JP2002135602A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2002135602A
JP2002135602A JP2000324078A JP2000324078A JP2002135602A JP 2002135602 A JP2002135602 A JP 2002135602A JP 2000324078 A JP2000324078 A JP 2000324078A JP 2000324078 A JP2000324078 A JP 2000324078A JP 2002135602 A JP2002135602 A JP 2002135602A
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俊彰 鴻江
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芳明 手塚
Satoshi Suzuki
聡 鈴木
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高田  誠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 親展ボックスに格納された画像データに対し
て所望の処理を自動的に行なうことができようにする。 【解決手段】 親展ボックス毎に格納された画像データ
に対する処理方法を条件付て設定できる指示書を有する
親展ボックステーブルを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信機能を有す
る通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置として、親展通
信機能を備えたものが提供されている。
【0003】このようなファクシミリ装置においては、
画像メモリに、親展通信で受信された受信画像データを
格納するための領域として、複数の親展ボックスが番号
を割り付けられた状態で設けられている。そして、相手
先のファクシミリ装置から親展用の画像データが送信さ
れてきたとき、この画像データは、画像メモリの所定番
号の親展ボックスに格納され、その後、受信側で親展ボ
ックス番号の指定およびパスワードの入力に基づいて、
指定された番号の親展ボックスに格納されている画像デ
ータを閲覧できるようになっている。
【0004】また、ファクシミリ装置をLANに接続し
てLAN上に接続された端末とのデータ通信を可能とし
た場合、当該ファクシミリ装置が受信した画像データを
受け取る相手に対する着信通知制御を、メールやレポー
ト排出により行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、親展通
信機能を備えた従来のファクシミリ装置においては、ユ
ーザは、当該ファクシミリ装置からのメールやレポート
排出による着信通知によって親展ボックスに画像データ
が格納されたことを知ることはできるが、その画像デー
タに対する処理(プリント出力、ファックス/メール転
送等)は、その都度指示する必要があった。
【0006】また、画像データを受信したファクシミリ
装置は、受信側に対する着信通知は行うが、送信側に対
する着信通知は行なわないため、受信した画像データが
取り出されたかどうかを送信側で知ることができず、急
ぎの連絡の場合には、結局他の手段を用いて受信を確認
しなくてはならない。
【0007】そこで、この発明は、親展ボックスに入っ
た画像データを処理する方法を予め登録しておき、親展
ボックスに画像データが格納された際に自動的にそれを
実行することで、ユーザがその都度受信画像データに対
する処理を指示しなければならないという煩わしさを解
消することを目的とする。
【0008】また、この発明は、親展ボックスに格納さ
れた画像データのステータスを管理し、かつ、このステ
ータスを送信側に通知する手段を持つことで、画像デー
タが受信側で取り出されたか否かを送信側で知ることが
できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この発明は、少なくとも1つのデータボックスを
有し、データを該データボックスに振り分けて格納する
機能を有する通信端末装置において、データが前記通信
端末装置のデータボックスに格納された際に該データに
対して行なうべき処理を示すコマンドをデータボックス
毎に設定するコマンド設定手段と、前記コマンドに基づ
く処理を当該データボックスにデータが格納される毎に
実行するコマンド実行手段とを具備することを特徴とす
る。
【0010】ここで、上記のデータは、ファックス画面
からのスキャナを使用してとり込んだデータ、スキャナ
画面からとり込んだデータ、DTMFを含む通信によっ
て受信したデータ等がある。
【0011】また、前記コマンドは、前記データボック
