JP2002136127A - 電力変換回路 - Google Patents

電力変換回路

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JP2002136127A
JP2002136127A JP2000327189A JP2000327189A JP2002136127A JP 2002136127 A JP2002136127 A JP 2002136127A JP 2000327189 A JP2000327189 A JP 2000327189A JP 2000327189 A JP2000327189 A JP 2000327189A JP 2002136127 A JP2002136127 A JP 2002136127A
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switching element
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Toshimitsu Okada
利光 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流入力電圧が変化しても直流入力電力を略
一定にすることが可能な電力変換回路を提供する。 【解決手段】 本発明の電力変換回路は、抵抗1と抵抗
2と反転増幅回路27とからなる第2の電圧検出回路が
設けられている。この第2の電圧検出回路により、直流
入力電圧Viが変化した場合に、この直流入力電圧Viの
変化に応じて第2の電圧検出回路の出力電圧Vthを変化
させることにより、スイッチング素子15に流れる電流
を制御し、直流入力電力を略一定にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流入力電力を直
流電力に変換する電力変換回路(AC/DCコンバー
タ)に係わり、特にスイッチング素子に流れる電流を制
限する電力変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来技術によるスイッチングレ
ギュレータ方式の電力変換回路(AC/DCコンバー
タ)を示している。
【0003】従来技術による電力変換回路は、電力変換
トランス14の1次巻線14aの一端に接続し交流入力
電圧を直流入力電圧に変換する第1の整流回路と、電力
変換トランス14の1次巻線14aの他端に接続するス
イッチング素子(例えばFET:Field Effect Transis
tor)15と、電力変換トランス14の2次巻線14b
に接続する第2の整流回路と、この第2の整流回路内で
生成される電圧を検出する電圧検出回路21と、この電
圧検出回路21の検出結果に応じて発振器18の出力の
パルス幅を制御するパルス幅制御回路19と、スイッチ
ング素子15に流れる電流を検出する電流検出回路(例
えば抵抗Rs)16と、この電流検出回路16の出力電
圧と比較電圧Vthとを比較する電圧比較器28と、この
電圧比較器28の出力に応じてパルス幅制御回路19か
ら供給されるパルス信号の出力を制御するパルス制御回
路20と、このパルス制御回路20の制御に応じてスイ
ッチング素子15を駆動するスイッチング素子駆動回路
17とを具備している。ここで、第1の整流回路は、整
流器12と平滑容量1とから構成されており、第2の整
流回路は、出力整流平滑部22と、平滑容量2と、平滑
コイル24と、平滑容量3とから構成されている。
【0004】このような電力変換回路では、電流検出回
路16がスイッチング素子15の電流路に対して直列に
接続されている。この電流検出回路16に発生する電圧
降下は電圧比較器28の正(+)入力に供給され、この
正(+)入力に供給された電圧は負(−)入力に供給さ
れる固定の比較電圧Vthと電圧比較器28で比較され
る。その結果、電流検出回路16の電圧降下が比較電圧
Vthよりも大きくなる期間はスイッチング素子15の動
作を停止させることにより、スイッチング素子15に流
れる電流が制限される。このように、電流検出回路16
は、スイッチング素子15の電流制限回路として機能
し、通常過電流破壊から保護するための回路として用い
ている。
【0005】図5は、従来技術による電力変換回路のス
イッチング動作を示している。以下に、図5を用いて従
来技術による電力変換回路のスイッチング動作を説明す
る。なお、以下の説明では、パルス信号のパルス幅は変
動しないものとする。
【0006】まず、パルス幅制御回路19の出力がロー
