【0006】このため、前者の場合にはスイッチハンド
ル2と接点スライダー5との位置が限定されてしまい設
計の柔軟性がないという問題がある。また、後者の場合
にはスイッチハンドル2と接点スライダー5とを離して
配置するには回転カム3の回転軸部3aの径を図13に
示すように大きくする必要があり、これに対応してハウ
ジング1に設けるカム挿入穴部10が大きくなり、この
ため、径の大きなカム挿入穴部10内に径の大きな防水
用のOリング12をはめ込み、このカム挿入穴部10内
にはめ込んだ径の大きなOリング12内に回転軸部3a
をはめ込んだ場合、径の大きい回転軸部3aの外周と径
の大きなOリング12の内周とが密接して防水をはかる
ため、回転軸部3aの回転に当たってOリング12との
摩擦抵抗が大きくなり、このため、スイッチハンドル2
のスライド操作性が悪くなり、スイッチハンドル2のス
ムーズで且つ軽い操作性が得にくいという問題がある。
【0007】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、本発明の主な目的とするところ
は、組み立てや分解が容易に行え、しかも品質を確保し
て信頼性の高いスイッチを提供するにあり、また、別の
目的とするところは、組み立て性をいっそう向上させる
ことができるスイッチを提供するにあり、また、別な目
的とするところは、スイッチハンドルと接点スライダー
との取付け位置を任意の位置に設定することができるス
イッチを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成するため、本発明のスイッチ
は、筒状のハウジング1にスライド式のスイッチハンド
ル2と、該スイッチハンドル2により回転される回転カ
ム3とを設け、ハウジング1に挿入するシャーシブロッ
ク4に接点部を開閉するための接点スライダー5と、回
転により接点スライダー5をスライド操作するための回
転プレート6とを設け、回転プレート6に回転カム3の
回転伝達部7が挿入係合され且つ回転伝達部7の回転が
係合により回転プレート6の回転に変換されるように構
成した係合溝8を形成すると共に回転プレート6の回転
軌跡の範囲内の任意の位置において係合溝8への回転伝
達部7の挿入用開口部9がシャーシブロック4のハウジ
ング1への挿入方向と同方向として成ることを特徴とす
るものである。
【0009】そして、シャーシブロック4にスライド自
在に設けた接点スライダー5に回転プレート6を係合手
段で係合保持することが好ましい。また、スイッチハン
ドル2と接点スライダー5とが横方向にずれて配置さ
れ、横にずれて配置したスイッチハンドル2と接点スラ
イダー5とを回転カム3と回転プレート6とを介して連
動させる構成とすることも好ましい。
【0010】
【作用】しかして、上記のような構成の本発明によれ
ば、筒状のハウジング1にスライド式のスイッチハンド
ル2と、該スイッチハンドル2により回転される回転カ
ム3とを設けてハウジングブロックを完成し、また、ハ
ウジング1に挿入するシャーシブロック4に接点部を開
閉するための接点スライダー5と、回転により接点スラ
イダー5をスライド操作するための回転プレート6とを
設けてシャーシブロック4を完成し、このようにスイッ
チハンドル2や回転カム3を組み付けたハウジングブロ
ックの筒状のハウジング1内に接点スライダー5や回転
プレート6を組み付けたシャーシブロック4を挿入する
ことで、同時に回転カム3の回転伝達部7を回転プレー
ト6の係合溝8に挿入係合してスイッチの組み立てを完
成することになる。
【0011】そして、シャーシブロック4にスライド自
在に設けた接点スライダー5に回転プレート6を係合手
段で係合保持することで、回転プレート6の保持ができ
てハウジング1にシャーシブロック4を挿入して組み立
てる際に回転プレート6が外れたりせず、組み立て性を
向上させることになる。また、スイッチハンドル2と接
点スライダー5とが横方向にずれて配置され、横にずれ
て配置したスイッチハンドル2と接点スライダー5とを
回転カム3と回転プレート6とを介して連動させること
で、スイッチハンドル2と接点スライダー5とを離して
配置できて、スイッチハンドル2と接点スライダー5と
の取付け位置を任意の位置に設定できることになる。
【0012】
【実施例】本発明を以下添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。添付図面に示す実施例においては、本発明
のスイッチを備えた電気機器として電気かみそりの例が