スにデータが格納されたことを通知する格納通知処理、
前記データボックスに格納されたデータに対する処理、
前記データボックスのステータスを通知または表示する
ステータス通知処理、前記データボックスのステータス
を記憶、更新して、ステータス取り出し要求を受けた際
には当該記憶した動作ステータスを読み出して表示若し
くは返信するステータス記憶更新処理の少なくとも1つ
の処理を指示することを特徴とする。
【0012】また、前記コマンド設定手段は、前記通信
端末装置が具備する操作パネル、または、外部装置から
の指示に基づき前記コマンドを設定することを特徴とす
る。
【0013】また、前記コマンド実行手段は、前記デー
タボックスにデータが格納されたときに自動的に起動し
て前記コマンドの処理を実行する、または、ユーザから
の処理要求を受けたときに起動して前記コマンドの処理
を実行することを特徴とする。
【0014】なお、前記コマンド実行手段は、前記デー
タボックスに格納されたデータに対する処理が実行でき
なかった場合は、当該処理を自動的に所定回数だけ繰り
返して再実行し、このとき、前記所定回数の処理にもか
かわらず処理できなかったデータは、前記データボック
スに保存する。
【0015】また、前記コマンド実行手段は、動作中ま
たは待機中のジョブが存在するときに前記コマンド設定
手段によって前記コマンドの内容が変更された場合は、
当該ジョブの動作または待機を一旦中断し、変更後の前
記コマンドの内容に基づいて当該ジョブを自動的に再開
することを特徴とする。
【0016】また、前記コマンド実行手段は前記データ
ボックスに格納されている複数のデータに対する同時処
理を実行することを特徴とする。
【0017】また、前記コマンド実行手段は、前記デー
タボックスに格納されているデータに対する個別処理を
実行することを特徴とする。
【0018】また、前記コマンド設定手段は、前記コマ
ンド実行手段を自動的に起動するための起動条件を設定
することを特徴とする。
【0019】なお、前記起動条件は、所定の時刻、若し
くは前記データボックスにデータが蓄積されてからの経
過時間で定義されることを特徴とする。
【0020】すなわち、前記起動条件は、前記通信端末
装置が行なう処理毎に設定された所定の期間帯で定義さ
れることを特徴とする。
【0021】また、前記コマンドに基づく処理を中断す
るコマンド処理中断手段を更に具備することを特徴とす
る。
【0022】また、前記コマンド処理中断手段は、前記
コマンド実行手段により実行された動作中のジョブまた
は待機中のジョブを停止することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる通信端末
装置の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明す
る。
【0024】なお、この発明に係る通信端末装置の一例
として、親展通信機能を有するファクシミリ装置につい
て説明する。
【0025】図1は、この発明に係わるファクシミリ装
置の全体構成を示すものである。
【0026】図1において、CPU1は、ファクシミリ
装置全体の各種制御処理を行うものであり、RAM2
は、CPU1のワークエリアとして使用される。
【0027】なお、CPU1が実行する制御処理プログ
ラム、および制御処理プログラムを実行するときに必要
な各種データ等は、システム制御部8に記憶されてい
る。
【0028】操作表示装置3は、このファクシミリ装置
を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各
種の表示器からなる。また、読取装置4は、所定の解像
度で送信原稿画像を読み取るためのものであり、印字装
置5は、所定の解像度で画像を記録出力するためのもの
である。
【0029】画像処理装置6は、画信号を符号化圧縮す
るとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号
に復号化伸張するためのものであり、画像蓄積装置7
は、符号化圧縮された状態の画像データを多数記憶し、
後述する親展ボックス機能を実現するためのものであ
る。
【0030】通信制御部9は、デジタル網に適した通信
を制御するためのプログラムを格納したROMであり、
通信制御部10は、アナログ網に適した通信を制御する
ためのプログラムを格納したROMである。また、デジ
タル網制御装置11は、デジタル網へ接続するためのも
ので、アナログ網制御装置13は、自動発着信機能を有
しアナログ公衆網へ接続するためのものである。モデム
12は低速モードと高速モードとを備え、回線切り替え
制御装置15は、複数の外部回線インタフェースと複数
の内部通信回路を接続する。
【0031】さらに、LAN網制御部16は、例えばT
CP/IP等のLAN網に適した通信を制御するための
プログラムを格納したROMで、LAN網接続制御装置