レベルからハイレベルになると、電圧比較器28の正
(+)入力の電圧が時間的に上昇し始める。この電圧上
昇の傾斜は電力変換トランス14の定数により決定され
る。そして、電圧比較器28の正(+)入力の電圧が比
較電圧Vthに達した時点で、電圧比較器28の出力の作
用によってパルス制御回路20の出力がハイレベルから
ローレベルになる。このパルス制御回路20の出力は、
パルス幅制御回路19の出力がローレベルからハイレベ
ルになる時点で、同様にローレベルからハイレベルにな
る。
【0007】このようなスイッチング制御によって、ス
イッチング素子15には、電圧比較器28の正(+)入
力の電圧が上昇し始めてから比較電圧Vthに達するま
で、電流が流れる。つまり、この期間がスイッチング素
子15の導通期間Tとなる。ここで、スイッチング素子
15に流れる電流の最大値である電流制限値Id(max)
は、以下の式(1)で表される。
【0008】 電流制限値Id(max)=比較電圧Vth/抵抗Rs…(1) よって、従来技術による電力変換回路では、電流制限値
Id(max)を決定する比較電圧Vthと抵抗Rsが常に固
定であるため、電流制限値Id(max)は常に一定となっ
ている。言い換えると、従来技術による電力変換回路で
は、スイッチング素子15の導通期間Tが固定で、電流
制限値Id(max)は常に一定となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電力変換回
路の交流入力電圧が例えばワイドレンジ(実効値80V
〜270V)の場合を考えると、電力変換トランス14
の2次巻線14bから出力される直流出力電力が一定で
ある場合は、直流入力電圧Viが変化しても電力変換ト
ランス14の1次巻線14aに供給される直流入力電力
が一定であることが望ましい。ここで、直流入力電力は
以下の式(2)で表される。
【0010】 直流入力電力=直流入力電圧Vi×電流制限値Id(max)…(2) しかしながら、上述するように電流制限値Id(max)は
常に一定となっているため、直流入力電圧Viが変化す
ると、直流入力電力は単純に直流入力電圧Viの変化に
比例して変化してしまう(式(2)参照)。つまり、電
流検出回路16である電流制限回路が存在すると電流制
限値Id(max)が固定され、スイッチング素子15の導
通期間が常に一定となるため、交流入力電圧の変化(8
0V〜270V)、即ち直流入力電圧の変化に伴って直
流入力電力が変化してしまう。
【0011】以上のように、従来の電力変換回路におい
ては、直流入力電圧(交流入力電圧)が変化した場合に
直流入力電力を一定にすることが困難であった。
【0012】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的とするところは、直流入力電圧
が変化しても直流入力電力を略一定にすることが可能な
電力変換回路を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために以下に示す手段を用いている。
【0014】本発明の電力変換回路は、トランスの1次
巻線の一端に接続し、交流入力電圧を直流入力電圧に変
換する第1の整流回路と、前記トランスの1次巻線の他
端に接続するスイッチング素子と、前記トランスの2次
巻線に接続する第2の整流回路と、前記第2の整流回路
で生成される電圧を検出する第1の電圧検出回路と、前
記第1の電圧検出回路の検出結果に応じてパルス幅が制
御されたパルス信号を供給するパルス幅制御回路と、前
記スイッチング素子に流れる電流を検出する電流検出回
路と、前記電流検出回路の出力が一方の入力に供給さ
れ、他方の入力に供給される比較電圧と比較する電圧比
較器と、前記第1の整流回路からの前記直流入力電圧に
応じて変化する出力電圧を生成し、前記電圧比較器の他
方の入力に前記比較電圧として供給する第2の電圧検出
回路と、前記電圧比較器の出力に応じて前記パルス幅制
御回路から供給されるパルス信号の出力を制御するパル
ス制御回路と、前記パルス制御回路の制御に応じて前記
スイッチング素子を駆動するスイッチング素子駆動回路
とを具備している。
【0015】前記第2の電圧検出回路は、第1の抵抗と
第2の抵抗と反転増幅回路とから構成されており、前記
第1の整流回路の出力に前記第1の抵抗と前記第2の抵
抗とが直列に接続され、前記第1の抵抗と前記第2の抵
抗との接続点が前記反転増幅回路の入力に接続され、前
記反転増幅回路の出力は前記電圧比較器の負(−)入力