示してある。ここで電気かみそりとしては往復式電気か
みそりが例示してある。図2にはハウジング1の正面図
が示してあり、図4には斜視図が示してある。ハウジン
グ1は筒状をしており、筒状のハウジング1の一側面に
カム挿入穴部10が設けてあり、このカム挿入穴部10
の底に図6に示すように回転伝達部挿通孔11が穿孔し
てあり、この回転伝達部挿通孔11はハウジング1の内
外に連通しているものである。
【0013】カム挿入穴部10には防水用のOリング1
2をはめ込み、更にOリング12内に回転カム3の回転
軸部3aが回転自在にはめ込んであり、回転カム3の回
転軸部3aの下面に突設した突起状をした回転伝達部7
がハウジング1内に突出している。回転伝達部7は断面
非円形をしており、添付図面に示す実施例では図1、図
2に示すように断面長方形状をしている。実施例におい
ては図1、図2、図6、図7等に示すように回転伝達部
7は回転カム3の回転中心上に設けてある。この実施例
では図7に示すように上記断面長方形状をした回転伝達
部7の長辺が回転カム3の回転軸部3aの直径と等しく
してあるが、必ずしも回転伝達部7の長辺と回転カム3
の回転軸部3aの直径と等しくするものに限定されるも
のではない。
【0014】ハウジング1の上記カム挿入穴部10を設
けた側面には更に、係合突起13が突設してあり、該ハ
ウジング1の側面にハンドルブロック14を当て、ハン
ドルブロック14の係合突部15を係合することでハン
ドルブロック14をハウジング1の側面部に取付けてあ
り、このようにハンドルブロック14をハウジング1に
取付けることで、上記カム挿入穴部10に回転軸部3a
をはめ込んで回転カム3がハンドルブロック14により
押さえられてカム挿入穴部10から離脱しないようにな
っている。
【0015】ここで、ハンドルブロック14にはスイッ
チハンドル2が筒状のハウジング1の長手方向に対して
スライド自在に取付けてあり、このスイッチハンドル2
に設けた溝部16に回転カム3に設けたボス部17が係
合されるものである。したがって、スイッチハンドル2
をハウジング1の長手方向に対してスライドさせると、
回転カム3が回転運動を行い、回転カム3が回転運動を
行うことで、回転カム3に設けた回転伝達部7が回転運
動を行う。この時、回転伝達部7の回転角度はスイッチ
ハンドル2のストローク及び回転カム2の中心から回転
伝達部7までの距離により任意に設定することができ
る。
【0016】また、ハウジング1の一側面には図7、図
11に示すように透明の材料により形成したランプカバ
ー50、透明の材料により形成した上下方向(つまりハ
ウジング1の長手方向)に細長い表示パネル51が設け
てある。ここで、ランプカバー50は上下方向に細長い
透明板部の背面部に上下方向に複数個の突部を突出した
ものである。
【0017】次に、ハウジング1に挿入するシャーシブ
ロック4につき説明する。図3にはシャーシブロック4
の正面図が示してある。シャーシブロック4はシャーシ
18に内刃19を駆動するための駆動子20、駆動子2
0を駆動する動力源であるモータ21、モータ21の電
源である電池22、充電状態を表示したり、充電制御を
行う回路ブロック23、これらの電気部品を接続するた
めの鈑金類、接点部を開閉するための接点スライダー5
等を組み込んで構成してある。シャーシ18に取付けら
れたプリント板よりなる回路ブロック23には図4、図
7に示すように充電残量の表示を行うためのLEDのよ
うな発光素子52が上下方向(つまりシャーシ18の長
手方向)に複数個設けてある。また、シャーシ18の下
端部には底カバー49がねじにより取付けられる。
【0018】接点スライダー5はシャーシ18にシャー
シ18の長手方向に対してスライド自在に取付けてあ
り、この接点スライダー5にはスイッチばね24を取着
してあり、接点スライダー5をスライドすることで、ス
イッチばね24を介して鈑金よりなる固定接点25a、
25bを電気的に導通させたり、あるいは電気的導通を
断ったりする(つまりスイッチの接点部をオン、オフし
て開閉する)ものである。
【0019】接点スライダー5をシャーシ18にスライ
ド自在に取付けるには、図6に示すようにシャーシ18
に設けた係合フック27に接点スライダー5に設けた被
係合用フック28をスライド自在に係合することにより
取付けてある。また、接点スライダー5には回転プレー
ト6が係合保持してあり、この回転プレート6は図10
に示すように、接点スライダー5に設けたボス部29を
回転プレート6に設けた長孔30に回転自在に挿入し、
