JP2002136266A - ライスミルクエキス及びその製造方法並びにライスミルクエキスを使用した食品の製造方法 - Google Patents

ライスミルクエキス及びその製造方法並びにライスミルクエキスを使用した食品の製造方法

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隆男 山田
Yoshio Iijima
義男 飯島
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Sakuma Seika KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のミルクキャンディを食する手軽さで、
自然にマグネシウムや亜鉛を摂取することができるライ
スミルクエキス及びその製造方法並びにライスミルクエ
キスを使用した食品の製造方法を提供する。 【解決手段】 各種アミノ酸や、マグネシウム及び亜鉛
などのミネラルが豊富に含有されてなる玄米又は精米を
用いてミルクタイプのライスミルクエキスを製造し、こ
のライスミルクエキスを用いてハードキャンディやソフ
トミルクキャンディ及びアイスクリームやポーションゼ
リーを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、玄米又は精米に
含まれる各種アミノ酸や、マグネシウム及び亜鉛などの
ミネラルが豊富に含有されてなるライスミルクエキスを
新規な加工技術で生成し、かつ、この生成されたライス
ミルクエキスを用いてなる全く新規なキャンディやアイ
スクリーム或いはゼリー等の食品の製造方法に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】周知のように、玄米には、他の
穀物原料とは異なりアミノ酸量が牛乳よりも2〜3倍以
上多く含まれていることが知られており、特に、マグネ
シウムや亜鉛等のミネラル分は生乳には全く含まれてい
ないこともよく知られている。因みに、可食部100g
当たりのマグネシウムと亜鉛の各量は、玄米がマグネシ
ウム110mg、亜鉛1800μgであるのに対して、
生乳の場合は両方とも0mg、普通牛乳でマグネシウム
10mg、亜鉛340μgである。
【0003】ところで、マグネシウムや亜鉛の摂取不足
は味覚障害発生の一因とも言われており、マグネシウム
の摂取量は一人当たり300mg/日で、また、亜鉛の
摂取量は一人当たり15mg/日であるが、最近の若者
達の場合には、朝食を採らなかったりパン食であるた
め、マグネシウムや亜鉛が不足気味となり、心悸亢進や
味覚障害となっている虞れもある、という指摘が為され
ている
【0004】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、各種アミノ酸
や、マグネシウム及び亜鉛などのミネラルが豊富に含有
されてなる玄米又は精米を用いてミルクタイプのライス
ミルクエキスを製造し、このライスミルクエキスを用い
てハードキャンディやソフトミルクキャンディ及びアイ
スクリームを製造することで、パン食の人であっても、
従来のミルクキャンディを食する手軽さで、自然にマグ
ネシウムや亜鉛を摂取することができるライスミルクエ
キス及びその製造方法並びにライスミルクエキスを使用
した食品の製造方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る第1のライスミルクエキスにあって
は、玄米又は精米をα−アミラーゼで処理し、澱粉粒子
を10μm以下の粒子径としたスラッジ(本明細書では
これをα−アミラーゼ分解物と称する。)で生成したこ
とを特徴とするものである。