に接続されている。ここで、前記第1の抵抗の抵抗値が
R1、前記第2の抵抗の抵抗値がR2、前記反転増幅回
路の利得が−A、前記直流入力電圧がVi、前記反転増
幅回路の出力電圧がVth、前記反転増幅回路の基準電圧
がVth(max)、前記直流入力電圧の変化量がΔViの場
合、 Vth(max)=A×(2Vi+ΔVi)×R2/(R1+
R2) の関係を満たすことが好ましい。
【0016】前記電圧比較器によって前記直流入力電圧
に応じて変化する前記第2の電圧検出回路の出力電圧と
前記電流検出回路の出力電圧とを比較し、前記電流検出
回路の出力電圧が前記第2の電圧検出回路の出力電圧よ
り高くなった時は前記パルス信号の出力を停止させ、前
記スイッチング素子を非導通とすることで、前記スイッ
チング素子に流れる電流を制限する。
【0017】前記直流入力電圧と前記スイッチング素子
に流れる電流の制限値との積が略一定となるように、前
記直流入力電圧の変化に応じ、前記第2の電圧検出回路
の出力電圧が変化する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、交流入力電力を直流出
力電力に変換するスイッチングレギュレータ方式の電力
変換回路(AC/DCコンバータ)であり、直流入力電
圧が変化しても直流入力電力が略一定となるように、直
流入力電圧に応じてスイッチング素子に流れる電流の制
限値を変化させる機能を有することを特徴とする。
【0019】図1は、本発明の実施の形態に係る電力変
換回路の図を示している。
【0020】まず、本発明の実施の形態に係るスイッチ
ングレギュレータ方式の電力変換回路の構成について説
明する。
【0021】本発明の電力変換回路は、電力変換トラン
ス14の1次巻線14aの一端に接続し交流入力電圧を
直流入力電圧に変換する第1の整流回路と、電力変換ト
ランス14の1次巻線14aの他端に接続し第1の整流
回路からの直流入力電圧に応じてスイッチングするスイ
ッチング素子(例えばFET:Field Effect Transisto
r)15と、電力変換トランス14の2次巻線14bに
接続する第2の整流回路と、この第2の整流回路内で生
成される電圧を検出する第1の電圧検出回路21と、こ
の第1の電圧検出回路21の検出結果に応じて発振器1
8の出力のパルス幅を制御するパルス幅制御回路19
と、第1の整流回路からの直流入力電圧を検出する第2
の電圧検出回路と、スイッチング素子15に流れる電流
を検出する電流検出回路(例えば抵抗Rs)16と、第
2の電圧検出回路の出力電圧と電流検出回路16の出力
電圧とを比較する電圧比較器28と、この電圧比較器2
8の出力に応じてパルス幅制御回路19から供給される
パルス信号の出力を制御するパルス制御回路20と、こ
のパルス制御回路20の制御に応じてスイッチング素子
15を駆動するスイッチング素子駆動回路17とを具備
している。
【0022】前記第1の整流回路は、整流器12と平滑
容量1とから構成されている。具体的には、1対の端子
からなる交流入力端子11が、ブリッジ接続された4個
のダイオードで構成される整流器12の1対の入力端子
に接続される。この整流器12の出力端子の1対のうち
の一方は1次側グランド(以下GNDと称す)13に接
続され、他方は電力変換トランス14の1次巻線14a
の一端に接続される。さらに、整流器12の出力端子の
両端に平滑容量1の両端が接続される。
【0023】前記第2の整流回路は、出力整流平滑部2
2と、平滑容量2と、平滑コイル24と、平滑容量3と
から構成されている。具体的には、電力変換トランス1
4の2次巻線14bの一端が出力整流平滑部(例えば整
流ダイオード)22の入力に接続され、電力変換トラン
ス14の2次巻線14bの他端は2次側GND23に接
続される。出力整流平滑部22の出力と2次側GND2
3との間には、平滑容量2と、この平滑容量2に直列接
続する平滑コイル24と、平滑容量2に並列接続する平
滑容量3とが接続される。さらに、出力整流平滑部22
の出力は第1の電圧検出回路21の入力に接続される。
また、平滑容量3の両端に直流出力端子25が接続され
る。
【0024】前記第2の電圧検出回路は、抵抗1と抵抗
2と反転増幅回路27とから構成されている。具体的に
は、第1の整流回路の直流入力電圧を出力する出力と1
次側GND26との間に抵抗1と抵抗2とが直列に接続
され、この抵抗1と抵抗2との接続点が反転増幅回路2
7の入力に接続される。この反転増幅回路27の出力は
電圧比較器28の負(−)入力に接続される。この電圧
比較器28の正(+)入力はスイッチング素子15であ