更に、長孔30の上半部は下半分よりも幅広となってい
てボス部29に設けた膨大部31が長孔30の幅広部分
32にはめ込まれることで、図10の矢印F方向に外力
が作用しても回転プレート6が接点スライダー5から抜
けないように保持されている。なお、ここで、回転プレ
ート6にボス部29を設け、接点スライダー5に長孔3
0を設けて接点スライダー5に回転プレート6を係合保
持してもよいものである。シャーシ18には図3、図6
に示すように軸受け用凹部33が設けてあり、この軸受
け用凹部33に回転プレート6の回転軸部34がはめ込
まれ、回転プレート6が回転軸部34を中心に回転する
ことで、該回転プレート6の回転に伴い接点スライダー
5がスライドして接点部をオン、オフして開閉し、モー
タ21を回転させたり、モータ21の回転を停止するよ
うになっている。
【0020】回転プレート6には回転カム3の回転伝達
部7が挿入係合されるための係合溝8が形成してある。
図3の実施例においては、係合溝8はU状をしていて係
合溝8は回転プレート6の回転中心に位置している。こ
の係合溝8は回転プレート6の回転軌跡の範囲内の任意
の位置において係合溝8への回転伝達部7の挿入用開口
部9の開口方向がシャーシブロック4のハウジング1へ
の挿入方向と同方向としてある。ここで、実施例におい
ては、図1に示すように、回転プレート6の回転軌跡中
接点部がオフの位置に対応した回転プレート6の位置で
ちょうどU字状の係合溝8の挿入用開口部9の開口方向
がシャーシブロック4のハウジング1への挿入方向と同
方向となるようにしてある。つまり、モータ21の回転
が停止し、駆動子20が非回転の状態の時に係合溝8の
挿入用開口部9方向がシャーシブロック4のハウジング
1への挿入方向と同方向となることで、シャーシブロッ
ク4をハウジング1に挿入したり、抜き取ったりする際
に、駆動子20が回転することなく、駆動子20の回転
に邪魔されることなく簡単にシャーシブロック4の挿入
作業や抜き取り作業ができることになる。
【0021】しかして、シャーシブロック4をハウジン
グ1に挿入するには、上記のように係合溝8の挿入用開
口部9の開口方向をシャーシブロック4のハウジング1
への挿入方向と同方向となるように位置させ、また、ハ
ウジング1内に突出した断面長方形状の回転伝達部7を
長辺がハウジング1の長手方向(つまりシャーシブロッ
ク4の挿入方向)と同方向となるように位置させる。つ
まり、添付図面に示す実施例においては、接点部がオフ
の位置に対応した位置に回転プレート6を位置させ、ま
た、スイッチハンドル2をオフ位置に位置させること
で、回転伝達部7と係合溝8とをそれぞれ挿入用開口部
9から挿入できる位置関係にすることができる。この状
態で、シャーシブロック4をハウジング1の下端開口部
から挿入し、U字状をした係合溝8の挿入用開口部9か
ら断面長方形状の回転伝達部7を挿入して係合するもの
である。図1にはシャーブロック4をハウジング1に挿
入している途中の状態が示してある。このようにして、
シャーブロック4がハウジング1に挿入されて組み込ま
れた後、ハウジング1の上面部の駆動子20が突出して
いる上面開口部に防塵ゴム40を取付け、更にハウジン
グ1の上面部にゴム押さえ板41を取付け、ゴム押さえ
板41の孔に挿入した取付けねじ42をハウジング1の
上面部の孔を貫通させて該取付けねじ42の先端部をシ
ャーシ18に螺合することで、シャーシブロック4をハ
ウジング1にゴム押さえ板41と共に取付けるものであ
り、この時、ゴム押さえ板41により防振ゴム40の周
囲部がハウジング1の上面部に押圧挟持されて防水性が
確保されるようになっている。
【0022】そして、駆動子20には内刃19が着脱自
在に取付けられ、また、ハウジング1の上端部には外刃
フレーム43に外刃カセット44を取付けて構成した外
刃ブロック45の外刃フレーム43が着脱自在に取付け
てある。シャーシブロック4をハウジング1から取り外
すには上記と逆の手順で取り外すものである。
【0023】しかして、上記のようにシャーシブロック
4をハウジング1に挿入することで同時に係合溝8に回
転伝達部7が挿入係合されるので、組み立てられた電気
機器はハウジング1の外面側に配設されたスイッチハン
ドル2をハウジング1の長手方向に対してスライド操作
すると、スイッチハンドル2のスライドに伴って回転カ
ム3が回転運動を行い、回転カム3が回転運動を行うこ
とで、回転カム3に設けた回転伝達部7が回転運動を行
い、回転伝達部7が係合溝8に係合してあることで、回
転プレート6が軸受け用凹部33を中心に回転し、回転