17によってこのファクシミリ装置はLAN網へ接続さ
れる。
【0032】上記したこのファクシミリ装置の各構成要
素は、それぞれシステムバス14に接続され、これら各
要素間でのデータのやりとりは、主としてこのシステム
バス14を介して行われている。
【0033】また、このファクシミリ装置には、その画
像蓄積装置7を利用して複数の親展ボックスが設けられ
ており、各々の親展ボックスへの画像データの蓄積など
を管理するために、親展ボックステーブルが作成され
る。
【0034】ユーザがこのファクシミリ装置に親展ボッ
クスを開設するときには、「ファクシミリ装置本体の操
作表示装置」、「LANに接続されたPC等の他の端末
装置」、「電話回線により接続された遠隔ファクシミリ
装置」といった手段を用いることができる。
【0035】また、親展ボックスは複数開設することが
可能で、「ファックス受信」、「スキャン蓄積」、「e
メール受信」といった手段によって親展ボックス毎に画
像データを格納することができ、さらに、1つのボック
スに対して複数の画像データを格納することができる。
【0036】ここで、親展ボックスには、格納された画
像データをどのように処理するかを指示する指示書を登
録することができ、受信された画像データは、格納され
た親展ボックスに設定されている指示書に従って処理さ
れる。
【0037】この指示書には「FAX転送」、「eメー
ル転送」、「プリント」、「保存のみ」といった複数の
処理動作を設定することができ、また、設定した処理動
作の起動条件を登録することもできる。
【0038】以下に、親展ボックスを開設して指示書を
登録する手順と、その設定内容について、例を示す。
【0039】1.ユーザは操作表示装置3より「親展ボ
ックス登録」ボタンを押下し、親展ボックス登録画面に
入る。
【0040】2.開設されていない親展ボックスの番号
を入力すると、ボックスの情報を入力するための画面に
切り替わり、この親展ボックスの識別情報として「利用
者名」および「パスワード」を入力することで、この親
展ボックスが開設される。
【0041】3.親展ボックス登録画面内の「格納通知
登録」ボタンを押下することにより、データ格納時の格
納通知の方法を登録する。格納通知方法は、「格納レポ
ート排出」、「格納通知メールの転送」、「格納通知せ
ず」を選択して登録でき、「格納通知メールの転送」が
指示された場合は、その転送先をeメールアドレスで登
録する必要がある。この格納通知方法の登録により、ボ
ックスに画像データが格納されたことを受信者または送
信者に通知することができる。
【0042】4.親展ボックス登録画面内の指示書登録
ボタンを押下することにより、指示書の登録を行うこと
ができる。指示書には、まず、画像データの処理動作の
登録を行う。この処理動作は、「FAX転送」、「eメ
ール転送」、「プリント」を選択して登録でき、登録が
ない場合には保存のみが行われる。特に、処理動作とし
て「FAX転送」または「eメール転送」が指示された
場合は、その転送先をFAX番号またはeメールアドレ
スで登録する必要がある。
【0043】5.処理動作を起動させるための条件とし
て、「即起動」、「遅延起動」、「時刻起動」、「時間
帯起動」、「起動せず」を選択して登録する。
【0044】6.親展ボックス登録画面内の「ステータ
ス記憶」ボタンを押下することによって、親展ボックス
へのアクセスまたは格納された画像データの動作ステー
タスを記憶するか否かを設定する。例えば、親展ボック
スの場合、機密文書を扱うこともあるため、その情報を
通信ログ等に載せたくない場合、「記憶しない」を選択
することでその情報は登録されない。また、「記憶す
る」が設定された場合、親展ボックスのステータス変化
や指示書動作の実行結果を通知することが可能となり、
その通知方法や通知条件を、上記手順3および4と同様
に登録することができる。通知方法として「FAX通
知」若しくは「eメール通知」が指示された場合は、そ
の通知先をFAX番号またはeメールアドレスで登録す
る必要がある。
【0045】7.上記の登録を「ネットワークに接続さ
れた他の端末」や「電話回線により接続された遠隔FA
X」で行う場合、上記の設定パラメータを制御信号とし
て端末機に送信し、端末機側がこれを解読して設定が行
われるものとする。
【0046】上記の親展ボックス登録手順により設定さ
れた指示書は親展ボックステーブルによって管理され
る。
【0047】図2は、この親展ボックステーブルの一例
を示したものである。
【0048】図2のような設定が行われた場合のファク
シミリ装置の動作を以下に説明する。
【0049】(ボックス番号1)画像データが格納され
ると、eメールでその旨が受信者に通知され、画像デー
タは常時保存される。18時になった時点で保存されて
いた画像データが一括して受信者にeメール転送され
る。格納履歴や親展ボックスのステータス情報は一切登
録されない。
【0050】(ボックス番号2)画像データが格納され