るFETのソースと電流検出回路16との接続点に接続
され、電圧比較器28の出力はパルス制御回路20の入
力に接続される。なお、反転増幅回路27には基準電圧
Vth(max)が接続される。
【0025】また、電力変換トランス14の1次巻線1
4aの他端にはスイッチング素子15であるFETのド
レインが接続される。このFETのソースと1次側GN
D29との間に電流検出回路16である抵抗Rsが接続
され、FETのゲートにはスイッチング素子駆動回路1
7の出力が接続される。このスイッチング素子駆動回路
17の入力には、発振器18の出力がパルス幅制御回路
19とパルス制御回路20とを介して接続される。パル
ス幅制御回路19の他方の入力には、電力変換トランス
14の2次巻線14b側で生成される電圧を検出する第
1の電圧検出回路21の出力が接続される。
【0026】次に、本発明の実施の形態に係る電力変換
回路のスイッチング動作について説明する。
【0027】まず、交流入力端子11から入力された交
流入力電圧が整流器12で全波整流され、整流器12か
ら出力される。この全波整流された交流入力電圧は平滑
容量1で一度直流入力電圧Viに平滑化され、この平滑
化された直流入力電圧Viは電力変換トランス14の1
次巻線14aへ供給される。この供給された直流入力電
圧Viの電力は、スイッチング素子駆動回路17による
電力変換作用により電力変換トランス14の2次巻線1
4bへ供給される。例えば、電力変換作用により、スイ
ッチング素子15であるFETが導通している時には電
力変換トランス14の1次巻線14aにエネルギーが蓄
えられ、FETが遮断している時には電力変換トランス
14の1次巻線14aに蓄えられたエネルギーが電力変
換トランス14の2次巻線14bへ供給される。この供
給された電圧はパルスであるので、出力整流平滑部22
と平滑容量2と平滑コイル24と平滑容量3とで整流平
滑が行われる。その結果、直流出力端子25から平滑化
された直流出力が得られる。
【0028】また、電力変換トランス14の2次巻線1
4bの出力電圧は、出力整流平滑部22により整流平滑
された後、第1の電圧検出回路21に供給される。この
第1の電圧検出回路21の出力はパルス幅制御回路19
に供給される。このパルス幅制御回路19によって、例
えば、電力変換トランス14の2次巻線14bの出力電
圧が高い場合はパルス幅が狭くされ、電力変換トランス
14の2次巻線14bの出力電圧が低い場合はパルス幅
が広くされる。このように、電力変換トランス14の2
次巻線14bの出力電圧の変動に応じて、パルス幅制御
回路19によりパルス幅を変化させている。
【0029】また、電流検出回路16の抵抗Rsの端部
には、スイッチング素子15であるFETが導通した時
に流れる電流Id(max)に比例した電圧が発生する。こ
の電圧が電圧比較器28の正(+)入力に供給され、こ
の正(+)入力の電圧と電圧比較器28の負(−)入力
の比較電圧Vthとが電圧比較器28で比較される。その
結果、電圧比較器28の正(+)入力の電圧が負(−)
入力の比較電圧Vthより高くなった時は、パルス制御回
路20によりパルス出力を停止させ、スイッチング素子
駆動回路17によりFETの導通を停止させることによ
り、FETに流れる電流が制限される。このように、F
ETに流れる電流制限値は、電圧比較器28の負(−)
入力の比較電圧Vthの値で決定されている。
【0030】この電圧比較器28の負(−)入力の比較
電圧Vthは、従来のような固定電圧ではなく、抵抗1と
抵抗2と反転増幅回路27とで構成される第2の電圧検
出回路によって変動する。つまり、第1の整流回路から
出力された直流入力電圧Viは、抵抗1と抵抗2で分圧
された後、A倍の利得を持つ反転増幅回路27で増幅さ
れて電圧比較器28の負(−)入力に供給される。な
お、反転増幅回路27の基準電圧Vth(max)は最大電
圧となっており、この基準電圧Vth(max)を超えない
範囲で、直流入力電圧Viの変化に応じて変化する電圧
Vthが反転増幅回路27から出力される。
【0031】図2(a)は第2の電圧検出回路を示し、
図2(b)は直流入力電圧Viと反転増幅回路27の出
力電圧Vthとの関係を示している。
【0032】図2(a)に示すように、第2の電圧検出
回路において、抵抗1の抵抗値がR1、抵抗2の抵抗値
がR2、反転増幅回路27の利得が−A、直流入力電圧
がVi、反転増幅回路27の出力電圧がVth、反転増幅
回路の基準電圧がVth(max)の場合、以下の式(3)