プレート6の回転に伴い接点スライダー5がスライドし
て接点部をオン、オフして開閉するものであり、実施例
では電気器具が往復式電気かみそりの例が示してあるの
で、モータ21がオン、オフして駆動子20に取付けた
内刃ブロック42が往復駆動するものである。ここで、
図8の(a)にはスイッチハンドル2をオン側にスライ
ドした際における回転カム3に設けた回転伝達部7の向
きを示し、図8の(b)はスイッチハンドル2をオン側
にスライドして接点部をオンにした場合の接点スライダ
ー5の位置及び回転プレート6の向きを示し、また、図
9の(a)にはスイッチハンドル2をオン側にスライド
した際における回転カム3に設けた回転伝達部7の向き
を示し、図9の(b)はスイッチハンドル2をオン側に
スライドして接点部をオンにした場合の接点スライダー
5の位置及び回転プレート6の向きを示している。
【0024】また、シャーシブロック4をハウジング1
に挿入して組み込んだ場合、回路ブロック23に設けた
充電残量の表示を行うための複数のLEDよりなる発光
素子52にハウジング1に設けたランプカバー50が対
向し、発光素子52による充電残量を示す光がランプカ
バー50を介して表示パネル51を通ってハウジング1
外に発光するようになっている。
【0025】ここで、表示パネル51は図11に示すよ
うに表面は曲面状になっており、表示パネル51がハウ
ジング1の上部側にいくに従って曲率Rが徐々に変化
し、上部に行くほど曲率Rは小さくなるように設定して
ある。この場合、複数のLEDよりなる発光素子52の
種類は同一とし、また輝度も同程度とした時、上記のよ
うに表示パネル51がハウジング1の上部側にいく曲率
Rは小さくなるように設定してあるので、上部の発光素
子52(つまり充電容量の大きい方の発光素子52)を
下部の発光素子52(つまり充電容量の小さい方の発光
素子52)より発光の大きさ及び明るさを目立たせるこ
とができ、離れた所からでも充電完了が近付いているこ
とが判るようになっている。また、図7に示すように拡
大レンズを兼ねた表示パネル51と光源である発光素子
52との距離a、bを徐々に変化させて上部側程該距離
が長くなるようにすることで、更に、上部側程(つまり
充電容量の大きい程)発光を強調させることができる。
ランプカバー50はハウジング1の内部を防水するため
やハウジング1の外部と内部の電気まわりとを絶縁する
ための距離を確保するための部品であるが、このランプ
カバー50に図11に示すように発光素子52側に凸と
なったレンズ部50aを設けることで拡大率を向上する
ことができるものである。
【0026】なお、上記した添付図面においては、回転
伝達部7を回転カム3の回転中心上に設けた例を示した
が、回転伝達部7を回転カム3の回転中心から偏心させ
てもよい。このように回転伝達部7を回転カム3の回転
中心から偏心させた場合には回転伝達部7の断面は長方
形でなくても円形であってもよい。この場合、回転プレ
ート6のU字状をした係合溝8は回転プレート6の回転
中心から偏心させるようにする。
【0027】なお、添付図面において、60はハウジン
グ1の両側から被嵌される側パネルであり、61はハウ
ジング1に取付けられるトリマーブロックを示してい
る。上記実施例においてはスイッチを備えた電気機器と
して電気かみそりの例が示してあるが、もちろん電気か
みそりのみに限定されず、スイッチを備えた電気機器と
しては他の種々の電気機器が対応できるものである。
【0028】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、筒状のハウジングにスライド式のス
イッチハンドルと、該スイッチハンドルにより回転され
る回転カムとを設け、ハウジングに挿入するシャーシブ
ロックに接点部を開閉するための接点スライダーと、回
転により接点スライダーをスライド操作するための回転
プレートとを設け、回転プレートに回転カムの回転伝達
部が挿入係合され且つ回転伝達部の回転が係合により回
転プレートの回転に変換されるように構成した係合溝を
形成すると共に回転プレートの回転軌跡の範囲内の任意
の位置において係合溝への回転伝達部の挿入用開口部が
シャーシブロックのハウジングへの挿入方向と同方向と
してあるので、別々に組み立てたシャーシブロックとハ
ウジングとを用意し、シャーシブロックをハウジングに
挿入するのみで、ハウジングに設けたスイッチハンドル
の動作を接点スライダーの動作に伝達できる伝達機構を
構成することができるものであり、組み立てや分解が簡
略化して容易に行え、また、回転プレート、接点スライ