【0006】上記したように、玄米にはマグネシウム1
10mg、亜鉛1800μgが含まれているが、精米に
あってもマグネシウム33mg、亜鉛1500μgが含
まれているため、この発明にあっては、玄米に限らず、
精米も原料として用いることができる。勿論、第2のラ
イスミルクエキスも同様である。
【0007】そして、この発明にあっては、玄米又は精
米の澱粉粒子が約5.5μであるので、粒子同士の結着
性を除去するため、第1のライスミルクエキスの場合
は、α−アミラーゼで処理することで、澱粉粒子が3/
4又を1/2以下となし、また、粒子同士の結着性を弱
めることで、食したときのザラツキ感をなくし滑らかな
食感を得ることができる。
【0008】また、この発明においては、上記α−アミ
ラーゼ分解物は、83℃〜88℃の熱湯に徐々に加えら
れ、品温85℃で30分間反応させた後、該品温を95
℃以上に加熱して酵素を失活させることで、長期保存性
が得られるように構成するのが望ましい。
【0009】さらに、この発明にあっては、上記目的を
達成するための第2のライスミルクエキスを、玄米又は
精米を磨砕手段で300メッシュスルー、好ましくは2
50〜150メッシュの粒子径に濾過したスラッジ(本
明細書では、α−アミラーゼ分解物と区別するため、こ
れを磨砕スラッジと称する。)に加圧手段で加圧処理し
て生成したことを特徴とするものである。
【0010】このように第2のライスミルクエキスを得
るために、玄米又は精米を磨砕する理由は、玄米又は精
米の澱粉粒子を細微粒子化させるためである。玄米又は
精米を通常に炊き上げると、多くのグルテンが米の表面
に集まるため、このグルテンをアルカリ処理すると多く
のアミノ酸が破壊され消失するため、磨砕するように構
成した。尚、磨砕した玄米又は精米の微粉末を濾過する
のは、異物を除去するだけではなく、食したときに、玄
米又は精米の粒子で舌にザラツキ感を与えずに滑らかな
食感を得ることができるようにするためである。
【0011】また、上記磨砕スラッジへの加圧は、ホモ
ナイザによって5000r.p.mで30分間行なうこ
とがこの発明では重要である。このように加圧すること
で、澱粉粒子を細微粒子化させ、アミノ酸をはじめとし
てマグネシウムや亜鉛を破壊することなく効率的に抽出
することができる。
【0012】勿論、この加圧処理に代えて、真空処理し
て膨潤させて澱粉粒子を膨潤破壊し低粘調性に調整して
もよい。
【0013】この発明に係るライスミルクエキスは、よ
り具体的には、上記α−アミラーゼ分解物又は磨砕スラ
ッジに砂糖と植物性油脂を所要量づつ加え、これをブリ
ックス(本明細書では、この単位をBxで表す)20°
となるように加水調整したものを所定圧力で加圧した
後、減圧濃縮しBx30〜60°としたものを用いるの
が望ましい。
【0014】また、この発明にあっては、上記第1のラ
イスミルクエキスを得るため、玄米又は精米の微粉末1
に対して水3を加えて均一に混合攪拌した後、これを濾
過して異物を取り除き、次に、α−アミラーゼを所定量
加えてα−アミラーゼ分解物を生成した後、該α−アミ
ラーゼ分解物を83℃〜88℃の熱湯に徐々に加えて品
温85℃で30分間反応させ、この後、該品温を95℃
以上に加熱して酵素を失活させて製造することを特徴と
するものである。
【0015】さらに、この発明にあっては、上記第2の
ライスミルクエキスを得るため、玄米又は精米を臼或は
粉砕装置で300メッシュスルーの粒子径に磨砕し濾過
した後、該磨砕スラッジをホモゲナイザーで5000
r.p.m/30分間処理して製造することを特徴とす
るものである。
【0016】このようにして製造されたライスミルクエ
キスを用いて、例えば、ハードキャンディを製造する場