が成り立つ。
【0033】 Vth=Vth(max)−A×Vi×R2/(R1+R2)…(3) この式(3)は、図2(b)に示すグラフで表される。
図2(b)に示すように、第2の電圧検出回路によれ
ば、例えば、直流入力電圧Viが高くなると負(−)入
力の電圧Vthは低くなり、直流入力電圧Viが低くなる
と反転増幅回路27の出力電圧Vthは高くなる。つま
り、電圧比較器28の負(−)入力には直流入力電圧V
iの変化に応じて変化する電圧Vthが入力されるため、
電圧比較器28の出力は直流入力電圧Viの変化に応じ
て変化する。したがって、直流入力電圧Viの変化に応
じてFETの導通期間を変化させることができる。これ
については、以下に詳細を説明する。
【0034】図3(a)(b)は、本発明の実施の形態
に係る電力変換回路のスイッチング動作を示している。
以下に、図3(a)(b)を用いて本発明の実施の形態
に係る電力変換回路のスイッチング動作の詳細を説明す
る。なお、以下の説明では、パルス信号のパルス幅は変
動しないものとする。
【0035】図3(a)は、直流入力電圧Viが変動す
る前のスイッチング動作を示している。なお、このとき
の電圧比較器28の負(−)入力の電圧はVthとする。
【0036】図3(a)に示すように、まず、パルス幅
制御回路19の出力がローレベルからハイレベルになる
と、電圧比較器28の正(+)入力の電圧が時間的に上
昇し始める。この電圧上昇の傾斜は電力変換トランス1
4の定数により決定される。そして、電圧比較器28の
正(+)入力の電圧が負(−)入力の電圧Vthに達した
時点で、電圧比較器28の出力の作用によってパルス制
御回路20の出力がハイレベルからローレベルになる。
このパルス制御回路20の出力は、パルス幅制御回路1
9の出力がローレベルからハイレベルになる時点で、同
様にローレベルからハイレベルになる。
【0037】このようなスイッチング制御によって、ス
イッチング素子15には、電圧比較器28の正(+)入
力の電圧が上昇し始めてから負(−)入力の電圧Vthに
達するまで、電流が流れる。つまり、この期間がスイッ
チング素子15の導通期間Tとなる。この場合、スイッ
チング素子15に流れる電流の最大値である電流制限値
Id(max)は、以下の式(4)で表される。
【0038】 電流制限値Id(max)=負(−)入力の電圧Vth/抵抗Rs…(4) つまり、式(4)に示すように、負(−)入力の電圧V
thが決定すると、電流制限値Id(max)が決定され、即
ちスイッチング素子15の導通期間Tが決定される。
【0039】図3(b)は、直流入力電圧Viが変動し
た後のスイッチング動作を示している。なお、このとき
の電圧比較器28の負(−)入力の電圧は、直流入力電
圧Viが変動したことによりVthからVth’に変化した
とする。
【0040】図3(b)に示すように、まず、パルス幅
制御回路19の出力がローレベルからハイレベルになる
と、電圧比較器28の正(+)入力の電圧が時間的に上
昇し始める。そして、電圧比較器28の正(+)入力の
電圧が負(−)入力の電圧Vth’に達した時点で、電圧
比較器28の出力の作用によってパルス制御回路20の
出力がハイレベルからローレベルになる。このパルス制
御回路20の出力は、パルス幅制御回路19の出力がロ
ーレベルからハイレベルになる時点で、同様にローレベ
ルからハイレベルになる。
【0041】このようなスイッチング制御によって、ス
イッチング素子15には、電圧比較器28の正(+)入
力の電圧が上昇し始めてから負(−)入力の電圧Vth’
に達するまで、電流が流れる。つまり、この期間がスイ
ッチング素子15の導通期間T’となる。この場合、ス
イッチング素子15に流れる電流の最大値である電流制
限値Id’(max)は、以下の式(5)で表される。
【0042】 電流制限値Id’(max)=負(−)入力の電圧Vth’/抵抗Rs…(5) つまり、直流入力電圧Viが変動する前と後とでは、負
(−)入力の電圧がVthからVth’に変化することによ
って、電流制限値もId(max)からId’(max)に変化
する。したがって、本発明による電力変換回路では、直
流入力電圧Viの変化によって、スイッチング素子15
の導通期間もTからT’に変化する。
【0043】ところで、直流入力電力は以下の式(6)
で表される。
【0044】 直流入力電力=直流入力電圧Vi×電流制限値Id(max) =直流入力電圧Vi×{負(−)入力の電圧Vth/抵抗Rs}… (6) 上述するように、直流入力電圧Viが高くなると負