ると、画像データそのものがeメールにより転送され
る。なお、その転送先は時間帯により異なり、17時か
ら8時までは「Fuji-Hanako@jitaku.ne.jp」に、8時か
ら17時までは「Fuji-Hanako@fujixerox.co.jp」に転
送される。また、画像データが格納または転送されたと
いう状態の変化は、ステータス変化として登録され、送
信者が当該画像データをこの親展ボックスに送信した手
段と同じ手段(FAXまたはeメール)で送信者側に通
知される。
【0051】(ボックス番号n−1)格納された画像デ
ータは、8時から17時までの間はその都度プリント出
力され、その時間帯以外はこの親展ボックスに保存され
る。また、画像データが格納およびプリント出力された
旨のeメールが、受信者に常時転送される。
【0052】図3は、この発明に係る親展ボックス機能
を実現するためのソフトウエア構成の一例を示したもの
である。
【0053】開始管理タスクは、指示書が設定されてい
る全ての親展ボックスについて、各々の指示書に設定さ
れている開始条件を走査し、一致した条件に対応する実
行タスク群を生成、起動する。
【0054】終了管理タスクは、動作が終了した実行タ
スクの状態を検査し、その終了状態を記録するととも
に、終了状態に合わせてステータス通知タスクへの通知
や、当該実行タスクの再起動等を行う。
【0055】中断管理タスクは、ユーザや指示書更新管
理タスク等からの実行タスク中断要求を受け、当該実行
タスクに対して中断処理を行うとともに、実行タスクか
らの応答を監視して、タイムアウト処理を行う。
【0056】指示書更新管理タスクは、指示書の設定内
容の更新を監視し、更新が行われた場合、中断管理タス
クに対して当該実行タスクの中断要求を行う。
【0057】ステータス通知タスクは、実行タスク群か
らステータス変化通知を受け、指示書の設定内容と照ら
し合わせ、ユーザに対して適正な手段でステータス通知
を行う。また、ユーザからのステータス読み出し要求に
対してもステータス通知を行う。
【0058】実行タスクは、開始管理タスクにより生成
され、親展ボックステーブルに設定されている指示書に
基づいて、格納画像データに対する処理を実行する。な
お、1つまたは複数の実行タスクが同時に処理される。
【0059】図4乃至図9は、上記の各タスクの動作の
流れを説明するフローチャートである。
【0060】図4は、開始管理タスクの動作の流れを示
すフローチャートである。
【0061】開始管理タスクは、親展ボックステーブル
に記載された起動条件および詳細条件を走査し(ステッ
プ101)、起動条件および詳細条件が合致したとき
(ステップ102でYES)これに該当する指示書を取
得し(ステップ103)、起動が可能であれば(ステッ
プ106でYES)、それに該当する実行タスクを生成
・起動する(ステップ107)。また、親展ボックステ
ーブルに記載された起動条件および詳細条件が合致しな
くても(ステップ102でNO)、ユーザが特定の指示
書に対して起動を指示した場合(ステップ104でYE
S)、指定された指示書を取得し(ステップ105)、
これに該当する実効タスクを生成・起動する(ステップ
107)。
【0062】図5は、終了管理タスクの動作の流れを示
すフローチャートである。
【0063】終了管理タスクは、実行タスクから終了通
知を受けると(ステップ202でYES)、終了した実
行タスクの終了要因を調べ(ステップ203)、その要
因に応じて終了処理を行う。正常終了やユーザによる中
断の場合は、処理結果を記録し(ステップ204)、こ
れを通知する(ステップ211)。実行タスクが異常終
了した場合は、リトライカウンタが予め定められた上限
に達するまで当該実行タスクを再起動する(ステップ2
06でNO)。リトライカウンタが上限に達した場合
(ステップ206でYES)、当該画像データを親展ボ
ックスに保存し(ステップ207)、当該実行タスクの
処理の失敗理由を、親展ボックス、指示書、処理内容を
特定して記憶する(ステップ208)。指示書更新が原
因で実行タスクが終了している場合には、その旨を記録
して(ステップ209)、当該実行タスクを再起動する
(ステップ210)。
【0064】図6は、中断処理タスクの動作の流れを示
すフローチャートである。
【0065】中断管理タスクは、実行タスクに対する中
断要求を受け取ると(ステップ302でYES)、対象
となる親展ボックス、指示書、画像データを特定して
(ステップ303)、当該実行タスクに対して中断処理
要求を発行する(ステップ304)。なお、実行タスク
がハングアップしている等の事態に対応するため、中断
までのタイムアウトを検出して(ステップ305)中断
を監視する(ステップ306)。中断が完了したら(ス
テップ306でYES)、中断結果を記録して(ステッ
プ307)、通知する(ステップ309)。実行タスク