合には、この発明では、砂糖と水飴を加水加熱して溶解
させた後、レシチン等の植物性油脂乳化剤を加え均一に
混合したものにα−アミラーゼ分解物或は磨砕スラッジ
を所要量加え、これをホモゲナイザー処理して減圧濃縮
して煮上げてキャンディ生地を生成し、これに香料を混
合してミルクタイプのハードキャンディを製造すること
を特徴とするものである。
【0017】周知のように、牛乳レシチンや大豆レシチ
ンは、加熱処理を加えると乳化し白濁するが、玄米又は
精米のレシチンは、加熱処理しただけでは乳化せず半透
明となるため、植物性油脂乳化剤を加えて白濁させて外
観上もミルクタイプとするのが望ましい。勿論、食品に
よっては半透明のまま使用しても構わない。
【0018】また、上記のように製造されたライスミル
クエキスを用いて、例えば、ソフトキャンディを製造す
る場合には、この発明では、砂糖と水飴を加水加熱して
溶解させた後、レシチン等の植物性油脂乳化剤を加え均
一に混合したものにα−アミラーゼ分解物或は磨砕スラ
ッジを所要量加え、これをホモゲナイザー処理して減圧
濃縮して煮上げてキャンディ生地を生成し、これを80
℃〜90℃まで冷却した後、これにフォンダントクリー
ム及び香料を加え、砂糖の微細結晶化を進行させてミル
クタイプのソフトキャンディを製造することを特徴とす
るものである。
【0019】さらに、上記のように製造されたライスミ
ルクエキスを用いて、例えば、アイスクリームを製造す
る場合には、この発明では、砂糖と水飴に前記各ライス
ミルクエキスのいずれかを加えて混合し、加水加熱して
これらを溶解させた後、モノグリセライド等の植物性油
脂乳化剤とローカストビーンガム等の安定剤を加え、加
温して均一に混合溶解させたものを濾過し、これをホモ
ゲナイザー処理し減圧濃縮して殺菌・冷却処理したもの
に香料を加え、次に、ストレージ又はエージング処理し
た後、ブリージング処理してアイスクリーム生地を製造
することを特徴とするものである。
【0020】またさらに、上記のように製造されたライ
スミルクエキスを用いて、例えば、ポーションゼリーを
製造する場合には、ライスミルクエキスに砂糖を混合溶
解させ、カラギーナン・ローカストビンガム等のゲル化
剤を混合し、ブリックス(Bx)を調整し加温して均一
混合したものを品温80〜90℃に加温した後、香料を
添加し、次に、これを濾過したものをポーションゼリー
容器に分注し冷却することで所謂ライスミルクゼリーを
製造することを特徴とするものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にあって
は、各種アミノ酸や、マグネシウム及び亜鉛などのミネ
ラルが豊富に含有されてなる玄米を用いてミルクタイプ
のライスミルクエキスを製造し、このライスミルクエキ
スを用いてハードキャンディやソフトミルクキャンディ
及びアイスクリーム或はゼリーを製造することで、パン
食の人であっても、従来のミルクキャンディを食する手
軽さで、自然にマグネシウムや亜鉛を摂取することがで
きる。また、玄米にはγ−オリザノールが多く含まれて
おり、このγ−オリザノールは、雑誌「健康・栄養食品
研究」第46頁〜第52頁(VOL3 No.1 20
00)でも報告されているように、コレステロールの小
腸内吸収阻害作用、肝臓での生合成低下作用並びに糞中
への排泄促進効果により血清コレステロールの低減作用
を持ち、しかも安全性が高いという特性を有しているこ
とから、本発明に係るライスミルクエキスが含有されて
いる食品を食することで、抗コレステロール効果も同時
に得ることができる。
【0022】
【実験例1】ライスミルクエキスの製造例 玄米の微粉末100gに対して水300gを加えて均一