(−)入力の電圧Vthは低くなる(図2(b)参照)。
つまり、直流入力電圧Viが変動しても、電流制限値Id
(max)が、直流入力電圧Viの変動を打ち消すように変
化することにより、直流入力電力を略一定にすることが
可能である。
【0045】なお、直流入力電力を略一定にするにあた
り、第2の電圧検出回路を構成する各素子の数値は、所
定の条件を満たす必要がある。この条件について以下に
説明する。
【0046】まず、上記式(3)、式(4)により、以
下の式(7)が成り立つ。
【0047】 Id(max)=[Vth(max)−A×Vi×R2/(R1+R2)]/Rs…(7 ) よって、入力電力をPiとすると、以下の式(8)が成
り立つ。
【0048】 Pi=Vi×Id(max) =Vi×[Vth(max)−A×Vi×R2/(R1+R2)]/Rs…(8) ここで、直流入力電圧の変化範囲がViからVi+ΔVi
の間とすると、Vi+ΔViでの入力電力Pi’は以下の
式(9)となる。
【0049】 Pi’=(Vi+ΔVi)×[Vth(max)−A×(Vi+ΔVi)×R2/(R1 +R2)]/Rs…(9) ViからVi+ΔViの範囲の電力が一定となる条件は、 Pi=Pi’…(10) であるから、式(10)に式(8)と式(9)を代入し
て整理すると、以下の式(11)が得られる。
【0050】 Vth(max)=A×(2Vi+ΔVi)×R2/(R1+R2)…(11) つまり、第2の電圧検出回路の各素子が式(11)の条
件を満たす数値であれば、直流入力電圧Viが変化して
も入力電力を一定にすることができる。
【0051】このように、抵抗1と抵抗2及び反転増幅
回路27の利得Aを最適値に選ぶことで、直流入力電圧
Viが変化しても、直流入力電圧ViとFETにおける電
流制限値との積が一定となるように、直流入力電圧Vi
の変化に応じて負(−)入力の電圧Vthを変化させるこ
とができる。つまり、直流入力電圧Viが変化しても入
力電力を一定に制御することができる。そして、最終的
には、交流入力電圧が変化しても入力電力を一定にする
ことができる。
【0052】上記本発明の実施の形態によれば、電力変
換回路に、抵抗1と抵抗2と反転増幅回路27とからな
る第2の電圧検出回路が設けられている。この第2の電
圧検出回路により、電圧比較器28の負(−)入力には
直流入力電圧Viの変化に応じた電圧Vthが入力され
る。したがって、電圧比較器28の正(+)入力の電圧
が負(−)入力の電圧Vthに達するまでの時間が変化さ
れるため、スイッチング素子15の導通期間も変化され
る。このため、FETに流れる電流の制限値を直流入力
電圧Viの変化に応じて変化させることができる。つま
り、直流入力電圧Viが変化しても、直流入力電圧Viと
FETに流れる電流の制限値との積が略一定となるよう
に、直流入力電圧Viの変化に応じてFETを流れる電
流の制限値を変化させることができる。したがって、直
流入力電圧Viが変化しても、直流入力電力を略一定に
することができる。そして、最終的には、交流入力電圧
が変化しても入力電力を略一定にすることができる。
【0053】また、一般的に、電流検出回路16の抵抗
値Rsは、この抵抗で発生する損失を最低限に抑えるた
めに、出力電力が異なるシステム毎に最適化された値が
設定される。これに対し、本発明では、式(11)に示
すようにRsの値とは無関係に、電力を略一定にする値
(例えばR1、R2)を設定できるので、この値を出力
電力の異なるシステムでも同様に用いることができ、出
力電力の異なるシステムではRsのみを適宜変更するだ
けでよい。
【0054】その他、本発明は、その要旨を逸脱しない
範囲で、種々変形して実施することが可能である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、直
流入力電圧が変化しても直流入力電力を略一定にするこ
とが可能な電力変換回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる電力変換回路を示
す図。
【図2】図2(a)は第2の電圧検出回路を示す図、図
2(b)は直流入力電圧Viと反転増幅回路の出力電圧
Vthとの関係を示す図。
【図3】図3(a)は直流入力電圧Viが変動する前の
スイッチング動作を示す図、図3(b)は直流入力電圧
Viが変動した後のスイッチング動作を示す図。
【図4】従来技術による電力変換回路を示す図。
【図5】従来技術による電力変換回路のスイッチング動
作を示す図。
【符号の説明】