の中断がタイムアウトした場合(ステップ305でYE
S)、その旨を通知する(ステップ309)。
【0066】図7は、指示書更新管理タスクの動作の流
れを示すフローチャートである。
【0067】指示書更新管理タスクは、ユーザによる指
示書の更新の有無をチェックし(ステップ401)、起
動中の実行タスクに対応する指示が更新された場合(ス
テップ402でYES)、この実行タスクを中断すべ
く、中断管理タスクに対して中断要求を発行する(ステ
ップ403)。
【0068】図8は、ステータス通知タスクの動作の流
れを示すフローチャートである。
【0069】ステータス通知タスクは、実行タスク群の
ステータス変化を検知し(ステップ501)、ステータ
スに変化があれば(ステップ502でYES)、当該実
行タスクのステータス変化の内容を取得し(ステップ5
03)、対応する指示書に設定されている通知すべきス
テータス変化と照らし合わせて(ステップ504)、当
該ステータス変化の内容と指示書に設定されている通知
すべきステータス変化とが一致した場合、若しくはユー
ザからのステータス通知要求があった場合(ステップ5
05)、実行タスクのステータスを通知する(ステップ
506)。
【0070】図9は、実行タスクの動作の流れを示すフ
ローチャートである。
【0071】実行タスクは、開始管理タスクによって生
成・起動され、指示書に基づいた実際の処理(転送、蓄
積等)を行う(ステップ601)。処理の過程でステー
タス変化が起きた場合(ステップ602でYES)、状
態通知タスクへその変化内容を通知する(ステップ60
5)。なお、当該ステータス変化が、親展ボックステー
ブルに記録対象のステータス変化として設定されている
場合(ステップ603でYES)、これを記録する(ス
テップ694)。指示書に基づく全処理が終了した場合
(ステップ607でYES)は終了処理(ステップ60
8)を行ない、中断要求が検出された場合(ステップ6
06でYES)は中断処理(ステップ609)を行な
い、処理終了に伴うステータス変化を状態通知タスク
へ、終了結果若しくは中断結果を終了管理タスクへ通知
して(ステップ601)、自身は消滅する。
【0072】なお、この発明は、上記のファクシミリ装
置に限ったものではなく、親展通信機能を有する通信端
末装置、通信システム、メールボックス装置、メールサ
ーバ等にも応用できる。例えば、近年、インターネット
を利用したインターネットファクシミリ装置が見うけら
れるが、このような装置においてもこの発明を応用する
ことができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、(1)予め想定される処理内容を親展ボックスに登
録しておき、処理対象となる画像データが親展ボックス
に格納されるだけで自動的に任意の処理を実行すること
ができるので、格納された画像データを取り出すための
ユーザの手間が省ける、(2)送信者および受信者が、
受信画像データの処理ステータスを素早く確認すること
ができる、(3)処理を実行するための条件を定義して
おくことで、ユーザの都合や実用性に合わせた条件処理
が容易に行える、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るファクシミリ装置の構成図であ
る。
【図2】この発明に係る親展ボックステーブルの一例を
示す図である。
【図3】この発明に係る親展通信機能を実現するための
ソフトウエア構成の一例を示す図である。
【図4】開始管理タスクの動作の流れを説明するフロー
チャートである。
【図5】終了管理タスクの動作の流れを説明するフロー
チャートである。
【図6】中断管理タスクの動作の流れを説明するフロー
チャートである。
【図7】指示書更新管理タスクの動作の流れを説明する
フローチャートである。
【図8】状態通知タスクの動作の流れを説明するフロー
チャートである。
【図9】実行タスクの動作の流れを説明するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 操作表示装置 4 読取装置 5 印字装置 6 画像処理装置 7 画像蓄積装置 8 システム制御部 9 通信制御部 10 通信制御部 11 デジタル網制御装置 12 モデム 13 アナログ網制御装置 14 システムバス 15 制御装置 16 網制御部 17 網接続制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 手塚 芳明 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 鈴木 聡 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 高田 誠 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 Fターム(参考) 5C062 AB40 AC36 AC38 AF12 BC03 BC05 5C075 CA15 CD13 CF01 CF04 EE06 EE08