ダー、接点部を組み立てたシャーシブロック、スイッチ
ハンドル、回転カムを組み立てたハウジングを別々に組
み立て、それぞれのブロックとしてスライド接点の動作
確認や、スイッチハンドルの回転カムとの動作確認等の
品質をブロックごとに確認できるので、品質を確保して
信頼性の高いスイッチを提供することができるものであ
る。
【0029】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、シャーシブロッ
クにスライド自在に設けた接点スライダーに回転プレー
トを係合手段で係合保持してあるので、回転プレートの
保持ができてハウジングにシャーシブロックを挿入して
組み立てる際に回転プレートが外れたりせず、組み立て
性を向上させることができるものである。
【0030】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、スイッチハンド
ルと接点スライダーとが横方向にずれて配置され、横に
ずれて配置したスイッチハンドルと接点スライダーとを
回転カムと回転プレートとを介して連動させてあるの
で、スイッチハンドルと接点スライダーとを離して配置
できて、この結果、スイッチハンドルと接点スライダー
との取付け位置を任意の位置に設定できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハウジングにシャーシブロックを挿入
している途中の状態の一部破断した正面図である。
【図2】同上のハウジングの一部破断した拡大正面図で
ある。
【図3】同上のシャーシブロックの拡大正面図である。
【図4】同上の電気機器が電気かみそりの場合における
全体を示す分解斜視図である。
【図5】同上の全体正面図である。
【図6】同上の横断面図である。
【図7】同上の縦断面図である。
【図8】(a)は同上のスイッチの接点部がオンの状態
における回転カムに設けた回転伝達部の位置を示す正面
図であり、(b)はスイッチ部がオンの状態における回
転プレートと接点スライダーとの位置関係を示す正面図
である。
【図9】(a)は同上のスイッチの接点部がオフの状態
における回転カムに設けた回転伝達部の位置を示す正面
図であり、(b)はスイッチ部がオフの状態における回
転プレートと接点スライダーとの位置関係を示す正面図
である。
【図10】同上の回転プレートを接点スライダーに係合
により取付けている部分の断面図である。
【図11】同上の表示パネル及びランプカバーの取付け
部分における断面図である。
【図12】従来例を示す分解斜視図である。
【図13】従来例の回転カムを下方から見た斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 スイッチハンドル 3 回転カム 4 シャーシブロック 5 接点スライダー 6 回転プレート 7 回転伝達部 8 係合溝 9 挿入用開口部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のハウジングにスライド式のスイッ
    チハンドルと、該スイッチハンドルにより回転される回
    転カムとを設け、ハウジングに挿入するシャーシブロッ
    クに接点部を開閉するための接点スライダーと、回転に
    より接点スライダーをスライド操作するための回転プレ
    ートとを設け、回転プレートに回転カムの回転伝達部が
    挿入係合され且つ回転伝達部の回転が係合により回転プ
    レートの回転に変換されるように構成した係合溝を形成
    すると共に回転プレートの回転軌跡の範囲内の任意の位
    置において係合溝への回転伝達部の挿入用開口部がシャ
    ーシブロックのハウジングへの挿入方向と同方向として
    成ることを特徴とするスイッチ。
  2. 【請求項2】 シャーシブロックにスライド自在に設け
    た接点スライダーに回転プレートを係合手段で係合保持
    して成ることを特徴とする請求項1記載のスイッチ。
  3. 【請求項3】 スイッチハンドルと接点スライダーとが
    横方向にずれて配置され、横にずれて配置したスイッチ
    ハンドルと接点スライダーとを回転カムと回転プレート
    とを介して連動させて成ることを特徴とする請求項1記
    載のスイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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