に混合攪拌した後、これを濾過して異物を取り除き、次
に、α−アミラーゼ(ネオスピターゼ PG−2 ナガ
セ生化学株式会社で販売)0.5gを加えてα−アミラ
ーゼ分解物を生成した後、該α−アミラーゼ分解物を8
3℃〜88℃の熱湯300gに徐々に加えて品温85℃
で30分間反応させ、この後、該品温を95℃以上に加
熱して酵素を失活させる。このようして得られたα−ア
ミラーゼ分解物400gに、砂糖20gと植物性油脂2
gを所要量づつ加え、これをBx20°となるように加
水調整したものをホモゲナイザ5000r.p.m/3
0分間処理し加熱してBx30°のライスミルクエキス
を製造した。
【0023】
【実験例2】α−アミラーゼ分解物でハードキャンディ
を製造する場合 仕込みタンクに砂糖400gと水飴600gを加水加熱
して溶解させた後、植物性油脂40g、レシチン1g加
え均一に混合したものにα−アミラーゼ分解物800g
を所要量加え、これをバキュームクッカーで真空度30
0〜500mHg、B.T135℃で煮詰めて澱粉粒子
を膨潤破壊して低粘調性にしてキャンディ生地を作り、
これに従来から用いられている各種ハードキャンディ香
料を適宜選択して混合した後、これを冷却し、成形した
後、包装することで、ミルクタイプのハードキャンディ
を製造する。
【0024】
【実験例3】α−アミラーゼ分解物でソフトキャンディ
を製造する場合 仕込みタンクに砂糖400gと水飴500gを加水加熱
して溶解させた後、植物性油脂100g、レシチン1g
加え均一に混合したものにα−アミラーゼ分解物200
gを所要量加え、これをバキュームクッカーで真空度3
00〜500mHg、B.T135℃で煮詰めて澱粉粒
子を膨潤破壊して低粘調性にしてキャンディ生地を作
り、これを80℃〜90℃まで冷却した後、これにフォ
ンダントクリーム及び香料を適宜選択して混合した後、
これを冷却し、砂糖の微細結晶化を進行させて成形した
後、包装することで、ミルクタイプのソフトキャンディ
を製造する
【0025】
【実験例4】α−アミラーゼ分解物でアイスクリームを
製造する場合 仕込みタンクにα−アミラーゼ分解物200gと砂糖4
0gと水飴70gを加えて混合し、モノグリセライド2
gとローカストビーンガム3gを加え、加水し50〜7
0℃で加熱し溶解させた後、60〜100メッシュで濾
過し、50〜70℃で140〜170kg/cm2となる
ように均質化したものを真空濃縮器でBx35°まで減
圧濃縮し、65℃30分、又は80℃15秒、又は12
0℃2秒以上で殺菌した後、5℃以下に冷却処理したも
のに、従来から用いられているアイスクリーム香料や果
汁を適宜選択して加えてストレージ又はエージング処理
した後、オーバーラン50〜150%、温度−2〜−6
℃にフリージング処理する。この後、必要に応じてフル
ーツ又はソースを混合した後、これを充填・包装し、公
知の手段で硬化させた後、貯蔵する。
【0026】
【実験例5】磨砕スラッジでミルクタイプキャンディを
製造する場合 5〜10%玄米を磨砕した粉末を250〜150メッシ
ュで濾過したものに水を3〜5倍量加え、30分間膨潤
させてバキュームで真空度300〜500mHg、品温
70〜80℃で約1時間煮詰め、澱粉粒子を膨潤破壊し
て低粘調性にした後、植物性油脂乳化剤、砂糖を加えて
加熱溶解したのを確認した後、ホモゲナイザ5000
r.p.mで30分間処理し、次に、従来のキャンディ
仕込み基礎生地を加えて煮詰め濃縮して玄米特有のミル
クタイプの旨味を発現させる。
【0027】
【実験例6】α−アミラーゼ分解物でポーションゼリー
を製造する場合 仕込みタンクにライスミルクエキス20kgに砂糖20
kgを混合溶解させ、ゲル化剤としてカラギーナン0.