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのデータボックスを有
    し、データを該データボックスに振り分けて格納する機
    能を有する通信端末装置において、 データが前記通信端末装置のデータボックスに格納され
    た際に該データに対して行なうべき処理を示すコマンド
    をデータボックス毎に設定するコマンド設定手段と、 前記コマンドに基づく処理を当該データボックスにデー
    タが格納される毎に実行するコマンド実行手段とを具備
    することを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記コマンドは、 前記データボックスにデータが格納されたことを通知す
    る格納通知処理、 前記データボックスに格納されたデータに対する処理、 前記データボックスのステータスを通知または表示する
    ステータス通知処理、 前記データボックスのステータスを記憶、更新して、ス
    テータス取り出し要求を受けた際には当該記憶した動作
    ステータスを読み出して表示若しくは返信するステータ
    ス記憶更新処理の少なくとも1つの処理を指示すること
    を特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記コマンド設定手段は、 前記通信端末装置が具備する操作パネル、または、外部
    装置からの指示に基づき前記コマンドを設定することを
    特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記コマンド実行手段は、 前記データボックスにデータが格納されたときに自動的
    に起動して前記コマンドの処理を実行することを特徴と
    する請求項1記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記コマンド実行手段は、 ユーザからの処理要求を受けたときに起動して前記コマ
    ンドの処理を実行することを特徴とする請求項1記載の
    通信端末装置。
  6. 【請求項6】 前記コマンド実行手段は、 前記データボックスに格納されたデータに対する処理が
    実行できなかった場合は、当該処理を自動的に所定回数
    だけ繰り返して再実行することを特徴とする請求項4お
    よび5記載の通信端末装置。
  7. 【請求項7】 前記コマンド実行手段は、 前記所定回数の処理にもかかわらず処理できなかったデ
    ータは、前記データボックスに保存することを特徴とす
    る請求項6記載の通信端末装置。
  8. 【請求項8】 前記コマンド実行手段は、 動作中または待機中のジョブが存在するときに前記コマ
    ンド設定手段によって前記コマンドの内容が変更された
    場合は、当該ジョブの動作または待機を一旦中断し、変
    更後の前記コマンドの内容に基づいて当該ジョブを自動
    的に再開することを特徴とする請求項1記載の通信端末
    装置。
  9. 【請求項9】 前記コマンド実行手段は 前記データボックスに格納されている複数のデータに対
    する同時処理を実行することを特徴とする請求項1記載
    の通信端末装置。
  10. 【請求項10】 前記コマンド実行手段は、 前記データボックスに格納されているデータに対する個
    別処理を実行することを特徴とする請求項1記載の通信
    端末装置。
  11. 【請求項11】 前記コマンド設定手段は、 前記コマンド実行手段を自動的に起動するための起動条
    件を設定することを特徴とする請求項1記載の通信端末
    装置。
  12. 【請求項12】 前記起動条件は、 所定の時刻で定義されることを特徴とする請求項11記
    載の通信端末装置。
  13. 【請求項13】 前記起動条件は、 前記データボックスにデータが蓄積されてからの経過時
    間で定義されることを特徴とする請求項11記載の通信
    端末装置。
  14. 【請求項14】 前記起動条件は、 前記通信端末装置が行なう処理毎に設定された所定の期
    間帯で定義されることを特徴とする請求項11記載の通
    信端末装置。
  15. 【請求項15】 前記コマンドに基づく処理を中断する
    コマンド処理中断手段を更に具備することを特徴とする
    請求項1記載の通信端末装置。
  16. 【請求項16】 前記コマンド処理中断手段は、 前記コマンド実行手段により実行された動作中のジョブ
    または待機中のジョブを停止することを特徴とする請求
    項15記載の通信端末装置。
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