11…交流入力端子、 12…整流器、 13、23、26、29…GND、 14…電力変換トランス、 14a…電力変換トランスの1次巻線、 14b…電力変換トランスの2次巻線、 15…スイッチング素子(FET)、 16…電流検出回路(抵抗)、 17…スイッチング素子駆動回路、 18…発振器、 19…パルス幅制御回路、 20…パルス制御回路、 21…電圧検出回路、 22…出力整流平滑部、 24…平滑コイル、 25…直流出力端子、 27…反転増幅回路、 28…電圧比較器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスの1次巻線の一端に接続し、交
    流入力電圧を直流入力電圧に変換する第1の整流回路
    と、 前記トランスの1次巻線の他端に接続するスイッチング
    素子と、 前記トランスの2次巻線に接続する第2の整流回路と、 前記第2の整流回路で生成される電圧を検出する第1の
    電圧検出回路と、 前記第1の電圧検出回路の検出結果に応じてパルス幅が
    制御されたパルス信号を供給するパルス幅制御回路と、 前記スイッチング素子に流れる電流を検出する電流検出
    回路と、 前記電流検出回路の出力が一方の入力に供給され、他方
    の入力に供給される比較電圧と比較する電圧比較器と、 前記第1の整流回路からの前記直流入力電圧に応じて変
    化する出力電圧を生成し、前記電圧比較器の他方の入力
    に前記比較電圧として供給する第2の電圧検出回路と、 前記電圧比較器の出力に応じて前記パルス幅制御回路か
    ら供給されるパルス信号の出力を制御するパルス制御回
    路と、 前記パルス制御回路の制御に応じて前記スイッチング素
    子を駆動するスイッチング素子駆動回路とを具備するこ
    とを特徴とする電力変換回路。
  2. 【請求項2】 前記第2の電圧検出回路は、第1の抵抗
    と第2の抵抗と反転増幅回路とから構成されており、 前記第1の整流回路の出力に前記第1の抵抗と前記第2
    の抵抗とが直列に接続され、前記第1の抵抗と前記第2
    の抵抗との接続点が前記反転増幅回路の入力に接続さ
    れ、前記反転増幅回路の出力は前記電圧比較器の負
    (−)入力に接続されていることを特徴とする請求項1
    記載の電力変換回路。
  3. 【請求項3】 前記電圧比較器によって前記直流入力電
    圧に応じて変化する前記第2の電圧検出回路の出力電圧
    と前記電流検出回路の出力電圧とを比較し、前記電流検
    出回路の出力電圧が前記第2の電圧検出回路の出力電圧
    より高くなった時は前記パルス信号の出力を停止させ、
    前記スイッチング素子を非導通とすることで、前記スイ
    ッチング素子に流れる電流を制限することを特徴とする
    請求項1記載の電力変換回路。
  4. 【請求項4】 前記直流入力電圧と前記スイッチング素
    子に流れる電流の制限値との積が略一定となるように、
    前記直流入力電圧の変化に応じ、前記第2の電圧検出回
    路の出力電圧が変化することを特徴とする請求項1記載
    の電力変換回路。
  5. 【請求項5】 前記第1の抵抗の抵抗値がR1、前記第
    2の抵抗の抵抗値がR2、前記反転増幅回路の利得が−
    A、前記直流入力電圧がVi、前記反転増幅回路の出力
    電圧がVth、前記反転増幅回路の基準電圧がVth(ma
    x)、前記直流入力電圧の変化量がΔViの場合、 Vth(max)=A×(2Vi+ΔVi)×R2/(R1+
    R2) の関係を満たすことを特徴とする請求項2記載の電力変
    換回路。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012130033A3 (zh) * 2011-03-29 2012-11-15 华为技术有限公司 电源装置及调节死区时间的方法
JP2016100958A (ja) * 2014-11-20 2016-05-30 新電元工業株式会社 制御回路
JP2016152736A (ja) * 2015-02-19 2016-08-22 株式会社リコー インバータ装置
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JP2017192205A (ja) * 2016-04-13 2017-10-19 三菱電機株式会社 電力変換装置

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