3kg・ローカストビンガム0.1kg・リン酸第1加
里0.1kg・クエン酸3ナトリウム0.2kgを混合
し、Bx25〜27°まで加水してブリックスを調整し
加温して均一混合する。次に、この混合物を品温80〜
90℃に加温した後、香料を添加し、次に、これを濾過
したものをポーションゼリー容器に分注し冷却し、低温
保存する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A23L 1/304 A23L 1/304 1/305 1/305 Fターム(参考) 4B014 GB06 GB07 GB18 GG03 GG17 GK06 4B018 MD03 MD05 MD50 ME02 MF12 4B023 LE30 LG01 LG03 LK05 LK07 LK17 LP14 LP20 LQ01 LQ02 4B041 LD02 LH04 LK23 LK45 LP03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄米又は精米をα−アミラーゼで処理
    し、澱粉粒子を10μm以下の粒子径としたα−アミラ
    ーゼ分解物を主成分とするライスミルクエキス。
  2. 【請求項2】 前記α−アミラーゼ分解物は、83℃〜
    88℃の熱湯に徐々に加えられ、品温85℃で30分間
    反応させた後、該品温を95℃以上に加熱して酵素を失
    活させてなる請求項1に記載のライスミルクエキス。
  3. 【請求項3】 玄米又は精米を磨砕手段で300メッシ
    ュスルーの粒子径に加水濾過した磨砕スラッジを加圧手
    段で加圧処理してなるライスミルクエキス。
  4. 【請求項4】 前記磨砕スラッジの加圧は、5000
    r.p.mで30分間行なうことを特徴とする請求項3
    に記載のライスミルクエキス。
  5. 【請求項5】 前記α−アミラーゼ分解物又は磨砕スラ
    ッジに砂糖と植物性油脂を所要量づつ加え、これをBx
    20℃となるように加水調整したものを所定圧力で加圧
    した後、減圧濃縮しBx30〜60°としたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の濃縮ラ
    イスミルクエキス。
  6. 【請求項6】 玄米又は精米の微粉末1に対して水3を
    加えて均一に混合攪拌した後、これを濾過して異物を取
    り除き、次に、α−アミラーゼを所定量加えてα−アミ
    ラーゼ分解物を生成した後、該α−アミラーゼ分解物を
    83℃〜88℃の熱湯に徐々に加えて品温85℃で30
    分間反応させ、この後、該品温を95℃以上に加熱して
    酵素を失活させて製造することを特徴とするライスミル
    クエキスの製造方法。
  7. 【請求項7】 玄米又は精米を臼或は粉砕装置で300
    メッシュスルーの粒子径に磨砕し加水濾過した後、該磨
    砕スラッジをホモゲナイザーで5000r.p.m/3
    0分間処理することを特徴とするライスミルクエキスの
    製造方法。
  8. 【請求項8】 砂糖と水飴を加水加熱して溶解させた
    後、レシチン等の植物性油脂乳化剤を加え均一に混合し
    たものにα−アミラーゼ分解物或は磨砕スラッジを所要
    量加え、これをホモゲナイザー処理して減圧濃縮して煮
    上げてキャンディ生地を生成し、これに香料を混合して
    ミルクタイプのハードキャンディを製造することを特徴
    とするハードキャンディの製造方法。
  9. 【請求項9】 砂糖と水飴を加水加熱して溶解させた
    後、レシチン等の植物性油脂乳化剤を加え均一に混合し
    たものにα−アミラーゼ分解物或は磨砕スラッジを所要
    量加え、これをホモゲナイザー処理して減圧濃縮して煮
    上げてキャンディ生地を生成し、これを80℃〜90℃
    まで冷却した後、これにフォンダントクリーム及び香料
    を加え、砂糖の微細結晶化を進行させてミルクタイプの
    ソフトキャンディを製造することを特徴とするソフトキ
    ャンディの製造方法。
  10. 【請求項10】 砂糖と水飴に請求項1乃至請求項5の
    いずれかに記載のライスミルクエキスを加えて混合し、
    加水加熱してこれらを溶解させた後、モノグリセライド
    等の植物性油脂乳化剤とローカストビーンガム等の安定
    剤を加え、加温して均一に混合溶解させたものを濾過
    し、これをホモゲナイザー処理し減圧濃縮して殺菌・冷
    却処理したものに香料を加え、次に、ストレージ又はエ
    ージング処理した後、ブリージング処理してアイスクリ
    ーム生地を製造することを特徴とするアイスクリームの
    製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記
    載のライスミルクエキスに砂糖を混合溶解させ、カラギ
    ーナン・ローカストビンガム等のゲル化剤を混合し、ブ
    リックス(Bx)を調整し加温して均一混合したものを
    品温80〜90℃に加温した後、香料を添加し、次に、
    これを濾過したものをポーションゼリー容器に分注し冷
    却することを特徴とするポーションゼリーの製造方法。
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